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− ; アプシュルトス
− : 弟。コルキスを脱出する際、一緒に連れて来ていた彼を殺害し、その身を切り刻んで海に投げ捨てた事で追跡を振り切った。
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− *青子より強いとされている。ちなみに青子の戦闘力は平均的な宝具を持つサーヴァントと互角。
− * いわゆる「エルフ耳」と呼ばれる長い耳。ぴこぴこ動く。『Fate/stay night』PC初回版ではこの設定を忘れた普通の耳のCGが存在し、後にパッチで修正された。
− *キャラクターのデザインは普通に悪女にすると面白味がないことから、「パッと見は艶ぽい美女なんだけど、フードを外したらむしろ素朴な印象のある美人だった」という落としどころで構想。ローブはこやま氏のデザイン。
− **フードは単純な魔術師フードではなく、中東の人が被るフードのイメージが入っていると武内氏は推察している。
− **武内氏曰く、こやま氏は不幸萌えなので、幸薄系のキャスターがずっとお気に入りだったとのこと。
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− * プロット段階ではキャスタールートも存在した。ロリっ娘になった彼女をパートナーにするとかなんとか<ref group="出">「Fate用語辞典-没ルート」『Fate/side material』p.72</ref>。『氷室の天地』に登場するカードゲーム「英雄史大戦」のカードでメディアがロリっ娘になっているのは、このプロットが元ネタ。+
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:ルールブレイカーはメディアが構えて攻撃しても相手が名立たるサーヴァント達であることから、まず誰にも当たらず、当てるには完全なる騙し討ちである必要があるとされる。
:ルールブレイカーはメディアが構えて攻撃しても相手が名立たるサーヴァント達であることから、まず誰にも当たらず、当てるには完全なる騙し討ちである必要があるとされる。
:奈須きのこ氏がメディアの伝承を調べたところ、魔術系の道具や触媒などは色々登場するが、宝具として使えそうなものが無かったため、結局"自分の国を裏切った"、"自分の弟を殺した"という人生を概念化した宝具として、ルールブレイカーを創作したとのこと。
:奈須きのこ氏がメディアの伝承を調べたところ、魔術系の道具や触媒などは色々登場するが、宝具として使えそうなものが無かったため、結局"自分の国を裏切った"、"自分の弟を殺した"という人生を概念化した宝具として、ルールブレイカーを創作したとのこと。
:『Grand Order』では「敵単体に強力な攻撃[Lv]&強化全解除+自身のNPをリチャージ<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のArts宝具。
:『Fate/Grand Order』では「敵単体に強力な攻撃[Lv]&強化全解除+自身のNPをリチャージ<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のArts宝具。
:幕間の物語クリアでC+ランクに上昇し、宝具威力倍率が上昇する。
:幕間の物語クリアでC+ランクに上昇し、宝具威力倍率が上昇する。
; 金羊の皮(アルゴンコイン)
; 金羊の皮(アルゴンコイン)
: ランク:EX
: ランク:EX
: 由来:メディアの母国コルキスの秘宝。
: 由来:メディアの母国コルキスの秘宝。
: イアソン率いるアルゴナウタイ(アルゴ号の船員たち)が探し求めた宝物で、正当な所有者はメディアの血筋にあった。実態については不明な点が多い。
: イアソン率いるアルゴナウタイ(アルゴ号の船員たち)が探し求めた宝物で、正当な所有者はメディアの血筋にあった。
:「地に放ると[[竜種|竜]]が現れる」とされるが「幻獣召喚能力がないためこの用途では使用できない」、「召喚はできるが制御出来ない」とも言われている。金羊の皮が使えればコルキスの竜を召喚出来るが、この竜は竜種の中でも大したことない方なので、第五次聖杯戦争においては最弱から中堅に上がる程度の戦力にしかならないという。[[セブン|第七聖典]]よろしく、ヘンな精霊が憑いているとか。
:皮を愛でることで回復することができる。もふもふ。精神の癒やしが肉体を凌駕したのだっ!<ref group="出" name="「メディア-保有スキル」『Fate/Grand Order Ⅰ』p.283">「メディア-保有スキル」『Fate/Grand Order Ⅰ』p.283</ref>
: メディアにとっても扱えないため、宝具ではなく「[[スキル (サーヴァント)|スキル]]」の項にて言及されている。
:金羊の皮を守っていた竜が皮そのものに変わり、「地に放ると[[竜種|竜]]が現れる」という逸話として伝わっている。[[セブン|第七聖典]]よろしく、ヘンな精霊が宿っている。<ref group="出" name="「Fate用語辞典-金羊の皮」『Fate/side material』p.59">「Fate用語辞典-金羊の皮」『Fate/side material』p.59</ref>
:皮を愛でることで回復することができる。もふもふ。精神の癒やしが肉体を凌駕したのだっ!
