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264 バイト追加 、 2019年6月24日 (月) 00:59
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==概要==
 
==概要==
 
何らかの理由で反転状態にある[[サーヴァント]]。オルタとも。<br>
 
何らかの理由で反転状態にある[[サーヴァント]]。オルタとも。<br>
別側面、もうひとつの可能性みたいなものであり、善良な英雄の「血に塗れている」「冷徹に振る舞った」別側面の逸話や性質がメインとなっている<ref group="出" name="たった二人の戦争">幕間の物語「たった二人の戦争」。</ref><br>
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別側面、もうひとつの可能性みたいなものであり、善良な英雄の「血に塗れている」「冷徹に振る舞った」別側面の逸話や性質がメインとなっている<ref group="出" name="たった二人の戦争">幕間の物語「たった二人の戦争」。</ref>……とされているが、実際のところは画一的な定義ができない程度には多種多様な面々が揃っている。<br>
 
今までに登場したのは14人。
 
今までに登場したのは14人。
 
{| class="wikitable"
 
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== メモ ==
 
== メモ ==
*オルタとはあくまで英霊本来の霊基が反転している状態であって「聖杯の泥で汚染されたサーヴァント」を指すわけではない。とはいえ、現時点で存在するオルタ系サーヴァントの内「聖杯の力に影響されずにオルタナティブの状態のままで召喚されたサーヴァント」は全て例外なくFGO初登場キャラであるのも紛れもない事実である。
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**実際、[[クー・フーリン〔オルタ〕]]は汚染されていない通常の聖杯によってオルタ化している。
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**[[ギャラハッド〔オルタ〕]]はオルタナティブ状態で召喚されているが、『[[Fate/Requiem]]』1巻時点だと作品内における聖杯の詳細が未だわかっていない。
   
*英語のスペルは「Alternative」で、「代替の・二者択一の」等の意味を持つ。「別の自我」を意味する「[[アルターエゴ]](Alter Ego)」と語源は同じ。
 
*英語のスペルは「Alternative」で、「代替の・二者択一の」等の意味を持つ。「別の自我」を意味する「[[アルターエゴ]](Alter Ego)」と語源は同じ。
 
**FGOのCCCコラボイベント『深海電脳楽土 SE.RA.PH』では[[謎のヒロインX〔オルタ〕]]がウォンテッドサーヴァント「HXO」として登場したが、上記の通りオルタのスペルは「Alternative」であり、「H(ヒロイン)X(エックス)O(オルタ)」と運営が勘違いしてしまった事はちょっとしたユーザー間の小話となった(なお、すぐに修正されて「HXA」となった)。
 
