差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
10 バイト除去 、 2023年11月2日 (木) 09:18
43行目: 43行目:  
:Aチームメンバーとして[[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデア]]から選抜されたが、レフの妨害工作により瀕死の重傷を負い、コフィンで凍結保存されてしまった。
 
:Aチームメンバーとして[[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデア]]から選抜されたが、レフの妨害工作により瀕死の重傷を負い、コフィンで凍結保存されてしまった。
 
:復活後はキリシュタリアから自身が担当する[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ|ブリテン異聞帯]]の危険性をあらかじめ聞かされており、『異星の神』の目論みを潰すため該当箇所を自滅させるよう頼まれる。
 
:復活後はキリシュタリアから自身が担当する[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ|ブリテン異聞帯]]の危険性をあらかじめ聞かされており、『異星の神』の目論みを潰すため該当箇所を自滅させるよう頼まれる。
:その後、ブリテン異聞帯でカルデア式の召喚システムを利用して汎人類史の[[モルガン]]を召喚しその場は一旦後回しにして眠りにつくが、その間にモルガンは「自分の<ruby><rb>国</rb><rt>ブリテン</rt></ruby>を創る」という我欲を優先し、独自にレイシフトを解析・模倣してカルデアを含めた汎人類史の情報を[[モルガン (Grand Order)|<ruby><rb>楽園の妖精</rb><rt>異聞帯の自分</rt></ruby>]]宛に送信。その結果[[空想樹]]を使ってブリテン異聞帯を一から全く違う世界に作り変えてしまい、ベリルが目を覚ますと辺りは様変わりして豪華な王城のベッドに寝ていたばかりか、外ではたったの一晩で国と文明が出来上がっていた上に空想樹は枯死、サーヴァントとして召喚したはずのモルガンは『[[異聞帯の王]]』に取って代わられ、さらに今の自分は空想樹がある世界≒滅んだブリテン異聞帯を知る者という矛盾を抹消すべく存在を一旦消されて生み出された瓜二つのクローン='''実質上二度目の死を迎えている'''という斜め上の事実<ref group="注">この時点で『序』における定例会議の際、ベリルが言っていたブリテン異聞帯に関する現状は全て嘘であったことが分かる。</ref>を尽く突きつけられるも、元から刹那主義な上に『[[マシュ・キリエライト|執着する人物]]を手に入れる』事以外どうでもよかった為それ等を意に介さず、異聞帯の運営は彼処に一任し自分は自分で独自の策を練り始める。
+
:その後、ブリテン異聞帯でカルデア式の召喚システムを利用して汎人類史の[[モルガン]]を召喚しその場は一旦後回しにして眠りにつくが、その間にモルガンは「自分の<ruby><rb>国</rb><rt>ブリテン</rt></ruby>を創る」という我欲を優先し、独自にレイシフトを解析・模倣してカルデアを含めた汎人類史の情報を[[モルガン (Grand Order)|<ruby><rb>楽園の妖精</rb><rt>異聞帯の自分</rt></ruby>]]宛に送信。その結果[[空想樹]]を使ってブリテン異聞帯を一から全く違う世界に作り変えてしまい、ベリルが目を覚ますと辺りは様変わりして豪華な王城のベッドに寝ていたばかりか、外ではたったの一晩で国と文明が出来上がっていた上に空想樹は枯死、サーヴァントとして召喚したはずのモルガンは『[[異聞帯の王]]』に取って代わられ、さらに今の自分は空想樹がある世界≒滅んだブリテン異聞帯を知る者という矛盾を解消するべく存在を一旦消されて生み出された瓜二つのクローン='''実質上二度目の死を迎えている'''という斜め上の事実<ref group="注">この時点で『序』における定例会議の際、ベリルが言っていたブリテン異聞帯に関する現状は全て嘘であったことが分かる。</ref>を尽く突きつけられるも、元から刹那主義な上に『[[マシュ・キリエライト|執着する人物]]を手に入れる』事以外どうでもよかった為それ等を意に介さず、異聞帯の運営は彼処に一任し自分は自分で独自の策を練り始める。
 
:そして表面上は空想樹を伐採した事により、担当異聞帯を追われて逃げ込んで来たという名目の下、滞在していたギリシャ異聞帯でブリテン異聞帯の空想樹「セイファート」の残骸を燃やし、天幕を介してこの異聞帯の空想樹「マゼラン」へ延焼させることでオリュンポスの破壊に成功。そこで終わるはずだった所へ偶然からキリシュタリアが『異星の神』に協力した真の目的たる「自分以外の人間を、寿命までの絶対の生存が確立した『神に近しい存在』に昇格させる」計画の全貌を知ると、殺人を至高の楽しみかつ目的とするベリルにとって、到底それは『つまらない』かつ『気に食わない』事案であったため、[[モルガン (Grand Order)|モルガン]]に自分目掛けて “ロンゴミニアドを模倣した魔術” をワザと落とさせて隙を作り彼に致命傷を負わせ、間に入った[[グレゴリー・ラスプーチン|ラスプーチン]]とカルデア一行に今この地球上で最強の存在は自身の異聞帯の王であると宣言した後[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ|コヤンスカヤ]]の転移契約を使ってブリテン異聞帯へ逃走する。
 
:そして表面上は空想樹を伐採した事により、担当異聞帯を追われて逃げ込んで来たという名目の下、滞在していたギリシャ異聞帯でブリテン異聞帯の空想樹「セイファート」の残骸を燃やし、天幕を介してこの異聞帯の空想樹「マゼラン」へ延焼させることでオリュンポスの破壊に成功。そこで終わるはずだった所へ偶然からキリシュタリアが『異星の神』に協力した真の目的たる「自分以外の人間を、寿命までの絶対の生存が確立した『神に近しい存在』に昇格させる」計画の全貌を知ると、殺人を至高の楽しみかつ目的とするベリルにとって、到底それは『つまらない』かつ『気に食わない』事案であったため、[[モルガン (Grand Order)|モルガン]]に自分目掛けて “ロンゴミニアドを模倣した魔術” をワザと落とさせて隙を作り彼に致命傷を負わせ、間に入った[[グレゴリー・ラスプーチン|ラスプーチン]]とカルデア一行に今この地球上で最強の存在は自身の異聞帯の王であると宣言した後[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ|コヤンスカヤ]]の転移契約を使ってブリテン異聞帯へ逃走する。
 
:続くブリテン異聞帯前編では、機が熟すまでの半年の間『暇つぶし』として汎人類史の話を聞かせた事で懐かれた[[妖精騎士トリスタン]]と共にニュー・ダーリントンで殺戮ショーを開いたり、地下で人間を贄にしたモース毒の改良と研究実験に勤しみ、ギリシャ異聞帯で事を済ませて戻るとカルデア一行…強いてはマシュを手に入れる為の一番の邪魔者である[[主人公 (Grand Order)|主人公]]を謀殺すべく待ち受ける。そして上陸した土地の影響で記憶を無くしたマシュが「予言の子」としてシェフィールドへ連れて行かれた事を、彼女を売った商人の1人ウィンキーから聞き出すと、モルガンの命令を受けた妖精騎士トリスタンに付き添う形でシェフィールド侵攻に同行。人質として捕らえた領主の[[ボガード]]を彼女に甚振り者にさせてマシュをまんまと誘き出し連れて行こうとするが、[[ハベトロット]]の警戒に加え当人からも本能的に危険人物だと勘づかれた事と、[[ギャラハッド]]の能力が戻っている上に普段よりも倍以上の強さとなっている所為で到底敵わないと確信していた故に瀕死のボガードの身柄<ref group="注">この時異聞帯のモルガンのマスターは自分だという『秘密』を打ち明けているが、当然嘘っぱちである。</ref>を引き換えに見逃してもらい、ひとまず先に彼が勝手に使用していたブラックバレルを回収しようと思ったが、何故か見当たらなかった為にその場は断念して立ち去る。
 
:続くブリテン異聞帯前編では、機が熟すまでの半年の間『暇つぶし』として汎人類史の話を聞かせた事で懐かれた[[妖精騎士トリスタン]]と共にニュー・ダーリントンで殺戮ショーを開いたり、地下で人間を贄にしたモース毒の改良と研究実験に勤しみ、ギリシャ異聞帯で事を済ませて戻るとカルデア一行…強いてはマシュを手に入れる為の一番の邪魔者である[[主人公 (Grand Order)|主人公]]を謀殺すべく待ち受ける。そして上陸した土地の影響で記憶を無くしたマシュが「予言の子」としてシェフィールドへ連れて行かれた事を、彼女を売った商人の1人ウィンキーから聞き出すと、モルガンの命令を受けた妖精騎士トリスタンに付き添う形でシェフィールド侵攻に同行。人質として捕らえた領主の[[ボガード]]を彼女に甚振り者にさせてマシュをまんまと誘き出し連れて行こうとするが、[[ハベトロット]]の警戒に加え当人からも本能的に危険人物だと勘づかれた事と、[[ギャラハッド]]の能力が戻っている上に普段よりも倍以上の強さとなっている所為で到底敵わないと確信していた故に瀕死のボガードの身柄<ref group="注">この時異聞帯のモルガンのマスターは自分だという『秘密』を打ち明けているが、当然嘘っぱちである。</ref>を引き換えに見逃してもらい、ひとまず先に彼が勝手に使用していたブラックバレルを回収しようと思ったが、何故か見当たらなかった為にその場は断念して立ち去る。
158行目: 158行目:  
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
 
