差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
35行目: 35行目:     
;略歴
 
;略歴
:第四特異点『[[死界魔霧都市 ロンドン]]』にて西暦1888年のロンドンを脅かす敵側の中心人物『B』として主人公らと敵対。自分の固有結界から大量のヘルタースケルター(セイバークラスの雑魚敵)を産みだし暗躍していた。
+
:第四特異点『[[死界魔霧都市 ロンドン]]』にて西暦1888年のロンドンを脅かす敵側の中心人物『B』として[[主人公 (Grand Order)|主人公]]らと敵対。自分の[[固有結界]]から大量のヘルタースケルター(セイバークラスの雑魚敵)を産みだし暗躍していた。
:しかし、[[魔神柱]]の配下にされた際はその情報を利用して人理焼却を破却してもなお未来が崩壊することを突き止め、自身の理性を代償に[[シャーロック・ホームズ]]に事件の解決を依頼したり、知り合いの娘とも言える存在である[[フランケンシュタイン|フラン]]を傷つけまいと命令に逆らったり、直接対決に敗れた後は主人公らに事態を打開するための助言を送るなど、聖杯の強制がなければ良心的な人物であることを伺わせた。
+
:しかし、[[魔神柱]]の配下にされた際はその情報を利用して人理焼却を破却してもなお未来が崩壊することを突き止め、自身の理性を代償に[[シャーロック・ホームズ]]に事件の解決を依頼したり、知り合いの娘とも言える存在である[[フランケンシュタイン|フラン]]を傷つけまいと命令に逆らったり、直接対決に敗れた後は主人公らに事態を打開するための助言を送るなど、[[聖杯]]の強制がなければ良心的な人物であることを伺わせた。
:終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅣの座を統括する[[魔神柱|管制塔バルバトス]]と交戦する。
+
:終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅣの座を統括する[[バルバトス|管制塔バルバトス]]と交戦する。
 
:第2部第5.5章『[[地獄界曼荼羅 平安京]]』では天覧聖杯戦争にて[[紫式部]]に召喚されたサーヴァントとして登場。
 
:第2部第5.5章『[[地獄界曼荼羅 平安京]]』では天覧聖杯戦争にて[[紫式部]]に召喚されたサーヴァントとして登場。
 
;人物
 
;人物
46行目: 46行目:  
:とはいえ、ソレが内燃機関の生み出す電気によって発展したことに関しては複雑な心境であり、雷や電気にまつわるサーヴァントに対して「電気悔しい」とコメントしている事からそれが伺える。
 
:とはいえ、ソレが内燃機関の生み出す電気によって発展したことに関しては複雑な心境であり、雷や電気にまつわるサーヴァントに対して「電気悔しい」とコメントしている事からそれが伺える。
 
;能力
 
;能力
:キャスターではあるものの、所謂「魔術」は全く使用せず、もっぱら自らの鎧による戦闘を行う。
+
:キャスターではあるものの、所謂「[[魔術]]」は全く使用せず、もっぱら自らの鎧による戦闘を行う。
 
:武器はステッキであるが、第二段階からは階差機関の歯車群の一本とトンネルボーリングマシンの中間を思わせる形状のドリルへと変化する。
 
:武器はステッキであるが、第二段階からは階差機関の歯車群の一本とトンネルボーリングマシンの中間を思わせる形状のドリルへと変化する。
 
:自身が体現する特殊な蒸気科学で構成された鎧によるステータスはキャスターにあるまじき高さであり、三騎士にすら匹敵するレベル。
 
:自身が体現する特殊な蒸気科学で構成された鎧によるステータスはキャスターにあるまじき高さであり、三騎士にすら匹敵するレベル。
109行目: 109行目:  
;[[Fate/Grand Order]]
 
;[[Fate/Grand Order]]
 
:第四特異点『死界魔霧都市 ロンドン』に伴い実装。
 
:第四特異点『死界魔霧都市 ロンドン』に伴い実装。
:メインシナリオでは第四章、終章に登場する他、第五章では[[トーマス・エジソン|エジソン]]の、第六章、亜種特異点Ⅰでは[[シャーロック・ホームズ|ホームズ]]の台詞越しに言及されている。
+
:メインシナリオでは第一部第四章、第一部終章に登場する他、第一部第五章では[[トーマス・エジソン|エジソン]]の、第一部第六章や亜種特異点Ⅰでは[[シャーロック・ホームズ|ホームズ]]の台詞越しに言及されている。
 
===その他===
 
===その他===
 
;[[ちびちゅき!]]
 
