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| スリーサイズ =
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| 一人称 = 俺
| 一人称 = 俺
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| 二人称 = アンタ、君(第三再臨)
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| 二人称 = おまえ/アンタ<br>君(第三再臨)
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| 三人称 = ○○殿/○○(呼び捨て)
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| 三人称 = ○○殿/○○(呼び捨て)、彼/彼女
| 異名 =
| 異名 =
| 愛称 = シャル、シャルル
| 愛称 = シャル、シャルル
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| 好きな物 = カッコイイこと
| 好きな物 = カッコイイこと
| 苦手な物 = カッコ悪いこと
| 苦手な物 = カッコ悪いこと
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| 天敵 = [[カール大帝]](EXTELLA)
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| 天敵 = [[カール大帝]](EXTELLA LINK)
| デザイン = ワダアルコ
| デザイン = ワダアルコ
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| 設定作成 = 奈須きのこ
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| 設定作成 = 奈須きのこ(EXTELLA LINK)<br>東出祐一郎(Grand Order)
| レア度 = ☆5
| レア度 = ☆5
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: [[カール大帝]]とは別々に召喚されるというイレギュラーで召喚され、カール大帝に見逃され、怖れを成して逃げ出した。
: [[カール大帝]]とは別々に召喚されるというイレギュラーで召喚され、カール大帝に見逃され、怖れを成して逃げ出した。
:その後、大帝の軍勢に襲撃された[[アルテラ (EXTELLA)|アルテラ]]と[[主人公 (EXTRA)]]の前に現れ、協力を申し出る。
:その後、大帝の軍勢に襲撃された[[アルテラ (EXTELLA)|アルテラ]]と[[主人公 (EXTRA)]]の前に現れ、協力を申し出る。
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:彼自身の遍歴は3通りの経緯をたどることになるが、そのいずれにおいても最終的にはカール大帝の打倒を成し遂げ、然る後に消滅している。
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:彼自身の遍歴は3通りの経緯をたどることになるが、そのいずれにおいても最終的にはカール大帝の打倒を成し遂げ、然る後に消滅している。
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:『[[Fate/Grand Order]]』では第2部6.5章『[[死想顕現界域 トラオム]]』に登場。「彼方からの贈り物」として大規模特異点に十二勇士達との『縁』を辿って召喚されたが、諸々の事情でセーフモードにせざるを得ないまま「シートン」と言う仮名を名乗って行動することに。
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:『[[Fate/Grand Order]]』では第2部第6.5章『[[死想顕現界域 トラオム]]』に登場。「彼方からの贈り物」として大規模特異点に十二勇士達との『縁』を辿って召喚されたが、極めて特殊かつ強引な召喚だったためにセーフモードにせざるを得ないまま「シートン」と言う仮名を名乗って行動することに。
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:シナリオ開始時点では復讐界域の獄中に囚われており、そこに捕まったばかりの[[主人公 (Grand Order)]]と壁越しに会話する形で正体を伏せつつ接触。[[サロメ]]の危険性などいくつかの情報を与えつつ主人公を精神的にサポートする。
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:シナリオ開始時点では復讐界域の獄中に囚われており<ref group="注">『Grand Order material ⅩⅥ』によると、生来の明るさで怪しまれてしまった模様。</ref>、そこに捕まったばかりの[[主人公 (Grand Order)|主人公]]と壁越しに会話する形で正体を伏せつつ接触。[[サロメ]]の危険性などいくつかの情報を与えつつ主人公を精神的にサポートする。
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:数日後、主人公が王道界域側のスパイによって救出された際のどさくさに紛れて自身も脱出し王道界域へ潜伏。その後も主人公と出会う度に助言やエールを送る一方、まだ自分が動くべきタイミングではない事を示唆していた。
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:数日後、主人公が王道界域側のスパイによって救出された際のどさくさに紛れて自身も脱出し王道界域へ潜伏<ref group="注">『Grand Order material ⅩⅥ』では、主人公の脱出の際に囮役をこなしていたと明かされている。しかし無闇なアピールはカッコ悪いと、彼はこの密かな活躍を明かさずに自重しているらしい。</ref>。その後も主人公と出会う度に助言やエールを送る一方、まだ自分が動くべきタイミングではない事を示唆していた。
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:そしてカール大帝を名乗って王道界域をおさめていた[[ドン・キホーテ]]が[[コンスタンティノス11世]]の手によって窮地に陥った際、ついに真名を明かしセーフモードを解除<ref group = "注">ここで介入した理由はおそらく、一度は恐れをなして逃げたものの再び戦う覚悟を決めて立ち向かったというドン・キホーテの経歴が『EXTELLA LINK』時代のシャルルそのものであり、その心情に共感したためだとみられる。</ref>。彼の宝具『祈誓たるは三重の貴壁』を『王勇を示せ、遍く世を巡る十二の輝剣』で打ち破り撤退させることに成功。とはいえども霊基の不安定さは変わらず、宝具にしてはあと2回の発動が限界であり、何もしなくても48時間経てば強制的に消滅してしまう事を皆に打ち明ける。
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:そしてカール大帝を名乗って王道界域を治めていた[[ドン・キホーテ]]が[[コンスタンティノス11世]]の手によって窮地に陥った際、ついに真名を明かしセーフモードを解除<ref group = "注">この行動の理由として、『Grand Order material ⅩⅥ』では「ドン・キホーテを見捨ててしまえば、最早騎士、冒険者、王、英雄のどれにも該当しないカッコ悪い存在になってしまう」という訳が語られている。</ref>。彼の宝具『祈誓たるは三重の貴壁』を『王勇を示せ、遍く世を巡る十二の輝剣』で打ち破り撤退させることに成功。とはいえども霊基の不安定さは変わらず、宝具にしてはあと2回の発動が限界であり、何もしなくても48時間経てば強制的に消滅してしまう事を皆に打ち明ける。
:崩壊した復権界域から[[ヨハンナ]]達が逃げてきた日の夜、主人公を隠れさせた上で彼女と会話し、自分もまた幻想に大きく寄った存在である事を告白。その本心を看破しつつ心をほぐすような優しい言葉をかける。
:崩壊した復権界域から[[ヨハンナ]]達が逃げてきた日の夜、主人公を隠れさせた上で彼女と会話し、自分もまた幻想に大きく寄った存在である事を告白。その本心を看破しつつ心をほぐすような優しい言葉をかける。
:その後は集ったサーヴァント達と共に兵をまとめあげ復讐界域の進軍を決行。多くの仲間たちが次々と脱落する中、最後まで主人公達と共に駆け抜け、この特異点を翻弄していた[[ジェームズ・モリアーティ〔ルーラー〕|モリアーティ]]に勝利した後に活動限界を迎え、いつかまた主人公と逢いたそうにしつつ、次は[[円卓の騎士]]も呼んで皆でサッカーでもやろうかと爽やかに笑いながら退去していった。
:その後は集ったサーヴァント達と共に兵をまとめあげ復讐界域の進軍を決行。多くの仲間たちが次々と脱落する中、最後まで主人公達と共に駆け抜け、この特異点を翻弄していた[[ジェームズ・モリアーティ〔ルーラー〕|モリアーティ]]に勝利した後に活動限界を迎え、いつかまた主人公と逢いたそうにしつつ、次は[[円卓の騎士]]も呼んで皆でサッカーでもやろうかと爽やかに笑いながら退去していった。
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: 白いメッシュが入った黒髪に、白黒の鎧とマント姿の少年騎士。その英名とは裏腹に「自身は王に向いていない」と嘯く呑気な若者で、口調も王とは思えない程フランクでぶっきらぼう。
: 白いメッシュが入った黒髪に、白黒の鎧とマント姿の少年騎士。その英名とは裏腹に「自身は王に向いていない」と嘯く呑気な若者で、口調も王とは思えない程フランクでぶっきらぼう。
: 彼にとっての生前にまつわるあらゆる記憶がすべて空想のものでしかないことを認識・理解しており、マスターやアルテラに恥じぬ立派な騎士の生き様を目指している。
: 彼にとっての生前にまつわるあらゆる記憶がすべて空想のものでしかないことを認識・理解しており、マスターやアルテラに恥じぬ立派な騎士の生き様を目指している。
−
:それ故、行動と美的基準を「カッコイイかどうか」「ダサいかどうか」に置き、自身やマスターにとって不利であっても気にしないという若干問題のある性格をしている。
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:それ故、行動と美的基準を「カッコイイかどうか」「ダサいかどうか」に置き、自身やマスターにとって不利であっても気にしないという若干問題のある性格をしている。これはシャルルマーニュが史実のカール大帝と比肩して、伝説そのものでしかないという劣等感に端を発している。
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: 行動を起こす仲間に対し、少しだけ消極的に返答するタイプ。
: かつての部下である[[アストルフォ]]からも「気持ちのいい馬鹿」と主君評とは思えないコメントを頂いている。その一方で「マジギレすると[[武則天]]並みに怖い」とも。
: かつての部下である[[アストルフォ]]からも「気持ちのいい馬鹿」と主君評とは思えないコメントを頂いている。その一方で「マジギレすると[[武則天]]並みに怖い」とも。
: 作中ではサーヴァントとして成立したばかりの存在であるため、他のあらゆるサーヴァントたちを「先輩」として敬意を払う。また、生前に古代遺跡でアルテラの姿と、その孤独を垣間見たことがあったらしい。
: 作中ではサーヴァントとして成立したばかりの存在であるため、他のあらゆるサーヴァントたちを「先輩」として敬意を払う。また、生前に古代遺跡でアルテラの姿と、その孤独を垣間見たことがあったらしい。
+
: マスターに対してはかなりざっくばらんな態度。部下に対しても命令らしい命令は下さず、「ちょい頼むわー」というノリ。
+
: 『Grand Order』では『EXTELLA LINK』の出来事を基盤とする状態で現界しているために記憶を持ち越しており、共闘したサーヴァントたちにもよろしくと声を掛けている。
; 能力
; 能力
: 「白騎士」と表現されているように、セイバーらしくフランベルジュという波打った刃をした片手剣で戦っている。この[[聖剣]]「ジュワユーズ」には五大元素を操る能力があり、剣に纏わせて攻撃の威力や範囲の向上に使っている。
: 「白騎士」と表現されているように、セイバーらしくフランベルジュという波打った刃をした片手剣で戦っている。この[[聖剣]]「ジュワユーズ」には五大元素を操る能力があり、剣に纏わせて攻撃の威力や範囲の向上に使っている。
: また、下記の宝具で展開された十二勇士の化身たる武器「輝剣」を操る「疑似勇士」というスキルや、ジュワユーズをアストルフォの黄金の馬上槍に変化させるスキルを習得している。
: また、下記の宝具で展開された十二勇士の化身たる武器「輝剣」を操る「疑似勇士」というスキルや、ジュワユーズをアストルフォの黄金の馬上槍に変化させるスキルを習得している。
+
: ジュワユーズは太陽までとは行かずとも、光輝の属性を持つ。しかしジュワユーズの真価である「柄」はカール大帝によって奪われている。
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: その他には、長剣「デュランダル」を始めとする、聖騎士の武器を使いこなす。
== ステータス ==
== ステータス ==
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! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
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| rowspan="2"| [[セイバー]] || [[主人公 (EXTRA)]] || A || C || B || A || A || A+|| rowspan="2"|対魔力:A<br>騎乗:A ||rowspan="2"|聖騎士帝:EX<br>魔力放出(光):A<br>王道踏破:C→C+ || |
