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| 「[[アルターエゴ]]」の[[サーヴァント]]。 | | 「[[アルターエゴ]]」の[[サーヴァント]]。 |
| ; 略歴 | | ; 略歴 |
− | : 『ミシシッピ・ミササイザーズ』にて登場。 | + | : 『Fate/Grand Order』期間限定イベント「ミシシッピ・ミササイザーズ」にて登場。 |
− | : 特異点で映画のプロデューサーをやっており、「愉快な仲間達」と友に映画を撮影して公開しているが、人手や資金が足りていないためトラブルを多く抱えこんでいた。 | + | : 特異点で映画のプロデューサーをやっており、「愉快な仲間達」と友に映画を撮影して公開しているが、人手や資金が足りていないのでトラブルを多く抱えこんでいた。そこで特異点を訪れた主人公たちを「仲間達」に加え、資金繰りやトラブル解決を依頼して状況を改善してゆく傍ら、かつての仲間の[[メアリー・アニング]]と対立してゆく。物語の終盤ではメアリーと最後の対決をして勝利するものの、本人の意図はそれとは正反対であった。 |
− | : 特異点を訪れた主人公たちを「仲間達」に加えて資金繰りやトラブル解決を依頼して状況を改善してゆく傍ら、かつての仲間の[[メアリー・アニング]]と対立してゆく。
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− | : 物語の終盤ではメアリーと最後の対決をして勝利するものの、本人の意図はそれとは正反対であった。
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| : 実のところスーパーバニヤンは「何も知らず、無敵の精神のままに開拓と称して世界を破壊していた」かつての自分を疎んでおり、「破壊者としての自分が大自然の化身であるプレシオサウルスくんとメアリーに倒され、主人公が荒ぶる自然である彼らを打倒することで世界が調和を取り戻す」というストーリーにしようとしていたのであった。 | | : 実のところスーパーバニヤンは「何も知らず、無敵の精神のままに開拓と称して世界を破壊していた」かつての自分を疎んでおり、「破壊者としての自分が大自然の化身であるプレシオサウルスくんとメアリーに倒され、主人公が荒ぶる自然である彼らを打倒することで世界が調和を取り戻す」というストーリーにしようとしていたのであった。 |
| : だが、主人公たちの声援で「自分は存在してもいい」と自信を取り戻し、みんなのための調停者としての自己を確立。[[マイク・フィンク|最後のトラブル]]も解決し、彼女の意図したストーリーはクランクアップを迎えた。 | | : だが、主人公たちの声援で「自分は存在してもいい」と自信を取り戻し、みんなのための調停者としての自己を確立。[[マイク・フィンク|最後のトラブル]]も解決し、彼女の意図したストーリーはクランクアップを迎えた。 |
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| : あまり帽子を脱がないのでわかりにくいが、ウサギのような獣耳がついている。帽子を脱いだ状態だと鹿のような枝角が生えてくるが、これらの特徴は何が由来なのか本人にもわかっていない。少なくともその特徴について触れられることは避けたいようで、人前ではほとんど帽子を取らない。素手や素足も晒したがらない。 | | : あまり帽子を脱がないのでわかりにくいが、ウサギのような獣耳がついている。帽子を脱いだ状態だと鹿のような枝角が生えてくるが、これらの特徴は何が由来なのか本人にもわかっていない。少なくともその特徴について触れられることは避けたいようで、人前ではほとんど帽子を取らない。素手や素足も晒したがらない。 |
| : 一臨・二臨ではバニヤンと比較して頭身が上がり、ミドルティーンからハイティーンくらいの外見年齢で登場するのだが、三臨以降は大統領に就任したのと引き換えにバニヤンと同じ幼児に戻ってしまい、本人も困惑している。しかしパワーは変化がなく、むしろ職務責任の重圧でストレスだけが増えている。 | | : 一臨・二臨ではバニヤンと比較して頭身が上がり、ミドルティーンからハイティーンくらいの外見年齢で登場するのだが、三臨以降は大統領に就任したのと引き換えにバニヤンと同じ幼児に戻ってしまい、本人も困惑している。しかしパワーは変化がなく、むしろ職務責任の重圧でストレスだけが増えている。 |
− | : 言動も一・ニ臨は自身のクランに所属するメンバーや応援してくれる人々を意識したものが多い。普段から支持を集めるために、愛されキャラとして愛想良く振る舞うよう気をつけている。 | + | : 言動も一・ニ臨は自身のクランに所属するメンバーや応援してくれる人々を意識したものが多い。普段から支持を集めるために、愛されキャラとして愛想良く振る舞うよう気をつけている。なお、全ての再臨段階で眼鏡をかけているが、伊達眼鏡である。 |
− | : 全ての再臨段階で眼鏡をかけているが、伊達眼鏡である。
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| : 普段はバニヤンよりも快活で、自信に満ち溢れた様子を見せる。昔日の無垢さは根底にはあるが、さまざまな経験を積んだためか現代の価値観に則って行動しており、無軌道な開拓と自然破壊を嫌っている。 | | : 普段はバニヤンよりも快活で、自信に満ち溢れた様子を見せる。昔日の無垢さは根底にはあるが、さまざまな経験を積んだためか現代の価値観に則って行動しており、無軌道な開拓と自然破壊を嫌っている。 |
| : 元からあった「誰かに認められたい」という気持ちから皆に認められるリーダーとなりたがっているようで、多くの仲間を集めて共に助け合おうとしているが、他人の期待に応えようとする反面「できる」と思った相手には期待と共に責務を要求するリーダーシップの負の面も見え隠れしている。 | | : 元からあった「誰かに認められたい」という気持ちから皆に認められるリーダーとなりたがっているようで、多くの仲間を集めて共に助け合おうとしているが、他人の期待に応えようとする反面「できる」と思った相手には期待と共に責務を要求するリーダーシップの負の面も見え隠れしている。 |
− | : また、根底はむしろネガティブ寄りの人物でもあり、「自分はもうこの世界に必要のない存在」というポール・バニヤンが抱えていた一種の諦観に近い感情を、スーパーバニヤン側も同じように持っている。 | + | : また、根底はむしろネガティブ寄りの人物でもあり、「自分はもうこの世界に必要のない存在」というポール・バニヤンが抱えていた一種の諦観に近い感情を、スーパーバニヤン側も同じように持っている。その為略歴にもあるように「自分をこの世界から排除すべきである」という希死念慮じみた思いを秘めていた事情から、事件解決後も暗く湿っぽい一面を覗かせる事もしばしば。 |
− | : 略歴にもあるように「自分をこの世界から排除すべきである」という希死念慮じみた思いを秘めていた事情から、事件解決後も暗く湿っぽい一面を覗かせる事もしばしば。
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| : バニヤンよりも自己肯定感が低く、身体が並の人間サイズな事もコンプレックスとなっている。しかし一方で承認欲求も強いため、「自分は嫌われて当然」と「自分をもっと好きになってほしい」という心の間で揺れ動きつつも自分探しを続けている。 | | : バニヤンよりも自己肯定感が低く、身体が並の人間サイズな事もコンプレックスとなっている。しかし一方で承認欲求も強いため、「自分は嫌われて当然」と「自分をもっと好きになってほしい」という心の間で揺れ動きつつも自分探しを続けている。 |
− | : 開拓の指導者というポール・バニヤンの性質上、有用性・合理性を追求しすぎるきらいがある。これは「ここにいることを許されるには有益でなければならない」という思考によるもので、それを周囲にも求めるようになってしまった。周囲との良い関係性を望む一方で他者との関係も打算的に考えてしまい、結果として思慮を欠いた言動をとってしまうことも。 | + | : 開拓の指導者というポール・バニヤンの性質上、有用性・合理性を追求しすぎるきらいがある。これは「ここにいることを許されるには有益でなければならない」という思考によるもので、それを周囲にも求めるようになってしまった。周囲との良い関係性を望む一方で他者との関係も打算的に考えてしまい、結果として思慮を欠いた言動をとってしまう事も。 |
− | :: 上記のようなスーパーバニヤンの人格は、彼女の魂を侵食し食い尽くした■■■■(詳細は人間関係を参照)が擬態したもの。とはいえその擬態は完全なコピーであり、スーパーバニヤン本人も自分が■■■■の擬態であるとは自覚していない。 | + | :……実は上記のようなスーパーバニヤンの人格は、'''彼女の魂を侵食し食い尽くした■■■■(詳細は人間関係を参照)が擬態したもの'''。とはいえその擬態は完全なコピーであり、スーパーバニヤン本人も自分が■■■■の擬態であるとは自覚していない。 |
− | :: ■■■■は擬態したスーパーバニヤンの意識が持つ十代特有の巨大なエゴ・自身への関心の強さによって、精神の深層へ自意識が封印されており、その知識だけをスーパーバニヤンは持っている。 | + | :■■■■は擬態したスーパーバニヤンの意識が持つ十代特有の巨大なエゴ…自身への関心の強さによって、精神の深層へ自意識が封印されており、その知識だけをスーパーバニヤンは持っている。 |
