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| ;略歴 | | ;略歴 |
| :『[[Fate/Zero]]』では[[聖杯戦争|第四次聖杯戦争]]において、[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]]によって召喚される。 | | :『[[Fate/Zero]]』では[[聖杯戦争|第四次聖杯戦争]]において、[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]]によって召喚される。 |
− | :生前、主君の婚約者から主への裏切りをゲッシュにより強制され、悩んだ末に愛に応えることを選んだという逸話を持つ。そのことに後悔はないが、主君への忠義と騎士としての本懐を最後まで全うしきれなかった未練から、今回は愛でなく忠義を選ぼうと心に決めて第四次聖杯戦争に挑む。ディルムッドはサーヴァントとしてケイネスの忠義を目的とし、その為にはたとえ汚れ仕事であっても文句を言う事なく準ずるつもりだった。しかし、初戦のセイバー戦にて彼女の清廉な闘気に当てられたディルムッドは、意思を変え己の騎士道を優先したくなりケイネスの意向を汲まない戦いを行う。その時点でケイネスからの不信感は決定的なものとなった。 | + | :生前、主君の婚約者から主への裏切りをゲッシュにより強制され、悩んだ末に愛に応えることを選んだという逸話を持つ。そのことに後悔はないが、主君への忠義と騎士としての本懐を最後まで全うしきれなかった未練から、今回は愛でなく忠義を選ぼうと心に決めて第四次聖杯戦争に挑む。ディルムッドはサーヴァントとしてケイネスの忠義を目的とし、その為にはたとえ汚れ仕事であっても文句を言う事なく準ずるつもりだった。しかし、初戦の[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]戦にて彼女の清廉な闘気に当てられたディルムッドは、意思を変え己の騎士道を優先したくなりケイネスの意向を汲まない戦いを行う。その時点でケイネスからの不信感は決定的なものとなった。 |
− | :更にケイネスの婚約者である[[ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ]]がディルムッドの持つ魔貌による魅了を受け入れてしまい、盲目的なまでの恋慕を寄せる。奇しくも生前と同じ状況に陥り、ランサー陣営の関係は悪化の一途をたどる。最期は切嗣によって人質にされたソラウを救うことを選んだケイネスに令呪によって自決させられた。 | + | :更にケイネスの婚約者である[[ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ]]がディルムッドの持つ魔貌による魅了を受け入れてしまい、盲目的なまでの恋慕を寄せる。奇しくも生前と同じ状況に陥り、ランサー陣営の関係は悪化の一途をたどる。最期は[[衛宮切嗣|切嗣]]によって人質にされたソラウを救うことを選んだケイネスに[[令呪]]によって自決させられた。 |
| :血涙を流しながら悪鬼の形相で切嗣に、セイバーに、そしてこの世のすべてに怨嗟をぶつけながら消滅した。 | | :血涙を流しながら悪鬼の形相で切嗣に、セイバーに、そしてこの世のすべてに怨嗟をぶつけながら消滅した。 |
| :『[[Fate/Grand Order]]』第五特異点『[[北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム]]』では西暦1783年のアメリカに召喚され、ケルト軍の将として登場。 | | :『[[Fate/Grand Order]]』第五特異点『[[北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム]]』では西暦1783年のアメリカに召喚され、ケルト軍の将として登場。 |
− | :終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、[[フィン・マックール]]と共にⅤの座を統括する[[魔神柱|兵装舎ハルファス]]と交戦する。 | + | :終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、[[フィン・マックール]]と共にⅤの座を統括する[[ハルファス|兵装舎ハルファス]]と交戦する。 |
| ;人物 | | ;人物 |
− | :癖のある長髪を後ろに撫でつけ、片目の下に泣き黒子のある美男子。<ref group="注">文では黒子は左目の下だが、絵では右目の下にある。</ref> | + | :癖のある長髪を後ろに撫でつけ、片目の下に泣き黒子のある美男子<ref group="注">文では黒子は左目の下だが、絵では右目の下にある。</ref>。 |
