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| == 概要 == | | == 概要 == |
− | クロックタワー。[[魔術協会]]における三大部門の一角。ロンドンに拠点を置き、時代に適応し、人類史と共に魔術を積み上げる事を是とした魔術師たち。西暦以後の魔術師たちにとって中心とも言える巨大学院。世界に於ける神秘を解き明かす巨大学府。<br> | + | クロックタワー。[[魔術協会]]における三大部門の一角。ロンドンに拠点を置き、時代に適応し、人類史と共に魔術を積み上げる事を是とした[[魔術師]]たち。西暦以後の魔術師たちにとって中心とも言える巨大学院。世界に於ける神秘を解き明かす巨大学府。<br> |
| 三大部門の中では最も新しく、設立は西暦元年。現在は魔術協会総本部とされ、魔術世界における最大勢力。21世紀において魔術協会と言えばロンドンの時計塔を示す。しかし、時計塔が本部となって以後、他の二つとの交流は途絶えているらしい。 | | 三大部門の中では最も新しく、設立は西暦元年。現在は魔術協会総本部とされ、魔術世界における最大勢力。21世紀において魔術協会と言えばロンドンの時計塔を示す。しかし、時計塔が本部となって以後、他の二つとの交流は途絶えているらしい。 |
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− | 時計塔は心臓部分であるロンドンと、ロンドンを囲む様に作られた複数の都市で構成されている。時計塔発祥の地はロンドン本部で、発祥から数百年後に規模が大きくなったため施設を増やした。それがロンドンを中心にしてロンドン郊外に点在する各学術都市。「ロンドン郊外に位置する中世と近代の入り混じった街、四十を超える学生寮(カレッジ)と百を超える学術棟と、そこに住む人々を潤す商業で成り立つ」という巨大な学園都市。
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− | リージェントパークからウェストミンスターにかけて、大英博物館の地下を本拠地としており、入り口は大英博物館にある。工房はほとんどは地下にあり、後述するように下へ行けばいくほど狂気度が増すダンジョンと化しているとか。重要な書類庫の類は相当に頑丈な封印など魔術で守られている。書庫の扉からは魔力を感じ取れる。蔵書には特殊で厳重な魔術が仕掛けられていて、本を持ったまま扉をくぐれず書庫の外には持ち出せない。<br>
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− | 博物館の最深部には封印指定をされた者を閉じ込める『橋の底』と呼ばれる特別区画があり、封印指定された魔術師たちが幽閉されている。
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| ==歴史== | | ==歴史== |
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| :そして十一世紀頃に天才児バルトメロイが登場し、貴族階級の魔術師、ロードの下地が作られ、十三世紀頃には、君主制度が完成し、君主の席を持つ十二家が定められる。また、この頃になると魔術協会と言えば、ロンドンにある始まりにして最高の学府・時計塔を指している。 | | :そして十一世紀頃に天才児バルトメロイが登場し、貴族階級の魔術師、ロードの下地が作られ、十三世紀頃には、君主制度が完成し、君主の席を持つ十二家が定められる。また、この頃になると魔術協会と言えば、ロンドンにある始まりにして最高の学府・時計塔を指している。 |
| ===[[現代魔術科]]の新設=== | | ===[[現代魔術科]]の新設=== |
− | :十二番目の「現代魔術論」科は十七世紀頃に在り方が問題視され学科扱いでなくなった法政科に代わり、カリオストロ伯爵の活動やそれに関連した一般社会でのオカルトブームの影響もあり十八世紀の産業革命時に設立されたため最も歴史が新しく、ここ百年ほどで興った魔術を研究し、広く浅く、より一般的な“使いやすい”魔術とすることを目的としている、家門の後ろ盾やロードたちの承認も要らずに自由に魔術を語り合い、評価し合い、時にはインターネットなどIT機器を介して情報を交換する、現代に適応した新世代(ニューエイジ)の魔術師たちのフィールドである。 | + | :十二番目の「現代魔術論」科は十七世紀頃に在り方が問題視され学科扱いでなくなった[[法政科]]に代わり、十八世紀の産業革命時に設立された。詳細は[[現代魔術科]]の個別ページ参照。 |
− | :ノーリッジの強力な後押しによって設立されたため、二つ名としてノーリッジを冠する。
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− | :十二家から軽んじられていたため、もともとロードは存在していなかったが、ちょうど学部長であった[[ドクター・ハートレス]]が失踪したところに当主の急死によって順位が十二家中十二位まで下降したエルメロイ家が収まった。
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− | :かつては歴史を持つ家柄と潤沢な財力がなければ魔術師の門をくぐることすら叶わなかったが、この学部が創設されてからは野にくすぶっていた多くの新興魔術師が時計塔に流入することになり、衰退の途にあった魔術師社会にも往年の賑わいが戻って来た。とはいえ、古い血筋を誇りとする名門魔術師たちにとっては“遡ってもたかだか一世紀程度”の新世代は所詮下層の存在であり、当然そこには相当な軋轢が存在する。
