差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
47 バイト追加 、 2020年6月11日 (木) 21:07
→‎メモ: 内容の修正
313行目: 313行目:  
**ただ史実の時点で、タロットカードの「戦車(チャリオッツ)」のモデルにもなっている程の戦車に関する逸話を持った英霊であるため、それを知っていれば彼がライダークラスを充てがわれること自体はそこまで突飛なものとは感じないと考えられる。
 
**ただ史実の時点で、タロットカードの「戦車(チャリオッツ)」のモデルにもなっている程の戦車に関する逸話を持った英霊であるため、それを知っていれば彼がライダークラスを充てがわれること自体はそこまで突飛なものとは感じないと考えられる。
 
*正しく破格の実力と宝具を持つサーヴァントだが、一方で召喚方法にかなり問題がある。
 
*正しく破格の実力と宝具を持つサーヴァントだが、一方で召喚方法にかなり問題がある。
**自身と縁のあるもの(生前使っていた弓や条約の碑文、自分自身たるミイラが作中で例として挙がっている)を使っても触媒になりえないという驚くべき性質を持った英霊。彼を召喚するには最愛の妻ネフェルタリの遺品を触媒として使わなければならない。しかしその遺品を触媒に使って召喚すると最後、召喚したマスターを「妻の墓を荒らした不敬者」と見なし、自身の消滅に繋がろうとも容赦無く殺しに掛かるためもはや運用どころではなくなる。奇跡的にも[[伊勢三玄莉]]はそんなオジマンディアスのマスターとして聖杯戦争を戦い続けられたが、それはオジマンディアスがマスター以外の事柄に対してたまたま興味を持って気が変わったからに過ぎず、本来であれば彼も例に漏れず速攻で殺されても何らおかしくなかった。
+
**自身と縁のあるもの(生前使っていた弓や条約の碑文、自分自身たるミイラが作中で例として挙がっている)を使っても触媒になりえないという英霊。特殊ではあるが、'''有り得ないケースではない'''。よく勘違いされるが、サーヴァントの召還は触媒や人物との縁があれば強制的に召喚出来るというものではなく、あくまで任意性。オジマンディアスに限らず、聖杯戦争に興味がないサーヴァントであれば同じことが起こり得る。
**一応この問題点は触媒による召喚を試みた場合なので、万が一縁召喚で呼ばれた場合は可能性があるかもしれない。もっとも、それはそれで'''そもそも縁召喚できるのか?'''という根本的かつ致命的な問題が立ち塞がる。サーヴァントの召還とは強制的なものではなく、本人が聖杯戦争に参加する気がなければ召還に応じない(聖杯が欲しいから殺し合いに手を貸せと言っているようなものなので、主に戦闘好きでもなければ勝手にやれとなる)。そのため、「願望器の恩恵を分け与える」という触れ込みを使い英霊を誘い込むわけだが、聖杯を求めるマスターを凡骨と称してるようにオジマンディアスは聖杯になど全く興味がなく、そもそも自身に縁のある触媒で召還出来ない時点で聖杯戦争に参加する意思が感じられない。本人が妻の触媒にこそ誘われるに違いないと言っているように、妻の触媒が使われること自体が召還に応じる理由といったところか。
+
**彼を召喚するには最愛の妻ネフェルタリの遺品を触媒として使わなければならない。しかしその遺品を触媒に使って召喚すると最後、召喚したマスターを「妻の墓を荒らした不敬者」と見なし、自身の消滅に繋がろうとも容赦無く殺しに掛かるためもはや運用どころではなくなる。奇跡的にも[[伊勢三玄莉]]はそんなオジマンディアスのマスターとして聖杯戦争を戦い続けられたが、それはオジマンディアスがマスター以外の事柄に対してたまたま興味を持って気が変わったからに過ぎず、本来であれば彼も例に漏れず速攻で殺されても何らおかしくなかった。
**ムーンセルの召喚様式であれば可能性はある。が、仮に縁召喚が出来るとしても「彼と相性の合う人物」という意味では召喚できる人物は至極限られてくるだろう。
+
**サーヴァントの召還とは強制的なものではなく、本人が聖杯戦争に参加する目的が無ければ召還に応じない。そのため、「願望器の恩恵を分け与える」という触れ込みを使い英霊を誘い込む。中には聖杯に興味がないにも関わらず召喚されるサーヴァントがいるが、聖杯への願いが無いだけで戦いに参加する目的は必ず持っている。オジマンディアスがネフェルタリの遺品で召喚されるのは「召喚者殺害」の目的が出来た為。
**触媒なしでも召喚できるカルデアの召喚方法でも彼を激怒させることなく召喚できる可能性はある。ただし、こちらは運や聖晶石(ひいてはリアルマネー)が重要になる。
+
**「触媒召喚ではなければ召喚出来るのでは?」と思う人が多いが、'''触媒召喚も相性召喚も原理は全部同じなので関係ない'''。分かりやすく言うと「土地が持つ歴史」による縁、「持ち込んだ触媒の記録」による縁、「召喚者」との縁、という具合に触媒が異なるだけで全て『縁』召喚である。オジマンディアスの場合は本人のミイラで召喚出来ない時点で聖杯戦争に参加する気がない。FGOの場合は聖杯戦争ではなく人理を守る為の戦いであるから応じていると言ったところか。どう召喚するかというより、どういう戦いに参加させるかが重要。
 +
 