| :忠義に篤く、名誉ある戦いを重んずる英霊らしい英霊。生前、向けられた愛情に折れて主君を裏切り、それにより最期は主君に見殺しにされた彼であるが、忠義より愛を選んだ己の行動に後悔はなく、自分を見殺しにした主への恨みもない。主君と酌み交わした杯も、妻と囁きあった睦言もかけがえのない記憶として残っている。 | | :忠義に篤く、名誉ある戦いを重んずる英霊らしい英霊。生前、向けられた愛情に折れて主君を裏切り、それにより最期は主君に見殺しにされた彼であるが、忠義より愛を選んだ己の行動に後悔はなく、自分を見殺しにした主への恨みもない。主君と酌み交わした杯も、妻と囁きあった睦言もかけがえのない記憶として残っている。 |
| :しかし、もし二度目の生が与えられるならば、その時は忠義を選ぶ戦いを、という想いから聖杯戦争に参加した。サーヴァントは契約とは別に「[[聖杯]]を欲する理由」を持ってマスターに従うものだが、彼の場合は聖杯そのものではなく「主君に聖杯を献上すること」を欲している。この動機はサーヴァントとしてはやや独特なものとされているらしく、時に誤解を生むことも。 | | :しかし、もし二度目の生が与えられるならば、その時は忠義を選ぶ戦いを、という想いから聖杯戦争に参加した。サーヴァントは契約とは別に「[[聖杯]]を欲する理由」を持ってマスターに従うものだが、彼の場合は聖杯そのものではなく「主君に聖杯を献上すること」を欲している。この動機はサーヴァントとしてはやや独特なものとされているらしく、時に誤解を生むことも。 |
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| ;「喜べ、グラニア。フィンが俺達のことを認めてくれたぞ」 | | ;「喜べ、グラニア。フィンが俺達のことを認めてくれたぞ」 |
| :生前の回想シーンでの発言。 | | :生前の回想シーンでの発言。 |
− | :グラニアとの長い逃亡生活の末、ようやく主君フィンの許しを得て歓喜するディルムッド。その喜びに満ちた彼の姿に、グラニアも微笑みを返す。これで二人は、幸福な余生を共に過ごせる――はずだった。 | + | :グラニアとの長い逃亡生活の末、ようやく主君フィンの許しを得て歓喜するディルムッド。その喜びに満ちた彼の姿に、グラニアも微笑みを返す。これで二人は、幸福な余生を共に過ごせる──はずだった。 |
| | | |
| ;「私はサーヴァントであるより以前に一人の騎士なのです。忠義を尽くす君主は、ただ一人しか有り得ない。ソラウ様、どうかご容赦を」 | | ;「私はサーヴァントであるより以前に一人の騎士なのです。忠義を尽くす君主は、ただ一人しか有り得ない。ソラウ様、どうかご容赦を」 |
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| ====マイルーム==== | | ====マイルーム==== |
| ;「おや、あれは……なるほど、此度は味方か。誉れも高き騎士王の剣、頼りにしよう」 | | ;「おや、あれは……なるほど、此度は味方か。誉れも高き騎士王の剣、頼りにしよう」 |
− | :アルトリア・ペンドラゴン所属時のマイルーム会話。かつての好敵手との邂逅を喜んでいる。 | + | :マイルーム会話「[[アルトリア・ペンドラゴン]]」。かつての好敵手との邂逅を喜んでいる。 |
| | | |
| ;「っ!? ……征服王……なのか……? お前が……いったい何がどうやったら十年後にああなるのだ!?」 | | ;「っ!? ……征服王……なのか……? お前が……いったい何がどうやったら十年後にああなるのだ!?」 |
− | :アレキサンダー所持時のマイルーム会話。真面目一辺倒の彼は突っ込まずにはいられなかった模様。 | + | :マイルーム会話「[[アレキサンダー]]」。真面目一辺倒の彼は突っ込まずにはいられなかった模様。 |
| | | |
| ;「なんと! 我が王フィン・マックールよ! 此度もまた共に戦えるとは、光栄の至りです!<br> ところで、まさかお妃様も……いえ、何でもありません」 | | ;「なんと! 我が王フィン・マックールよ! 此度もまた共に戦えるとは、光栄の至りです!<br> ところで、まさかお妃様も……いえ、何でもありません」 |
− | :フィン・マックール所属時のマイルーム会話。かつての主君と共に戦えるのは本人にとっても幸福なのだろうが、やはり女性関係は気を遣う模様。 | + | :マイルーム会話「[[フィン・マックール]]」。かつての主君と共に戦えるのは本人にとっても幸福なのだろうが、やはり女性関係は気を遣う模様。 |
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| ;「嫌いなもの……猪は死ぬほど嫌いですね。それから……いえ、何でもありません」 | | ;「嫌いなもの……猪は死ぬほど嫌いですね。それから……いえ、何でもありません」 |