;[[ちびちゅき!]]
122行目: 122行目:  
:マイルームボイスでも彼女を娘と呼んでおり、「たまには自身の車両形態に乗ると良い」と声をかけていた。
 
:マイルームボイスでも彼女を娘と呼んでおり、「たまには自身の車両形態に乗ると良い」と声をかけていた。
   −
; [[間桐臓硯|「M」]][[ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス|「P」]]
+
; [[間桐臓硯|「M」]][[ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス|「P」]]
 
: 第四特異点で人理消却計画を実行していた同志。「M」はマスターでもある。
 
: 第四特異点で人理消却計画を実行していた同志。「M」はマスターでもある。
   130行目: 130行目:  
;[[トーマス・エジソン]]
 
;[[トーマス・エジソン]]
 
:アメリカの科学者としての知り合い。向こうからは天才として敬意を持たれている。
 
:アメリカの科学者としての知り合い。向こうからは天才として敬意を持たれている。
:…しかし、第五章ではヘルタースケルターの技術を転用され、あまつさえ「蒸気より電気」とあちら好みに改造された。
+
:…しかし、第一部第五章ではヘルタースケルターの技術を転用され、あまつさえ「蒸気より電気」とあちら好みに改造された。
 
:もっともその後、彼が挫折しかかったときに座からモールス信号で「破産するまでは負けではない」と微妙に笑えない励ましを送ってくれる程度には親密である。
 
:もっともその後、彼が挫折しかかったときに座からモールス信号で「破産するまでは負けではない」と微妙に笑えない励ましを送ってくれる程度には親密である。
   149行目: 149行目:  
:勝手に機関鎧に変形機構を追加した男。とは言えバベッジは満更でもない模様。
 
:勝手に機関鎧に変形機構を追加した男。とは言えバベッジは満更でもない模様。
 
:むしろこの改造によって蒸気による夏場の排熱問題が解決されたのでカルデア職員や他サーヴァントにとっては僥倖かも?
 
:むしろこの改造によって蒸気による夏場の排熱問題が解決されたのでカルデア職員や他サーヴァントにとっては僥倖かも?
:この一件以降、ネロ祭りやハロウィンではモリアーティの悪さを注意・警戒したり懲らしめようとする出番があった。
+
:この一件以降、『ネロ祭再び 2017 Autumn』や『ハロウィン・ストライク!』ではモリアーティの悪さを注意・警戒したり懲らしめようとする出番があった。
    
;[[メカエリチャン]]、[[メカエリチャンⅡ号機]]
 
;[[メカエリチャン]]、[[メカエリチャンⅡ号機]]
182行目: 182行目:     
; 「────呼んでいる」<br>主人公「助けを呼ぶ声が、聞こえるんだね? 」<br>「然り」<br>「この聴覚機関を誤魔化すことは出来ぬ。何故ならば、私には大いなる使命があるからだ」<br> 「────世界を、守る」<br>「私の機関が作動し続ける限り、この世界には如何なる悪も存在してはならぬのだ」<br>「故に、行こう。私を目覚めさせた選ばれし者よ」 <br>「<ruby><rb>蒸気の勇者</rb><rt>スチームブレイブ</RT></RUBY>よ!」<br>主人公「行こう、バベッジ!」<br>「─────応!!」  
 
; 「────呼んでいる」<br>主人公「助けを呼ぶ声が、聞こえるんだね? 」<br>「然り」<br>「この聴覚機関を誤魔化すことは出来ぬ。何故ならば、私には大いなる使命があるからだ」<br> 「────世界を、守る」<br>「私の機関が作動し続ける限り、この世界には如何なる悪も存在してはならぬのだ」<br>「故に、行こう。私を目覚めさせた選ばれし者よ」 <br>「<ruby><rb>蒸気の勇者</rb><rt>スチームブレイブ</RT></RUBY>よ!」<br>主人公「行こう、バベッジ!」<br>「─────応!!」  
:自身の幕間の物語『鋼鐵機動戦記C・バベッジ』にて。もはやタイトルと言い完全にロボアニメかスチームパンクのノリである。
+
:自身の[[幕間の物語]]『鋼鐵機動戦記C・バベッジ』にて。もはやタイトルと言い完全にロボアニメかスチームパンクのノリである。
 
:そして主人公にまた新しい称号が(<ruby><rb>蒸気の勇者</rb><rt>スチームブレイブ</RT></RUBY>)加えられることに…。
 
:そして主人公にまた新しい称号が(<ruby><rb>蒸気の勇者</rb><rt>スチームブレイブ</RT></RUBY>)加えられることに…。
   191行目: 191行目:  
== メモ ==
 
== メモ ==
 
*「[[アレクサンドル・デュマ・ペール|小]][[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|説]][[ウィリアム・シェイクスピア|家]]」「[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト|音楽家]]」と際物が多いキャスタークラスに遂に現れた「科学者」。
 
