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| 王のエクスカリバーを初めとして神造兵装を所有する騎士も複数おり、規格外の戦力となっている。<br/> | | 王のエクスカリバーを初めとして神造兵装を所有する騎士も複数おり、規格外の戦力となっている。<br/> |
| 本来なら西暦以降世界から失われた神秘が残存していたブリテン島は[[ピクト人]]を初めとする外部勢力に飲み込まれてすぐにでも消滅してしまうはずなのだが、そうならなかった理由の一つも彼らの奮戦があったからである。<br/> | | 本来なら西暦以降世界から失われた神秘が残存していたブリテン島は[[ピクト人]]を初めとする外部勢力に飲み込まれてすぐにでも消滅してしまうはずなのだが、そうならなかった理由の一つも彼らの奮戦があったからである。<br/> |
− | また、卑王ヴォーディガーンや魔猫[[フォウ|キャスパリーグ]]、魔猪[[トゥルッフ・トゥルウィス]]のような[[竜種]]や[[幻想種]]もブリテン島には闊歩しているため、それらに対抗する事も円卓の騎士達の業績に数えられる。<br/>
| + | また、卑王[[ヴォーティガーン]]や魔猫[[フォウ|キャスパリーグ]]、魔猪[[トゥルッフ・トゥルウィス]]のような[[竜種]]や[[幻想種]]もブリテン島には闊歩しているため、それらに対抗する事も円卓の騎士達の業績に数えられる。<br/> |
| <br/> | | <br/> |
| とは言うものの、伝承にあるように、[[聖杯]]探索でメンバーを欠き、王とギネヴィアを巡る争いの中で円卓は分裂し、最期にはカムランの戦いで主要メンバーはほぼ失われてしまった。 | | とは言うものの、伝承にあるように、[[聖杯]]探索でメンバーを欠き、王とギネヴィアを巡る争いの中で円卓は分裂し、最期にはカムランの戦いで主要メンバーはほぼ失われてしまった。 |
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| :アグラヴェイン、モードレッド等自分の息のかかった息子達を何人も円卓に送り込み、マーリンを陥れ、カリバーンを失わせる等悪事の限りを尽くす。 | | :アグラヴェイン、モードレッド等自分の息のかかった息子達を何人も円卓に送り込み、マーリンを陥れ、カリバーンを失わせる等悪事の限りを尽くす。 |
| ;[[モルガン (Grand Order)]] | | ;[[モルガン (Grand Order)]] |
− | :[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ|別世界]]におけるモルガン。 | + | :[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ|ブリテン異聞帯]]におけるモルガン。 |
| :実質上は別人だが、その出自には上記のモルガンが深く関わっている。 | | :実質上は別人だが、その出自には上記のモルガンが深く関わっている。 |
| + | :またこちらのモルガンは配下の妖精たちに円卓の騎士の名前を着名させ、「妖精騎士」として支配下に置いている。 |
| ;[[ルキウス・ヒベリウス]] | | ;[[ルキウス・ヒベリウス]] |
| :アーサー・ペンドラゴンの世界において、ブリテンをその手に収めるべく侵略しにきたローマ皇帝。 | | :アーサー・ペンドラゴンの世界において、ブリテンをその手に収めるべく侵略しにきたローマ皇帝。 |
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| ;ペリノア王 | | ;ペリノア王 |
| :別の国の王であり、円卓の外部顧問監督官も勤めている。原典によってはパーシヴァルの父親にあたる場合もある。 | | :別の国の王であり、円卓の外部顧問監督官も勤めている。原典によってはパーシヴァルの父親にあたる場合もある。 |
− | ;[[マーリン]] | + | ;[[マーリン]]、[[マーリン (Grand Order)]] |
− | :宮廷魔術師であり、円卓のアドバイザーも勤めているほか、彼自身も円卓の一名として扱う描写がある。 | + | :宮廷魔術師。円卓のアドバイザーも勤めているほか、彼自身も円卓の一名として扱う描写がある。 |
− | ;[[マーリン (フラグメンツ)]]、[[マーリン (Grand Order)]] | + | ;[[マーリン (フラグメンツ)]]、[[マーリン〔プロトタイプ〕]] |
− | :アルトリアの世界のマーリンは伝承通り男性であるが、アーサーの世界では女性。 | + | :アーサーの世界におけるマーリン。こちらの性別は伝承とは異なり女性である。 |
| ;ギネヴィア | | ;ギネヴィア |
| :アーサー(アルトリア)の妻。彼女とランスロットの不倫が円卓崩壊のきっかけとなってしまった。 | | :アーサー(アルトリア)の妻。彼女とランスロットの不倫が円卓崩壊のきっかけとなってしまった。 |
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| ;[[ラムレイ]] | | ;[[ラムレイ]] |
| :黒馬でアーサー王の愛馬。英霊[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕 (ランサー)]]も騎乗している。 | | :黒馬でアーサー王の愛馬。英霊[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕 (ランサー)]]も騎乗している。 |
− | :[[アルトリア・ペンドラゴン〔サンタオルタ〕]]のそりの名は『ラムレイ二号』である。 | + | :[[アルトリア・ペンドラゴン〔サンタオルタ〕]]のソリの名は『ラムレイ二号』である。 |
| ;[[ドゥン・スタリオン]] | | ;[[ドゥン・スタリオン]] |
| :白馬でアーサー王の愛馬。英霊[[アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕]]も騎乗している。 | | :白馬でアーサー王の愛馬。英霊[[アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕]]も騎乗している。 |
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| ;カヴァス | | ;カヴァス |
| :アーサー王の愛犬。 | | :アーサー王の愛犬。 |
− | :[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕]]は新宿特異点に見つけた犬を『[[カヴァスⅡ世]]』と命名した。 | + | :[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕]]は新宿特異点にて見つけた犬を『[[カヴァスⅡ世]]』と命名した。 |
| ;アネト | | ;アネト |
| :アーサー王の愛犬。 | | :アーサー王の愛犬。 |
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| :『Fate/Grand Order』では彼女の娘が二代目[[ブリトマート]]の名前を持つサーヴァントとして実装されている。また、後に彼女自身もアヴェンジャーとして捻じ曲げられた形だが[[ブリトマート〔オルタ〕]]として登場した。 | | :『Fate/Grand Order』では彼女の娘が二代目[[ブリトマート]]の名前を持つサーヴァントとして実装されている。また、後に彼女自身もアヴェンジャーとして捻じ曲げられた形だが[[ブリトマート〔オルタ〕]]として登場した。 |
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− | <!-- | + | <!--== 関連組織 ==--> |
− | == 関連組織 == | |
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| ==十三拘束== | | ==十三拘束== |
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| ;「是は、精霊との戦いではない」――[[ランスロット]] | | ;「是は、精霊との戦いではない」――[[ランスロット]] |
| ===[[アルトリア・ペンドラゴン]]の約束された勝利の剣の封印=== | | ===[[アルトリア・ペンドラゴン]]の約束された勝利の剣の封印=== |
− | 『心の善い者に振るってはならない』『精霊に振るってはならない』『共に戦う者は勇者でなければならない』等の誓約が複数かけられており、それを破ると魔力放出が削られてしまう。 | + | 『心の善い者に振るってはならない』『精霊に振るってはならない』『共に戦う者は勇者でなければならない』等の誓約が複数かけられており、それを破ると魔力放出が削られてしまう。<br> |
| + | 『Grand Order』では宝具カード選択時に「是は、人理を救う戦いである」とアルトリアは発するが、これも誓約の内に数えられる条件かは不明。 |
| ===[[パーシヴァル]]の光さす運命の槍の封印=== | | ===[[パーシヴァル]]の光さす運命の槍の封印=== |
| 十三拘束のダウンサイズ版ともいえる封印。[[ギャラハッド]]と[[ベイリン]]の二重封印。 | | 十三拘束のダウンサイズ版ともいえる封印。[[ギャラハッド]]と[[ベイリン]]の二重封印。 |
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| *『[[Fate/strange Fake]]』に登場した[[リチャードⅠ世]]の生前の教師だったクレティアン・ド・トロワ曰く「騎士としてはともかく、人間としては多いに問題のあった集団」と非常に辛辣。だが彼がリチャードに騎士達の物語を語り聞かせたことにより、リチャードは円卓の騎士達の大ファンとなってしまった。 | | *『[[Fate/strange Fake]]』に登場した[[リチャードⅠ世]]の生前の教師だったクレティアン・ド・トロワ曰く「騎士としてはともかく、人間としては多いに問題のあった集団」と非常に辛辣。だが彼がリチャードに騎士達の物語を語り聞かせたことにより、リチャードは円卓の騎士達の大ファンとなってしまった。 |
| **なお、クレティアン・ド・トロワは、史実ではブリテン由来の「アーサー王の物語」に、フランス由来の「ローランの歌」に代表される騎士道の要素を加えて脚色し、聖杯探求を物語のテーマに加えて確立し、今ある「円卓の騎士達の物語」の原型を作って広めた非常に重要な人物である。 | | **なお、クレティアン・ド・トロワは、史実ではブリテン由来の「アーサー王の物語」に、フランス由来の「ローランの歌」に代表される騎士道の要素を加えて脚色し、聖杯探求を物語のテーマに加えて確立し、今ある「円卓の騎士達の物語」の原型を作って広めた非常に重要な人物である。 |
− | **Fateシリーズの顔たる女体化アーサー王を始めとしてあまりにも愉快なメンバーの集う円卓の騎士。その全ての元凶たる我らが奈須きのこだが、スーパーロボット大戦の寺田貴信氏との対談の際、円卓が実在するどころかトランス○ォーマーまで在籍していた2017年度の同シリーズ最新作について「自由すぎる」と評していた。お前が(ry | + | **Fateシリーズの顔たる女体化アーサー王を始めとしてあまりにも愉快なメンバーの集う円卓の騎士。その全ての元凶たる我らが奈須きのこだが、スーパーロボット大戦の寺田貴信氏との対談の際、円卓が実在するどころかトランス○ォーマーまで在籍していた2017年度の同シリーズ最新作について「自由すぎる」と評していた。<del>おまいう</del> |
| *[[氷室の天地 Fate/school life]]の「僕の考えた最強の偉人」企画で有名な「サー・ペレアス」が、このキャラの投稿者である成田氏の描く[[Fate/strange Fake]]でアーサー王配下の「はぐれ騎士」として言及されていた等、外伝等では円卓の騎士とされていながら型月においては円卓に名を連ねてない名ありの騎士も存在自体はしており、彼らの伝説なども残っていることが示唆されている。 | | *[[氷室の天地 Fate/school life]]の「僕の考えた最強の偉人」企画で有名な「サー・ペレアス」が、このキャラの投稿者である成田氏の描く[[Fate/strange Fake]]でアーサー王配下の「はぐれ騎士」として言及されていた等、外伝等では円卓の騎士とされていながら型月においては円卓に名を連ねてない名ありの騎士も存在自体はしており、彼らの伝説なども残っていることが示唆されている。 |
− | *『Grand Order』では、ゲーム上のキャラクターの属性としても「円卓の騎士」が存在する。所持者はここに記載がある席次メンバー全員に加え、[[マシュ・キリエライト|マシュ]]、[[グレイ (Grand Order)|グレイ]]、[[マーリン (Grand Order)|マーリン]]、[[アルトリア・キャスター]]、[[レディ・アヴァロン]]、[[謎のヒロインX〔オルタ〕]]/[[謎のアイドルX〔オルタ〕]]、[[妖精騎士ガウェイン]]、[[妖精騎士トリスタン]]、[[妖精騎士ランスロット]](妖精騎士はいずれも第一再臨時のみ)。 | + | *『Grand Order』では、ゲーム上のキャラクターの特性としても「円卓の騎士」が存在する。所持者はここに記載がある席次メンバー全員に加え、ギャラハッドと融合した[[マシュ・キリエライト|マシュ]]、アルトリアの生き写しである[[グレイ (Grand Order)|グレイ]]、[[マーリン (Grand Order)|マーリン]]、ブリテン異聞帯におけるアルトリアの[[アルトリア・キャスター]]、プロトタイプ世界のマーリンである[[レディ・アヴァロン]]、[[謎のヒロインX〔オルタ〕]]/[[謎のアイドルX〔オルタ〕]]、円卓の騎士たちの名前を着名した[[妖精騎士ガウェイン]]、[[妖精騎士トリスタン]]、[[妖精騎士ランスロット]](妖精騎士はいずれも第一再臨時のみ)。 |
| **アルトリア系はキャスターを含めて全員この特性を持っているし、謎のヒロインXオルタもこの属性を持っているが、何故か[[謎のヒロインX]]系のみこの属性を持っていない。 | | **アルトリア系はキャスターを含めて全員この特性を持っているし、謎のヒロインXオルタもこの属性を持っているが、何故か[[謎のヒロインX]]系のみこの属性を持っていない。 |
| + | ***謎のヒロインXオルタは「ダーク・ラウンズ」という[[サーヴァントユニヴァース|ユニヴァース]]世界の円卓の騎士が多数所属していた組織の一員であったため、「円卓の騎士」特性が付与されている可能性がある。 |
| + | *[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ]]には円卓軍という組織が登場しているが、こちらは「王の下に集った騎士たちの集団」ではなく「女王モルガンに対抗するために集った人間たちによる軍団」であり、汎人類史における円卓とはあまり関連性がない。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |