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| 真名 = 巴御前
 
| 真名 = 巴御前
 
| 読み = ともえごぜん
 
| 読み = ともえごぜん
| 外国語表記 =  
+
| 外国語表記 = Tomoe Gozen<ref group = "注">真名判明前は「Archer of Inferno」表記。</ref>
 
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]
 
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]
 
| 声優 = 金元寿子
 
| 声優 = 金元寿子
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| 地域 = 日本
 
| 地域 = 日本
 
| 属性 = 中立・中庸
 
| 属性 = 中立・中庸
| 隠し属性 = 地
+
| 副属性 = 地
 
| 性別 = 女性
 
| 性別 = 女性
 
| スリーサイズ =  
 
| スリーサイズ =  
 +
| 一人称 = 巴/私
 +
| 二人称 = 貴方/貴女/○○殿/○○様
 +
| 三人称 = あの方/彼/彼女
 
| 異名 =  
 
| 異名 =  
 
| 愛称 =  
 
| 愛称 =  
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| サーヴァント階位 =  
 
| サーヴァント階位 =  
 
| 特技 =  
 
| 特技 =  
| 好きな物 =  
+
| 好きな物 = [[木曽義仲]]<ref group = "注">真名判明前はあえてぼかした言い方をしている。</ref>
| 苦手な物 =  
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| 苦手な物 = 力仕事(真名判明前)<br/>源範頼、[[牛若丸|源]][[平景清|義経]]、源頼朝(真名判明後)
| 天敵 =  
+
| 天敵 = 当代の源氏武者達
 
| デザイン = しらび
 
| デザイン = しらび
 
| 設定作成 = 桜井光
 
| 設定作成 = 桜井光
 
| レア度 = ☆4
 
| レア度 = ☆4
 
}}
 
}}
 +
 
==概要==
 
==概要==
 
「[[アーチャー|弓兵]]」の[[サーヴァント]]。
 
「[[アーチャー|弓兵]]」の[[サーヴァント]]。
    
;略歴
 
;略歴
:第七特異点『絶対魔獣戦線 バビロニア』では、[[ギルガメッシュ〔キャスター〕|ギルガメッシュ]]によって英霊召喚を用いて紀元前2655年のウルクに召喚され、神代の濃い魔力の効果で受肉した。その後は[[牛若丸]]、[[武蔵坊弁慶]]、[[レオニダス一世]]らと共にウルク北の防壁を護って戦い、最期は魔獣たちを統括していた将軍ギルタブリルと相打ちになって消滅した。
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:第七特異点『[[絶対魔獣戦線 バビロニア]]』では、[[ギルガメッシュ〔キャスター〕|ギルガメッシュ]]によって英霊召喚を用いて紀元前2655年のウルクに召喚され、神代の濃い魔力の効果で受肉した。その後は[[牛若丸]]、[[武蔵坊弁慶]]、[[レオニダス一世]]らと共にウルク北の防壁を護って戦い、最期は魔獣たちを統括していた将軍ギルタブリルと相打ちになって消滅した。
 
:[[茨木童子]]の幕間の物語「渡る世間はオニばかり」では残滓が何らかのものと混ざり合ったことで暴走したが、レイシフトした彼女達によって倒された<ref group = "注">残滓として活動している際は意思はなく、ただ暴れる方向性となっているが、消滅する間際にその人物像が垣間見れる。</ref>。
 
:[[茨木童子]]の幕間の物語「渡る世間はオニばかり」では残滓が何らかのものと混ざり合ったことで暴走したが、レイシフトした彼女達によって倒された<ref group = "注">残滓として活動している際は意思はなく、ただ暴れる方向性となっているが、消滅する間際にその人物像が垣間見れる。</ref>。
:亜種並行世界『屍山血河舞台 下総国』では[[英霊剣豪]]の一体「アーチャー・インフェルノ」として寛永十六年の下総国に召喚されている。常陸国を焼け野原に変えた後、カルデアのマスターと武蔵らがいる下総国を向かって襲撃するも撤退。そして[[天草四郎時貞 (剪定事象)|妖術師]]や主の要地である土気城を焼け野原に変えようとするが、武蔵との立ち会いで敗れて宿業を両断される。ようやく自分が薪にならずに済むという安堵をうかべて消滅した。
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:亜種並行世界『[[屍山血河舞台 下総国]]』では[[英霊剣豪]]の一体「アーチャー・インフェルノ」として寛永十六年の下総国に召喚されている。常陸国を焼け野原に変えた後、カルデアのマスターと武蔵らがいる下総国を向かって襲撃するも撤退。そして[[天草四郎時貞 (剪定事象)|妖術師]]や主の要地である土気城を焼け野原に変えようとするが、武蔵との立ち会いで敗れて宿業を両断される。ようやく自分が薪にならずに済むという安堵をうかべて消滅した。
 
;人物
 
;人物
 
:白い肌と長い髪の麗しき女武者。
 
:白い肌と長い髪の麗しき女武者。
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:素手で人間の首をもぐ程度の膂力を持っており、生前では敵軍の武者の首を捩じ切ったという逸話もある。
 
:素手で人間の首をもぐ程度の膂力を持っており、生前では敵軍の武者の首を捩じ切ったという逸話もある。
 
:鬼としての血は風間小太郎よりも濃く、あの[[ギルガメッシュ]]をして「混血だが善い戦士だった」と言わしめた程の猛者であり、茨木童子すらも恐れていた。
 
:鬼としての血は風間小太郎よりも濃く、あの[[ギルガメッシュ]]をして「混血だが善い戦士だった」と言わしめた程の猛者であり、茨木童子すらも恐れていた。
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==別クラス/バリエーション==
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===セイバー===
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水着に着替え、セイバークラスになった巴御前。
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詳細は『[[巴御前〔セイバー〕]]』を参照。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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==[[宝具]]==
 
==[[宝具]]==
 
;真言・聖観世音菩薩(オン・アロリキヤ・ソワカ)
 
;真言・聖観世音菩薩(オン・アロリキヤ・ソワカ)
:ランク:B<br />種別:対人宝具<br />レンジ:1~12<br />最大補足:1人
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:ランク:B<br />種別:対人宝具<br />レンジ:1~12<br />最大捕捉:1人
 
:義仲と共に最期を迎えられなかった嘆きと悲しみが、生来の炎の能力や鬼種の怪力と相まって宝具へと昇華されたモノ。
 
:義仲と共に最期を迎えられなかった嘆きと悲しみが、生来の炎の能力や鬼種の怪力と相まって宝具へと昇華されたモノ。
:愛する木曾義仲を供養した義仲寺の本尊たる聖観音菩薩─────その真言を唱えることで「自分の中の義仲への愛」を確かめた後、敵を掴んで投げ飛ばし、そして灼熱の矢を撃ち込み、義仲への想いを象徴する太陽に似せた魔力によってダメージを与える。
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:愛する[[木曽義仲]]を供養した義仲寺の本尊たる聖観音菩薩─────その真言を唱えることで「自分の中の義仲への愛」を確かめた後、敵を掴んで投げ飛ばし、そして灼熱の矢を撃ち込み、義仲への想いを象徴する太陽に似せた魔力によってダメージを与える。
:『Grand Order』では「敵単体に超強力な攻撃&敵単体のクリティカル発生率をダウン<ref group = "注">3ターン</ref>&敵単体にやけど状態を付与<ref group = "注">5ターン</ref>&敵単体に延焼状態<ref group = "注">やけどの効果量がアップする状態</ref>を付与<ref group = "注">5ターン、オーバーチャージで効果UP</ref>」という効果のBuster属性の宝具。
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:『Grand Order』では「敵単体に超強力な攻撃[Lv]&クリティカル発生率をダウン(3ターン)&やけど状態を付与(5ターン)&延焼状態(やけどの効果量がアップする状態)を付与(5ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のBuster宝具。
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:幕間の物語クリアでB++ランクに上昇し、宝具威力倍率とやけど状態のダメージ数値が上昇すると共に、クリティカル発生率ダウンの持続ターン数が5ターンに延びる。
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;滾る私の想いの一矢(ノウマク・サンマンダ・バザラダン・カン)
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:ランク:B<br />種別:対人、対軍宝具<br />レンジ:1~99<br />最大捕捉:1~40人
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:沸騰・蒸発・消滅を導く死の矢。魔力を熱へ変換し、矢に炎を乗せて放つ。矢自体は変哲もないものだが、付与された炎により威力が増加する。
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:魔力放出に似て非なるもので、こちらは遠隔攻撃に使用可能。なお、矢だけでなく薙刀にも付与できる。
 +
:本人は『旭の将軍と呼ばれた義仲様の御力によるもの』と言って憚らないが、恐らくは鬼の血から来る生前からの能力。
 +
:『Grand Order』では通常攻撃として用いられる。
    
==真名:巴御前==
 
==真名:巴御前==
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:やがて義秀を産み落とし、尼となった彼女は、義仲の菩提を弔いながら晩年を迎えたという。
 
:やがて義秀を産み落とし、尼となった彼女は、義仲の菩提を弔いながら晩年を迎えたという。
===関連===
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:第七特異点で自分と同じように[[ギルガメッシュ]]に召喚されたサーヴァント。
 
:第七特異点で自分と同じように[[ギルガメッシュ]]に召喚されたサーヴァント。
 
:牛若丸は生前から深い因縁のある「源義経」なのだが、幼名で通しているが故に当人と気付かなかったのか、バビロニアの危機への対処を優先していたのかは不明だが、特にトラブルがあったとは語られていない。
 
:牛若丸は生前から深い因縁のある「源義経」なのだが、幼名で通しているが故に当人と気付かなかったのか、バビロニアの危機への対処を優先していたのかは不明だが、特にトラブルがあったとは語られていない。
 +
:カルデアで対面する際には、後述するように弁慶の気配りがあったり、あるいは牛若丸自身が自棄酒気味に泥酔していたりと、巴が気をつわなければならないような場面が目立っている。
    
;[[武蔵坊弁慶]]
 
;[[武蔵坊弁慶]]
157行目: 174行目:  
;[[宝蔵院胤舜]]
 
;[[宝蔵院胤舜]]
 
:期間限定イベント『雀のお宿の活動日~閻魔亭繁盛記~』にて、直接言葉を交わしてはいないが上記の「龍の首の珠」を取得する際、再建した鐘撞き堂で美女と一緒に毎晩語らいあってもらうように依頼していたようである。……下手したらコピー清姫に炎上させられた可能性が高いのだが、大丈夫だったのだろうか。
 
:期間限定イベント『雀のお宿の活動日~閻魔亭繁盛記~』にて、直接言葉を交わしてはいないが上記の「龍の首の珠」を取得する際、再建した鐘撞き堂で美女と一緒に毎晩語らいあってもらうように依頼していたようである。……下手したらコピー清姫に炎上させられた可能性が高いのだが、大丈夫だったのだろうか。
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 +
;[[ワルキューレ]]
 +
:彼女達の幕間の物語で共演。
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:レクリエーションルームによく来るためゲームを教えたのはいいが、連日のように入り浸っている有様には若干危機感を覚えた模様。
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:後に彼女達がシグルドとマスターに怒られた際には取りなして、ゲームは一日二時間までということにしてもらった。
    
===ちびちゅき!===
 
===ちびちゅき!===
163行目: 185行目:     
===生前===
 
===生前===
;木曽義仲
+
;[[木曽義仲]]
:生前の主君。想いを寄せ続けるも、彼の最期を看取れなかったことを「無念の極み」と述べるほどに悔いを残している。
+
:生前の主君であり夫。想いを寄せ続けるも、彼の最期を看取れなかったことを「無念の極み」と述べるほどに悔いを残している。
 
;[[牛若丸|源義経]]
 
;[[牛若丸|源義経]]
 
:最愛の主君を討った相手。その事が深い遺恨となっており、『Fate/Grand Order』でも再び出会ったら鬼にならない自信が無いとまで言っている。
 
:最愛の主君を討った相手。その事が深い遺恨となっており、『Fate/Grand Order』でも再び出会ったら鬼にならない自信が無いとまで言っている。
182行目: 204行目:  
:『源平盛衰記』において、和田義盛との間にできたとされる子。
 
