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1,643 バイト追加 、 2013年8月18日 (日) 18:47
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*属性:混沌・善
 
*属性:混沌・善
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「[[クラス (ライダー)|騎兵]]」のクラスの[[サーヴァント]]。[[聖杯戦争|聖杯大戦]]において、セレニケ・アイスコル・ユグドミレニアによって召喚された。<br />美少女と見紛う、派手に着飾った中性的な美少年。
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「[[クラス (ライダー)|騎兵]]」のクラスの[[サーヴァント]]。[[聖杯戦争|聖杯大戦]]において、セレニケ・アイスコル・ユグドミレニアによって召喚された。<br>美少女と見紛う、派手に着飾った中性的な美少年。
    
;略歴
 
;略歴
:真名はアストルフォ。イングランド王の息子にして、シャルルマーニュ十二勇士の一人である。<br />ユグドミレニアの黒魔術師であるセレニケによって召喚されたサーヴァントで、触媒は中に液状のものが入っていたと思われる染みのついたガラス瓶。<br />実体化を好み、マスターの制止にも関らず、城下にホムンクルス用の簡素な衣装を着て、頻繁に遊びに繰り出している。
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:真名はアストルフォ。イングランド王の息子にして、シャルルマーニュ十二勇士の一人である。<br>ユグドミレニアの黒魔術師であるセレニケによって召喚されたサーヴァントで、触媒は中に液状のものが入っていたと思われる染みのついたガラス瓶。<br>実体化を好み、マスターの制止にも関らず、城下にホムンクルス用の簡素な衣装を着て、頻繁に遊びに繰り出している。<br>偶然出会ったホムンクルスの少年を助け、彼の友人となり、脱走の手助けをするようになった。その後、蘇生したホムンクルスが「ジーク」と名乗り、彼が一人でやっていけるのを見届け、別れを告げる。<br>ユグドミレニアに帰還後[[セイバー (Apocrypha・黒)|セイバー]]消滅の責を問われ、[[ランサー (Apocrypha・黒)|ランサー]]に両手両足に杭を打ち込まれ、[[キャスター (Apocrypha・黒)|キャスター]]の流体ゴーレムによって身動き一つ取れなくさせられるなど厳しい処罰を受けるが、[[シロウ・コトミネ|シロウ]]達の総攻撃の際、解放され戦場に赴く。<br>だがホムンクルス達への負い目から、宝具を使用を控えたせいで[[アサシン (Apocrypha・赤)|赤のアサシン]]との空中戦で後れを取り、更に乱入してきた[[モードレッド|赤のセイバー]]との格と技量の差から窮地に立たされてしまう。そして彼を助けに現れたジークのセイバー化、異形化した赤のバーサーカーの暴走という混迷の戦場の中、大聖杯の奪還よりジークの傍にいることを選択する。
    
;人物
 
;人物
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=== [[宝具]] ===
 
=== [[宝具]] ===
 
;触れれば転倒!(トラップ・オブ・アルガリア!)
 
;触れれば転倒!(トラップ・オブ・アルガリア!)
:カタイの王子・アルガリアが愛用した装飾も見事な黄金の馬上槍(ランス)。ランスとしての攻撃力は備えているが殺傷することを前提にした武器ではなく、真名を解放することで触れたものを転倒させることができる。<br>宝具としてサーヴァントに使用すると、肉体のどこに触れようとも、膝から下が一時的に強制的に霊体化し、立ち上がれなくなる。<br>この効果は魔力で形成された鎧の上からでも適用され、肉体の損傷ではないため治癒魔術や再生能力を用いても、効果が失われるまで脚部の異常を回復できない。<br />赤のバーサーカーのような驚異的なタフネスを持つ敵には非常に有効な宝具で、どのような英霊でも脚部を奪われれば戦力の大幅な低下は免れない。
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:カタイの王子・アルガリアが愛用した装飾も見事な黄金の馬上槍(ランス)。ランスとしての攻撃力は備えているが殺傷することを前提にした武器ではなく、真名を解放することで触れたものを転倒させることができる。<br>宝具としてサーヴァントに使用すると、肉体のどこに触れようとも、膝から下が一時的に強制的に霊体化し、立ち上がれなくなる。<br>この効果は魔力で形成された鎧の上からでも適用され、肉体の損傷ではないため治癒魔術や再生能力を用いても、効果が失われるまで脚部の異常を回復できない。<br>赤のバーサーカーのような驚異的なタフネスを持つ敵には非常に有効な宝具で、どのような英霊でも脚部を奪われれば戦力の大幅な低下は免れない。
    
;分厚い皮装丁の書物
 
;分厚い皮装丁の書物
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;[[バーサーカー (Apocrypha・黒)]]
 
;[[バーサーカー (Apocrypha・黒)]]
 
:微妙に相性の悪い相手。召喚時、彼にマスターであるカウレスが簡単に自らの真名を教えてしまったことが原因で、彼に悪気は無かったのだが、話しかけられても不機嫌そうにあしらわれている。
 
:微妙に相性の悪い相手。召喚時、彼にマスターであるカウレスが簡単に自らの真名を教えてしまったことが原因で、彼に悪気は無かったのだが、話しかけられても不機嫌そうにあしらわれている。
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;[[セイバー (Apocrypha・黒)]]
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:自己紹介の際、ゴルドに邪魔されてから、互いに気まずい雰囲気となってしまった。彼が口を開くことを禁じられたこともあり、「むっつりしてる、堅物で退屈な奴」と思っていた。<br>後に彼が自分の命を投げ打ってまでジークを助けたことで誤解は解けることとなった。
    
;ローラン
 
;ローラン
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:助けを求めたホムンクルスに間髪入れずに答えた軽い言葉。天衣無縫のライダーであるからこその即答であり、本気の言葉であった。
 
:助けを求めたホムンクルスに間髪入れずに答えた軽い言葉。天衣無縫のライダーであるからこその即答であり、本気の言葉であった。
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;「――だけどまあ、ボクはこの為に召喚されたんだし。しょうがないったらしょうがない、ようし、やってやるかっ!」<br />「遠からん者は音にも聞け!近くば寄って目にも見よ!<br />我が名はシャルルマーニュが十二勇士アストルフォ!<br />いざ尋常に―――勝負ッ!!」
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;「――だけどまあ、ボクはこの為に召喚されたんだし。しょうがないったらしょうがない、ようし、やってやるかっ!」<br>「遠からん者は音にも聞け!近くば寄って目にも見よ!<br>我が名はシャルルマーニュが十二勇士アストルフォ!<br>いざ尋常に―――勝負ッ!!」
 
:赤のバーサーカーとの戦いにおける口上。圧倒的に能力差がある相手にも勇敢に立ち向かう。秘匿すべき真名をさらりと告げてしまっているのも彼らしいが。
 
:赤のバーサーカーとの戦いにおける口上。圧倒的に能力差がある相手にも勇敢に立ち向かう。秘匿すべき真名をさらりと告げてしまっているのも彼らしいが。
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;「ボク達は願いを叶えるために現界した! だからって、何もかもが許されるのか!?<br /> 英雄たる振る舞いを忘れたか!? ボクは嫌だぞ!<br /> ボクは確かにライダーだけど、それ以前にシャルルマーニュが十二勇士、アストルフォだ!<br /> ボクはあの子を見捨てない、見捨てないぞ!」
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;「ボク達は願いを叶えるために現界した! だからって、何もかもが許されるのか!?<br> 英雄たる振る舞いを忘れたか!? ボクは嫌だぞ!<br> ボクは確かにライダーだけど、それ以前にシャルルマーニュが十二勇士、アストルフォだ!<br> ボクはあの子を見捨てない、見捨てないぞ!」
 
:逃がそうとしたホムンクルスの危機に、黒のセイバーに向かって叫んだ言葉。理性が蒸発していると言われ、普段何も考えていないようなライダーが間違いなく英雄であり、その誇りを持っていることを示した台詞である。
 
:逃がそうとしたホムンクルスの危機に、黒のセイバーに向かって叫んだ言葉。理性が蒸発していると言われ、普段何も考えていないようなライダーが間違いなく英雄であり、その誇りを持っていることを示した台詞である。
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== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
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;男の娘人気
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*Apocrypha企画段階時から突出した人気を持つキャラクター。<br>小説版が発売した際の特典にも、'''男性であるのにも関わらず'''、何事もなかったかのように女性陣に混じっていた。その人気は[[ルーラー|主人公]]が焦りを覚える余りに魔法少女になるほど。
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*男性であるにもかかわらず、スリーサイズが設定されていたり、[[ルーラー]]からは「貴女」、[[アサシン (Apocrypha・赤)]]からは「戦乙女」、[[モードレッド]]からは「雌犬」呼ばわりされるなど、作中では女性として扱われる機会が非常に多い。<br>しかも性別を間違えているのは皆、女性である。……彼が「男」と知った際、彼女達の反応はどのようなものになるだろうか。
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;逸話
 
;逸話
 
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*彼の騎馬はヒポグリフだけではなく、グリフォンや名馬ラビカンなども乗りこなして様々な冒険譚を打ち立てている。
 
*彼の騎馬はヒポグリフだけではなく、グリフォンや名馬ラビカンなども乗りこなして様々な冒険譚を打ち立てている。
*史実的な彼を一言で表すなら、お調子者のナルシスト。<br />十二勇士の中でも実力は中堅ぐらいのものだが、どんなに便利な道具を使おうともそれが自分の実力と信じて疑わない。その上とんでもない強運の持ち主であり、どのような修羅場でも切り抜け、たとえピンチになっても最終的には傷一つ負わず生還することが多い。その経験が彼の行動にますます拍車をかけている。
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*史実的な彼を一言で表すなら、お調子者のナルシスト。<br>十二勇士の中でも実力は中堅ぐらいのものだが、どんなに便利な道具を使おうともそれが自分の実力と信じて疑わない。その上とんでもない強運の持ち主であり、どのような修羅場でも切り抜け、たとえピンチになっても最終的には傷一つ負わず生還することが多い。その経験が彼の行動にますます拍車をかけている。
 
*生前から多くの宝具を有しているが、いずれも彼の手元を離れている。「黄金の馬上槍」は魔法が掛かっていることを知らず盟友であったブラダマンテに譲渡し、月への旅行後には「角笛」は音がならなくなり、「ヒポグリフ」も解放してしまっている。
 
*生前から多くの宝具を有しているが、いずれも彼の手元を離れている。「黄金の馬上槍」は魔法が掛かっていることを知らず盟友であったブラダマンテに譲渡し、月への旅行後には「角笛」は音がならなくなり、「ヒポグリフ」も解放してしまっている。
*伝承で彼が月に行ったのは、地上から失われたあらゆるモノが存在するとされたため。<br />ここで言う月が天体の月なのか、異界の地をそう呼んでいるだけなのかは解釈の分かれるところである(もっともTYPE-MOON世界だと月に[[聖杯|ムーンセル]]とかがあるので、解釈には困らなそうだが)。
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*伝承で彼が月に行ったのは、地上から失われたあらゆるモノが存在するとされたため。<br>ここで言う月が天体の月なのか、異界の地をそう呼んでいるだけなのかは解釈の分かれるところである(もっともTYPE-MOON世界だと月に[[聖杯|ムーンセル]]とかがあるので、解釈には困らなそうだが)。
*人物の項にある「理性が蒸発している」というのは比喩ではない。<br />彼が月から戻ってきたとき、理知的で聡明な性格になっていたとされる。つまり、彼の理性は地上から失われていたということ。
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*人物の項にある「理性が蒸発している」というのは比喩ではない。<br>彼が月から戻ってきたとき、理知的で聡明な性格になっていたとされる。つまり、彼の理性は地上から失われていたということ。
*彼の戦友ローランが正気を失った経緯は以下の通り。<br />フランク王国にカタイからアンジェリカという美姫がやってくる。ローランは彼女に一目惚れし、どこへともなく立ち去った彼女を求め、国の守りをほったらかして旅に出てしまう。<br />その間にもフランク王国はセリカンやスペインなどのイスラム国家によって、度々危機に陥っていたのだが、彼は帰還命令を無視し、アンジェリカを探し続ける。<br>結局アンジェリカには振られ、それによって彼は発狂し、全裸のまま放浪を始め、素手で猛獣を殴り殺すなど超人的な力で暴れ回り人々から恐れられてしまう。<br />要するに、彼は'''女性に振られたショックでおかしくなった友達を慰めるために女装した'''、ということ。彼も大概だが振られたショックの余り、裸で暴れ回ったローランも頭のネジが外れていると言うほか無い。
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*彼の戦友ローランが正気を失った経緯は以下の通り。<br>フランク王国にカタイからアンジェリカという美姫がやってくる。ローランは彼女に一目惚れし、どこへともなく立ち去った彼女を求め、国の守りをほったらかして旅に出てしまう。<br />その間にもフランク王国はセリカンやスペインなどのイスラム国家によって、度々危機に陥っていたのだが、彼は帰還命令を無視し、アンジェリカを探し続ける。<br>結局アンジェリカには振られ、それによって彼は発狂し、全裸のまま放浪を始め、素手で猛獣を殴り殺すなど超人的な力で暴れ回り人々から恐れられてしまう。<br>要するに、彼は'''女性に振られたショックでおかしくなった友達を慰めるために女装した'''、ということ。彼も大概だが振られたショックの余り、裸で暴れ回ったローランも頭のネジが外れていると言うほか無い。
*男性であるにもかかわらず、スリーサイズが設定されていたり、[[ルーラー]]からは「貴女」、[[アサシン (Apocrypha・赤)]]からは「戦乙女」、[[モードレッド]]からは「雌犬」呼ばわりされるなど、作中では女性として扱われる機会が非常に多い。<br>しかも性別を間違えているのは皆、女性である。……彼が「男」と知った際、彼女達の反応はどのようなものになるだろうか。
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;男の娘人気
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:Apocrypha企画段階時から突出した人気を持つキャラクター。<br>小説版が発売した際の特典にも、'''男性であるのにも関わらず'''、何事もなかったかのように女性陣に混じっていた。その人気は[[ルーラー|主人公]]が焦りを覚える余りに魔法少女になるほど。
      
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