: メディアも扱えないため、宝具ではなく「[[スキル (サーヴァント)|スキル]]」の項にて言及されている。使用できない理由は「竜召喚能力が無い」<ref group="出" name="「Fate用語辞典-金羊の皮」『Fate/side material』p.59" />、「幻獣召喚能力が無い」<ref group="出" name="「メディア-保有スキル」『Fate/Grand Order Ⅰ』p.283" />または「召喚はできるが制御出来ない」<ref group="出" name="「竹箒日記-2015/4/11」">「[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201504.html 竹箒日記-2015/4/11]」</ref>為。金羊の皮が使えればコルキスの竜を召喚出来るが、この竜は余り強くないので、第五次聖杯戦争においては最弱から中堅に上がる程度の戦力にしかならない<ref group="出">「奈須きのこ一問一答-宝具関係」『Fate/complete material Ⅲ World material.』p.134</ref>。
: 『Fate/stay night』ではランクEXとなっているが、『Fate/Grand Order』ではランクが存在せず、ゲーム中での効果は「'''皮を愛でて'''自身のHPを回復[Lv]」となっている。
: 『Fate/stay night』ではランクEXとなっているが、『Fate/Grand Order』ではランクが存在せず、ゲーム中での効果は「'''皮を愛でて'''自身のHPを回復[Lv]」となっている。
:イアソンはメディアを自国イオルコスに連れ帰り「誓約の品である「金羊の皮」を手に持ち帰れば王位を認める」と約束したペリアス王の元へと凱旋するが、両親は死に約束も反故にされてしまう。
:イアソンはメディアを自国イオルコスに連れ帰り「誓約の品である「金羊の皮」を手に持ち帰れば王位を認める」と約束したペリアス王の元へと凱旋するが、両親は死に約束も反故にされてしまう。
:「約束をただの言葉遊びと一蹴したペリアスを、その後継者である三人の王女を殺せ」と命令されたメディアはそれを実行した。
:「約束をただの言葉遊びと一蹴したペリアスを、その後継者である三人の王女を殺せ」と命令されたメディアはそれを実行した。
:イアソンを愛している、それだけの理由で。
:イアソンを愛している、それだけの理由で。そしてこの時に呪いは解けた。
:イアソンは王座についたが、その悪行も民に知られてしまい結局追放され、ギリシャを彷徨った果てにコリントスに辿り着く。
:イアソンは王座についたが、その悪行も民に知られてしまい結局追放され、ギリシャを彷徨った果てにコリントスに辿り着く。
:彼を気に入ったコリントス王から、その娘であるグライアとの婚姻を持ちかけられたイアソンは、その苛烈さを疎んでいたメディアとその子供二人を迷いもなく捨ててグライアの元に走る。
:彼を気に入ったコリントス王から、その娘であるグライア<ref group="注">『Fate/hollow ataraxia』での表記。現実の神話においてはグラウケー、またはクレウサ。グライアは別に存在するが、メディアとの接点は無い。</ref>との婚姻を持ちかけられたイアソンは、その苛烈さを疎んでいたメディアとその子供二人を迷いもなく捨ててグライアの元に走る。
::'''「貴方の為に国を捨てたのに。貴方のために、何もかも捨てたのに────」'''
::'''「貴方の為に国を捨てたのに。貴方のために、何もかも捨てたのに────」'''
; [[衛宮士郎]]
; [[衛宮士郎]]
: 彼の特異な魔術回路に興味を持ち、あるバッドエンドでは彼を礼装に改造する。
: 彼の特異な魔術回路に興味を持ち、あるバッドエンドでは彼を礼装に改造する。
:『Grand Order』の台詞によると、[[エミヤ|アーチャー]]と同じ存在だと見抜いていた様子。またその台詞では礼儀正しいと評している。
:『Fate/Grand Order』の台詞によると、[[エミヤ|アーチャー]]と同じ存在だと見抜いていた様子。またその台詞では礼儀正しいと評している。
: 聖杯が絡まないスピンオフでの仲は良好。彼から料理を学ぶ様子などが見られる。
: 聖杯が絡まないスピンオフでの仲は良好。彼から料理を学ぶ様子などが見られる。
; [[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]
