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| | 地域 = ギリシャ、コリントス | | | 地域 = ギリシャ、コリントス |
| | 属性 = 中立・悪 | | | 属性 = 中立・悪 |
− | | 隠し属性 = 地 | + | | 副属性 = 地 |
| | 性別 = 女性 | | | 性別 = 女性 |
| | スリーサイズ = B82/W57/H84 | | | スリーサイズ = B82/W57/H84 |
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| | イメージカラー = 紫 | | | イメージカラー = 紫 |
| | サーヴァント階位 = | | | サーヴァント階位 = |
− | | 特技 = 奸計、模型作り | + | | 特技 = 奸計、模型作り、回復系魔術 |
− | | 好きな物 = 寡黙で誠実な人、可愛らしい服と少女と子供達、模型作り | + | | 好きな物 = 寡黙で誠実な人、可愛らしい服、模型作り |
− | | 苦手な物 = 筋肉ダルマ、外見だけのイケメン、子供の命を軽んじる者 | + | | 苦手な物 = 筋肉ダルマ、外見だけのイケメン |
| | 天敵 = [[ヘラクレス|バーサーカー]]<br>[[イアソン]](FGO) | | | 天敵 = [[ヘラクレス|バーサーカー]]<br>[[イアソン]](FGO) |
| | デザイン = 武内崇<br>ネコタワワ(FGO) | | | デザイン = 武内崇<br>ネコタワワ(FGO) |
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| | | |
| ; 略歴 | | ; 略歴 |
− | : 第5次聖杯戦争の1ヶ月前に召喚され、数日で召喚者に見切りを付け、殺害し、逃亡した。 | + | : 第5次聖杯戦争の1ヶ月前に召喚された。召喚者の勝手な嫉妬から来た裏切りと暴走から、止む無く契約を解除して返り討ちにした。 |
− | : 本来なら2日はマスター抜きでも現界可能だが、マスターが自身より優れた魔術師であるキャスターへの嫉妬で魔力量を自身以下に制限していたため早々に消滅の危機に瀕する。そこへ偶然通りがかった[[葛木宗一郎]]に助けられ、彼が居候している柳洞寺に転がり込む。 | + | : そんな事件もあって早々に消滅の危機に瀕する。そこへ偶然通りがかった[[葛木宗一郎]]に助けられ、彼が居候している柳洞寺に転がり込む。 |
| : その後、生前手に入らなかった束の間の日常を守るため、そしてマスターに聖杯を渡すため、町中から魂喰いを行う。またアサシンを喚ぶ筈だったマスターを処理し、自らサーヴァントの身で[[佐々木小次郎|アサシン]]を召喚するなどして暗躍する。 | | : その後、生前手に入らなかった束の間の日常を守るため、そしてマスターに聖杯を渡すため、町中から魂喰いを行う。またアサシンを喚ぶ筈だったマスターを処理し、自らサーヴァントの身で[[佐々木小次郎|アサシン]]を召喚するなどして暗躍する。 |
| : 『Fate/Grand Order』終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿のⅢの座に召喚され、アルゴノーツ船を駆る[[イアソン]]のもとに現れて動揺させてしまうものの、彼への発破と船への守護をかけ、[[魔神柱|観測所フォルネウス]]の撹乱を行わせる。 | | : 『Fate/Grand Order』終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿のⅢの座に召喚され、アルゴノーツ船を駆る[[イアソン]]のもとに現れて動揺させてしまうものの、彼への発破と船への守護をかけ、[[魔神柱|観測所フォルネウス]]の撹乱を行わせる。 |
| :『禁忌降臨庭園 セイレム』では[[主人公 (Grand Order)]]に同行して特異点に向かうはずだったが、[[キルケー]]に眠らされて入れ替わられてしまった。 | | :『禁忌降臨庭園 セイレム』では[[主人公 (Grand Order)]]に同行して特異点に向かうはずだったが、[[キルケー]]に眠らされて入れ替わられてしまった。 |
| ; 人物 | | ; 人物 |
− | : フードによって顔を隠した女性。 | + | : フードによって顔を隠した女性。このような身の上にまで堕ちたが元が姫巫女だったと言う立場上、回復は彼女の得意中の得意分野でもある。 |
− | : 元々は『コルキスの国の女神ヘカテーの姫巫女にして正当なギリシャの神の血族に連なる聖女』 | + | : 元々は『コルキスの国の女神ヘカテーの姫巫女にして正当なギリシャの神の血族に連なる聖女』。故に神聖属性をも持つ。 |
| : 『冷酷にして残忍、目的のためには手段を選ばない奸計を得意とする正真正銘の悪女にして魔女』とギリシャ神話に伝えられる。 | | : 『冷酷にして残忍、目的のためには手段を選ばない奸計を得意とする正真正銘の悪女にして魔女』とギリシャ神話に伝えられる。 |
| : しかしこういった態度や性格は彼女に課せられた運命の反動である面もある。実際に裏切るかどうかはマスター次第であり特に当人は自身を最もトラウマに触れる『魔女』呼ばわりして罵った相手には全くの容赦がない。 | | : しかしこういった態度や性格は彼女に課せられた運命の反動である面もある。実際に裏切るかどうかはマスター次第であり特に当人は自身を最もトラウマに触れる『魔女』呼ばわりして罵った相手には全くの容赦がない。 |
