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| ===廃王子アステリオス=== | | ===廃王子アステリオス=== |
− | :[[サーヴァントユニヴァース]]におけるアステリオス。
| + | [[サーヴァントユニヴァース]]におけるアステリオス。<br>ミノス大統領の息子として生まれるが異形ゆえに廃棄され、宇宙迷宮ダイダロスに追放されていた存在。 |
− | :ミノス大統領の息子として生まれるが異形ゆえに廃棄され、宇宙迷宮ダイダロスに追放されていた存在。
| + | ただしその後、銀河大勇者テセウスによって救われたとも戦ったとも伝えられているが、最終的に現世に戻ってきたとのこと。 |
− | :ただしその後銀河大勇者テセウスによって救われたとも戦ったとも伝えられているが、最終的に現世に戻ってきたとのこと。
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| == ステータス == | | == ステータス == |
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| :今回は捨て名であるアステリオスとして召喚されている。 | | :今回は捨て名であるアステリオスとして召喚されている。 |
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− | :クレタ島を支配するミノスは海神ポセイドンに彼から与えられた牡牛を捧げる約束を取り交わしていたが、その神の牡牛が惜しくなり、本来捧げるべきものとは別の牛を捧げてしまう。 | + | :かつてクレタ島の王ミノスは、海神ポセイドンに彼から与えられた牡牛を捧げる約束を取り交わしていたが、その神の牡牛が惜しくなり、本来捧げるべきものとは別の牛を捧げてしまう。 |
| :約束を反故にされたポセイドンはミノス王の妻であるパシパエに牡牛に欲情するように呪いをかけ、アステリオスはそうして生まれたのだ。 | | :約束を反故にされたポセイドンはミノス王の妻であるパシパエに牡牛に欲情するように呪いをかけ、アステリオスはそうして生まれたのだ。 |
| :その巨躯と怪力、頭蓋から伸びた角と、何より不義の子である事実に困り果てたミノスは、それを隠すために侍女を皆殺しにし、残った『彼』を封じ込める為の場として高名な工匠ダイダロスに建造を命じた。 | | :その巨躯と怪力、頭蓋から伸びた角と、何より不義の子である事実に困り果てたミノスは、それを隠すために侍女を皆殺しにし、残った『彼』を封じ込める為の場として高名な工匠ダイダロスに建造を命じた。 |
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| ===関連=== | | ===関連=== |
− | ;迷宮 | + | ;迷宮(ラビリンス) |
| :複雑な道が入り組んだ建造物。転じて、複雑に入り組んで解明が難しい物事の例えとなっている。 | | :複雑な道が入り組んだ建造物。転じて、複雑に入り組んで解明が難しい物事の例えとなっている。 |
− | :クレタ島を支配するミノス王がダイダロスに命じて建造し、そこにアステリオスを幽閉させている。 | + | :ミノス王がダイダロス・イカロス父子に命じて建造し、そこにアステリオスを幽閉させている。 |
| + | : この迷宮の突破口となったのが、アリアドネ王女がテセウスに渡した糸玉であり、そこから複雑な問題を解決する糸口やヒントを「アリアドネの糸」と呼ぶようになった。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| : 期間限定イベント『水着剣豪七色勝負』のシルク・ド・ルカンのシナリオラストで友達になった鮫。 | | : 期間限定イベント『水着剣豪七色勝負』のシルク・ド・ルカンのシナリオラストで友達になった鮫。 |
| :「見た目から怖がられるが悪意はない」という共通点だろうか。 | | :「見た目から怖がられるが悪意はない」という共通点だろうか。 |
− | : なおアステリオスはこう言ってるが彼以外が相手をした場合、特に空腹時ならばスプラッタ映画の如き様相が展開される可能性が高い。 | + | : なお、アステリオスはこう言ってるが彼以外が相手をした場合、特に空腹時ならばスプラッタ映画の如き様相が展開される可能性が高い。 |
| ; [[エウロペ]] | | ; [[エウロペ]] |
| : 義理の父であるミノス王の母に当たる人物。 | | : 義理の父であるミノス王の母に当たる人物。 |
− | : 祖母ではあるが血は繋がっていないため甘える事に気後れしているようだが、彼女としてはまったく気にせず甘えるように言ってきている。 | + | : 祖母ではあるが血は繋がっていないため、甘える事に気後れしているようだが、彼女としてはまったく気にせず甘えるように言ってきている。 |
− | : ちなみにエウロペがクレタ島で結婚した当代の王の名前もアステリオスである。 | + | : ちなみにエウロペがクレタ島で結婚した、当代の王の名前もアステリオスである。 |
| ; [[ステンノ (Grand Order)|ステンノ]] | | ; [[ステンノ (Grand Order)|ステンノ]] |
| : エウリュアレの双子の姉妹。 | | : エウリュアレの双子の姉妹。 |
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| ; ミノス | | ; ミノス |
− | : 義父。異形であったアステリオスを忌み嫌い、「怪物」としての役割を押し付けラビリンスに閉じ込めた。 | + | : 義父。異形であったアステリオスを忌み嫌い、「怪物」としての役割を押し付けて城の地下迷宮に閉じ込めた。 |
− | : アステリオスに名前を与えたことは彼が気まぐれで見せた唯一の人間らしさであり、彼がアステリオスに与えた唯一のものである。その名が自身の義父と同名だったのは皮肉か偶然かは分からないとしても… | + | : アステリオスに名前を与えたことは、彼が気まぐれで見せた唯一の人間らしさであり、同時に義理とはいえ父が息子に与えた唯一のものである。その名が自身の義父と同名だったのは、皮肉か偶然かは分からないとしても…… |
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| ; パーシパエー | | ; パーシパエー |
− | : 実母。過酷な出産に耐え切れずに命を落とした。 | + | : 実母。ポセイドンにかけられた呪いによって、本来なら供物にする筈だった雄牛と交わりアステリオスを身篭るも、過酷な出産に耐え切れず命を落とした。 |
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| ===その他=== | | ===その他=== |
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| ; ダイダロス、イカロス | | ; ダイダロス、イカロス |
| : アステリオスを封印するための迷宮を造築した建築家父子。 | | : アステリオスを封印するための迷宮を造築した建築家父子。 |
− | : 迷宮の攻略方法あるいは怪物の正体を知っている為に高台の塔に幽閉された。この塔からの脱出劇が後に'''「ダイタロスと聖イカロス伝説」'''の物語になる。 | + | : 迷宮の攻略方法、あるいは怪物の正体を知っている為に高台の塔に幽閉された。この塔からの脱出劇が後に'''『ダイダロスと聖イカロス伝説』'''の物語となる。 |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |