115行目: |
115行目: |
| ;[[茨木童子]] | | ;[[茨木童子]] |
| :第七特異点で自分と同じようにギルガメッシュに召喚されたサーヴァント。 | | :第七特異点で自分と同じようにギルガメッシュに召喚されたサーヴァント。 |
− | :茨木童子からは鬼の匂いを感じ取っている。 | + | :彼女からは鬼の匂いを感じ取っている。 |
− | :幕間の物語「渡る世間はオニばかり」では残滓が何らかのものと混ざり合ったことで暴走した自分を倒した。 | + | :彼女の[[幕間の物語]]「渡る世間はオニばかり」では、第七特異点にて残滓が何らかのものと混ざり合ったことで暴走した自分を倒されている。 |
| | | |
| ;[[牛若丸]] | | ;[[牛若丸]] |
151行目: |
151行目: |
| | | |
| ;[[大いなる石像神]] | | ;[[大いなる石像神]] |
− | :刑部姫と並ぶゲーム仲間。彼女達とともにあまりにのめり込みすぎたため、パールヴァティーの幕間の物語ではきつい説教を貰う事になった。 | + | :刑部姫と並ぶゲーム仲間。彼女達とともにあまりにのめり込みすぎたため、パールヴァティーの幕間の物語「神妃が見守るものたち」ではきつい説教を貰う事になった。 |
| | | |
| ;[[エドワード・ティーチ]] | | ;[[エドワード・ティーチ]] |
176行目: |
176行目: |
| | | |
| ;[[ワルキューレ]] | | ;[[ワルキューレ]] |
− | :彼女達の幕間の物語で共演。 | + | :彼女達の幕間の物語「Die Walküre」で共演。 |
| :レクリエーションルームによく来るためゲームを教えたのはいいが、連日のように入り浸っている有様には若干危機感を覚えた模様。 | | :レクリエーションルームによく来るためゲームを教えたのはいいが、連日のように入り浸っている有様には若干危機感を覚えた模様。 |
| :後に彼女達がシグルドとマスターに怒られた際には取りなして、ゲームは一日二時間までということにしてもらった。 | | :後に彼女達がシグルドとマスターに怒られた際には取りなして、ゲームは一日二時間までということにしてもらった。 |
203行目: |
203行目: |
| ;朝比奈義秀 | | ;朝比奈義秀 |
| :『源平盛衰記』において、和田義盛との間にできたとされる子。 | | :『源平盛衰記』において、和田義盛との間にできたとされる子。 |
− | :上記の義盛との結婚ともども創作である可能性が高いが、『Fate/Grand Order』の2018年夏イベントでは「幼少の義秀なら喜ぶでしょう」と発言しており、これらのエピソードが採用されているようである。 | + | :上記の義盛との結婚ともども創作である可能性が高いが、『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』では「幼少の義秀なら喜ぶでしょう」と発言しており、これらのエピソードが採用されているようである。 |
| :Fate世界では「実は木曽義仲との間の子供」とのことで、和田義盛の子として(おそらくは彼も承知の上で)育てたようである。 | | :Fate世界では「実は木曽義仲との間の子供」とのことで、和田義盛の子として(おそらくは彼も承知の上で)育てたようである。 |
| | | |
237行目: |
237行目: |
| : 真名解放後の最終再臨時の台詞。主人公への親愛を示し、義仲と二人が出会う情景を思い浮かべている。 | | : 真名解放後の最終再臨時の台詞。主人公への親愛を示し、義仲と二人が出会う情景を思い浮かべている。 |
| | | |
− | ; 「むむ…マスターはまだ年若い身、あまり派手に遊ばれてはいけませんよ? 節度、節度です。<br> ええっと…その…言いにくいのですが……、大胆なお姿の方がおりますので。<br> ―――ええ!節度!!」 | + | ; 「むむ…マスターはまだ年若い身、あまり派手に遊ばれてはいけませんよ? 節度、節度です。<br> ええっと…その…言いにくいのですが……、大胆なお姿の方がおりますので。<br> ───ええ!節度!!」 |
| : マイルーム会話「露出の多い女性サーヴァント」。 | | : マイルーム会話「露出の多い女性サーヴァント」。 |
| : かなり過激な衣装を着たサーヴァントが多いカルデアにて、年若いマスターに節度を保つよう注意を行う。なお、[[水着サーヴァント]]は大体この会話の発生対象。 | | : かなり過激な衣装を着たサーヴァントが多いカルデアにて、年若いマスターに節度を保つよう注意を行う。なお、[[水着サーヴァント]]は大体この会話の発生対象。 |
269行目: |
269行目: |
| :同上。節操なき[[エドワード・ティーチ|ネタバレ者]]には一切焼却も辞さぬ構え。みんなも気をつけよう。 | | :同上。節操なき[[エドワード・ティーチ|ネタバレ者]]には一切焼却も辞さぬ構え。みんなも気をつけよう。 |
| | | |
− | ;「ああ……そうですね。私は、ただの私でございます。」<br>「自分をただの自分として受け入れていただける喜び。数々の猛者達と共に、戦場を駆ける喜び。」<br>「思い出して、しまいました。これは、とても懐かしいものです。」<br>「懐かしくて、温かな……。」<br>「………………。」<br>「そして―――」<br>「何よりもまず、今の私はマスターのサーヴァントなのだという事も、思い出しました。」<br>「マスターの願いこそが私の願い、私がただの私であれ、と言うのがマスターの願いであれば、」<br>「私はそれに快心もて従うのみでございます。さあマスター、<ruby><rb>ただの私</rb><rt>・・・・</rt></ruby>に対するご命令や、如何に?」 | + | ;「ああ……そうですね。私は、ただの私でございます。」<br>「自分をただの自分として受け入れていただける喜び。数々の猛者達と共に、戦場を駆ける喜び。」<br>「思い出して、しまいました。これは、とても懐かしいものです。」<br>「懐かしくて、温かな……。」<br>「………………。」<br>「そして───」<br>「何よりもまず、今の私はマスターのサーヴァントなのだという事も、思い出しました。」<br>「マスターの願いこそが私の願い、私がただの私であれ、と言うのがマスターの願いであれば、」<br>「私はそれに快心もて従うのみでございます。さあマスター、<ruby><rb>ただの私</rb><rt>・・・・</rt></ruby>に対するご命令や、如何に?」 |
| :同上。鬼か人か。己が存在の定義から逃げるなと酒呑童子から責められる中、マスターにとっての巴は『ただ召喚に応じてくれた者』という答えであった。 | | :同上。鬼か人か。己が存在の定義から逃げるなと酒呑童子から責められる中、マスターにとっての巴は『ただ召喚に応じてくれた者』という答えであった。 |
| :今の主から、かつての主と似た言葉を受け取ることで昔を思い出し、迷いを吹っ切ることができた。 | | :今の主から、かつての主と似た言葉を受け取ることで昔を思い出し、迷いを吹っ切ることができた。 |
281行目: |
281行目: |
| | | |
| ;『弱火で10分なら三倍の強火でやれば3分で済む』 | | ;『弱火で10分なら三倍の強火でやれば3分で済む』 |
− | : 正月イベント『閻魔亭繁盛記』にて[[紅閻魔]]からかつてこのように発言したと証言された。 | + | : 『雀のお宿の活動日誌~閻魔亭繁盛記~』にて[[紅閻魔]]からかつてこのように発言したと証言された。 |
| : 多少でも料理をやったことがある人なら誰でも分かる事だが、弱火と強火は素材への火の通り方がまるで別物なので、単純に熱を通す時間の短縮にはならない。 | | : 多少でも料理をやったことがある人なら誰でも分かる事だが、弱火と強火は素材への火の通り方がまるで別物なので、単純に熱を通す時間の短縮にはならない。 |
| : レシピを調理しながら読んだり、足りない調味料をその場で代用していたことも明かされ、「これほど叩き甲斐のある生徒は久しぶり」「お前様は一切の容赦は無し」という評価を受けた。 | | : レシピを調理しながら読んだり、足りない調味料をその場で代用していたことも明かされ、「これほど叩き甲斐のある生徒は久しぶり」「お前様は一切の容赦は無し」という評価を受けた。 |
292行目: |
292行目: |
| *隠そうとしなければ現れてしまう角を有するほどに濃い鬼の血が流れている女性ではあるが、平素は強力な「義仲への愛」で反転衝動を抑え込んでいるようである。義仲と結ばれているという「小我」が満たされていれば反転する必要も無かったのかもしれない。 | | *隠そうとしなければ現れてしまう角を有するほどに濃い鬼の血が流れている女性ではあるが、平素は強力な「義仲への愛」で反転衝動を抑え込んでいるようである。義仲と結ばれているという「小我」が満たされていれば反転する必要も無かったのかもしれない。 |