| : 自身を「魔女」として祭り上げた者達への復讐の為に英霊となったが、自らを“魔女”に貶めた非道・悪辣な術を使っては意味がないとも解っているため、人が欲望によって自滅するだけの、自己に返る些細な呪いの魔術だけで災いを呼ぶ事を信条としている。一般人からの搾取や人柱などによる地脈の操作などの“魔女”と呼ばれる原因になった魔術は生前は一度も自分の意志では使わず、禁を破る気もなかった。 | | : 自身を「魔女」として祭り上げた者達への復讐の為に英霊となったが、自らを“魔女”に貶めた非道・悪辣な術を使っては意味がないとも解っているため、人が欲望によって自滅するだけの、自己に返る些細な呪いの魔術だけで災いを呼ぶ事を信条としている。一般人からの搾取や人柱などによる地脈の操作などの“魔女”と呼ばれる原因になった魔術は生前は一度も自分の意志では使わず、禁を破る気もなかった。 |
− | : 行動や方針に“魔女”としての悪性を全面に出すようになったのは願望機である聖杯入手目的のためもあるが、偏に葛木宗一郎との出会いと献身からである。だがそうまでして(彼女的には)邪悪な道を歩もうとする場合であっても、本質的に良識を持った重度のお人好しかつお嬢様育ちな人物であるため、一般人から魔力を搾取はしても命までは奪わない、子供達の命を我が身を呈してまでも守ろうとするなど、良くも悪くも最後の一線で完全に非情になり切れず元々の聖女であるお人好しな部分を出してしまう事が多々ある。 | + | : 行動や方針に“魔女”としての悪性を全面に出すようになったのは願望機である聖杯入手目的のためもあるが、偏に葛木宗一郎との出会いと献身からである。だがそうまでして(彼女的には)邪悪な道を歩もうとする場合であっても、本質的に良識を持った重度のお人好しかつお嬢様育ちな人物であるため、一般人から魔力を搾取はしても命までは奪わないなど良くも悪くも最後の一線で完全に非情になり切れず、元々の聖女であるお人好しな部分を出してしまう事が多々ある。 |
− | : かわいい女の子と『少女』、また亡き弟を思い起こさせるような『少年』や『子供達』に危害を加えようとする者には一切の容赦がなく、場合によっては契約すら切ってまで守ろうとする。
| |
| : 喚ばれた当初は「故郷に帰りたい」という願いを持っていたが、葛木に出会ったことでその願いが変わっている。 | | : 喚ばれた当初は「故郷に帰りたい」という願いを持っていたが、葛木に出会ったことでその願いが変わっている。 |
| : 本来は清純な女性で、惚れた相手にはとことんまで尽くすが、惚れた相手に甘えようとすると逃げていったというトラウマを持つために、一歩引いた態度を貫く。必要であればどんなあくどい手段に訴えることも厭わない反面、必要でないのなら何もしない人で、『Fate/hollow ataraxia』では日常を十分に楽しんでいる。 | | : 本来は清純な女性で、惚れた相手にはとことんまで尽くすが、惚れた相手に甘えようとすると逃げていったというトラウマを持つために、一歩引いた態度を貫く。必要であればどんなあくどい手段に訴えることも厭わない反面、必要でないのなら何もしない人で、『Fate/hollow ataraxia』では日常を十分に楽しんでいる。 |
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| : 魔術の女神ヘカテより神秘を教授された巫女である神代の[[魔術|魔術師]]。また彼女に仕えていた姫巫女でもある。この経緯から神託も可能で場合によっては進むべき正しき道を指し示す巫女としての役割も担う。 | | : 魔術の女神ヘカテより神秘を教授された巫女である神代の[[魔術|魔術師]]。また彼女に仕えていた姫巫女でもある。この経緯から神託も可能で場合によっては進むべき正しき道を指し示す巫女としての役割も担う。 |
| : 攻撃系のみならず回復系と薬学も得意分野とする。本人に言わせれば[[メディア〔リリィ〕]]だった頃と比べると回復系の腕は落ちており、その意味では回復系では彼女(同じ自分なのだが)の方が遥かに格上と認めている。 | | : 攻撃系のみならず回復系と薬学も得意分野とする。本人に言わせれば[[メディア〔リリィ〕]]だった頃と比べると回復系の腕は落ちており、その意味では回復系では彼女(同じ自分なのだが)の方が遥かに格上と認めている。 |
− | :魔術が日常であったギリシャ世界ですら"魔女"と言われたその腕前はおそらく世界でも五本の指に入り、現代の[[魔法|魔法使い]]をも凌ぎ、「某[[蒼崎青子|蒼]][[蒼崎橙子|崎]]も(魔術だけに限定すれば)本気キャス子には(魔術の腕限定の勝負なら)敵うまい。相手が魔術だけ出すんだったらな!」と言われ<ref group="出">「[https://www.typemoon.com/users/vote/10.htm 第2回人気投票結果 第10位]」</ref>、[[シエル]]が魔術をフルに使って「魔術限定の戦闘」で戦った場合はキャスターが勝てるとされる。五次サーヴァントの中で最弱と言われようと、そこは現在ではいるはずのない神代の魔女。人間が相手という競争なら第五次のサーヴァント中、最悪にして最大の成果をあげるとのこと<ref group="出">「コンプティーク VOL.2 Fate道場出張版」</ref>。ただし、あくまでも魔術限定とされる事は何度も繰り返し言及されており、直接的な戦闘行為そのものは滅法苦手であくまで魔術による攻撃と後方支援に長けている。この弱点を突かれて[[アトラム・ガリアスタ]]らの部下達にすら契約を切って影響で弱体化していたとは言え一時は追い詰められた事もある。言わば後方支援のプロと言うべき存在で回復から攻撃、味方の強化、そして現代の魔術には為し得ない複数を対象とする高位魔術とされる転移魔術すら扱える。その技術は伊達でなく、「この世全ての悪」に汚染された[[聖杯]]を願望機として問題なく扱える。