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: 同じく吸血鬼仲間である[[カーミラ]]とコンビで動くシーンが多く、更に二人して召喚主であるジャンヌ・オルタを快く思っていない。そして召喚主の思惑に反し、二人とも戦いの終盤まで生き残っていた。
 
: 同じく吸血鬼仲間である[[カーミラ]]とコンビで動くシーンが多く、更に二人して召喚主であるジャンヌ・オルタを快く思っていない。そして召喚主の思惑に反し、二人とも戦いの終盤まで生き残っていた。
 
:終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅠの座を統括する[[魔神柱|溶鉱炉ナベリウス]]と交戦する。
 
:終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅠの座を統括する[[魔神柱|溶鉱炉ナベリウス]]と交戦する。
:2部6.5章『[[死想顕現界域 トラオム]]』ではカルデアのサーヴァントとしてレイシフトに同行する。
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:第2部第6.5章『[[死想顕現界域 トラオム]]』ではカルデアのサーヴァントとしてレイシフトに同行する。
 
; 人物
 
; 人物
 
: 闇に溶け込みそうなほどに黒い貴族服を着た王。
 
: 闇に溶け込みそうなほどに黒い貴族服を着た王。
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: スキルも血を啜ることで下僕にする「吸血」、体を霧や蝙蝠に変化させる「変化」、瀕死の傷でも戦闘し続けられる「戦闘続行」といった吸血鬼の特徴が揃えられている。
 
: スキルも血を啜ることで下僕にする「吸血」、体を霧や蝙蝠に変化させる「変化」、瀕死の傷でも戦闘し続けられる「戦闘続行」といった吸血鬼の特徴が揃えられている。
 
: また宝具は、『[[Fate/Apocrypha]]』にて[[ヴラド三世 (Apocrypha)|ランサーとして召喚された時]]に所持している宝具と真名の読みこそ同じものの、効果を含めた内容は別物となる。
 
: また宝具は、『[[Fate/Apocrypha]]』にて[[ヴラド三世 (Apocrypha)|ランサーとして召喚された時]]に所持している宝具と真名の読みこそ同じものの、効果を含めた内容は別物となる。
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: あまり使わないようだが、吸血鬼の力を使い飛行することも可能な模様。
    
== バリエーション ==
 
== バリエーション ==
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
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| [[バーサーカー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || A || A || C || B || E || A || 狂化:EX || 吸血:A<br>変化:C<br>鮮血の伝承:A+<br>戦闘続行:A<br>戦慄の不死者:A+ || style="text-align:left"|幕間の物語クリアで「変化」→「鮮血の伝承」に変化。<br />強化クエストクリアで「戦闘続行」→「戦慄の不死者」に変化。
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| [[バーサーカー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || A || A || C || B || E || A || 狂化:EX || 吸血:A<br>変化:C<br>鮮血の伝承:A+<br>戦闘続行:A<br>戦慄の不死者:A+ || style="text-align:left"|幕間の物語クリアで「変化」→「鮮血の伝承」に変化。<br>強化クエストクリアで「戦闘続行」→「戦慄の不死者」に変化。
 
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== 真名:ヴラド三世==
 
== 真名:ヴラド三世==
: ヴラド三世。ワラキア公国の王であり、当時最強の軍事力を誇っていたオスマン帝国の侵攻を幾たびも退けた大英雄。
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: ワラキア公国の王であり、当時最強の軍事力を誇っていたオスマン帝国の侵攻を幾たびも退けた大英雄。
:かつて船を山に登らせるという奇策を使い、三重防壁に囲まれた東ローマ帝国を滅ぼしたメフメト二世ですら、敵兵を平然と串刺しにして見せつけた悪魔には手も足も出なかった。
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: かつて船を山に登らせるという奇策を使い、三重防壁に囲まれた東ローマ帝国を滅ぼしたメフメト二世ですら、敵兵を平然と串刺しにして見せつけた悪魔には手も足も出なかった。
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:やがて彼は東欧においては英雄として、西欧においては悪逆の存在として認識されていたが、そこまでであれば小国の英雄として世界には知られることなく消えたのであろう。
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: やがて彼は東欧においては英雄として、西欧においては悪逆の存在として認識されていたが、そこまでであれば小国の英雄として世界には知られることなく消えたのであろう。
:しかし、アイルランドの作家ブラム・ストーカーが書いた「ドラキュラ」のモデルとされたことでその知名度は爆発的に広まった。ただし、それはメフメト二世を撃退した小国の英雄としてではなく、「ドラキュラ」に登場する災厄の吸血鬼、ドラキュラ伯爵としてであったが。
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: しかし、アイルランドの作家ブラム・ストーカーが書いた「ドラキュラ」のモデルとされたことでその知名度は爆発的に広まった。ただし、それはメフメト二世を撃退した小国の英雄としてではなく、「ドラキュラ」に登場する災厄の吸血鬼、ドラキュラ伯爵としてであったが。
    