:『源平盛衰記』において、和田義盛との間にできたとされる子。
 
:上記の義盛との結婚ともども創作である可能性が高いが、『Fate/Grand Order』の2018年夏イベントでは「幼少の義秀なら喜ぶでしょう」と発言しており、これらのエピソードが採用されているようである。
 
:上記の義盛との結婚ともども創作である可能性が高いが、『Fate/Grand Order』の2018年夏イベントでは「幼少の義秀なら喜ぶでしょう」と発言しており、これらのエピソードが採用されているようである。
:Fate世界では「実は木曾義仲との間の子供」とのことで、和田義盛の子として(おそらくは彼も承知の上で)育てたようである。
+
:Fate世界では「実は木曽義仲との間の子供」とのことで、和田義盛の子として(おそらくは彼も承知の上で)育てたようである。
    
==名台詞==
 
==名台詞==
 
===Fate/Grand Order===
 
===Fate/Grand Order===
 +
===本編===
 +
; 「<ruby><rb>夫婦</rb><rt>めおと</RT></RUBY>は日頃より仲睦まじくしてこそ、ですよ。」
 +
: 亜種並行世界『屍山血河舞台 下総国』にて。道すがら出会った老夫婦にあまり深夜に出歩かぬように忠告しつつ優しく語りかける。鏖殺の宿業に飲まれ人里を焼きつつも、なぜ彼ら夫婦だけを殺さず見逃してしまったのかはおそらく彼女自身にももはや分かっていない。
 +
 +
===マイルーム===
 
; 「何か?角?頭に? いえ、何も。何もありません。ありませんのでお伝え致しません。はい」
 
; 「何か?角?頭に? いえ、何も。何もありません。ありませんのでお伝え致しません。はい」
 
: 真名開放前の最初の霊基再臨の時のセリフ。セイントグラフでもキャラグラフィックでも明らかに角が見えているのだが、白を切って隠そうとする。
 
: 真名開放前の最初の霊基再臨の時のセリフ。セイントグラフでもキャラグラフィックでも明らかに角が見えているのだが、白を切って隠そうとする。
220行目: 247行目:  
: ……しかし、その当の本人が一番風紀を乱す格好をしていることに言葉に棘を含めつつも赤面し、節度への嘆息を漏らす。
 
: ……しかし、その当の本人が一番風紀を乱す格好をしていることに言葉に棘を含めつつも赤面し、節度への嘆息を漏らす。
   −
; 「<ruby><rb>夫婦</rb><rt>めおと</RT></RUBY>は日頃より仲睦まじくしてこそ、ですよ。」
+
===イベント===
: 亜種並行世界『屍山血河舞台 下総国』にて。道すがら出会った老夫婦にあまり深夜に出歩かぬように忠告しつつ優しく語りかける。鏖殺の宿業に飲まれ人里を焼きつつも、なぜ彼ら夫婦だけを殺さず見逃してしまったのかはおそらく彼女自身にももはや分かっていない。
  −
 
   
; 「あいたっ☆」
 
; 「あいたっ☆」
 
: [[葛飾北斎]]体験クエストにて。[[ギルガメッシュ〔キャスター〕|金さん]]、[[BB (Grand Order)|特殊効果の人]]らと共に主人公らに物申しに来た際に。
 
: [[葛飾北斎]]体験クエストにて。[[ギルガメッシュ〔キャスター〕|金さん]]、[[BB (Grand Order)|特殊効果の人]]らと共に主人公らに物申しに来た際に。
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;「……暇そうに、というのは語弊がございます。」<br>「私は有利な高台から一方的にこちらを撃ち抜く事しか考えない卑劣な<ruby><rb>定点狙撃手</rb><rt>芋すないぱー</RT></RUBY>の裏を取って、<br> その背にグッサリと小刀を突き立てているのに忙しくしておりました。<br> あの気持ちよさはなかなかに得難いもので。ふふふ、芋掘りとは言い得て妙ですね……」
 
;「……暇そうに、というのは語弊がございます。」<br>「私は有利な高台から一方的にこちらを撃ち抜く事しか考えない卑劣な<ruby><rb>定点狙撃手</rb><rt>芋すないぱー</RT></RUBY>の裏を取って、<br> その背にグッサリと小刀を突き立てているのに忙しくしておりました。<br> あの気持ちよさはなかなかに得難いもので。ふふふ、芋掘りとは言い得て妙ですね……」
 