神代の魔術師であったがために根源は身近な存在だったらしく、根源に辿り着くという目的意識自体が持てない<ref group="出">「きのことたかしの一問一答」『Fate/stay night[UBW] animation material Ⅱ』</ref>。 | + | :魔術が日常であったギリシャ世界ですら"魔女"と言われたその腕前はおそらく世界でも五本の指に入り、現代の[[魔法|魔法使い]]をも凌ぎ、「某[[蒼崎青子|蒼]][[蒼崎橙子|崎]]も(魔術だけに限定すれば)本気キャス子には(魔術の腕限定の勝負なら)敵うまい。相手が魔術だけ出すんだったらな!」と言われ<ref group="出">「[https://www.typemoon.com/users/vote/10.htm 第2回人気投票結果 第10位]」</ref>、[[シエル]]が魔術をフルに使って「魔術限定の戦闘」で戦った場合はキャスターが勝てるとされる。五次サーヴァントの中で最弱と言われようと、そこは現在ではいるはずのない神代の魔女。人間が相手という競争なら第五次のサーヴァント中、最悪にして最大の成果をあげるとのこと<ref group="出">「コンプティーク VOL.2 Fate道場出張版」</ref>。ただし、あくまでも魔術限定とされる事は何度も繰り返し言及されており、直接的な戦闘行為そのものは滅法苦手であくまで魔術による攻撃と後方支援に長けている。言わば後方支援のプロと言うべき存在で回復から攻撃、味方の強化、そして現代の魔術には為し得ない複数を対象とする高位魔術とされる転移魔術すら扱える。その技術は伊達でなく、「この世全ての悪」に汚染された[[聖杯]]を願望機として問題なく扱える。神代の魔術師であったがために根源は身近な存在だったらしく、根源に辿り着くという目的意識自体が持てない<ref group="出">「きのことたかしの一問一答」『Fate/stay night[UBW] animation material Ⅱ』</ref>。 |
| :[[スキル (サーヴァント)|スキル]]「高速神言」により1秒未満でAランクの魔術を発動する。その威力は一撃で屋敷数件を吹き飛ばせる。ローブを翼の様に広げて空を飛んだり、相手の魔術を呑み込むこともできる。しかし大抵のサーヴァントは高い魔術耐性を有しているため、魔術は攻撃手段というより策謀を巡らす手段になり易い。 | | :[[スキル (サーヴァント)|スキル]]「高速神言」により1秒未満でAランクの魔術を発動する。その威力は一撃で屋敷数件を吹き飛ばせる。ローブを翼の様に広げて空を飛んだり、相手の魔術を呑み込むこともできる。しかし大抵のサーヴァントは高い魔術耐性を有しているため、魔術は攻撃手段というより策謀を巡らす手段になり易い。 |
| : クラススキルにより「工房」を上回る「神殿」を作り上げることが可能で、冬木における最大の霊地である柳洞寺を陣地として、霊脈を利用することで冬木全域から集めた魂によって莫大な魔力を蓄えている。神殿内なら空間転移または固有時制御といった魔法域の魔術まで使いこなす。1人前の魔術師でも1分、高速詠唱を用いる魔術師でも30秒の詠唱をしなければならない大魔術を神殿内のキャスターは詠唱せず、ただ杖を向けただけで豪雨のように連射させることが出来る。その光弾ひとつはサーヴァント相手でも必殺を誇り[[エミヤ|アーチャー]]であっても直撃すれば体の半分がもってかれるとのこと。 | | : クラススキルにより「工房」を上回る「神殿」を作り上げることが可能で、冬木における最大の霊地である柳洞寺を陣地として、霊脈を利用することで冬木全域から集めた魂によって莫大な魔力を蓄えている。神殿内なら空間転移または固有時制御といった魔法域の魔術まで使いこなす。1人前の魔術師でも1分、高速詠唱を用いる魔術師でも30秒の詠唱をしなければならない大魔術を神殿内のキャスターは詠唱せず、ただ杖を向けただけで豪雨のように連射させることが出来る。その光弾ひとつはサーヴァント相手でも必殺を誇り[[エミヤ|アーチャー]]であっても直撃すれば体の半分がもってかれるとのこと。 |
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| : また、クリスナイフは霊的な概念を宿した運命を司る護符でもあり、インドネシアの伝承ではクリスナイフの方が持ち主を選び、真の持ち主の手に渡ったクリスナイフは不思議な現象を起こすとも伝えられている。 | | : また、クリスナイフは霊的な概念を宿した運命を司る護符でもあり、インドネシアの伝承ではクリスナイフの方が持ち主を選び、真の持ち主の手に渡ったクリスナイフは不思議な現象を起こすとも伝えられている。 |
| :ルールブレイカーはメディアが構えて攻撃しても相手が名立たるサーヴァント達であることから、まず誰にも当たらず、当てるには完全なる騙し討ちである必要があるとされる。 | | :ルールブレイカーはメディアが構えて攻撃しても相手が名立たるサーヴァント達であることから、まず誰にも当たらず、当てるには完全なる騙し討ちである必要があるとされる。 |
− | :原作者がメディアの伝承を調べたところ、魔術系の道具や触媒などは色々登場するが、宝具として使えそうなものが無かったため、結局"自分の国を裏切った"、"自分の弟を殺した"という人生を概念化した宝具として、ルールブレイカーを創作したとのこと。 | + | :奈須きのこ氏がメディアの伝承を調べたところ、魔術系の道具や触媒などは色々登場するが、宝具として使えそうなものが無かったため、結局"自分の国を裏切った"、"自分の弟を殺した"という人生を概念化した宝具として、ルールブレイカーを創作したとのこと。 |
− | :『Grand Order』では「敵単体に強力な攻撃&敵単体の強化状態を解除&自身のNPをリチャージ<ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>」という効果のArts宝具。 | + | :『Grand Order』では「敵単体に強力な攻撃[Lv]&強化全解除+自身のNPをリチャージ<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のArts宝具。 |
| + | :幕間の物語クリアでC+ランクに上昇し、宝具威力倍率が上昇する。 |
| ; 金羊の皮(アルゴンコイン) | | ; 金羊の皮(アルゴンコイン) |
| : ランク:EX | | : ランク:EX |
| : 由来:メディアの母国コルキスの秘宝。 | | : 由来:メディアの母国コルキスの秘宝。 |
− | : イアソン率いるアルゴナウタイ(アルゴ号の船員たち)が探し求めた宝物だが、正当な所有者は彼女の血筋にあった。実態については不明な点が多い。「地に放ると[[竜種|竜]]が現れる」とされるが「幻獣召喚能力がないためこの用途では使用できない」、「召喚はできるが制御出来ない」とも言われている。金羊の皮が使えればコルキスの竜を召喚出来るが、この竜は竜種の中でも大したことない方なので、第五次聖杯戦争においては最弱から中堅に上がる程度の戦力にしかならないという。[[セブン|第七聖典]]よろしく、ヘンな精霊が憑いているとか。 | + | : イアソン率いるアルゴナウタイ(アルゴ号の船員たち)が探し求めた宝物で、正当な所有者は彼女の血筋(正確に言えば彼女の父であるコルキス王・アイエテスの秘蔵の品)にあった。当初はアイエテスが、メディア自身が止めたのにも関わらず、自慢して回っていた秘宝。これを自慢して回っていたせいで女神ヘラは報復を画策する事になる。つまりは彼女が破滅する直接の元凶の品でもある。 |
| + | : なお、メディア本人がアイエテスについて語る所によれば、『金羊の皮を自慢するしか出来ない無能な人ではあったけど、少なくとも善人ではあったし良い王で良い父親ではあった』らしい。 |
| + | :「地に放ると[[竜種|竜]]が現れる」とされるが「幻獣召喚能力がないためこの用途では使用できない」、「召喚はできるが制御出来ない」とも言われている。金羊の皮が使えればコルキスの竜を召喚出来るが、この竜は竜種の中でも大したことない方なので、第五次聖杯戦争においては最弱から中堅に上がる程度の戦力にしかならないという。[[セブン|第七聖典]]よろしく、ヘンな精霊が憑いているとか。 |
| : メディアにとって扱えないため、宝具ではなく「[[スキル (サーヴァント)|スキル]]」の項にて言及されている。 | | : メディアにとって扱えないため、宝具ではなく「[[スキル (サーヴァント)|スキル]]」の項にて言及されている。 |
| :皮を愛でることで回復することができる。もふもふ。精神の癒やしが肉体を凌駕したのだっ! | | :皮を愛でることで回復することができる。もふもふ。精神の癒やしが肉体を凌駕したのだっ! |
− | : 『Fate/stay night』ではランクEXとなっているが、『Fate/Grand Order』ではランクが存在せず、ゲーム中での効果は「皮を愛でて自身のHPを回復」となっている。 | + | : 『Fate/stay night』ではランクEXとなっているが、『Fate/Grand Order』ではランクが存在せず、ゲーム中での効果は「皮を愛でて自身のHPを回復[Lv]」となっている。 |
| | | |
| == 使用技 == | | == 使用技 == |
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| | | |
| == 真名:メディア == | | == 真名:メディア == |
− | :ギリシャ世界において東の果てと言われたコルキス国の王、アイエテスの娘。「裏切りの魔女」とよばれる人物。 | + | :ギリシャ世界において東の果てと言われたコルキス国の王、アイエテスの娘。『コルキスの国の女神ヘカテーの姫巫女にして正当なギリシャの神の血族に連なる聖女』 |
− | :魔術の女神ヘカテに教えを受ける巫女であり、王の娘として蝶よ花よと愛でられたが、栄光を求める英雄たちが到来した事でその運命は狂うこととなる。 | + | :『眼輝く乙女』の別名も持ちその名は「慮る、統治する女性」を意味する。 |
| + | :自らも子供達を愛し国民にも慕れ愛し愛される王女として、そして姫巫女として蝶よ花よと周囲に愛でられたが、栄光を求める英雄たちが到来した事でその運命は狂うこととなる。 |
| | | |
| :ある日外界から、コルキスの宝「金羊の皮」を求めてアルゴー船の船長イアソンが現れた。 | | :ある日外界から、コルキスの宝「金羊の皮」を求めてアルゴー船の船長イアソンが現れた。 |
− | :『自分を崇拝しないコルキスの王アイエテスが気に入らないから王女に罰を与え、あわよくば気に食わないヘラクラスも今度こそ始末する』 | + | :『自分を崇拝しないコルキスの王アイエテスが気に入らないから王女に罰を与え、あわよくば気に食わないヘラクレスも今度こそ始末する』 |
| :女神ヘラの恐るべき企みと彼女の唆しにより無理矢理、騙される形でそれに加担させられた女神アフロディーテ、エロースの呪いによって(アフロディーテを擁護しておくと決して彼女の本意ではなかった) イアソンに妄信的なまでの恋を抱いたメディアは父を裏切り、自国の宝である「金羊の皮」をイアソンに与えてコルキスを脱出、その過程に追手の一人である弟を魔術で八つ裂きにしてしまう。 | | :女神ヘラの恐るべき企みと彼女の唆しにより無理矢理、騙される形でそれに加担させられた女神アフロディーテ、エロースの呪いによって(アフロディーテを擁護しておくと決して彼女の本意ではなかった) イアソンに妄信的なまでの恋を抱いたメディアは父を裏切り、自国の宝である「金羊の皮」をイアソンに与えてコルキスを脱出、その過程に追手の一人である弟を魔術で八つ裂きにしてしまう。 |