− | :嫌いなものについてのマイルーム会話。前者は文字通りであるが、後者は一体何を言おうとしたのであろうか。 | + | :マイルーム会話「嫌いなもの」。前者は文字通りであるが、後者は一体何を言おうとしたのであろうか。 |
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− | ====本編====
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| ====幕間の物語==== | | ====幕間の物語==== |
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| == メモ == | | == メモ == |
− | *武内氏曰く、クー・フーリンはツリ目だがディルムッドはタレ目と描き分けている。<ref group="出">「ランサー-奈須きのこ&武内崇キャラクター別対談」『Fate/complete material II Character material.』p.73</ref> | + | *武内氏曰く、クー・フーリンはツリ目だがディルムッドはタレ目と描き分けている<ref group="出">「ランサー-奈須きのこ&武内崇キャラクター別対談」『Fate/complete material II Character material.』p.73</ref>。 |
| *聖杯に仮託する望みがなく、召喚に応じて戦うことそのものが聖杯戦争への参加動機という点や、序盤でセイバーを翻弄して手傷を負わせるという点で『stay night』の[[クー・フーリン]]へのオマージュの妙が窺える。しかし、最期までオマージュしなくてもいいだろうに……。 | | *聖杯に仮託する望みがなく、召喚に応じて戦うことそのものが聖杯戦争への参加動機という点や、序盤でセイバーを翻弄して手傷を負わせるという点で『stay night』の[[クー・フーリン]]へのオマージュの妙が窺える。しかし、最期までオマージュしなくてもいいだろうに……。 |
− | **虚淵氏は『Zero』執筆の際、ランサーは最後までキャスティングに悩んだらしい。槍の伝承に加え、Fate(=不幸な運命)に沿った逸話がある英雄が欲しかったとのこと。また、冬木の聖杯戦争に召喚できるのは西洋の英霊のみという縛りも存在した。<ref group="出" name="「Fate/Zero総括対談-未使用のネタ」『Fate/Zero material』pp.134-135">「Fate/Zero総括対談-未使用のネタ」『Fate/Zero material』pp.134-135</ref> | + | **虚淵氏は『Zero』執筆の際、ランサーは最後までキャスティングに悩んだらしい。槍の伝承に加え、Fate(=不幸な運命)に沿った逸話がある英雄が欲しかったとのこと。また、冬木の聖杯戦争に召喚できるのは西洋の英霊のみという縛りも存在した<ref group="出" name="「Fate/Zero総括対談-未使用のネタ」『Fate/Zero material』pp.134-135">「Fate/Zero総括対談-未使用のネタ」『Fate/Zero material』pp.134-135</ref>。 |
− | **今際の言葉のせいでアニメ版『Zero』の視聴者には'''「ディルムッドの呪詛で聖杯が汚染された」'''と誤解した人が多かった。元々『Fate/Zero』単体では詳しく説明されない上、アニメ版では尺不足もあった為、それらしい理由を探してディルムッドの最期に行き着くのも仕方ないが……。言うまでもなく、あの時点で聖杯はアインツベルンの失策で汚染されており、ディルムッドの怨嗟とは無縁である。結末を知るファンへのサービスといったところ。 | + | **今際の言葉のせいでアニメ版『Zero』の視聴者には'''「ディルムッドの呪詛で聖杯が汚染された」'''と誤解した人が多かった。元々『Fate/Zero』単体では詳しく説明されない上、アニメ版では尺不足もあった為、それらしい理由を探してディルムッドの最期に行き着くのも仕方ないが……。言うまでもなく、あの時点で聖杯は[[アインツベルン]]の[[アンリマユ|失策]]で汚染されており、ディルムッドの怨嗟とは無縁である。結末を知るファンへのサービスといったところ。 |
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| *世界的には余り有名でないケルト神話においても知名度は高くない。ただし、大英雄フィン凋落の切っ掛けとして語られるので、言い方が悪いがフィンのおまけのような形で、ある程度認知されている。 | | *世界的には余り有名でないケルト神話においても知名度は高くない。ただし、大英雄フィン凋落の切っ掛けとして語られるので、言い方が悪いがフィンのおまけのような形で、ある程度認知されている。 |
