36行目: |
36行目: |
| : あくまでも英霊剣豪の内の一騎に過ぎないものの、英霊剣豪というモノ自体が英霊に道満の持つ“一切鏖殺”の宿業を埋め込んだものであるという発言<ref group = "出">妖術師と道満の会話より。</ref>や、度々発生していた「赤い月の夜<ref group = "注">たとえ晴天の広がる昼間であろうと、道満が術を行使すると、唐突に赤い月が昇り辺りが暗闇に満ちる。この時、恐るべき力を秘めた「怪異」と呼ばれる異形が出現し、人々を襲うようになる。</ref>」が道満の術によるものであると思しい描写、そして事件の首謀者たる妖術師との会話が具体的な企ての内容に踏み込んだものである事を鑑みるに、蘆屋道満は英霊剣豪の中でも、参謀、軍師といった立ち位置にいたものと考えられる<ref group = "注">妖術師の本拠地たる穢土城に踏み込んだ主人公らを単身で出迎えた際、段蔵が「妖術師の傍に控えているものとばかり」と驚いていた事からも、彼が妖術師の片腕のような存在であった事が伺える。</ref>。 | | : あくまでも英霊剣豪の内の一騎に過ぎないものの、英霊剣豪というモノ自体が英霊に道満の持つ“一切鏖殺”の宿業を埋め込んだものであるという発言<ref group = "出">妖術師と道満の会話より。</ref>や、度々発生していた「赤い月の夜<ref group = "注">たとえ晴天の広がる昼間であろうと、道満が術を行使すると、唐突に赤い月が昇り辺りが暗闇に満ちる。この時、恐るべき力を秘めた「怪異」と呼ばれる異形が出現し、人々を襲うようになる。</ref>」が道満の術によるものであると思しい描写、そして事件の首謀者たる妖術師との会話が具体的な企ての内容に踏み込んだものである事を鑑みるに、蘆屋道満は英霊剣豪の中でも、参謀、軍師といった立ち位置にいたものと考えられる<ref group = "注">妖術師の本拠地たる穢土城に踏み込んだ主人公らを単身で出迎えた際、段蔵が「妖術師の傍に控えているものとばかり」と驚いていた事からも、彼が妖術師の片腕のような存在であった事が伺える。</ref>。 |
| : 自称した宿業“一切嘲弄”の名の通り、あらゆる全てを嘲笑し、愚弄せんばかりの言動だったが、自らの術を主人公に解除され<ref group = "注">武蔵を拘束して宿業を埋め込み英霊剣豪に変貌させようとしたが、主人公が魔術礼装「アトラス院制服」のスキル「イシスの雨」を行使して解除。</ref>、さらに武蔵の一太刀で傷を負った事に激昂。サーヴァント並みの力を持った巨大な悪霊を代役として呼び出し、“英霊剣豪七番勝負”を挑みにかかる。 | | : 自称した宿業“一切嘲弄”の名の通り、あらゆる全てを嘲笑し、愚弄せんばかりの言動だったが、自らの術を主人公に解除され<ref group = "注">武蔵を拘束して宿業を埋め込み英霊剣豪に変貌させようとしたが、主人公が魔術礼装「アトラス院制服」のスキル「イシスの雨」を行使して解除。</ref>、さらに武蔵の一太刀で傷を負った事に激昂。サーヴァント並みの力を持った巨大な悪霊を代役として呼び出し、“英霊剣豪七番勝負”を挑みにかかる。 |
− | : これを打ち破られ、狼狽したところを斃れた段蔵の加護を受けた[[風魔小太郎]]に斬られ、消滅したかに思われたが、その直後に武蔵に対して不意打ちを仕掛ける。だが「[[柳生但馬守宗矩|セイバー・エンピレオ]]」に斬られたことで失敗し、今度こそ消滅した。 | + | : これを打ち破られ、狼狽したところを斃れた段蔵の加護を受けた[[風魔小太郎]]に斬られ、消滅したかに思われたが、その直後に武蔵に対して不意打ちを仕掛ける。だが「[[セイバー・エンピレオ]]」に斬られたことで失敗し、今度こそ消滅した。 |
| : しかし、主人公らが妖術師の企みを打ち破り、下総国に平和が戻った後、単独で再び登場する。その場で改めて事件を起こす素振りは見せなかったが、独白のような形で意味深な言葉の数々を残した。亜種並行世界に於いては妖術師の下についていたものの、他の、サタン改め「■■■■■■■■■様」なる上位の存在に対する敬意を口にする、「カルデアへの現出は失敗した」などと口走る<ref group = "注">妖術師の攻撃目標が「あらゆる平行世界」であった事に対し、道満のこの口ぶりはカルデアという個を目標としているように見受けられるため、両者の間には目的意識に齟齬がある。これは、道満にのみ見られた特徴である。</ref>など、多くの謎を残しながら物語からフェードアウトしていった。 | | : しかし、主人公らが妖術師の企みを打ち破り、下総国に平和が戻った後、単独で再び登場する。その場で改めて事件を起こす素振りは見せなかったが、独白のような形で意味深な言葉の数々を残した。亜種並行世界に於いては妖術師の下についていたものの、他の、サタン改め「■■■■■■■■■様」なる上位の存在に対する敬意を口にする、「カルデアへの現出は失敗した」などと口走る<ref group = "注">妖術師の攻撃目標が「あらゆる平行世界」であった事に対し、道満のこの口ぶりはカルデアという個を目標としているように見受けられるため、両者の間には目的意識に齟齬がある。これは、道満にのみ見られた特徴である。</ref>など、多くの謎を残しながら物語からフェードアウトしていった。 |
| | | |
− | : 第二部において、「[[異星の神]]」の使徒のひとりであることが明かされ、Lostbelt No.4『[[創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ]]』において主人公らの前に再び姿を現し、下総国を空想樹の樹立に関する仮説証明に利用したと語った。そして彼こそが、インド異聞帯において、[[アルジュナ〔オルタ〕|神たるアルジュナ]]を唆し、ユガの周期を早めさせた元凶であった。 | + | : 第2部において、「[[異星の神]]」の使徒のひとりであることが明かされ、Lostbelt No.4『[[創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ]]』において主人公らの前に再び姿を現し、下総国を空想樹の樹立に関する仮説証明に利用したと語った。そして彼こそが、インド異聞帯において、[[アルジュナ〔オルタ〕|神たるアルジュナ]]を唆し、ユガの周期を早めさせた元凶であった。 |
| : アルジュナとの決戦の最中、主人公に不意打ちを仕掛けようと試みたものの、自ら蘇生することでアルジュナの軛から解放された[[アスクレピオス]]の妨害により失敗に終わり、そのまま消滅した。だがインド異聞帯の彼は本人ではなく、彼の式神であった。 | | : アルジュナとの決戦の最中、主人公に不意打ちを仕掛けようと試みたものの、自ら蘇生することでアルジュナの軛から解放された[[アスクレピオス]]の妨害により失敗に終わり、そのまま消滅した。だがインド異聞帯の彼は本人ではなく、彼の式神であった。 |
| : その後、Lostbelt No.5『[[星間都市山脈 オリュンポス]]』において、異聞帯の神々の前では道化のように振舞いながら<ref group = "注">神々を嘲弄したことで不興を買った際には、神々の前で突如'''自らの首を断つ'''という暴挙に出た。</ref>、破神同盟に与する[[エウロペ]]の誘拐、異聞帯の真実および異星の神の真の目的に近付こうとした[[カドック・ゼムルプス|カドック]]の抹殺等で暗躍していた。 | | : その後、Lostbelt No.5『[[星間都市山脈 オリュンポス]]』において、異聞帯の神々の前では道化のように振舞いながら<ref group = "注">神々を嘲弄したことで不興を買った際には、神々の前で突如'''自らの首を断つ'''という暴挙に出た。</ref>、破神同盟に与する[[エウロペ]]の誘拐、異聞帯の真実および異星の神の真の目的に近付こうとした[[カドック・ゼムルプス|カドック]]の抹殺等で暗躍していた。 |
134行目: |
134行目: |
| ;下総の大霊 | | ;下総の大霊 |
| :亜種並行世界やインド異聞帯、大西洋異聞帯にて自身の代わりに主人公達に嗾けてきた霊。 | | :亜種並行世界やインド異聞帯、大西洋異聞帯にて自身の代わりに主人公達に嗾けてきた霊。 |
− | :サーヴァント数騎に匹敵するという規格外であり、名前は明かされていないが、霊格や土地柄を考えると、[[坂田金時]]が口にしかけた'''「名前を言うと祟られる人」'''の可能性が有力視されている。 | + | :サーヴァント数騎に匹敵するという規格外であり、名前は明かされていないが、霊格や土地柄を考えると、[[坂田金時|金時]]が口にしかけた'''「名前を言うと祟られる人」'''の可能性が有力視されている。 |
