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| ; [[殺生院キアラ]] | | ; [[殺生院キアラ]] |
| : マスター。「毒婦」「エロ尼」など言いたい放題。しかし、暴言は吐いても否定的な言動はなく、サーヴァントとして付き従っている。 | | : マスター。「毒婦」「エロ尼」など言いたい放題。しかし、暴言は吐いても否定的な言動はなく、サーヴァントとして付き従っている。 |
| + | |
| ; [[主人公 (EXTRA)]] | | ; [[主人公 (EXTRA)]] |
| : 「典型的な汎用救世主型主人公」「こいつには内容が無い」などと、この手の主人公のアンチテーゼとも言える評価を下すが、同時にその行く末を気にかける態度を見せる。また、尋ねられれば彼あるいは彼女を「読者」として、得意の人間観察によるアドバイスを送る。 | | : 「典型的な汎用救世主型主人公」「こいつには内容が無い」などと、この手の主人公のアンチテーゼとも言える評価を下すが、同時にその行く末を気にかける態度を見せる。また、尋ねられれば彼あるいは彼女を「読者」として、得意の人間観察によるアドバイスを送る。 |
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| : 「あざとい狐耳」「ごんぎつね」と評す。お互いに一歩も引かない毒舌合戦。だが、無辜の怪物スキルを妖狐は即見破り、作家も人々の不理解により怪物視された妖狐を同情した。その献身はいつか主に届くだろうとも。 | | : 「あざとい狐耳」「ごんぎつね」と評す。お互いに一歩も引かない毒舌合戦。だが、無辜の怪物スキルを妖狐は即見破り、作家も人々の不理解により怪物視された妖狐を同情した。その献身はいつか主に届くだろうとも。 |
| ; [[ギルガメッシュ]] | | ; [[ギルガメッシュ]] |
− | : 「サーヴァントとしては1点すらくれてやれない程失格」「その王道は意志持つ嵐」と評す。傲慢の化身たる王の前で変わらず暴言に命を懸ける作家に、王はその評価を涼しく受け入れた。むしろ他者に評価を預け当人の前で聞こうとした主人公が不敬で命拾いする有様に。 | + | : 「サーヴァントとしては1点すらくれてやれない程失格」「英雄としても論外」「その王道は意志持つ嵐」と評し、ギルガメッシュの真実を片っ端に指摘する。傲慢の化身たる王の前で変わらず暴言に命を懸ける作家に、彼はその評価を涼しく受け入れた。むしろ他者に評価を預け当人の前で聞こうとした主人公が不敬で命拾いする有様に。 |
| | | |
| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
− | '''Fate/EXTRA CCC'''
| |
| ; 「――女の話をしよう。 | | ; 「――女の話をしよう。 |
| ; 目覚めた時から、女は病理に繋がれていた。 | | ; 目覚めた時から、女は病理に繋がれていた。 |
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82行目: |
| ; 城門開いたその奥に、在るのは乙女か魔性の罠か。 | | ; 城門開いたその奥に、在るのは乙女か魔性の罠か。 |
| ; 他人の秘密は蜜の味というが、さて」 | | ; 他人の秘密は蜜の味というが、さて」 |
| + | :第一章、『隷属庭園』 |
| + | |
| ;「――女の話をしよう。 | | ;「――女の話をしよう。 |
| ; 着替えた時から、女は衆目を集めていた。 | | ; 着替えた時から、女は衆目を集めていた。 |
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91行目: |
| ; 待っているのは計算監獄。無垢なるものこそ残酷だ。 | | ; 待っているのは計算監獄。無垢なるものこそ残酷だ。 |
| ; 眉目秀麗、品行方正。なのにどうしてこうなった?」 | | ; 眉目秀麗、品行方正。なのにどうしてこうなった?」 |
− | ; 「<ruby><rb>愛に濡れた唇は囁く</rb><rt>女の話をしよう</rt>。 | + | :第二章、『計算監獄』 |
− | ; <ruby><rb>"貴方のすべてを、私に下さい"</rb><rt>愛を知った時、女は魔物に変生する</rt> | + | |
