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;略歴
 
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: ユグドミレニア一族により、アインツベルンの技術を流用して作り出されたホムンクルス。彼を含むホムンクルスたちは元々、[[サーヴァント]]の宝具や自己治癒、[[魔術]]行使などによる魔力供給を肩代わりさせられるために生み出された、ただ消費されるだけの自我無き生命だった。だが、奇跡的な確率で自我に目覚めた彼は死への恐怖から魔術回路を駆動させ、魔力供給槽からの脱出に成功する。<br>しかし、歩くことすら設計されていない欠陥を抱えた体では城の外までは逃げられず、命運が尽きようとしていたその時、[[ライダー (Apocrypha・黒)|黒のライダー]]に助けられる。<br>その後、[[バーサーカー (Apocrypha・赤) |赤のバーサーカー]]襲撃の混乱に乗じ、ライダーの助けを借りて脱走を試みるも、[[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア|ダーニック]]の命で捕縛に現れた[[ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア|ゴルド]]に暴行を受け、瀕死の重傷を負う。<br>だがライダーに英雄としての誇りを問い質された[[セイバー (Apocrypha・黒)|ジークフリート]]によって、彼の心臓を与えられ、蘇生に成功。サーヴァントの心臓を取り込んだことで肉体が変化し、錬金術の永い歴史の中でも例のない存在となる。<br>それまでは無銘のホムンクルスだったが、恩人であるジークフリートへの感謝の念を込めて、この時から「ジーク」と名乗るようになった。<br>ライダーと互いに別れを惜しみながら別々の道を行くこととなるが、事情を確認するために現れた[[ルーラー]]と出会い、同胞を救う手段を求めて彼女と行動を共にするようになる。<br>その後、戦場でホムンクルス達を説得しながらライダーを探し、[[モードレッド|赤のセイバー]]の前に絶体絶命の窮地に陥っていた彼を救うため剣を取り、その戦いの中で特殊な令呪「竜告令呪(デッドカウント・シェイプシフター)」を左手に発現させ「黒のセイバー」として復活を遂げる。<br>戦闘終了後、ライダーを奪われたと嫉妬に狂う[[セレニケ・アイスコル・ユグドミレニア|セレニケ]]に襲撃されるが、偶然通りかかった赤のセイバーに救われ、難を逃れる。そしてマスターを失ったライダーを消滅から救うため彼と契約を交わし、[[フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|フィオレ]]との交渉の結果、ホムンクルス達の解放にも成功した。<br>直後に現れた[[キャスター (Apocrypha・黒)|キャスター]]の『王冠・叡智の光』をルーラー・[[アーチャー (Apocrypha・黒) |アーチャー]]アーチャー・赤のセイバーと共闘し、炉心を破壊する大戦果を挙げる。そして「ルーラーから聞いた聖杯戦争の異常」、「ライダーへの恩返し」、「フィオレがジークからの要求を呑む交換条件として提示したユグドミレニアへの協力」と複数の理由からマスターとして正式に参加する資格と戦う理由を得て、同盟に参加する。この際に、彼の命を削る事を危惧したルーラーから黒のセイバー用の令呪二画を補填している。<br>同胞を殺されたこともあり、[[アサシン (Apocrypha・黒)|アサシン]]の討伐にも積極的に参加し、ルーラーと共に探索を行う。だがアサシンのマスター・[[六導玲霞]]はジーク達同盟側の戦術と状況を優れた判断能力で看破しており、アサシンに襲われ、いなくなった娘を必死に呼ぶ一般人の母親をジークが救おうとした‎瞬間、硫酸の霧に耐えながら「一般人の母親」を演じていた玲霞から心臓に銃撃を受け、生死不明の状況に陥ってしまった。
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: ユグドミレニア一族により、アインツベルンの技術を流用して作り出されたホムンクルス。彼を含むホムンクルスたちは元々、[[サーヴァント]]の宝具や自己治癒、[[魔術]]行使などによる魔力供給を肩代わりさせられるために生み出された、ただ消費されるだけの自我無き生命だった。だが、奇跡的な確率で自我に目覚めた彼は死への恐怖から魔術回路を駆動させ、魔力供給槽からの脱出に成功する。しかし、歩くことすら設計されていない欠陥を抱えた体では城の外までは逃げられず、命運が尽きようとしていたその時、[[ライダー (Apocrypha・黒)|黒のライダー]]に助けられる。
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:その後、[[バーサーカー (Apocrypha・赤) |赤のバーサーカー]]襲撃の混乱に乗じ、ライダーの助けを借りて脱走を試みるも、[[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア|ダーニック]]の命で捕縛に現れた[[ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア|ゴルド]]に暴行を受け、瀕死の重傷を負う。だがライダーに英雄としての誇りを問い質された[[セイバー (Apocrypha・黒)|ジークフリート]]によって、彼の心臓を与えられ、蘇生に成功。サーヴァントの心臓を取り込んだことで肉体が変化し、錬金術の永い歴史の中でも例のない存在となる。
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:それまでは無銘のホムンクルスだったが、恩人であるジークフリートへの感謝の念を込めて、この時から「ジーク」と名乗るようになった。
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:ライダーと互いに別れを惜しみながら別々の道を行くこととなるが、事情を確認するために現れた[[ルーラー]]と出会い、同胞を救う手段を求めて彼女と行動を共にするようになる。その後、戦場でホムンクルス達を説得しながらライダーを探し、[[モードレッド|赤のセイバー]]の前に絶体絶命の窮地に陥っていた彼を救うため剣を取り、その戦いの中で特殊な令呪「竜告令呪(デッドカウント・シェイプシフター)」を左手に発現させ「黒のセイバー」として復活を遂げる。
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:戦闘終了後、ライダーを奪われたと嫉妬に狂う[[セレニケ・アイスコル・ユグドミレニア|セレニケ]]に襲撃されるが、偶然通りかかった赤のセイバーに救われ、難を逃れる。そしてマスターを失ったライダーを消滅から救うため彼と契約を交わし、[[フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|フィオレ]]との交渉の結果、ホムンクルス達の解放にも成功した。
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:直後に現れた[[キャスター (Apocrypha・黒)|キャスター]]の『王冠・叡智の光』をルーラー・[[アーチャー (Apocrypha・黒) |アーチャー]]アーチャー・赤のセイバーと共闘し、炉心を破壊する大戦果を挙げる。そして「ルーラーから聞いた聖杯戦争の異常」、「ライダーへの恩返し」、「フィオレがジークからの要求を呑む交換条件として提示したユグドミレニアへの協力」と複数の理由からマスターとして正式に参加する資格と戦う理由を得て、同盟に参加する。この際に、彼の命を削る事を危惧したルーラーから黒のセイバー用の令呪二画を補填している。
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:同胞を殺されたこともあって、[[アサシン (Apocrypha・黒)|アサシン]]の討伐にも積極的に参加し、ルーラーと共に探索を行う。だが一般人の被害者を装った[[六導玲霞]]の奇襲により心臓に銃撃を受けてしまう。瀕死の傷を負いながらも、未知の再生力により復活、一命を取り留めた。
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:最終決戦では黒のライダーと共に空中庭園に接近、赤のランサーと対峙する。赤陣営のマスター5人の救助を彼から依頼され、その交換条件として「3分以内にジークを倒せなければ見逃す」という約束をフィオレとカウレスが取り付けたことで、赤のランサーと3分限りの対決を行うことになる。残された竜告令呪を全て注ぎ込み、赤のライダーの宝具を譲り受けた黒のライダーのアシストもあって辛うじてこれに勝利した。庭園中枢部ではシロウと対面、最後の戦いを開始する。ルーラーの宝具により満身創痍のシロウだが、それでも竜告令呪を使えないジークとの実力差は大きく、劣勢に追い込まれる。しかし黒のバーサーカーから得ていた第二種永久機関を活用し、捨て身の「磔刑の雷樹」によって勝利を掴んだ。
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:その後、既に起動してしまった大聖杯を止めるため、竜告令呪の代償により竜となりかけている自身の体と聖杯の残存機能を用いて完全な邪竜に変化、大聖杯と共に幻獣が住む世界の裏側へと消えた。それからは異界で静かに長い時を過ごしていたが、ジークを探し続けていたルーラーと再会を果たしている。
    
;人物
 
;人物
: その中性的な容姿とは裏腹に、一人称は「俺」。<br>完全な魔力供給用として設計されたため肉体は非常に脆く、当初は少し歩いただけでも体力を使い果たし、発声器官を使用すれば苦痛が伴いまともに喋れず、[[アーチャー (Apocrypha・黒)|黒のアーチャー]]の診療を受けた時点では、あと三年ほどしか生きられないと判断されていた。<br>元より魔術回路を基盤として鋳造されたがゆえに情報を理解する能力には秀でており、この聖杯大戦や魔術についての知識も完璧に把握している。それでも、我を持った生命として生きていること自体が奇跡に近いこともあり、「どうやって生きていくのか」という問いに明確な答えを出せず煩悶する事となる。<br>黒のセイバーの心臓を与えられて蘇生した後は身長が大きく伸び、声を出すことに苦痛を感じなくなるなど身体能力も大幅に向上し、ただの人としてならば充分に長生きできるだろう生命力を得た。しかし『自由』を得ても自らの願いが分からずに思い悩んでいた中、ルーラーとの邂逅を経て、黒のサーヴァント達が自分を助けてくれたように、自分の捜索を命じられながら見逃してくれた同胞たちを救う事を決心する。<br>肉体が逞しく成長しても論理的、理知的な性格は全く変わっていないが、余りにも無垢なため、人間の感情の機微や男女の関係には酷く疎く、かなり天然な発言やルーラーを混乱させるような行動をつい意図せず行ってしまう。<br>また一旦物事を決めたら、『とことんまでやりきる』性格をしていて、ルーラーからは「頑固者」と評されている。<br>精神的に飛躍的な速度で成長しており、語彙や立振る舞いだけでなく、他人を思いやる気持ち、誰かと過ごすことを「楽しい」と感じられる気持ちなど健全な人間性を獲得しつつある。また異性であるルーラーへの反応も以前と比べて普通の男性に近づいてきている。だが「竜告令呪」を得た反動か「黒い竜」の悪夢を見るようになり、感情の揺れ幅、特に負の感情が以前より大きくなっており、同胞を殺した[[アサシン (Apocrypha・黒)|アサシン]]に激しい憎悪を向けるなど不穏な兆候を見せている。
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: その中性的な容姿とは裏腹に、一人称は「俺」。<br>完全な魔力供給用として設計されたため肉体は非常に脆く、当初は少し歩いただけでも体力を使い果たし、発声器官を使用すれば苦痛が伴いまともに喋れず、[[アーチャー (Apocrypha・黒)|黒のアーチャー]]の診療を受けた時点では、あと三年ほどしか生きられないと判断されていた。<br>元より魔術回路を基盤として鋳造されたがゆえに情報を理解する能力には秀でており、この聖杯大戦や魔術についての知識も完璧に把握している。それでも、我を持った生命として生きていること自体が奇跡に近いこともあり、「どうやって生きていくのか」という問いに明確な答えを出せず煩悶する事となる。<br>黒のセイバーの心臓を与えられて蘇生した後は身長が大きく伸び、声を出すことに苦痛を感じなくなるなど身体能力も大幅に向上し、ただの人としてならば充分に長生きできるだろう生命力を得た。しかし『自由』を得ても自らの願いが分からずに思い悩んでいた中、ルーラーとの邂逅を経て、黒のサーヴァント達が自分を助けてくれたように、自分の捜索を命じられながら見逃してくれた同胞たちを救う事を決心する。<br>肉体が逞しく成長しても論理的、理知的な性格は全く変わっていないが、余りにも無垢なため、人間の感情の機微や男女の関係には酷く疎く、かなり天然な発言やルーラーを混乱させるような行動をつい意図せず行ってしまう。また一旦物事を決めたら、『とことんまでやりきる』性格をしていて、ルーラーからは「頑固者」と評されている。<br>精神的に飛躍的な速度で成長しており、語彙や立振る舞いだけでなく、他人を思いやる気持ち、誰かと過ごすことを「楽しい」と感じられる気持ちなど健全な人間性を獲得しつつある。その一方で、戦いの中で善性だけでは語れない人の悪の面も垣間見ることになり、何が正しいのか悩み迷いながらも前に進むことを決意する。
    
;能力
 
;能力
: 生まれた時から、一流と呼ばれる魔術師ですら及ばない一級品の魔術回路を持ち、手で触れた物体の組成を瞬時に解析し、魔力を変質・同調させ、最適な破壊を行う「理導/開通(シュトラセ/ゲーエン)」と呼ばれるアインツベルンの錬金術を元にした強力な攻撃魔術を行使する。<br>当初は肉体が虚弱だったため、この魔術を行使すれば大きな反動が発生し死の危険さえも伴っていたが、ジークフリートの心臓によって竜種の血が混じったこともあり、実戦での使用に耐えられるまでに肉体が成長した。<br>黒のライダーから細身の剣を譲渡されている。剣自体は宝具でもないただの武器にすぎないが、曲りなりにもサーヴァントの武装であり神秘を帯びているため、サーヴァントを傷つけることも可能。<br>赤のセイバーに討たれた後に[[バーサーカー (Apocrypha・黒)|黒のバーサーカー]]の宝具の余波により再度蘇生した際、黒のセイバーの心臓が触媒となり、悪竜の呪いから通常の令呪とは完全に異なる黒き紋様「竜告令呪(デッドカウント・シェイプシフター)」を発現させた。<br>当初、彼は与えられた力に戸惑っており、赤のセイバーとの初陣では十全に力を発揮させることが出来なかった。しかしキャスターが放った『王冠・叡智の光』との戦いでは周りのサーヴァント達に遅れることなく連携を成功させ、確実にジークフリートの力を扱える器を身に付けつつある。
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: 生まれた時から、一流と呼ばれる魔術師ですら及ばない一級品の魔術回路を持ち、手で触れた物体の組成を瞬時に解析し、魔力を変質・同調させ、最適な破壊を行う「理導/開通(シュトラセ/ゲーエン)」と呼ばれるアインツベルンの錬金術を元にした強力な攻撃魔術を行使する。当初は肉体が虚弱だったため、この魔術を行使すれば大きな反動が発生し死の危険さえも伴っていたが、ジークフリートの心臓によって竜種の血が混じったこともあり、実戦での使用に耐えられるまでに肉体が成長した。<br>黒のライダーから譲渡された細身の剣を主武装とする。剣自体は宝具でもないただの武器にすぎないが、曲りなりにもサーヴァントの武装であり神秘を帯びているため、サーヴァントを傷つけることも可能。<br>赤のセイバーに討たれた後に[[バーサーカー (Apocrypha・黒)|黒のバーサーカー]]の宝具の余波により再度蘇生した際、黒のセイバーの心臓が触媒となり、悪竜の呪いから通常の令呪とは完全に異なる黒き紋様「竜告令呪(デッドカウント・シェイプシフター)」を発現させた。また、その時に黒のバーサーカーの雷撃により彼女の第二種永久機関も引き継いでおり、膨大な魔力を獲得している。<br>最終決戦では黒のセイバーの心臓による肉体強化、ルーラーから与えられた聖骸布による再生、黒のバーサーカーの永久機関からの魔力を用いて捨て身の戦いを行い、相手が満身創痍だったとはいえ、サーヴァントである[[シロウ・コトミネ|天草四郎時貞]]相手に竜告令呪を使わずに打ち勝っている。
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*竜告令呪(デッドカウント・シェイプシフター)<br>彼の左手に発現した、全く前例の無い令呪。いま現在、全容は謎に包まれている。<br>その能力はルビの通り、余命を削ることを代償にジークフリートに「変身」できる。一画につき3分間限定で自らの体に「英霊ジークフリートそのもの」を憑依させ、その身体能力、戦闘経験値、宝具を含む保存能力を完全具現化する。彼がこのような荒業を身に着ける事ができたのは、彼の魂が純粋で何物にも染まっておらず、ホムンクルスとして生まれた事で肉体にも年月の蓄積がなく、憑依の際の急激な変化にも適応することが可能だったためである。<br>通常の令呪は使用する度に消えていくが、この「竜告令呪」は使用後も聖痕のような黒い痣が残り、使用者に精神的な影響を与えるなど普通では考えられないような異常現象を起こしている。<br>また通常の令呪と同じく聖杯戦争のマスター資格として認められ、サーヴァントとの契約や消費分の補填が可能である。
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:;竜告令呪(デッドカウント・シェイプシフター)
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::彼の左手に発現した、全く前例の無い令呪。一画につき3分間限定で自らの体に「英霊ジークフリートそのもの」を憑依させ、その身体能力、戦闘経験値、宝具を含む保存能力を完全具現化することができる。<br>また、通常の令呪と同じく聖杯戦争のマスター資格として認められ、サーヴァントとの契約や消費分の補填が可能。変身だけでなく自己強化に用いることもできる。<br>通常の令呪は使用する度に消えていくが、この「竜告令呪」は使用後も聖痕のような黒い痣が残り、使用者を肉体的、精神的に蝕んでいく。黒い痣の正体は竜鱗であり、最終的には竜の血に肉体が耐え切れなくなって死亡する。<br>彼がこのような荒業を身に着ける事ができたのは、彼の魂が純粋で何物にも染まっておらず、ホムンクルスとして生まれた事で肉体にも年月の蓄積がなく、憑依の際の急激な変化にも適応することが可能だったためである。
    
==[[宝具]]==
 
==[[宝具]]==
 
;幻想大剣・天魔失墜(バルムンク)
 
;幻想大剣・天魔失墜(バルムンク)
:ランク:A+<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:1~50<br>最大捕捉:500人<br>柄に青い宝玉が埋め込まれた黄金の大剣。<br>「竜告令呪」発動中のみ使用可能で、普段の彼はライダーから別れの際に貰った剣を武器としている。<br>聖剣のカテゴリーに属し、真名を解放することで、大剣を中心とした半円状に拡散する黄昏色の光の波を放つ。
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:ランク:A+<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:1~50<br>最大捕捉:500人
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:柄に青い宝玉が埋め込まれた黄金の大剣。<br>「竜告令呪」発動中のみ使用可能で、普段の彼はライダーから別れの際に貰った剣を武器としている。<br>聖剣のカテゴリーに属し、真名を解放することで、大剣を中心とした半円状に拡散する黄昏色の光の波を放つ。<br>第二種永久機関により、3分間の変身時間内であれば連射も可能。
    
;悪竜の血鎧(アーマー・オブ・ファヴニール)
 
;悪竜の血鎧(アーマー・オブ・ファヴニール)
:ランク:B+<br>種別:対人宝具<br>レンジ:-<br>防御対象:1人<br>竜の血を浴びることで得た常時発動型の宝具。<br>同じく、「竜告令呪」発動中のみ効果が適用される。<br>Bランク以下の攻撃を完全に無効化し、更にAランクの攻撃でもその威力を大幅に減少させ、竜種由来の肉体強度と治癒能力が合わさり、Aランク以上の対軍宝具による一撃を耐えるほどの強固な肉体を誇る。<br>但し、伝承の通り「背中の一部分のみ」その効力は発揮されない。<br>この宝具は正当な英雄による宝具の使用がされた場合はB+分の防御数値を得る。
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:ランク:B+<br>種別:対人宝具<br>レンジ:-<br>防御対象:1人
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:竜の血を浴びることで得た常時発動型の宝具。<br>同じく、「竜告令呪」発動中のみ効果が適用される。<br>Bランク以下の攻撃を完全に無効化し、更にAランクの攻撃でもその威力を大幅に減少させ、竜種由来の肉体強度と治癒能力が合わさり、Aランク以上の対軍宝具による一撃を耐えるほどの強固な肉体を誇る。<br>但し、伝承の通り「背中の一部分のみ」その効力は発揮されない。<br>この宝具は正当な英雄による宝具の使用がされた場合はB+分の防御数値を得る。
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;磔刑の雷樹(ブラステッド・ツリー)
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:ランク:D~B<br>種別:対軍宝具<br>レンジ:1~10<br>最大捕捉:30人
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:[[バーサーカー (Apocrypha・黒)|バーサーカー]]から受け継いだ第二種永久機関を用いた宝具。相手に組み付き、己の身体諸共に敵を撃ち貫く捨て身の雷撃。<br>本来は使用者の命と引き換えに放つ自爆宝具だが、ジークのものは不完全であるため、オリジナルほどの威力を発揮できない分、反動も死に至るほどのものではなかった。<br>ジークの肉体そのものに宿る力であり、上記二種の宝具とは異なり「竜告令呪」での変身は必要としない。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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