*「[[アレクサンドル・デュマ・ペール|小]][[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|説]][[ウィリアム・シェイクスピア|家]]」「[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト|音楽家]]」と際物が多いキャスタークラスに遂に現れた「科学者」。
**ただし『EXTELLA』のリリースが遅れたという事情を察するに、本来は[[アルキメデス]]の方が科学者サーヴァント第1号になるはずだった可能性もある。
+
**ただし『[[Fate/EXTELLA]]』のリリースが遅れたという事情を察するに、本来は[[アルキメデス]]の方が科学者サーヴァント第1号になるはずだった可能性もある。
 
**鎧による巨大な外見といい、異様に高いステータスといい、初見でキャスターと理解できる人はそうそういないであろう。また、性格も相当な人格者であり、外道や性格破綻者が多いキャスタークラスにあるまじき善良さである。
 
**鎧による巨大な外見といい、異様に高いステータスといい、初見でキャスターと理解できる人はそうそういないであろう。また、性格も相当な人格者であり、外道や性格破綻者が多いキャスタークラスにあるまじき善良さである。
 
*ファンからの通称は、ほぼ満場一致で'''「蒸気王」'''。というか、本人がそう名乗っている。他には、[[サーヴァントユニヴァース]]の彼の名前から「バベジン」等。
 
*ファンからの通称は、ほぼ満場一致で'''「蒸気王」'''。というか、本人がそう名乗っている。他には、[[サーヴァントユニヴァース]]の彼の名前から「バベジン」等。
201行目: 201行目:  
***そして2017年夏水着イベント「デッドヒート・サマーレース! ~夢と希望のイシュタルカップ2017~」にてついにレースマシンへの完全変形を披露'''させられた'''。
 
***そして2017年夏水着イベント「デッドヒート・サマーレース! ~夢と希望のイシュタルカップ2017~」にてついにレースマシンへの完全変形を披露'''させられた'''。
 
***なお、バベッジご本人の水着(?)は[https://twitter.com/i4longman/status/822849621412057088 こちら]。pako氏のつぶやきから生まれた落書きである。
 
***なお、バベッジご本人の水着(?)は[https://twitter.com/i4longman/status/822849621412057088 こちら]。pako氏のつぶやきから生まれた落書きである。
**あまりにぶっ飛んだデザインに対し『[[氷室の天地 Fate/school life|氷室の天地]]』の作者の磨伸映一郎は'''「ひむてんの最強偉人募集に送られてきそうなデザイン」'''と呆れ半分にコメントしている。
+
**あまりにぶっ飛んだデザインに対し『[[氷室の天地 Fate/school life|氷室の天地]]』の作者の磨伸映一郎氏は'''「ひむてんの最強偉人募集に送られてきそうなデザイン」'''と呆れ半分にコメントしている。
 
**女性陣からの外見の印象はあまりよろしくないようで、[[謎のヒロインX]]曰く'''「ヤカン」'''、[[マシュ・キリエライト]]ですら'''「寸胴」'''と散々である。
 
**女性陣からの外見の印象はあまりよろしくないようで、[[謎のヒロインX]]曰く'''「ヤカン」'''、[[マシュ・キリエライト]]ですら'''「寸胴」'''と散々である。
 
*「存在自体が固有結界」という点では[[ナーサリー・ライム]]と同一。もっとも、ナーサリーのように「マスターに応じて姿を変える」訳ではなく「バベッジの夢見た世界によって確固たる姿を保っている」という点では、むしろ[[ネロ・カオス]]に近いかもしれない。
 
*「存在自体が固有結界」という点では[[ナーサリー・ライム]]と同一。もっとも、ナーサリーのように「マスターに応じて姿を変える」訳ではなく「バベッジの夢見た世界によって確固たる姿を保っている」という点では、むしろ[[ネロ・カオス]]に近いかもしれない。
 
**ただしゲーム中のマテリアルで「あくまで存在そのものが固有結界と'''ほぼ同一'''」と記述されているため、ナーサリーのように存在丸ごとが固有結界というわけではないようだ。何故か催眠術も効く為、いわゆる「中の人」がいる可能性は否定できない。
 
**ただしゲーム中のマテリアルで「あくまで存在そのものが固有結界と'''ほぼ同一'''」と記述されているため、ナーサリーのように存在丸ごとが固有結界というわけではないようだ。何故か催眠術も効く為、いわゆる「中の人」がいる可能性は否定できない。
**だからといって誰かが中の人を確認しようとすると、中の人本人は固有結界と同一化してしまってるせいで'''固有結界ごと世界から排除されてしまう'''。なんとも歯がゆいものである。いつか中身がどうなってるのか分かる時が来るのだろうか…?
+
**だからといって誰かが中の人を確認しようとすると、中の人本人は固有結界と同一化してしまってるせいで'''固有結界ごと世界から排除されてしまう'''。なんとも歯がゆいものである。いつか中身がどうなってるのか分かる時が来るのだろうか……?
 