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| ===派閥形成=== | | ===派閥形成=== |
| :時計塔に所属する魔術師一族は貴族主義、民主主義、中立主義の三つに分かれて争っている。 | | :時計塔に所属する魔術師一族は貴族主義、民主主義、中立主義の三つに分かれて争っている。 |
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| :二十一世紀現在、時計塔の組織内部は貴族主義派を始めとした権威主義の温床で完全に腐敗しており、[[バゼット・フラガ・マクレミッツ|フラガ]]のような新興の名門が座る(幹部の)椅子は何世紀も前から存在すらしない。教育機関においてもそれは同様で、講師・生徒ともに血統の強さを重視する傾向が非常に強い。血統を重視しない派閥も存在するが、派閥間の激しい権力闘争を招くだけの結果となっており、組織の正常化にはほど遠いのが実情。 | | :二十一世紀現在、時計塔の組織内部は貴族主義派を始めとした権威主義の温床で完全に腐敗しており、[[バゼット・フラガ・マクレミッツ|フラガ]]のような新興の名門が座る(幹部の)椅子は何世紀も前から存在すらしない。教育機関においてもそれは同様で、講師・生徒ともに血統の強さを重視する傾向が非常に強い。血統を重視しない派閥も存在するが、派閥間の激しい権力闘争を招くだけの結果となっており、組織の正常化にはほど遠いのが実情。 |
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− | == 霊墓アルビオン == | + | ==立地・施設== |
− | 時計塔地下に広がる巨大な迷宮。地上からは居なくなった[[幻想種]]が闊歩しており、霊石や竜種の牙など魔力を帯びた素材が産出する、まさに地下迷宮ともいえる場所。<br/>
| + | ===学園都市=== |
− | 時計塔がロンドンを本拠地にしている理由そのものであり、これに由来する産出物や研究成果が時計塔が他の魔術協会より優位に立っている最大の理由である。<br/>
| + | 時計塔は心臓部分であるロンドンと、ロンドンを囲む様に作られた複数の都市で構成されている。時計塔発祥の地はロンドン本部で、発祥から数百年後に規模が大きくなったため施設を増やした。それがロンドンを中心にしてロンドン郊外に点在する各学術都市。([[全体基礎科]]以外の11学科が独立した学園都市として、ロンドン近郊にちりばめられている。)「ロンドン郊外に位置する中世と近代の入り混じった街、四十を超える学生寮(カレッジ)と百を超える学術棟と、そこに住む人々を潤す商業で成り立つ」という巨大な学園都市。 |
− | ここの管理は後述する学部からは独立した「秘骸解剖局」が行っており、迷宮への侵入には許可が必要である。多くの成り上がりを夢見る魔術師が迷宮入りを望むが、ほとんどが死に絶えるため攻略どころか生還しただけで名誉になるほどである。<br/>
| + | ;ロクスロート |
− | この迷宮がいつ、どのように誕生したのか、内部構造の全容は時計塔でさえ把握していないが、伝説によると世界の裏側に行きそびれた2kmにも及ぶ巨大な[[竜種]]の遺骸<ref group="注">迷宮の巨大さおよび「アルビオン」という名前の由来を考えると、伝説にある「ブリテンの白い竜」そのものの可能性もある。</ref>であるとされており、上記の管理組織名もそれに由来している。
| + | :考古学科の系列学園街。 |
| + | ;スラー |
| + | :現代魔術科の系列学園街 |
| + | ===本拠地=== |
| + | リージェントパークからウェストミンスターにかけて、大英博物館の地下を本拠地としており、入り口は大英博物館にある。工房はほとんどは地下にあり、後述するように下へ行けばいくほど狂気度が増すダンジョンと化しているとか。重要な書類庫の類は相当に頑丈な封印など魔術で守られている。書庫の扉からは魔力を感じ取れる。蔵書には特殊で厳重な魔術が仕掛けられていて、本を持ったまま扉をくぐれず書庫の外には持ち出せない。<br> |
| + | 第一科([[全体基礎科]])および五つの大教室と七十の小教室を擁するメイン校舎となっている。 |
| + | ===橋の底=== |
| + | 博物館の最深部には封印指定をされた者を閉じ込める『橋の底』と呼ばれる特別区画があり、封印指定された魔術師たちが幽閉されている。 |
| + | ===[[霊墓アルビオン]]=== |
| + | 時計塔の地下に広がる広大な迷宮。詳細は個別ページを参照。 |
| + | ===支部=== |
| + | 時計塔がヨーロッパ各地とそれ以外の地域にも持つ施設。本部であるロンドンは学部ごとに衛星都市を持つが、魔術師人口の少ない地域では、勢力の強い学部のみが持つ。 |
| + | ;シンガポール支部 |
| + | :世界中にある時計塔の支部の一つ。地下鉄の駅に隠された入り口がある。地下には特許の使用を確認するために霊脈と接続した限定型魔術礼装・観測球ルクスカルタが設置されている。 |
| + | ;モナコ支部 |
| + | :人口が極端に少ない国であるため、学院というよりも、魔術師の交流の場としての役割が大きい。 |
| + | ;秋葉原支部 |
| + | :ドラマCD『アーネンエルベの一日』では存在が言及されているが、[[ロード・エルメロイⅡ世の冒険]]では秋葉原に支部は存在していない。 |
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− | ===内部構造=== | + | ===[[人理継続保障機関フィニス・カルデア]]=== |