:イベント『節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔』にて。
 
:イベント『節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔』にて。
:事件を解決するために「レクリエーションルームで暇そうにしていた巴御前に呼び出した」と述べたダ・ヴィンチちゃんに対しての反論するが、専門用語を覚えるほどにゲームにハマっていることが伺える<ref group = "注">芋スナイパー=主にマルチプレイのFPSゲームで使われるスラングで、「狙撃ばかりして移動しないスナイパー」を芋虫に例えた蔑称。本来はチームプレイを放棄する味方スナイパーに使う言葉だが、こちらも蔑称という意味合いに変わり無い。一方で上級者が行うと、チームのチケットがガンガン溶けていくので大変な脅威となる。この芋スナイパーを狩る行為が「芋掘り」である。余談だが、定点狙撃は実際の戦場では幅広く行われている戦法である。</ref>。
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:事件を解決するために「レクリエーションルームで暇そうにしていた巴御前に呼び出した」と述べたダ・ヴィンチちゃんに対して反論するが、専門用語を覚えるほどにゲームにハマっていることが伺える<ref group = "注">芋スナイパー=主にマルチプレイのFPSゲームで使われるスラングで、「狙撃ばかりして移動しないスナイパー」を芋虫に例えた蔑称。本来はチームプレイを放棄する味方スナイパーに使う言葉だが、こちらも蔑称という意味合いに変わり無い。一方で上級者が行うと、チームの残機(チケットなど)がガンガン溶けていくので大変な脅威となる。この芋スナイパーを狩る行為が「芋掘り」である。余談だが、定点狙撃は実際の戦場でも幅広く行われている戦法である。</ref>。
:ちなみに、塔百階制覇後に挑戦できる高難度クエストの敵として「温泉ゲーマー」として登場した彼女は、味方チーム(?)の雑魚キャラを「りすぽうん」なるスキル<ref group = "注">リスポーン=死亡するなどして退場したキャラが、一定の条件で復活が認められているルールの場合、復活して再度ゲームフィールドに出現する事。</ref>で無限に復活させる他、いくつもFPS用語に準えたスキルを使う。
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:ちなみに、塔百階制覇後に挑戦できる高難度クエストの敵として「温泉ゲーマー」として登場した彼女は、味方チーム(?)の雑魚キャラを「りすぽうん」なるスキル<ref group = "注">リスポーン=死亡するなどして退場したキャラが、一定の条件で復活が認められているルールの場合、復活して再度ゲームフィールドに出現する事。</ref>で無限に復活させる他、いくつも対戦FPSに準えたスキルを使う。
    
; 「滞っていた泉脈に<ruby><rb>活を入れました</rb><rt>・・・・・・・</rt></ruby>。<br>疲労回復といえば温泉、温泉といえば疲労回復です。」<br>「これは霊泉ですから、サーヴァントにも一定の効果が見込めるはずでございます。」
 
; 「滞っていた泉脈に<ruby><rb>活を入れました</rb><rt>・・・・・・・</rt></ruby>。<br>疲労回復といえば温泉、温泉といえば疲労回復です。」<br>「これは霊泉ですから、サーヴァントにも一定の効果が見込めるはずでございます。」
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: レシピを調理しながら読んだり、足りない調味料をその場で代用していたことも明かされ、「これほど叩き甲斐のある生徒は久しぶり」「お前様は一切の容赦は無し」という評価を受けた。
 
: レシピを調理しながら読んだり、足りない調味料をその場で代用していたことも明かされ、「これほど叩き甲斐のある生徒は久しぶり」「お前様は一切の容赦は無し」という評価を受けた。
 
: 巴としてはなぜ怒るのか理解できておらず、ヘルズキッチンを以てしてもあまり成長することはなかった。
 
: 巴としてはなぜ怒るのか理解できておらず、ヘルズキッチンを以てしてもあまり成長することはなかった。
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: なお余談だが、一般に、物質を一様に加熱できる電子レンジ調理に限ればこの理論が間違いとは言い切れない。しかし急激に加熱することで食材が爆発するなどの危険もあるので、時短のためとはいえやはりむやみに高い出力で加熱するべきではない。
    
