差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
21 バイト追加 、 2017年4月21日 (金) 16:34
48行目: 48行目:  
: 新撰組とのぶつかり合いの最中「織田信長」を名乗り堂々とふるまおうとする……が、[[土方歳三|土方]]の狂気を孕んだ発言に露骨に戸惑ってしまい、早くもメッキが剥がれかけている。
 
: 新撰組とのぶつかり合いの最中「織田信長」を名乗り堂々とふるまおうとする……が、[[土方歳三|土方]]の狂気を孕んだ発言に露骨に戸惑ってしまい、早くもメッキが剥がれかけている。
 
; 「げえっ!? 姉上!?」<br />「あわわ…、姉上がなぜここに!?」
 
; 「げえっ!? 姉上!?」<br />「あわわ…、姉上がなぜここに!?」
: 予想外のタイミングで現れた姉上を前にして、'''涙目'''になって狼狽える信勝。……この瞬間、プレイヤー間での彼の扱いが決定した。
+
: そして予想外のタイミングで現れた姉上を前にして、'''涙目'''になって狼狽える信勝。……この瞬間、プレイヤー間での彼の扱いが決定した。
 
; 「ふー……、危ない危ない、危うくばれるところでしたよ。まったく姉上に見つかったらどうなったことか。是非もないから切腹とか平気で言いますしね、姉上」<br />「ですが薩長の連中がうまいこと姉上とつぶし合ってくれればいよいよこの僕が織田家正統当主として返り咲くときが!」<br />「これは是非もないかも!」
 
; 「ふー……、危ない危ない、危うくばれるところでしたよ。まったく姉上に見つかったらどうなったことか。是非もないから切腹とか平気で言いますしね、姉上」<br />「ですが薩長の連中がうまいこと姉上とつぶし合ってくれればいよいよこの僕が織田家正統当主として返り咲くときが!」<br />「これは是非もないかも!」
: 裏で薩長に資金を流し、目的の障害となる姉上とのつぶし合いを目論む……が、当の姉上には「そうだね、是非もないよネ」とお見通しだった。
+
: 裏で薩長に資金を流し、目的の障害となる姉上とのつぶし合いを目論む……が、当の姉上には「そうだね、是非もないよネ」とお完全に見通しだった。
 
; 「誰がお笑い芸人だ! ま、下賤な農民上がりにはこの僕の高貴なふんいきが通じないのは仕方ないとしてもだ!」<br />「ひ、ひぃっ!?」
 
; 「誰がお笑い芸人だ! ま、下賤な農民上がりにはこの僕の高貴なふんいきが通じないのは仕方ないとしてもだ!」<br />「ひ、ひぃっ!?」
 
: 土方に「織田んとこのお笑い芸人」と呼ばれて、反論しつつ挑発を返す……が、これに怒った土方に少し凄まれただけで情けなく悲鳴を上げてしまうのであった。<br />……ところで彼、[[豊臣秀吉|現在の自分の主人]]の生い立ちを忘れてはいないだろうか?
 
: 土方に「織田んとこのお笑い芸人」と呼ばれて、反論しつつ挑発を返す……が、これに怒った土方に少し凄まれただけで情けなく悲鳴を上げてしまうのであった。<br />……ところで彼、[[豊臣秀吉|現在の自分の主人]]の生い立ちを忘れてはいないだろうか?
58行目: 58行目:  
: 生前、彼が起こした謀反の真意。姉への愛と劣等感が生んだ狂気が彼を突き動かした。
 
: 生前、彼が起こした謀反の真意。姉への愛と劣等感が生んだ狂気が彼を突き動かした。
 
; 「<ruby><rb>隣国を滅ぼさなければ滅ぼされる</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>、<ruby><rb>土地の為にしたくもない戦いを強制させられる</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>!」<br />「あんな、あんな狂った時代に戻る必要は、もうないんです!」<br />「姉上! この閉じた空間で永遠に、子供のころのように面白おかしく生き続けましょう!」
 
; 「<ruby><rb>隣国を滅ぼさなければ滅ぼされる</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>、<ruby><rb>土地の為にしたくもない戦いを強制させられる</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>!」<br />「あんな、あんな狂った時代に戻る必要は、もうないんです!」<br />「姉上! この閉じた空間で永遠に、子供のころのように面白おかしく生き続けましょう!」
: 戦国の時代そのものを嫌悪し、他の時代の流れから隔絶された穏やかな世界の中で生きることを選択した信勝。だがそれは、戦国の世を誰よりも強く生きて駆け抜けた織田信長にとって、到底受け入れられるものではなかった。
+
: 戦国の時代そのものを嫌悪し、他の時代の流れから隔絶された穏やかな世界の中で生きることを選択した信勝。
 +
: だがそれは、戦国の世を誰よりも強く生きて駆け抜けた織田信長にとって、到底受け入れられるものではなかった。
 
; 「やだなぁ、姉上。信勝はそんな死を惜しまれるような弟じゃありませんよ」<br />「出来すぎた姉上に嫉妬して謀反を起こした馬鹿な弟ですって」
 
; 「やだなぁ、姉上。信勝はそんな死を惜しまれるような弟じゃありませんよ」<br />「出来すぎた姉上に嫉妬して謀反を起こした馬鹿な弟ですって」
 
: 最後の最後で「身内には甘い」信長に情けをかけられるも、英霊の器ではない信勝は魔神柱の亡骸が消滅すれば霊基を保つことができない。自身の小物ぶりを自嘲しつつも姉に受け入れられた彼の表情は穏やかなものであった。
 
: 最後の最後で「身内には甘い」信長に情けをかけられるも、英霊の器ではない信勝は魔神柱の亡骸が消滅すれば霊基を保つことができない。自身の小物ぶりを自嘲しつつも姉に受け入れられた彼の表情は穏やかなものであった。
匿名利用者

案内メニュー