− | ;採掘都市マギスフェア<ref group= "注">三田氏の手書き原稿が図の作成時に誤読され、単行本内では「アギスフェス」と記述されているが、『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿material』にて訂正された「マギスフェア」が正しい。</ref>
| + | ロードの一角である[[アニムスフィア家]]が運営する組織。所在地は南極。詳細は個別ページを参照。 |
− | :0km~10kmの比較的浅い区域。霊墓の採掘者たちが戻るのが面倒だからと築いた都市。一部にはWifiも通っている。
| + | ===[[海洋油田基地セラフィックス]]=== |
− | | + | アニムスフィア家所有の海洋油田基地。所在地は北海。詳細は個別ページを参照。 |
− | ;静脈回廊オドベナ
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− | :10km~40kmの中層域。もともと土地自体にあったのか竜から剥がれ落ちたのかは不明だが魔術回路が張り巡らされており、破壊できないのでそこを避けて掘り進めた結果迷宮のようになってしまった区域。
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− | ;古き心臓
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− | :40km~60kmの深層域。もともと竜の心臓があった場所で、巨大な空洞になっている。
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− | :心臓を収めていた竜の骨はそれ自体が強力な結界になっており、内部で何をしても外に漏れることはない。結果この区域は祭祀場として利用されることになり、時計塔全体における重要な決定を行う「冠位決議」もここで行われている。
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− | ;名称不明
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− | :60km~80kmの超深層域。このあたりが人間が潜れる限界点である。
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− | :最奥部には下記の「天文台カリオン」が存在しており、便宜上ここまでを「古き心臓」と呼ぶこともある。
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− | ;妖精域
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− | :80kmより下の領域。もはや人間が立ち入れる世界ではなく、時計塔でもここから先は前人未到である。
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| == 組織構成== | | == 組織構成== |
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| ===学部=== | | ===学部=== |
| :時計塔には十二の学部が存在する。十二の君主(ロード)が管理する十二の深淵。時計塔内は必修である「全体基礎」──魔術全体の共通常識、類感魔術と感染魔術、地脈、マナ学など──を第一とした十二の学部に分けられ、以下「個体基礎」「降霊」「鉱石」「動物」「伝承」「植物」「天体」「創造」「呪詛」「考古学」「現代魔術論」の十二の研究方針。十二の学部それぞれが独自の権力、独自の自治区画を持ち、十二人の君主(ロード)に管理されている。 | | :時計塔には十二の学部が存在する。十二の君主(ロード)が管理する十二の深淵。時計塔内は必修である「全体基礎」──魔術全体の共通常識、類感魔術と感染魔術、地脈、マナ学など──を第一とした十二の学部に分けられ、以下「個体基礎」「降霊」「鉱石」「動物」「伝承」「植物」「天体」「創造」「呪詛」「考古学」「現代魔術論」の十二の研究方針。十二の学部それぞれが独自の権力、独自の自治区画を持ち、十二人の君主(ロード)に管理されている。 |
− | :十三個目の項目として、政治家を志すための「法政」があるが、これは神秘と直接の関係を持たない科であり神秘を探求する学問ではなく、時計塔の魔術と権力をもっていかにして現実社会へ介入するか、あるいは時計塔内部の均衡を調整する、時計塔の安定と発展のためにのみ存在する本来は異端の派閥であったため、十二の学部にはカウントされない。 | + | :十三個目の項目として、政治家を志すための「法政」があるが、十二の学部にはカウントされない。詳細は[[法政科]]の個別ページを参照。 |
− | :ただし法政科の学部長であるバルトメロイはロードに数えられている。学部数が十三であるにも関わらずロードの人数が十二人であるのは、メルアステア家が二つの学部のロードを勤めているため。 | + | :学部数が十三であるにも関わらずロードの人数が十二人であるのは、メルアステア家が二つの学部のロードを勤めているため。 |
− | :たいていの魔術師は全体基礎を五年ほど学び、その後に各自の家が受け継いできた魔術特性に沿う学部へと進み、その補佐、発展のためのサブとして他の学部にも籍を置くのが常道である。ただし、同じ学部の中でも更に課程により細分化されるため、自分と全く同じ構成の課程を履修する魔術師と出会う確率は稀であるらしい。
| + | ===学部間の関係=== |
