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| 地域 = アイルランド
 
| 地域 = アイルランド
 
| 属性 = 秩序・中庸
 
| 属性 = 秩序・中庸
| 隠し属性 = 天
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| 副属性 = 天
 
| 性別 = 男性
 
| 性別 = 男性
 
| 一人称 = オレ
 
| 一人称 = オレ
 
| 二人称 = お前/テメエ/あんた/○○(呼び捨て)
 
| 二人称 = お前/テメエ/あんた/○○(呼び捨て)
 
| 三人称 = 奴/奴等/○○(呼び捨て)
 
| 三人称 = 奴/奴等/○○(呼び捨て)
 +
| 異名 = アルスターの猛犬<br>光の御子<ref group="注">Fateシリーズオリジナルの名称であり、原典には登場しない。</ref>
 
| イメージカラー = 青
 
| イメージカラー = 青
 
| 特技 = 魚釣り、素潜り、山登り
 
| 特技 = 魚釣り、素潜り、山登り
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;EXTELLA
 
;EXTELLA
 
:[[ギルガメッシュ]]  
 
:[[ギルガメッシュ]]  
 +
; Grand Order
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: [[エミヤ]]
 
| デザイン = 武内崇
 
| デザイン = 武内崇
 
| 設定作成 = 奈須きのこ
 
| 設定作成 = 奈須きのこ
 
| レア度 = ☆3
 
| レア度 = ☆3
 
}}
 
}}
 +
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
   40行目: 44行目:  
: 続編『Fate/EXTRA CCC』では、空間の歪みの中で言峰のサーヴァントとして登場。
 
: 続編『Fate/EXTRA CCC』では、空間の歪みの中で言峰のサーヴァントとして登場。
 
; 人物
 
; 人物
: 青い装束と紅の槍を手にした騎士。『Fate/EXTRA』では未来的な衣装にアレンジされている。
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: 青い装束と紅の槍を手にした青髪赤眼の騎士。『Fate/EXTRA』では未来的な衣装にアレンジされている。
 
: 例え相手が親友であろうと、敵陣に回ったならば星の巡りの悪さを共に笑いながら命のやり取りをし、例え相手が親の敵であろうと、味方であるのならば誓約の限り守り通すというケルトの戦士特有の考え方に従って生きている。
 
: 例え相手が親友であろうと、敵陣に回ったならば星の巡りの悪さを共に笑いながら命のやり取りをし、例え相手が親の敵であろうと、味方であるのならば誓約の限り守り通すというケルトの戦士特有の考え方に従って生きている。
 
: 戦いにおいて非常に冷徹で、背後からの不意打ちも厭わず、命令とあらば「口封じ」として一般人でも殺害する非情な人物だが、その反面さっぱりした気質で奔放ながらも面倒見がよく兄貴肌。
 
: 戦いにおいて非常に冷徹で、背後からの不意打ちも厭わず、命令とあらば「口封じ」として一般人でも殺害する非情な人物だが、その反面さっぱりした気質で奔放ながらも面倒見がよく兄貴肌。
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: [[聖杯]]に託す望みはなし。死力を尽くし、強者と戦うことを望んでの参加である。
 
: [[聖杯]]に託す望みはなし。死力を尽くし、強者と戦うことを望んでの参加である。
 
:『Fate/EXTRA』によるとムーンセル調べでは、「兄貴になってほしい英霊」ナンバーワンに選ばれたらしい。
 
:『Fate/EXTRA』によるとムーンセル調べでは、「兄貴になってほしい英霊」ナンバーワンに選ばれたらしい。
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:粗暴な振る舞いで口は悪いが、staynightを見ると、意外にも相手をリスペクトした発言が多く、見下されがちな士郎やハサンのことですら良い部分はちゃんと評価していたりする。
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:『Samurai Remnant』では逸れのサーヴァントとして登場。霊地である増上寺に紐付けられている。
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: 増上寺へと敵を追ってきた[[宮本伊織]]と[[ヤマトタケル|セイバー]]に襲い掛かるも、その強さを認めて友誼を結び、再度手合わせする約定を交わす。
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: その後は土御門の術によって操られ伊織らと交戦することになる。
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: 術が解けた後は先に述べた約定通り伊織と本気の手合わせをし、彼らが勝利したことで真名を教え、絆を深めた。
 
; 能力
 
; 能力
:「派手さはないが、堅実に勝利を納められるサーヴァント」、「日本では知名度が低いから存在が劣化しているが、それでも十分すぎる能力」と作中で語られている。
+
:ケルト神話では1位2位を争う大英雄。圧倒的な能力が無かったとしても機転と経験とスピードで必ず生き延びる、サバイバル能力が抜きに出たサーヴァントとされる<ref group = "出" >『Fate/complete material vol.02』より。</ref>。作中でも、こと'''生き残る'''だけなら、サーヴァントの中でも最高とされ、「卓越した敏捷性と豊富な戦闘経験を持つクー・フーリンが守りに徹すれば鉄壁」だと[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]も称賛している。
: 高い白兵戦の技術とサーヴァント中でも最速とされる敏捷性を持ち、『槍兵』のクラスでも選りすぐりとされる脚を持つ。神速の如き槍さばきは猛者でも躱しづらく、本気を出した際の槍と足捌きは千里眼Cを持ってしても全く視認出来ない速度であり、[[エミヤ|アーチャー]]は視覚ではなく心眼(真)Bに頼ることでなんとか対処した。
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: 高い白兵戦の技術とサーヴァント中でも最速とされる敏捷性を持ち、『槍兵』のクラスでも選りすぐりとされる脚を持つ。神速の如き槍さばきは猛者でも躱しづらく、本気を出した際の槍は千里眼Cを持ってしても全く視認出来ない速度まで加速する。
 
: 卓越した技量の持ち主でその槍さばき故に、[[エミヤ|アーチャー]]は「これほどの槍手は世界に三人といまい」と評価している。また、槍投げの技術も「自分より優れているのは世界で二人、条件付きで三人」と本人は語る。
 
: 卓越した技量の持ち主でその槍さばき故に、[[エミヤ|アーチャー]]は「これほどの槍手は世界に三人といまい」と評価している。また、槍投げの技術も「自分より優れているのは世界で二人、条件付きで三人」と本人は語る。
: 武器戦闘を好むため滅多に使わないが、原初の18のルーン[[魔術]]も修得している。
+
:対魔力はCランクだが、敏捷Aである彼と対峙し、その隙をつき大掛かりな魔術を当てるのは至難の技であり、発動した魔術を彼に命中させることもまた、かなりの腕前が必要とされる<ref group = "出" >『Fate/complete material Ⅲ』「ランサー」より。</ref>。
: 作中では探索のベルカナと炎のアンサス、『hollow』ではアトゴウラの四文字のルーンを披露した。探知される事無く唐突に現れるのもルーンの一つだという。また、全ルーンを使用する事で発動させた結界は上級宝具すら防ぐ代物。他にも、[[メドゥーサ|ライダー]]の石化の魔眼を防いだり、宝具のランクを上げる事で「十二の試練」の突破が可能。キャスター時には筋力をAにしたり、千里眼を獲得したりしている。
+
: 武器戦闘を好むため滅多に使わないが、原初の18のルーン[[魔術]]も修得しており、キャスタークラスに適合出来る知識と腕前を持つ。[[メドゥーサ|ライダー]]の「他者封印・鮮血神殿」の存在をひと目で看破するも、状況を考え、破壊しないと判断を下している。
:大抵のサーヴァントはAランクの攻撃手段があろうと、[[ヘラクレス|バーサーカー]]相手に勝機はない(数回殺せたところで話にならないため)とされているが、ルーンと宝具の合わせ技により戦況はかなり不利だが、いくらか"勝ち目がある"とされている。
+
: 作中では探索のベルカナと炎のアンサス、『hollow』ではアトゴウラの四文字のルーンを披露した。ルーンの中には探索用のものも存在し彼の神出鬼没な行動を支えていた能力でもある。また、全ルーンを使用する事で発動させた結界は上級宝具すら防ぐ代物。他にも、[[メドゥーサ|ライダー]]の石化の魔眼を防いだり、宝具のランクを上げる事で「十二の試練」の突破が可能。
: 高ランクの「戦闘続行」スキルを有しており、Fateルートでは[[ギルガメッシュ]]相手に半日にも及ぶ戦いを繰り広げ、UBWルートでは[[言峰綺礼|言峰]]に[[令呪]]で自害を命じられて心臓を串刺しにしてしまってなお即死せず、背後から言峰を殺害し、炎のルーンであるアンサスでアインツベルン城を焼き落とすという執念を見せた。こと'''生き残る'''だけなら、サーヴァントの中でも最高とされ、「卓越した敏捷性と豊富な戦闘経験を持つクー・フーリンが守りに徹すれば鉄壁」だと[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]は称賛している。
+
: 高ランクの「戦闘続行」スキルを有しており、Fateルートでは[[ギルガメッシュ]]を半日に渡って足止めし続け、それなりにダメージを与えた。UBWルートでは[[言峰綺礼|言峰]]に[[令呪]]で自害を命じられ心臓を串刺しにしてもなお即死せず、背後から言峰を殺害するという執念を見せた。
 
: 『Fate/EXTRA』ではゲームの仕様上ゆえか、宝具は「刺し穿つ死棘の槍」のみ。耐久値が[[遠坂凛#遠坂凛 (EXTRA)|凛]]によってブーストされている代わりに、スキルの「戦闘続行」がAからCへ一時的にランクダウンしている。
 
: 『Fate/EXTRA』ではゲームの仕様上ゆえか、宝具は「刺し穿つ死棘の槍」のみ。耐久値が[[遠坂凛#遠坂凛 (EXTRA)|凛]]によってブーストされている代わりに、スキルの「戦闘続行」がAからCへ一時的にランクダウンしている。
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===クー・フーリン (Prototype)===
 
===クー・フーリン (Prototype)===
自分のオリジナルである、平行世界の「クー・フーリン」。"こちら"のクー・フーリンよりもいささか若い。<br>
+
『[[Fate/Prototype]]』で登場した、自分のオリジナルである平行世界の「クー・フーリン」。"こちら"のクー・フーリンよりもいささか若い。<br>
 
『Grand Order』では大まかには"過去の自分"と言う関係である模様。
 
『Grand Order』では大まかには"過去の自分"と言う関係である模様。
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=== クー・フーリン〔オルタ〕 ===
 
=== クー・フーリン〔オルタ〕 ===
聖杯の力によって、邪悪な王となったクー・フーリン。彼本来のバーサーカーとは異なる姿での召喚。
+
『Fate/Grand Order』で登場した、聖杯の力によって邪悪な王となったクー・フーリン。彼本来のバーサーカーとは異なる姿での召喚。
    
詳細は「[[クー・フーリン〔オルタ〕]]」を参照。
 
詳細は「[[クー・フーリン〔オルタ〕]]」を参照。
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詳細は「[[ミニクーちゃん]]」を参照。
 
詳細は「[[ミニクーちゃん]]」を参照。
 +
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=== セタンタ ===
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『[[Fate/Grand Order Arcade]]』で登場した「[[セイバー|剣士]]」の[[サーヴァント]]。自身の幼少期かつ修行時代の姿。
 +
 +
詳細は「[[セタンタ]]」を参照。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
|-
 
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| rowspan="4"|[[ランサー]] || [[言峰綺礼]] || B || C || A || C || E || B ||対魔力:C || 戦闘続行:A<br />仕切り直し:C<br />神性:B<br />ルーン:B<br />矢避けの加護:B || style="text-align:left"|
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| rowspan="5"|[[ランサー]] || [[言峰綺礼]] || B || C || A || C || E || B ||対魔力:C || 戦闘続行:A<br />仕切り直し:C<br />神性:B<br />ルーン:B<br />矢避けの加護:B || style="text-align:left"|
 
|-
 
|-
 
| [[遠坂凛#遠坂凛 (EXTRA)|遠坂凛 (EXTRA)]] || B || A || A || C || D || B ||対魔力:C || 戦闘続行:A→C<br />仕切り直し:C<br />神性:B || style="text-align:left"|耐久値がブーストされたため<br />戦闘続行のランクが下がっている。
 
| [[遠坂凛#遠坂凛 (EXTRA)|遠坂凛 (EXTRA)]] || B || A || A || C || D || B ||対魔力:C || 戦闘続行:A→C<br />仕切り直し:C<br />神性:B || style="text-align:left"|耐久値がブーストされたため<br />戦闘続行のランクが下がっている。
 
|-
 
|-
| [[主人公 (Grand Order)]] || B || C || A || C || E || B || 対魔力:C<br />神性:B || 戦闘続行:A<br />矢避けの加護:B<br />仕切り直し:C || style="text-align:left"|
+
| [[主人公 (EXTRA)]] || B || A || A || C || E || B ||対魔力:C || 戦闘続行:A→C<br />神性:B || style="text-align:left"|
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|-
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| [[主人公 (Grand Order)]] || B || C || A || C || E || B || 対魔力:C<br />神性:B || 戦闘続行:A<br />矢避けの加護:B<br />仕切り直し:C<br />四枝の浅瀬:A || style="text-align:left"|強化クエストクリアで「戦闘続行」→「四枝の浅瀬」に変化。
 
|-
 
|-
| [[主人公 (EXTRA)]] || B || A || A || C || E || B ||対魔力:C || 戦闘続行:A→C<br />神性:B || style="text-align:left"|
+
| マスターなし || B || C || A || C || E || B || 対魔力:C || || style="text-align:left"|
 
|}
 
|}
   103行目: 119行目:  
: ランサーのクラスで召喚された際に付与される宝具。
 
: ランサーのクラスで召喚された際に付与される宝具。
 
: 彼が編み出した対人用の刺突技。命中補正+100。体内殲滅の特性を持ち、命中時にダメージを敵体力数値分上乗せする。
 
: 彼が編み出した対人用の刺突技。命中補正+100。体内殲滅の特性を持ち、命中時にダメージを敵体力数値分上乗せする。
: 槍の持つ因果逆転の呪いにより、真名解放すると「心臓に槍が命中した」という結果をつくってから「槍を放つ」という原因をもたらし、必殺必中の一撃を可能とする。心臓を穿つため、仮に「約束された勝利の剣」に耐える者でも確実に相手を死に至らしめることができる。それでいて、アルトリアが「あの程度の魔力消費ならマスターのバックアップなしで7回使用しても問題ない」と語っている通り魔力消費も非常に少ない。一対一ならば六連戦しても魔力を補充しなくてよいことから、対人戦において非常に効率がよく、巨大な図体を誇る怪物や異様なまでタフネスさを誇る相手とも相性が良いとされる。またHPの絶対値分を減らすという性質からHPお化けのアルクェイドであっても心臓に当たれば即死する。この体内殲滅はゲイ・ボルクに刺された者の体内を四方八方棘だらけにする伝承からきた効果であり、その補完としてゲイ・ボルクに胸を刺されたとき赤い茨の呪いが走るとのこと、アニメUBWでクー・フーリンと言峰の傷口から広がる茨のような模様がこれである。人間であれば「心臓を破壊する=即死」となるが、サーヴァントは心臓を破壊するだけでは死なない場合がある為、単純な心臓破壊は即死という扱いにはならず、必中効果とは別に体内殲滅があることで初めて即死扱いとなる(きのこ氏曰く妄想心音は即死ではなく、妄想心音で死ななかった言峰がゲイ・ボルクだと絶命したのはこのため)。なので心臓に必中するから必殺なのではなく、「心臓に必中する(因果逆転)」と「心臓に当たることで敵HP分削る即死(体内殲滅)」の2つが合わさることで必中必殺が成り立っている。
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: 槍の持つ因果逆転の呪いにより、真名解放すると「心臓に槍が命中した」という結果をつくってから「槍を放つ」という原因をもたらし、必殺必中の一撃を可能とする。心臓を穿つため、仮に「約束された勝利の剣」に耐える者でも確実に相手を死に至らしめることができる。それでいて、アルトリアが「あの程度の魔力消費ならマスターのバックアップなしで7回使用しても問題ない」と語っている通り魔力消費も非常に少ない。一対一ならば六連戦しても魔力を補充しなくてよいことから、対人戦において非常に効率がよく、巨大な図体を誇る怪物や異様なまでタフネスさを誇る相手とも相性が良いとされる。またHPの絶対値分を減らすという性質からHPお化けのアルクェイドであっても心臓に当たれば即死する。この体内殲滅(内部破壊効果)はゲイ・ボルクに刺された者の体内を四方八方棘だらけにする伝承からきた効果であり、その補完としてゲイ・ボルクに胸を刺されたとき赤い茨の呪いが走るとされる。アニメUBWでクー・フーリンと言峰の傷口から広がる茨のような痣がこれと思われる。人間であれば「心臓を破壊する=即死」となるが、サーヴァントは心臓を破壊するだけでは死なない場合がある為、単純な心臓破壊は即死という扱いにはならず、必中効果とは別に体内殲滅があることで初めて即死扱いとなる(妄想心音で死ななかった言峰がゲイ・ボルクを刺されて絶命したのはこのため)。なので心臓に必中するから必殺なのではなく、「心臓に必中する(因果逆転)」と「心臓に当たることで敵HP分削る即死(体内殲滅)」の2つが合わさることで必中必殺が成り立っている。
    
: この宝具の存在故にクー・フーリンは[[死徒|死徒二十七祖]]を相手にしても戦闘を安心して見守れるメンバーに数えられている。
 
: この宝具の存在故にクー・フーリンは[[死徒|死徒二十七祖]]を相手にしても戦闘を安心して見守れるメンバーに数えられている。
 
: ちなみに、発動したと同時に「心臓を貫いたという結果」が成立しているため、仮に放った直後で彼が死んだとしても、槍はひとりでに動いて相手の心臓を貫く。
 
: ちなみに、発動したと同時に「心臓を貫いたという結果」が成立しているため、仮に放った直後で彼が死んだとしても、槍はひとりでに動いて相手の心臓を貫く。
 
:宝具の発動条件はかなり緩く、槍が届く距離の戦闘でタイミングさえ合ってれば必ず発動する(心臓があることが前提)。発動を防ぐには槍の間合いに入らないようにするしかなく、芸達者なアーチャーですら、クー・フーリンがゲイボルクの構えをとったら発動されないよう必死に下がるしかないという。
 
:宝具の発動条件はかなり緩く、槍が届く距離の戦闘でタイミングさえ合ってれば必ず発動する(心臓があることが前提)。発動を防ぐには槍の間合いに入らないようにするしかなく、芸達者なアーチャーですら、クー・フーリンがゲイボルクの構えをとったら発動されないよう必死に下がるしかないという。
:回避に必要なのは敏捷性ではなく幸運の高さであり、幸運が低ければ例え敏捷EXがあっても意味をなさないと原作者は語っている。その回避難易度は幸運のランクが上位になってようやく稀に外れる程とされる。言峰の令呪で諜報活動として「相手を殺さず生還しろ」というハンデがある時に戦った、幸運Bかつ「直感」のスキルを持つ[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]の場合でも、心臓からややズレた場所に命中して致命傷を免れた程度だった。
+
:回避に必要なのは敏捷性ではなく幸運の高さであり、幸運が低ければ例え敏捷EXがあっても意味をなさないと原作者は語っている。その回避難易度は幸運のランクが上位になってようやく稀に外れる程とされる(そのためスペック的には幸運が高かろうと外れる可能性が出来るだけで、まず当たる筈なのだが、クー・フーリンはやたらと超低乱数を引き当てていることになる)。言峰の令呪で諜報活動として「相手を殺さず生還しろ」というハンデがある時に戦った、幸運Bかつ「直感」のスキルを持つ[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]の場合でも、心臓からややズレた場所に命中して致命傷を免れた程度だった。
 
: なお、因果操作の判定を回避しても、槍を完全に避けなければ負傷と回復阻害の呪いを残される。因果を逆転させる「原因の槍」であるため、余程の幸運が無ければこの世にこの槍が存在する限り、これによる傷を癒す事は出来ない。セイバーが初戦で受けた傷は、その後士郎と会話している最中に大して戦闘に支障が無い程には傷が癒えているが、一晩では完全に癒えておらず、三日後に[[佐々木小次郎|アサシン]]と戦う時点まで傷を負ったままだった。
 
: なお、因果操作の判定を回避しても、槍を完全に避けなければ負傷と回復阻害の呪いを残される。因果を逆転させる「原因の槍」であるため、余程の幸運が無ければこの世にこの槍が存在する限り、これによる傷を癒す事は出来ない。セイバーが初戦で受けた傷は、その後士郎と会話している最中に大して戦闘に支障が無い程には傷が癒えているが、一晩では完全に癒えておらず、三日後に[[佐々木小次郎|アサシン]]と戦う時点まで傷を負ったままだった。
 
: また、同じゲイ・ボルク同士をぶつけると、全く同じ軌道のため相殺するという現象が起きる。[[権能]]の一歩手前とされる。
 
: また、同じゲイ・ボルク同士をぶつけると、全く同じ軌道のため相殺するという現象が起きる。[[権能]]の一歩手前とされる。
 
:なお「心臓を貫いたという結果」を作ってから「槍を放つ」という原因をもたらすという因果逆転の宝具であるためか、そもそも心臓が無い生物や機械のような相手にはこの因果逆転の呪いは成立しない。
 
:なお「心臓を貫いたという結果」を作ってから「槍を放つ」という原因をもたらすという因果逆転の宝具であるためか、そもそも心臓が無い生物や機械のような相手にはこの因果逆転の呪いは成立しない。
 +
:槍の魔力を上回る防壁で防げるとされるが、staynightの宝具欄の説明には「槍はすでに命中しているのだから、結果が作りあがった後に何をしようと回避も'''防御'''も不可能。」と記述されている。これは簡易な守り程度なら避けて命中する意と思われる。
 
:ランクはBだがルーンを使用すればAランクにすることが出来るため、「Aランク以上でなければ攻撃が通らない」といったタイプの敵が相手でも問題なく使用出来る。
 
:ランクはBだがルーンを使用すればAランクにすることが出来るため、「Aランク以上でなければ攻撃が通らない」といったタイプの敵が相手でも問題なく使用出来る。
:『Grand Order』では「敵単体に超強力な攻撃&敵単体の防御力をダウン<ref group = "注">3ターン、オーバーチャージで効果UP</ref>&中確率で即死効果<ref group = "注">オーバーチャージで効果UP</ref>」という効果のQuick宝具。
+
:『EXTRA』では宝具発動の一手前のHPの110%分の貫通ダメージ。幸運値によってダメージが軽減される。GUARDで軽減できないため、基本的には防御系スキルを使用しなければほぼ即死する。
: 強化後はランクがB+に上昇。ダメージ倍率と即死成功率が上がり、攻撃発動前に「自身に必中状態を付与<ref group = "注">1ターン</ref>」という効果が追加される。
+
:『Grand Order』では「敵単体に超強力な攻撃[Lv]&防御力をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&中確率で即死効果<オーバーチャージで確率アップ>」という効果のQuick宝具。
 +
: 強化後はランクがB+に上昇。宝具威力倍率と即死成功確率が上がり、攻撃発動前に「自身に必中状態を付与(1ターン)」という効果が追加される。
 
; 突き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク)
 
; 突き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク)
 
: ランク:B+<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:5~40<br />最大捕捉:50人<br />由来:クー・フーリンが師匠スカサハから授かった魔槍ゲイ・ボルク。
 
: ランク:B+<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:5~40<br />最大捕捉:50人<br />由来:クー・フーリンが師匠スカサハから授かった魔槍ゲイ・ボルク。
122行目: 140行目:  
: 速度はマッハ2。飛距離約40㎞、必中性能込みなら地球の裏側に相手がいたとしても飛んでいく。「刺し穿つ死棘の槍」が命中を重視したものならば、こちらは威力を重視している。一人一人を刺し貫いていくのではなく、炸裂弾のように一撃で一軍を吹き飛ばす。
 
: 速度はマッハ2。飛距離約40㎞、必中性能込みなら地球の裏側に相手がいたとしても飛んでいく。「刺し穿つ死棘の槍」が命中を重視したものならば、こちらは威力を重視している。一人一人を刺し貫いていくのではなく、炸裂弾のように一撃で一軍を吹き飛ばす。
 
: 必中効果は健在であるものの概念的な特性や運命干渉などが無いため必ず心臓に当たるわけではなくなっており、あくまで単純威力系の宝具に分類されるが、何度かわされようと標的を捕捉し続ける特性は維持している。
 