| + | ; 「<RUBY><RB>愛に濡れた唇は囁く</RB><RT>女の話をしよう</RT></RUBY>。 |
| + | ; <RUBY><RB>"貴方のすべてを、私に下さい"</RB><RT>愛を知った時、女は魔物に変生する</RT></RUBY> |
| ; 愛しみと憎しみは本来、別々のもの。 | | ; 愛しみと憎しみは本来、別々のもの。 |
| ; それが一つのものとして語られる時、 | | ; それが一つのものとして語られる時、 |
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| ; ――狂気だ。 | | ; ――狂気だ。 |
| ; 狂おしいほど愛している。狂おしいほど憎んでいる。 | | ; 狂おしいほど愛している。狂おしいほど憎んでいる。 |
− | ; 他人への想いがこの域にまで達した時、<ruby><rb>愛憎<rb><rt>かいぶつ</rt>は現れる。 | + | ; 他人への想いがこの域にまで達した時、<RUBY><RB>愛憎</RB><RT>かいぶつ</RT></RUBY>は現れる。 |
| ; ……とかく、一目惚れとは暴力のようなもの。 | | ; ……とかく、一目惚れとは暴力のようなもの。 |
| ; する方は幸福だが、される方には不意打ちだ」 | | ; する方は幸福だが、される方には不意打ちだ」 |
| + | :第三章、『愛憎唇紅』 |
| + | |
| ; 「――女の話をしよう。 | | ; 「――女の話をしよう。 |
| ; 肥大化した自我は、女の人生を食い潰した 。 | | ; 肥大化した自我は、女の人生を食い潰した 。 |
105行目: |
111行目: |
| ; 理想の他人。理想の恋人。理想の別離。 | | ; 理想の他人。理想の恋人。理想の別離。 |
| ; 誰だろうと、安い夢を見る自由はある。 | | ; 誰だろうと、安い夢を見る自由はある。 |
− | ; だが、その大半は<ruby><rb>悪夢</rb><rt>わるいゆめ</rt>だ」 | + | ; だが、その大半は<RUBY><RB>悪夢</RB><RT>わるいゆめ</RT></RUBY>だ」 |
| + | :第四章、『麻酔城塞』 |
| + | |
| ; 「――女の話をしよう。 | | ; 「――女の話をしよう。 |
| ; どうせ食べるのなら、まるごとがいいと女は思った。 | | ; どうせ食べるのなら、まるごとがいいと女は思った。 |
112行目: |
120行目: |
| ; 美食を重ねること数百人。 | | ; 美食を重ねること数百人。 |
| ; 堪能、溺愛、泥酔、絶頂。 | | ; 堪能、溺愛、泥酔、絶頂。 |
− | ; ふしだらな食事のツケは頭に生えた異形の<ruby><rb>魔羅</rb><rt>つの</rt>か。 | + | ; ふしだらな食事のツケは頭に生えた異形の<RUBY><RB>魔羅</RB><RT>つの</RT></RUBY>か。 |
| ; だがまあ、そう珍しい事でもない。 | | ; だがまあ、そう珍しい事でもない。 |
− | ; 美しい少女を貪るのは、<ruby><rb>男性女性</rb><rt>ニンゲンども</rt>の本能だ」 | + | ; 美しい少女を貪るのは、<RUBY><RB>男性女性</RB><RT>ニンゲンども</RT></RUBY>の本能だ」 |
− | ; 「<ruby><rb>愛に溺れた瞳は語る</rb><rt>女の話をしよう</rt>。 | + | :第五章、『血々純潔』 |
− | ; <ruby><rb>“私のすべては、貴方のために"</rb><rt>愛を守る時、女は女神と等しくなる</rt> | + | |
| + | ; 「<RUBY><RB>愛に溺れた瞳は語る</RB><RT>女の話をしよう</RT></RUBY>。 |
| + | ; <RUBY><RB>"私のすべては、貴方のために"</RB><RT>愛を守る時、女は女神と等しくなる</RT></RUBY> |
| ; おまえの体が目当てだ、と男は笑った。まるでケダモノね、と女は言った。 | | ; おまえの体が目当てだ、と男は笑った。まるでケダモノね、と女は言った。 |