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| rowspan="2"| [[セイバー]] || [[主人公 (EXTRA)]] || A || C || B || A || A || A+|| rowspan="2"|対魔力:A<br>騎乗:A || 聖騎士帝:EX<br>魔力放出(光):A<br>王道踏破:C || style="text-align:left"|
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| [[主人公 (Grand Order)]] || A || C || B || A || A || A+ || style="text-align:left"|強化クエストクリアで「王道踏破」のランクがC+に上昇
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| [[主人公 (Grand Order)]] || A || C || B || A || A || A+ || 聖騎士帝:EX<br>魔力放出(光):A<br>王道踏破:C→C+ || style="text-align:left"|強化クエストクリアで「王道踏破」がC+ランクに上昇。
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:史書や年代記には登場せず、武勲詩などで語られる名剣。武勲詩「ローランの歌」にも登場し、そこでは天下無双の御佩刀(みはかせ)と讃えられ、日に三十回色が変わると書かれている。また、柄の中には聖遺物として聖槍ロンギヌスの穂先が納められているという。名前はフランス語で「陽気、楽しい」の意味。
:史書や年代記には登場せず、武勲詩などで語られる名剣。武勲詩「ローランの歌」にも登場し、そこでは天下無双の御佩刀(みはかせ)と讃えられ、日に三十回色が変わると書かれている。また、柄の中には聖遺物として聖槍ロンギヌスの穂先が納められているという。名前はフランス語で「陽気、楽しい」の意味。
:真名解放の際には、聖剣・ジュワユーズが十二勇士の持つ武器それぞれに変化、連撃を放つ。その由来から、ジュワユーズの真価を発揮できるのはカール大帝ではなくシャルルマーニュの方。現実に生きたカール大帝にとって、ジュワユーズは後天的に幻想が付属された聖剣でしかない。
:真名解放の際には、聖剣・ジュワユーズが十二勇士の持つ武器それぞれに変化、連撃を放つ。その由来から、ジュワユーズの真価を発揮できるのはカール大帝ではなくシャルルマーニュの方。現実に生きたカール大帝にとって、ジュワユーズは後天的に幻想が付属された聖剣でしかない。
+
:最低ランクの破壊力は、ローランの持つ聖剣デュランダルの真名解放を行った一撃と同程度。だが彼は騎士でなく王であるため、同じ宝具で真っ向から激突すれば以前の持ち主であったローランに打ち破られる程度の威力しかない。
+
:だが、シャルルマーニュが王勇……即ち、王としての威厳を示している場合、十二勇士の伝説がその幻想に添付され、その度に「ジュワユーズ」が、一本加わることになる。単純計算で十二倍だが、王としてのカリスマによって更に破壊力は向上する。
+
:絵的には「ジュワユーズ」が十三本に分裂、自分の手持ちの一本を含めて、自在に動きながら襲い掛かる。
+
:[[ヘラクレス|ギリシャ最高の英雄]]にも、[[エミヤ|無限に至った剣製]]にも真似のできぬ、至高の十二撃。ただし、この破壊力はシャルルマーニュが「王」としてどれほど覚醒しているかに依る。
:『EXTELLA LINK』ゲーム内での演出では、宣言と同時に十二勇士の化身たる剣の群れが顕現し、敵に一斉に襲いかかる。
:『EXTELLA LINK』ゲーム内での演出では、宣言と同時に十二勇士の化身たる剣の群れが顕現し、敵に一斉に襲いかかる。
:『Grand Order』では「敵全体に強力な攻撃[Lv]<自身に付与されている〔王勇〕状態の数に応じて威力がアップ(最大12個)>&Quick攻撃耐性をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のQuick宝具。
:『Grand Order』では「敵全体に強力な攻撃[Lv]<自身に付与されている〔王勇〕状態の数に応じて威力がアップ(最大12個)>&Quick攻撃耐性をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のQuick宝具。
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== 真名:シャルルマーニュ ==