; [[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]
; [[藤村大河]]
; [[藤村大河]]
: マスターの同僚。「タイガー道場」ではタイガにお悩み相談をしている。
: マスターの同僚。「タイガー道場」ではタイガにお悩み相談をしている。
: 本編ではUBWルートにて彼女を人質に取った事が[[エミヤ|アーチャー]]の逆鱗に触れてしまい、間接的な敗因となった。
: UBWルートでは彼女を人質に取った事が[[エミヤ|アーチャー]]の逆鱗に触れ、間接的な敗因となった。
; [[間桐桜]]
; [[間桐桜]]
: 本編では面識はなかったが、『Fate/hollow ataraxia』や『フェイト/タイガーころしあむ』では性格が近いせいか『表向き』は仲が良く、交流もある。
: 本編では面識はなかったが、『Fate/hollow ataraxia』や『フェイト/タイガーころしあむ』では性格が近いせいか『表向き』は仲が良く、交流もある。
=== 生前 ===
=== 生前 ===
; アプシュルトス
: 弟。コルキスを脱出する際、一緒に連れて来ていた彼を殺害し、その身を切り刻んで海に投げ捨てた事で追跡を振り切った。この事件の後、メディアは廃人になっていた。
; アルゴンコイン
; アルゴンコイン
: 『Fate/complete material Ⅴ』のラフ絵にて登場。『Fate/side material』で言及された金羊の皮に宿る精霊だと思われる。
: 『Fate/complete material Ⅴ』のラフ絵にて登場。『Fate/side material』で言及された金羊の皮に宿る精霊だと思われる。
: エルフ耳や髪の色、メディアを「ねえさん」と呼ぶなど、何故か弟を思わせる言動や姿だが詳細不明。
: エルフ耳や髪の色、メディアを「ねえさん」と呼ぶなど、何故か弟を思わせる言動や姿だが詳細不明。
: ラフ絵であるため正式な間柄かは不明だが「仮にも王女なんだから」とメディアをガミガミ叱るため「うるさいわねー」と嫌そうな顔をされている。
: ラフ絵であるため正式な間柄かは不明だが「仮にも王女なんだから」とメディアをガミガミ叱るため「うるさいわねー」と嫌そうな顔をされている。
; ヘカテー
; ヘカテ
: ギリシャ神話における魔術の女神。メディアに魔術を教えた祖。
: ギリシャ神話における魔術の女神。メディアに魔術を教えた祖。
: 月の女神でもあり、メディアが持つ錫杖は彼女より賜ったもの。
: 月の女神でもあり、メディアが持つ錫杖は彼女より賜ったもの。
; [[キルケー]]
; [[キルケー]]
: 母方の叔母。同時に姉弟子にして魔術の師であった魔女。魔術の天才だが性格には色々と問題があったらしい。
: 母方の叔母。同時に姉弟子にして魔術の師であった魔女。魔術の天才だが性格には色々と問題があったらしい。
: メディアは王女として魔術を習っていたため真性の魔女とは言えないのだが、その彼女がイアソンに捨てられて以降魔女として振る舞えたのはこのグレートな姉弟子との修行時代があったからだとか。
: メディアは王女として魔術を習っていたため真性の魔女とは言えないのだが、その彼女がイアソンに捨てられて以降魔女として振る舞えたのはこのグレートな姉弟子との修行時代があったからだとか。<ref group="出" name="「メディア-保有スキル」『Fate/Grand Order Ⅰ』p.283" />
;[[アフロディーテ]]
:彼女がエロースを介して呪いを掛けた事でメディアの人生は急転直下する。
; [[イアソン]]
; [[イアソン]]
: 「アルゴー号の冒険」で名高いギリシャの英雄であり夫。彼に裏切られた事がメディアの性格を決定づけた。
: 「アルゴー号の冒険」で名高いギリシャの英雄であり夫。彼に裏切られた事がメディアの性格を決定づけた。
: アルゴー号に同乗していた仲間。アニメ版『Fate/Apocrypha』で会話が描かれた。
: アルゴー号に同乗していた仲間。アニメ版『Fate/Apocrypha』で会話が描かれた。
; [[アキレウス]]
; [[アキレウス]]
: 一部の伝承では4人目の夫とされる場合もある。彼と結ばれる場合イアソンを殺していないこととなる為、Fate世界では結ばれていないようである。『Fate/Grand Order material Ⅰ』で修羅場を期待されているが、今のところ交流はない。
: 一部の伝承では4人目の夫とされる場合もある。『Fate/Grand Order material Ⅰ』で修羅場を期待されているが、今のところ交流はない。
=== その他 ===
