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4,558 バイト除去 、 2018年5月11日 (金) 18:51
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;「いいか。ヴラド三世は、吸血鬼では、ない。リピート!」<br>(男性)「ヴラド三世は、吸血鬼では、ない?」<br>「よろしい!」
 
;「いいか。ヴラド三世は、吸血鬼では、ない。リピート!」<br>(男性)「ヴラド三世は、吸血鬼では、ない?」<br>「よろしい!」
 
:こちらも幕間の物語にて。ほとんどギャグのような描写だが、本人としては大真面目にやっている様子。
 
:こちらも幕間の物語にて。ほとんどギャグのような描写だが、本人としては大真面目にやっている様子。
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;「幾千幾万と戦えば、そこに隙間が生じるのは道理である。
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; 皆、よくやってくれた。汝らの奮戦が、余を招き入れた。
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; ダーニック・プレストーン・ユグドミレニアを打ち破るただ一騎のサーヴァントとして、な。」
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: スペシャルイベント『Fate/Apocrypha Inheritance of Glory』終盤にて、大聖杯内で行われている聖杯戦争の黒幕であるダーニックを主人公たちが追い詰めた際、それでも諦めようとしないダーニックに止めを刺しての登場。十四騎の中で唯一ダーニックに再現を封じられていたが、主人公たちの奮戦によりサーヴァントとしての顕現を果たし、ダーニックの虚を突いた。
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;「ああ、十四騎の中で余のみがあの聖杯大戦の記憶を中途まで有している。
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; 汝に取り込まれたせいだろうな。……だが、それを以て余は汝を討とうとは思わぬ。
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; 余が汝を討つのは、復讐でも憤怒でもない。英雄としての責務であり―――
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; 貴様に召喚されたサーヴァントとしての、慈悲である。」
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: 再現されたサーヴァントの中で、ダーニックに取り込まれたためか聖杯大戦の記憶を有しており、ダーニックとの関係も正しく認識している。しかし、聖杯大戦においてマスターであったダーニックに裏切られ、生前以上に悲惨な最期を遂げたはずのヴラド三世はダーニックに恨みを向けることをしなかった。
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;「―――では問おう。
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; 貴様は、このまま余に討たれたとして余を恨みながら死ぬのか?」
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;ダーニック「……なに……?」
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;「わからぬか、ダーニック?貴様は恨まぬよ。
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; たとえ怒ったとしても、それは一時の激情でしかない。
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; 我らは夢を抱き、追いかけ、その癖、どちらも諦めている。
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; 心のどこかで諦めているくせに、<ruby><rb>全力を尽くそうとする</rb><rt>・・・・・・・・・・</rt></ruby>。
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; それは、不敬であるからだ。無論、第三者への敬意ではない。
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; 己が抱いた野望に対して、夢に対してのみ―――
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; 我らは限りなく、誠実であろうとする。
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; 八枚舌と罵られ、どれほどの策謀を積み重ねても。串刺し公と恐れられ、死体を積み上げても。
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; それだけは変えられない。だからこその、夢の名残だ。
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; ……こればかりは、管理者にはわからぬだろうな。いや、それとも―――これから理解するのか。」
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;「余は理解している。
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; 貴様の研鑽、努力、裏切り、策謀に至るまで―――全ては決して恥ずべきものではないと。
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; だからこその終わりだ。
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; ここで終わらなければ、貴様は夢にすら不誠実となる。
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; 妥協し、地に落ちた夢を拾っても、もう輝くことはないのだ。」
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: 自分に恨みを抱いていないというヴラド三世の言葉に「英雄としての誇りを踏みにじった自分を許せるはずがない」と吐き捨てたダーニックに対し冷静に言い返しての言葉。自分と同じように夢を抱き、その実現のためにはどんな努力や忌まわしい所業をも厭わなかったからこそ、自分にはダーニックの行動全てが理解できる。聖杯大戦にて裏切られ怨嗟に満ちた最期を遂げながらも、再会したかつてのマスターに理解と共感を示し、だからこそこれ以上彼の夢を貶めるような愚行を許さなかった。
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;「英雄としてではなく、一人の人間として告げよう。
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; 人間は来る、必ず来るとも。
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; そしてあの大聖杯がなくとも、必ずや魔法に到達するだろう。
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; いずれにせよ、上々の結末が貴様を待つ。ゆるりと眠るがいい。」
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: 大聖杯の管理者である[[ジーク (Grand Order)|ジーク]]に自分たちが求めた奇跡を奪ったことへの責任を全うせよと命じた後の言葉。[[ジャンヌ・ダルク|かの聖女]]と同様に、人間は大聖杯の力を借りずとも、必ずその境地に辿り着くと宣言し、ジークをねぎらう。その王者としての気概を[[セミラミス|アッシリアの女帝]]も認め、最期まで見届けた。
      
==メモ==
 
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