==メモ==
 
==メモ==
*[[イアソン]]や[[シータ]]同様、サーヴァントであることは確定しているたものの当初のクラスは不明であった。「巴型」という形式名に由来する長刀からランサーか、馬上武者としての逸話からライダー、あるいは混血であることからバーサーカー辺りであろうことが想定されていた。
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*[[イアソン]]や[[シータ]]同様、サーヴァントであることは確定していたものの当初のクラスは不明であった。「巴型」という形式名に由来する長刀からランサーか、馬上武者としての逸話からライダー、あるいは混血であることからバーサーカー辺りであろうことが想定されていた。
 
**だが真名を伏せる形で英霊剣豪七番勝負に実装された際、アーチャーであることが確定した。一つも予想が当たってないことは、予想していた人達も悔しい思いをしたことだろう。武芸百般に通じる人物だけに、予想は難しいものであったのは確かだが。
 
**だが真名を伏せる形で英霊剣豪七番勝負に実装された際、アーチャーであることが確定した。一つも予想が当たってないことは、予想していた人達も悔しい思いをしたことだろう。武芸百般に通じる人物だけに、予想は難しいものであったのは確かだが。
 
*隠そうとしなければ現れてしまう角を有するほどに濃い鬼の血が流れている女性ではあるが、平素は強力な「義仲への愛」で反転衝動を抑え込んでいるようである。義仲と結ばれているという「小我」が満たされていれば反転する必要も無かったのかもしれない。
 
*隠そうとしなければ現れてしまう角を有するほどに濃い鬼の血が流れている女性ではあるが、平素は強力な「義仲への愛」で反転衝動を抑え込んでいるようである。義仲と結ばれているという「小我」が満たされていれば反転する必要も無かったのかもしれない。
 
**義仲死後も義仲との離別の際に終始「人間の女性」として戦場を去るように重ね重ね言われたためか、その後も反転して敵を討とうと暴走したような様子はない。だが、巴当人としてはあの時に引き下がったことを今でも強く後悔しているようである。
 
**義仲死後も義仲との離別の際に終始「人間の女性」として戦場を去るように重ね重ね言われたためか、その後も反転して敵を討とうと暴走したような様子はない。だが、巴当人としてはあの時に引き下がったことを今でも強く後悔しているようである。
***しかし、彼女が反転しなかったのは義仲を失ったからであり、義仲とより長く共にあったら反転を起こしていた可能性が示唆されている。
+
***しかし、彼女が反転しなかったのは義仲を失ったからであり、彼の死後には角も無くなり、死んだ際にも人間と変わらない肉体になっていたようである。その一方で、義仲とより長く共にあったら反転を起こし、彼との子であった義秀も食らう鬼になっていた可能性が幕間の物語で示唆されている。
 
*英霊剣豪として名乗った際の名前であるインフェルノとは「地獄」を意味する言葉。転じて「地獄のような業火」とも意味している。
 
*英霊剣豪として名乗った際の名前であるインフェルノとは「地獄」を意味する言葉。転じて「地獄のような業火」とも意味している。
 
*上記の通り第七特異点に召喚された際、召喚されたサーヴァントの中に彼女が嫌う[[牛若丸|源義経]]がいたが特に仲違いがあった描写はない。「牛若丸」の姿の彼女とは面識がないとはいえ弁慶もいたことも考慮すると気づかれずに済むとは考え難いが、如何にして衝突が回避されたかは不明。
 
*上記の通り第七特異点に召喚された際、召喚されたサーヴァントの中に彼女が嫌う[[牛若丸|源義経]]がいたが特に仲違いがあった描写はない。「牛若丸」の姿の彼女とは面識がないとはいえ弁慶もいたことも考慮すると気づかれずに済むとは考え難いが、如何にして衝突が回避されたかは不明。
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*彼女の最大の個性となりつつある「ゲーム好き」キャラであるが、絆Lv2の時点では「興味があると述べるだけ」程度だったところ、絆Lv3でもう既に「差し迫った用事が無いならゲームしたいことを隠さない」ほどにドップリはまっている。
 
*彼女の最大の個性となりつつある「ゲーム好き」キャラであるが、絆Lv2の時点では「興味があると述べるだけ」程度だったところ、絆Lv3でもう既に「差し迫った用事が無いならゲームしたいことを隠さない」ほどにドップリはまっている。
 
**その後もアナログやデジタルはもちろん、ジャンル問わず様々なゲームに精を出しているようで、イベント『節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔』の冒頭ではFPSに熱中している事を「仕事が忙しい」などと表現したり、その後も事あるごとに物の例えにゲームを持ち出すなどヘビーゲーマーっぷりを見せつけており、北斎のイベントではギルガメッシュを呆れさせている。
 
**その後もアナログやデジタルはもちろん、ジャンル問わず様々なゲームに精を出しているようで、イベント『節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔』の冒頭ではFPSに熱中している事を「仕事が忙しい」などと表現したり、その後も事あるごとに物の例えにゲームを持ち出すなどヘビーゲーマーっぷりを見せつけており、北斎のイベントではギルガメッシュを呆れさせている。
*上記のように混血であるとされているが、夫である木曾義仲と別れる場面でも、女だてらに、かかってきた敵武者の「首をねじ切って」殺す描写があり、伝承時点で十分に人外である。この逸話を参考にして混血設定にしたのかもしれない。なお、これはあくまでも表現上の誇張であり「敵をヘッドロックして短刀で喉を抉った」という説もある。そちらでも十分に怪力であるが。<br>また、巴御前には「巴淵に住んでいた龍神が彼女の母親の胎内に宿り、巴御前となった」という伝承も残っている為、それを引用している可能性もある。
+
***ゲームが多数置いてあるカルデアのレクリエーションルームも、エウリュアレから「巴の巣」と語られるくらいには入り浸っている模様。
**実装された際、真名開放時において明かされるマテリアルで素手で人間の首をもぐ程度の膂力を有していることが判明した。……が、筋力は平均的なCランク、耐久は平均以下のDランクだったりする。<br>一方で細かい力加減が苦手であり、おにぎりを握ろうとしても潰れてモチのようなものになっている。
+
*上記のように混血であるとされているが、夫である木曽義仲と別れる場面でも、女だてらに、かかってきた敵武者の「首をねじ切って」殺す描写があり、伝承時点で十分に人外である。この逸話を参考にして混血設定にしたのかもしれない。なお、これはあくまでも表現上の誇張であり「敵をヘッドロックして短刀で喉を抉った」という説もある。そちらでも十分に怪力であるが。<br>また、巴御前には「巴淵に住んでいた龍神が彼女の母親の胎内に宿り、巴御前となった」という伝承も残っている為、それを引用している可能性もある。
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**実装された際、真名開放時において明かされるマテリアルで素手で人間の首をもぐ程度の膂力を有していることが判明した。その割に筋力は平均的なCランクだが、スキル「鬼種の魔(B)」が怪力スキルを内包しており、それを「血脈励起(A)」でさらに強化しているので、ステータス以上の筋力を発揮できてもおかしくはない。<br>一方で細かい力加減が苦手であり、おにぎりを握ろうとしても潰れてモチのようなものになっている。
 
*亜種並行世界で宿業がうまく働かなかった理由は、宿業によって彼女が変質した結果、鬼の血の反転も同時に引き起こされたためと考えられる。
 
*亜種並行世界で宿業がうまく働かなかった理由は、宿業によって彼女が変質した結果、鬼の血の反転も同時に引き起こされたためと考えられる。
 
**実際に後天的な理由で反転してしまって、鬼の血が強くなり[[ミハイル・ロア・バルダムヨォン|原因]]を阻害するという事例には[[遠野シキ|前例]]がある。
 
**実際に後天的な理由で反転してしまって、鬼の血が強くなり[[ミハイル・ロア・バルダムヨォン|原因]]を阻害するという事例には[[遠野シキ|前例]]がある。
 
*わかりにくいが鬼の血の影響もあって地味にメシマズ気味。節分イベントではおにぎりを握ろうとしてなぜか餅になってしまったという一幕も。
 
*わかりにくいが鬼の血の影響もあって地味にメシマズ気味。節分イベントではおにぎりを握ろうとしてなぜか餅になってしまったという一幕も。
 
**一方バレンタインイベントでは甘栗をチョコでコーティングした完成度の高いチョコをくれる……と思いきや、説明文をよく見ると'''造形にしか触れられていない'''。ちなみに甘栗は一般的にお菓子作りに使われる栗とは違い、チョコとの相性は……。
 
**一方バレンタインイベントでは甘栗をチョコでコーティングした完成度の高いチョコをくれる……と思いきや、説明文をよく見ると'''造形にしか触れられていない'''。ちなみに甘栗は一般的にお菓子作りに使われる栗とは違い、チョコとの相性は……。
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***ただし紫式部が巴御前が作った和菓子を普通に食べているため菓子類は問題なく作れる可能性が高い。これは一般的な料理と違い、菓子類の場合計量が命…逆に言えば計量をしっかりしてや妙なオリジナリティを発揮しようとさえしなければ失敗はしにくいためと思われる。
 
**[[紅閻魔]]のヘルズキッチンを受講した事もあるらしいが、その余りにも大雑把かつ脳筋な料理観に、「一品作る間に二品ダメにする」「首をねじ切る事しかできない悲しいモンスターなのでちか」と嘆かれる始末。皮すら剥いていない素の大根が料理に出てくる事もあるらしく、[[ガウェイン]]のマッシュ料理よりも酷いのではないか…?
 
**[[紅閻魔]]のヘルズキッチンを受講した事もあるらしいが、その余りにも大雑把かつ脳筋な料理観に、「一品作る間に二品ダメにする」「首をねじ切る事しかできない悲しいモンスターなのでちか」と嘆かれる始末。皮すら剥いていない素の大根が料理に出てくる事もあるらしく、[[ガウェイン]]のマッシュ料理よりも酷いのではないか…?
**なお、史実の義仲もメシマズの逸話があったりする。というか素の大根云々は彼の逸話が元ネタである。ある意味似た者夫婦だったのだろうか。
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**なお、史実の義仲も京の食事作法等には疎かったらしく、「無塩という言葉を魚ではなく茸に使った」「山盛りのご飯を小汚い丼によそって振る舞った」などの逸話が存在する。「義仲がなんとも言わなかったので、改める必要がなかった」と言うのもメシマズの原因だろうか。上記のお菓子作りの事を踏まえても、やり方を知っていればまともに料理は作れる(つまり、正しい料理の作り方を身に着けていない)と言う点が大きいのだと考えられる。
***一応フォローしておくと、この辺りは巴や義仲個人の問題というよりは当時の食文化の問題という側面も大きい。
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***一応フォローしておくと、この辺りは巴や義仲個人の問題というよりは当時の食文化の問題という側面も大きい。とはいえ、その当時でも若干度を越していたのは事実であり、京を追われた原因の一つとなっている。
 
**後に[[柳生但馬守宗矩]]の幕間の物語で明らかになったが、鬼の血の影響で味覚についても鋭くなったり鈍くなったりと波があるとのこと。
 
**後に[[柳生但馬守宗矩]]の幕間の物語で明らかになったが、鬼の血の影響で味覚についても鋭くなったり鈍くなったりと波があるとのこと。
 
*なお史実としては巴御前は確認されておらず、その存在は後世の創作の可能性が高いとされている。
 
*なお史実としては巴御前は確認されておらず、その存在は後世の創作の可能性が高いとされている。
**ただし義仲が出てくる軍記などでは必ず巴御前の姿があるため、モデルとなった女武者が側近にいた可能性は少なくない。
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**正確には、巴御前の存在が確認されているのは、源義仲の死後50年以上後に書かれたとされる「平家物語」や「源平盛衰記」といった軍記物語という後世に創作された物語であり、政府によって編集された歴史書である「吾妻鑑」はおろか、当時の一次資料にもその存在はまったく確認されていないため、実在の可能性は現在のところない。ただし、史実として確認されている中にも数名の女武者は存在するので珍しいことではあるが女武者そのものがいなかったわけではない。
***巴御前に限らず史実として確認されている中にも数名の女武者は存在するので珍しいことではあるが女武者そのものがいなかったわけではない。
      
==話題まとめ==
 
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===出典===
 
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