== 真名:シャルルマーニュ ==
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:シャルルマーニュ。高貴なるフランクの聖王。遍歴騎士。「シャルル」は「カール」のフランス語読みであり、「マーニュ」は「大帝」を意味する。
+
:高貴なるフランクの聖王。遍歴騎士。「シャルル」は「カール」のフランス語読みであり、「マーニュ」は「大帝」を意味する。
:史実においてはカール大帝と呼称され、九偉人に数えられる高名な英雄であり、同時に「ローランの歌」「狂えるオルランドゥ」など吟遊詩人たちが紡いだシャルルマーニュ十二勇士の英雄譚における中心人物の一人のモデルとなっている。
:史実においてはカール大帝と呼称され、九偉人に数えられる高名な英雄であり、同時に「ローランの歌」「狂えるオルランドゥ」など吟遊詩人たちが紡いだシャルルマーニュ十二勇士の英雄譚における中心人物の一人のモデルとなっている。
:ムーンセルに同時に現れたカール大帝とは本来同一人物であり、別の側面。王としての全盛期がカール大帝ならば、セイバークラスの全盛期として召喚されたのがシャルルマーニュだと言える。
:ムーンセルに同時に現れたカール大帝とは本来同一人物であり、別の側面。王としての全盛期がカール大帝ならば、セイバークラスの全盛期として召喚されたのがシャルルマーニュだと言える。
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;[[Fate/Grand Order]]
;[[Fate/Grand Order]]
:コミック版の亜種特異点Ⅱにて、[[シュヴァリエ・デオン|デオン]]のイメージとして僅かに登場。
:コミック版の亜種特異点Ⅱにて、[[シュヴァリエ・デオン|デオン]]のイメージとして僅かに登場。
−
:その後は第2部6.5章『[[死想顕現界域 トラオム]]』の開幕に伴い、期間限定サーヴァントとして実装。
+
:その後は第2部第6.5章『[[死想顕現界域 トラオム]]』の開幕に伴い、期間限定サーヴァントとして実装。
−
:『EXTELLA LINK』での活躍と出来事が昇華されたことに加え、十二勇士達との『縁』を辿って召喚された事が示唆されており、あの世界での記憶も保有している模様<ref group="注">絆Lv3会話における「大キャンプ」という単語と、此処には知り合いが沢山いると言った内容からもそれが窺える。事実『Grand Order』には、[[アルキメデス]]とカール大帝を除いた登場サーヴァント全員が実装されている。</ref>。
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:『EXTELLA LINK』での活躍と出来事が昇華されたことに加え、十二勇士達との『縁』を辿って召喚された事が示唆されており、あの世界での記憶も保有している模様<ref group="注">マイルーム会話の「絆Lv3」における「大キャンプ」という単語と、ここには知り合いが沢山いるといった内容からもそれが窺える。事実『Grand Order』には、[[アルキメデス]]とカール大帝を除いた登場サーヴァント全員が実装されている。</ref>。
−
:2024年ホワイトデーイベント『[[シャルルマーニュのモンジョワ・騎士道!]]』では主役を務め、同時に変装と舞台衣装を兼ねた霊衣「ディスガイズ・コスチューム」が実装されている。
+
:後のイベント『シャルルマーニュのモンジョワ・騎士道!』では、変装と舞台衣装を兼ねた霊衣「ディスガイズ・コスチューム」が実装されている。
== 人間関係 ==
== 人間関係 ==
===Fate/EXTELLA LINK===
===Fate/EXTELLA LINK===
;[[主人公 (EXTRA)]]
;[[主人公 (EXTRA)]]
−
: 月で出会った人物。彼/彼女が、シャルルマーニュの決断の見届け人となってゆく。また、彼/彼女を「世界一カッコいい」と表現して、ネロを宥めたこともある。
+
: 月で出会った人物。彼/彼女が、シャルルマーニュの決断の見届け人となっていく。また、彼/彼女を「世界一カッコいい」と表現して、ネロを宥めたこともある。
;[[カール大帝]]
;[[カール大帝]]
:自分自身の別名であり、本来ならば霊基を共有する本体。
:自分自身の別名であり、本来ならば霊基を共有する本体。
155行目:
164行目:
:自分自身であるが故に誰よりもその心情や願いを理解している。
:自分自身であるが故に誰よりもその心情や願いを理解している。
:カール大帝から自身の夢物語と彼の偉業の何方が世界に必要かと問われた時に「カール大帝の方」と即答している。
:カール大帝から自身の夢物語と彼の偉業の何方が世界に必要かと問われた時に「カール大帝の方」と即答している。
−