| :学部に属するカレッジごとの結束は固く、余所者が自分たちのテリトリーに入ろうものなら個人間の諍いからカレッジ間の抗争へと発展することもしばしば。尤も学部ごとの特色というものもあり、選民思想の権化じみたバルトメロイが君臨するカレッジならば私設憲兵が外部からの侵入者を取り締まるほどに排他的であったり、考古学部のような権力闘争とは縁遠いカレッジでは純粋に学問のみを追求する落ち着いた雰囲気であったりと、程度の差はある。 | | :学部に属するカレッジごとの結束は固く、余所者が自分たちのテリトリーに入ろうものなら個人間の諍いからカレッジ間の抗争へと発展することもしばしば。尤も学部ごとの特色というものもあり、選民思想の権化じみたバルトメロイが君臨するカレッジならば私設憲兵が外部からの侵入者を取り締まるほどに排他的であったり、考古学部のような権力闘争とは縁遠いカレッジでは純粋に学問のみを追求する落ち着いた雰囲気であったりと、程度の差はある。 |
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− | :十三番目の法政科は十二科のいずれにも属さずその外側から魔術協会を監視する、神秘を追い求める魔術師たちと異なり神秘を管理統制する側の組織。「魔術師を統べる魔術師」。多くのロードの家系は自らの子供を法政科に送り込み、法政科もその子供たちに惜しみなく帝王学を授ける。そのため、相手が法政科に所属する魔術師であるならたとえ十二家や三大貴族に連なる者でなくとも誰もが緊張を余儀なくされる。「神秘を隠匿すべし」という時計塔の第一原則を重視することから「第一原則執行局」の別名を持つ。このため他の学科と違い、創始者の名前で呼ばれることもない。
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− | :長い時間をかけて「魔術世界を守るもの」「魔術師達を取り締まるもの」「人間社会に貢献するもの」に別れていった。
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− | :この法政科を修了したものは、やがて時計塔を管理するエリートになるか、魔術師同士の争いに介入する実行部隊になるか、あるいは時計塔から紹介された各国の要職に就くことになる。時計塔の内側だけではなく、魔術師にまつわる国際政治にまで睨みをきかせるがゆえ、法政科は恐れられているのだ。
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| ===派閥=== | | ===派閥=== |
| :このように各学部には方針や主義の違いがあり、時計塔の派閥はおおまかに三つに分かれている。 | | :このように各学部には方針や主義の違いがあり、時計塔の派閥はおおまかに三つに分かれている。 |
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| :二つ目は血統で劣っても才能ある若者を取り入れるべきという『民主主義派』。筆頭は三大貴族のトランベリオ。同じく三大貴族のバリュエレータ、他にエーデルフェルトなどもこの派閥。 | | :二つ目は血統で劣っても才能ある若者を取り入れるべきという『民主主義派』。筆頭は三大貴族のトランベリオ。同じく三大貴族のバリュエレータ、他にエーデルフェルトなどもこの派閥。 |
| :最後の三つ目は、派閥争い自体に興味を持たず研究を優先する『中立派』。派閥としての纏まりは弱いが一応の筆頭はメルアステアで、他にブリシサン(伝承科)、ジグマリエ(呪詛科)など。 | | :最後の三つ目は、派閥争い自体に興味を持たず研究を優先する『中立派』。派閥としての纏まりは弱いが一応の筆頭はメルアステアで、他にブリシサン(伝承科)、ジグマリエ(呪詛科)など。 |
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| ===君主+学科一覧=== | | ===君主+学科一覧=== |
| :君主の十二家+一の学科については以下の通り。 | | :君主の十二家+一の学科については以下の通り。 |
| :それぞれの学科の呼び名は、学科を作り上げた創始者の名前を取ったのがほとんどだが、動物科に関しては始祖が不明であり、キメラと呼ばれている。 | | :それぞれの学科の呼び名は、学科を作り上げた創始者の名前を取ったのがほとんどだが、動物科に関しては始祖が不明であり、キメラと呼ばれている。 |
− | :また、第四次聖杯戦争に伴うエルメロイの没落から、メルアステアは現在ふたつの学科を取り仕切っている。 | + | :また、第四次聖杯戦争に伴う[[エルメロイ家|エルメロイ]]の没落から、メルアステアは現在ふたつの学科を取り仕切っている。 |
| :[[降霊科]]の下位組織である召喚科なども存在し、学部長の座も存在してはいるが、ロードには該当しない。 | | :[[降霊科]]の下位組織である召喚科なども存在し、学部長の座も存在してはいるが、ロードには該当しない。 |
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| |二 || [[個体基礎科]]|| ソロネア || || 中立派 || | | |二 || [[個体基礎科]]|| ソロネア || || 中立派 || |
| |- | | |- |
− | |三 || [[降霊科]] || ユリフィス || [[ルフレウス・ヌァザレ・ユリフィス]]<br>[[ロッコ・ベルフェバン]](代理) || 貴族主義派 ||降霊科の学部長は代々分家であるソフィアリから選ばれ、正式に君主の位に就いたのち本家・ユリフィスの養子に入ることとなっている | + | |三 || [[降霊科]] ||[[ユリフィス家|ユリフィス]] || [[ルフレウス・ヌァザレ・ユリフィス]]<br>[[ロッコ・ベルフェバン]](代理) || 貴族主義派 ||降霊科の学部長は代々分家であるソフィアリから選ばれ、正式に君主の位に就いたのち本家・ユリフィスの養子に入ることとなっている |
| |- | | |- |
− | |四 ||[[鉱石科]]|| キシュア || [[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]]<br>→メルアステア || 貴族主義派<br>→中立派 || | + | |四 ||[[鉱石科]]|| キシュア || [[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]]<br>→メルアステア || 貴族主義派<br>→中立派 || ケイネスの死後、メルアステア派が就任。 |
| |- | | |- |
| |五 ||[[動物科]]|| キメラ || ガイウスリンク || 貴族主義派 ||バルトメロイの傀儡である家系 | | |五 ||[[動物科]]|| キメラ || ガイウスリンク || 貴族主義派 ||バルトメロイの傀儡である家系 |
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| |七 ||[[植物科]]|| ユミナ || アーシェロット|| 貴族主義派|| | | |七 ||[[植物科]]|| ユミナ || アーシェロット|| 貴族主義派|| |
| |- | | |- |
− | |八 ||[[天体科]]|| アニムスフィア || [[マリスビリー・アニムスフィア]] || 貴族主義派 ||『Fate/Grand Order』では[[オルガマリー・アニムスフィア|オルガマリー]]が当主 | + | |八 ||[[天体科]]|| [[アニムスフィア家|アニムスフィア]] || [[マリスビリー・アニムスフィア]] || 貴族主義派 ||『Fate/Grand Order』では[[オルガマリー・アニムスフィア|オルガマリー]]が当主 |
| |- | | |- |
| |九 ||[[創造科]]|| バリュエ || [[イノライ・バリュエレータ・アトロホルム]] || 民主主義派 || 三大貴族。 | | |九 ||[[創造科]]|| バリュエ || [[イノライ・バリュエレータ・アトロホルム]] || 民主主義派 || 三大貴族。 |
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| |十 ||[[呪詛科]]|| ジグマリエ || || 中立派 || | | |十 ||[[呪詛科]]|| ジグマリエ || || 中立派 || |
| |- | | |- |
− | |十一 ||[[考古学科]]|| アステア || [[カルマグリフ・メルアステア・ドリューク]] || 中立派 ||中立主義筆頭。 | + | |十一 ||[[考古学科]]|| アステア || [[カルマグリフ・メルアステア・ドリューク]] || 中立派 ||中立主義筆頭。<br>鉱石科と兼任。 |
| |- | | |- |
− | |十二 || [[現代魔術科]]|| ノーリッジ || [[ロード・エルメロイⅡ世]] || 貴族主義派 ||エルメロイⅡ世の先代学部長は[[ドクター・ハートレス]] | + | |十二 || [[現代魔術科]]||[[ノーリッジ家|ノーリッジ]]|| [[ロード・エルメロイⅡ世]] || 貴族主義派 ||エルメロイⅡ世の先代学部長は[[ドクター・ハートレス]] |
| |- | | |- |
| |十三 ||[[法政科]]|| || [[バルトメロイ・ローレライ]] || 貴族主義派 || 三大貴族。<br>貴族主義筆頭。 | | |十三 ||[[法政科]]|| || [[バルトメロイ・ローレライ]] || 貴族主義派 || 三大貴族。<br>貴族主義筆頭。 |
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| ===学科に所属していない下部組織=== | | ===学科に所属していない下部組織=== |
− | ;[[天文台カリオン]] | + | ;秘儀裁示局[[天文台カリオン]] |
| + | :時計塔で封印指定を発令する時計塔最古の教室。 |
| ;[[秘骸解剖局]] | | ;[[秘骸解剖局]] |
| + | :霊墓アルビオンを探索するための組織。 |
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− | ==階位== | + | ==制度一覧== |
− | 時計塔における魔術師には階位があり、上から『冠位(グランド)』(『王冠(グランド)』と書かれることもある)、『色位(ブランド)』、『典位(プライド)』、『祭位(フェス)』、『開位(コーズ)』、『長子(カウント)』、『末子(フレーム)』となっている。真の最高位は『冠位』だが、ほとんど幻の称号となっており、実質的な最高位は『色位』とされる。大半の君主(ロード)ですらそこ止まり。<br>
| + | ===[[階位]]=== |
− | 最高位の術者には色の名を冠した称号が与えられており、最高位が三原色の『赤』、『青』、『黄』。そこから合成色の『橙』、『紫』、『緑』、『黒』と続き、後者ほどランクは下となる。なお、勘違いされがちだがこの色の称号と『色位(ブランド)』は別物である<br>
| + | 時計塔に所属する[[魔術師]]は魔術の実力に応じて階位が与えられる。詳細は個別ページを参照。 |
