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== 真名:マリー・アントワネット ==
 
== 真名:マリー・アントワネット ==
:マリー=アントワネット=ジョゼフ=ジャンヌ・ド・アブスブール=ロレーヌ・ドートリシュ。ハプスブルグ家<ref group = "注"  name="ハプスブルグ家">原文ママ。『Fate/Grand Order material I』p.265 では「ハプスブル<strong>グ</strong>家」と表記されているが、日本語での慣用表記はドイツ語読みに従い「ハプスブル<strong>ク</strong>家」とするのが一般的で、英語読みでも「ハプスバーグ家」となる。同様の表記は[[人智統合真国 シン]]で言及された「<ruby><rb>哈布斯堡</rb><rt>ハプスブルグ</rt></ruby>帝国」にも見られる。[[クー・フーリン]]の宝具「ゲイ・ボル<strong>ク</strong>」(一般的には「ゲイ・ボル<strong>グ</strong>」)とは逆パターンの表記違いで、意図的なものか、単なる誤植なのか不明。</ref>の系譜にあたるフランス王妃。王権の象徴として愛され祝福されて生きながら、王権の象徴として憎まれ貶められて死に果てた女性。
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:マリー=アントワネット=ジョゼフ=ジャンヌ・ド・アブスブール=ロレーヌ・ドートリシュ。ハプスブルグ家<ref group = "注"  name="ハプスブルグ家">原文ママ。『Fate/Grand Order material I』p.265 では「ハプスブル<strong>グ</strong>家」と表記されているが、日本語での慣用表記はドイツ語読みに従い「ハプスブル<strong>ク</strong>家」とするのが一般的で、英語読みでも「ハプスバーグ家」となる。同様の表記は『[[人智統合真国 シン]]』で言及された「<ruby><rb>哈布斯堡</rb><rt>ハプスブルグ</rt></ruby>帝国」にも見られる。[[クー・フーリン]]の宝具「ゲイ・ボル<strong>ク</strong>」(一般的には「ゲイ・ボル<strong>グ</strong>」)とは逆パターンの表記違いで、意図的なものか、単なる誤植なのか不明。</ref>の系譜にあたるフランス王妃。王権の象徴として愛され祝福されて生きながら、王権の象徴として憎まれ貶められて死に果てた女性。
 
:儚き貴婦人。ドイツ系大貴族ハプスブルグ家<ref group = "注"  name="ハプスブルグ家" />の裔たるマリア・テレジアとロレーヌ公爵家出身の神聖ローマ皇帝フランツ一世の間に生まれた、欧州世界の「高貴による支配」を象徴する存在。ヴェルサイユにて嫌味と陰謀が渦巻く戦場での孤独の戦いを強いられた。
 
:儚き貴婦人。ドイツ系大貴族ハプスブルグ家<ref group = "注"  name="ハプスブルグ家" />の裔たるマリア・テレジアとロレーヌ公爵家出身の神聖ローマ皇帝フランツ一世の間に生まれた、欧州世界の「高貴による支配」を象徴する存在。ヴェルサイユにて嫌味と陰謀が渦巻く戦場での孤独の戦いを強いられた。
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: コミック版『Fate/Grand Order -turas réalta-』では一緒に女子会をしていたが、彼女の恋バナには若干引いていた。
 
: コミック版『Fate/Grand Order -turas réalta-』では一緒に女子会をしていたが、彼女の恋バナには若干引いていた。
 
; [[アビゲイル・ウィリアムズ]]
 
; [[アビゲイル・ウィリアムズ]]
: 彼女の幕間の物語にて、お茶会に招待していた。
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: 彼女の幕間の物語「千の星と百の夜の夢」にて、お茶会に招待していた。
 
; [[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ]]
 
; [[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ]]
: 期間限定イベント『雀のお宿の活動日誌〜閻魔亭繁盛記〜』にて、一緒に連れ立って閻魔亭に逗留しに来た。
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: 期間限定イベント『雀のお宿の活動日誌~閻魔亭繁盛記~』にて、一緒に連れ立って閻魔亭に逗留しに来た。
 
: 普段は周囲を振り回しているマリーがその活発さに振り回される数少ない相手。
 
: 普段は周囲を振り回しているマリーがその活発さに振り回される数少ない相手。
 
: また、革命によって悲劇的な最期を遂げた王族という共通点もある。
 
: また、革命によって悲劇的な最期を遂げた王族という共通点もある。
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:スウェーデン王国の伯爵で、愛人。彼が立てた亡命計画を台無しにした事が命取りとなった。
 
:スウェーデン王国の伯爵で、愛人。彼が立てた亡命計画を台無しにした事が命取りとなった。
 
:アマデウスのマテリアルで筆舌に尽くしがたい暴言を吐かれているため、実在していたのは確かであるが関係性は不明。
 
:アマデウスのマテリアルで筆舌に尽くしがたい暴言を吐かれているため、実在していたのは確かであるが関係性は不明。
:『奏章Ⅱ』ではマシュがその名前を出した際、すぐに話を止めさせている。
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:奏章Ⅱではマシュがその名前を出した際、すぐに話を止めさせている。
 
;[[マクシミリアン・ロベスピエール]]
 
;[[マクシミリアン・ロベスピエール]]
 
:フランス革命における過激共和派「ジャコバン派」の領袖。ルイ16世とマリー・アントワネットをギロチン送りにした張本人。
 
:フランス革命における過激共和派「ジャコバン派」の領袖。ルイ16世とマリー・アントワネットをギロチン送りにした張本人。
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; "Oh my! What an interesting greeting! Wh...Whassup! My homies!" (北米版)
 
; "Oh my! What an interesting greeting! Wh...Whassup! My homies!" (北米版)
 
:第一特異点にて、彼女に対する挨拶で「チーッス」と答えた場合の返答。
 
:第一特異点にて、彼女に対する挨拶で「チーッス」と答えた場合の返答。
:世間ずれしていない為か、変な事を覚えてしまったようである。とても気に入ったのか、後の月見イベントでもこの挨拶で答えてくれる。
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:世間ずれしていない為か、変な事を覚えてしまったようである。とても気に入ったのか、後の『月の女神はお団子の夢を見るか?』でもこの挨拶で答えてくれる。
 
:また、北米版のFGOではこの台詞が元でちょっとしたネタが巻き起こる事になってしまった(後述)。
 
:また、北米版のFGOではこの台詞が元でちょっとしたネタが巻き起こる事になってしまった(後述)。
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* 宝具「百合の王冠に栄光あれ」の際に使用するのはガラスの馬のみだが、イベント『月の女神はお団子の夢を見るか?』によれば「出し入れ自由なガラスの馬車(積載量3トン以上)」も所有している。第一特異点でもガラスの薔薇を投げつけたり、コミック版『Fate/Grand Order -turas réalta-』でもとっさにガラスの盾を生み出したりしているので、ガラスを連想させる「愛すべき輝きは永遠に(クリスタル・パレス)」ともども全て同一の起源からの派生である可能性もある。
 
* 宝具「百合の王冠に栄光あれ」の際に使用するのはガラスの馬のみだが、イベント『月の女神はお団子の夢を見るか?』によれば「出し入れ自由なガラスの馬車(積載量3トン以上)」も所有している。第一特異点でもガラスの薔薇を投げつけたり、コミック版『Fate/Grand Order -turas réalta-』でもとっさにガラスの盾を生み出したりしているので、ガラスを連想させる「愛すべき輝きは永遠に(クリスタル・パレス)」ともども全て同一の起源からの派生である可能性もある。
 
**後に登場した「愛すべき輝きは永遠に(クリスタル・ドレス)」が、「王権の輝きを身に纏う宝具」と説明されたため、この輝きこそが彼女の力の根源なのかもしれない。
 
**後に登場した「愛すべき輝きは永遠に(クリスタル・ドレス)」が、「王権の輝きを身に纏う宝具」と説明されたため、この輝きこそが彼女の力の根源なのかもしれない。
* 一説には、史実のマリー・アントワネットはウエスト58~59センチ、バスト109センチという、2次元でも滅多に見ない抜群のスタイルを誇っていたとされる。残念ながら(?)本作ではフランス王太子妃となった14歳頃の少女らしいボディで現界している。お月見イベントでは「栄養は全て胸にいく体質」「いっぱい食べた分だけ胸のサイズが大きくなる」と自称し、[[シュヴァリエ・デオン|デオン]]も「王妃は将来、フランスでもトップランクのお体に成長なされる」と証言し、同席していた[[シャルル=アンリ・サンソン|サンソン]]を動揺させていた。
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* 一説には、史実のマリー・アントワネットはウエスト58~59センチ、バスト109センチという、2次元でも滅多に見ない抜群のスタイルを誇っていたとされる。残念ながら(?)本作ではフランス王太子妃となった14歳頃の少女らしいボディで現界している。『月の女神はお団子の夢を見るか?』では「栄養は全て胸にいく体質」「いっぱい食べた分だけ胸のサイズが大きくなる」と自称し、[[シュヴァリエ・デオン|デオン]]も「王妃は将来、フランスでもトップランクのお体に成長なされる」と証言し、同席していた[[シャルル=アンリ・サンソン|サンソン]]を動揺させていた。
 