**FGOのCCCコラボイベント『深海電脳楽土 SE.RA.PH』では[[謎のヒロインX〔オルタ〕]]がウォンテッドサーヴァント「HXO」として登場したが、上記の通りオルタのスペルは「Alternative」であり、「H(ヒロイン)X(エックス)O(オルタ)」と運営が勘違いしてしまった事はちょっとしたユーザー間の小話となった(なお、すぐに修正されて「HXA」となった)。
*[[アルトリア・ペンドラゴン]]は[[聖杯の泥]]に汚染されたことにより[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕]]に反転した。
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*「オルタ」と画一的な呼称こそ与えられているが、属するサーヴァント全員に当てはまる条件のようなモノは現状ハッキリしていない。最初のオルタであるセイバーオルタの登場時は「英霊本来の霊基が反転している状態」「聖杯の泥で汚染された結果本来なら現れない別側面が表出したサーヴァント」といったような定義づけが成されていたが、オルタサーヴァントが急増したFGO以降の作品に置いては定義づけが曖昧になり半ば「悪堕ち・闇堕ち」のレッテルに近い扱いを受けている。
*[[クー・フーリン]]は[[女王メイヴ]]が[[聖杯]]を使い『クー・フーリンを自らに並ぶほどの邪悪な王にしろ』という願望を叶えたことで[[クー・フーリン〔オルタ〕]]に反転した<ref group = "出">『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』第22節「シールダー、マスター、ソルジャー、ナース」および『Fate/Grand Order materialⅢ』p.227。</ref>。
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**;「聖杯の力」によって誕生したもの
**そのため[[クー・フーリン〔オルタ〕]]はクー・フーリンの完全な別側面という訳ではなく、「[[女王メイヴ|メイヴ]]が生み出した王としてのクー・フーリン」という有り得ない側面が融合するなど、言うなれば「ただオルタ化した時生まれるはずのモノ」から更に変質している<ref group="出" name="たった二人の戦争" />。
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***[[アルトリア・ペンドラゴン]]は[[聖杯の泥]]に汚染されたことにより[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕]]に反転した。
*[[ヘラクレス#真アーチャー|ヘラクレス]]は[[バズディロット・コーデリオン]]が[[令呪]]を使い『取り繕うな』『お前が見てきた【人間達】を思い出せ』『<RUBY><RB>地上の衣</RB><RT>人の本質</RT></RUBY>を受け入れろ』という命令と魔力結晶による膨大な魔力、東方の呪術、聖杯の「泥」を使うことにより[[アルケイデス]]に変質した<ref group="出" >『Fate/strange Fake』第3巻 p.58-69。</ref>。
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***[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕]]は『邪竜百年戦争 オルレアン』で[[ジル・ド・レェ]]が[[聖杯]]を使い[[ジャンヌ・ダルク]]を復活させようとしたが聖杯に拒絶され、ジルが望むジャンヌとして創造された存在<ref group = "出">『邪竜百年戦争 オルレアン』第15節「竜の魔女」。</ref>。
**ちなみに成田氏曰く、[[アルケイデス]]は正確にはオルタでもリリィでもないらしい<ref group = "出">[https://twitter.com/ryohgo_narita/status/981156568799502336 成田良悟Twitter2018年4月3日22:08]</ref>。
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****そもそも彼女自体が歪められた人類史「[[特異点]]」の中で創り出された架空の存在であるため、英霊の座に本体が存在せず、再召喚される可能性が極小とされていた。その為『ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊』ではある方法を使ってカルデアでの召喚の縁を結ぶ切欠を作った<ref group = "出">『ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊』第六節 贋作「明後日に向かう戦乙女」。</ref>。
*[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕]]は『邪竜百年戦争 オルレアン』で[[ジル・ド・レェ]][[聖杯]]を使い[[ジャンヌ・ダルク]]を復活させようとしたが聖杯に拒絶され、ジルが望むジャンヌとして創造された存在<ref group = "出">『邪竜百年戦争 オルレアン』第15節「竜の魔女」。</ref>。
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***[[クー・フーリン]]は[[女王メイヴ]]が[[聖杯]]を使い『クー・フーリンを自らに並ぶほどの邪悪な王にしろ』という願望を叶えたことで[[クー・フーリン〔オルタ〕]]に反転した<ref group = "出">『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』第22節「シールダー、マスター、ソルジャー、ナース」および『Fate/Grand Order materialⅢ』p.227。</ref>。
**そもそも彼女自体が歪められた人類史「[[特異点]]」の中で創り出された架空の存在であるため、英霊の座に本体が存在せず、再召喚される可能性が極小とされていた。その為『ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊』ではある方法を使ってカルデアでの召喚の縁を結ぶ切欠を作った<ref group = "出">『ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊』第六節 贋作「明後日に向かう戦乙女」。</ref>。
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****そのため[[クー・フーリン〔オルタ〕]]はクー・フーリンの完全な別側面という訳ではなく、「[[女王メイヴ|メイヴ]]が生み出した王としてのクー・フーリン」という有り得ない側面が融合するなど、言うなれば「ただオルタ化した時生まれるはずのモノ」から更に変質している<ref group="出" name="たった二人の戦争" />。
*[[謎のヒロインX〔オルタ〕]]及び[[エミヤ〔オルタ〕]]の二名は、オルタの名こそ冠しているものの他のオルタ系サーヴァント達とは根本から異なる存在である。他のオルタたちは基本的に元となる存在ありきで成立しているが、この二名は「オルタと付かない同名の存在とは元より別の存在」である点で大きく異なる。それでも彼らがオルタという名称を冠しているのは、Fateシリーズにおいてこの称号が半ば「悪落ち・闇堕ち」のレッテルに近いものとして扱われているためか。