− | **なお、フィオナ騎士団を円卓の騎士やシャルルマーニュ十二勇士の原典とする説もあり、ランスロットのモデルの1人にディルムッドが挙げられている。虚淵氏はこれに対し、「そりゃ〜4thバーサーカーが苦手とするのも無理はない」と語っている。<ref group="出" name="「Fate/Zero用語辞典-ディルムッド・オディナ」『Fate/Zero material』p.100">「Fate/Zero用語辞典-ディルムッド・オディナ」『Fate/Zero material』p.100</ref> | + | **なお、フィオナ騎士団を円卓の騎士やシャルルマーニュ十二勇士の原典とする説もあり、ランスロットのモデルの1人にディルムッドが挙げられている。虚淵氏はこれに対し、「そりゃ~4thバーサーカーが苦手とするのも無理はない」と語っている<ref group="出" name="「Fate/Zero用語辞典-ディルムッド・オディナ」『Fate/Zero material』p.100">「Fate/Zero用語辞典-ディルムッド・オディナ」『Fate/Zero material』p.100</ref>。 |
| *伝承では彼が主君と和解してから最期を迎えるまでには数年(7、16年とも)の間がある。その間は姫と結婚して寄り添い、子供も3人(4、5人とも言われる)儲けている。作中でも同様かは不明。 | | *伝承では彼が主君と和解してから最期を迎えるまでには数年(7、16年とも)の間がある。その間は姫と結婚して寄り添い、子供も3人(4、5人とも言われる)儲けている。作中でも同様かは不明。 |
| **上記の伝承が採用されていたとしてもグラニアはディルムッドの死後、フィンと再婚しているという伝承もあるので、それを踏まえればやっぱり不幸である。逆にディルムッドの後を追うように死んだとする伝承も存在する。<br>なお、フィンがディルムッドを見殺しにしてグラニアを娶った事はフィアナ騎士団からも非難の声が上がっており、フィンの孫であったオスカーはディルムッドの親友であり、最後までディルムッドを救うよう頼んでいたため、祖父との間に確執が出来ている。 | | **上記の伝承が採用されていたとしてもグラニアはディルムッドの死後、フィンと再婚しているという伝承もあるので、それを踏まえればやっぱり不幸である。逆にディルムッドの後を追うように死んだとする伝承も存在する。<br>なお、フィンがディルムッドを見殺しにしてグラニアを娶った事はフィアナ騎士団からも非難の声が上がっており、フィンの孫であったオスカーはディルムッドの親友であり、最後までディルムッドを救うよう頼んでいたため、祖父との間に確執が出来ている。 |
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| **『Fate/Grand Order』では[[クー・フーリン]]の幕間の物語「ゲッシュ」にて、彼と[[ロマニ・アーキマン|Dr.ロマン]]が彼と猪に関する話題を挙げていた。<br>ちなみにDr.ロマンは「彼は嫌がると思う」と難色を示し、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]も彼の名前を言おうとしたところをマシュに「誰しも苦手なものがある」と遮られていた。その後、本人のマイルームで猪が死ぬほど嫌いであることが判明した。 | | **『Fate/Grand Order』では[[クー・フーリン]]の幕間の物語「ゲッシュ」にて、彼と[[ロマニ・アーキマン|Dr.ロマン]]が彼と猪に関する話題を挙げていた。<br>ちなみにDr.ロマンは「彼は嫌がると思う」と難色を示し、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]も彼の名前を言おうとしたところをマシュに「誰しも苦手なものがある」と遮られていた。その後、本人のマイルームで猪が死ぬほど嫌いであることが判明した。 |
| **彼と同時に実装された概念礼装「魔猪」では、幾多の戦士の亡骸の上に「必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ)」を喰っている禍々しい姿が描かれている。猪っていうのか、これ?<br>この魔猪は様々なクラスのエネミーとしても登場している。通常サイズと巨大サイズがおり、前者は複数で出現する事が多く、後者は全体攻撃を持っているため場合によっては難敵とも言える強さ。全てがディルムッドの死因になった猪という訳ではないが、こんなのが彷徨いていた神話時代のアイルランド、ウェールズの魔境っぷりが窺える。 | | **彼と同時に実装された概念礼装「魔猪」では、幾多の戦士の亡骸の上に「必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ)」を喰っている禍々しい姿が描かれている。猪っていうのか、これ?<br>この魔猪は様々なクラスのエネミーとしても登場している。通常サイズと巨大サイズがおり、前者は複数で出現する事が多く、後者は全体攻撃を持っているため場合によっては難敵とも言える強さ。全てがディルムッドの死因になった猪という訳ではないが、こんなのが彷徨いていた神話時代のアイルランド、ウェールズの魔境っぷりが窺える。 |