| :外敵こそ振り切ったが、その非道な行いはアルゴー船に集った英雄達からも非難・中傷を受け、イアソンも彼女に対するねぎらいの言葉をかけることはなかった。 | | :外敵こそ振り切ったが、その非道な行いはアルゴー船に集った英雄達からも非難・中傷を受け、イアソンも彼女に対するねぎらいの言葉をかけることはなかった。 |
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| ; [[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]] | | ; [[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]] |
| : [[クラスカード]]の1枚であり、黒化英雄として登場。 | | : [[クラスカード]]の1枚であり、黒化英雄として登場。 |
| + | : 『ドライ!!』の最終決戦では神稚児の力を取り戻した[[美遊・エーデルフェルト]]によってサーヴァントとして召喚された。 |
| ; [[Fate/Ace Royal]] | | ; [[Fate/Ace Royal]] |
| : [[英霊カード]]の一枚として登場。攻撃を仕掛ける時は自分で、相手の攻撃を受ける時は「竜牙兵」で、と戦い方を使い分ける珍しいスタイル。原作通り「キャスター」で召喚すると防御力が上がるので良い。「バーサーカー」の適性もあるが、ちぐはぐなステータスになるので避けるのが無難。極端な性能に思われがちだが、攻防のバランスが良く、強力な「破戒すべき全ての符」も持つ、隠れた強キャラ。 | | : [[英霊カード]]の一枚として登場。攻撃を仕掛ける時は自分で、相手の攻撃を受ける時は「竜牙兵」で、と戦い方を使い分ける珍しいスタイル。原作通り「キャスター」で召喚すると防御力が上がるので良い。「バーサーカー」の適性もあるが、ちぐはぐなステータスになるので避けるのが無難。極端な性能に思われがちだが、攻防のバランスが良く、強力な「破戒すべき全ての符」も持つ、隠れた強キャラ。 |
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| : 金毛羊皮ではなく契約破りの短剣を持っていたことから失望されたのを皮切りに、メディアの圧倒的な実力の前に家伝の魔術が足元にすら及ばなかったことから嫌悪される。 | | : 金毛羊皮ではなく契約破りの短剣を持っていたことから失望されたのを皮切りに、メディアの圧倒的な実力の前に家伝の魔術が足元にすら及ばなかったことから嫌悪される。 |
| : 彼女自身も、子供を生贄にして何とも思わないだけでなく終始自分を魔女扱いする彼にうんざりしており、自害させようとしてきた彼を逆に返り討ちにした。 | | : 彼女自身も、子供を生贄にして何とも思わないだけでなく終始自分を魔女扱いする彼にうんざりしており、自害させようとしてきた彼を逆に返り討ちにした。 |
− | : 作中で判明しているだけで56名の子供達を生贄用として捕獲しており、そのうち最初の『実験』で6名が生贄として死亡した。残りの50名はメディアの魔術と[[言峰綺礼]]の命でやって来たランサー、そして影から見守っていたアーチャー等の働きによって無事に解放されている。
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| ; [[佐々木小次郎|アサシン]] | | ; [[佐々木小次郎|アサシン]] |
| : 召喚し、契約したサーヴァント。あまり積極的に働かないせいか頭を痛めている。 | | : 召喚し、契約したサーヴァント。あまり積極的に働かないせいか頭を痛めている。 |
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| : 『Fate/Grand Order』では相変わらずのマイペースさに苛ついている。 | | : 『Fate/Grand Order』では相変わらずのマイペースさに苛ついている。 |
| ; [[柳洞一成]] | | ; [[柳洞一成]] |
− | : 居候先の息子。口うるさい小姑。 | + | : 居候先の息子。口うるさい小姑。彼からの評価は『根は決して悪い人には見えない』 |
| + | : 『宗一郎兄の嫁になるんだから俺の将来の義姉にもなるのだし、もうちょっと炊事、家事をしっかりとですね……』 |
| + | : メディアからは、前世の弟の小言を思い出させる感情を呼び起こさせている……。 |
| ; [[衛宮士郎]] | | ; [[衛宮士郎]] |
− | : 彼の特異な魔術回路に興味を持つ。あるバッドエンドでは彼を礼装に改造する。 | + | : 彼の特異な魔術回路に興味を持ち、あるバッドエンドでは彼を礼装に改造する。本質的には[[藤村大河]]と同じく[[エミヤ|アーチャー]]と同じ存在だと見抜いている。 |
− | : 聖杯が絡まないスピンオフでの仲は良好。士郎から料理を学ぶ様子などが見られる。 | + | : 『Fate/Grand Order』では『坊や、いえあのキザ男はもともと礼儀正しい性格』というセリフがあり、アーチャー共々憎からず思っているらしい。 |
| + | : 対して士郎からの評価は極めて低く、『間違っても決してお礼を言ったりするような人ではなく、非常に怖い女性』と思われている。聖杯が絡まないスピンオフでも同様で、メディアから笑顔でお礼を言われた時には『何だ?怖い』と感じていたほど(後に、料理を教えたことで誤解が解けた)。 |
| + | : しかし彼女に言わせれば、士郎に向ける感情は『男に持つ恋愛感情ではなくあくまでも弟に向けるような感情なので誤解はしないように』と釘を刺していた。 |
| ; [[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]] | | ; [[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]] |
| : UBWルートで戦力として目を付けている他、白い衣装を着せて汚したいとも思っている。その他のルートでは自棄になって特攻する相手。 | | : UBWルートで戦力として目を付けている他、白い衣装を着せて汚したいとも思っている。その他のルートでは自棄になって特攻する相手。 |
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| ; [[エミヤ|アーチャー]] | | ; [[エミヤ|アーチャー]] |
| : UBWルートで味方に引き入れるも、早速正体をバラされるわ、色恋についてからかわれるわ、裏切られるわと散々だった。『Fate/Grand Order』ではチームを組むことも。 | | : UBWルートで味方に引き入れるも、早速正体をバラされるわ、色恋についてからかわれるわ、裏切られるわと散々だった。『Fate/Grand Order』ではチームを組むことも。 |
− | : 『逃亡のために、実の弟すら八つ裂きにする女』『逃げるだけなら当代一』と口では散々な物言いをするもののアトラム・ガリアスタの実験で生贄にされかけた子供達を助けるのに影からこっそり手を貸している。 | + | : なお、メディア本人は『坊や、いえあのキザ男はもともと礼儀正しい性格だもの。色々あって性格がねじくれて悪役ぶってるだけよ?』と評している。<ref group="出">[[トーマス・エジソン]] 幕間の物語「できるかな?」</ref> |
− | : 本来は英霊としての誇り高き一面と清い面がある事を知っている事から内心彼女を高く評価している。そのため割りと相性そのものは実はそう悪くない組み合わせだったりする。
| |
| ; [[言峰綺礼]] | | ; [[言峰綺礼]] |
| : TVアニメ版第2作にて会話が追加される。聖杯の器の所在を問うが、空振りに終わる。その際、詰めが甘いことを指摘され、その直後に彼を殺したと思い込んで逃がしてしまう。 | | : TVアニメ版第2作にて会話が追加される。聖杯の器の所在を問うが、空振りに終わる。その際、詰めが甘いことを指摘され、その直後に彼を殺したと思い込んで逃がしてしまう。 |
| ; [[クー・フーリン|ランサー]] | | ; [[クー・フーリン|ランサー]] |
− | : 戦闘面は別として性格面は彼女的には苦手な相手。気の強い女、無茶な約束、無理難題、実は男に裏切られた気の強い本物のお姫様と騎士と言うランサー的には | + | : 戦闘面は別として性格面は彼女的には苦手な相手。 |
− | : かなりドストライクな女性の範疇に入っている。 | + | : UBWルート中盤では彼が士郎と凛と組んで自身を倒そうとしたため、アーチャーを彼に差し向ける。 |
− | : 聖杯戦争前に[[アトラム・ガリアスタ]]に生贄として捕獲されていた子供達の救出と逃走に手を貸している。
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| :『Fate/hollow ataraxia』では彼のナンパを咎める王女として潔癖な面も見せる。『Fate/Grand Order』ではチームを組むなどしている。 | | :『Fate/hollow ataraxia』では彼のナンパを咎める王女として潔癖な面も見せる。『Fate/Grand Order』ではチームを組むなどしている。 |
− | :元よりチームを組んで子供達の解放に手を貸した事と本物のお姫様と本物の騎士なので相性そのものは最高だったりする。
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| ; [[藤村大河]] | | ; [[藤村大河]] |
− | : マスターの同僚。「タイガー道場」ではタイガにお悩み相談をしている。 | + | : マスターの同僚。「タイガー道場」ではタイガにお悩み相談をしている。[[エミヤ|アーチャー]]と[[衛宮士郎]]が同じ存在だと見抜いているが、彼女の場合は本能で見抜いていると言った方が正確か。 |
| : 本編ではUBWルートにて彼女を人質に取った事が[[エミヤ|アーチャー]]の逆鱗に触れてしまい、間接的な敗因となった。 | | : 本編ではUBWルートにて彼女を人質に取った事が[[エミヤ|アーチャー]]の逆鱗に触れてしまい、間接的な敗因となった。 |
| ; [[間桐桜]] | | ; [[間桐桜]] |
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| : 彼女は桜を気に入っており、[[Fate/unlimited codes]]では好戦的な黒桜に対して必死の説得と桜を元に戻す方法を模索している。士郎に自分が料理を習っている事を桜に知られないようにしてほしいと頼んでいる。 | | : 彼女は桜を気に入っており、[[Fate/unlimited codes]]では好戦的な黒桜に対して必死の説得と桜を元に戻す方法を模索している。士郎に自分が料理を習っている事を桜に知られないようにしてほしいと頼んでいる。 |