:なお『Grand Order』では、人理漂白と云う前代未聞の危機に自分よりもシャルルマーニュの方に適性があるとみなし、僅かながら力を貸し与え送り出した事が語られている。
+
:なお『Grand Order』では、人理漂白という前代未聞の危機に自分よりもシャルルマーニュの方に適性があるとみなし、僅かながら力を貸し与え送り出した事が語られている。
+
:また、大帝自身が召喚されるとシャルルマーニュにバグが発生するため、引き籠もることで彼の存在強度を高めているとか。
;[[アルテラ (EXTELLA)|アルテラ]]
;[[アルテラ (EXTELLA)|アルテラ]]
:血の繋がりはないが、自分と同じく孤独に生きる彼女を「姉」として認識している。
:血の繋がりはないが、自分と同じく孤独に生きる彼女を「姉」として認識している。
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:味方陣営のサーヴァント。シャルルは彼女の後世でローマを統べた者として、彼女を「先輩」と呼んでいる。
:味方陣営のサーヴァント。シャルルは彼女の後世でローマを統べた者として、彼女を「先輩」と呼んでいる。
:曰く、「先輩として尊敬はするが、特にファンというわけではない」模様。
:曰く、「先輩として尊敬はするが、特にファンというわけではない」模様。
+
:『Grand Order』では彼女を「ローマ先輩」と言って深々とお辞儀をしているとか。
;[[玉藻の前]]
;[[玉藻の前]]
:味方陣営のサーヴァント。彼女のことは「姉御」と呼んでいるが、タマモ的にはあまりお気に召してはいないご様子。
:味方陣営のサーヴァント。彼女のことは「姉御」と呼んでいるが、タマモ的にはあまりお気に召してはいないご様子。
246行目:
257行目:
:『シャルルマーニュのモンジョワ・騎士道!』で共演。
:『シャルルマーニュのモンジョワ・騎士道!』で共演。
:共に演劇を盛り上げようとする中で「空想と現実の両方の側面を持つ英霊」としての共通点から意見を交わしていた。
:共に演劇を盛り上げようとする中で「空想と現実の両方の側面を持つ英霊」としての共通点から意見を交わしていた。
+
;[[ベオウルフ]]
+
:彼を「何から何までカッコ良い」と評しており、サインを求めている。
+
;[[岸波白野 (Grand Order)]]
+
:サーヴァントとなった[[主人公 (EXTRA)]]。
+
:彼/彼女がいる事に驚いており、「『人理見境ない問題』もとうとうここまで来たか」と零している。
+
:また、マスターとサーヴァントという間柄ではなくなったものの、友達として助けが必要なら呼んで欲しいと言葉を掛けている。
===生前===
===生前===
251行目:
268行目:
:甥であり、自身の配下の十二勇士の一人。
:甥であり、自身の配下の十二勇士の一人。
:実力は認めつつも彼の脱ぎ癖には一言あるらしく、「絶対に(人前で)脱ぐな」と念入りに釘を指している。
:実力は認めつつも彼の脱ぎ癖には一言あるらしく、「絶対に(人前で)脱ぐな」と念入りに釘を指している。
+
:常に元気だと言葉を掛けており、頼もしいと評している。
;[[アストルフォ]]
;[[アストルフォ]]
:自身の配下の十二勇士の一人。
:自身の配下の十二勇士の一人。
:どちらかというと友人関係のようなノリでアホな会話をしているが、女装については苦言を呈している。
:どちらかというと友人関係のようなノリでアホな会話をしているが、女装については苦言を呈している。
+
:しかし、好きで着ているならしょうがないとも反応している。
;[[ブラダマンテ]]
;[[ブラダマンテ]]
:自身の配下の十二勇士の一人。
:自身の配下の十二勇士の一人。
−
:恋人のロジェロが一向に<ruby><rb>見つからない</rb><rt>カルデアに来ない</rt></ruby>事を嘆く彼女を励ます。
+
:恋人の[[ロジェロ]]が一向に見つからない事を嘆く彼女を励ます。
+
:後のイベント『シャルルマーニュのモンジョワ・騎士道!』では彼女が再会を果たせたためか、『Grand Order material ⅩⅥ』ではその事実を聞いてむせび泣きながらも良かったと声を掛けていた。
;テュルパン大司教
;テュルパン大司教
:自身の配下の十二勇士の一人。
:自身の配下の十二勇士の一人。
358行目:
378行目:
:同上。決着はつき、二人の「騎士」は消える。それでも彼らはひたすらに自分として生き、長くも短い七日間を駆け抜けた。その在り方はどうしようもなく儚く、そしてきっと、紛れもなく「カッコ良い」ものだった。
:同上。決着はつき、二人の「騎士」は消える。それでも彼らはひたすらに自分として生き、長くも短い七日間を駆け抜けた。その在り方はどうしようもなく儚く、そしてきっと、紛れもなく「カッコ良い」ものだった。
