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90 バイト追加 、 2022年7月5日 (火) 11:41
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**『Grand Order』でも、幻霊であることを差し引いても到底カルデアの召喚に応じるとは思えない。事実、絆レベルを上昇させてもほとんど懐いてくれない。<br>実際の所は人類を許した訳ではなく、人と獣は相容れないという運命をよしとせずに力を尽くそうとした主人公を微かにでも信頼してくれたからである。それでも信頼の感情は本物であり、最終的には上述の通り笑顔を見せてくれる。<br>そしてお返しイベントではチョコをプレゼントしてくれた主人公を背に乗せて草原を疾駆する、最後に主人公に思いを馳せる場面で締めた。
 
**『Grand Order』でも、幻霊であることを差し引いても到底カルデアの召喚に応じるとは思えない。事実、絆レベルを上昇させてもほとんど懐いてくれない。<br>実際の所は人類を許した訳ではなく、人と獣は相容れないという運命をよしとせずに力を尽くそうとした主人公を微かにでも信頼してくれたからである。それでも信頼の感情は本物であり、最終的には上述の通り笑顔を見せてくれる。<br>そしてお返しイベントではチョコをプレゼントしてくれた主人公を背に乗せて草原を疾駆する、最後に主人公に思いを馳せる場面で締めた。
 
***後に公開された彼の幕間の物語では、「自分とブランカの子供が生き延びたかもしれない」という可能性のために、人類史そのものを破壊する行為に抵抗する為、という動機が語られていた。
 
***後に公開された彼の幕間の物語では、「自分とブランカの子供が生き延びたかもしれない」という可能性のために、人類史そのものを破壊する行為に抵抗する為、という動機が語られていた。
**ただし、'''原作『シートン動物記』においては、ロボは人類を憎悪しているようには書かれていない'''。どちらかと言えば、「愛するブランカが死んで生きる気力を失った」と言う'''諦念・無気力'''や、「敵から餌を受け取りはしない」と言う'''誇り高さ'''の色が強く描かれている。そもそもロボは、人畜に多くの被害を出し、捕らえに来たシートンに挑発行為をするなど、決して「身勝手な人間に狩られた一方的な被害者」ではない。復讐者としてのロボの存在は、Fate独自の'''かなりアレンジを含んだ解釈'''となっている。
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**ただし、'''原作『シートン動物記』においては、ロボは人類を憎悪しているようには書かれていない'''。どちらかと言えば、「愛するブランカが死んで生きる気力を失った」と言う'''諦念・無気力'''や、「敵から餌を受け取りはしない」と言う'''誇り高さ'''の色が強く描かれており、'''シートンに対して殺意や復讐心を向けたシーンは存在しない'''。そもそもロボは、人畜に多くの被害を出し、捕らえに来たシートンに挑発行為をするなど、決して「身勝手な人間に狩られた一方的な被害者」ではない。復讐者としてのロボの存在は、Fate独自の'''かなりアレンジを含んだ解釈'''となっている。
 
***と言う事を踏まえると、本来は復讐など考えていない狼王が、後世の人々の「きっと人間への復讐を考えているに違いない」と言う思いによって'''復讐心を後付けで付加された'''のだと考える事もできる。このタイプのアヴェンジャーは[[アントニオ・サリエリ]]を代表として他にも数多く存在しているため、決して特異な存在とはいえなくなるだろう。その上で他のアヴェンジャーより悪意・敵意が強めなのは、「動物なので元々の自我が薄い」「幻霊と言う特殊な存在」「新宿と言う特殊な環境」と言った要素で、より後付の影響を受けやすかった為、とも考えられる。
 
***と言う事を踏まえると、本来は復讐など考えていない狼王が、後世の人々の「きっと人間への復讐を考えているに違いない」と言う思いによって'''復讐心を後付けで付加された'''のだと考える事もできる。このタイプのアヴェンジャーは[[アントニオ・サリエリ]]を代表として他にも数多く存在しているため、決して特異な存在とはいえなくなるだろう。その上で他のアヴェンジャーより悪意・敵意が強めなのは、「動物なので元々の自我が薄い」「幻霊と言う特殊な存在」「新宿と言う特殊な環境」と言った要素で、より後付の影響を受けやすかった為、とも考えられる。
 
*ヘシアンの出自は上記の通りだが、この話の元となっているのは小説家ワシントン・アーヴィングが1820年に発表した短編集「スケッチ・ブック」に収録されている話で、「首なし騎士がヘシアンである」という設定はこの話の際に付加されたもの。スリーピー・ホロウの伝説自体はそれ以前から存在しており、そちらでは開拓時代に渡って来た残虐なドイツ騎士で、最後には首を刎ねられたという出自になっている。
 
*ヘシアンの出自は上記の通りだが、この話の元となっているのは小説家ワシントン・アーヴィングが1820年に発表した短編集「スケッチ・ブック」に収録されている話で、「首なし騎士がヘシアンである」という設定はこの話の際に付加されたもの。スリーピー・ホロウの伝説自体はそれ以前から存在しており、そちらでは開拓時代に渡って来た残虐なドイツ騎士で、最後には首を刎ねられたという出自になっている。
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