| **義仲死後も義仲との離別の際に終始「人間の女性」として戦場を去るように重ね重ね言われたためか、その後も反転して敵を討とうと暴走したような様子はない。だが、巴当人としてはあの時に引き下がったことを今でも強く後悔しているようである。 | | **義仲死後も義仲との離別の際に終始「人間の女性」として戦場を去るように重ね重ね言われたためか、その後も反転して敵を討とうと暴走したような様子はない。だが、巴当人としてはあの時に引き下がったことを今でも強く後悔しているようである。 |
− | ***しかし、彼女が反転しなかったのは義仲を失ったからであり、彼の死後には角も無くなり、死んだ際にも人間と変わらない肉体になっていたようである。その一方で、義仲とより長く共にあったら反転を起こし、彼との子であった義秀も食らう鬼になっていた可能性が幕間の物語で示唆されている。 | + | ***しかし、彼女が反転しなかったのは義仲を失ったからであり、彼の死後には角も無くなり、死んだ際にも人間と変わらない肉体になっていたようである。その一方で、義仲とより長く共にあったら反転を起こし、彼との子であった義秀も食らう鬼になっていた可能性が彼女の幕間の物語「わが心、あの旭を忘れじ」で示唆されている。 |
| *英霊剣豪として名乗った際の名前であるインフェルノとは「地獄」を意味する言葉。転じて「地獄のような業火」とも意味している。 | | *英霊剣豪として名乗った際の名前であるインフェルノとは「地獄」を意味する言葉。転じて「地獄のような業火」とも意味している。 |
| *上記の通り第七特異点に召喚された際、召喚されたサーヴァントの中に彼女が嫌う[[牛若丸|源義経]]がいたが特に仲違いがあった描写はない。「牛若丸」の姿の彼女とは面識がないとはいえ弁慶もいたことも考慮すると気づかれずに済むとは考え難いが、如何にして衝突が回避されたかは不明。 | | *上記の通り第七特異点に召喚された際、召喚されたサーヴァントの中に彼女が嫌う[[牛若丸|源義経]]がいたが特に仲違いがあった描写はない。「牛若丸」の姿の彼女とは面識がないとはいえ弁慶もいたことも考慮すると気づかれずに済むとは考え難いが、如何にして衝突が回避されたかは不明。 |
| **……しかし、『鬼楽百重塔』の様子から推察すると、少なくとも弁慶は両者の関係性を把握しているらしい。その上で'''死にもの狂い'''で両者の接触を回避、あるいは接触しても互いの身の上に気づかせぬよう最大限の努力をする事で平穏を保っている可能性が高くなった。弁慶含む周囲の人間の心労が偲ばれる…。 | | **……しかし、『鬼楽百重塔』の様子から推察すると、少なくとも弁慶は両者の関係性を把握しているらしい。その上で'''死にもの狂い'''で両者の接触を回避、あるいは接触しても互いの身の上に気づかせぬよう最大限の努力をする事で平穏を保っている可能性が高くなった。弁慶含む周囲の人間の心労が偲ばれる…。 |
− | *彼女の最大の個性となりつつある「ゲーム好き」キャラであるが、絆Lv2の時点では「興味があると述べるだけ」程度だったところ、絆Lv3でもう既に「差し迫った用事が無いならゲームしたいことを隠さない」ほどにドップリはまっている。 | + | *彼女の最大の個性となりつつある「ゲーム好き」キャラであるが、マイルーム会話において絆Lv2の時点では「興味があると述べるだけ」程度だったところ、絆Lv3でもう既に「差し迫った用事が無いならゲームしたいことを隠さない」ほどにドップリはまっている。なお、これらの会話は真名開放前でも聞くことができる。 |
− | **その後もアナログやデジタルはもちろん、ジャンル問わず様々なゲームに精を出しているようで、イベント『節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔』の冒頭ではFPSに熱中している事を「仕事が忙しい」などと表現したり、その後も事あるごとに物の例えにゲームを持ち出すなどヘビーゲーマーっぷりを見せつけており、北斎のイベントではギルガメッシュを呆れさせている。 | + | **その後もアナログやデジタルはもちろん、ジャンル問わず様々なゲームに精を出しているようで、イベント『節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔』の冒頭ではFPSに熱中している事を「仕事が忙しい」などと表現したり、その後も事あるごとに物の例えにゲームを持ち出すなどヘビーゲーマーっぷりを見せつけており、『葛飾北斎体験クエスト』では[[ギルガメッシュ〔キャスター〕]]を呆れさせている。 |