| : 『衛宮さんちの今日のごはん』では、26話で衛宮邸に来たところ鉢合わせになり、料理を習っていることが露見した。しかしこの作品ではこの時が初対面であったことと、ある程度料理が上達していた後なので、ボロが出るようなことにはなっていない。 | | : 『衛宮さんちの今日のごはん』では、26話で衛宮邸に来たところ鉢合わせになり、料理を習っていることが露見した。しかしこの作品ではこの時が初対面であったことと、ある程度料理が上達していた後なので、ボロが出るようなことにはなっていない。 |
− | : TVアニメ版第1作ではバーサーカー撃破後に彼女を操って攻撃してきたが、その時何故か'''黒いボンデージファッション'''にしていた。 | + | : TVアニメ版第1作ではバーサーカー撃破後に彼女を操って攻撃してきたが、その時何故か'''黒いボンデージファッション'''を着せていた。 |
| ; [[メドゥーサ|ライダー]] | | ; [[メドゥーサ|ライダー]] |
| : 自分と同じように神々に運命を狂わされた存在のはずだが、性格の相性は悪く、顔を合わせると舌戦になる。 | | : 自分と同じように神々に運命を狂わされた存在のはずだが、性格の相性は悪く、顔を合わせると舌戦になる。 |
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| : サーヴァントになっても「自己チューで好き勝手に振舞う」と評したり、『Fate/Grand Order』では自分が作った模型の世界(イケメンが最終的に酷い目に遭う)に「イアソンワールド」と付けるなどだいぶ屈折した感情を抱いている模様。 | | : サーヴァントになっても「自己チューで好き勝手に振舞う」と評したり、『Fate/Grand Order』では自分が作った模型の世界(イケメンが最終的に酷い目に遭う)に「イアソンワールド」と付けるなどだいぶ屈折した感情を抱いている模様。 |
| ; [[ヘラクレス]] | | ; [[ヘラクレス]] |
− | : アルゴー号に同乗していた仲間。 | + | : アルゴー号に同乗していた仲間。当人達には知る由も無いが女神ヘラの恐るべき企みと策略によって人生を狂わされた被害者同士と言う間柄。 |
| + | : おそらく、彼とメディア、そしてライダーが一緒に召喚されたのは単なる偶然ではなく女神ヘラの復讐の一環だろう事が伺える。3人のうち誰がやられてもヘラには愉悦でしかないのだから。 |
| : 英霊になってからは記憶がだいぶ摩耗しており、どんな性格だったかまではよく覚えていないらしい。 | | : 英霊になってからは記憶がだいぶ摩耗しており、どんな性格だったかまではよく覚えていないらしい。 |
| : なお、一般的なアルゴナウタイの伝承によるとヘラクレスはコルキス到着前にアルゴー号を下船しているので、メディアとの直接の面識はない。 | | : なお、一般的なアルゴナウタイの伝承によるとヘラクレスはコルキス到着前にアルゴー号を下船しているので、メディアとの直接の面識はない。 |
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| : 恋愛観などから意気投合するものの、契約破棄の短刀を「法を無視するなど美しくない」とバッサリ言われ、物別れに。 | | : 恋愛観などから意気投合するものの、契約破棄の短刀を「法を無視するなど美しくない」とバッサリ言われ、物別れに。 |
| ; [[エウロペ]] | | ; [[エウロペ]] |
− | : 『Fate/Grand Order material Ⅰ』にて言及。魔術師としての繋がりはないものの、"最強の守護者"を使い魔としているため無視できないサーヴァント。 | + | : 『Fate/Grand Order material Ⅰ』にて言及。魔術師としてもギリシャ神話的にも繋がりはないものの、"最強の守護者"を使い魔としているため無視できないサーヴァント。 |
| ; [[氷室鐘]] | | ; [[氷室鐘]] |
| : Fate本編での接点は皆無だが、『氷室の天地』第10巻では葛木と行方不明(実際には当然死亡)になったことを'''「恋に落ちた某国の姫とSPの逃避行」'''という浪漫溢れる噂にしてくれたためカバー裏で大感激。 | | : Fate本編での接点は皆無だが、『氷室の天地』第10巻では葛木と行方不明(実際には当然死亡)になったことを'''「恋に落ちた某国の姫とSPの逃避行」'''という浪漫溢れる噂にしてくれたためカバー裏で大感激。 |
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| * 能力自体は[[魔法|魔法使い]]レベルだが、彼女はTYPE-MOON世界における"魔法"を知らないので定義としては魔術師に位置する<ref group="出">「Fate用語辞典-キャスター」『Fate/side material』p.58</ref>。 | | * 能力自体は[[魔法|魔法使い]]レベルだが、彼女はTYPE-MOON世界における"魔法"を知らないので定義としては魔術師に位置する<ref group="出">「Fate用語辞典-キャスター」『Fate/side material』p.58</ref>。 |
| **元々彼女は神代……つまり多くの魔術が未だ魔法だった頃の人物なので、キャスターが行使する魔術の多くも当時は「魔法」であったと思われ、それでいえば立派な魔法使いである。ただ、キャスターが使える中に「現代まで残った五つの魔法」は無かったというだけである。 | | **元々彼女は神代……つまり多くの魔術が未だ魔法だった頃の人物なので、キャスターが行使する魔術の多くも当時は「魔法」であったと思われ、それでいえば立派な魔法使いである。ただ、キャスターが使える中に「現代まで残った五つの魔法」は無かったというだけである。 |
− | *青子より強いとされている。ちなみに青子の戦闘力は平均的な宝具を持つサーヴァントと互角。 | + | *『魔術限定の勝負だけ』なら青子より強く『体術がなければ勝てるかも知れない』と、されている。ちなみに青子の戦闘力は平均的な宝具を持つサーヴァントと互角。 |