: 必中効果は健在であるものの概念的な特性や運命干渉などが無いため必ず心臓に当たるわけではなくなっており、あくまで単純威力系の宝具に分類されるが、何度かわされようと標的を捕捉し続ける特性は維持している。
:作中の説明では「ランサーの全魔力で打ち出されたソレは躱す事も出来ず、防ぐ事も出来ない、狙えば必ず心臓を穿つ槍。故に必殺。」とされている。
+
:ダメージ、形状、共にケルトの光神ルーが持つ『轟く五星(ブリューナク)』に迫るが、「幾たび躱されようと相手を貫く」という能力から北欧の主神[[オーディン]]の『大神宣言(グングニル)』寄りの宝具と言える。
:ダメージ、形状、共にケルトの光神ルーが持つ『轟く五星(ブリューナク)』に迫るが、「幾たび躱されようと相手を貫く」という能力から北欧の主神オーディンの『大神宣言(グングニル)』寄りの宝具と言える。
   
:「熾天覆う七つの円環」と衝突した際は一度静止したにも関わらず最終的にはその結界を完全破壊し、標的であるアーチャーの片腕をズタズタにする。「熾天覆う七つの円環」は投擲武器に対して無敵の概念が発動し、本来は投げ槍であれば一枚羽にも届かず終わるのが必然なのだがゲイ・ボルクは苦もなく六枚の花弁を貫通してみせた。
 
:「熾天覆う七つの円環」と衝突した際は一度静止したにも関わらず最終的にはその結界を完全破壊し、標的であるアーチャーの片腕をズタズタにする。「熾天覆う七つの円環」は投擲武器に対して無敵の概念が発動し、本来は投げ槍であれば一枚羽にも届かず終わるのが必然なのだがゲイ・ボルクは苦もなく六枚の花弁を貫通してみせた。
: アーチャー曰く、その威力はオリジナルである「[[宝具索引#その他の宝具リスト|大神宣言]]」を超えているとのこと(詳しくは話題まとめの項へ)。また「Fate/side material」によると槍は分裂しながら敵に襲いかかるとされているが、英霊化の影響で生前より更に分裂数が増加され強化されたという。
+
: アーチャー曰く、その威力はオリジナルの「[[宝具索引#その他の宝具リスト|大神宣言]]」を超えているとのこと(詳しくは話題まとめの項へ)。原典(オリジナル)が入っているとされる「王の財宝」の中にゲイボルクがあることを士郎が確認しているため、何を指してグングニルをオリジナルと言ったのかは不明。
 +
:また「Fate/side material」によると槍は分裂しながら敵に襲いかかるとされているが、英霊化の影響で生前より更に分裂数が増加され強化されたという。
   −
== 使用スキル・必殺技 ==
+
== 使用技 ==
;[[Fate/unlimited codes]]
+
===[[Fate/unlimited codes]]===
:; レッド・ブランチ・スリサズ
+
; レッド・ブランチ・スリサズ
:: 連続突きを繰り出す。
+
: 連続突きを繰り出す。
::; レッド・ブランチ・アルジズ
+
:; レッド・ブランチ・アルジズ
::: スリサズからの追加技。槍を振り上げて攻撃する。
+
:: スリサズからの追加技。槍を振り上げて攻撃する。
 
::; レッド・ブランチ・ソウイル
 
::; レッド・ブランチ・ソウイル
 
::: アルジズからの追加技。槍を振り下ろして攻撃する。
 
::: アルジズからの追加技。槍を振り下ろして攻撃する。
:; レッド・ブランチ・エイワズ
+
; レッド・ブランチ・エイワズ
:: 頭上で槍を回転させて攻撃する。
+
: 頭上で槍を回転させて攻撃する。
:; レッド・ブランチ・エワズ
+
; レッド・ブランチ・エワズ
:: 前方にスライディングし、追加のボタン入力で以下の4種類の技に派生する。
+
: 前方にスライディングし、追加のボタン入力で以下の4種類の技に派生する。
::; レッド・ブランチ・イス
+
:; レッド・ブランチ・イス
::: エワズからの派生技。その場で急停止する。
+
:: エワズからの派生技。その場で急停止する。
::; レッド・ブランチ・カノ
+
:; レッド・ブランチ・カノ
::: エワズからの派生技。蹴り上げて相手を浮かせる。
+
:: エワズからの派生技。蹴り上げて相手を浮かせる。
::; レッド・ブランチ・ティール
+
:; レッド・ブランチ・ティール
::: エワズからの派生技。地面に突き刺した槍を支えにしてサマーソルトを繰り出す。
+
:: エワズからの派生技。地面に突き刺した槍を支えにしてサマーソルトを繰り出す。
::; レッド・ブランチ・ハガル
+
:; レッド・ブランチ・ハガル
::: エワズからの派生技。突きを繰り出す。
+
:: エワズからの派生技。突きを繰り出す。
:; レッド・ブランチ・ウルズ
+
; レッド・ブランチ・ウルズ
:: 空中からの突進突き。
+
: 空中からの突進突き。
:; 戦闘続行
+
; 四枝の浅瀬(アトゴウラ)
:: 魔力開放。通常より少ない魔力ゲージ消費で喰らい抜けが可能になる。
+
: 超必殺技。一定時間魔力ゲージが溜まりやすくなる。
:; 刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)
  −
:: 超必殺技。心臓狙いの突きを繰り出す。地上版は下段判定。空中使用可。
  −
:: バゼットのフラガラックのカウンターで消されず、相討ちになる特性がある。
  −
:; 突き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク)
  −
:: 超必殺技。空中から斜め下に槍を投げる飛び道具。
  −
:: バゼットのフラガラックのカウンターで消されず、相討ちになる特性がある。
  −
:; 四枝の浅瀬(アトゴウラ)
  −
:: 超必殺技。一定時間魔力ゲージが溜まりやすくなる。
  −
:; 突き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク)
  −
:: 聖杯超必殺技。初撃の蹴り上げがヒットすると、ジャンプからの渾身の槍投げを放つ近接技。
  −
 
  −
;[[Fate/EXTRA]]、[[Fate/EXTRA CCC]]
  −
:; 槍術・初の槌
  −
:: 突進しての突き攻撃。敵に筋力ダメージを与え、麻痺状態にする。
  −
:; 槍術・中つ槍
  −
:: 突進しての突き攻撃。敵に筋力ダメージを与える。
  −
:; 赤枝の車輪
  −
:: 3ターンの間、自身のGUARDにMP吸収効果を付与する。
  −
:; 四枝の浅瀬(アトゴウラ)
  −
:: 自身の筋力と耐久を上昇させ、倒された際に一度だけ復活する状態を付与する。
     −
;[[Fate/EXTELLA LINK]]
+
===[[Fate/EXTRA]]、[[Fate/EXTRA CCC]]===
:; 魔槍投擲
+
; 槍術・初の槌
:: 前方に槍を投擲する。
+
: 突進しての突き攻撃。敵に筋力ダメージを与え、麻痺状態にする。
:; 槍術・地の牙
+
; 槍術・中つ槍
:: 縦横無尽に高速移動しながら広範囲に連続攻撃。
+
: 突進しての突き攻撃。敵に筋力ダメージを与える。
:; 槍術・空の爪
+
; 赤枝の車輪
:: 槍を地面に突き立て飛び上がり、空中から強力な叩き付け攻撃を行う。
+
: 3ターンの間、自身のGUARDにMP吸収効果を付与する。
:; 四枝の浅瀬(アトゴウラ)
+
; 四枝の浅瀬(アトゴウラ)
:: 一定時間、攻撃力を大幅に上昇させる。ただし、防御力が低下してしまう。
+
: 自身の筋力と耐久を上昇させ、倒された際に一度だけ復活する状態を付与する。
:; 槍術・茨の戒め
  −
:: 前方に突進し、高速な突きを放つ。突きの衝撃波で、ヒットした敵をスタン状態にする。
  −
:; 縮地
  −
:: 姿を消して前方へ瞬間移動を行う。ロックオン状態で使用すると、ターゲットの近くへ瞬間移動する。移動後、周囲の敵を一瞬のけぞらせ攻撃の隙を作る。
  −
:; 刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)
  −
:: 突き上げた槍が心臓を狙いジグザグに折れ曲がりながら伸びる。
     −
;[[トラぶる花札道中記]]
+
===[[Fate/EXTELLA LINK]]===
:; 刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)
+
; 魔槍投擲
:: チーム「神父と愉快な仲間たち」で使用。相手の役札をランダムに1枚奪う。
+
: 前方に槍を投擲する。
:; 突き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク)
+
; 槍術・地の牙
:: チーム「新生・聖女と愉快な仲間たち」で使用。敵チーム1人につき1~2文の役「突き穿つ死翔の槍」を成立させる。
+
: 縦横無尽に高速移動しながら広範囲に連続攻撃。
 +
; 槍術・空の爪
 +
: 槍を地面に突き立て飛び上がり、空中から強力な叩き付け攻撃を行う。
 +
; 四枝の浅瀬(アトゴウラ)
 +
: 一定時間、攻撃力を大幅に上昇させる。ただし、防御力が低下してしまう。
 +
; 槍術・茨の戒め
 +
: 前方に突進し、高速な突きを放つ。突きの衝撃波で、ヒットした敵をスタン状態にする。
 +
; 縮地
 +
: 姿を消して前方へ瞬間移動を行う。ロックオン状態で使用すると、ターゲットの近くへ瞬間移動する。移動後、周囲の敵を一瞬のけぞらせ攻撃の隙を作る。
    
== 真名:クー・フーリン ==
 
== 真名:クー・フーリン ==
212行目: 212行目:  
; フェルディアとフェルグス
 
; フェルディアとフェルグス
 
: どちらもアルスターの敵国コノートの騎士であり、クー・フーリンの親友として伝承に残っているが、しばしば混同視されることが多い。フェルグスはカラドボルグの所有者として知られるが、フェルディアが所有者という説もある。実際、『hollow』でランサーが語ったフェルディアの部分が『EXTRA』の解説文ではフェルグスに置き換えられている等公式でも二人の扱いは曖昧なものであったが、後に『Grand Order』にてフェルグスがサーヴァントとしてカラドボルグを携え登場。
 
: どちらもアルスターの敵国コノートの騎士であり、クー・フーリンの親友として伝承に残っているが、しばしば混同視されることが多い。フェルグスはカラドボルグの所有者として知られるが、フェルディアが所有者という説もある。実際、『hollow』でランサーが語ったフェルディアの部分が『EXTRA』の解説文ではフェルグスに置き換えられている等公式でも二人の扱いは曖昧なものであったが、後に『Grand Order』にてフェルグスがサーヴァントとしてカラドボルグを携え登場。
: 彼のプロフィールから、『Fate』の世界観においてはフェルディアとフェルグスははっきりと分けられる存在らしいことが判明した。
+
: 彼のプロフィールから、『Fate』の世界においてはフェルディアとフェルグスははっきりと分けられる存在らしいことが判明した。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
230行目: 230行目:  
; [[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
 
; [[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
 
: [[クラスカード]]の一枚であり、黒化英雄として登場。
 
: [[クラスカード]]の一枚であり、黒化英雄として登場。
 +
: 『ドライ!!』の最終決戦では神稚児の力を取り戻した[[美遊・エーデルフェルト]]によってサーヴァントとして召喚された。
 +
; [[Fate/Samurai Remnant]]
 +
: 逸れのサーヴァントの一騎として登場。友誼を結んだ後に戦闘で操作可能。
 +
 
====[[Fate/Grand Order]]====
 
====[[Fate/Grand Order]]====
 
: メインストーリー上では別クラスバージョンに出番を譲っており、ランサーとしての彼の登場はない。
 
: メインストーリー上では別クラスバージョンに出番を譲っており、ランサーとしての彼の登場はない。
240行目: 244行目:  
*ぐだぐだ明治維新
 
*ぐだぐだ明治維新
 
:大坂五人衆の一人「後藤セタンタ」として登場。
 
:大坂五人衆の一人「後藤セタンタ」として登場。
*繁栄のチョコレートガーデンズ・オブ・バレンタイン
+
*サーヴァント・サマーキャンプ!〜カルデア・スリラーナイト〜
 +
*繁栄のチョコレートガーデンズ・オブ・バレンタイン
 +
*サン・バレンティーノ! ~カルデア・ビター・バレンタイン2021~
 +
:[[カレン・C・オルテンシア|サーヴァント]]の依代の関係からメインキャラクターとして登場。
    
===Fate関連作品===
 
===Fate関連作品===
249行目: 256行目:  
: 『hollow ataraxia』同様に、商店街でバイトに勤しんだり、港で釣りに精を出したりしている。士郎が目前で料理の話をし出すと、ご相伴にあずかるべく衛宮邸に乗り込んでくる。
 
: 『hollow ataraxia』同様に、商店街でバイトに勤しんだり、港で釣りに精を出したりしている。士郎が目前で料理の話をし出すと、ご相伴にあずかるべく衛宮邸に乗り込んでくる。
 