− | *生前、彼は2本の槍だけでなく2本の剣、モラルタ(「大いなる激情」の意、『Grand Order』では「憤怒の波濤」表記)、ベガルタ(「小なる激情」の意、『Grand Order』では「激情の細波」表記)を所持していた。<br>用語辞典には「ケイネスはむしろディルムッドが[[ディルムッド・オディナ〔セイバー〕|セイバーのクラス]]で召喚されるのを望んでいたのかも」と記されている。<ref group="出" name="「Fate/Zero用語辞典-ディルムッド・オディナ」『Fate/Zero material』p.100"/> | + | *生前、彼は2本の槍だけでなく2本の剣、モラルタ(「大いなる激情」の意、『Grand Order』では「憤怒の波濤」表記)、ベガルタ(「小なる激情」の意、『Grand Order』では「激情の細波」表記)を所持していた。<br>用語辞典には「ケイネスはむしろディルムッドが[[ディルムッド・オディナ〔セイバー〕|セイバーのクラス]]で召喚されるのを望んでいたのかも」と記されている<ref group="出" name="「Fate/Zero用語辞典-ディルムッド・オディナ」『Fate/Zero material』p.100"/>。 |
| **伝承によると、2口の剣は共に養父であるドルイドのアンガスより贈られた物で、元々は妖精王マナマーン・マック・リールが所有していた。モラルタは一太刀ですべてを倒すと言われ、ベガルタの詳細は不明とされている。<br>伝承ではこれらの二剣二槍の武器を用い様々な敵と闘い、グラニアとの逃避行の時には空飛ぶ魔女を投げ槍で倒したり、巨人を倒すなど騎士団に所属してた時以上の武功を立てたという。最も優れた組み合わせはゲイ・ジャルグとモラルタのようだが、クラスの都合で再現できない。なお、彼が最期に魔猪の牙に倒れた時、携えていたのは逆の組み合わせであるゲイ・ボウとベガルタであったとされる。 | | **伝承によると、2口の剣は共に養父であるドルイドのアンガスより贈られた物で、元々は妖精王マナマーン・マック・リールが所有していた。モラルタは一太刀ですべてを倒すと言われ、ベガルタの詳細は不明とされている。<br>伝承ではこれらの二剣二槍の武器を用い様々な敵と闘い、グラニアとの逃避行の時には空飛ぶ魔女を投げ槍で倒したり、巨人を倒すなど騎士団に所属してた時以上の武功を立てたという。最も優れた組み合わせはゲイ・ジャルグとモラルタのようだが、クラスの都合で再現できない。なお、彼が最期に魔猪の牙に倒れた時、携えていたのは逆の組み合わせであるゲイ・ボウとベガルタであったとされる。 |
| **全ての問題の元凶のグラニアに対しては全く恨んでおらず、愛していた。一方、グラニアとのことを、ケイネスから「主君の許嫁を奪った間男」扱いされた時は流石に地雷だったようで激怒してしまった。 | | **全ての問題の元凶のグラニアに対しては全く恨んでおらず、愛していた。一方、グラニアとのことを、ケイネスから「主君の許嫁を奪った間男」扱いされた時は流石に地雷だったようで激怒してしまった。 |
| **フィオナ騎士団の騎士達はディルムッドへの友情から討伐を拒否した。そのためフィンは外部からディルムッド討伐を命令した。 | | **フィオナ騎士団の騎士達はディルムッドへの友情から討伐を拒否した。そのためフィンは外部からディルムッド討伐を命令した。 |
| **騎士の鑑といえる人物であるが、本来は二槍流や二刀流だけでなく剣と槍を同時に扱うという、かなり変則的な戦闘方法の持ち主である。<br>アニメ版でケイネスが見たディルムッドの過去夢および第一期エンディングでは、槍と剣を同時に装備している姿が確認出来る。<br>「槍兵」のクラスで現界した場合は槍しか持たず、二槍流で戦う。この非常に珍しい得物の扱いは、英霊という歴戦の戦士もまず相手にした経験が無いという面で白兵戦にて絶大な効果を発揮し、セイバーはやりにくい闘い方と相当戸惑っていた。<br>「剣士」のクラスで現界した場合は槍の方が使えなくなる。セイバーのディルムッドの絆礼装にて、サーヴァントである限り、生前の戦い方は不可能と明らかになった。 | | **騎士の鑑といえる人物であるが、本来は二槍流や二刀流だけでなく剣と槍を同時に扱うという、かなり変則的な戦闘方法の持ち主である。<br>アニメ版でケイネスが見たディルムッドの過去夢および第一期エンディングでは、槍と剣を同時に装備している姿が確認出来る。<br>「槍兵」のクラスで現界した場合は槍しか持たず、二槍流で戦う。この非常に珍しい得物の扱いは、英霊という歴戦の戦士もまず相手にした経験が無いという面で白兵戦にて絶大な効果を発揮し、セイバーはやりにくい闘い方と相当戸惑っていた。<br>「剣士」のクラスで現界した場合は槍の方が使えなくなる。セイバーのディルムッドの絆礼装にて、サーヴァントである限り、生前の戦い方は不可能と明らかになった。 |
