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:「キャスター」でありながら[[魔術|魔術師]]ではなく、工房や礼装を作成することは勿論、使い魔を使役して情報収集することなど一切出来ない。戦闘能力もまるで無く、一見すると最低最弱のサーヴァントでしかない。<br />しかし固有[[スキル (サーヴァント)|スキル]]『エンチャント』で他者や他者の持つ大切な物品に強力な機能を付与することが可能で、これによってマスターを一級の英霊と互角に撃ち合えるほどに超強化する。また『自己保存』によってマスターが無事な限りは殆どの危機から逃れることができる。<br />つまり、本人は全然戦わない。彼自身は観客として戦闘を見物したり、心境をいちいち聞いたりしてマスターを苛立たせる。そのくせハイリスク・ハイリターンな戦術ばかりを好む。 \n//=== [[宝具]] ===
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:「キャスター」でありながら[[魔術|魔術師]]ではなく、工房や礼装を作成することは勿論、使い魔を使役して情報収集することなど一切出来ない。戦闘能力もまるで無く、一見すると最低最弱のサーヴァントでしかない。<br />しかし固有[[スキル (サーヴァント)|スキル]]『エンチャント』で他者や他者の持つ大切な物品に強力な機能を付与することが可能で、これによってマスターを一級の英霊と互角に撃ち合えるほどに超強化する。また『自己保存』によってマスターが無事な限りは殆どの危機から逃れることができる。<br />つまり、本人は全然戦わない。彼自身は観客として戦闘を見物したり、心境をいちいち聞いたりしてマスターを苛立たせる。そのくせハイリスク・ハイリターンな戦術ばかりを好む。  
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=== [[宝具]] ===
 
<!-- :『国王一座』(ザ・グローブ): ジェームズ一世が提唱したシェイクスピアの劇団。 出現した役者が自在に姿を変え、対象を謀る。 相手のよく知る人物を演じることもできるが、魔術の心得がある者は抵抗を試みる機会がある。  -->
 
<!-- :『国王一座』(ザ・グローブ): ジェームズ一世が提唱したシェイクスピアの劇団。 出現した役者が自在に姿を変え、対象を謀る。 相手のよく知る人物を演じることもできるが、魔術の心得がある者は抵抗を試みる機会がある。  -->
 
<!-- :『開演の刻は来たれり、此処に万雷の喝采を』(ファースト・フォリオ): 結果を改ざんする本。 目の前で起きた事象を、一定回数までやり直せる。 何度戦っても敵わない相手には無力だが、倒せる可能性がある相手には有効。 「NON SANZ DROICT(無権に非ず)」の詠唱がいる。 -->
 
<!-- :『開演の刻は来たれり、此処に万雷の喝采を』(ファースト・フォリオ): 結果を改ざんする本。 目の前で起きた事象を、一定回数までやり直せる。 何度戦っても敵わない相手には無力だが、倒せる可能性がある相手には有効。 「NON SANZ DROICT(無権に非ず)」の詠唱がいる。 -->
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;彼の描いた「魔女ジャンヌ・ダルク」
 
;彼の描いた「魔女ジャンヌ・ダルク」
 
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*彼は初期に作った史劇『ヘンリー六世 第1部』で、[[ルーラー|ジャンヌ・ダルク]]を魔女・売女として描いている。<br />この作品の彼女は自分が神に選ばれた神聖な存在であると喚き、高貴な生まれであり羊飼いの娘ではないと主張し、処刑される寸前までイングランドへの呪詛を叫び続け、妊娠していながら聖処女を自称するなど徹底的に異端者の淫婦として描かれている。<br />シェイクスピアに限らず、15世紀以降の入手可能な英語の文献ではジャンヌ・ダルクは同様に描写されている。このような扱いをされたのはジャンヌがイングランドの敵だったからである。<br />当時アルマダの海戦で[[ライダー (EXTRA)|フランシス・ドレイク]]がスペイン無敵艦隊を破り、イングランドの愛国心は頂点に達していた。この愛国心が観客の史劇への関心を高めることになり、史劇の内容もその時勢に合うものが選ばれていた。<br />そういった時代背景が存在するが、彼の描いた「魔女」ジャンヌ・ダルクは特に有名で、その描写からは悪意すら感じられる。何の因果か、聖杯大戦にはルーラーとしてジャンヌが召喚されており、死後、徹底的に侮辱し売女扱いした彼女にどう関わってくるのだろうか。\n//== 商品情報 ==
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*彼は初期に作った史劇『ヘンリー六世 第1部』で、[[ルーラー|ジャンヌ・ダルク]]を魔女・売女として描いている。<br />この作品の彼女は自分が神に選ばれた神聖な存在であると喚き、高貴な生まれであり羊飼いの娘ではないと主張し、処刑される寸前までイングランドへの呪詛を叫び続け、妊娠していながら聖処女を自称するなど徹底的に異端者の淫婦として描かれている。<br />シェイクスピアに限らず、15世紀以降の入手可能な英語の文献ではジャンヌ・ダルクは同様に描写されている。このような扱いをされたのはジャンヌがイングランドの敵だったからである。<br />当時アルマダの海戦で[[ライダー (EXTRA)|フランシス・ドレイク]]がスペイン無敵艦隊を破り、イングランドの愛国心は頂点に達していた。この愛国心が観客の史劇への関心を高めることになり、史劇の内容もその時勢に合うものが選ばれていた。<br />そういった時代背景が存在するが、彼の描いた「魔女」ジャンヌ・ダルクは特に有名で、その描写からは悪意すら感じられる。何の因果か、聖杯大戦にはルーラーとしてジャンヌが召喚されており、死後、徹底的に侮辱し売女扱いした彼女にどう関わってくるのだろうか。
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== 商品情報 ==
 
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