; [[Fate/unlimited codes]]
 
; [[Fate/unlimited codes]]
: 「疾風の蒼き槍兵」。原作同様の槍を振るい、キャラランクは最上位にあたる2強とされる。自身のシナリオではキャスターの「破戒すべき全ての符」を使うことで言峰に反旗を翻す。
+
: 「疾風の蒼き槍兵」。原作同様の槍を振るい、ランサーなので当然速い。それが組み合わさった結果「遠い間合いから凄まじい速度の技で先手を取れる」と言う格ゲーでやってはいけない事をやらかしており、キャラランクは最上位にあたる2強とされる。自身のシナリオではキャスターの「破戒すべき全ての符」を使うことで言峰に反旗を翻す。
 
; [[Fate/Ace Royal]]
 
; [[Fate/Ace Royal]]
 
: [[英霊カード]]の一枚として登場。
 
: [[英霊カード]]の一枚として登場。
260行目: 267行目:  
; [[カーニバル・ファンタズム]]
 
; [[カーニバル・ファンタズム]]
 
: 交通事故に巻き込まれたり犬のエサにされたり[[ヘラクレス|バーサーカー]]によって丸一日物理的に振り回された挙句最後にはブーメランのように投げ飛ばされるなど、毎回理不尽な目に遭い続ける。
 
: 交通事故に巻き込まれたり犬のエサにされたり[[ヘラクレス|バーサーカー]]によって丸一日物理的に振り回された挙句最後にはブーメランのように投げ飛ばされるなど、毎回理不尽な目に遭い続ける。
 +
:『FGO』の世界を舞台にした実質的な続編『Fate/Grand Carnival』でも'''散々すぎる扱いは健在だった'''。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
269行目: 277行目:  
; [[カレン・オルテンシア]]
 
; [[カレン・オルテンシア]]
 
: 『hollow ataraxia』でのマスター。悠々自適にやりつつもたまに捕縛され、こき使われてる模様。
 
: 『hollow ataraxia』でのマスター。悠々自適にやりつつもたまに捕縛され、こき使われてる模様。
 +
; [[衛宮士郎]]
 +
:『stay night』にて、アーチャーとの戦闘を目撃された事で口封じのため殺害。
 +
:彼の人柄自体は後述の凛同様どちらかと言えば気に入っている節があり、[[エミヤ|成長後]]と違って仲は比較的良好。ルート次第では共闘する。
 
; [[遠坂凛]]
 
; [[遠坂凛]]
 
: 『stay night』ではルート次第では士郎を介して共闘する。彼女の人柄は彼の好みに合うのか気前良く振る舞う。
 
: 『stay night』ではルート次第では士郎を介して共闘する。彼女の人柄は彼の好みに合うのか気前良く振る舞う。
286行目: 297行目:  
: 『衛宮さんちの今日のごはん』でも性格的な波長が合うのか、酒の席で盛り上がっていた。
 
: 『衛宮さんちの今日のごはん』でも性格的な波長が合うのか、酒の席で盛り上がっていた。
 
; [[メディア|キャスター]]
 
; [[メディア|キャスター]]
 +
: UBWルート中盤では言峰からの命令で、士郎と凛と共に彼女を相手にすることになる。
 +
: TVアニメ版「Unlimited Blade Works」では物語序盤に、[[アトラム・ガリアスタ|彼女のマスター]]から言峰を介して頼まれた依頼で、マスターを殺害後の彼女と交戦するも逃げられてしまう。
 
: 『unlimited code』の自身のルートでは、言峰を出し抜くために、致命傷を負わせた彼女に「葛木を助けること」を条件に宝具を使ってもらい、サーヴァント契約を解除した。
 
: 『unlimited code』の自身のルートでは、言峰を出し抜くために、致命傷を負わせた彼女に「葛木を助けること」を条件に宝具を使ってもらい、サーヴァント契約を解除した。
   325行目: 338行目:  
; [[森長可]]
 
; [[森長可]]
 
: 期間限定イベント『ぐだぐだファイナル本能寺』で共演。凄まじく喧嘩早くすぐに手が出る彼とケルト的に意気投合した。
 
: 期間限定イベント『ぐだぐだファイナル本能寺』で共演。凄まじく喧嘩早くすぐに手が出る彼とケルト的に意気投合した。
 +
; [[カレン・C・オルテンシア]]
 +
: 期間限定イベント『カルデア・ビター・バレンタイン2021』で出会った相手。
 +
: 『Fate/hollow ataraxia』をはじめとした縁をうっすら覚えているのか、あまりの自由奔放っぷりにツッコミが絶えない。
 +
; [[千子村正]]
 +
:[[衛宮士郎|とある聖杯戦争で一度命を奪った人物]]…を依代として現界した疑似サーヴァント。
 +
:お互い仕事と私情は別物として割り切る仕事人気質と言う事もあってか仲は良いらしく、他愛のない雑談をすることもある模様。
 +
 +
=== Fate/Samurai Remnant ===
 +
; [[宮本伊織]]
 +
: 「盈月の儀」におけるセイバーのマスター。
 +
: 自身に紐付けられた霊地である増上寺にて[[ドロテア・コイエット|ドロテア]]配下の魔術師たちと小競り合いを起こしていた彼に喧嘩を売るが、その剣の腕前を気に入り、後々本気の勝負をすることを条件に助力を申し出る。
 +
: その後は土御門に操られて不本意ながら彼と交戦するも、術が解けた後は協力する条件であった本気の勝負を彼と行い、打ち負かされたことで自身の真名を教えた。
 +
; [[若旦那]]
 +
: 縮緬問屋「巴比倫弐屋」を営む、逸れのサーヴァントのうちの一騎。
 +
: 彼と接触した記録を持ち越しているらしく、その危険性を伊織に警告している。
 +
; [[土御門泰広]]
 +
: 「盈月の儀」の監督役。
 +
: 物語中盤では彼の術によって操られることとなる。
    
=== 生前 ===
 
=== 生前 ===
 
; エメル
 
; エメル
 
: ランサーの妻。未登場だが言及されており、彼からは「姫さん」と呼ばれている。
 
: ランサーの妻。未登場だが言及されており、彼からは「姫さん」と呼ばれている。
: ルスカ領主フォルガルの娘で、祭りの時にランサーが一目ぼれする。後日プロポーズをしに訪れたランサーを「国一番の騎士あれどまともな武功を得てない人のとこに結婚できるか」などといった理由で断ったことでランサーが影の国へと赴くきっかけとなった。
+
: ルスカ領主フォルガルの娘で、祭りの時にランサーが一目ぼれする。後日プロポーズをしに訪れたランサーを、フォルガルが「国一番の騎士であれど、まともな武功を得ていない者と己の娘を結婚させられぬ」などといった理由で断ったことでランサーが影の国へと赴くきっかけとなった。
: 結婚後のランサーはよく旅に出ては浮気をしていたが、最終的には彼女の元へ戻ってくるので正妻の余裕も相まって夫婦仲は良好であった。しかし、ランサーが旅先で出会った海神マクナーンの妻に手を出し一月帰らなかった時は激昂し、武装した侍女を50人ほど引き連れ浮気現場に突撃しランサーを震え上がらせるなど、結婚当時の伝承も含め勇ましい姫であったことが語られている。
+
: 結婚後のランサーはよく旅に出ては浮気をしていたが、最終的には彼女の元へ戻ってくるので正妻の余裕も相まって夫婦仲は良好であった。しかし、ランサーが旅先で出会った海神マナナンの妻に手を出し一月帰らなかった時は激昂し、武装した侍女を50人ほど引き連れ浮気現場に突撃しランサーを震え上がらせるなど、結婚当時の伝承も含め勇ましい姫であったことが語られている。
 
: ただ彼との間に子どもができないことに対して苦悩していたらしく、顔も知らず、ただ「いるかもしれない」というアイフェの子どものことを気にかけていた。不幸な偶然が重なりランサーが王の命令によって「謎の少年(コンラ)」を撃破するために出陣した際には涙ながらに引き留めたという(ランサー曰く、自分が戦いに出るのを姫さんが引き留めたのは最後の戦いと、この時のみらしい)
 
: ただ彼との間に子どもができないことに対して苦悩していたらしく、顔も知らず、ただ「いるかもしれない」というアイフェの子どものことを気にかけていた。不幸な偶然が重なりランサーが王の命令によって「謎の少年(コンラ)」を撃破するために出陣した際には涙ながらに引き留めたという(ランサー曰く、自分が戦いに出るのを姫さんが引き留めたのは最後の戦いと、この時のみらしい)
 
; [[スカサハ]]
 
; [[スカサハ]]
338行目: 369行目:  
: 叔父。育ての親であり剣の師でもある。元はアルスターの騎士であったが、追放されコノートに亡命。ランサーとは互いに勝ち負けを繰り返す誓約を交わした。
 
: 叔父。育ての親であり剣の師でもある。元はアルスターの騎士であったが、追放されコノートに亡命。ランサーとは互いに勝ち負けを繰り返す誓約を交わした。
 
; フェルディア・マク・ダマン
 
; フェルディア・マク・ダマン
: コノート最強の騎士。女王メイヴ最強の切り札。共にスカサハの下で修行した親友でありクーフーリンにとっての兄貴。登場はしていないがFate/hollow ataraxiaではクーフーリンの口から最も多くのことを語られた人物。
+
: コノート最強の騎士。
:フェルディアは影の国にいるときには既にコノートの戦士であった。歳が近くゲイボルクの伝授をかけて競い合ってたこともあり、もともとはクーフーリンとライバル関係だったのだが、いつのまにか意気投合し兄弟の誓いを交わす仲になる。同じ日に影の国から旅立つことになり、影の国を出た瞬間にお互い同時に「オレの国に来る気はないか?」と全く同じことを口にしたことから、「こりゃ引き抜きは無理だ」と二人して大笑いしたのが修行時代での最後の思い出となる。
+
:共にスカサハの下で修行した親友。歳が近くゲイボルクの伝授をかけて競い合ってたこともあり、もともとはクーフーリンとライバル関係だったのだが、いつのまにか意気投合し兄弟の誓いを交わす仲になる。
:最も戦いたくなかった人物でありながら、クーリーの牛争いで最後の相手として立ち塞がる。実力は伯仲しており4日間の戦闘の末追いつめられたクーフーリンはゲイボルクを以てフェルディアの心臓を貫く。(Fate/hollow ataraxiaより)
+
:(Fate/hollow ataraxiaより)
:史実において、
+
:史実において、フィル・ボルグの末裔。
:フィル・ボルグの末裔。
+
:全身が堅い角質で覆われるという逸話が有名だが、腹に平らな石を入れ対処しようとしたなどゲイボルクの対策は資料によって違う。肛門にゲイボルクを受ける逸話が一番有名だが、普通に胸を貫かれたり、「捻れの発作」を起こしたランサーに投げ飛ばされてやられるパターンも存在する。
:全身が堅い角質で覆われるという逸話が有名だが、腹に平らな石を入れ対処しようとしたなどゲイボルクの対策は資料によって違う。
+
:メイヴは「美しい眉」と呼ばれる自身の娘フィンダヴィルとの結婚を約束したり、酒に酔わせたりするもフェルディアは親友との決闘を拒み続けた、最終的に臆病者と罵倒し(ケルトの戦士にとって「臆病者」とされるのはかなりの侮辱)、吟遊詩人に侮辱する詩を歌わせると脅すことで決闘を承認させる。
:フェルディアは親友との決闘を拒むも、メイヴは娘のフィンダヴィルとの結婚を約束したり、したたかに酒に酔わせ一騎討ちの約束を無理矢理取り付ける。酔いが醒めたフェルディアは渋るが、吟遊詩人に臆病者として語らせるとメイヴに脅され(ケルトの戦士にとって「臆病者」とされるのはかなりの侮辱)、決闘を承認することになる。
+
:日毎に武器を変え戦うという内容で、資料によって戦った日数は3日だったり4日だったりする。1日目は投げ槍、2日目は剣、3日目は長槍、4日目は全ての武器、4日目の戦いでゲイボルクにより命を落とす(資料によっては1日目に「8本の剣」、「ダーツ」、「槍」で戦い、2日目に「投げ槍」、「槍」で戦い、3日目に「破壊力のある剣」、どちらも最終日にフェルディアが優勢になる)。その後、この浅瀬の名前は彼の名前にちなんで【アート・イル・ディア:ÁthFhir Diadh】となる。(ラウス州・アーディー)
:史実でも決闘は4日間続く。日毎に武器を変え戦うという内容で、1日目は投げ槍(決着つかず)、2日目は剣(決着つかず)、3日目は長槍(決着つかず)、4日目は全ての武器(クーフーリンを死の寸前まで追い詰めるもゲイボルクで貫かれる)。貫かれ方は資料によって違う『一撃目を股間に二撃目を胸に』、『鎧を貫いた』、『鉄製のエプロンを突き破り。身体を守護していた磨石をも突き破った』、『前垂を突き抜け、石製の上着、一番下に着けていた絹のシャツまで貫いた。鎧は三つに引き裂かれ、槍は全身の血管と内臓を駆けめぐり、その隙間に大釘を残した。』など様々。
   