: 吸血鬼ドラキュラ、その不名誉を拭うためにヴラド三世はランサーとしての召喚に応じ、聖杯戦争を戦う。だが、極稀な確率で「吸血鬼ドラキュラ」としての側面を持つバーサーカーとして召喚されることがある。
 
: 吸血鬼ドラキュラ、その不名誉を拭うためにヴラド三世はランサーとしての召喚に応じ、聖杯戦争を戦う。だが、極稀な確率で「吸血鬼ドラキュラ」としての側面を持つバーサーカーとして召喚されることがある。
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; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
: 初期実装サーヴァントの一人。
 
: 初期実装サーヴァントの一人。
: 第一特異点で敵として登場した際は、ゲームシステム上はバーサーカー扱いなのだが、ストーリーの上では「ランサーとして召喚されたヴラド公に狂化を付与した」という扱いになっている。
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: 第一特異点で敵として登場した際は、ゲームシステム上はバーサーカー扱いなのだが、ストーリーの上では「ランサーとして召喚されたヴラド三世に狂化を付与した」という扱いになっている。
 
: 『FGO夏祭り2016~1st Anniversary~』の開催に際してバトルキャラ、モーション並びに宝具演出が一新された。
 
: 『FGO夏祭り2016~1st Anniversary~』の開催に際してバトルキャラ、モーション並びに宝具演出が一新された。
 
==人間関係==
 
==人間関係==
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: 共に吸血鬼のモデルとなった人物。しかし彼女とは非常に相性が悪く、積極的に吸血鬼であることを肯定する姿に憐憫を抱いている。
 
: 共に吸血鬼のモデルとなった人物。しかし彼女とは非常に相性が悪く、積極的に吸血鬼であることを肯定する姿に憐憫を抱いている。
 
; [[カーミラ〔ライダー〕]]
 
; [[カーミラ〔ライダー〕]]
: 上記のカーミラが水着サーヴァントとなったもの。2019年の夏イベントでは彼女の依頼で変装用の衣装を用立てた。
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: 上記のカーミラが水着サーヴァントとなったもの。『見参! ラスベガス御前試合』では彼女の依頼で変装用の衣装を用立てた。
 
: 相変わらず対応は厳しく、怪盗ムーブについても「失笑もの」とにべもないが、そうまでして彼女が手に入れたいものについては一定の理解を示している。
 
: 相変わらず対応は厳しく、怪盗ムーブについても「失笑もの」とにべもないが、そうまでして彼女が手に入れたいものについては一定の理解を示している。
 
; [[エリザベート=バートリー]]
 
; [[エリザベート=バートリー]]
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: [[ヴラド三世 (EXTRA)|ランサーの自身]]が所属するYARIOのメンバーたち。
 
: [[ヴラド三世 (EXTRA)|ランサーの自身]]が所属するYARIOのメンバーたち。
 
: 『藤丸立香はわからない』では主人公にランサーの自身と間違えられて畑に赴き、彼らと共に農作業をしていた。
 
: 『藤丸立香はわからない』では主人公にランサーの自身と間違えられて畑に赴き、彼らと共に農作業をしていた。
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; [[ファンタズムーン (Grand Order)|ファンタズムーン]]
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: 『スペース・ファンタズムーン アナザー・クリスマス』にて、彼女のプレゼント配達にエリザベート共々同行する。
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: 彼女には吸血鬼扱いされていたが、自身は断固として否定している。
    
=== その他 ===
 
=== その他 ===
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==== マイルーム ====
 
==== マイルーム ====
 
;「嫌うもの…強制されることだ。それ以上に屈辱的なことは無い」
 
;「嫌うもの…強制されることだ。それ以上に屈辱的なことは無い」
:マイルーム特殊会話「嫌いなこと」。「吸血鬼」であることを肯定したための狂化を持った彼であるが、[[ヴラド三世 (Apocrypha)|聖杯大戦で起きた惨劇]]は座に遺恨として刻まれている。
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:マイルーム会話「嫌いなこと」。「吸血鬼」であることを肯定したための狂化を持った彼であるが、[[ヴラド三世 (Apocrypha)|聖杯大戦で起きた惨劇]]は座に遺恨として刻まれている。
    
