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== カレン・オルテンシア ==
== カレン・オルテンシア ==
* スペル:''Caren Hortensia''
* スペル:''Caren Hortensia''
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<!-- *誕生日:月日 / 血液型:型 -->
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* 身長:156cm / 体重:40kg
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* 身長:156cm/体重:40kg
* スリーサイズ:B75/W54/H77
* スリーサイズ:B75/W54/H77
* CV:小清水亜美
* CV:小清水亜美
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; 略歴
; 略歴
: ヨーロッパ南部の共和国で生を受けるが、生後一年で両親を失う。母親は自殺で、父親は不明。「カレン」という名前以外母親は何も残さず、母の死後に父親が名乗り出ることもなかったことと、母親が死病持ちであったことから、母がいきずりの男と娼婦のように関係を持って作られた子、というのが周囲からの定説になった。身寄りが無くなったため、小さな教会の厳格な神父に預けられるが、行きずりの男と姦淫した母親を軽蔑する模範的で信仰深い神父は、預けられたカレンに対して出生そのものに罪があるとして愛を与えず、教育も洗礼も与えられず教会の下働きの立場で幼年期を過ごす。8年の歳月が経ち、カレンの体に聖痕(スティグマ)が現れると神父は自分の手には負えないとして、[[聖堂教会]]の手によりシトーという名門修道院に引き渡された。そしてその体質が類い希な異能と認められ、代行者としての道を歩みだすこととなる。「教会から修道院にたらい回しにされ、そこで天職を得た」と[[アンリマユ|アヴェンジャー]]は要約し、本人も簡潔さから人に語る時はそうするようになった。
: ヨーロッパ南部の共和国で生を受けるが、生後一年で両親を失う。母親は自殺で、父親は不明。「カレン」という名前以外母親は何も残さず、母の死後に父親が名乗り出ることもなかったことと、母親が死病持ちであったことから、母がいきずりの男と娼婦のように関係を持って作られた子、というのが周囲からの定説になった。身寄りが無くなったため、小さな教会の厳格な神父に預けられるが、行きずりの男と姦淫した母親を軽蔑する模範的で信仰深い神父は、預けられたカレンに対して出生そのものに罪があるとして愛を与えず、教育も洗礼も与えられず教会の下働きの立場で幼年期を過ごす。8年の歳月が経ち、カレンの体に聖痕(スティグマ)が現れると神父は自分の手には負えないとして、[[聖堂教会]]の手によりシトーという名門修道院に引き渡された。そしてその体質が類い希な異能と認められ、代行者としての道を歩みだすこととなる。「教会から修道院にたらい回しにされ、そこで天職を得た」と[[アンリマユ|アヴェンジャー]]は要約し、本人も簡潔さから人に語る時はそうするようになった。
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: 登場当初は「hollow」4日目、無限の残骸とともに現れる。本編の彼女は「言峰綺礼」の位置にカレン・オルテンシアの情報をもぐりこませた存在。いわば「情報」だけであり、本体ではない。
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: 登場当初は『hollow』4日目、無限の残骸とともに現れる。本編の彼女は「言峰綺礼」の位置にカレン・オルテンシアの情報をもぐりこませた存在。いわば「情報」だけであり、本体ではない。
; 人物
; 人物
: 「他人の幸福は無性に潰したくなる」程のサディスト。さらに毒舌で、人使いも荒い。しかし壊れているとはいえ、その信仰心は本物。その能力から傷ついていく体を、ただ在るがままに受け入れることが出来る程に無心の祈りを体現する。
: 「他人の幸福は無性に潰したくなる」程のサディスト。さらに毒舌で、人使いも荒い。しかし壊れているとはいえ、その信仰心は本物。その能力から傷ついていく体を、ただ在るがままに受け入れることが出来る程に無心の祈りを体現する。
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=== マジカルカレン ===
=== マジカルカレン ===
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:カレンが「[[フェイト/タイガーころしあむ アッパー]]」において[[マジカルルビー|カレイドステッキ]]の力で魔法少女に変身した姿。
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:カレンが『[[フェイト/タイガーころしあむ アッパー]]』において[[マジカルルビー|カレイドステッキ]]の力で魔法少女に変身した姿。
:杖の力で健康が回復し、通常のカレンよりも元気めに話す、お嬢系魔法少女。紙袋を被って正体を隠しているため、周りからは「マジカル紙袋」と呼ばれる。
:杖の力で健康が回復し、通常のカレンよりも元気めに話す、お嬢系魔法少女。紙袋を被って正体を隠しているため、周りからは「マジカル紙袋」と呼ばれる。
:武器はトゲ付き鉄球のモーニングスター。しかも敵に噛み付き、一部の技では[[言峰綺礼|どこかで聞いたような声]]すら発する。
:武器はトゲ付き鉄球のモーニングスター。しかも敵に噛み付き、一部の技では[[言峰綺礼|どこかで聞いたような声]]すら発する。
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:恐らく「MELTY BLOOD」収録の際に中田譲治氏が「マジカルアンバー」を「まるかじりアンバー」と読み間違えた事が元ネタ。
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:恐らく『MELTY BLOOD』収録の際に中田譲治氏が「マジカルアンバー」を「まるかじりアンバー」と読み間違えた事が元ネタ。
:武器名は「ラブアースディザスター」。なんとも物騒な名前だが、持ち主の愛の重さに比例して重量を増すという点では魔法少女っぽい。
:武器名は「ラブアースディザスター」。なんとも物騒な名前だが、持ち主の愛の重さに比例して重量を増すという点では魔法少女っぽい。
:なお、彼女の愛は'''「全人類を殺したい程愛している」'''レベルなので、要は地球と同じ重さ。それこそ[[ネコアルク|真祖]]でもない限りまともに受け止められない。
:なお、彼女の愛は'''「全人類を殺したい程愛している」'''レベルなので、要は地球と同じ重さ。それこそ[[ネコアルク|真祖]]でもない限りまともに受け止められない。
=== ベィビィ・カレン ===
=== ベィビィ・カレン ===
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:「[[カプセルさーばんと]]」にて登場。見た目は愛らしい赤ん坊だが黒幕。
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:『[[カプセルさーばんと]]』にて登場。見た目は愛らしい赤ん坊だが黒幕。
:シロウに助けられてからは衛宮邸ですくすくと育つらしい。パパはシロウで戸籍上はフジムラの娘扱いなんだとか。
:シロウに助けられてからは衛宮邸ですくすくと育つらしい。パパはシロウで戸籍上はフジムラの娘扱いなんだとか。
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=== 言峰花蓮 ===
=== 言峰花蓮 ===
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:「[[Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚|帝都聖杯奇譚]]」にて登場。苗字が[[言峰綺礼|どこぞの麻婆神父]]と同じだが、基本別世界なので関連性は多分ないとのこと。
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:『[[Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚|帝都聖杯奇譚]]』にて登場。苗字が[[言峰綺礼|どこぞの麻婆神父]]と同じだが、基本別世界なので関連性は多分ないとのこと。
:帝都での聖杯戦争において[[李書文 (帝都聖杯奇譚)|ランサー]]のマスターとして登場。「マグダラの聖骸布」も勿論装備している。
:帝都での聖杯戦争において[[李書文 (帝都聖杯奇譚)|ランサー]]のマスターとして登場。「マグダラの聖骸布」も勿論装備している。
:聖杯はあくまでも「ついで」であり、本来の目的は聖遺物「[[魔術礼装|栄光の右手(ハンズ・オブ・グローリー)]]」の奪還とのこと。
:聖杯はあくまでも「ついで」であり、本来の目的は聖遺物「[[魔術礼装|栄光の右手(ハンズ・オブ・グローリー)]]」の奪還とのこと。
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: EXシーズンに登場。マグダラの聖骸布を使い、ひよこのオスメスを判別するアルバイトで大金を手にする。相変わらず黒いままである。3rdのラストのアーネンエルベのパーティでは一人で2段重ねのデコレーションケーキを平らげており、同席していた[[遠坂凛]]、[[遠野秋葉]]、[[黒桐鮮花]]を絶句させた。
: EXシーズンに登場。マグダラの聖骸布を使い、ひよこのオスメスを判別するアルバイトで大金を手にする。相変わらず黒いままである。3rdのラストのアーネンエルベのパーティでは一人で2段重ねのデコレーションケーキを平らげており、同席していた[[遠坂凛]]、[[遠野秋葉]]、[[黒桐鮮花]]を絶句させた。
; [[ちびちゅき!]]
; [[ちびちゅき!]]
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: hollow版とプリヤ版の2人が登場している。前者が生徒役、後者が保険医役。
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: 『hollow』版と『プリズマ☆イリヤ』版の2人が登場している。前者が生徒役、後者が保険医役。
;[[カプセルさーばんと]]
;[[カプセルさーばんと]]
:妙に達観した死生観をもつ悟り系。世界を面白おかしくしてそれを暇つぶしに眺めようという漠然とした動機で大聖杯を起動した今回のラスボス。
:妙に達観した死生観をもつ悟り系。世界を面白おかしくしてそれを暇つぶしに眺めようという漠然とした動機で大聖杯を起動した今回のラスボス。
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120行目:
=== トラぶる花札道中記EX ===
=== トラぶる花札道中記EX ===
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;「ーーー名乗る程の者ではありません。しいて言うのなら私は一介の取り立て人。今日は、貴方の幸せを集金に参りました」<br>「さあランサー、アーチャー。遠慮はいりません。もろともにやってしまいなさい」
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;「―――名乗る程の者ではありません。しいて言うのなら私は一介の取り立て人。今日は、貴方の幸せを集金に参りました」<br>「さあランサー、アーチャー。遠慮はいりません。もろともにやってしまいなさい」
:カレンルートでキャスターに対して。ドSというか、最早悪魔の所業である。
:カレンルートでキャスターに対して。ドSというか、最早悪魔の所業である。
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== メモ ==
== メモ ==
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*彼女は「hollow」のおけるランサーとギルガメッシュのマスターではあるが、[[令呪]]の契約は結んでいない。サーヴァントを現世の座標に固定するための「依り代」となっているのみである。<br>……であるのに、サーヴァント二人を従えられているのは、「依り代」であることを楯にしていることもあるが、ほぼ彼女の性格のみの力による。
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*彼女は『hollow』におけるランサーとギルガメッシュのマスターではあるが、[[令呪]]の契約は結んでいない。サーヴァントを現世の座標に固定するための「依り代」となっているのみである。<br>……であるのに、サーヴァント二人を従えられているのは、「依り代」であることを楯にしていることもあるが、ほぼ彼女の性格のみの力による。
*衣装がとにかく話題になりました。法衣じゃない方(「商品情報」の項目を参照)。<br>履き忘れたんじゃないんです。ああいう服なんです。
*衣装がとにかく話題になりました。法衣じゃない方(「商品情報」の項目を参照)。<br>履き忘れたんじゃないんです。ああいう服なんです。
**なお彼女がこの衣装を着ているのには「肉欲に憑かれた男性を興奮させた上で自分の身体を提供するため」、という割と洒落にならない理由がある。
**なお彼女がこの衣装を着ているのには「肉欲に憑かれた男性を興奮させた上で自分の身体を提供するため」、という割と洒落にならない理由がある。
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*父親は「秘蹟を再現する資格」(要は魔術回路のこと)を持って生まれたが、彼女にはそれは受け継がれていない。
*父親は「秘蹟を再現する資格」(要は魔術回路のこと)を持って生まれたが、彼女にはそれは受け継がれていない。
*彼女の持つ「マグダラの聖骸布」は男性のみを対象とするが、生物学的な性別ではなく魂の色で判別しているらしい。そのため、花札やタイガーころしあむではバゼットに使おうとしたり、カレンを着せ替え人形にしようと迫る[[メディア|キャスター]]に実際に使用したりしていた。
*彼女の持つ「マグダラの聖骸布」は男性のみを対象とするが、生物学的な性別ではなく魂の色で判別しているらしい。そのため、花札やタイガーころしあむではバゼットに使おうとしたり、カレンを着せ替え人形にしようと迫る[[メディア|キャスター]]に実際に使用したりしていた。
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*「CCC」および「EXTRA」には直接的な登場はないが、「CCC」において名前のみ登場。桜の話によれば『自分が消えた場合の健康管理上級AIの後任はカレンという名前』らしい。<br>アルゴリズムに問題があるAIであり、マスターの命を優先せず、試練を良しとする性格をしている。桜曰く、彼女が保険委員として活動を始めたら主人公の生存率は'''一回戦時点で3%を切る'''らしい。ハードモードすぎる…。<br>そのためEXTRAシリーズの次回作への登場が期待されている。
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*『EX』シリーズには直接的な登場はないが、『CCC』において名前のみ登場。桜の話によれば『自分が消えた場合の健康管理上級AIの後任はカレンという名前』らしい。<br>アルゴリズムに問題があるAIであり、マスターの命を優先せず、試練を良しとする性格をしている。桜曰く、彼女が保険委員として活動を始めたら主人公の生存率は'''一回戦時点で3%を切る'''らしい。ハードモードすぎる…。
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*『hollow』後の彼女はその終生まで「暗黒の聖者」を追いかけ続け、最期の悪魔祓いが成った時その望みが叶ったのだという。
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**ちなみに[[アンリマユ]]は『Fate/Grand Order material』において「暗黒の聖者そのもの」と評されている。
== 話題まとめ ==
== 話題まとめ ==