− | ***槍しか持ち込んでいないことについて、虚淵氏は冗談交じりに「ランサーのクラスで剣を使っちゃうのは流石にアレだと思ったんでしょう」と語っている。<ref group="出">「うろぶち、きのこのFate/Zero一問一答」『ALL OVER/Zero』p.24</ref>確かに[[長尾景虎|剣を持ち込むランサー]]も居る…… | + | ***槍しか持ち込んでいないことについて、虚淵氏は冗談交じりに「ランサーのクラスで剣を使っちゃうのは流石にアレだと思ったんでしょう」と語っている<ref group="出">「うろぶち、きのこのFate/Zero一問一答」『ALL OVER/Zero』p.24</ref>。確かに[[長尾景虎|剣を持ち込むランサー]]も居る…… |
| **後に『Grand Order』の第五特異点実装の際のCMにてモラルタ、ベガルタと思しき2本の剣を携えた彼の姿が確認された。しかし本編に登場した際はランサーであり、長らくセイバーとしてのディルムッドは実装されていなかった。 | | **後に『Grand Order』の第五特異点実装の際のCMにてモラルタ、ベガルタと思しき2本の剣を携えた彼の姿が確認された。しかし本編に登場した際はランサーであり、長らくセイバーとしてのディルムッドは実装されていなかった。 |
| ***『TYPE-MOONエース』VOL.11によると、今後"セイバー・ディルムッド"の実装は予定しているとのこと。そしてCMでの登場からざっと'''895日'''で「復刻版:Fate/Accel Zero Order -LAP 2-」にて満を持して実装された。 | | ***『TYPE-MOONエース』VOL.11によると、今後"セイバー・ディルムッド"の実装は予定しているとのこと。そしてCMでの登場からざっと'''895日'''で「復刻版:Fate/Accel Zero Order -LAP 2-」にて満を持して実装された。 |
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| **ケイネスの「名のある英霊が誇りを曲げて人間風情の使い魔に身をやつすとなれば、何かよほどの理由がなければ辻褄が合わない」という考え、これ自体は完全に間違いとは言えない。ただ、「騎士の誇りを賭して戦い、主に聖杯を献上すること」はディルムッドにとっては「よほどの理由」に該当するのだが、魔術師であるケイネスにその思考は無かった。そこから完全に誤解である「いずれ本当の望みを叶えるために自分を出し抜こうとするのではないか」という考えに至ってしまったのが、相互理解の欠如である。 | | **ケイネスの「名のある英霊が誇りを曲げて人間風情の使い魔に身をやつすとなれば、何かよほどの理由がなければ辻褄が合わない」という考え、これ自体は完全に間違いとは言えない。ただ、「騎士の誇りを賭して戦い、主に聖杯を献上すること」はディルムッドにとっては「よほどの理由」に該当するのだが、魔術師であるケイネスにその思考は無かった。そこから完全に誤解である「いずれ本当の望みを叶えるために自分を出し抜こうとするのではないか」という考えに至ってしまったのが、相互理解の欠如である。 |
| **なお、そもそも冬木の聖杯戦争における基本中の基本であるため見落とされがちだが、「既に終わった存在である英霊が再び現世で何かを為せる」という事自体が既に聖杯の奇跡の範疇である。ディルムッドは厳密に言うと「聖杯を使わなくても目的を達成できる」というだけで「聖杯を求めた理由(聖杯の奇跡に頼らなければ叶える事のできない望み)」は実際にあったわけである。言ってしまえば、ディルムッドの望みには聖杯は不可欠だったものの、召喚された時点で目的に半ば王手をかけ、聖杯自体にもう用は無くなったことになる。 | | **なお、そもそも冬木の聖杯戦争における基本中の基本であるため見落とされがちだが、「既に終わった存在である英霊が再び現世で何かを為せる」という事自体が既に聖杯の奇跡の範疇である。ディルムッドは厳密に言うと「聖杯を使わなくても目的を達成できる」というだけで「聖杯を求めた理由(聖杯の奇跡に頼らなければ叶える事のできない望み)」は実際にあったわけである。言ってしまえば、ディルムッドの望みには聖杯は不可欠だったものの、召喚された時点で目的に半ば王手をかけ、聖杯自体にもう用は無くなったことになる。 |