− | また、第四階位の『祭位』は特殊で、通常の魔術師の能力とは別に評価せざるを得ない特殊な技能・実績に対して与えられる名誉階級である。本来なら『色位』を超えるような魔術師から純粋な能力では『開位』以下の魔術師まで実力はピンキリ。伝承保菌者であるバゼットや講師として卓越しているエルメロイⅡ世もこの階位を与えられている。<br>
| + | ===[[封印指定]]=== |
− | 第五階位の『開位』は上位でこそないが、自分の魔道を確立したものの階位とされる。また、500年程度の平民出身ではよほど頑張っても『開位』が限界とされる。『Grand Order』では、人理修復を成し遂げた(=第一部をクリアした)主人公にこの階位が授けられる。
| + | 希少能力を持つ魔術師に与えられるもの。時計塔最古の教室、秘儀裁示局・[[天文台カリオン]]によって発令される。希少な能力が永久に失われることを防ぐべく、対象の魔術師を保護という名目で幽閉する。言い換えれば封印する。詳細は個別ページを参照。 |
− | | + | ===教育制度=== |
− | {| class="wikitable" style="text-align:center"
| + | たいていの魔術師は全体基礎を五年ほど学び、その後に各自の家が受け継いできた魔術特性に沿う学部へと進み、その補佐、発展のためのサブとして他の学部にも籍を置くのが常道である。ただし、同じ学部の中でも更に課程により細分化されるため、自分と全く同じ構成の課程を履修する魔術師と出会う確率は稀であるらしい。また、[[エルメロイ教室]]の場合は原則4年で卒業であり、学科や教室によって違いがある。<br> |
− | |-
| + | 講師として確認されている限りでは、主任講師、一級~三級講師など種類がある模様。 |
− | !階位!!該当者!!備考
| + | ===従者・弟子=== |
− | |-
| + | 名門魔術師の嫡子が時計塔に通う場合、従者や弟子を側におき、共に時計塔で学ぶことが出来る。ただし三年の期限付きで、期限を過ぎたものは時計塔から去らなければならないが、審査に合格すれば、正式に入学することも出来る。 |
− | | rowspan="2" |冠位||[[蒼崎橙子]]||『[[空の境界]]』においては「赤」、『[[Fate/strange Fake]]』においては「橙」の称号を持つ。
| + | ===特許制度=== |
− | |-
| + | 時計塔所属の魔術師は魔術式を特許として登録できる。登録された魔術式が使用された場合、登録者と時計塔はそれぞれ対価となる金額を徴収できるようになっている。時計塔のメイン収入源の一つ。 |
− | |[[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア]]|| 『[[Fate/Apocrypha]]』においてのみ該当。
| + | *徴収方法 |
− | |-
| + | 時計塔の地下にある天文台([[天文台カリオン]]であるのかは明言されていない)にある霊脈と接続された魔術礼装によって、登録された魔術式の発動を確認している。この礼装の劣化版を世界各地の時計塔支部に設置することで世界の土地の7~8割ほどでは魔術利権を正当に取り締まれるようになっている。 |
− | | rowspan="5" |色位 ||[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]]||
| + | ===冠位決議=== |
− | |-
| + | 重要な議題に対して、[[霊墓アルビオン]]で開かれる会議。参加者はロードかその代理に限られるが、参加率は高くない。 |
− | |[[ルフレウス・ヌァザレ・ユリフィス]]||
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− | |-
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− | |[[ヴェルナー・シザームンド]]||
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− | |-
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− | |[[イノライ・バリュエレータ・アトロホルム]]||
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− | |-
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− | |[[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア|ダーニック・プレストーン]]||本来の階位。
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− | |-
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− | | rowspan="7" |典位||[[スヴィン・グラシュエート]]||
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− | |-
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− | |[[ナイジェル・セイワード]]||
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− | |-
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− | |[[ローランド・ベルジンスキー]]||
| |
− | |-