**後に登場した彼女の成長後の外見と思われる姿をした「[[黒いマリー]]」は、実際のサイズは不明だが豊満なスタイルを見せつけている。更に後に登場した[[マリー・アントワネット〔オルタ〕]]も、第二再臨以降は黒マリーのような体型となっている。
 
**後に登場した彼女の成長後の外見と思われる姿をした「[[黒いマリー]]」は、実際のサイズは不明だが豊満なスタイルを見せつけている。更に後に登場した[[マリー・アントワネット〔オルタ〕]]も、第二再臨以降は黒マリーのような体型となっている。
 
*彼女の外見で目を引くのは何はともあれあの大きなキノコのような帽子だが、彼女が生きていた時代にも貴族女性の間で'''馬鹿みたいに大きな髪飾り'''が流行っていた時期があり、家や船のミニチュア(と言っても大きさは20cm近く)のような、現代の我々の感覚からすれば'''そもそもそれは「髪飾り」と言っていいのか'''と言いたくなるようなものを頭に乗っけた貴婦人たちがパリやヴェルサイユを闊歩していたという。
 
*彼女の外見で目を引くのは何はともあれあの大きなキノコのような帽子だが、彼女が生きていた時代にも貴族女性の間で'''馬鹿みたいに大きな髪飾り'''が流行っていた時期があり、家や船のミニチュア(と言っても大きさは20cm近く)のような、現代の我々の感覚からすれば'''そもそもそれは「髪飾り」と言っていいのか'''と言いたくなるようなものを頭に乗っけた貴婦人たちがパリやヴェルサイユを闊歩していたという。
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; "Whassup! My homies!"
 
; "Whassup! My homies!"
 
: 『Fate/Grand Order』の日本語版では「チーッス! シクヨロ!」と軽いノリだったスラングが、北米版では"Whassup! My homies!"(よーっす! 兄弟!)とストリートの黒人訛りのスラングに翻訳された。
 
: 『Fate/Grand Order』の日本語版では「チーッス! シクヨロ!」と軽いノリだったスラングが、北米版では"Whassup! My homies!"(よーっす! 兄弟!)とストリートの黒人訛りのスラングに翻訳された。
: この台詞が北米版プレイヤーに衝撃を与え、彼女をギャングやヒップホッパーになぞらえるネタが流行、英語圏におけるマリー人気が確立された<ref group = "出" name="北米版FGOに海外の反応は?">[http://oudoon.blog.fc2.com/blog-entry-4.html 北米版FGOに海外の反応は?]|無課金視点でFGO</ref>。
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: この台詞が北米版プレイヤーに衝撃を与え、彼女をギャングやヒップホッパーになぞらえるネタが流行、英語圏におけるマリー人気が確立された<ref group = "出">[http://oudoon.blog.fc2.com/blog-entry-4.html 北米版FGOに海外の反応は?|無課金視点でFGO]</ref>。
: 北米版『Fate/Grand Order』の翻訳を担当しているアニプレックスの現地法人インタビューでも引き合いに出され、GamePressのインタビュアーは当時の様子を振り返り「みんな最初はいかにも変だと思っていましたが、実際には彼女のキャラに合っていました。」と評している<ref group = "出" name="Aniplex of America Interview: Part 1">[https://grandorder.gamepress.gg/aniplex-america-interview-part-1 Aniplex of America Interview: Part 1] | Fate Grand Order Wiki - GamePress</ref>。
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: 北米版『Fate/Grand Order』の翻訳を担当しているアニプレックスの現地法人インタビューでも引き合いに出され、GamePressのインタビュアーは当時の様子を振り返り「みんな最初はいかにも変だと思っていましたが、実際には彼女のキャラに合っていました。」と評している<ref group = "出">[https://grandorder.gamepress.gg/aniplex-america-interview-part-1 Aniplex of America Interview: Part 1 | Fate Grand Order Wiki - GamePress]</ref>。
 
: 北米版『Fate/Grand Order』では終局特異点においてもマリーがこの挨拶を引っ提げて主人公の下に駆け付けている。
 
: 北米版『Fate/Grand Order』では終局特異点においてもマリーがこの挨拶を引っ提げて主人公の下に駆け付けている。
: 「[https://fate-go.us/tour2019/ Fate/Grand Order U.S.A. Tour 2019]」のキービジュアルでマリーのシャツに書かれている"WASSAP"<ref group = "注" name="WASSAP">正しくは"WASSUP""Whassup"の短縮形</ref>の文字は、この翻訳ネタを意識したものと思われる<ref group = "出" name="Namieさんのツイート">[https://twitter.com/namgoreng/status/1084989872945868800 Namieさんのツイート]</ref>。
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: 「[https://fate-go.us/tour2019/ Fate/Grand Order U.S.A. Tour 2019]」のキービジュアルでマリーのシャツに書かれている"WASSAP"<ref group = "注">正しくは"WASSUP""Whassup"の短縮形。</ref>の文字は、この翻訳ネタを意識したものと思われる。実際、キービジュアルを担当したNamie氏は当時のツイートでそのスラングを使用している<ref group = "出">[https://twitter.com/namgoreng/status/1084989872945868800 Namie Twitter 2019年1月15日 10:45]</ref>。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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