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***[[ヘラクレス#真アーチャー|ヘラクレス]]は[[バズディロット・コーデリオン]]が[[令呪]]を使い『取り繕うな』『お前が見てきた【人間達】を思い出せ』『<RUBY><RB>地上の衣</RB><RT>人の本質</RT></RUBY>を受け入れろ』という命令と魔力結晶による膨大な魔力、東方の呪術、聖杯の「泥」を使うことにより[[アルケイデス]]に変質した<ref group="出" >『Fate/strange Fake』第3巻 p.58-69。</ref>。
**謎のヒロインX〔オルタ〕は[[サーヴァントユニヴァース]]のヴィラン組織「ダーク・ラウンズ」が[[謎のヒロインX]]に対抗するために人工的に造り出した存在であり、ヒロインXが反転した結果生まれたわけでも、彼女の別側面でもない。誕生経緯に間接的に関わってこそいるが、完全に別人である。
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****ちなみに成田氏曰く、[[アルケイデス]]は正確にはオルタでもリリィでもないらしい<ref group = "出">[https://twitter.com/ryohgo_narita/status/981156568799502336 成田良悟Twitter2018年4月3日22:08]</ref>。
**エミヤ〔オルタ〕は、生前辿ってきた歴史やサーヴァント化した経緯、戦法等、英霊としての基盤となる様々な情報が[[エミヤ]]のそれとは殆ど異なる。言うなれば「違う世界、違う歴史、違う人生を歩んだ同一人物」であり、通常のエミヤが反転してオルタとなった訳でも彼の別側面でもない、ほぼ別人である。「平行世界の同一人物」というその関係性はむしろ[[無銘|無銘の英霊]]とエミヤのそれと同一と言っていい。
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**;元より別人である「別側面ですらない」もの<br/>:他のオルタたちは基本的に元となる存在ありきで成立しているが、以下二名は「オルタと付かない同名の存在とは元より別の存在」である点で大きく異なる。
***が、当人たちが自分達を「反転してる方と普通な方」と認識していたり、「反転をきっかけとして生まれた」らしいスキルを所持している等、細かい部分の関係性には疑問が残る。一体どういうことなのだろうか……?
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***謎のヒロインX〔オルタ〕は[[サーヴァントユニヴァース]]のヴィラン組織「ダーク・ラウンズ」が[[謎のヒロインX]]に対抗するために人工的に造り出した存在であり、ヒロインXが反転した結果生まれたわけでも、彼女の別側面でもない。誕生経緯に間接的に関わってこそいるが、完全に別人である。
*[[ウィリアム・シェイクスピア]]は『悪性隔絶魔境 新宿』で召喚された時に反転していた。が、元々中立・中庸であるためにやたらと自著から引用しないだけで普段とはほとんど変わっていなかった。興味が移ったら平然と裏切ろうとする所も含めて<ref group = "出">『悪性隔絶魔境 新宿』第2節「世紀末トラップ」。</ref>。
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***エミヤ〔オルタ〕は、生前辿ってきた歴史やサーヴァント化した経緯、戦法等、英霊としての基盤となる様々な情報が[[エミヤ]]のそれとは殆ど異なる。言うなれば「違う世界、違う歴史、違う人生を歩んだ同一人物」であり、通常のエミヤが反転してオルタとなった訳でも彼の別側面でもない、ほぼ別人である。「平行世界の同一人物」というその関係性はむしろ[[無銘|無銘の英霊]]とエミヤのそれと同一と言っていい。
*[[アタランテ〔オルタ〕]]は[[アタランテ]]が宝具「神罰の野猪」を纏った姿だが、『永久凍土帝国 アナスタシア』では既に獣化した状態で召喚された事になっている。
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****が、当人たちが自分達を「反転してる方と普通な方」と認識していたり、「反転をきっかけとして生まれた」らしいスキルを所持している等、細かい部分の関係性には疑問が残る。一体どういうことなのだろうか……?
*[[沖田総司〔オルタ〕]]は「ただ一度きりの顕現」を目的として調整されたため、基本骨子以外は元となる[[沖田総司|沖田]]の霊基とは別物ともいえるレベルに変質している。
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**;本来ならなることのなかった「ifの姿が現れた」もの
**また、[[魔神セイバー|そもそも]]が全く別設定の存在という事もあってか、既存オルタの「オリジナルに対して男性は色黒化、女性は色白化」という法則から外れている。
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***[[アタランテ〔オルタ〕]][[アタランテ]]が宝具「神罰の野猪」を纏った姿がそう呼称されている。ただしアタランテは普通に召喚された場合、使用するに足る条件が整わねば「神罰の野猪」の使用法すら理解できず開帳には踏み切らない。
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***[[沖田総司〔オルタ〕]]はオリジナルである[[沖田総司]]が、生前交わされた契約により抑止力の顕現として戦ったらというifの歴史の姿。「ただ一度きりの顕現」を目的として調整されたため、基本骨子以外は元となる沖田の霊基とは別物ともいえるレベルに変質している。
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****また、[[魔神セイバー|そもそもが全く別設定の存在だった]]という事もあってか、既存オルタの「オリジナルに対して男性は色黒化、女性は色白化」という法則からも外れている。
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**;詳細不明
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***[[ウィリアム・シェイクスピア]]は『Grand Order』1.5部一章で召喚された時に何故か反転していた。が、元々中立・中庸であるためにやたらと自著から引用しないだけで普段とはほとんど変わっていなかった。興味が移ったら平然と裏切ろうとする所も含めて<ref group = "出">『悪性隔絶魔境 新宿』第2節「世紀末トラップ」。</ref>。
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***[[ギャラハッド〔オルタ〕]]はオルタナティブ状態で召喚されているが、『[[Fate/Requiem]]』1巻時点だと作品内における聖杯の詳細が未だわかっていない。
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