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:その一方で自分が思い入れを持つ人物に対しては情が深く、達成したい物事に対して準備を怠らずに手間を苦にしない用心深い性格。
 
:その一方で自分が思い入れを持つ人物に対しては情が深く、達成したい物事に対して準備を怠らずに手間を苦にしない用心深い性格。
 
:……そして、さらなる深奥では虚飾に塗れたこの世のすべてに対して吐き気と嫌悪感を催し、消滅させたいと願っている虚無主義者。上記の性格とは矛盾しないものの、人前ではほぼ全く見せない第三再臨においてはそれまで隠していたこの本性がより強く表に出てくる。通称「''闇の王子様''」。
 
:……そして、さらなる深奥では虚飾に塗れたこの世のすべてに対して吐き気と嫌悪感を催し、消滅させたいと願っている虚無主義者。上記の性格とは矛盾しないものの、人前ではほぼ全く見せない第三再臨においてはそれまで隠していたこの本性がより強く表に出てくる。通称「''闇の王子様''」。
:ただしどちらの姿であっても、彼が背負っている特性により、彼の発言は基本的に信用できない。全部が全部嘘というわけではないが、'''どのような意図で発せられた言葉だとしても最終的に・強制的にねじ曲がってしまう'''ためだ。これには彼本人も呆れ返っており、直しようが無いので開き直っている面もあるのだが、『''過去のことは既に確定しており、ねじ曲がりようが無いのでそのまま口にする''』のに対し、『本当に大事なことに関しては過去か否かに関わらず口には出さずはぐらかす』など、彼なりに誠実にその特性と向き合っている節も見られる。後の期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』でもう少し詳しく解説された内容では『'''本音で喋れば喋るほど相手には逆の意味にとられる'''』という呪いじみたものであると判明。結果、物凄く嫌がった'''「闇の精霊王」'''という綽名が広まってしまうことに……
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:ただしどちらの姿であっても、彼が背負っている特性により、彼の発言は基本的に信用できない。全部が全部嘘というわけではないが、'''どのような意図で発せられた言葉だとしても最終的に・強制的にねじ曲がってしまう'''ためである。これには彼本人も呆れ返っており、直しようが無いので開き直っている面もあるのだが、『''過去のことは既に確定しており、ねじ曲がりようが無いのでそのまま口にする''』のに対し、『本当に大事なことに関しては過去か否かに関わらず口には出さずはぐらかす』など、彼なりに誠実にその特性と向き合っている節も見られる。後の期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』でもう少し詳しく解説された内容では『'''本音で喋れば喋るほど相手には逆の意味にとられる'''』という呪いじみたものであると判明。結果、物凄く嫌がった'''「闇の精霊王」'''という綽名が広まってしまうことに……
    
;能力
 
;能力
 
:ゲーム中のパッシブスキルに現れてはいないものの、(アルトリア・キャスターと同じく)嘘と真実を見抜く妖精眼を持つ。
 
:ゲーム中のパッシブスキルに現れてはいないものの、(アルトリア・キャスターと同じく)嘘と真実を見抜く妖精眼を持つ。
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:さらに上記で述べた通り、サーヴァントとして成立する際に「自身が口にした言葉は何であれ捻じ曲がる」という特性を獲得している。
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:戦闘に関しては白兵戦はいくらかこなせるようで、軽やかな動きで敵を翻弄し罠に嵌める。
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:翅は偽物なので飛ぶことはできないが、小さくなって[[ブランカ]]の背に乗り飛び回ることが可能。
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:ヴォーティガーンとして戦う際は主に虫を使役して攻撃する。
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:また、こちらでも軽やかな動きは健在だが暗い青色の靄を纏うようになっており、自身の爪を使って接近戦を行う。
    
==ステータス==
 
==ステータス==
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!クラス!!マスター!!筋力!!耐久!!敏捷!!魔力!!幸運!!宝具!![[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]]!![[スキル (サーヴァント)|保有スキル]]!!備考
 