| :『[[マンガで分かる!Fate/Grand Order]]』では終始ネガティブで内向的な性格となっており、些細なことでひどく落ち込んだり5週間も引き籠もったり、また周囲に振り回されやすくなっている。 | | :『[[マンガで分かる!Fate/Grand Order]]』では終始ネガティブで内向的な性格となっており、些細なことでひどく落ち込んだり5週間も引き籠もったり、また周囲に振り回されやすくなっている。 |
| ; 能力 | | ; 能力 |
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| == 真名:スーパーバニヤン == | | == 真名:スーパーバニヤン == |
− | :かつて樵の親方として皆の先頭に立ってきたポール・バニヤンが現代にアジャストした姿。 | + | :かつて樵の親方として皆の先頭に立ってきたポール・バニヤンが現代にアジャストした姿。樵の親方ではなくみんなのリーダーとしてビジョンを掲げ、応援してくれる仲間達に働いてもらい、皆で目標を達成しようとしている。 |
− | :樵の親方ではなくみんなのリーダーとしてビジョンを掲げ、応援してくれる仲間達に働いてもらい、皆で目標を達成しようとしている。
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| :動画配信やSNSを通した宣伝や啓蒙活動にも積極的であり、「開拓自体のアメリカ」の体現だったポール・バニヤンと比較して、まさに「現代のアメリカ」を体現するような存在となっている。 | | :動画配信やSNSを通した宣伝や啓蒙活動にも積極的であり、「開拓自体のアメリカ」の体現だったポール・バニヤンと比較して、まさに「現代のアメリカ」を体現するような存在となっている。 |
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| ;メイプルシロップ | | ;メイプルシロップ |
− | :サトウカエデから採取できる甘い樹液であり、スーパーバニヤンの好物。 | + | :サトウカエデから採取できる甘い樹液であり、スーパーバニヤンの好物。彼女曰く「おばあちゃんの味」「すごく懐かしい味」らしい。 |
− | :彼女曰く「おばあちゃんの味」「すごく懐かしい味」らしい。
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| :主要産地であるカナダやアメリカ北部がポール・バニヤンの物語が主に語られた場所である故であろうか。 | | :主要産地であるカナダやアメリカ北部がポール・バニヤンの物語が主に語られた場所である故であろうか。 |
| :絆礼装「大いなる神秘」では精霊たちが渦巻く地から生まれた「何か」が人々にメイプルシロップの作り方を含めた知恵を授けたとされている。 | | :絆礼装「大いなる神秘」では精霊たちが渦巻く地から生まれた「何か」が人々にメイプルシロップの作り方を含めた知恵を授けたとされている。 |
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| : 霊基を共有している「愉快な仲間達」のメンバー。「マイキー」と呼んでいる。 | | : 霊基を共有している「愉快な仲間達」のメンバー。「マイキー」と呼んでいる。 |
| : 第一・第二再臨状態では登場するが特に喋らず、第三再臨からは姿を見せなくなり、「そんなのもいたっけね」とぞんざいな扱いになる。 | | : 第一・第二再臨状態では登場するが特に喋らず、第三再臨からは姿を見せなくなり、「そんなのもいたっけね」とぞんざいな扱いになる。 |
− | : マイルームでの絆セリフによると、生前に「俺はアリゲーターだ!」と言っていたのでこの姿に変えてあげた、とのこと。 | + | : マイルームでの絆セリフによると、生前に「俺はアリゲーターだ!」と言っていたのでこの姿に変えてあげた、とのこと。一方で「意識は残ってるのかな? 残ってない方が、幸せだろうけど」となにやら不穏なコメントもしており、彼の自意識が残っているかは不明。 |
− | : 「意識は残ってるのかな? 残ってない方が、幸せだろうけど」となにやら不穏なコメントもしており、彼の自意識が残っているかは不明。
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| : 期間限定イベント『ミシシッピ・ミササイザーズ』では共に行動してたが、物語の終盤で対立した。 | | : 期間限定イベント『ミシシッピ・ミササイザーズ』では共に行動してたが、物語の終盤で対立した。 |