;ベリル・カット
 
;ベリル・カット
:明らかになった悪性の強さに加え、ギリシャ異聞帯でキリシュタリアを謀殺した経緯と、よりにもよって執着相手がマシュ・キリエライトで、尚且つ彼女にDV紛いの「愛情表現」をしていた事が判明するや否や、多くのプレイヤーに怒りとヘイトを募らせたクリプターだったが、担当するブリテン異聞帯の住民が一部を除けばベリルが霞んでしまう程に醜悪で悪辣な思想と価値観を持つ暴民連中ばかりで成り立っていたため崩壊は避けられなかった事と、当人が予想以上に裏方に徹底していた事から''存在そのものが途中から半ば忘れ去られる''事態となり、さらに2021年開催の6周年記念オンラインイベント、及び2022年開催の7周年記念イベント1日目における各異聞帯シナリオの朗読劇では、ネタバレ防止のため''ベリルが一番活躍する重要場面が丸ごと飛ばされる''羽目となり、プレイヤー達のやり切れなさと異聞帯での胸糞と後味の悪さを彼の名前と掛けて『ベリル・'''カット'''』というネタよりの渾名が誕生してしまった。その上キリシュタリアとペペロンチーノについても、それぞれ異性の神に最初から生命を握られていた、神通力で自身の余命がこれきりだと予め気づいていたという既に寿命が詰んだ状態だった事情もあり、ベリルが手を下す必要が全くなかった事も拍車がかかってしまったといえる。<br>一方でマシュへの歪んだ愛情の結末に対しては、彼女自身から異聞帯での一連の行動と、過去における暴行行為も含めて'''『自分を愛している』というベリルの思いそのものは間違いなく本物で本気なんだと承知した上で'''「その伝え方が間違っているし、理解も出来ないから応えられない」と云うキッパリとした拒絶の言葉を告げられる形で書ききってはいるので、ベリル・ガットという『一人の恋する男の物語の終わり』としてはこれ位が丁度良かったのかも知れない……
+
*明らかになった悪性の強さに加え、ギリシャ異聞帯でキリシュタリアを謀殺した経緯と、よりにもよって執着相手がマシュ・キリエライトで、尚且つ彼女にDV紛いの「愛情表現」をしていた事が判明するや否や、多くのプレイヤーに怒りとヘイトを募らせたクリプターだったが、担当するブリテン異聞帯の住民が一部を除けばベリルが霞んでしまう程に醜悪で悪辣な思想と価値観を持つ暴民連中ばかりで成り立っていたため崩壊は避けられなかった事と、当人が予想以上に裏方に徹底していた事から''存在そのものが途中から半ば忘れ去られる''事態となり、さらに2021年開催の6周年記念オンラインイベント、及び2022年開催の7周年記念イベント1日目における各異聞帯シナリオの朗読劇では、ネタバレ防止のため''ベリルが一番活躍する重要場面が丸ごと飛ばされる''羽目となり、プレイヤー達のやり切れなさと異聞帯での胸糞と後味の悪さを彼の名前と掛けて『ベリル・'''カット'''』というネタよりの渾名が誕生してしまった。
 +
**キリシュタリアとペペロンチーノについても、それぞれ異性の神に最初から生命を握られていた、神通力で自身の余命がこれきりだと予め気づいていたという既に寿命が詰んだ状態だった事情もあり、ベリルが手を下す必要が全くなかった事も拍車がかかってしまったといえる。
 +
**一方でマシュへの歪んだ愛情に関する結末に対しては、彼女自身から異聞帯での一連の行動と、過去における暴行行為も含め'''『自分を愛している』というベリルの思いそのものは間違いなく本物で本気なんだと承知した上'''で、「その伝え方が間違っているし、理解も出来ないから応えられない」とキッパリ拒絶の言葉を告げられる形で書ききってはいるので、ベリル・ガットという『一人の恋する男の物語の終わり』としてはこれ位が丁度良かったのかも知れない……
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
3,453

回編集

案内メニュー