=== その他 ===
;[[カレン・オルテンシア]]
;[[カレン・オルテンシア]]
:「トラぶる花札道中記EX」にて幸せを台無しにしようとした彼女に花札で挑まれる。
:「トラぶる花札道中記EX」にて幸せを台無しにしようとした彼女に花札で挑まれる。
;[[ディルムッド・オディナ]]
:『Fate/unlimited codes』にて彼の魔貌に警戒心を剥き出しにする。
;[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン]]
;[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン]]
:『タイころアッパー』で壮絶な舌戦を繰り広げた。「人妻で姫君」というキャラクター性が被るためか、相性が悪いらしい。
:『タイころアッパー』で壮絶な舌戦を繰り広げた。「人妻で姫君」というキャラクター性が被るためか、相性が悪いらしい。
== メモ ==
== メモ ==
*キャスターは「旧Fate」からあまり変わっておらず、旧Fateでも"メディア"だった。最初からコテコテの魔術師がやりたかったとのこと。デザインは「目を隠していて口元しか見えないけどメチャクチャ美人で艶ぽく、ドキドキする女性」というオーダー。
*キャスターは「旧Fate」からあまり変わっておらず、旧Fateでも"メディア"だった。最初からコテコテの魔術師がやりたかったとのこと。<ref group="出" name="「奈須きのこ&武内崇キャラクター別対談」『Fate/complete material Ⅱ Character material.』p.87">「奈須きのこ&武内崇キャラクター別対談」『Fate/complete material Ⅱ Character material.』p.87</ref>
* 能力自体は[[魔法|魔法使い]]レベルだが、彼女はTYPE-MOON世界における"魔法"を知らないので定義としては魔術師に位置する<ref group="出">「Fate用語辞典-キャスター」『Fate/side material』p.58</ref>。
*『Fate/stay night』でも一二を争う美人。<ref group="出" name="「Fate用語辞典-キャスター」『Fate/side material』p.58">「Fate用語辞典-キャスター」『Fate/side material』p.58</ref>デザインにも「目を隠していて口元しか見えないけどメチャクチャ美人で艶っぽく、ドキドキする女性」と注文した。これに対し、武内氏は普通に悪女にすると面白味がないことから、「パッと見は艶ぽい美女なんだけど、フードを外したらむしろ素朴な印象のある美人だった」という落としどころで構想。<ref group="出" name="「奈須きのこ&武内崇キャラクター別対談」『Fate/complete material Ⅱ Character material.』p.87" />
**ローブはこやま氏のデザイン。フードは単純な魔術師フードではなく、中東の人が被るフードのイメージが入っていると武内氏は推察している。<ref group="出" name="「奈須きのこ&武内崇キャラクター別対談」『Fate/complete material Ⅱ Character material.』p.87" />
* いわゆる「エルフ耳」と呼ばれる長い耳。ぴこぴこ動く。『Fate/stay night』PC初回版ではこの設定を忘れた普通の耳のCGが存在し、後にパッチで修正された。
* 能力自体は[[魔法|魔法使い]]レベルだが、魔法を習得していない為、魔術師に留まっている。<ref group="出" name="「Fate用語辞典-キャスター」『Fate/side material』p.58" />
**元々彼女は神代……つまり多くの魔術が未だ魔法だった頃の人物なので、キャスターが行使する魔術の多くも当時は「魔法」であったと思われ、それでいえば立派な魔法使いである。ただ、キャスターが使える中に「現代まで残った五つの魔法」は無かったというだけである。
**元々彼女は神代……つまり多くの魔術が未だ魔法だった頃の人物なので、キャスターが行使する魔術の多くも当時は「魔法」であったと思われ、それでいえば立派な魔法使いである。ただ、キャスターが使える中に「現代まで残った五つの魔法」は無かったというだけである。
* サーヴァントである彼女は自力で魔力を生成できないようになっている。<br>そもそも本人自身の魔力生成量自体がそう多くはない<ref group="出">「[https://www.typemoon.com/users/vote/fate2nd_chara.html 第2回人気投票]」</ref>。その上魔力供給を担うはずのマスター・葛木は魔術師の素養を持たず、契約も出来ないために魔力を作れない。このため、町中の人間から「魂喰い」をすることで魔力を集めて本陣である柳洞寺に蓄えなければ本領発揮は出来ないという。