; [[女王メイヴ|メイヴ]]
 
; [[女王メイヴ|メイヴ]]
 
: アルスターに攻め入ったコノートの女王。彼女に課せられた様々な誓約がランサーを死に至らしめた。
 
: アルスターに攻め入ったコノートの女王。彼女に課せられた様々な誓約がランサーを死に至らしめた。
351行目: 381行目:  
; アイフェ
 
; アイフェ
 
: 影の国の隣国の領主。影の国に攻め入った彼女を一騎打ちで負かすも惚れ込んで妻にした。
 
: 影の国の隣国の領主。影の国に攻め入った彼女を一騎打ちで負かすも惚れ込んで妻にした。
:「もし子を成したのならコンラと名付けてアルスターに寄越してくれと。その時は三つの誓いも付けさせてな。」(Fate/hollow ataraxiaより)
+
:「もし子を成したのならコンラと名付けてアルスターに寄越してくれと。その時は三つの誓いも付けさせてな。」
:三つの誓い『名を訊ねられても答えるな』『決して進む道を変えるな』『戦いを挑まれたら断るな』(クーフーリン曰く「オレの息子としちゃあ最低限の条件だな」)
+
:(Fate/hollow ataraxiaより)
 +
:三つの誓い『名を訊ねられても答えるな』『決して進む道を変えるな』『戦いを挑まれたら断るな』(ランサー曰く「オレの息子としちゃあ最低限の条件だな」)
 +
: ちなみに彼女、一説によるとスカサハの双子の姉妹だとも言われている。<del>そりゃあ師匠も怒るわな。</del>
 +
; ウアタハ
 +
:スカサハの娘。
 +
: ランサーをもてなしている最中、彼の不注意でウアタハが指を切ってしまう怪我を負ったことがきっかけで知り合った。
 
; コンラ
 
; コンラ
 
: アイフェとの間に生まれた息子であり、スカサハの弟子。ゲッシュによって名乗らなかったため正体を知らずに戦う。結果、全てを知ったのは槍が我が子の命を奪った後であった。なお、彼を使いに送り込んだ事に関しては「悪趣味にも程がある」とスカサハに漏らしている。
 
: アイフェとの間に生まれた息子であり、スカサハの弟子。ゲッシュによって名乗らなかったため正体を知らずに戦う。結果、全てを知ったのは槍が我が子の命を奪った後であった。なお、彼を使いに送り込んだ事に関しては「悪趣味にも程がある」とスカサハに漏らしている。
:7歳という若さでありながらクーフーリンと互角に渡り合った。
+
:7歳という若さでありながらランサーと互角に渡り合った。
:クーフーリンが生前2回しか使用しなかったゲイボルクの二人目の犠牲者。
+
:ちなみに彼が生前2回しか使用しなかったゲイボルクの二人目の犠牲者。
 +
; モリガン
 +
: ケルト神話における戦争の女神。伝承では一方的な恋慕を抱かれ、死の運命を与えられ、魂を導かれたとされている。
 +
: アーサー王伝説における[[モルガン]]と同一視されることもあるが、型月世界における関係は不明である。
 +
: ただし[[モルガン (Grand Order)|異聞帯のモルガン]]実装後は彼女を警戒している描写があり、此方はモリガンによく似ていると思われる。
 +
;[[マナナン・マク・リール〔バゼット〕|マナナン・マク・リール]]
 +
:父親である太陽神ルーの育ての親である海神で、義理の祖父。彼の妻に手を出した一件で当たりが強く、苦手意識を持つ。
    
===その他===
 
===その他===
386行目: 427行目:  
;「テメェと一緒にするな。もとよりな、オレは二度目の生なんぞに興味はない。<br> ……いや。英霊なんて連中はな、どいつもこいつもそんな物に興味はねえんだよ。<br> オレたちはこの世に固執してるんじゃない。果たせなかった未練に固執するのみだ。<br> まあ、テメェみてえに欲の皮がつっぱった怨霊には分からないだろうがな」
 
;「テメェと一緒にするな。もとよりな、オレは二度目の生なんぞに興味はない。<br> ……いや。英霊なんて連中はな、どいつもこいつもそんな物に興味はねえんだよ。<br> オレたちはこの世に固執してるんじゃない。果たせなかった未練に固執するのみだ。<br> まあ、テメェみてえに欲の皮がつっぱった怨霊には分からないだろうがな」
 
:ギルガメッシュに向けて放った自分の信条を表した言葉。
 
:ギルガメッシュに向けて放った自分の信条を表した言葉。
 +
 +
;(ああ、こいつは…最悪の展開だな)
 +
:劇場版HF第1章の死際に心中で呟いた最期の台詞。柳洞寺まで真アサシンを追い詰めたはずが、黒い影に捕まった隙を突かれ真アサシンことハサンによって心臓を潰された末に心臓を奪われる。残されたランサーの死体は消滅するまでもなく水中に引き摺り込まれた末に黒い影に飲み込まれ惨めに退場してしまうのだった…。本来ならば圧倒的な実力差で叩きのめせたはずの相手に事実上の敗北を喫してしまうなかなかにショッキングなシーンである。
    
=== Fate/hollow ataraxia ===
 
=== Fate/hollow ataraxia ===
472行目: 516行目:  
:ギルガメッシュに勝利した際のセリフ。サバサバとした彼らしいセリフである。
 
:ギルガメッシュに勝利した際のセリフ。サバサバとした彼らしいセリフである。
   −
;「噂以上だったぜ麗しの若武者さんよ。<br> しかし、マックールの小僧も魔が差したもんだ。これだけの男を私怨で取りこぼすとはね」
+
;「噂以上だったぜ麗しの若武者さんよ。<br> しかし、[[フィン・マックール|マックールの小僧]]も魔が差したもんだ。これだけの男を私怨で取りこぼすとはね」
 
:[[ディルムッド・オディナ|第四次のランサー]]に勝利した際のセリフ。遠い後輩(伝承によれば約300年の開きがある)の武勇を素直に讃えている。
 
:[[ディルムッド・オディナ|第四次のランサー]]に勝利した際のセリフ。遠い後輩(伝承によれば約300年の開きがある)の武勇を素直に讃えている。
   557行目: 601行目:  
;「なぁマスター、スカサハは俺の師匠なんだが……なんだよあれ……城に居た時より腕前上がってねぇかあの人?<br>てかゲイ・ボルク二槍流って俺の立場無いですよね!?」
 
;「なぁマスター、スカサハは俺の師匠なんだが……なんだよあれ……城に居た時より腕前上がってねぇかあの人?<br>てかゲイ・ボルク二槍流って俺の立場無いですよね!?」
 
:で、いれば敵なしの[[スカサハ|師匠]]所有時のマイルーム会話。やはり師匠には勝てないのだろうか……。
 
:で、いれば敵なしの[[スカサハ|師匠]]所有時のマイルーム会話。やはり師匠には勝てないのだろうか……。
 +
 +
====幕間の物語====
    
====イベント====
 
====イベント====
562行目: 608行目:  
:イベント「ぐだぐだ本能寺」にて、島津セタンタとしての発言。
 
:イベント「ぐだぐだ本能寺」にて、島津セタンタとしての発言。
 
:元ネタは別作品で首取りに拘って「妖怪首おいてけ」と呼ばれた別の「島津」だろうか。
 
:元ネタは別作品で首取りに拘って「妖怪首おいてけ」と呼ばれた別の「島津」だろうか。
 +
 +
====その他====
    
=== カーニバル・ファンタズム ===
 
=== カーニバル・ファンタズム ===
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=== その他 ===
 
=== その他 ===
 
;「しれっとアイルランドをUKに含めんなよ 殺すぞ」
 
;「しれっとアイルランドをUKに含めんなよ 殺すぞ」
:読み切り『炎のストライカー』にて。セイバー率いるチームに「同じイギリス代表」としてランサーを入れた際の返答。
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:磨伸映一郎氏の読み切り漫画『炎のストライカー』にて。セイバーに「同じイギリス代表」と言われた際の返答。
:普段の陽気さからは想像もつかない剣呑な表情である。細かいことを気にしているだけに見えるが、'''イングランドに対して複雑な歴史的背景のある感情を持つアイルランドの住民としては普通の反応'''のようなので、むしろ殴られないだけ超マシ。
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:普段の陽気さからは想像もつかない剣呑な表情である。細かいことを気にしているだけに見えるが、'''イングランドに対して複雑な歴史的背景のある感情を持つアイルランドの住民としては普通の反応'''のようなので、むしろ殴られないだけ超マシ。<ref group="注">アイルランドは近代までUK(英国)の支配下にあり、アイルランドが独立を果たした後もベルファストを中心とした北部6地域はUKに残留した。このため、アイルランド独立派(IRA)がかの地でテロを起こしていて、アルカイダ台頭前は脅威になっていた。また、アイルランドはカトリック寄りでUKはプロテスタント寄りといった違いもある。レンジャース対セルチックのグラスゴーダービーが世界でもっともきな臭いダービーの一つと言われているのも宗教対立が背景に入るのが要因の他、「HELLSING」でもグールによる大量殺人事件に主人公たちが所属する王立国境騎士団が出撃するが、起こった場所が北アイルランドであったため、バチカンのイスカリオテも出撃して衝突することになった。</ref>
    
;「おぅ、見てくれ。このダイオウグソクムシの姿揚げ、フウセンウナギ添え。真っ黒になるまでこんがりと揚げた精力のつく一品!」
 
;「おぅ、見てくれ。このダイオウグソクムシの姿揚げ、フウセンウナギ添え。真っ黒になるまでこんがりと揚げた精力のつく一品!」
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== メモ ==
 
== メモ ==
*どんな死地からでも「生き残る」事に特化したサーヴァントと言われており、サバイバーとしての活躍が多い。<br>本人や凛によるとセイバーとアーチャーを同時に相手をしても守りに徹すれば充分に持ちこたえる事が可能であり、<br>またギルガメッシュを相手に半日以上戦い抜き、それなりに消耗させたと語られている。<br>士郎曰く派手さはないが堅実に勝利出来るサーヴァント。
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*服装のデザインは奈須氏が『ヴァンパイアハンターD』のボディスーツのイメージで武内氏に依頼し、それを突き詰めて完成した。始めはもっとSFぽかったのだが、周りのキャラとの兼ね合いから多少SF感を落とし、今のデザインで落ち着いたとのこと<ref group = "出">Fate/complete material vol.02 キャラクター別対談</ref>。
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**イメージカラーはライバルのアーチャー(赤)に対する色から青となった。アーチャーのライバルキャラという立ち位置がハッキリしていたため、どのパターンも青色だったとのこと。
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**Fate/EXTRAではサイバースーツとなり、逆にSF感が強調されている。
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*どんな死地からでも「生き残る」事に特化したサーヴァントと言われており、サバイバーとしての活躍が多い。<br>本人や凛によるとセイバーとアーチャーを同時に相手をしても守りに徹すれば充分に持ちこたえる事が可能であり、<br>またギルガメッシュを相手に半日以上戦い抜いている。このことは原作者も触れており「半日以上あの場所でギルを足止めしてたので、ギルもそれなりにダメージを喰らったんじゃないかな?」とインタビューで語っている。<br>士郎曰く派手さはないが堅実に勝利出来るサーヴァント。
 
**原典においてもその生命力は突出している。最期の時は半身が麻痺した状態でゲイ・ボルクで心臓を貫かれながらも、溢れた自らの内臓を水で清めてから腹の中に戻し、石柱に自らを括り付けて立ったまま息絶えたとされる。<br>「戦闘続行:A」のスキルはここに由来すると思われる。
 
**原典においてもその生命力は突出している。最期の時は半身が麻痺した状態でゲイ・ボルクで心臓を貫かれながらも、溢れた自らの内臓を水で清めてから腹の中に戻し、石柱に自らを括り付けて立ったまま息絶えたとされる。<br>「戦闘続行:A」のスキルはここに由来すると思われる。
 
**そのしぶとさ、情報収集力の高さから諜報役としては天才的とも称されている。本人は不満だが、言峰の戦略を行うにはうってつけのサーヴァントだった。
 
**そのしぶとさ、情報収集力の高さから諜報役としては天才的とも称されている。本人は不満だが、言峰の戦略を行うにはうってつけのサーヴァントだった。
 
***このしぶとさは『Grand Order』においても遺憾なく発揮されており、「他キャラが全滅するような状況に陥ってもランサーが一人で生き残って粘り勝つ」という流れがFGOの風物詩のひとつと化している。特に単独生存力において、最大レアリティである☆5を凌駕しうる程の活躍ぶりから「レア度詐欺」と渾名される。
 
***このしぶとさは『Grand Order』においても遺憾なく発揮されており、「他キャラが全滅するような状況に陥ってもランサーが一人で生き残って粘り勝つ」という流れがFGOの風物詩のひとつと化している。特に単独生存力において、最大レアリティである☆5を凌駕しうる程の活躍ぶりから「レア度詐欺」と渾名される。
 
***最大の要因となる「矢避けの加護」はキャスター時とバーサーカーオルタ時でも健在なので、これらもランサー時ほどではないが生き残りやすい。特にキャスター版は確定入手でき、かつ低レアキャスターには少ない攻撃宝具持ちだったことも相まって、FGOサービス開始当初は数多くのマスターが彼に頼った。
 
***最大の要因となる「矢避けの加護」はキャスター時とバーサーカーオルタ時でも健在なので、これらもランサー時ほどではないが生き残りやすい。特にキャスター版は確定入手でき、かつ低レアキャスターには少ない攻撃宝具持ちだったことも相まって、FGOサービス開始当初は数多くのマスターが彼に頼った。
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**「圧倒的な能力が無かったとしても機転と経験とスピードで必ず生き延びる」というのは[[ヘラクレス|バーサーカー]]の「圧倒的な能力があれば小手先の技術など関係ない」という強さの在り方と矛盾関係となっているが、原作者も「バーサーカーの話と矛盾しますけど~」と前置きをしている。
 
*伝承では恋多き男として伝えられているかなりの女好きであり、『hollow』ではナンパの常習犯となっている。<br>『Grand Order』では四人の女がいたと打ち明けており、その面々は「[[スカサハ|槍の師匠]]と姫さんと死の女神と敵国の女王」となっている。
 
*伝承では恋多き男として伝えられているかなりの女好きであり、『hollow』ではナンパの常習犯となっている。<br>『Grand Order』では四人の女がいたと打ち明けており、その面々は「[[スカサハ|槍の師匠]]と姫さんと死の女神と敵国の女王」となっている。
 
**『stay night』では「昔からいい女とは縁がなかった」と語っているが、これは「いい女と出会えなかった」ではなく「いい女とほど早く死に別れる」という意味。
 
**『stay night』では「昔からいい女とは縁がなかった」と語っているが、これは「いい女と出会えなかった」ではなく「いい女とほど早く死に別れる」という意味。
 
**その一方で[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]や[[メディア|キャスター]]、バゼットやスカサハをおちょくってる場面があり、その度に怒りを買って痛い目に遭う事が多い。
 
**その一方で[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]や[[メディア|キャスター]]、バゼットやスカサハをおちょくってる場面があり、その度に怒りを買って痛い目に遭う事が多い。
*第5次のバーサーカーを低確率ではあるが12回倒せると公式から言われており、勝率3割と劣勢であるとはいえギリシャの大英雄に勝機がある稀有な存在。『ランサーはルーン魔術と宝具の組み合わせで一時的にAランクに届くので、かなり不利な戦いになりますが「いくらか勝ち目のある」戦いを展開できます。』(コンプティーク2006年3月号の一問一答より)
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*第5次のバーサーカーとは宝具の存在ゆえに絶対に勝てないかと思われたが、ルーン魔術との組み合わせでAランクの攻撃をすることができ、倒せる可能性があることが言及されている。ただし、それでも相性はかなり悪いらしい。『ランサーはルーン魔術と宝具の組み合わせで一時的にAランクに届くので、かなり不利な戦いになりますが「いくらか勝ち目のある」戦いを展開できます。』(コンプティーク2006年3月号の一問一答より)
 
*伝承で竜や魔物と戦った逸話が豊富にあるからか、ライダーなどの魔物としての属性を持つサーヴァントには有利に闘えると説明されている。
 
*伝承で竜や魔物と戦った逸話が豊富にあるからか、ライダーなどの魔物としての属性を持つサーヴァントには有利に闘えると説明されている。
 
*『hollow』では女性陣を差し置いて着替え最多。アロハ、ギャルソン、Tシャツ、花屋のエプロンと実に多彩。バイト服も複数あるのが彼らしいと言えば彼らしいのだろうか...
 
*『hollow』では女性陣を差し置いて着替え最多。アロハ、ギャルソン、Tシャツ、花屋のエプロンと実に多彩。バイト服も複数あるのが彼らしいと言えば彼らしいのだろうか...
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**ゲッシュには、『カラドボルグに対し、その使い手がアルスターゆかりの者であった場合、一度は破れなければならない』というものもある。<br>これゆえか、TVアニメ版(2006年)でギルガメッシュがランサーに止めを刺す際、ギルガメッシュはアルスターゆかりの者ではないものの、カラドボルグを用いる演出がされている。
 
**ゲッシュには、『カラドボルグに対し、その使い手がアルスターゆかりの者であった場合、一度は破れなければならない』というものもある。<br>これゆえか、TVアニメ版(2006年)でギルガメッシュがランサーに止めを刺す際、ギルガメッシュはアルスターゆかりの者ではないものの、カラドボルグを用いる演出がされている。
 
*赤い方のアーチャーもカラドボルグを使う描写がよくあるが、ランサーに対して使う描写は出ていない。
 
*赤い方のアーチャーもカラドボルグを使う描写がよくあるが、ランサーに対して使う描写は出ていない。
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*矢避けの加護は設定ではあくまで対応力であり、原作ではハサンの短剣も槍で物理的に弾いている。しかし、本来長柄の得物では防げない筈の位置の投擲を弾いており、その槍の動きは物理法則を無視している。映画HFではバリアのようなものが周囲に張られ短剣を防いでいる。
 
*魔術師、狂戦士のクラスでの召喚もありえ、[[イスカンダル]]によれば騎兵としての適性もあるらしい。とはいえ、奈須きのこは用語辞典で「やはり彼にはランサーが似合っていよう」と発言している。
 
*魔術師、狂戦士のクラスでの召喚もありえ、[[イスカンダル]]によれば騎兵としての適性もあるらしい。とはいえ、奈須きのこは用語辞典で「やはり彼にはランサーが似合っていよう」と発言している。
 
**イスカンダルによればライダーとしての騎乗物は「鏖殺戦馬セングレン」である模様。
 
**イスカンダルによればライダーとしての騎乗物は「鏖殺戦馬セングレン」である模様。
 
**また、剣士、弓兵などに適する逸話も持ち合わせている。『Fate/hollow ataraxia』でも、美綴に「何か武芸をされているのですか?」と質問された際に、「ん?まあ一通りな、剣でも弓でも戦車でも。本業は槍なワケだが」と応えていることからfate世界でも剣を扱える筈なのだが...『Fate/GranOrder』では、生前の剣の師だったフェルグス・マック・ロイに「剣の才能はあまりなかったからすぐに槍に鞍替えした」と言われている。彼が要求する水準が高すぎるのか、まともな剣とは言い難いカラドボルグを使う彼のセンスがおかしいのか、本当に剣の才能がなかったのかは不明。
 
**また、剣士、弓兵などに適する逸話も持ち合わせている。『Fate/hollow ataraxia』でも、美綴に「何か武芸をされているのですか?」と質問された際に、「ん?まあ一通りな、剣でも弓でも戦車でも。本業は槍なワケだが」と応えていることからfate世界でも剣を扱える筈なのだが...『Fate/GranOrder』では、生前の剣の師だったフェルグス・マック・ロイに「剣の才能はあまりなかったからすぐに槍に鞍替えした」と言われている。彼が要求する水準が高すぎるのか、まともな剣とは言い難いカラドボルグを使う彼のセンスがおかしいのか、本当に剣の才能がなかったのかは不明。
 
***キャスター時ではランサーへの未練について愚痴っている一方で、「セイバークラスでの召喚ってのも、いつか試してみてほしい」と語っていることから、クラス適性には問題無いらしい。また、GOマテリアルでクーフーリン[キャスター]の項目にはルーンで筋力をAランクまで強化しながら剣で殴りかかるという記述が存在するため、剣が全く使えないという事は無いようである。これが伏線になるのかはわからない。
 
***キャスター時ではランサーへの未練について愚痴っている一方で、「セイバークラスでの召喚ってのも、いつか試してみてほしい」と語っていることから、クラス適性には問題無いらしい。また、GOマテリアルでクーフーリン[キャスター]の項目にはルーンで筋力をAランクまで強化しながら剣で殴りかかるという記述が存在するため、剣が全く使えないという事は無いようである。これが伏線になるのかはわからない。
****伝承の中でクー・フーリンは「クルージーン・カサド・ヒャン」と言う剣を使っている。鉄の館に柄まで深く突き刺さる上に隣接する二軒の木板の館まで貫通すると言う名剣であり、クー・フーリンも槍(ゲイ・ボルクとは別)を投げてカルブレ・ニア・フェルの心臓を貫通させたのちに、その屍が地に落ちる前に首を刈り取れるほどの技量があるため、セイバークラスの適性があると言われても不思議ではない。生前の強敵フェルディアとの戦いは「お互い決めた武器で戦う」というもので、始めは互いに短い槍で戦い、その後は長い槍、その後は剣と色々な武器で実力が拮抗していたとされており、クー・フーリンが下手だとフェルディアも剣の扱いがヘタクソということになるという..。
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****伝承の中でクー・フーリンは「クルージーン・カサド・ヒャン」と言う剣を使っている。鉄の館に柄まで深く突き刺さる上に隣接する二軒の木板の館まで貫通すると言う名剣であり、クー・フーリンも槍(ゲイ・ボルクとは別)を投げてカルブレ・ニア・フェルの心臓を貫通させたのちに、その屍が地に落ちる前に首を刈り取れるほどの技量があるため、セイバークラスの適性があると言われても不思議ではない。生前の強敵フェルディアとの戦いは「お互い決めた武器で戦う」というもので、始めは互いに短い槍で戦い、その後は長い槍、その後は剣と色々な武器で実力が拮抗していたとされており、クー・フーリンが下手だとフェルディアも剣の扱いがヘタクソということになる..。
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*****後に『Fate/Grand Order Arcade』にて、修業時代の姿である[[セタンタ]]がセイバークラスで実装されたが、剣をあまり使用しない為腕や才能の良しあしは明言できない。また、成長後にクルージーンを使っていることについては明言された。
 
*聖杯戦争の開催地が知名度が低い日本だったため能力が劣化してしまったが、もし知名度が高い欧州が舞台だったのならヘラクレスやアーサー王に並ぶ存在になったとの事。言うなれば知名度にかなり偏りがある英雄。
 
*聖杯戦争の開催地が知名度が低い日本だったため能力が劣化してしまったが、もし知名度が高い欧州が舞台だったのならヘラクレスやアーサー王に並ぶ存在になったとの事。言うなれば知名度にかなり偏りがある英雄。
*彼の母国であるアイルランドならパラメーターの上昇と城、戦車(チャリオット)の宝具に、スキル(不眠の加護)が追加されるという。これはカプセルサーヴァントでのランサーの発言や、アイルランドでのみライダークラスになれるとは説明されてないことから、宝具を多く所持しているサーヴァントと同様『ランサークラスでありながら城と戦車の宝具を持ってこれる』という意味だと思われる。
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*彼の母国であるアイルランドならパラメーターの上昇と城、戦車(チャリオット)、不眠の加護が付加されるという。この記述が、知名度が上がるごとに伝説通りの強さ及び武装に近づくことについて語られる話の中で記述されていることから、ランサークラスでありながら城と戦車の宝具を持ってこれるという意味と読み取れる。また、カプセルサーヴァントではランサーが城を所持しているとされている。
 