 
***なお、FGO Material4では以下の解釈が追記されている。「やがて人類史に刻まれた彼(オジマンディアス)は、サーヴァントとして現界するに至る。第一の現界に際して、自らの遺体がカイロの博物館へ保管されていると知った彼は、ある種の諦念の境地に立たざるを得なかった。霊廟から移動されたことで、最早、古代エジプトの神話観の下、歴代ファラオのひとりとして本来の肉体で再生されることはない、と。ならばせいぜい、やりたいようにやるまでのこと。かつてのように'''完全な肉体を維持した上での不老不死を望む'''も良し、'''不遜なマスタ一を排除して消え去る'''もよし、'''地上に君臨して無辜の人々へと繁栄をもたらすの'''も良し。そして、今。最新の現界にあたって。'''人理の危機とあらば、成る程、今度こそ世界を教わねばなるまい'''しそう彼は自然と考えるに至る。かつては為せなかったが、勇者として相応しき者多きカルデアならば、あるいは———」
 
***なお、FGO Material4では以下の解釈が追記されている。「やがて人類史に刻まれた彼(オジマンディアス)は、サーヴァントとして現界するに至る。第一の現界に際して、自らの遺体がカイロの博物館へ保管されていると知った彼は、ある種の諦念の境地に立たざるを得なかった。霊廟から移動されたことで、最早、古代エジプトの神話観の下、歴代ファラオのひとりとして本来の肉体で再生されることはない、と。ならばせいぜい、やりたいようにやるまでのこと。かつてのように'''完全な肉体を維持した上での不老不死を望む'''も良し、'''不遜なマスタ一を排除して消え去る'''もよし、'''地上に君臨して無辜の人々へと繁栄をもたらすの'''も良し。そして、今。最新の現界にあたって。'''人理の危機とあらば、成る程、今度こそ世界を教わねばなるまい'''しそう彼は自然と考えるに至る。かつては為せなかったが、勇者として相応しき者多きカルデアならば、あるいは———」
 
*黄金の古代王という特徴、高い実力とカリスマに裏打ちされた圧倒的な存在感、己を「王の中の王」と称する尊大さは[[ギルガメッシュ]]と、クラスや生前手にしたファラオの位、固有結界や神獣の軍を擁する戦力、「剣槍弓…三騎士の揃った戦場を引っ掻き回す」というシチュエーションは[[イスカンダル]]と似通ったものを感じさせる。
 
*黄金の古代王という特徴、高い実力とカリスマに裏打ちされた圧倒的な存在感、己を「王の中の王」と称する尊大さは[[ギルガメッシュ]]と、クラスや生前手にしたファラオの位、固有結界や神獣の軍を擁する戦力、「剣槍弓…三騎士の揃った戦場を引っ掻き回す」というシチュエーションは[[イスカンダル]]と似通ったものを感じさせる。
744

回編集

案内メニュー