− | ***ゲームが多数置いてあるカルデアのレクリエーションルームも、エウリュアレから「巴の巣」と語られるくらいには入り浸っている模様。 | + | ***ゲームが多数置いてあるカルデアのレクリエーションルームも、[[エウリュアレ (Grand Order)|エウリュアレ]]から「巴の巣」と語られるくらいには入り浸っている模様。 |
| *上記のように混血であるとされているが、夫である木曽義仲と別れる場面でも、女だてらに、かかってきた敵武者の「首をねじ切って」殺す描写があり、伝承時点で十分に人外である。この逸話を参考にして混血設定にしたのかもしれない。なお、これはあくまでも表現上の誇張であり「敵をヘッドロックして短刀で喉を抉った」という説もある。そちらでも十分に怪力であるが。<br>また、巴御前には「巴淵に住んでいた龍神が彼女の母親の胎内に宿り、巴御前となった」という伝承も残っている為、それを引用している可能性もある。 | | *上記のように混血であるとされているが、夫である木曽義仲と別れる場面でも、女だてらに、かかってきた敵武者の「首をねじ切って」殺す描写があり、伝承時点で十分に人外である。この逸話を参考にして混血設定にしたのかもしれない。なお、これはあくまでも表現上の誇張であり「敵をヘッドロックして短刀で喉を抉った」という説もある。そちらでも十分に怪力であるが。<br>また、巴御前には「巴淵に住んでいた龍神が彼女の母親の胎内に宿り、巴御前となった」という伝承も残っている為、それを引用している可能性もある。 |
− | **実装された際、真名開放時において明かされるマテリアルで素手で人間の首をもぐ程度の膂力を有していることが判明した。その割に筋力は平均的なCランクだが、スキル「鬼種の魔:B」が怪力スキルを内包しており、それを「血脈励起:A」でさらに強化しているので、ステータス以上の筋力を発揮できてもおかしくはない。<br>一方で細かい力加減が苦手であり、おにぎりを握ろうとしても潰れてモチのようなものになっている。 | + | **実装された際、真名開放時において明かされるプロフィール1で素手で人間の首をもぐ程度の膂力を有していることが判明した。その割に筋力は平均的なCランクだが、スキル「鬼種の魔:B」が怪力スキルを内包しており、それを「血脈励起:A」でさらに強化しているので、ステータス以上の筋力を発揮できてもおかしくはない。<br>一方で細かい力加減が苦手であり、おにぎりを握ろうとしても潰れてモチのようなものになっている。 |
| *亜種並行世界で宿業がうまく働かなかった理由は、宿業によって彼女が変質した結果、鬼の血の反転も同時に引き起こされたためと考えられる。 | | *亜種並行世界で宿業がうまく働かなかった理由は、宿業によって彼女が変質した結果、鬼の血の反転も同時に引き起こされたためと考えられる。 |
| **実際に後天的な理由で反転してしまって、鬼の血が強くなり[[ミハイル・ロア・バルダムヨォン|原因]]を阻害するという事例には[[遠野シキ|前例]]がある。 | | **実際に後天的な理由で反転してしまって、鬼の血が強くなり[[ミハイル・ロア・バルダムヨォン|原因]]を阻害するという事例には[[遠野シキ|前例]]がある。 |
− | *わかりにくいが鬼の血の影響もあって地味にメシマズ気味。節分イベントではおにぎりを握ろうとしてなぜか餅になってしまったという一幕も。 | + | *わかりにくいが鬼の血の影響もあって地味にメシマズ気味。『鬼楽百重塔』ではおにぎりを握ろうとしてなぜか餅になってしまったという一幕も。 |
− | **一方バレンタインイベントでは甘栗をチョコでコーティングした完成度の高いチョコをくれる……と思いきや、説明文をよく見ると'''造形にしか触れられていない'''。ちなみに甘栗は一般的にお菓子作りに使われる栗とは違い、チョコとの相性は……。 | + | **一方彼女自身のバレンタインシナリオでは甘栗をチョコでコーティングした完成度の高いチョコをくれる……と思いきや、説明文をよく見ると'''造形にしか触れられていない'''。ちなみに甘栗は一般的にお菓子作りに使われる栗とは違い、チョコとの相性は……。 |