* サーヴァントである彼女は自力で魔力を生成できないようになっている。<br>そもそも本人自身の魔力生成量自体がそう多くはない<ref group="出">「[https://www.typemoon.com/users/vote/fate2nd_chara.html 第2回人気投票]」</ref>。その上魔力供給を担うはずのマスター・葛木は魔術師の素養を持たず、契約も出来ないために魔力を作れない。このため、町中の人間から「魂喰い」をすることで魔力を集めて本陣である柳洞寺に蓄えなければ本領発揮は出来ないという。
** 正確には、サーヴァントに魔力を生成する機能=エンジンがないわけではなく、それを始動させるための機能=キーが、マスターの魔力によって担われている。キーがなければ車は動かないが、動くためのエンジンは車がもとから持っている、という関係。「英霊」という莫大な魔力の塊を人間であるマスターの魔力のみで現界させているわけではない(とはいえ、マスターからの魔力供給が潤沢であれば、その分エンジンは好調に回るので、それに越したことはない)。
** 正確には、サーヴァントに魔力を生成する機能=エンジンがないわけではなく、それを始動させるための機能=キーが、マスターの魔力によって担われている。キーがなければ車は動かないが、動くためのエンジンは車がもとから持っている、という関係。「英霊」という莫大な魔力の塊を人間であるマスターの魔力のみで現界させているわけではない(とはいえ、マスターからの魔力供給が潤沢であれば、その分エンジンは好調に回るので、それに越したことはない)。
* ステータス中の「幸運」はBランク。生前を考えれば運に恵まれているとは思えないが、これは奈須氏がTRPGシステムを踏まえてステータスのバランスをとっていたためであり、'''生前の境遇や葛木に出会えた幸運といったものは全く関係ない。'''
* ステータス中の「幸運」はBランク。生前を考えれば運に恵まれているとは思えないが、これは奈須氏がTRPGシステムを踏まえてステータスのバランスをとっていたためであり、'''生前の境遇や葛木に出会えた幸運といったものは全く関係ない。'''
**筋力、耐久、敏捷、魔力、幸運の5つにアルファベットが被らないように割り振るというもので、被ってるとしてもバランスが崩れないようにされている。とくにキャスターの場合、身体能力系のパラメータにBランクがあるのは明らかに違和感でしかないので、幸運がBになるのは妥当。
**筋力、耐久、敏捷、魔力、幸運の5つにアルファベットが被らないように割り振るというもので、被ってるとしてもバランスが崩れないようにされている。とくにキャスターの場合、身体能力系のパラメータにBランクがあるのは明らかに違和感でしかないので、幸運がBになるのは妥当。
* 伝承ではイアソンも含めて3回、もしくは4回結婚したとされる。4回目の時は不老不死の力を獲得し、[[アキレウス]]と結婚したとも言われる。
* プロット段階ではキャスタールートも存在した。ロリっ娘になった彼女をパートナーにするとかなんとか。<ref group="出">「Fate用語辞典-没ルート」『Fate/side material』p.72</ref>『氷室の天地』に登場するカードゲーム「英雄史大戦」のカードでメディアがロリっ娘になっているのは、このプロットが元ネタ。
* 最初のマスターとの諍いは「最初に彼女を召喚したマスターに散々嫉妬され、ひどい目に遭わされたので騙し討ちしました」とのこと。<ref group="出" name="「奈須きのこ&武内崇キャラクター別対談」『Fate/complete material Ⅱ Character material.』p.87" />
* 最初のマスターとの諍いは「最初に彼女を召喚したマスターに散々嫉妬され、ひどい目に遭わされたので騙し討ちしました」とのこと<ref group="出">「奈須きのこ&武内崇キャラクター別対談」『Fate/complete material Ⅱ Character material.』p.87</ref>。