**舞台がアイルランドならセイバーを凌ぐ力を発揮しただろうが、逆に彼女の母国イングランドで闘えば彼女に譲ると説明されている。
 
**舞台がアイルランドならセイバーを凌ぐ力を発揮しただろうが、逆に彼女の母国イングランドで闘えば彼女に譲ると説明されている。
**今でこそ「不眠の加護」という名称が広まっているが、この呼び方はファンが作った呼び方であったりする。
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*アイルランドにおける戦車は二頭立ての二輪車両である。戦車は馬、車体、戦士、御者から成る。武装として車体にトゲ、車輪には鎌が付けられることもある。クー・フーリンの戦車は御者に『ローグ』、馬に『マッハ』と『セングレン』。御者がいるため、クー・フーリン本人が戦車を操るシーンはないが、スカサハの教えの1つに鎌形戦車の操縦もあるため、伝承においても本人も操縦出来る。そのため『Fate/hollow ataraxia』作中で言った「戦車も扱える」というのは間違いではない。
 
*どうしようもないほどに低い幸運Eがネタにされるランサーの初代。『EXTRA』では幸運Dとなっている。(「Fate/EXTRA material」では幸運Eと記載されていが、ゲーム内の情報とビジュアルファンブックに記載されているデータとは違うので、間違いなく誤植と思われる)
 
*どうしようもないほどに低い幸運Eがネタにされるランサーの初代。『EXTRA』では幸運Dとなっている。(「Fate/EXTRA material」では幸運Eと記載されていが、ゲーム内の情報とビジュアルファンブックに記載されているデータとは違うので、間違いなく誤植と思われる)
 
**だがバクチやゲームは結構好き。特にバックギャモンには一家言あるとのこと。
 
**だがバクチやゲームは結構好き。特にバックギャモンには一家言あるとのこと。
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*『unlimited codes』のエンディングでは、聖杯を手に入れるも使うことなく消えていく。同作では元々戦うこと自体が目的である事に加え、「バゼットが召喚したサーヴァントが一番であることを証明する」という動機が付け加えられている。
 
*『unlimited codes』のエンディングでは、聖杯を手に入れるも使うことなく消えていく。同作では元々戦うこと自体が目的である事に加え、「バゼットが召喚したサーヴァントが一番であることを証明する」という動機が付け加えられている。
 
**同作の「刺し穿つ死棘の槍」は、原作設定と異なり他の超必殺技の2倍分の魔力を消費するが、特にガード不能というわけではない。なお、ランサー自体のキャラ性能は最強クラスといわれている。
 
**同作の「刺し穿つ死棘の槍」は、原作設定と異なり他の超必殺技の2倍分の魔力を消費するが、特にガード不能というわけではない。なお、ランサー自体のキャラ性能は最強クラスといわれている。
*ルーンそのものはケルト圏ではなく北欧圏の文字である(ケルトの場合はオガム文字)。なぜケルトの英雄が北欧のルーンを持っているのかについては、『Grand Order』で登場した彼の師匠スカサハによると「刻んですぐに効果が出るルーンの方が戦うのに都合が良かったから」らしい(曰く「オガム文字は効きが悪い」)。しかし、ケルト圏では長らく文字というものがなかったらしく、そういう意味では「文字が肝となる魔術」を使うというのはかなり異質に映る。
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*ルーンそのものはケルト圏ではなく北欧圏の文字である(ケルトの場合はオガム文字)。なぜケルトの英雄が北欧のルーンを持っているのかについては、『Grand Order』で登場した彼の師匠スカサハによると「刻んですぐに効果が出るルーンの方が戦うのに都合が良かったから」らしい(曰く「オガム文字は効きが悪い」)。「ルーン文字を使う」という設定はfateオリジナルだが、伝承のクー・フーリンも「オガム文字を木に刻み込みことによって魔法をかける」というふうに文字を使って魔法を使っている。ケルト圏では長らく文字というものがなかったことから、初期アイルランドでは言葉や文字を操ることは魔法として受け取られ、それが詩人がしばしば魔力を持つとされる要因となる。
**彼や[[蒼崎橙子]]が何かを燃やす時に使用するアンサズはその中でも「発火」に使われるルーンという設定だが(ルーン魔術師はそれぞれで意味の特定が異なる)、最大の効用は「知らしめる」もの。他に火系になるとサガズ、エワズがポピュラーらしい。ただし、TVアニメ版『UBW』ではそれらのルーンではなくカノを発火に使用している。
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**彼や[[蒼崎橙子]]が何かを燃やす時に使用するアンサズはその中でも「着火」に使われるルーンという設定だが(ルーン魔術師はそれぞれで意味の特定が異なる)、最大の効用は「知らしめる」もの。他に火系になるとサガズ、エワズがポピュラーらしい。ただし、TVアニメ版『UBW』ではそれらのルーンではなくカノを着火に使用している。カノの効能は松明・情熱・灯火・明るさ・暖かさの象徴。
*アトゴウラはお互い足元に円を描き、その円から出ずに槍を投げ合うという決闘法から。決着がつくまで円から出てはいけない。
   
*衛宮士郎が強化したポスターで戦った時、明らかに手を抜いていたが、これは「あ、なにあの小僧、ハラぁ決まってるじゃねえか。よし、なら一度は反撃のチャンスをやらねえとな」という感じで、あくまで相手への情けではなく、単に自分が楽しみたいから行った行為<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520976603388452865 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:37]</ref>。だがせっかく与えたチャンスを「反撃」ではなく「逃走」に使ったため、ランサーは興醒めしたという<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520976766223921152 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:38]</ref>。最後に放った一刺しはひょいと仕留める為のものだが、ポスターを広げて盾にした事で防がれ、驚いたという<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520976916413575168 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:39]</ref>。
 
*衛宮士郎が強化したポスターで戦った時、明らかに手を抜いていたが、これは「あ、なにあの小僧、ハラぁ決まってるじゃねえか。よし、なら一度は反撃のチャンスをやらねえとな」という感じで、あくまで相手への情けではなく、単に自分が楽しみたいから行った行為<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520976603388452865 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:37]</ref>。だがせっかく与えたチャンスを「反撃」ではなく「逃走」に使ったため、ランサーは興醒めしたという<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520976766223921152 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:38]</ref>。最後に放った一刺しはひょいと仕留める為のものだが、ポスターを広げて盾にした事で防がれ、驚いたという<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520976916413575168 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:39]</ref>。
 
*『刺し穿つ死棘の槍』をアルトリアに防がれた時に激怒しているのは、自分の存在証明ともいえる一撃を防がれ、相手への敵意と自分への怒りで腸が煮えくり返っているため<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520977981036978177 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:43]</ref>。だがすぐに「あ、やべえ、熱くなってるなんて超情けねえ」と平常心に戻っている<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520978046547791872 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:43]</ref>。
 
*『刺し穿つ死棘の槍』をアルトリアに防がれた時に激怒しているのは、自分の存在証明ともいえる一撃を防がれ、相手への敵意と自分への怒りで腸が煮えくり返っているため<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520977981036978177 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:43]</ref>。だがすぐに「あ、やべえ、熱くなってるなんて超情けねえ」と平常心に戻っている<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520978046547791872 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:43]</ref>。
*原典では「Gáe Bolg」と表記されており、日本人の発音的には「ゲイ・ボルグ」と表される。しかしfateシリーズではゲイ・ボルクとなっている。
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*原典では「Gáe Bolg」と表記されており、日本人の発音的には「ゲイ・ボルグ」と表される。しかしfateシリーズではゲイ・ボルクとなっている。しかし、DEEN版アニメでは明らかにゲイ・ボル“グ”と言っている。
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*レンジがゲイジャルグと全く同じであることからも分かる通り、ゲイボルクは白兵戦の技である。ゲイボルク発動時に出てくる赤い線はビームではなく、ただの槍の軌跡(fateで度々出てくる斬撃エフェクト)で、足元に向かった槍が急に方向転換したことを表したものである。作中の説明で槍が変形して曲がったり伸びたりしていないとされているため、槍のリーチが伸びることはなく物理法則を無視しているのは軌道のみ。hollowで見せた変態軌道は槍がフラガラックの射線を避けながら最短コースで飛んでいった結果、あの複雑な軌道になったものと思われる。見映えの都合かアニメUBWではこの槍の軌道に酷似した動きのビームが放たれ射程が長くなっている。実際のゲイボルクは軌道が変わるだけの近接技で、確かにそのまま映像化したら宝具第一号としてはかなり地味なので仕方がない..。
 
*劇場版Heaven's Feelの第一章ではゲーム版とは違い、埠頭から柳洞寺まで[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|真アサシン]]との激しいチェイスバトルが繰り広げられている。戦闘中に高速道路で爆発などが起きているが、途中から余所の市へ入っているので監督役の言峰は特に事後処理はせずに知らないフリをしていたとのこと<ref group = "出">劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」I. presage flower ANIMATION MATERIAL きのことたかしの一問一答 p27</ref>。
 
*劇場版Heaven's Feelの第一章ではゲーム版とは違い、埠頭から柳洞寺まで[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|真アサシン]]との激しいチェイスバトルが繰り広げられている。戦闘中に高速道路で爆発などが起きているが、途中から余所の市へ入っているので監督役の言峰は特に事後処理はせずに知らないフリをしていたとのこと<ref group = "出">劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」I. presage flower ANIMATION MATERIAL きのことたかしの一問一答 p27</ref>。
**この戦闘でクー・フーリンがまるでスポーツ選手のようないいフォームで全力疾走していたため、視聴者からはランサーではなく'''ランナーのサーヴァント'''と言われるようになった。ufotableのスタッフたちは意図していなかったが所謂シリアスな笑いとしても好評だったようで、その後も台座付きアクリルスタンドや走っているシルエットに「追跡中 衝突注意」と書かれた注意書きステッカーといったグッズが展開され、アニメ版の[[衛宮さんちの今日のごはん]]第2話ではアルバイトをしている魚屋で同じフォームでダッシュをしていた。
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**この戦闘でクー・フーリンがまるでスポーツ選手のようないいフォームで全力疾走していたため、視聴者からはランサーではなく'''ランナーのサーヴァント'''と言われるようになった。ufotableのスタッフたちは意図していなかったが所謂シリアスな笑いとしても好評だったようで、その後も台座付きアクリルスタンドや走っているシルエットに「追跡中 衝突注意」と書かれた注意書きステッカーといったグッズが展開され、アニメ版の[[衛宮さんちの今日のごはん]]第2話でアルバイトをしている魚屋や、『Samurai Remnant』の自身の異傅でも同じフォームでダッシュをしていた。
 
***ちなみに空想科学研究所によると、脚でブレーキをかけながら高速道路のトレーラーを追い抜いている時のクー・フーリンは推定で時速194kmの速度計算になるらしい。どこかの城からの逃走時とは違い、彼の敏捷Aにも納得できよう。<ref group = "出">[http://abematv.co.jp/posts/5962286 「AbemaTV」アニメチャンネルは 世界最速無料アニメ配信数No.1! 空想科学研究所 柳田理科雄先生監修 “オレ/ワタシが最速!”人気アニメキャラクターが走る テレビCMを放送開始]</ref>
 
***ちなみに空想科学研究所によると、脚でブレーキをかけながら高速道路のトレーラーを追い抜いている時のクー・フーリンは推定で時速194kmの速度計算になるらしい。どこかの城からの逃走時とは違い、彼の敏捷Aにも納得できよう。<ref group = "出">[http://abematv.co.jp/posts/5962286 「AbemaTV」アニメチャンネルは 世界最速無料アニメ配信数No.1! 空想科学研究所 柳田理科雄先生監修 “オレ/ワタシが最速!”人気アニメキャラクターが走る テレビCMを放送開始]</ref>
*フラガラックを受けたランサーだが「どうしてセイバーとは傷痕が違うのか?」という質問に対し竹箒にて説明されている。
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**** 『Samurai Remnant』でのダッシュ姿だが、ゲームの広告としても用いられている。だが、如何せん'''無表情'''でダッシュしているために、どこかシュールな絵面になってしまっている。
 『唐突に実践してみましょう。木綿豆腐と爪楊枝を用意してください。
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*フラガラックを受けたランサーだが「どうしてセイバーとは傷痕が違うのか?」という質問に対しての解説が竹箒日記にて説明されている。セイバー戦では、きちんとフラガラックが「通り抜けた」場合。では続いて、爪楊枝をお豆腐に刺した状態で、ランサー戦では、フラガラックが「刺さった瞬間」にバゼットが破れたので、フラガラックの軌道が斜め上にはね上がってしまった。
 フラガラックは剣の刀身から放たれるレーザー(ビッグバイパーのレーザーと思いねえ)です。これを爪楊枝に例えます。んじゃ、そっそくお豆腐に高速で撃ち込んでみましょう。ぷつっと穴が開きましたね?(※実践できません)
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 これがセイバー戦です。きちんとフラガラックが「通り抜けた」場合なワケです。
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*アイルランドに限らずケルト人全体において「3」という数は特別な数であり、またその倍数である9、27、150などが度々出てくる。ケルト人には「3」という数字によってその人物が強められる、という思想があり、三兄弟として出てくるにも関わらず、実際には一人の人物のように行動する人物などがよく登場するのはこのため。偶然にも、FGOでのクー・フーリンのレア度も☆3となっている。
 では続いて、爪楊枝をお豆腐に刺した状態で、おもむろにジャンプしたり倒れたりしてみましょう。お豆腐は無惨な姿をさらす筈です。
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 これがランサー戦です。フラガラックが「刺さった瞬間」にバゼットが破れたので、フラガラックの軌道が斜め上にはね上がってしまったワケです。
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(ゲーム中でフラガラック本体が跳ね上がっているのはこのため)』
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*原典では「魔槍ゲイボルク」の他に「光り輝く剣クルージーン」、「恐槍ドゥヴシェフ」、「空幻魔杖 デル・フリス」、「Duban という名の盾」等多くの武具を所有している英雄とされる。
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*原典では「魔槍ゲイボルグ」の他に「光り輝く剣クルージーン」、「恐槍ドゥヴシェフ」、「デル・フリス」という名の槍、「Duban という名の盾」等多くの武具を所有している英雄とされる。投石器を扱うことは有名だが、戦闘用のダーツも武装として所持している。フェルディアとの様々な武器を扱った戦いでも武器の中にダーツが含まれている場合がある。
    