| ***ただし紫式部が巴御前が作った和菓子を普通に食べているため菓子類は問題なく作れる可能性が高い。これは一般的な料理と違い、菓子類の場合計量が命…逆に言えば計量をしっかりしてや妙なオリジナリティを発揮しようとさえしなければ失敗はしにくいためと思われる。 | | ***ただし紫式部が巴御前が作った和菓子を普通に食べているため菓子類は問題なく作れる可能性が高い。これは一般的な料理と違い、菓子類の場合計量が命…逆に言えば計量をしっかりしてや妙なオリジナリティを発揮しようとさえしなければ失敗はしにくいためと思われる。 |
| **[[紅閻魔]]のヘルズキッチンを受講した事もあるらしいが、その余りにも大雑把かつ脳筋な料理観に、「一品作る間に二品ダメにする」「首をねじ切る事しかできない悲しいモンスターなのでちか」と嘆かれる始末。皮すら剥いていない素の大根が料理に出てくる事もあるらしく、[[ガウェイン]]のマッシュ料理よりも酷いのではないか…? | | **[[紅閻魔]]のヘルズキッチンを受講した事もあるらしいが、その余りにも大雑把かつ脳筋な料理観に、「一品作る間に二品ダメにする」「首をねじ切る事しかできない悲しいモンスターなのでちか」と嘆かれる始末。皮すら剥いていない素の大根が料理に出てくる事もあるらしく、[[ガウェイン]]のマッシュ料理よりも酷いのではないか…? |
| **なお、史実の義仲も京の食事作法等には疎かったらしく、「無塩という言葉を魚ではなく茸に使った」「山盛りのご飯を小汚い丼によそって振る舞った」などの逸話が存在する。「義仲がなんとも言わなかったので、改める必要がなかった」と言うのもメシマズの原因だろうか。上記のお菓子作りの事を踏まえても、やり方を知っていればまともに料理は作れる(つまり、正しい料理の作り方を身に着けていない)と言う点が大きいのだと考えられる。 | | **なお、史実の義仲も京の食事作法等には疎かったらしく、「無塩という言葉を魚ではなく茸に使った」「山盛りのご飯を小汚い丼によそって振る舞った」などの逸話が存在する。「義仲がなんとも言わなかったので、改める必要がなかった」と言うのもメシマズの原因だろうか。上記のお菓子作りの事を踏まえても、やり方を知っていればまともに料理は作れる(つまり、正しい料理の作り方を身に着けていない)と言う点が大きいのだと考えられる。 |
| ***一応フォローしておくと、この辺りは巴や義仲個人の問題というよりは当時の食文化の問題という側面も大きい。とはいえ、その当時でも若干度を越していたのは事実であり、京を追われた原因の一つとなっている。 | | ***一応フォローしておくと、この辺りは巴や義仲個人の問題というよりは当時の食文化の問題という側面も大きい。とはいえ、その当時でも若干度を越していたのは事実であり、京を追われた原因の一つとなっている。 |
− | **後に[[柳生但馬守宗矩]]の幕間の物語で明らかになったが、鬼の血の影響で味覚についても鋭くなったり鈍くなったりと波があるとのこと。 | + | **後に[[柳生但馬守宗矩]]の幕間の物語「剣術無双・剣禅一如」で明らかになったが、鬼の血の影響で味覚についても鋭くなったり鈍くなったりと波があるとのこと。 |
| *なお史実としては巴御前は確認されておらず、その存在は後世の創作の可能性が高いとされている。 | | *なお史実としては巴御前は確認されておらず、その存在は後世の創作の可能性が高いとされている。 |
| **正確には、巴御前の存在が確認されているのは、源義仲の死後50年以上後に書かれたとされる「平家物語」や「源平盛衰記」といった軍記物語という後世に創作された物語であり、政府によって編集された歴史書である「吾妻鑑」はおろか、当時の一次資料にもその存在はまったく確認されていないため、実在の可能性は現在のところない。ただし、史実として確認されている中にも数名の女武者は存在するので珍しいことではあるが女武者そのものがいなかったわけではない。 | | **正確には、巴御前の存在が確認されているのは、源義仲の死後50年以上後に書かれたとされる「平家物語」や「源平盛衰記」といった軍記物語という後世に創作された物語であり、政府によって編集された歴史書である「吾妻鑑」はおろか、当時の一次資料にもその存在はまったく確認されていないため、実在の可能性は現在のところない。ただし、史実として確認されている中にも数名の女武者は存在するので珍しいことではあるが女武者そのものがいなかったわけではない。 |