** TVアニメ版第2作(ufotable版『UBW』)でこの詳細が明らかになったが、契約していたマスターはゲーム版で言及されていたような中肉中背の中年ではなく、[[アトラム・ガリアスタ|生前の夫のような顔のいい男性]]であった。
** TVアニメ版第2作(ufo版『UBW』)でこの詳細が明らかになったが、契約していたマスターはゲーム版で言及されていたような中肉中背の中年ではなく、[[アトラム・ガリアスタ|生前の夫のような顔のいい男性]]であった。
*** 奈須氏曰く「ゲーム版では中肉中背の中年とか書かれていた? うん、それはきっと幻なんだ」とのこと。<ref group="出" name="「竹箒日記-2015/4/11」" />
*** 奈須きのこ氏曰く「ゲーム版では中肉中背の中年とか書かれていたのはきっと幻」とのこと。
* 宝具「破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)」は威力を出すことを目的とした物ではないため、『Fate/unlimited codes』や『トラぶる花札道中記』などでは、相手を呪詛で束縛した上で上空から全力全壊の魔力弾連射攻撃を行う「神言魔術式・灰の花嫁(ヘカティック・グライアー)」が彼女の最強技として設定されている。
* 宝具「破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)」は威力を出すことを目的とした物ではないため、『Fate/unlimited codes』や『トラぶる花札道中記』などでは、相手を呪詛で束縛した上で上空から全力全壊の魔力弾連射攻撃を行う「神言魔術式・灰の花嫁(ヘカティック・グライアー)」が彼女の最強技として設定されている。
**後に『Fate/Grand Order』でも、バトルモーション内で「神言魔術式・灰の花嫁」と「コリュキオン」を使うようになった(2017年2月1日のモーション更新以降。あくまでも演出の一環であり、プレイヤーが操作して繰り出すものではない)。
**後に『Fate/Grand Order』でも、バトルモーション内で「神言魔術式・灰の花嫁」と「コリュキオン」を使うようになった(2017年2月1日のモーション更新以降。あくまでも演出の一環であり、プレイヤーが操作して繰り出すものではない)。
* ジェネオン版アニメの回想に登場する若き日のメディアは、元々顔を影で隠す予定だった。しかし、キャラクターデザインの石原恵が描いてしまい発表になった。石原当人は隠れていても対処はしておきたい、という理由で描いたとの事だが、山口監督は好評だったと賞賛している。
* 『Fate/stay night』アニメ版第1作の回想に登場する若き日のメディアは、元々顔を影で隠す予定だった。しかし、キャラクターデザインの石原恵が描いてしまい発表になった。石原当人は隠れていても対処はしておきたい、という理由で描いたとの事だが、山口監督は好評だったと賞賛している。
*『Fate/complete material IV Extra material.』初回特典のアレ本には、こやまひろかず氏による描き下ろしイラストによって、魔法少女のような扮装をした「キャスターリリィ」というネタバリエーションが掲載されている。
*武内氏曰く、こやま氏は不幸萌えなので、幸薄系のキャスターがずっとお気に入りだったとのこと。<ref group="出" name="「奈須きのこ&武内崇キャラクター別対談」『Fate/complete material Ⅱ Character material.』p.87" />
**『Fate/complete material IV Extra material.』初回特典のアレ本には、こやまひろかず氏による描き下ろしイラストによって、魔法少女のような扮装をした「キャスターリリィ」というネタバリエーションが掲載されている。
** 後に『Fate/Grand Order』で上記を元にした[[メディア〔リリィ〕|メディア・リリィ]]が登場している。年齢そのままで恰好だけ変化したキャスターリリィと異なり、設定年齢14歳という、イアソンと出会う前のお姫様の時代を描写するためのキャラとなっている。
** 後に『Fate/Grand Order』で上記を元にした[[メディア〔リリィ〕|メディア・リリィ]]が登場している。年齢そのままで恰好だけ変化したキャスターリリィと異なり、設定年齢14歳という、イアソンと出会う前のお姫様の時代を描写するためのキャラとなっている。
*Fate/hollow ataraxiaでのギルガメッシュ来襲は本当はSNでやりたかったとのこと。しかし、本編中のどこに入れても話が止まってしまうというのと、「物語の終盤に入ったところで、キャスターと葛木に感情移入されても・・」というバランス的な問題で断念。いつか、番外編でやろうと企みhollowで成就した。