| ;[[柳生但馬守宗矩]] | | ;[[柳生但馬守宗矩]] |
| :亜種並行世界で英霊剣豪として共に戦った同士。 | | :亜種並行世界で英霊剣豪として共に戦った同士。 |
145行目: |
145行目: |
| :どんな場所でもやりたい放題を極めるため、さすがのラスプーチン(言峰綺礼)も道満は制御しきれず、彼からは半ば疎んじられている。 | | :どんな場所でもやりたい放題を極めるため、さすがのラスプーチン(言峰綺礼)も道満は制御しきれず、彼からは半ば疎んじられている。 |
| ;[[アルジュナ〔オルタ〕|神たるアルジュナ]] | | ;[[アルジュナ〔オルタ〕|神たるアルジュナ]] |
− | :インド異聞帯の絶対神。「無垢なる王」と評している<ref group="注">無論嘲りの対象でしかなく、『地獄界曼荼羅 平安京』の終盤に至っては完全に罵倒する始末であった。</ref>。 | + | :インド異聞帯の絶対神。「無垢なる王」と評している<ref group="注">無論嘲りの対象でしかなく、『地獄界曼荼羅 平安京』の終盤に至っては掌返しで罵倒する始末であった。</ref>。 |
| :彼の「完全なる世界の創造」という理想を利用し、彼を唆して異聞帯世界が滅亡へ到達する周期を速めるなど、インド異聞帯を好き放題に荒らし回った元凶こそが道満である。 | | :彼の「完全なる世界の創造」という理想を利用し、彼を唆して異聞帯世界が滅亡へ到達する周期を速めるなど、インド異聞帯を好き放題に荒らし回った元凶こそが道満である。 |
| ;[[スカンジナビア・ペペロンチーノ]] | | ;[[スカンジナビア・ペペロンチーノ]] |
184行目: |
184行目: |
| ;[[安倍晴明]] | | ;[[安倍晴明]] |
| :ライバル。 | | :ライバル。 |
− | :亜種並行世界では主人公たちに対して名乗るとき彼の名を偽った。自身の正体を隠すと同時に、憎き宿敵への嫌がらせが目的といったところか<ref group = "注">『地獄界曼荼羅 平安京』の終盤で窮地に陥った際、錯乱状態で彼を罵倒していたことからも窺える。</ref>。 | + | :亜種並行世界では主人公たちに対して名乗るとき彼の名を偽った。自身の正体を隠すと同時に、憎き宿敵への嫌がらせが目的といったところか<ref group = "注">『地獄界曼荼羅 平安京』の終盤で窮地に陥った際、錯乱状態で彼を罵倒していたことからもそれが窺える。</ref>。 |
| :……多少なりとも過去作の情報を拾っているプレイヤー達はおろか、劇中相対した面々にすら全く信用してもらえていなかったが。 | | :……多少なりとも過去作の情報を拾っているプレイヤー達はおろか、劇中相対した面々にすら全く信用してもらえていなかったが。 |
| ;法道仙人 | | ;法道仙人 |
208行目: |
208行目: |
| :倒された、と見せて自身のプライドを傷つけた怨敵武蔵に奇襲を仕掛けんとする道満。 | | :倒された、と見せて自身のプライドを傷つけた怨敵武蔵に奇襲を仕掛けんとする道満。 |
| :最後の最後まで執念深く、また狡猾な男である。 | | :最後の最後まで執念深く、また狡猾な男である。 |
− | :キャスターでありながら、武蔵をして「完全完璧に近いくらい」と表される気配遮断による攻撃であったが[[柳生但馬守宗矩|……?]] | + | :キャスターでありながら、武蔵をして「完全完璧に近いくらい」と表される気配遮断による攻撃であったが……[[セイバー・エンピレオ|?]] |
| | | |
| ;「ふふ、ふふ、ふふふふふゥフフフフフフゥゥウ! 見事な始末でありましょうや、人間の皆々様!」 | | ;「ふふ、ふふ、ふふふふふゥフフフフフフゥゥウ! 見事な始末でありましょうや、人間の皆々様!」 |
237行目: |
237行目: |
| | | |
| ;「神なぞ、幾柱も喰らってきたのだ!」<br>「神なぞ、我が掌中にて踊る哀れなる力どもに過ぎず!」<br>「晴明! 晴明! 晴明ィイイイイイイイイイイイ!!<br> 何処だ何処で拙僧を<RUBY>嗤<RB><RT>わら</RT></RUBY>っている、貴様、貴様がァアアア!」 | | ;「神なぞ、幾柱も喰らってきたのだ!」<br>「神なぞ、我が掌中にて踊る哀れなる力どもに過ぎず!」<br>「晴明! 晴明! 晴明ィイイイイイイイイイイイ!!<br> 何処だ何処で拙僧を<RUBY>嗤<RB><RT>わら</RT></RUBY>っている、貴様、貴様がァアアア!」 |
