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== 間桐 臓硯 ==
 
== 間桐 臓硯 ==
 
* 読み:まとう ぞうけん
 
* 読み:まとう ぞうけん
<!-- * 誕生日:月日/血液型:型 -->
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* 身長:145cm / 体重:43kg(しかし、ある程度可変だと思われる)
* 身長:145cm/体重:43kg(しかし、ある程度可変だと思われる)
   
* イメージカラー:群青
 
* イメージカラー:群青
 
* 特技:株式投資、虫、鳥などの飼育(使役?)
 
* 特技:株式投資、虫、鳥などの飼育(使役?)
* 好きなもの:できの悪い孫たち、悪だくみ/苦手なもの:太陽の陽射し
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* 好きなもの:できの悪い孫たち、悪だくみ / 苦手なもの:太陽の陽射し
 
* 天敵:教会の代行者
 
* 天敵:教会の代行者
 
* CV:津嘉山正種
 
* CV:津嘉山正種
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間桐家の実質的当主。[[間桐桜|桜]]、[[間桐慎二|慎二]]の祖父。
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[[間桐家]]の実質的当主。[[間桐桜|桜]]、[[間桐慎二|慎二]]の祖父。
    
; 略歴
 
; 略歴
: 500年前(慎二・桜世代から数えて6代前)の間桐の当主。戸籍上は[[間桐鶴野|鶴野]]・[[間桐雁夜|雁夜]]兄弟の父、慎二・桜兄妹の祖父ということになっている。本名は「マキリ・ゾォルケン」。家名は「ゾォルケン」だが、日本に根を下ろして以来、名前の「マキリ」を日本語姓「間桐」として名乗るようになる。もともとはロシアあたりの家らしい。延命に延命を重ね既に人外の者となっている[[魔術|魔術師]]で、その身体は人のものから蟲に置き換えられている「妖怪」。
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: 500年前<ref>慎二・桜世代から数えて6代前</ref>の間桐の当主。戸籍上は[[間桐鶴野|鶴野]]・[[間桐雁夜|雁夜]]兄弟の父、慎二・桜兄妹の祖父ということになっている。本名は「マキリ・ゾォルケン」。家名は「ゾォルケン」だが、日本に根を下ろして以来、名前の「マキリ」を日本語姓「間桐」として名乗るようになる。もともとはロシアあたりの家らしい。延命に延命を重ね既に人外の者となっている[[魔術|魔術師]]で、その身体は人のものから蟲に置き換えられている「妖怪」。
 
: 200年前の大聖杯敷設儀式にも参加しており、英霊を使い魔にするサーヴァントシステムや[[令呪]]の考案者その人である。[[聖杯戦争]]をずっと見続けてきた人物で、第三次に行われたアインツベルンの「反則」の影響にもいち早く気付いていた。そのため第四次では様子見に徹するつもりであったが、雁夜の要求を受け参加を承諾。自身は一歩引いた位置から聖杯戦争を監視していた。
 
: 200年前の大聖杯敷設儀式にも参加しており、英霊を使い魔にするサーヴァントシステムや[[令呪]]の考案者その人である。[[聖杯戦争]]をずっと見続けてきた人物で、第三次に行われたアインツベルンの「反則」の影響にもいち早く気付いていた。そのため第四次では様子見に徹するつもりであったが、雁夜の要求を受け参加を承諾。自身は一歩引いた位置から聖杯戦争を監視していた。
: 第五次では桜をマスターとして[[ライダー]]を召喚させるも桜のやる気の無さから慎二にマスター権譲渡を許すなどあまり乗り気ではない。しかし桜が[[アヴェンジャー]]と繋がり黒い影が出没しだすと一転、自身も[[アサシン (第五次/真アサシン)|アサシン]]を変則召喚し聖杯戦争の裏側で暗躍する。
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: 第五次では桜をマスターとして[[メドゥーサ|ライダー]]を召喚させるも桜のやる気の無さから慎二にマスター権譲渡を許すなどあまり乗り気ではない。しかし桜が[[アンリマユ|アヴェンジャー]]と繋がり黒い影が出没しだすと一転、自身も[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|アサシン]]を変則召喚し聖杯戦争の裏側で暗躍する。
 
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:『Fate/Grand Order』第四特異点『死界魔霧都市 ロンドン』ではロンドンにて、特異点破壊のための計画『魔霧計画』を遂行する3人の首謀者の一人『M』として若かりし頃の彼が登場。人物欄にある通り、理想を抱いていた頃の姿であるはずが抵抗を諦めきってしまっており、命令のままに人類史焼却に加担している。
 