*『Fate/hollow ataraxia』でのギルガメッシュ来襲は本当は『Fate/stay night』でやりたかったとのこと。しかし、作中のどこに入れても話が止まってしまうというのと、「物語が終盤に入ったところで、キャスターと葛木に感情移入されても……」というバランス的な問題で断念。いつか、番外編でやろうと企みhollowで成就した。<ref group="出" name="「奈須きのこ&武内崇キャラクター別対談」『Fate/complete material Ⅱ Character material.』p.87" />
**この『ギルガメッシュ来襲』というのはセイバールートでキャスターが衛宮邸に現れる前日譚。内容としては、ギルガメッシュが柳洞寺に現れ、アサシンと葛木がやられ、キャスターが命からがら逃げるというもの。
**この「ギルガメッシュ来襲」というのはセイバールートでキャスターが衛宮邸に現れる前日譚。内容としては、ギルガメッシュが柳洞寺に現れ、アサシンと葛木がやられ、キャスターが命からがら逃げるというもの。
*第五次聖杯戦争でキャスター程の腕前の魔術師がギルガメッシュに気づけなかった理由だが、これはギルガメッシュが枠外の存在であったため。キャスターは大聖杯と小聖杯のシステムを理解していたが、聖杯を理解していたからこそ、そこから外れた存在には気づけなかったとのこと。
*第五次聖杯戦争でキャスター程の腕前の魔術師がギルガメッシュに気づけなかった理由だが、これはギルガメッシュが枠外の存在であったため。キャスターは大聖杯と小聖杯のシステムを理解していたが、聖杯を理解していたからこそ、そこから外れた存在には気づけなかったとのこと。<ref group="出" name="「奈須きのこ&武内崇キャラクター別対談」『Fate/complete material Ⅱ Character material.』p.87" />
* 「stay night」アニメ版第1作以来、長らくCVを担当していた田中敦子氏は2024年8月20日に61歳で永眠。<br>Fateシリーズにおいては「藤丸立香はわからない」シーズン1第15話が、メディア役としての最後の新録となった。
* 『Fate/stay night』アニメ版第1作以来、長らくCVを担当していた田中敦子氏は2024年8月20日に61歳で永眠。<br>Fateシリーズにおいては「藤丸立香はわからない」シーズン1第15話が、メディア役としての最後の新録となった。
== 話題まとめ ==
== 話題まとめ ==
; VSバーサーカー
; VSバーサーカー
: セイバーレベルの前衛を務められる実力者が二人ほど居れば、[[ヘラクレス|バーサーカー]]に大魔術を食らわせる事ができるが、それも二~三回が限界<ref group="出">「Fate道場」『コンプティーク』2006年3月号</ref>。
: セイバーレベルの前衛を務められる実力者が二人ほど居れば、[[ヘラクレス|バーサーカー]]に大魔術を食らわせる事ができるが、それも二~三回が限界。<ref group="出">「Fate道場」『コンプティーク』2006年3月号</ref>
: 漫画版では一方的に拠点を蹂躙されていた。
: 西脇だっと版では一方的に拠点を蹂躙されていた。
; VS葛木宗一郎
; VS葛木宗一郎
: 「惚れた方の負け」ということでキャスターが勝負を降りるため本来ありえない組み合わせだが、キャスターは戦闘が始まれば準備しておいた圧倒的火力で相手を葬り、葛木は気付かれる前に相手を即死させる戦術を取るため、真面目に戦闘した場合には初撃を取ったほうが問答無用で勝つという前提戦となり、まずまともな戦いは見られない<ref group="出">「誌上対決8番勝負」『電撃姫』2006年2月号付録「TYPE-MOON DOUBLE MANIAX」</ref>。
: 「惚れた方の負け」ということでキャスターが勝負を降りるため本来ありえない組み合わせだが、キャスターは戦闘が始まれば準備しておいた圧倒的火力で相手を葬り、葛木は気付かれる前に相手を即死させる戦術を取るため、真面目に戦闘した場合には初撃を取ったほうが問答無用で勝つという前提戦となり、まずまともな戦いは見られない<ref group="出">「誌上対決8番勝負」『電撃姫』2006年2月号付録「TYPE-MOON DOUBLE MANIAX」</ref>。