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| :女王暦2017年当時の、牙の氏族の族長。 | | :女王暦2017年当時の、牙の氏族の族長。 |
| :ウッドワスからは狂信に近い忠誠を受けており、モルガンも数少ない「信頼」している相手。 | | :ウッドワスからは狂信に近い忠誠を受けており、モルガンも数少ない「信頼」している相手。 |
| + | :モルガンが彼に信頼を置いているのは後述の排熱大公ライネックの事もあるが、彼が菜食主義に努めている事も理由の一つ。 |
| + | :ウッドワスの菜食主義は牙の氏族由来の凶暴性を抑えようとしている努力の一環であり、それは過去に牙の氏族が翅の氏族をほぼ絶滅にまで追い込んでしまった事への反省が発端。ひいては、妖精にはそもそも存在しない「過去から学ぶこと」をウッドワスがしているという事であり、妖精の悪性に失望しきっているモルガンからすれば例外扱いする理由足り得る。 |
| + | :モルガンも、ウッドワスが本来の凶暴性を全開にしなければならないような戦が起こらないように努めており、ウッドワスの努力が実るように配慮していた。もっとも、それが周囲の人物からのウッドワスの実力に対する過小評価に繋がっていた面もあるのだが…。 |
| :終盤では[[オーロラ|彼が愛する人]]に惑わされて思い余って反乱するものの、最後はモルガンからの信頼を再認識して死亡した。 | | :終盤では[[オーロラ|彼が愛する人]]に惑わされて思い余って反乱するものの、最後はモルガンからの信頼を再認識して死亡した。 |
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| :暴虐の限りを尽くす彼女を「娘」として寵愛している事は、妖精國に住む妖精からのモルガンに対する不満の筆頭であったが、モルガン自身はそれらの不満を無視して彼女を愛し続けた。 | | :暴虐の限りを尽くす彼女を「娘」として寵愛している事は、妖精國に住む妖精からのモルガンに対する不満の筆頭であったが、モルガン自身はそれらの不満を無視して彼女を愛し続けた。 |
| :モルガンが彼女をそこまで溺愛する理由は、救っても救っても迫害で返してくるばかりの妖精の中で唯一、心からの感謝の言葉をくれた相手であり、自身と汎人類史のモルガンの悲願を投げ打ってでも大切な存在であるから。そのためモルガンは彼女が彼女以外の妖精に対して暴虐に振る舞った時だけ褒め、肯定した。彼女も自分を唯一肯定してくれるモルガンに依存し、共依存のような関係を築くに至った。 | | :モルガンが彼女をそこまで溺愛する理由は、救っても救っても迫害で返してくるばかりの妖精の中で唯一、心からの感謝の言葉をくれた相手であり、自身と汎人類史のモルガンの悲願を投げ打ってでも大切な存在であるから。そのためモルガンは彼女が彼女以外の妖精に対して暴虐に振る舞った時だけ褒め、肯定した。彼女も自分を唯一肯定してくれるモルガンに依存し、共依存のような関係を築くに至った。 |
| + | :なおモルガンは彼女を溺愛してはいたが、「次の女王」と言う部分だけは建前である。妖精國の女王は妖精の生まれ変わりサイクルのシステムやロンゴミニアドなど、モルガンが築いた玉座のシステムを回転させられるだけの力を持った妖精がならないと意味がないが、妖精騎士トリスタンにはそこまでの力は無い。 |
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| + | ;[[妖精騎士ガウェイン]] |
| + | :<ruby><rb>着名</rb><rt>ギフト</rt></ruby>を与えて妖精騎士の任を与えていた妖精。 |
| + | :妖精騎士として取り立てたのは彼女がひときわ強い力を持った妖精だったからでもあるが、モルガンは彼女が「獣の厄災」になり得る存在だと知っていたからでもある。着名で押さえつける事で厄災が現れるのを防いでいた。 |
| + | :努めて理知的であろうとするその在り方もモルガンからすれば他の妖精に比べれば信頼のおける相手だったかも知れないが、「妖精を守る」事を信念とする彼女と、「妖精を救わず國を守る」事を信念とするモルガンでは最終的に決裂する事は見えていたとも言える。 |
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| + | ;[[妖精騎士ランスロット]] |
| + | :着名を与えて妖精騎士の任を与えていた妖精。 |
| + | :妖精騎士ガウェインと同じく厄災になり得る存在だったため着名で蓋をしていた。 |
| + | :モルガンとは「ブリテン由来ではなく他所の妖精である」と言う共通点もある。 |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
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| :本編には出てこずカットされたエピソードとして、女王暦1800年ごろの厄災で「キャタピラー戦争」と呼ばれる戦いが語り草になっているという裏設定がある。 | | :本編には出てこずカットされたエピソードとして、女王暦1800年ごろの厄災で「キャタピラー戦争」と呼ばれる戦いが語り草になっているという裏設定がある。 |
| :その年の厄災はイモ虫型のモースが大量発生したが、知られている限りモルガンが女性らしい悲鳴を上げたのが唯一この時だけらしい。 | | :その年の厄災はイモ虫型のモースが大量発生したが、知られている限りモルガンが女性らしい悲鳴を上げたのが唯一この時だけらしい。 |
− | :[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/202108.html 竹箒日記2021/08] | + | :ちなみにこの厄災があった年は、妖精騎士ガウェインがファウル・ウェーザーを捕食して力を得、厄災を退ける功績を立ててマンチェスターの領主に任命されると共に妖精騎士となった同じ年であるが、モルガンがイモ虫に悲鳴を上げて帰ってしまった事と関係があるのかは定かではない。 |
| + | :→[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/202108.html 竹箒日記2021/08] |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |