4行目: |
4行目: |
| | 性別 = 男性 | | | 性別 = 男性 |
| | 声優 = 前野智昭 | | | 声優 = 前野智昭 |
| + | | 本名 = 鄭<ruby><rb>明儼</rb><rt>めいげん</rt></ruby><br>田川福松(日本名) |
| + | | 外国語表記 = Zheng Chenggong |
| | 年齢 = | | | 年齢 = |
| | 誕生日 = | | | 誕生日 = |
14行目: |
16行目: |
| | 苦手な物 = | | | 苦手な物 = |
| | 天敵 = | | | 天敵 = |
− | | デザイン = | + | | デザイン = 渡れい |
| }} | | }} |
| | | |
| == 概要 == | | == 概要 == |
− | | + | 『[[Fate/Samurai Remnant]]』の登場人物。 |
| | | |
| ;略歴 | | ;略歴 |
− | :『[[Fate/Samurai Remnant]]』で行われる聖杯戦争「盈月の儀」に参戦した七人のマスターのうちの一人。 | + | :『Samurai Remnant』で行われる聖杯戦争「盈月の儀」に参戦した七人のマスターのうちの一人。 |
− | :明の商人である「鄭芝龍」 と日本人の母「田川マツ」との間に生まれ、先代の明の皇帝であった隆武帝に重用され「国姓爺」の異名を持つ傑物。 | + | :明の商人である「鄭芝龍」 と日本人の母「田川マツ」との間に生まれ、先代の明の皇帝であった隆武帝に重用された、「国姓爺」の異名を持つ傑物。 |
| + | :「盈月の儀」に際しては、紀伊和歌山藩の藩主である徳川頼宣の伝手で赤坂に屋敷を構えている。 |
| | | |
| ;人物 | | ;人物 |
30行目: |
33行目: |
| :しかし、「自分の願いは盈月でないと叶わないもの」だとキャスターに丸め込まれると、他者や無関係の人物を犠牲にしてでも勝利を掴み取ろうとする人物となってしまう。 | | :しかし、「自分の願いは盈月でないと叶わないもの」だとキャスターに丸め込まれると、他者や無関係の人物を犠牲にしてでも勝利を掴み取ろうとする人物となってしまう。 |
| :盈月への願いは『明の復興』。 | | :盈月への願いは『明の復興』。 |
| + | |
| + | ;能力 |
| + | :主に棍術を用いて戦い、時には魔術によって自身をパワーアップさせることもある。 |
| + | :得手ではないが呪符の作成もできるようで、伊織と同盟を組んだ際は自作の護符を彼に渡している。 |
| | | |
| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| ===Fateシリーズ=== | | ===Fateシリーズ=== |
| ; [[Fate/Samurai Remnant]] | | ; [[Fate/Samurai Remnant]] |
− | :アーチャーのマスター。 | + | :アーチャーのマスター。「一条の光」ルートではキャスターのマスターとなる。 |
| + | :一部ではNPCとして助太刀をしてくれるが、全編を通して操作は不可能。 |
| | | |
| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
44行目: |
52行目: |
| :彼の話術に丸め込まれ、どんな手段を使ってでも盈月を欲するようになる。 | | :彼の話術に丸め込まれ、どんな手段を使ってでも盈月を欲するようになる。 |
| | | |
− | ;玉蓮 | + | ;[[蔡玉蓮]] |
− | :召し抱える従者の一人。 | + | :自身に仕える道士の一人。 |
− | :他にも多くの従者がいるようだが、ゲーム内で名前が登場するのは彼女のみ。 | + | :国を追われ、職を失ったところを道士として迎え入れた。 |
| + | :他にも彼女と経歴を同じくする多くの道士や私兵を召し抱えているが、ゲーム内で名前が登場するのは彼女のみ。 |
| | | |
| ;[[宮本伊織]] | | ;[[宮本伊織]] |
| :「盈月の儀」に参戦したマスターの一人。 | | :「盈月の儀」に参戦したマスターの一人。 |
| :途中から同盟を組むこととなる相手。 | | :途中から同盟を組むこととなる相手。 |
− | :お互いに無辜の民を巻き込むことを良しとしないため、非常に相性は良く、盈月の儀やサーヴァントについての知識を多く授けた。 | + | :お互いに無辜の民を巻き込むことを良しとしないため、表面上の相性は良く、盈月の儀やサーヴァントについての知識を多く授けた。 |