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− | |[[オルグ・ラム]]||
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− | |-
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− | |[[ラディア・ペンテル]]||
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− | |-
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− | |[[ナジカ・ペンテル]]||
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− | |-
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− | |[[フェズグラム・ヴォル・センベルン]]||
| |
− | |-
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− | | rowspan="3" |祭位||[[バゼット・フラガ・マクレミッツ]]||伝承保菌者としての評価によるもの。魔術の腕前はA+。
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− | |-
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− | |[[ロード・エルメロイⅡ世]]||指導者としての評価によるもの。魔術の腕前だけでは「開位」の下位レベル。
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− | |-
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− | |[[フラウロス]]||
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− | |-
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− | | 開位||[[主人公 (Grand Order)]]||『[[Fate/Grand Order]]』においてのみ該当。
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− | |}
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| ==所属魔術師== | | ==所属魔術師== |
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| ;[[蒼崎橙子]] | | ;[[蒼崎橙子]] |
| :渡英した後、時計塔に所属。幻の『冠位』取得者。[[封印指定]]を受け逃亡。 | | :渡英した後、時計塔に所属。幻の『冠位』取得者。[[封印指定]]を受け逃亡。 |
− | :[[Fate/stay night]]系列の世界においては後に封印指定を解除されるが、時計塔には戻らずフリーの魔術師として活動している。 | + | :『[[Fate/stay night]]』系列の世界においては後に封印指定を解除されるが、時計塔には戻らずフリーの魔術師として活動している。 |
| ;[[コルネリウス・アルバ]] | | ;[[コルネリウス・アルバ]] |
| :蒼崎橙子と同期にて学ぶ。 | | :蒼崎橙子と同期にて学ぶ。 |
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| ;[[キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ]] | | ;[[キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ]] |
| :魔法使い。元・魔導元帥。いまでもたまにふらっと顔を出す。 | | :魔法使い。元・魔導元帥。いまでもたまにふらっと顔を出す。 |
| + | :[[ソロモン]]の弟子の一人であり、その名と魔術から鉱石科の創設者と思われる。 |
| ;[[蒼崎青子]] | | ;[[蒼崎青子]] |
| :魔法使い。基本的に学院に縛られる存在ではないが、協会側から見れば目を離すことが許されない厄介者。 | | :魔法使い。基本的に学院に縛られる存在ではないが、協会側から見れば目を離すことが許されない厄介者。 |
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| ;[[芥ヒナコ]] | | ;[[芥ヒナコ]] |
| :カルデアに所属する植物科出身の魔術師。ただし経歴に偽装された部分が多く、実際に植物科に在籍していたのかは不明。 | | :カルデアに所属する植物科出身の魔術師。ただし経歴に偽装された部分が多く、実際に植物科に在籍していたのかは不明。 |
| + | ;[[ベリル・ガット]] |
| + | :カルデアに所属する植物科出身の魔術師。 |
| ;[[デイビット・ゼム・ヴォイド]] | | ;[[デイビット・ゼム・ヴォイド]] |
| :カルデアに所属する伝承科を追放された魔術師。 | | :カルデアに所属する伝承科を追放された魔術師。 |
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| ;ライデンフロース家 | | ;ライデンフロース家 |
| :降霊科のホムンクルス作りの系統。 | | :降霊科のホムンクルス作りの系統。 |