− | :同上。罵詈雑言の数々。 | + | :同上。主人公一行に計画を悉く潰された挙句にまき散らされる罵詈雑言の数々。 |
− | :[[ビースト|新たな獣]]へ至る野望すらも潰え、もはや彼に許されたのは憎しみのままに喚き散らすことだけであった。 | + | :[[ビースト|新たな獣]]として神になる野望すらも潰え、もはや彼に許されたのは憎しみのままに喚き散らすことだけであった。 |
| | | |
| ;「情報交換と云うのは如何であろうなァ!?」<br>「<RUBY>未<RB><RT>いま</RT></RUBY>だ拙僧しか知りえぬ『異星の神』の秘中の秘、<br> アルターエゴ二騎さえ<RUBY>与<RB><RT>あずか</RT></RUBY>り知らぬ様々を貴様らに、」 | | ;「情報交換と云うのは如何であろうなァ!?」<br>「<RUBY>未<RB><RT>いま</RT></RUBY>だ拙僧しか知りえぬ『異星の神』の秘中の秘、<br> アルターエゴ二騎さえ<RUBY>与<RB><RT>あずか</RT></RUBY>り知らぬ様々を貴様らに、」 |
− | :同上。窮地に追いやられ、どこまでも卑劣に自らの保身を図ろうとするが…… | + | :同上。窮地に追いやられ、どこまでも卑劣に自らの保身を図ろうとするが、当然金時が耳を貸すはずもなく…… |
| | | |
| ==== 戦闘 ==== | | ==== 戦闘 ==== |
266行目: |
266行目: |
| | | |
| ;「なるほど。あの女、本懐遂げて至ったか……」 | | ;「なるほど。あの女、本懐遂げて至ったか……」 |
− | :マイルーム会話「[[宮本武蔵]]」。(地獄界曼荼羅クリア後) | + | :マイルーム会話「[[宮本武蔵]]」(地獄界曼荼羅クリア後)。 |
| : かつて自分を倒し願いの成就を阻んだ者が、自らの願いを成就した様を静観し、まるで勝ち逃げされたと言わんばかりに呆れつつ羨んでいる。 | | : かつて自分を倒し願いの成就を阻んだ者が、自らの願いを成就した様を静観し、まるで勝ち逃げされたと言わんばかりに呆れつつ羨んでいる。 |
| | | |
277行目: |
277行目: |
| : 源氏武者どころか武士系、さらにはその時代を生きていた事があるサーヴァント達ほぼ全員を敵に回しかねない直球すぎる煽り文句という名の暴言。 | | : 源氏武者どころか武士系、さらにはその時代を生きていた事があるサーヴァント達ほぼ全員を敵に回しかねない直球すぎる煽り文句という名の暴言。 |
| | | |
− | ;「風魔小太郎殿。風魔忍軍の頭領。成程、その御仁が。拙僧に何か? 監視? はて?なぜその様な……身に覚えはありませぬが、お好きにされると良いでしょう。」 | + | ;「風魔小太郎殿。風魔忍軍の頭領。成程、その御仁が。拙僧に何か? 監視? はて?なぜその様な……身に覚えはありませぬが、お好きにされると良いでしょう」 |
| ;「加藤段蔵殿? 何か拙僧に御用でも? 斯様に睨まれては拙僧、身動きも取れませぬ……フフフフ」 | | ;「加藤段蔵殿? 何か拙僧に御用でも? 斯様に睨まれては拙僧、身動きも取れませぬ……フフフフ」 |
| : マイルーム会話「[[風魔小太郎]]」、「[[加藤段蔵]]」。 | | : マイルーム会話「[[風魔小太郎]]」、「[[加藤段蔵]]」。 |
295行目: |
295行目: |
| | | |
| ; 「フム、なに? 拙僧と遊びたい? よろしい!まずは人間と寸分違わぬ式神をこさえて差し上げる。あなた方は存分に解体を…ンンッ!何故拙僧の髪を引っ張るのです、キャスター・ナーサリー・ライム……カルデアで物騒な遊びは駄目? 今はおままごとの時間? 仕方なし。では拙僧、舅役を希望いたしましょう……」 | | ; 「フム、なに? 拙僧と遊びたい? よろしい!まずは人間と寸分違わぬ式神をこさえて差し上げる。あなた方は存分に解体を…ンンッ!何故拙僧の髪を引っ張るのです、キャスター・ナーサリー・ライム……カルデアで物騒な遊びは駄目? 今はおままごとの時間? 仕方なし。では拙僧、舅役を希望いたしましょう……」 |