*『[[Fate/Grand Order]]』における彼の[[幕間の物語]]のタイトルは'''「鋼鐵機動戦記C・バベッジ」'''。タイトルからして突っ込みどころ満載だが「<ruby><rb>蒸気の勇者</rb><rt>スチームブレイブ</RT></RUBY>」と称される主人公、言動も配役も完全にお姫様扱いのマシュ、老騎士のようなバベッジ、「邪悪ゴーレム軍団」と自分で言ってしまう敵役(おまけに最後に指揮担当の敵が[[ファヴニール]]に拡大変容する)と内容も凄まじくカオス。
 
*『[[Fate/Grand Order]]』における彼の[[幕間の物語]]のタイトルは'''「鋼鐵機動戦記C・バベッジ」'''。タイトルからして突っ込みどころ満載だが「<ruby><rb>蒸気の勇者</rb><rt>スチームブレイブ</RT></RUBY>」と称される主人公、言動も配役も完全にお姫様扱いのマシュ、老騎士のようなバベッジ、「邪悪ゴーレム軍団」と自分で言ってしまう敵役(おまけに最後に指揮担当の敵が[[ファヴニール]]に拡大変容する)と内容も凄まじくカオス。
 
**おまけに最後は'''主人公の夢オチ'''。何故これで宝具が強化されるのであろうか…(なお、マシュはこの夢を主人公から聞かされ「自分がお姫様役である事」にまんざらでもなさそうであった)。
 
**おまけに最後は'''主人公の夢オチ'''。何故これで宝具が強化されるのであろうか…(なお、マシュはこの夢を主人公から聞かされ「自分がお姫様役である事」にまんざらでもなさそうであった)。
222行目: 222行目:     
;異聞帯の王?
 
;異聞帯の王?
:上記のような異様に発達した蒸気技術を操り、さらにはそれによって発達した世界を夢想し内包しているという点が、第二部以降に登場する概念「[[異聞帯]]」と共通する部分が非常に大きいため、上記の通称と併せて「蒸気機関が発達した異聞帯の王ではないか?」と一部では囁かれている。
+
:上記のような異様に発達した蒸気技術を操り、さらにはそれによって発達した世界を夢想し内包しているという点が、第二部以降に登場する概念「[[異聞帯]]」と共通する部分が非常に大きいため、上記の通称と併せて「蒸気機関が発達した[[異聞帯の王]]ではないか?」と一部では囁かれている。
 
:第一部第四章でも「本来の歴史ではとっくに死んでいるはずなのに存命扱いで論文を発表している」という展開があったため、死界魔霧都市ロンドンそのものが異聞帯になりかかっていたのではないか、という推測もある。
 
:第一部第四章でも「本来の歴史ではとっくに死んでいるはずなのに存命扱いで論文を発表している」という展開があったため、死界魔霧都市ロンドンそのものが異聞帯になりかかっていたのではないか、という推測もある。
 
:期間限定イベント『レディ・ライネスの事件簿』の舞台となったパッチワーク・ロンドンの一区画「蒸気絢爛のパッチワーク」は「蒸気文明が極度に発達してバベッジが蒸気王として君臨するロンドン」というまさに彼にとっての理想世界となっていた。もっとも、彼としては「蒸気世界への妄念が形となった自身」と「蒸気世界」は同時に存在しないという数学的観点からこの世界をどれほど焦がれたものであったとしても偽物であると断言した。何とも報われない話である。
 
:期間限定イベント『レディ・ライネスの事件簿』の舞台となったパッチワーク・ロンドンの一区画「蒸気絢爛のパッチワーク」は「蒸気文明が極度に発達してバベッジが蒸気王として君臨するロンドン」というまさに彼にとっての理想世界となっていた。もっとも、彼としては「蒸気世界への妄念が形となった自身」と「蒸気世界」は同時に存在しないという数学的観点からこの世界をどれほど焦がれたものであったとしても偽物であると断言した。何とも報われない話である。
237行目: 237行目:  
*[[サーヴァント]]
 
*[[サーヴァント]]
   −
{{DEFAULTSORT:ちやあるす はへつし}}
+
{{DEFAULTSORT:ちやあるす はへつし}}
    
[[Category:登場人物た行]]
 
[[Category:登場人物た行]]
8,620

回編集

案内メニュー