− | *彼がここまで頑なに「騎士の誇り」にこだわったのは、初戦でセイバーと戦ってしまったため。<ref group="出" name="「Fate/Zero用語辞典-ディルムッド・オディナ」『Fate/Zero material』p.100"/><br>聖杯戦争が騎士の誉れを賭けた誇りある戦いの場ではなく、ただ奪い合うだけの凄惨な殺し合いでしかないという認識の下でありさえすれば、彼もあそこまで意固地にはならなかったとのこと。 | + | *彼がここまで頑なに「騎士の誇り」にこだわったのは、初戦でセイバーと戦ってしまったため<ref group="出" name="「Fate/Zero用語辞典-ディルムッド・オディナ」『Fate/Zero material』p.100"/>。<br>聖杯戦争が騎士の誉れを賭けた誇りある戦いの場ではなく、ただ奪い合うだけの凄惨な殺し合いでしかないという認識の下でありさえすれば、彼もあそこまで意固地にはならなかったとのこと。 |
| **それでも、ディルムッドがケイネスの人格と才能に目を向けて腹を割って言うべきことをキチンと打ち明けれていれば、ケイネスも多少なりとも態度を軟化させていたとも言われているので、相互理解さえできれば関係の改善は容易だった可能性は十分高い。実際「とびたて!超時空トラぶる花札大作戦」のランサー陣営ルートではソラウの恋慕という核爆弾が依然として残ったものの、相互理解のおかげでケイネスとの関係は劇的に改善した。 | | **それでも、ディルムッドがケイネスの人格と才能に目を向けて腹を割って言うべきことをキチンと打ち明けれていれば、ケイネスも多少なりとも態度を軟化させていたとも言われているので、相互理解さえできれば関係の改善は容易だった可能性は十分高い。実際「とびたて!超時空トラぶる花札大作戦」のランサー陣営ルートではソラウの恋慕という核爆弾が依然として残ったものの、相互理解のおかげでケイネスとの関係は劇的に改善した。 |
| **また「騎士の誇り」への執着に関しては、「Fate/Accel Zero Order」において主人公たちの活躍によりセイバーとランサーの戦闘が回避された結果、本編のようなこだわりを見せなくなり、ケイネスが帰国するまでの短い期間で特に彼との間でトラブルが起きなかった。 | | **また「騎士の誇り」への執着に関しては、「Fate/Accel Zero Order」において主人公たちの活躍によりセイバーとランサーの戦闘が回避された結果、本編のようなこだわりを見せなくなり、ケイネスが帰国するまでの短い期間で特に彼との間でトラブルが起きなかった。 |
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| ***実際には上記の設定および展開は採用されなかったものの、その名残かは不明だが、ノクナレアとの初戦時にディルムッドとフィンのシャドウサーヴァントがエネミーとして登場する。 | | ***実際には上記の設定および展開は採用されなかったものの、その名残かは不明だが、ノクナレアとの初戦時にディルムッドとフィンのシャドウサーヴァントがエネミーとして登場する。 |
| *アニメ『Fate/Zero』の放送により、ディルムッドはイケメンキャラとして人気を博すようになった。しかし、その影響で『カーニバル・ファンタズム 3rd Season』のCMでは、[[言峰綺礼]]によって[[クー・フーリン]]が「イケメンじゃないランサー」と呼ばれる羽目になってしまった。 | | *アニメ『Fate/Zero』の放送により、ディルムッドはイケメンキャラとして人気を博すようになった。しかし、その影響で『カーニバル・ファンタズム 3rd Season』のCMでは、[[言峰綺礼]]によって[[クー・フーリン]]が「イケメンじゃないランサー」と呼ばれる羽目になってしまった。 |
− | | + | **とはいえ、どちらも幸運:Eであり本編で悲惨な末路を迎えた点は共通している。そしてその後もしばらくの間は幸運ステータスが低く、本編で不幸な目に遭うランサーが登場し続けた事からランサー薄幸説が囁かれてしまう羽目に…… |
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| == 話題まとめ == | | == 話題まとめ == |
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| :# 戦場の誉れとか騎士の誇りとかを意識させない。ただの汚れ仕事の処理業務だと諦観させておく。これを満たすため、セイバーとの接触は厳禁。 | | :# 戦場の誉れとか騎士の誇りとかを意識させない。ただの汚れ仕事の処理業務だと諦観させておく。これを満たすため、セイバーとの接触は厳禁。 |
| :# 戦闘は長引かせず、常に撤退ありきで行動。「必滅の黄薔薇」の一撃を与えたら即退却。これを繰り返して相手の消耗を待つ。 | | :# 戦闘は長引かせず、常に撤退ありきで行動。「必滅の黄薔薇」の一撃を与えたら即退却。これを繰り返して相手の消耗を待つ。 |
− | :# いつでも倒せるバーサーカーチームを利用。可能であればバーサーカーに他チームを殲滅させ、しかるのちに漁夫の利を得る。<ref group="出">「Fate/Zero用語辞典-ケイネス・エルメロイ・アーチボルト」『Fate/Zero material』p.95</ref> | + | :# いつでも倒せるバーサーカーチームを利用。可能であればバーサーカーに他チームを殲滅させ、しかるのちに漁夫の利を得る<ref group="出">「Fate/Zero用語辞典-ケイネス・エルメロイ・アーチボルト」『Fate/Zero material』p.95</ref>。 |
− | :戦略次第では聖杯戦争を制するか、アサシンにあっさり不覚を取るかのどちらかだった。<ref group="出" name="「Fate/Zero用語辞典-ディルムッド・オディナ」『Fate/Zero material』p.100"/> | + | :戦略次第では聖杯戦争を制するか、アサシンにあっさり不覚を取るかのどちらかだった<ref group="出" name="「Fate/Zero用語辞典-ディルムッド・オディナ」『Fate/Zero material』p.100"/>。 |
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| ;クー・フーリンとの比較 | | ;クー・フーリンとの比較 |
− | :虚淵氏は「クー・フーリンの戦闘能力には一歩譲るんじゃないかと」とコメント。<ref group="出" name="「Fate/Zero総括対談-未使用のネタ」『Fate/Zero material』pp.134-135"/><br> | + | :虚淵氏は「クー・フーリンの戦闘能力には一歩譲るんじゃないかと」とコメント<ref group="出" name="「Fate/Zero総括対談-未使用のネタ」『Fate/Zero material』pp.134-135"/>。<br> |
| :奈須氏は「同じランサーであるクー・フーリンとディルムッドがガチンコで戦ったら、どっちが勝ちますか? 初登場時のクー・フーリンはセイバーに押しまくられましたが、ディルムッドは逆に押してましたよね? ということはディルムッドのほうが強い……?」という質問に対して | | :奈須氏は「同じランサーであるクー・フーリンとディルムッドがガチンコで戦ったら、どっちが勝ちますか? 初登場時のクー・フーリンはセイバーに押しまくられましたが、ディルムッドは逆に押してましたよね? ということはディルムッドのほうが強い……?」という質問に対して |
− | :「ディルムッドはマスターからのバックアップ(魔力供給量)が優れているので、単純な火力勝負ならディルムッドに軍配が上がるかと。日本ではどちらも地形効果はゼロですが、舞台がアイルランドならクー・フーリンに一本かと」(原文)と回答している。<ref group="出">「Fate道場」『コンプティーク』2007年6月号</ref> | + | :「ディルムッドはマスターからのバックアップ(魔力供給量)が優れているので、単純な火力勝負ならディルムッドに軍配が上がるかと。日本ではどちらも地形効果はゼロですが、舞台がアイルランドならクー・フーリンに一本かと」(原文)と回答している<ref group="出">「Fate道場」『コンプティーク』2007年6月号</ref>。 |
| :「ディルムッドはマスターからのバックアップが優れているので~」'''「単純な火力勝負なら~」'''と条件が補足されている通り、虚淵氏は「戦闘能力」、奈須氏は「マスター差も含めた火力勝負」の話であり、別に2人の発言は矛盾していない。また、虚淵氏は戦闘能力では上とは言っているが「クーフーリンが勝つ」とは言っていない。逆に奈須氏も火力だけで戦った場合はディルムッドが勝つとは言っているが何でもありの条件で「ディルムッドが勝つ」とは言っていない。そもそも対軍宝具がないディルムッドが火力勝負で勝つとしている時点で恐らく白兵戦(宝具抜き)での話と思われる。 | | :「ディルムッドはマスターからのバックアップが優れているので~」'''「単純な火力勝負なら~」'''と条件が補足されている通り、虚淵氏は「戦闘能力」、奈須氏は「マスター差も含めた火力勝負」の話であり、別に2人の発言は矛盾していない。また、虚淵氏は戦闘能力では上とは言っているが「クーフーリンが勝つ」とは言っていない。逆に奈須氏も火力だけで戦った場合はディルムッドが勝つとは言っているが何でもありの条件で「ディルムッドが勝つ」とは言っていない。そもそも対軍宝具がないディルムッドが火力勝負で勝つとしている時点で恐らく白兵戦(宝具抜き)での話と思われる。 |
| :各本編の時点でのお互いの長所としては、ディルムッドはマスターからの魔力供給が非常に優位な点、クー・フーリンは「刺し穿つ死棘の槍」が強力かつ相性が良い(ディルムッドは幸運Eのためまず回避出来ない)点が挙げられるか。 | | :各本編の時点でのお互いの長所としては、ディルムッドはマスターからの魔力供給が非常に優位な点、クー・フーリンは「刺し穿つ死棘の槍」が強力かつ相性が良い(ディルムッドは幸運Eのためまず回避出来ない)点が挙げられるか。 |