:しかし、彼らが召喚されることはもう二度とない。長い、良い夢から醒めるように、二人の物語はここで終わる。
:しかし、彼らが召喚されることはもう二度とない。長い、良い夢から醒めるように、二人の物語はここで終わる。
+
=== Fate/Grand Order ===
=== Fate/Grand Order ===
−
====戦闘====
−
====マイルーム====
====本編====
====本編====
−
;「―――カッコ良いじゃねェか。」<br>「現実から逃げずに、立ち向かう。」<br>「それは騎士として、人間として。最高にカッコ良い在り方だ。」
+
;「───カッコ良いじゃねェか。」<br>「現実から逃げずに、立ち向かう。」<br>「それは騎士として、人間として。最高にカッコ良い在り方だ。」
−
:第二部第6.5章『死想顕現界域トラオム』にて。己が姫を守るべく、死の恐怖を殺して敵に立ち向かった勇気ある騎士に対してかけた言葉。彼が好む「カッコ良い」を体現した騎士のため、彼はその力を解放することを決意する。
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:第2部第6.5章『死想顕現界域トラオム』にて。己が姫を守るべく、死の恐怖を殺して敵に立ち向かった勇気ある騎士に対してかけた言葉。彼が好む「カッコ良い」を体現した騎士のため、彼はその力を解放することを決意する。
;「勇壮なる騎士ドン・キ・ホーテよ!シャルルマーニュの名において、この戦い、任せてくれ!」
;「勇壮なる騎士ドン・キ・ホーテよ!シャルルマーニュの名において、この戦い、任せてくれ!」
:同上。そして勇壮なる騎士のために、王は光り輝く剣を振るう。一度振るえばタイムリミットが迫り始めることを分かっていながら、彼は真名を解放する。
:同上。そして勇壮なる騎士のために、王は光り輝く剣を振るう。一度振るえばタイムリミットが迫り始めることを分かっていながら、彼は真名を解放する。
−
;「ま、とにかく何かあったら呼んでくれ。じゃあな、バイバイ、さようなら、だ。」<br>「……。……。」<br>「―――ああ、やっぱり少しだけ湿っぽくなる、この雰囲気だけは苦手だな……。」
+
;「ま、とにかく何かあったら呼んでくれ。じゃあな、バイバイ、さようなら、だ。」<br>「……。……。」<br>「───ああ、やっぱり少しだけ湿っぽくなる、この雰囲気だけは苦手だな……。」
:同上。前回の彼の活躍の際にも経験自体はしているが、やはり何度経験しても湿っぽいお別れは慣れない王様であった。
:同上。前回の彼の活躍の際にも経験自体はしているが、やはり何度経験しても湿っぽいお別れは慣れない王様であった。
−
====幕間の物語====
====イベント====
====イベント====
;「おう! 邪霊公爵シャルルマーニュのお出ましだ!<br> 今日からガンガン、人間どもを滅ぼそうな、徐福!」
;「おう! 邪霊公爵シャルルマーニュのお出ましだ!<br> 今日からガンガン、人間どもを滅ぼそうな、徐福!」
383行目:
401行目:
**というか、最初の原典の「ローランの歌」から結構な変わり者であり、後にイタリアで成立したシャルルマーニュ伝説では輪をかけて変人である。Fate世界での扱いも結構なもので、アストルフォが場合によってはツッコミに回るレベルである。
**というか、最初の原典の「ローランの歌」から結構な変わり者であり、後にイタリアで成立したシャルルマーニュ伝説では輪をかけて変人である。Fate世界での扱いも結構なもので、アストルフォが場合によってはツッコミに回るレベルである。
*手にしているギザギザの剣はフランベルジュという様式で、フランス語で「炎」を意味するフランブワンに因んで名付けられた。美術的価値が高いだけでなく、セレーション(鋸状)加工された刃が傷口を引き裂いて止血しにくくする為に殺傷力も高い剣となっている。
*手にしているギザギザの剣はフランベルジュという様式で、フランス語で「炎」を意味するフランブワンに因んで名付けられた。美術的価値が高いだけでなく、セレーション(鋸状)加工された刃が傷口を引き裂いて止血しにくくする為に殺傷力も高い剣となっている。
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**尚、'''ルーヴル美術館に収蔵'''(!)されているジュワユーズはフランベルジュではなく、見ようによっては若干波打っているか…という程度のほぼストレートの剣。但しオリジナルはフランス革命時に紛失もしくは破損し、現存するのは[[ナポレオン|ナポレオン・ボナパルト]]の戴冠式で使用されたレプリカという説もある。…もっとも、[[フラット・エスカルドス|どこぞのアホの子]]ならば強引に触媒として機能させそうではあるのだが。