==== 本編 ====
 
==== 本編 ====
;「―――よろしい。では、私は血を戴こう」
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;「───よろしい。では、私は血を戴こう」
 
:竜の魔女ジャンヌ・オルタに呼ばれて。そこにいたのは「救国の英雄」ではなく、「<ruby><rb>血を啜る怪物</rb><rt>ドラキュラ</rt></ruby>」へと成り果てた王。
 
:竜の魔女ジャンヌ・オルタに呼ばれて。そこにいたのは「救国の英雄」ではなく、「<ruby><rb>血を啜る怪物</rb><rt>ドラキュラ</rt></ruby>」へと成り果てた王。
;「――ここで、終わりか。余の夢も、野望も、またも潰えるか……。<br> ふん、そして此度もまた“竜殺し”が関わるとはな。皮肉なものよ。<br> なるほど、<ruby><rb>彼奴</rb><rt>きゃつ</rt></ruby>らめの言うとおりか。余は“<ruby><rb>悪魔</rb><rt>ドラクル</rt></ruby>”。<br> ならば。悪魔を殺し竜を滅ぼすサーヴァントに関われば、墜ちるのは自明の理か。<br> 良い、許す。そして、そこのマスターよ。<br> この戦場の只中でなお、己を見失わぬ男(女)よ。次こそは余を召喚するがいい。<br> であれば、その時こそ我が槍の真髄を見せてやろう。<br> 護国の槍―――民を守る武器は、さぞ貴様の手に映えるだろう―――」
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;「──ここで、終わりか。余の夢も、野望も、またも潰えるか……。<br> ふん、そして此度もまた“竜殺し”が関わるとはな。皮肉なものよ。<br> なるほど、<ruby><rb>彼奴</rb><rt>きゃつ</rt></ruby>らめの言うとおりか。余は“<ruby><rb>悪魔</rb><rt>ドラクル</rt></ruby>”。<br> ならば。悪魔を殺し竜を滅ぼすサーヴァントに関われば、墜ちるのは自明の理か。<br> 良い、許す。そして、そこのマスターよ。<br> この戦場の只中でなお、己を見失わぬ男(女)よ。次こそは余を召喚するがいい。<br> であれば、その時こそ我が槍の真髄を見せてやろう。<br> 護国の槍───民を守る武器は、さぞ貴様の手に映えるだろう───」
 
:第一特異点にて、カルデア一行に敗れて。
 
:第一特異点にて、カルデア一行に敗れて。
 
:「吸血鬼ドラキュラ」という怪物に成り果てた護国の王はまたしても敗れ、[[Fate/Apocrypha|別世界で起きた聖杯大戦]]の事を思い出しつつも彼はどこか満ち足りていた。
 
:「吸血鬼ドラキュラ」という怪物に成り果てた護国の王はまたしても敗れ、[[Fate/Apocrypha|別世界で起きた聖杯大戦]]の事を思い出しつつも彼はどこか満ち足りていた。
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==== イベント ====
 
==== イベント ====
;「当然である。余興とはいえこれは宴。であれば―――<br> 道化であれ、<ruby><rb>本気でかからねば</rb><rt>・・・・・・・・</rt></ruby>面白くも何ともあるまい。<br> 国を守るものならばマツリの重要性は理解している。娯楽無くして人の世は治まらぬもの。」
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;「当然である。余興とはいえこれは宴。であれば───<br> 道化であれ、<ruby><rb>本気でかからねば</rb><rt>・・・・・・・・</rt></ruby>面白くも何ともあるまい。<br> 国を守るものならばマツリの重要性は理解している。娯楽無くして人の世は治まらぬもの。」
 
:『歌うカボチャ城の冒険』にて。上に立つものであるがゆえに、娯楽もまた必要であると語る。名君である彼の素顔を垣間見ることができる。
 
:『歌うカボチャ城の冒険』にて。上に立つものであるがゆえに、娯楽もまた必要であると語る。名君である彼の素顔を垣間見ることができる。
 
;「ははは、嬉しい事を言ってくれるなレディ。だがこれは専門の服飾が仕立てたもの。<br> 余も一度ぐらいは仕上げてみたかったのだが、立場というものがある。<br> うむ、少女よ、後程手ほどきをしよう。主を想う祈りのアップリケは、さぞマスターの服に似合うだろう。」
 
;「ははは、嬉しい事を言ってくれるなレディ。だがこれは専門の服飾が仕立てたもの。<br> 余も一度ぐらいは仕上げてみたかったのだが、立場というものがある。<br> うむ、少女よ、後程手ほどきをしよう。主を想う祈りのアップリケは、さぞマスターの服に似合うだろう。」
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