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
; 刺し穿つ死棘の槍の命中率
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; 刺し穿つ死棘の槍の命中率及び使用回数
: 「確実に心臓を貫く」という宝具なのに全く当たらないとよくネタにされる。しかし、そもそも「刺し穿つ死棘の槍」を使用した回数が少なく、『SN』では全ルートを通して初戦のセイバーにしか使っていない。『hollow』では相打ちになったもののバゼットの心臓に当てており、心臓を外したセイバーにも体には命中している。
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: 「確実に心臓を貫く」という宝具なのに全く当たらないと作品やファン、さらには武内氏からもネタにされ、きのこ氏からも「当たらない必中の槍。それが"ゲイボルク"」とネタにされる。とはいえ、セイバーが避けたシーンを書いたことで「数値ではなく概念的な勝負にしよう」という『Fate』そのものの方向性が見えたとのこと。
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:フォローとしては、そもそも「刺し穿つ死棘の槍」を使用した回数が少なく、『SN』では全ルートを通して初戦のセイバーとfateルートでわざと心臓から外して使った士郎に対して、と最大2回。『hollow』では相打ちになったもののバゼットの心臓に当てており、心臓を外したセイバーにも体には命中している。
 
: また、『CCC』で自分のサーヴァントが「刺し穿つ死棘の槍」に耐えると、言峰に「毎度毎度、お前の槍はなぜ外れるのか」とまで言われる。一応『EXTRA』では爆発寸前の[[ラニ=Ⅷ]]の心臓を摘出し、その場にいた面々を生還させるという快挙を成し遂げている。
 
: また、『CCC』で自分のサーヴァントが「刺し穿つ死棘の槍」に耐えると、言峰に「毎度毎度、お前の槍はなぜ外れるのか」とまで言われる。一応『EXTRA』では爆発寸前の[[ラニ=Ⅷ]]の心臓を摘出し、その場にいた面々を生還させるという快挙を成し遂げている。
 
: ちなみに、『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』で[[美遊・エーデルフェルト|美遊]]や[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (プリズマ☆イリヤ)|イリヤ]]が「刺し穿つ死棘の槍」を使用した時には、ライダーの[[クラスカード]]の化身を一撃で仕留めている。それどころか、番外編やドラマCDまで含めても確実に心臓を貫いている。
 
: ちなみに、『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』で[[美遊・エーデルフェルト|美遊]]や[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (プリズマ☆イリヤ)|イリヤ]]が「刺し穿つ死棘の槍」を使用した時には、ライダーの[[クラスカード]]の化身を一撃で仕留めている。それどころか、番外編やドラマCDまで含めても確実に心臓を貫いている。
 
: メタ的な視点から考えると、7組とそれほど多いわけでもないバトルロイヤル物で敵側の登場人物に「一撃必殺の攻撃」が存在してしまうと物語を展開する上で障害になる、という事情から制限されているとも言える。事実、上記のように一対一が基本で味方が使用する『プリズマ☆イリヤ』や、敵味方共に登場人数が多かった『Fate/Grand Order』での[[クー・フーリン〔オルタ〕]]などはその性能を十全に発揮している。
 
: メタ的な視点から考えると、7組とそれほど多いわけでもないバトルロイヤル物で敵側の登場人物に「一撃必殺の攻撃」が存在してしまうと物語を展開する上で障害になる、という事情から制限されているとも言える。事実、上記のように一対一が基本で味方が使用する『プリズマ☆イリヤ』や、敵味方共に登場人数が多かった『Fate/Grand Order』での[[クー・フーリン〔オルタ〕]]などはその性能を十全に発揮している。
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:「七回使用しても問題ない」とされるがこれはマスターからのバックアップ無しでの話であり、マスターからのバックアップがあるのならリチャージタイムはあれど1日に使用出来る回数は増える。パスの問題でマスターからのバックアップが無かったアルトリアは「約束された勝利の剣」を1回しか使用出来なかったが、士郎からバックアップをしてもらえる状態になったとき1日に3回使えるようになってることを考えると、半人前の魔術師のバックアップでも3倍くらいには1日に使用出来る回数が増える。それを踏まえるとゲイボルクはバックアップ込みならどんなに未熟な魔術師がマスターだとしても1日に21回くらい使えると推察出来る。
    
; 突き穿つ死翔の槍の威力
 
; 突き穿つ死翔の槍の威力
 
: [[エミヤ|アーチャー]]によれば「突き穿つ死翔の槍」は「大神宣言(グングニル)」を超える威力であるらしい。
 
: [[エミヤ|アーチャー]]によれば「突き穿つ死翔の槍」は「大神宣言(グングニル)」を超える威力であるらしい。
 
: そう評したアーチャーが北欧の主神と巡り合う可能性が低いと考えれば、生前にギルガメッシュが保有するゲイ・ボルクの原典を見て比較している可能性がある。あるいは、バゼットの「斬り抉る戦神の剣」のようにオーディン以外の人間がグングニルを使用している場面を見た可能性もある。
 
: そう評したアーチャーが北欧の主神と巡り合う可能性が低いと考えれば、生前にギルガメッシュが保有するゲイ・ボルクの原典を見て比較している可能性がある。あるいは、バゼットの「斬り抉る戦神の剣」のようにオーディン以外の人間がグングニルを使用している場面を見た可能性もある。
: また、アーチャーが言及したのは「威力」についてであるため、オーディンの槍は伝承において敵に向けただけで勝利が確定するなどの神が持つに相応しい能力を数々取り揃えており、そちらが重要という可能性もある。だが、その場合はわざわざ「威力」を比較する意味が無い(例えば、[[メディア|キャスター]]の「破戒すべき全ての符」の切れ味のみを比較して、武器としての優劣を語るようなもの)。
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: また、アーチャーが言及したのは「威力」についてであるため、オーディンの槍は伝承において敵に向けただけで勝利が確定するなどの神が持つに相応しい能力を数々取り揃えており、そちらが重要という可能性もある。だが、その場合はわざわざ「威力」を比較する意味が無い。
 
: 初期からの設定変更や矛盾したシーンが多く改変されているアニメ版『UBW』においても、アーチャーのこの台詞は変化していない。現在においても(少なくともアーチャーの視点から見て)これは変わらない事実のようである。
 
: 初期からの設定変更や矛盾したシーンが多く改変されているアニメ版『UBW』においても、アーチャーのこの台詞は変化していない。現在においても(少なくともアーチャーの視点から見て)これは変わらない事実のようである。
:『誰が知ろう。この守りこそアイアス。かのトロイア戦争において、大英雄の投擲を唯一防いだというアイアスの盾である。
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:実際、「突き穿つ死翔の槍に因果逆転の効果が追加されたら」という話題に、きのこ氏は'''「そこまでいくとランサーの父親筋の能力になっちゃう。」<ref group = "出" >『Fate/complete material vol.02』より。</ref>'''と応えているため、グングニルもその類の宝具(=神造兵装)という可能性は十分にある。
:花弁の如き守りは七つ。その一枚一枚は古の城壁に匹敵する。投擲武具、使い手より放たれた凶器に対してならば無敵とされる結界宝具。
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:この盾の前には、投擲など1枚羽にも届かず敗退するのが必定。少なくとも使用者であるアーチャーが知る限り、この守りを突破する槍など有り得ない。――――だが。必殺の槍は苦もなく貫通していく。』(fate/staynight作中原文)
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;伝承でのゲイボルク
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:「ゲイ・ボルグ」、「ゲイ・ボルガ」、「ガイ・ボルガ」、「ゲイ・ブルグ」、「ゲイ・ブルガ」と呼ばれ、どれも最後は濁音で終わるが、fateではゲイボル'''ク'''となっている(以下「ゲイボルク」という)。
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:槍そのものをゲイボルクとする場合もあれば、「戦闘で用いる魔術的な恐るべき技」というように槍ではなく技をゲイボルクとする場合もある。足で投擲する資料もあれば普通に手で投擲している資料も存在する。また、フェルディアとの戦いで1本目を肛門に2本目を胸にというようにゲイボルクが2本存在するなど、伝承によって在り方がかなり変わる武器(技)である。
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:「刺し込まれる時には一つの傷しか作らないが、体内に入ると一度に三十のとげが開く」という設定はきのこ氏曰く「体内殲滅」という即死効果で補完している。
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:「クーリーの牛争い」での浅瀬の決闘、コンラとの海中戦など水辺で戦うことの多い英雄で、彼の持つゲイボルクもまた「水中でのみ使える」という資料がある。足の指で挟み投擲するというのが有名だが、この「水中でのみ使える」という伝承から、浅瀬で使うには足で摘まんだ方が水を潜らせやすかったのでは?という説もある。
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:資料によってかなりカタチが変わるゲイボルクだが、「共通して必ず心臓を破壊していることから因果逆転の槍」というのは案外、的を得た設定なのかもしれない。
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:原典のフェルディアとの決闘シーンの記述によるとゲイボルクの攻撃は「下から来る攻撃」とされている(恐らく足で投擲する為)。ゲイボルクを知っていたフェルディアはこの武器の軌道も把握しており、下からくるゲイボルクを警戒し盾を下に構えている。
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:fateのゲイボルクはどの角度から打ち込んでも槍の間合いなら当たるにも関わらず、「槍の穂先を地面を穿つかのように下げて構えて、下段から足元を狙う」という下から上に変化する軌道をデフォルトとしているのは、恐らく伝承のゲイボルクの補完だと思われる。
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;夏至の日
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:太陽神ルーを父に持つ事と『光の御子』の通り名故か、日本もとい型月世界のクー・フーリンは'''昼間が長い=太陽が指す時刻が最も多い夏至の日'''に生まれたというイメージが強く持たれており、毎年夏至の日にはSNS上などで'''『クー・フーリン生誕祭』'''のタグによるお祝いのファンアートがたくさん投稿されている。
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:しかし原典でクー・フーリンがいつ生まれたかについての明確な記載は'''今のところ見つかっておらず'''、あくまでも憶測でしかない。
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:他にも異説として、英雄としての短い生涯から逆に昼間が短い冬至の日生まれという推測もされている。
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;原初のルーン
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:キャスター時とランサー時のルーンの違いについてだが、staynightの段階からランサーは「18の"原初のルーン"をスカサハより授かっている」となっているように、スカサハがオーディン産のルーンをクー・フーリンに教えたということであり、キャスターになって突然オーディンのルーンを使うようになったということではない。スカサハのマイルームで「自分が教えたルーンの使い方と何か違う気がする」とあるが、これは扱うルーン自体は同じだが'''使い方だけが'''スカサハの教えと違うという話。
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
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[[Category:Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
 
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[[Category:Fate/Grand Order]]
 
[[Category:Fate/Grand Order]]
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[[Category:Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]
 
[[category:マンガで分かる!Fate/Grand Order]]
 
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[[Category:衛宮さんちの今日のごはん]]
 
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[[Category:Fate/mahjong night 聖牌戦争]]
 
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[[category:トラぶる花札道中記]]
 
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[[Category:ちびちゅき!]]
 
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