| * いわゆる「エルフ耳」と呼ばれる長い耳。ぴこぴこ動く。『Fate/stay night』PC初回版ではこの設定を忘れた普通の耳のCGが存在し、後にパッチで修正された。 | | * いわゆる「エルフ耳」と呼ばれる長い耳。ぴこぴこ動く。『Fate/stay night』PC初回版ではこの設定を忘れた普通の耳のCGが存在し、後にパッチで修正された。 |
| *キャラクターのデザインは普通に悪女にすると面白味がないことから、「パッと見は艶ぽい美女なんだけど、フードを外したらむしろ素朴な印象のある美人だった」という落としどころで構想。ローブはこやま氏のデザイン。 | | *キャラクターのデザインは普通に悪女にすると面白味がないことから、「パッと見は艶ぽい美女なんだけど、フードを外したらむしろ素朴な印象のある美人だった」という落としどころで構想。ローブはこやま氏のデザイン。 |
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| * プロット段階ではキャスタールートも存在した。ロリっ娘になった彼女をパートナーにするとかなんとか<ref group="出">「Fate用語辞典-没ルート」『Fate/side material』p.72</ref>。『氷室の天地』に登場するカードゲーム「英雄史大戦」のカードでメディアがロリっ娘になっているのは、このプロットが元ネタ。 | | * プロット段階ではキャスタールートも存在した。ロリっ娘になった彼女をパートナーにするとかなんとか<ref group="出">「Fate用語辞典-没ルート」『Fate/side material』p.72</ref>。『氷室の天地』に登場するカードゲーム「英雄史大戦」のカードでメディアがロリっ娘になっているのは、このプロットが元ネタ。 |
| * 最初のマスターとの諍いは「最初に彼女を召喚したマスターに散々嫉妬され、ひどい目に遭わされたので騙し討ちしました」とのこと<ref group="出">「奈須きのこ&武内崇キャラクター別対談」『Fate/complete material Ⅱ Character material.』p.87</ref>。 | | * 最初のマスターとの諍いは「最初に彼女を召喚したマスターに散々嫉妬され、ひどい目に遭わされたので騙し討ちしました」とのこと<ref group="出">「奈須きのこ&武内崇キャラクター別対談」『Fate/complete material Ⅱ Character material.』p.87</ref>。 |
− | ** TVアニメ版第2作(ufo版『UBW』)では令呪で自害を命じられるも、自分自身に「破戒すべき全ての符」を刺して契約を破棄していたため事なきを得ている。この際、魔術儀式の生贄にされそうになった子供達を逃している。 | + | ** TVアニメ版第2作(ufo版『UBW』)でこの詳細が明らかになったが、契約していたマスターはゲーム版で言及されていたような中肉中背の中年ではなく、[[アトラム・ガリアスタ|生前の夫のような顔のいい男性]]であった。 |
| + | *** 奈須きのこ氏曰く「ゲーム版では中肉中背の中年とか書かれていたのはきっと幻」とのこと。 |
| * 宝具「破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)」は威力を出すことを目的とした物ではないため、『Fate/unlimited codes』や『トラぶる花札道中記』などでは、相手を呪詛で束縛した上で上空から全力全壊の魔力弾連射攻撃を行う「神言魔術式・灰の花嫁(ヘカティック・グライアー)」が彼女の最強技として設定されている。 | | * 宝具「破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)」は威力を出すことを目的とした物ではないため、『Fate/unlimited codes』や『トラぶる花札道中記』などでは、相手を呪詛で束縛した上で上空から全力全壊の魔力弾連射攻撃を行う「神言魔術式・灰の花嫁(ヘカティック・グライアー)」が彼女の最強技として設定されている。 |
| + | **後に『Fate/Grand Order』でも、バトルモーション内で「神言魔術式・灰の花嫁」と「コリュキオン」を使うようになった(2017年2月1日のモーション更新以降。あくまでも演出の一環であり、プレイヤーが操作して繰り出すものではない)。 |
| * ジェネオン版アニメの回想に登場する若き日のメディアは、元々顔を影で隠す予定だった。しかし、キャラクターデザインの石原恵が描いてしまい発表になった。石原当人は隠れていても対処はしておきたい、という理由で描いたとの事だが、山口監督は好評だったと賞賛している。 | | * ジェネオン版アニメの回想に登場する若き日のメディアは、元々顔を影で隠す予定だった。しかし、キャラクターデザインの石原恵が描いてしまい発表になった。石原当人は隠れていても対処はしておきたい、という理由で描いたとの事だが、山口監督は好評だったと賞賛している。 |
| *『Fate/complete material IV Extra material.』初回特典のアレ本には、こやまひろかず氏による描き下ろしイラストによって、魔法少女のような扮装をした「キャスターリリィ」というネタバリエーションが掲載されている。 | | *『Fate/complete material IV Extra material.』初回特典のアレ本には、こやまひろかず氏による描き下ろしイラストによって、魔法少女のような扮装をした「キャスターリリィ」というネタバリエーションが掲載されている。 |