− | : マイルーム会話「[[ナーサリー・ライム]]<ref group = "注">プラスして「[[ジャック・ザ・リッパー]]」、「[[ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ]]」、「[[ポール・バニヤン]]」のうち誰か一人が加わっている事が条件。</ref>」。 | + | : マイルーム会話「[[ナーサリー・ライム]]<ref group = "注">プラスして「[[ジャック・ザ・リッパー(Apocrypha)|ジャック・ザ・リッパー]]」、「[[ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ]]」、「[[ポール・バニヤン]]」のうち誰か一人が加わっている事が条件。</ref>」。 |
| :サーヴァントとはいえ子供相手に物騒な遊びを提供しようとするものではない。その後、窘められたからとはいえ、子供に混ざって2mの大男がおままごとに混ざっているのもこれはこれで中々にシュールである… | | :サーヴァントとはいえ子供相手に物騒な遊びを提供しようとするものではない。その後、窘められたからとはいえ、子供に混ざって2mの大男がおままごとに混ざっているのもこれはこれで中々にシュールである… |
| | | |
316行目: |
316行目: |
| **陰陽道で五芒星と言えば今でいう三重県の辺りの海女さんなどに伝わる魔よけの文様「ドーマンセーマン」であり、日本古来の陰陽道に由来するものではないかと言われているもの。五芒星の模様を「セーマン」、横4・縦5の直線を使った格子の模様を「ドーマン」という。陰陽道に詳しくなくても動画サイト等で「ドーマンセーマン」という言葉だけは聞いた事がある、と言う人もいるだろう。 | | **陰陽道で五芒星と言えば今でいう三重県の辺りの海女さんなどに伝わる魔よけの文様「ドーマンセーマン」であり、日本古来の陰陽道に由来するものではないかと言われているもの。五芒星の模様を「セーマン」、横4・縦5の直線を使った格子の模様を「ドーマン」という。陰陽道に詳しくなくても動画サイト等で「ドーマンセーマン」という言葉だけは聞いた事がある、と言う人もいるだろう。 |
| **ドーマンとセーマンはそれぞれ蘆屋道満、安倍晴明から取られた名前だと言われているが、セーマンに関しては安倍晴明が創作したと言われる紋章「安倍晴明判紋」と形状がほぼ一致するため、同じものだという見方もある。FGOの蘆屋道満は上述の通り星型の紋様を頻繁に使用するのだが、'''意識しまくりのライバル安倍晴明のオリジナル紋章を好んで使用している'''事になる。 | | **ドーマンとセーマンはそれぞれ蘆屋道満、安倍晴明から取られた名前だと言われているが、セーマンに関しては安倍晴明が創作したと言われる紋章「安倍晴明判紋」と形状がほぼ一致するため、同じものだという見方もある。FGOの蘆屋道満は上述の通り星型の紋様を頻繁に使用するのだが、'''意識しまくりのライバル安倍晴明のオリジナル紋章を好んで使用している'''事になる。 |
− | *'''蘆屋道満=悪者'''というイメージを定着させたのは、夢枕獏氏の小説を元にした[https://ja.wikipedia.org/wiki/陰陽師%20(映画) 映画『陰陽師』]の影響が大きい。もっともこの設定は映画だけのオリジナルで、[https://ja.wikipedia.org/wiki/陰陽師%20(小説) 原作の小説]においては場合によって敵にも味方にもなり、常に飄々として周りを引っ掻き回す愉快犯という、本作における普段の蘆屋道満に近い性格と立ち位置にいる。 | + | *'''蘆屋道満=悪者'''というイメージを定着させたのは、夢枕獏氏の小説を元にした[https://ja.wikipedia.org/wiki/陰陽師%20(映画) 映画『陰陽師』]の影響が大きい。もっともこの設定は映画だけのオリジナルで、[https://ja.wikipedia.org/wiki/陰陽師%20(小説) 原作の小説]においては場合によって敵にも味方にもなり、常に飄々として周りを引っ掻き回す愉快犯という、本作における普段の彼に近い性格と立ち位置にいる。 |
| **近年では自由解釈の傾向が強まったためか、蘆屋道満を味方として扱う作品も存在する。 | | **近年では自由解釈の傾向が強まったためか、蘆屋道満を味方として扱う作品も存在する。 |
| | | |