| :また結果としては断られてしまうものの、明を復興するための戦いに誘うこともあった。 | | :また結果としては断られてしまうものの、明を復興するための戦いに誘うこともあった。 |
| :「一条の光」ルートでは敵対することとなる。 | | :「一条の光」ルートでは敵対することとなる。 |
70行目: |
79行目: |
| ;[[ギルガメッシュ|若旦那]] | | ;[[ギルガメッシュ|若旦那]] |
| :傲慢無礼な態度から、三国志の英雄「曹操」と間違える。 | | :傲慢無礼な態度から、三国志の英雄「曹操」と間違える。 |
| + | |
| + | ;徳川頼宣 |
| + | :「南龍公」の異名を持つ御三家の一人である紀伊藩の当主。 |
| + | :幕府の中の彼の派閥の助力を受けているようで、本来外国人である鄭成功が日本で「盈月の儀」に参加できるのは彼の口添えによるところが大きいとか。 |
| | | |
| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
− | '''「惻隠そくいんの心無きは、人に非ざるなり───罪なき人々が死ぬのは、嫌いだ。」'''
| + | ; 「<ruby><rb>惻隠</rb><rt>そくいん</rt></ruby>の心無きは、人に非ざるなり───罪なき人々が死ぬのは、嫌いだ。」 |
− |
| + | : 偵察に出していた兵が死んでいた際、アーチャーに悲しんでいないのかと尋ねられた際の台詞。 |
| + | : 無辜の民が死んでいく様を何度も見ており、それを嫌う性格の持ち主である。 |
| | | |
− | 無辜の民が死んでいく様を何度も見ており、それを嫌う性格の持ち主である。
| |
| == メモ == | | == メモ == |
| * 史実でも明の将軍として大活躍し、清帝国に対しても抵抗を続け、台湾の争いにも関わった、台湾では現在の基礎を作ったとされ「救国の英雄」とされる。それこそサーヴァントとして召喚されてもおかしくない英雄。 | | * 史実でも明の将軍として大活躍し、清帝国に対しても抵抗を続け、台湾の争いにも関わった、台湾では現在の基礎を作ったとされ「救国の英雄」とされる。それこそサーヴァントとして召喚されてもおかしくない英雄。 |
− | ** 「中国人と日本人のハーフ」という出自から物語の登場人物としての適性も高く、後の近松門左衛門も『国姓爺合戦』で主人公に抜擢され、日本でも人気の高い人物である。 | + | ** 「中国人と日本人のハーフ」という出自から物語の登場人物としての適性も高く、後の近松門左衛門も『国姓爺合戦』で主人公に抜擢していることから、日本でも人気の高い人物である。 |
− | *「国姓爺」の愛称は隆武帝か娘がいたら婿にしたい、居ないので代わりに皇帝姓の『'''朱'''』を贈られたからである。諱の文化がある当時としてかなりに異例のことで、鄭成功も断った。 | + | *「国姓爺」の愛称は清に対し抵抗するなど様々な功績があったことから、隆武帝より皇帝姓の『'''朱'''』を贈られたためである。諱の文化がある当時としてはかなり異例のことで、鄭成功も断った。 |
− | * 本編では日本語が喋れるが、鄭成功の7歳まで日本に暮らし、武士教育を受けており日本語が喋れてもおかしくない。 | + | * 本編では日本語が喋れるが、鄭成功の7歳まで日本に暮らし、武士教育を受けていたため日本語が喋れても特段おかしくはない。 |
| | | |
| == 話題まとめ == | | == 話題まとめ == |
− | '''日本人らしい性格'''
| + | ; 日本人らしい性格 |
− | | + | : 本編では大らかで、温厚な気質のある人物として描かれるが、史実では、捕虜を虐殺したり、部下を処刑したりなど恐怖政治を行うことがあった。 |
− | 本編では大らかで、温厚な気質のある人物として描かれるが、史実では、捕虜の虐殺したり、部下を処刑したりなど恐怖政治を行うことがあった。これに関しては幼い頃の武士教育に影響をとされ「短気」で「暴力的」「規律が厳しい」「潔癖」など'''日本人に似た性格な持ち主'''だった。
| + | : これに関しては幼い頃の武士教育に影響を受けたとされ、「短気で暴力的」、「規律が厳しい」、「潔癖」など'''日本人に似た性格の持ち主'''だった。 |
| | | |
| == 脚注 == | | == 脚注 == |