!クラス!!マスター!!筋力!!耐久!!敏捷!!魔力!!幸運!!宝具!![[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]]!![[スキル (サーヴァント)|保有スキル]]!!備考
 
|-   
 
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|[[プリテンダー]]||[[主人公 (Grand Order)]]||D||D||A+||A||EX||EX||対人理:D <br />陣地作成:E-<br />道具作成:A +<br />騎乗:A<br />夏の夜の夢:EX <br />||夜のとばり:EX<br />朝のひばり:EX<br />夢のおわり:EX|| style="text-align:left" |
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|[[プリテンダー]]||[[主人公 (Grand Order)]]||D||D||A+||A||EX||EX||対人理:D <br />陣地作成:E-<br />道具作成:A+<br />騎乗:A<br />夏の夜の夢:EX <br />||夜のとばり:EX<br />朝のひばり:EX<br />夢のおわり:EX|| style="text-align:left" |
 
|}
 
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:ランク:E<br>種別:対人宝具<br />レンジ:5〜40人<br />最大捕捉:7人
 
:ランク:E<br>種別:対人宝具<br />レンジ:5〜40人<br />最大捕捉:7人
 
:固有結界と異なる大魔術にして、彼自身が語る見果てぬ楽園の数え歌。<br>自身の背の羽根から発生した鱗粉で対象の肉体を強制的に夢の世界の精神体に変化させる宝具。この夢の世界へと落ちた対象は、無敵性を与えられる代わりに現実世界での実行力を停止させられ、干渉が不可能になる。
 
:固有結界と異なる大魔術にして、彼自身が語る見果てぬ楽園の数え歌。<br>自身の背の羽根から発生した鱗粉で対象の肉体を強制的に夢の世界の精神体に変化させる宝具。この夢の世界へと落ちた対象は、無敵性を与えられる代わりに現実世界での実行力を停止させられ、干渉が不可能になる。
:『Grand Order』では「敵全体に強力な〔秩序〕特攻攻撃[Lv]<オーバーチャージで特攻威力アップ>&攻撃強化解除&睡眠を付与(1ターン)&無敵を付与(1ターン)」という効果のBuster宝具。追撃でダメージを与えるには無敵貫通が必要になるが、そうした場合は睡眠による行動阻害が不可能となる。
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:『Grand Order』では「敵全体に強力な〔秩序〕特攻攻撃[Lv]<オーバーチャージで特攻威力アップ>&攻撃強化状態を解除&睡眠状態を付与(1ターン)&無敵状態を付与(1ターン)【デメリット】」という効果のBuster宝具。
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:追撃でダメージを与えるには無敵貫通が必要になるが、そうした場合は睡眠による行動阻害が不可能となる。
    
;彼方とおちる夢の瞳(ライ・ライク・ヴォーティガーン)
 
;彼方とおちる夢の瞳(ライ・ライク・ヴォーティガーン)
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===Fate関連作品===
 
===Fate関連作品===
 
;[[Fate/Grand Order フロム ロストベルト]]
 
;[[Fate/Grand Order フロム ロストベルト]]
:ブリテン異聞帯関連の話でたびたび登場しており、22話でメインキャストとなった。
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:ブリテン異聞帯関連の話でたびたび登場しており、22話でメインキャラクターとなった。
    
==人間関係==
 
==人間関係==
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: マーリンは読者として『物語』を傍観し、ひたすら<ruby><rb>大団円</rb><rt>ハッピーエンド</rt></ruby>を望む存在。一方オベロンは『物語』が存在する事も、それらを娯楽として消費する読者の在り方も嫌悪するが、<ruby><rb>救いのない終わり</rb><rt>バッドエンド</rt></ruby>が無意味ではないと[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ|知っている]]。
 
: マーリンは読者として『物語』を傍観し、ひたすら<ruby><rb>大団円</rb><rt>ハッピーエンド</rt></ruby>を望む存在。一方オベロンは『物語』が存在する事も、それらを娯楽として消費する読者の在り方も嫌悪するが、<ruby><rb>救いのない終わり</rb><rt>バッドエンド</rt></ruby>が無意味ではないと[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ|知っている]]。
 
: オベロンはマーリンを拒絶する事に全偽装能力を振り分けており、マーリンは千里眼ではオベロンの姿も声も認識する事ができないばかりか、実際のバトル上でも同時に出場しているマーリンの強化成功率を減少させるパッシブスキル「対人理」を持つに至っている。
 
: オベロンはマーリンを拒絶する事に全偽装能力を振り分けており、マーリンは千里眼ではオベロンの姿も声も認識する事ができないばかりか、実際のバトル上でも同時に出場しているマーリンの強化成功率を減少させるパッシブスキル「対人理」を持つに至っている。
: 『[[Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]』でも彼の事を露骨なまでに物理的に避けていた。(なお本人は「全然?」と否定している)
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: 『[[Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]』でも彼の事を露骨なまでに物理的に避けていた(なお本人は彼を嫌っているか聞かれた際「全然?」と否定している)。
    
; [[ウィリアム・シェイクスピア]]
 
; [[ウィリアム・シェイクスピア]]
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;[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕]]
 
;[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕]]
:Lb6クリア後に開放されるマイルームセリフで、気配が妖精ではなく竜のものであることに感づいている。
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:LB6クリア後に開放されるマイルームセリフで、自身の気配が妖精のそれではなく竜のものであることに感づいている。
 
:卑王ヴォーティガーンの名を戦いにて背負うが故の言及だろうか。
 
:卑王ヴォーティガーンの名を戦いにて背負うが故の言及だろうか。
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;[[紅閻魔]]、[[ヴラド三世 (Grand Order)]]、[[イシュタル]]、[[エウロペ]]、[[ミス・クレーン]]、[[ナイチンゲール]]、[[カーマ]]、[[ジングル・アベル・ムニエル]]、[[カルナ]]
 
;[[紅閻魔]]、[[ヴラド三世 (Grand Order)]]、[[イシュタル]]、[[エウロペ]]、[[ミス・クレーン]]、[[ナイチンゲール]]、[[カーマ]]、[[ジングル・アベル・ムニエル]]、[[カルナ]]
:シバの女王の幕間の物語『三匹のジンのレポート』にて明らかになった借金していた面々。
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:シバの女王の幕間の物語『三匹のジンのレポート』にて明らかになった、自分が借金をしていた面々。
 
:断らないであろうカルナはともかく、実際に上記のように「五体差し押さえ」に賛同しかねない明らかにまずいメンバーもちらほらいる。
 
:断らないであろうカルナはともかく、実際に上記のように「五体差し押さえ」に賛同しかねない明らかにまずいメンバーもちらほらいる。
 
:本人は「みんな人が良くて簡単に」とコメントしているが……
 
:本人は「みんな人が良くて簡単に」とコメントしているが……
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:[[レディ・アヴァロン]]のバレンタインシナリオから、共に[[主人公 (Grand Order)|主人公]]の精神世界の守護を担っている事が示唆されている。
 
:[[レディ・アヴァロン]]のバレンタインシナリオから、共に[[主人公 (Grand Order)|主人公]]の精神世界の守護を担っている事が示唆されている。
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;現地の古精霊
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;ハワトリアの古精霊
:期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』にて共演したオーストラリア在住のトンボのような精霊。
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:期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』にて、ハワトリアの森に住んでいたトンボのような精霊。
 
:自分の特性をうっかり忘れて本気で嫌がったリアクションをしてしまった結果'''「闇の精霊王」'''の名前を広められてしまったうえに、島に現れる[[ケルヌンノス|厄災]][[ケット・クー・ミコケル|の姿]]にも影響してしまった。
 
:自分の特性をうっかり忘れて本気で嫌がったリアクションをしてしまった結果'''「闇の精霊王」'''の名前を広められてしまったうえに、島に現れる[[ケルヌンノス|厄災]][[ケット・クー・ミコケル|の姿]]にも影響してしまった。
:なおサマー霊衣の最終再臨のイラストでは経緯は不明だがカルデアに連れて帰ったようである。
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:なお霊衣「不機嫌サマー・オベロン」のセイントグラフでは彼の姿も映っている。
    
;[[アルトリア・キャスター〔バーサーカー〕]]
 
;[[アルトリア・キャスター〔バーサーカー〕]]
 
:ブリテン異聞帯から深い因縁のあった相手の水着霊基。
 
:ブリテン異聞帯から深い因縁のあった相手の水着霊基。
 
:期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』では時折遭遇する度にいろいろと皮肉交じりのアドバイスを送っていた。
 
:期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』では時折遭遇する度にいろいろと皮肉交じりのアドバイスを送っていた。
:なお、オベロンの霊衣「爽やかサマー・プリンス」は彼女がカルデアの食堂に置き忘れた水着を勝手に拝借した代物である。
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:なお、自身の霊衣「爽やかサマー・プリンス」は彼女がカルデアの食堂に置き忘れた水着を勝手に拝借した代物である。
    
=== ブリテン異聞帯 ===
 
=== ブリテン異聞帯 ===
168行目: 174行目:  
: ブリテン異聞帯に訪れたカルデアのマスター。自身をカルデアのサーヴァントと<ruby><rb>名乗</rb><rt>かた</rt></ruby>り、彼/彼女を全力でサポートしながら旅を共にするが、実際には目的を達成するための駒と見做していた。ただし、「どうでもいい駒の中でもいちばんどうでもいい駒」であり、「<ruby><rb>異邦の魔術師</rb><rt>カルデアのマスター</rt></ruby>を担う<ruby><rb>彼/彼女</rb><rt>本物のバカ</rt></ruby>なら<ruby><rb>妖精國</rb><rt>この舞台</rt></ruby>を終わらせてくれる」と信を置き、自身の真意を隠さずに接していた。
 
: ブリテン異聞帯に訪れたカルデアのマスター。自身をカルデアのサーヴァントと<ruby><rb>名乗</rb><rt>かた</rt></ruby>り、彼/彼女を全力でサポートしながら旅を共にするが、実際には目的を達成するための駒と見做していた。ただし、「どうでもいい駒の中でもいちばんどうでもいい駒」であり、「<ruby><rb>異邦の魔術師</rb><rt>カルデアのマスター</rt></ruby>を担う<ruby><rb>彼/彼女</rb><rt>本物のバカ</rt></ruby>なら<ruby><rb>妖精國</rb><rt>この舞台</rt></ruby>を終わらせてくれる」と信を置き、自身の真意を隠さずに接していた。
 
: カルデアに召喚されてからは「好きなもの」にマスターを挙げているが、あからさまな口調から信憑性が無い。しかし彼/彼女からは友人と認識されており、互いに皮肉を投げ合い冗談を交わす関係に落ち着いている。
 
: カルデアに召喚されてからは「好きなもの」にマスターを挙げているが、あからさまな口調から信憑性が無い。しかし彼/彼女からは友人と認識されており、互いに皮肉を投げ合い冗談を交わす関係に落ち着いている。
: 「傍観者でありながら重大な役目を背負わされた矛盾者」に加えアルトリア・キャスター同様「やりたくもない使命を押し付けられてもそれを投げ出そうとしない」という共通点があり、この3人は奇妙な関係で結ばれている。
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: 「傍観者でありながら重大な役目を背負わされた矛盾者」に加えアルトリア・キャスター同様「やりたくもない使命を押し付けられてもそれを投げ出そうとしない」という共通点があり、この3人は奇妙な関係で結ばれている。
    
; [[ムリアン]]
 
; [[ムリアン]]
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: サーヴァントとしてカルデアに来た以上は嘘とはいえ嫌々ながらもその責務を果たそうとするあたり、やはり根は真面目である。その上妖精國の一件のあとは燃え尽き症候群のようなものでいい意味でも悪い意味でもやる気が鎮火しているらしく、表立って反抗する事は無くとりあえずは従ってくれる。
 
: サーヴァントとしてカルデアに来た以上は嘘とはいえ嫌々ながらもその責務を果たそうとするあたり、やはり根は真面目である。その上妖精國の一件のあとは燃え尽き症候群のようなものでいい意味でも悪い意味でもやる気が鎮火しているらしく、表立って反抗する事は無くとりあえずは従ってくれる。
 
;「底なしの空、空っぽの命。喜びは明日には値が下がり、苦しみは昨日のうちに忘れられる。美しいものはその前提が醜く、醜いものはその前提が美しい……はっ、お笑い種だ。人生に中身があるだなんて、本当に信じているのかい?なあ、聞かせてくれよブランカ。君の物語は、満足のいくものだったのかい?」
 
;「底なしの空、空っぽの命。喜びは明日には値が下がり、苦しみは昨日のうちに忘れられる。美しいものはその前提が醜く、醜いものはその前提が美しい……はっ、お笑い種だ。人生に中身があるだなんて、本当に信じているのかい?なあ、聞かせてくれよブランカ。君の物語は、満足のいくものだったのかい?」
:霊基再臨「第四段階」。
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:霊基再臨4。
 
:人理の果てまでついてきてしまったブランカに対して、どこか悲しそうに問いかける彼。なぜ彼女はついてきたのか。それはオベロンとの絆を深めることができれば、知ることができるだろう。
 
:人理の果てまでついてきてしまったブランカに対して、どこか悲しそうに問いかける彼。なぜ彼女はついてきたのか。それはオベロンとの絆を深めることができれば、知ることができるだろう。
  
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