| : 生前の彼の事は嫌いだったが、現在ではペットとして愛している。 | | : 生前の彼の事は嫌いだったが、現在ではペットとして愛している。 |
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| : 『マンガで分かる!』では彼女に気に入られているのか、よく絡まれている。 | | : 『マンガで分かる!』では彼女に気に入られているのか、よく絡まれている。 |
| ; [[大黒天]] | | ; [[大黒天]] |
− | : 『ミシシッピ・ミササイザーズ』においては自身を召喚した存在。 | + | : 『ミシシッピ・ミササイザーズ』においては自身を召喚した存在。メアリーと共に「旦那様」と呼ばれていて、後に彼女らに奉仕をされることになった。 |
− | : メアリーと共に「旦那様」と呼ばれていて、後に彼女らに奉仕をされることになった。
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| : 『マンガで分かる!』では無口な彼女らのご奉仕に翻弄されている。 | | : 『マンガで分かる!』では無口な彼女らのご奉仕に翻弄されている。 |
| ; [[ポール・バニヤン]] | | ; [[ポール・バニヤン]] |
− | : 無敵だった頃のかつての自分。イノセントで見ていられない相手。 | + | : 無敵だった頃のかつての自分。イノセントで見ていられない相手。そんなにがんばらなくてもいい、自分のように苦悩する青年時代を迎えて欲しくない……と思っている。 |
− | : そんなにがんばらなくてもいい、自分のように苦悩する青年時代を迎えて欲しくない……と思っている。
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| : カルデアでは積極的にお姉さんぶろうとしているが、逆に妹扱いされることもしばしば。 | | : カルデアでは積極的にお姉さんぶろうとしているが、逆に妹扱いされることもしばしば。 |
| : 自身のバレンタインシナリオでは彼女にマスターへの贈り物のパンケーキを焼いてもらおうとしたが、彼女に諭されて一緒にパンケーキを焼くこととなった。 | | : 自身のバレンタインシナリオでは彼女にマスターへの贈り物のパンケーキを焼いてもらおうとしたが、彼女に諭されて一緒にパンケーキを焼くこととなった。 |
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| ;ナナボゾ | | ;ナナボゾ |
| :上記の絆礼装の「何か」や、自身の魂を食い尽くした存在の正体と目されている存在。ナナブッシュ、ナナボジョ、ナナボーゾとも。 | | :上記の絆礼装の「何か」や、自身の魂を食い尽くした存在の正体と目されている存在。ナナブッシュ、ナナボジョ、ナナボーゾとも。 |
− | :五大湖沿岸に在住していたネイティブアメリカンのオジブワ族に伝わる巨人であり、人々にメイプルシロップの作り方を含めた知恵を授けたトリックスター。 | + | :五大湖沿岸に在住していたネイティブアメリカンのオジブワ族に伝わる巨人であり、人々にメイプルシロップの作り方を含めた知恵を授けたトリックスター。スーパーバニヤンの持つ先住民の知識や特殊な容姿はこの英霊が由来。 |
− | :スーパーバニヤンの持つ先住民の知識や特殊な容姿はこの英霊が由来。
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| :彼は自身の願いを叶えるため、スーパーバニヤンの霊基にこっそり紛れ込んで現界したが、現在は自意識が封印されている。 | | :彼は自身の願いを叶えるため、スーパーバニヤンの霊基にこっそり紛れ込んで現界したが、現在は自意識が封印されている。 |
− | :スーパーバニヤンがいつか自身と世界との間に折り合いを付け、心の平穏を見出したとき、その人格は再浮上して擬態を解除しスーパーバニヤンの霊基を完全に支配するだろうとされている。その際にスーパーバニヤンの人格は跡形もなく消滅するだろう、ともされている。 | + | :スーパーバニヤンがいつか自身と世界との間に折り合いを付け、心の平穏を見出したとき、その人格は再浮上して擬態を解除しスーパーバニヤンの霊基を完全に支配するだろうとされている。その際にスーパーバニヤンの人格は跡形もなく消滅するだろう…ともされている。 |
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