| + | ;[[ドロテア・コイエット]] |
| + | :『[[Fate/Samurai Remnant]]』世界における慶安四年(1652年)時点で所属している魔術師。 |
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| ==関連組織== | | ==関連組織== |
| ;[[アトラス院]]、[[彷徨海]] | | ;[[アトラス院]]、[[彷徨海]] |
| :魔術協会の三大部門を成す他の二部門。交流はほとんどない。 | | :魔術協会の三大部門を成す他の二部門。交流はほとんどない。 |
| + | ;[[山嶺法廷]]、[[螺旋館]] |
| + | :東洋の[[思想魔術]]を扱う組織。 |
| ;[[聖堂教会]] | | ;[[聖堂教会]] |
| :神秘を巡り対立する別組織。表向きは不戦協定が結ばれているが、水面下では争いが繰り広げられている。 | | :神秘を巡り対立する別組織。表向きは不戦協定が結ばれているが、水面下では争いが繰り広げられている。 |
− | ;パララララ機関 | + | ;[[パララララ機関]] |
| :神学と魔術の融合を謳う組織。組織の在り方自体が到底認められないため、聖堂教会と協力して叩き潰した。 | | :神学と魔術の融合を謳う組織。組織の在り方自体が到底認められないため、聖堂教会と協力して叩き潰した。 |
− | ;[[人理継続保障機関フィニス・カルデア]]
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− | :ロードの一角であるアニムスフィア家が運営する組織。人理焼却後は査問の為に人員を送って介入する予定であった。
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− | ;[[海洋油田基地セラフィックス]]
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− | :北海に建設された、アニムスフィア家所有の海洋油田基地。
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| ;[[スクラディオ・ファミリー]] | | ;[[スクラディオ・ファミリー]] |
| :アメリカに拠点を置くマフィアであり、魔術師を多数囲っている魔術組織でもある。 | | :アメリカに拠点を置くマフィアであり、魔術師を多数囲っている魔術組織でもある。 |
| :時計塔としては機会があるなら潰したいが、彼らが囲っていた魔術師が野に放たれるリスクやアメリカ合衆国と敵対するリスクから手出しできなくなっている。 | | :時計塔としては機会があるなら潰したいが、彼らが囲っていた魔術師が野に放たれるリスクやアメリカ合衆国と敵対するリスクから手出しできなくなっている。 |
− | ;[[アニムスフィア家]] | + | ;[[アメリカ合衆国]] |
− | :ロードの一角である魔術師一族。 | + | :新大陸に存在している国家。 |
| + | :魔術組織としては欧州に比べて後進であり、そのせいもあってかあまり強い影響力を及ぼせておらず、上記のスクラディオ・ファミリーに決定的に介入できない要因の一つになっている。 |
| ;[[遠坂家]] | | ;[[遠坂家]] |
| :冬木市の管理者(セカンドオーナー)。数々の魔術特許も持っており、年何千万円という収入がある<ref group="出">「奈須きのこ一問一答-キャラクター関係」『Fate/complete material Ⅲ World material.』p.134</ref>。時臣の「魔術を簡略化する魔術式」の特許料が毎月少額入っており、それが現在の遠坂家の主な収入である<ref group="出">「奈須きのこ&武内崇キャラクター別対談」『Fate/complete material Ⅱ Character material.』p.25</ref>。 | | :冬木市の管理者(セカンドオーナー)。数々の魔術特許も持っており、年何千万円という収入がある<ref group="出">「奈須きのこ一問一答-キャラクター関係」『Fate/complete material Ⅲ World material.』p.134</ref>。時臣の「魔術を簡略化する魔術式」の特許料が毎月少額入っており、それが現在の遠坂家の主な収入である<ref group="出">「奈須きのこ&武内崇キャラクター別対談」『Fate/complete material Ⅱ Character material.』p.25</ref>。 |
| ;[[ユグドミレニア]] | | ;[[ユグドミレニア]] |
| :『Fate/Apocrypha』の世界では、オリジナルの冬木の聖杯を手に時計塔に公然と反旗を翻した彼らと全面対決になり、聖杯大戦が引き起こされた。 | | :『Fate/Apocrypha』の世界では、オリジナルの冬木の聖杯を手に時計塔に公然と反旗を翻した彼らと全面対決になり、聖杯大戦が引き起こされた。 |
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| ==[[Fate/Grand Order]]における時計塔== | | ==[[Fate/Grand Order]]における時計塔== |
| 人理保障機関カルデアを天文科のロードであるアニムスフィア家が仕切っているが、時計塔そのものは特に前面には出てこない。<br /> | | 人理保障機関カルデアを天文科のロードであるアニムスフィア家が仕切っているが、時計塔そのものは特に前面には出てこない。<br /> |