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::「救世主トネリコ」の仲間であった初代グリム。
 
::「救世主トネリコ」の仲間であった初代グリム。
 
::『汎人類史のモルガン』による知識の上書きにより自らの死を回避したトネリコは、魔術の手ほどきを受けるため北欧の知慧の神オーディンを召喚。だが、いくら楽園の妖精とは云えど[[神霊]]の霊基維持は難しいと判断したのか、近くにいた妖精の子供<ref group="注">[[ハベトロット]]曰く、手に負えないほどワンパクな14歳くらいの剣を持った少年で、プレイヤーからは[[Fate/Grand Order Arcade]]に登場した[[セタンタ]]と同じ姿だったのではと解釈されている。</ref>を依代にした疑似サーヴァントとなり、トネリコの最初の仲間としてブリテン救済に着手する。
 
::『汎人類史のモルガン』による知識の上書きにより自らの死を回避したトネリコは、魔術の手ほどきを受けるため北欧の知慧の神オーディンを召喚。だが、いくら楽園の妖精とは云えど[[神霊]]の霊基維持は難しいと判断したのか、近くにいた妖精の子供<ref group="注">[[ハベトロット]]曰く、手に負えないほどワンパクな14歳くらいの剣を持った少年で、プレイヤーからは[[Fate/Grand Order Arcade]]に登場した[[セタンタ]]と同じ姿だったのではと解釈されている。</ref>を依代にした疑似サーヴァントとなり、トネリコの最初の仲間としてブリテン救済に着手する。
:: 実のところオーディンはブリテン異聞帯がこの先詰む世界になる事を見抜いており、そうならない様に楽園の妖精を助けるためと、結末回避のための監視と軌道修正の役割も兼ねていた。だが、トネリコが何度も『厄災』や争いごとを退けブリテンを救い世界を平和にしても、妖精達の「純粋な悪意と思いつき」による身勝手な言動で壊され続ける事に段々嫌気がさし心身ともに疲れ果て、妖精歴400年で何度目かになる平穏なブリテンを台無しにされた事でとうとう妖精達全てに対する怒りと憎悪から楽園の妖精の役割を放棄し、全てを支配する『女王モルガン』としてブリテンに君臨する事を決意。グリムは[[マシュ・キリエライト|初代妖精騎士]]の恩に報いりたいと言うトトロットの願いを聞き届け、一連の計画とそれに必要な「妖精の粉」を手渡した後退去<ref group="注">異聞帯のモルガンに変質したトネリコからサーヴァント契約を切らされたのか、空想樹の枯死≒「妖精國ブリテンの成立」という変質した異聞帯が確立してしまった事実を見届けたからか、詳しい理由は明らかになっていない。</ref>していった。
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:: 実のところオーディンはブリテン異聞帯がこの先詰む世界になる事を見抜いており、そうならない様に楽園の妖精を助けるためと、結末回避のための監視と軌道修正の役割も兼ねていた。だが、トネリコが何度も『厄災』や争いごとを退けブリテンを救い世界を平和にしても、妖精達の「純粋な悪意と思いつき」による身勝手な言動で壊され続ける事に段々嫌気がさし心身ともに疲れ果て、妖精歴400年で何度目かになる平穏の基盤を台無しにされた事で、とうとう妖精全てに対する怒りと憎悪から楽園の妖精の役割を放棄し、全てを支配する『女王モルガン』としてブリテンに君臨する事を決意。グリムは[[マシュ・キリエライト|初代妖精騎士]]の恩に報いりたいと言うトトロットの願いを聞き届け、一連の計画とそれに必要な「妖精の粉」を手渡した後退去<ref group="注">異聞帯のモルガンに変質したトネリコからサーヴァント契約を切らされたのか、空想樹の枯死≒「妖精國ブリテンの成立」という変質した異聞帯が確立してしまった事実を見届けたからか、詳しい理由は明らかになっていない。</ref>していった。
 
:;女王歴のグリム
 
:;女王歴のグリム
 
:: 主人公一行と『予言の子』に協力する二代目グリム。
 
:: 主人公一行と『予言の子』に協力する二代目グリム。
 
:: そして同時に特異点Fで主人公とマシュが出逢ったクー・フーリンその人。
 
:: そして同時に特異点Fで主人公とマシュが出逢ったクー・フーリンその人。
 
::「救世主トネリコ」ことモルガンがブリテンの救済を放棄したことにより退去したオーディンは、ブリテン異聞帯の変質が避けられない事態だと悟ると、カルデアの手助けをすべくあらかじめ目をつけていたもう一つの特異点『[[炎上汚染都市 冬木]]』にて妖精國での依代と[[ルーン魔術]]の使用者という縁<ref group="注">他にも選ばれた理由として明言している訳ではないが、ブリテンと冬木二つの特異点にそれぞれ関係するサーヴァントである事、ケルヌンノス自体がケルト神話の神であり、その神々と特に縁深いアルスターサイクルの英雄かつ彼自身も太陽神ルーの血を引いている事、同時にモルガンと同一視される死の女神モリガン(モーリオン)と関わりがある事、ケルトにおいて神を奉り怒りを沈める祭司の役割もあるドルイドに必要なキャスタークラスへの適性があった事などが推測される。</ref>を使い、英霊クー・フーリンに自身の機能を讓渡しキャスタークラスに霊基変換させて介入、カルデアにおけるサーヴァント召喚に必要な『縁』を結ばせるため同じくレイシフトして来た主人公とマシュをサポートする。
 
::「救世主トネリコ」ことモルガンがブリテンの救済を放棄したことにより退去したオーディンは、ブリテン異聞帯の変質が避けられない事態だと悟ると、カルデアの手助けをすべくあらかじめ目をつけていたもう一つの特異点『[[炎上汚染都市 冬木]]』にて妖精國での依代と[[ルーン魔術]]の使用者という縁<ref group="注">他にも選ばれた理由として明言している訳ではないが、ブリテンと冬木二つの特異点にそれぞれ関係するサーヴァントである事、ケルヌンノス自体がケルト神話の神であり、その神々と特に縁深いアルスターサイクルの英雄かつ彼自身も太陽神ルーの血を引いている事、同時にモルガンと同一視される死の女神モリガン(モーリオン)と関わりがある事、ケルトにおいて神を奉り怒りを沈める祭司の役割もあるドルイドに必要なキャスタークラスへの適性があった事などが推測される。</ref>を使い、英霊クー・フーリンに自身の機能を讓渡しキャスタークラスに霊基変換させて介入、カルデアにおけるサーヴァント召喚に必要な『縁』を結ばせるため同じくレイシフトして来た主人公とマシュをサポートする。
:: 特異点F退去後はオーディンによって冬木の記録を保持し続けたまま、今度は汎人類史の神霊サーヴァントとしてカルデアが到着する一年前に妖精國ブリテンへ派遣され、彼なりに妖精國が抱える呪いと氏族の関係、モルガンと妖精騎士に関する秘密、妖精歴から女王歴に切り替わる際何が起きていたのかを調べあげると自身のやるべき事を悟り、その前準備としてシェフィールドにいる記憶が無いマシュの元へ使い魔の狼フレキを護衛兼見張りとして向かわせ、記憶が戻り「水鏡」に呑まれた後は彼女が眠る『棺』が安置されているオークニーで番をしつつハベトロットの導きでやって来たカルデア一行と共に『[[アルトリア・キャスター|予言の子]]』の巡礼の旅を成功させるべく協力しモルガンとの決戦に挑むも、圧倒的な力に気落とされる寸前に横やりが入った事で後味の悪さを残しつつ女王モルガンは斃れた。続く終編では戴冠式で協力者の[[ノクナレア]]の毒殺を発端とする北と南の妖精間の争いに巻き込まれた上に『大厄災』まで発生。ストーム・ボーダーまで逃げ延びるも手段を全て絶たれて詰みかけた所へ[[マーリン (Grand Order)|マーリン]]が現れ、彼の導きにより「楽園の妖精」の本来の目的『聖剣鋳造』を、村正の犠牲はあれどアルトリアは無事に終わらせ、続く「[[妖精騎士ランスロット|炎の厄災]]」と「[[妖精騎士ガウェイン|獣の厄災]]」もパーシヴァルとマシュ、主人公の活躍によってそれぞれ退けられた事で改めて『大厄災』の元凶[[ケルヌンノス]]に対峙。隙を作らせるためにオーディンの秘儀を発動し呪詛返しを行う<ref group="注">この時多少だが術式を呪いごと跳ね返され右目を損傷、奇しくもオーディンと同じ隻眼が再現された事で秘儀の精度が向上する事になる。</ref>。そしてアルトリアによる聖剣術式とマシュのブラックバレルによりケルヌンノスも討伐され、『[[異星の神]]への対抗策となる神造兵装を与える』という本来の役割も終え、カルデアにもう一度関わる可能性を示唆する発言<ref group="注">モーション改修により追加されたマイルーム会話では「この後の大仕事は本来の自分に任せる」という含みを込めた台詞があり、これが[[クー・フーリン|ランサーの自分]]とオーディンどちらを指しているかは不明。</ref>を残し去っていった。
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:: 特異点F退去後はオーディンによって冬木の記録を保持し続けたまま、今度は汎人類史の神霊サーヴァントとしてカルデアが到着する一年前に妖精國ブリテンへ派遣され、彼なりに妖精國が抱える呪いと氏族の関係、モルガンと妖精騎士に関する秘密、妖精歴から女王歴に切り替わる際何が起きていたのかを調べあげると自身のやるべき事を悟り、その前準備として森から出たまま記憶が無いマシュの元へ使い魔の狼フレキを護衛兼見張りとして向かわせ、『予言の子』として連れて行かれたシェフィールドで妖精騎士達による迎撃に巻き込まれた際は自ら出向き[[妖精騎士ランスロット]]の足止めを行った。
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:: 後編ではマシュに記憶が戻った矢先モルガンの「水鏡」に呑まれてしまうと、彼女が眠る『棺』が安置されているオークニーで番をしつつハベトロットの導きでやって来たカルデア一行と共に『[[アルトリア・キャスター|予言の子]]』の巡礼の旅を成功させるべく協力しモルガンとの決戦に挑むも、圧倒的な力に気落とされる寸前に横やりが入った事で後味の悪さを残しつつ女王は斃れた。
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::終編では戴冠式で協力者の[[ノクナレア]]の毒殺を発端とする北と南の妖精間の争いに巻き込まれた上に『大厄災』まで発生。ストーム・ボーダーまで逃げ延びるも手段を全て絶たれて詰みかけた所へ[[マーリン (Grand Order)|マーリン]]が現れ、彼の導きにより「楽園の妖精」の本来の目的『聖剣鋳造』を、村正の犠牲はあれどアルトリアは無事に終わらせ、続く「[[妖精騎士ランスロット|炎の厄災]]」と「[[妖精騎士ガウェイン|獣の厄災]]」もパーシヴァルとマシュ、主人公の活躍によってそれぞれ退けられた事で改めて『大厄災』の元凶[[ケルヌンノス]]に対峙。隙を作らせるためオーディンの秘儀を発動し呪詛返しを行う<ref group="注">この時多少だが術式を呪いごと跳ね返され左目を損傷、奇しくもオーディンと同じ隻眼が再現された事で秘儀の精度が向上する事になる。</ref>。そしてアルトリアによる聖剣術式とマシュのブラックバレルによりケルヌンノスも討伐され、『[[異星の神]]への対抗策となる神造兵装を与える』という本来の役割も終え、カルデアにもう一度関わる可能性を示唆する発言<ref group="注">モーション改修により追加されたマイルーム会話では「この後の大仕事は本来の自分に任せる」という含みを込めた台詞があり、これが[[クー・フーリン|ランサーの自分]]とオーディンどちらを指しているかは不明。</ref>を残し去っていった。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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