; 人物
 
; 人物
 
: 狡猾にして残忍、他者の苦しみを娯楽とする外道。自分の孫達にもほぼ例外なく嫌われているが、間桐の家系に執着心があり、なんだかんだいって臓硯本人は子孫たちに甘い面もある。
 
: 狡猾にして残忍、他者の苦しみを娯楽とする外道。自分の孫達にもほぼ例外なく嫌われているが、間桐の家系に執着心があり、なんだかんだいって臓硯本人は子孫たちに甘い面もある。
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: 元々は「彼の代でマキリの血は魔術師としての限界に達した」ということに気付いてしまいそれに抗おうとし続けた魔術師。その果てに第三魔法「魂の物質化」により人類という種の進化による、この世全ての悪の廃絶という「理想」を願うようになる。自身では叶えられないことを察し、それでもなお延命してまで求めたのは、理想がいかに困難でも諦めない姿勢が後を継ぐ者を育て、また後世に遺すものだと信じたから。
 
: 元々は「彼の代でマキリの血は魔術師としての限界に達した」ということに気付いてしまいそれに抗おうとし続けた魔術師。その果てに第三魔法「魂の物質化」により人類という種の進化による、この世全ての悪の廃絶という「理想」を願うようになる。自身では叶えられないことを察し、それでもなお延命してまで求めたのは、理想がいかに困難でも諦めない姿勢が後を継ぐ者を育て、また後世に遺すものだと信じたから。
 
:しかし積年による魂の腐敗とその苦痛は遂に理想さえも忘れさせ、現在となっては何故そこまでして死ねないと思ったのかも忘れてしまい、外道に堕ちてしまった。
 
:しかし積年による魂の腐敗とその苦痛は遂に理想さえも忘れさせ、現在となっては何故そこまでして死ねないと思ったのかも忘れてしまい、外道に堕ちてしまった。
:こんなろくでもな人物だが外面は良いため冬木市では名士として通っており、穂群原学園ではPTA会長も務めている。
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:こんなろくでもない人物だが外面は良いため冬木市では名士として通っており、穂群原学園ではPTA会長も務めている。
 
   
; 能力
 
; 能力
: マキリは[[使い魔]]に造詣深い家系であり、間桐は「吸収」の属性を持つとされるが、臓硯自身は蟲の使役に全ての魔力をつぎ込んでおり[[魔術]]を行使する場面は無い。
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: 属性は「水」、特性は「束縛・吸収」。マキリは[[使い魔]]に造詣深い家系であり、間桐は「吸収」の特性を持つとされるが、臓硯自身は蟲の使役に全ての魔力をつぎ込んでおり[[魔術]]を行使する場面は無い。
 
: 身体を破壊されても臓硯本体の魂を収めた蟲を破壊されない限り、他者の肉を取り込んで再生することが出来るが、負担はそれなりにある。また、本体の蟲だけでは魔力精製もあまり出来ない上に蟲の性質上日光が苦手。
 
: 身体を破壊されても臓硯本体の魂を収めた蟲を破壊されない限り、他者の肉を取り込んで再生することが出来るが、負担はそれなりにある。また、本体の蟲だけでは魔力精製もあまり出来ない上に蟲の性質上日光が苦手。
: [[サーヴァント]]システムの考案者だけはあり、召喚システムには強い。[[アサシン]]の肉体から[[アサシン (第五次/真アサシン)|真アサシン]]を現界させるなど離れ業の召喚もやってのけた。
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: [[サーヴァント]]システムの考案者だけはあり、召喚システムには強い。[[佐々木小次郎|アサシン]]の肉体から[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|真アサシン]]を現界させるなど離れ業の召喚もやってのけた。
 
: 本体の蟲は桜の心臓、その内部に巣くっている親指大の一匹。外で活動している老人姿の臓硯はいわば対外的に意思を示すための触覚。かつては本体の蟲はそんな小さく弱い物ではなかったが、桜の心臓に潜ませるという趣向から変更した。
 
: 本体の蟲は桜の心臓、その内部に巣くっている親指大の一匹。外で活動している老人姿の臓硯はいわば対外的に意思を示すための触覚。かつては本体の蟲はそんな小さく弱い物ではなかったが、桜の心臓に潜ませるという趣向から変更した。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 +
===Fate===
 
;[[Fate/stay night]]
 
;[[Fate/stay night]]
:桜ルートのみ。[[アサシン]]の身体から[[アサシン (第五次/真アサシン)|アサシン]]を召喚、聖杯戦争の影で暗躍する。
+
:桜ルートのみ。[[佐々木小次郎|アサシン]]の身体から[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|真アサシン]]を召喚、聖杯戦争の影で暗躍する。
 
;[[Fate/hollow ataraxia]]
 
;[[Fate/hollow ataraxia]]
 
:聖杯が破壊されて生き甲斐を失ったのかボケが一気に進行。桜との力関係も逆転し、部屋に引き篭もる。
 
:聖杯が破壊されて生き甲斐を失ったのかボケが一気に進行。桜との力関係も逆転し、部屋に引き篭もる。
 +
;[[Fate/Zero]]
 +
:雁夜に刻印虫を仕込み即席仕立てのマスターとし、自身は様子見。
 +
;[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
 +
:並行世界では既に死亡しているためか名前のみで語られている。
 +
;[[Fate/Grand Order]]
 +
:第四特異点にて魔霧計画の首謀者『M』として若かりし頃の彼が登場。人理焼却の首謀者への抵抗を諦め、特異点を破壊する計画を推し進める。
 +
:『Fate/Zero』とのコラボイベントにも出演。相変わらず裏で暗躍していたが、主人公達の介入とイスカンダルが蹂躙と略奪<ref>間桐邸を焼き討ちした上で刻印蟲を一匹残らず虐殺、さらには雁夜がマスター権を放棄したことで邸内から救い出した桜をミトリネスに命じて冬木市の外に連れ出した。</ref>したことにより表舞台に出てこざるを得なくなった。
 +
===Fate関連===
 
;[[トラぶる花札道中記]]
 
;[[トラぶる花札道中記]]
 
:バッチを当てると登場する。真アサシン共々、桜からの招待に応じて温泉に向かう。
 
:バッチを当てると登場する。真アサシン共々、桜からの招待に応じて温泉に向かう。
;[[Fate/Zero]]
+
;[[氷室の天地 Fate/school life]]
:雁夜に刻印虫を仕込み即席仕立てのマスターとし、自身は様子見。
+
:主人公視点では裏の顔について知る機会は皆無なため、地元の名士兼同級生の祖父兼PTA会長としてたまに登場する。
 +
===その他===
 
;[[ちびちゅき!]]
 
;[[ちびちゅき!]]
 
:他のメンバーとともに花見に参加。ユーブスタクハイトと異なり陽気な酒である。
 
:他のメンバーとともに花見に参加。ユーブスタクハイトと異なり陽気な酒である。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
;[[アサシン (第五次/真アサシン)|真アサシン]]
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=== 冬木 ===
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;[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|真アサシン]]
 
:召喚したサーヴァント。
 
:召喚したサーヴァント。
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;[[ユスティーツァ・リズライヒ・フォン・アインツベルン]]
 
;[[ユスティーツァ・リズライヒ・フォン・アインツベルン]]
 
:かつての仇敵であり同胞。第三魔法を達成する彼女への羨望、不老の代償に一日を永遠に繰り返す彼女への哀れみ等の複雑な感情を抱いていた。
 
:かつての仇敵であり同胞。第三魔法を達成する彼女への羨望、不老の代償に一日を永遠に繰り返す彼女への哀れみ等の複雑な感情を抱いていた。
 +
 +
=== Fate/Apocrypha ===
 +
;[[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア]]
 +
:第三次聖杯戦争で魔術戦を繰り広げた相手。
 +
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=== Fate/Grand Order ===
 +
;[[ソロモン]]
 +
:理想を抱いていたはずの彼を絶望に突き落とし、配下として第四特異点の焼却を命じた黒幕。
 +
:彼から[[魔神柱|魔神柱バルバトス]]を貸し与えられている。
 +
;[[ニコラ・テスラ]]
 +
:第四特異点にて、倒される直前に狂化を付加して召喚。彼の力とイギリス中を覆った魔霧の相乗効果で第四特異点を破壊するのが最終目的だった。
 +
;[[ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス]]
 +
:第四特異点で、魔霧計画を進める首謀者の仲間「P」。本来の歴史でも知己であったとか。
 +
;[[チャールズ・バベッジ]]
 +
:第四特異点で、魔霧計画を進める首謀者の仲間「B」。
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;[[ランスロット]]
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:『Fate/Zero』とのコラボイベントで、マスターを失った彼のマスターとなった。
 +
 +
=== Fate/strange Fake ===
 +
;[[フランチェスカ・プレラーティ]]
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:直接言及されている訳ではないが、『strange Fake』の世界線では彼女が第四次に介入してくる事を妨害していたらしい。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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*彼にしてみれば悪影響としか見えない、桜への士郎・大河の影響だが、それでも桜が衛宮邸への出入りを許されていたのは、桜に士郎を監視させるため。魔術師である彼にとって、同じ魔術師である切嗣が後継者を育成し、次の聖杯戦争へ臨ませることは必然だった。だがしかし、切嗣は真っ当な魔術師ではなかったため、その思惑は結局、空振ることになった。
 
*彼にしてみれば悪影響としか見えない、桜への士郎・大河の影響だが、それでも桜が衛宮邸への出入りを許されていたのは、桜に士郎を監視させるため。魔術師である彼にとって、同じ魔術師である切嗣が後継者を育成し、次の聖杯戦争へ臨ませることは必然だった。だがしかし、切嗣は真っ当な魔術師ではなかったため、その思惑は結局、空振ることになった。
 
*第四次からたった十年で、第五次聖杯戦争は開催された。六十年後を見越していた彼にとってこれはイレギュラー極まりなく、本来は第五次にまっとうに挑むつもりはなかった。その気になれば桜を最初からマスターとして参戦させられたのに、慎二に参加を許したのは、それ故である。本来は六十年後の桜の子か孫に期待をかけるつもりだった。<br>桜ルートでのみ聖杯戦争に参加し暗躍するのは、他のルートと違って桜が「マキリの杯」としての完成を見たため。結局、いずれのルートでも腰の重さが災いして目的を達成する事は適わなかった。
 
*第四次からたった十年で、第五次聖杯戦争は開催された。六十年後を見越していた彼にとってこれはイレギュラー極まりなく、本来は第五次にまっとうに挑むつもりはなかった。その気になれば桜を最初からマスターとして参戦させられたのに、慎二に参加を許したのは、それ故である。本来は六十年後の桜の子か孫に期待をかけるつもりだった。<br>桜ルートでのみ聖杯戦争に参加し暗躍するのは、他のルートと違って桜が「マキリの杯」としての完成を見たため。結局、いずれのルートでも腰の重さが災いして目的を達成する事は適わなかった。
*[[Fate/hollow ataraxia|hollow]]」では桜の料理を「チンせぬレトルトの方がマシじゃのう」と言っている。<br>脅えながら食卓を囲むか、一人でレトルトかというある意味究極の選択肢。<br>ボケてからは、寝ぼけて呼び鈴を連打したり、「姉の方がよかった」とボヤくなどしている。
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*[[Fate/hollow ataraxia|hollow]]』では桜の料理を「チンせぬレトルトの方がマシじゃのう」と言っている。<br>脅えながら食卓を囲むか、一人でレトルトかというある意味究極の選択肢。<br>ボケてからは、寝ぼけて呼び鈴を連打したり、「姉の方がよかった」とボヤくなどしている。
 
*堅実な地主なので、経済的には遠坂より安定している。冬木以外の押さえている霊地を他の魔術師に貸して、土地収入で暮らしているとか。なお、劇中(聖杯戦争中)では冬木市に戻ってきているが、基本的に彼の普段の生活は、他所に抱えている霊地を巡っての管理である。もしくは、日光を嫌って屋敷の奥の闇に身を潜めている。
 
*堅実な地主なので、経済的には遠坂より安定している。冬木以外の押さえている霊地を他の魔術師に貸して、土地収入で暮らしているとか。なお、劇中(聖杯戦争中)では冬木市に戻ってきているが、基本的に彼の普段の生活は、他所に抱えている霊地を巡っての管理である。もしくは、日光を嫌って屋敷の奥の闇に身を潜めている。
 
*人間であったころは士郎や切嗣のように自身の正義を追い求める人物だったようだが、長い延命の過程で魂が摩耗し、その意志も記憶も忘れ去られて変質してしまったようだ。だが桜ルート終盤では死に際してその過去を僅かながら思い出している。
 
*人間であったころは士郎や切嗣のように自身の正義を追い求める人物だったようだが、長い延命の過程で魂が摩耗し、その意志も記憶も忘れ去られて変質してしまったようだ。だが桜ルート終盤では死に際してその過去を僅かながら思い出している。
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*遠坂が「うっかり」で失敗し、アハト翁が「立てた作戦が裏目に出て」失敗したのに対し、臓硯は「慎重すぎて動かなかった」事が失敗に繋がっている。
 
*遠坂が「うっかり」で失敗し、アハト翁が「立てた作戦が裏目に出て」失敗したのに対し、臓硯は「慎重すぎて動かなかった」事が失敗に繋がっている。
 
*人の肉を食らった虫で身体を作り栄養も人から生気を吸って生き長える妖怪だが、実際のところ人としての機能は虫が果たし外見は擬態でしか無いため肉は何でもよく、栄養も普通の食事を食べて補うことが可能であり、人間から得たほうが効率は良いものの必須ではない。仮に人以外の肉で身体を作り栄養を摂ることに徹していれば人間の血液が必須な死徒などよりは人道的な延命法だっただろう。……人間性を保ったまま肉体が虫であることの苦痛や魂の腐敗に耐えられればの話ではあるが。
 
