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3,186 バイト追加 、 2018年1月5日 (金) 19:56
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*オデュッセウスの他にも海神グラコウスとの恋愛の逸話があるがやはり失恋で終わってしまう。<del>神話級負けヒロイン。</del><br />
 
*オデュッセウスの他にも海神グラコウスとの恋愛の逸話があるがやはり失恋で終わってしまう。<del>神話級負けヒロイン。</del><br />
 
なおその失恋の経緯で怪物スキュラが誕生し、後にオデュッセウスに対処方法を授けることになる。
 
なおその失恋の経緯で怪物スキュラが誕生し、後にオデュッセウスに対処方法を授けることになる。
*原典『オデュッセイア』ではグラマーでセクシーな女神様として描かれたが、FGOではそのような原典の面影が全く見当たらない、身長僅か147㎝、体重39㎏というまさかのロリ体格で登場してしまっている。上述のとおり黒髭からそう呼ばれている。
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**ちなみに、同じく亜種特異点Ⅳの登場人物である12歳の[[アビゲイル・ウィリアムズ|アビゲイル]]は152cmで、体重は44kg……比較するまでもない、船乗りたちもキルケーを子ども扱いしてしまうわけである。一応マイルーム会話でもその事を仄めかす台詞がある。
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***とはいえ、外見が幼く見えてしまうだけで、本来の聡明さや狡猾さは失っておらず、度々主人公らを窮地から救った。<del>見た目は子供、頭脳は大人。</del>
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*原典であるホメロスの『オデュッセイア』では、「魔女」と呼称されている場面はほとんどなく、一般的には「女神」と呼ばれている。実際に、ギリシア神話の神の系統では、キルケーは太陽神ヘーリオスを父に持ち、女神ペルセーイスを母に持つという完璧な神の血筋である。母系では、ティーターン十二神の長兄である海神オケアノスの孫娘にあたる<ref>彼女の真名を隠すための名前である「オケアノスのキャスター」もコレに由来していると思われる。</ref>。
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**しかし血縁上はキルケーの兄アイエテスの娘=姪であるメディア共々、神性スキルを有していなかったようだ。
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*眼球全体が虹色という珍しい眼の持ち主。[[魔眼]]持ちの伝承は無いが、何らかの魔力が備わっているのかもしれない。
      
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
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;「女神」か「魔女」か
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*原典であるホメロスの『オデュッセイア』では、「魔女」と呼称されている場面はほとんどなく、一般的には「女神」と呼ばれている。実際に、ギリシア神話の神の系統では、キルケーは太陽神ヘーリオスを父に持ち、女神ペルセーイスを母に持つという完璧な神の血筋である。母系では、ティーターン十二神の長兄である海神オケアノスの孫娘にあたる(「オケアノスのキャスター」の由来でもある)。一方で父系はやはりティーターン十二神の一人であるヒュペリーオーンの孫娘に当たる存在である(但し、「ヒュペリーオーン」が「ヘーリオス」の別名であるという説もある)。その為、本作にサーヴァントとして登場するキルケーに「神性」スキルがないことに疑問を抱く声も存在する。
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**型月では、信仰を失った神霊は精霊に降格してしまうという設定がある。キルケーは正確には下級女神に格落ちした「ニュンペー」と呼ばれる存在であり、「精霊に格落ちした神霊」であるがゆえに「神性」を持たないという可能性が考えられる。
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***但し、ギリシア神話原典において「信仰を持たない」「降格された下級神霊」はゴルゴーン姉妹にも当て嵌まることであるため、これだけではキルケーが「神性」を持たない理由としてはやはり不十分であり、ましてや神の血筋に人間や怪物の血が混ざり込んだ「混血」の英雄にすら「神性」を持つサーヴァントとして現界したものが多くいる中で、完璧な神の血筋を持つキルケーに「神性」が無いことにはやはり疑問が残る。
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***本作では「神性」の代わりに「陣地作成」「道具作成」をクラススキルに持っており、サーヴァントとして現界した際、「女神」としてではなく、「魔女」としての反英雄の側面が強調されたの可能性もあるが、詳細は不明。
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;地位と実力について
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*ホメロスの『オデュッセイア』では、「恐ろしい女神」「女王の如く」と描写され、風を起こしてオデュッセウス達の船を送りだしたりと、魔法薬以外にも天候を操る能力を持つことが示唆されている。
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*一方で、古代ローマの詩人オウィディウスの『メタモルポーセース』では、キルケーの超然とした地位と実力について更に詳しく紹介されている。林や川のニュンペー達からは「主人」と崇められ恐れられ、「王宮」と呼ばれる場所に君臨する女王の如く神威を振舞う恐ろしい女神であり、暗雲と霧を駆除し、天を晴れさせることもできれば、月光を曇らせ、暗黒神ニュクスや魔神ヘカテーを召喚し、大地をも揺るがすことすらもできるという。
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**メディアは、ヘカテーより魔術を教授された神代の魔女であり、その魔術の腕は型月世界において五本の指に入るとされているが、ストーリー上メディアを超える存在と明言されている魔術王以外、他に五本指に入る三人については未だに言及されていない。しかし、キルケーはメディアの叔母であると同時に、同じくヘカテーを師に持つメディアの姉弟子に当たる存在でもある為、彼女も五本指に入る一人である可能性は極めて高い。
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***しかし、ステータスをみると、「陣地作成」「道具作成」「高速神言」ともにAランクであるメディアと比べ、彼女は何故か「道具作成」以外はBランクであり、意外にも妹弟子(ストーリー上では教え子にすら当たる存在)に紙一重負けている。もっとも、亜種特異点Ⅳで初登場した時にメディアをいとも簡単に眠らせて出し抜き、事を知った当時居合わせた全員を驚愕させたことから、彼女の真の実力はやはり侮れないとも言える。
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;身長と体格
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*『オデュッセイア』ではグラマーでセクシーな女神様として描かれたが、FGOではそのような原典の面影が全く見当たらない、身長僅か147㎝、体重39㎏というまさかのロリ体格で登場してしまっている。合法ロリである。
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**ちなみに、同じく亜種特異点Ⅳの登場人物である12歳のアビゲイルは152cmで、体重は44kg……比較するまでもない、船乗りたちもキルケーを子ども扱いしてしまうわけである。
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とはいえ、外見が幼く見えてしまうだけで、本来の聡明さや狡猾さは失っておらず、度々主人公らを窮地から救った。見た目は子供、頭脳は大人。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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