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**尚、'''ルーヴル美術館に収蔵'''されているジュワユーズはフランベルジュではなく、見ようによっては若干波打っているか…という程度のほぼストレートの剣。但しオリジナルはフランス革命時に紛失もしくは破損し、現存するのは[[ナポレオン|ナポレオン・ボナパルト]]の戴冠式で使用されたレプリカという説もある。…もっとも、[[フラット・エスカルドス|どこぞのアホの子]]ならば強引に触媒として機能させそうではあるのだが。
**フランベルジュ様式の剣は「狂えるオルランド」において、部下のリナルドが愛用している事で知られる。
**フランベルジュ様式の剣は「狂えるオルランド」において、部下のリナルドが愛用している事で知られる。
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*『Fate/Grand Order』において召喚時はEXTELLA LINKと同じ服装、第二では本人曰く「将軍仕様」だと云う長いローブマントを身に付ける。ただし第三および最終再臨は、[[蘆屋道満]]と同じく霊基解放クエストをクリアしないと解放できない仕様となっている。
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*『Fate/Grand Order』において召喚時はEXTELLA LINKと同じ服装、第二再臨では本人が「将軍仕様」だと言う長いローブマントを身に付ける。ただし第三および最終再臨は、[[蘆屋道満]]と同じく霊基解放クエストをクリアしないと解放できない仕様となっている。
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**第三再臨が解放されると本来のカール大帝を思わせる金銀鎧の姿、いわば『カール大帝風シャルル』とも言える姿になり、喋り方や口調も彼処に似通ってくる。これはカルデアに召喚される間際、カール大帝から貸し与えられた力の影響で通常は無かった『王』としての側面が霊基再臨により浮かび上がって来た為と推測されている。他にもカール大帝自身が神聖ローマ帝国最初の皇帝である事から新たに『ローマ特性』が付与されており、此方も霊基と同理由の為と思われる。
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**第三再臨が解放されると本来のカール大帝を思わせる金銀鎧の姿、いわば『カール大帝風シャルル』とも言える姿になり、喋り方や口調もあちらに似通ってくる。これはカルデアに召喚される間際、カール大帝から貸し与えられた力の影響で通常は無かった『王』としての側面が霊基再臨により浮かび上がって来た為と推測されている。他にもカール大帝自身が神聖ローマ帝国最初の皇帝である事から新たに〔ローマ〕特性が付与されており、こちらも霊基と同理由の為と思われる。
==話題まとめ==
==話題まとめ==
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;そっくりさん?
;そっくりさん?
:『Fate/EXTELLA LINK』で初めてシャルルマーニュが紹介された際、外見が『Fate/Grand Order』の男性主人公によく似ているという声が上がった事がある。どちらも青系色の瞳に癖毛の黒髪、白黒の服装と云った類似点の多さと色味の親和性が強い事から結びついたと思われ、特にシャルルマーニュの『Grand Order』実装後は、二人の比較画像や衣装を取り替えている展開のファンアートがSNSを筆頭に多数上がっている。
:『Fate/EXTELLA LINK』で初めてシャルルマーニュが紹介された際、外見が『Fate/Grand Order』の男性主人公によく似ているという声が上がった事がある。どちらも青系色の瞳に癖毛の黒髪、白黒の服装と云った類似点の多さと色味の親和性が強い事から結びついたと思われ、特にシャルルマーニュの『Grand Order』実装後は、二人の比較画像や衣装を取り替えている展開のファンアートがSNSを筆頭に多数上がっている。
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:また第2部6.5章では、主人公がシナリオオリジナルの[[魔術礼装]]『大帝衣』を着用してカール大帝に成りすます場面があるのだが、このそっくりさん現象を踏襲したのではないかと推測されている。
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:また第2部第6.5章では、主人公がシナリオオリジナルの[[魔術礼装]]『大帝衣』を着用してカール大帝に成りすます場面があるのだが、このそっくりさん現象を踏襲したのではないかと推測されている。
==脚注==
==脚注==