*人の肉を食らった虫で身体を作り栄養も人から生気を吸って生き長える妖怪だが、実際のところ人としての機能は虫が果たし外見は擬態でしか無いため肉は何でもよく、栄養も普通の食事を食べて補うことが可能であり、人間から得たほうが効率は良いものの必須ではない。仮に人以外の肉で身体を作り栄養を摂ることに徹していれば人間の血液が必須な死徒などよりは人道的な延命法だっただろう。……人間性を保ったまま肉体が虫であることの苦痛や魂の腐敗に耐えられればの話ではあるが。
*[[Fate/Apocrypha|平行世界の第三次聖杯戦争]]において、ユグドミレニアに敗れ大聖杯を奪われた後の臓硯の生死は不明。だがマキリは既に衰退していたため、大聖杯強奪が決定打となったことで「魔術師」としての間桐はとっくに滅亡しているらしい。
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*『Fate/Apocrypha』での臓硯は、その世界で開催された第三次聖杯戦争においてユグドミレニアに敗れ大聖杯を奪われたショックでほぼ廃人化した。マキリは既に衰退していたのと、後継者に恵まれなかったなかったこともあって、魔術師としては完全に未来を閉ざされた、と語られている
 
*「ロシアあたり」出身、蟲による最早人でなくなった延命等、北欧(正確にはロシアは東欧だが)本拠地で肉体改造主軸の魔術教会である「彷徨海」を思わせる人物だが、特に公式からは関連を述べられていない。或いは蟲による魔術は間桐では臓硯の代からの独自のものであり、源流は普通に「時計塔」辺りにある家なのかもしれない。
 
*「ロシアあたり」出身、蟲による最早人でなくなった延命等、北欧(正確にはロシアは東欧だが)本拠地で肉体改造主軸の魔術教会である「彷徨海」を思わせる人物だが、特に公式からは関連を述べられていない。或いは蟲による魔術は間桐では臓硯の代からの独自のものであり、源流は普通に「時計塔」辺りにある家なのかもしれない。
 
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**『Fate/strange Fake』でのフランチェスカの発言を信じるなら、源流はキエフ(現在のウクライナ)らしい。
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*実はアニメ『Fate/stay night』の18話に顔の下半分のみだが、一瞬だけ登場している。18、19話は奈須が初稿プロットを担当したアニメオリジナルストーリー。本当に一瞬なので注意して見てみよう。
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*『Fate/Grand Order』第四特異点でまさかの登場を果たす。この時は第四章実装と同時に実装された礼装に彼絡みのものが2枚も入っている<ref>『stay night』の彼が描かれた「五百年の妄執」と、彼の子孫である雁夜が描かれた「目覚めた意志」の2枚</ref>、敵側が推し進める計画がそのまま彼の名前になっている(魔霧=マキリ)、『Zero』で彼が雁夜にやらせた狂化の詠唱を付与した英霊召喚を彼本人が行う等、かなり優遇された扱いだったと言える。
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**上記のように第四特異点では[[魔神柱]]バルバトスに変化してしまうが、彼がサーヴァントではなく当時の人間だったことを考えると、'''間桐家(マキリ家)そのものが魔術王によって呪いを刻み込まれていた'''という恐ろしい事実が推測できる。
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***さらに言うと、『[[Fate/stay night]]』を初めとして冬木で聖杯戦争が昔から行われていた世界では現代まで生き延びている事、[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト|アマデウス]]が[[マリー・アントワネット|マリー]]に恋をしたことで魔神柱の絶対尊厳を打ち破った事を考えると、'''ユスティーツァに出会って彼女に恋をしたことでそれらの世界では彼は魔神柱にならなかった'''、というロマンチックな想像もできる。その結果、間桐家そのものが衰退の道を歩み、彼自身も魂が腐っていくことになったのは皮肉な話ではあるが。
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== 脚注 ==
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<references />
 
== リンク ==
 
== リンク ==
 
* [[登場人物]]
 
* [[登場人物]]
118行目: 154行目:  
[[category:Fate/stay night]]
 
[[category:Fate/stay night]]
 
[[category:Fate/Zero]]
 
[[category:Fate/Zero]]
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[[Category:Fate/Grand Order]]
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[[Category:氷室の天地 Fate/school life]]
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[[Category:魔術師]]
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[[Category:間桐家]]
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