| ; おまえの心は俺のものだ、と男は笑った。ええその通りよ、と女は言った。 | | ; おまえの心は俺のものだ、と男は笑った。ええその通りよ、と女は言った。 |
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133行目: |
| ; 男女はヴェールの向こうで一つになる。癒着する肌のように。熱に溶ける氷のように。 | | ; 男女はヴェールの向こうで一つになる。癒着する肌のように。熱に溶ける氷のように。 |
| ; 溺愛を具現する女は笑う。すべてを支配してこそ、真実の愛たり得るのだと」 | | ; 溺愛を具現する女は笑う。すべてを支配してこそ、真実の愛たり得るのだと」 |
| + | :第六章、『快楽臨界』 |
| + | |
| ; 「――最後の話をしよう。 | | ; 「――最後の話をしよう。 |
− | ; 儚く現実に破れる、当たり前の恋の<ruby><rb>結末</rb><rt>はなし</rt>を」 | + | ; 儚く現実に破れる、当たり前の恋の<RUBY><RB>結末</RB><RT>はなし</RT></RUBY>を」 |
| + | :第七章、『乙女ノ深層』 |
| + | |
| ;「――では、その女の話をしよう。 | | ;「――では、その女の話をしよう。 |
− | ; 淫らに現実を侵す、おぞましい愛の<ruby><rb>末路</rb><rt>はなし</rt>を」 | + | ; 淫らに現実を侵す、おぞましい愛の<RUBY><RB>末路</RB><RT>はなし</RT></RUBY>を」 |
− | : 各章開幕の語り。彼は戦わない立ち位置から、「勝ちも負けもない、この戦いのジャッジ役」という意味合いを匂わせている。 | + | : 最終章、『聖女ノ深層』。 |
| + | |
| ; 「その人間の価値、ひたすらにコキおろしてやろう」 | | ; 「その人間の価値、ひたすらにコキおろしてやろう」 |
| : 彼の在り方が最も端的に表れたセリフ。一見するとただの捻くれた奴だが、毒舌でこそあるもののそもそも批判も非難もしておらず、その人間の意志や生き方を尊重し、真実を彼なりに誠実かつ真摯に語っている。ただ、その毒舌ゆえに誤解されがちなのは否めない。 | | : 彼の在り方が最も端的に表れたセリフ。一見するとただの捻くれた奴だが、毒舌でこそあるもののそもそも批判も非難もしておらず、その人間の意志や生き方を尊重し、真実を彼なりに誠実かつ真摯に語っている。ただ、その毒舌ゆえに誤解されがちなのは否めない。 |
| + | |
| ; 「失敬、言い過ぎだった。だからよせ。本気でやめろ。 | | ; 「失敬、言い過ぎだった。だからよせ。本気でやめろ。 |
| ; 俺は肉体労働が何より嫌いなんだ! | | ; 俺は肉体労働が何より嫌いなんだ! |
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| ; なにしろ比喩がストレートすぎた!メロン峠とでも言うべきだったな!」 | | ; なにしろ比喩がストレートすぎた!メロン峠とでも言うべきだったな!」 |
| : マスターであるキアラをこき下ろした揚句に「令呪で迷宮に放り込もうか」と言われた際に発したセリフ。本気で嫌がっている事が窺えるが、まるで反省の色が見えず、よりアレな表現になっている。 | | : マスターであるキアラをこき下ろした揚句に「令呪で迷宮に放り込もうか」と言われた際に発したセリフ。本気で嫌がっている事が窺えるが、まるで反省の色が見えず、よりアレな表現になっている。 |
| + | |
| ; 「舐めるな、俺は童貞だ。お前の幼児体型に興味はない。見るのはその性根、人物像だけだ」 | | ; 「舐めるな、俺は童貞だ。お前の幼児体型に興味はない。見るのはその性根、人物像だけだ」 |
| : セイバー選択時、主人公が自分のサーヴァントについて尋ねた際のやりとり。「ケツの穴まで鑑定してやる。」という言葉からセイバーに色魔扱いされこう切り返す。当然、セイバーは怒り心頭。というか彼女を幼児体型というなら彼女より残念な方々は一体… | | : セイバー選択時、主人公が自分のサーヴァントについて尋ねた際のやりとり。「ケツの穴まで鑑定してやる。」という言葉からセイバーに色魔扱いされこう切り返す。当然、セイバーは怒り心頭。というか彼女を幼児体型というなら彼女より残念な方々は一体… |
| + | |
| ; 「俺は猫耳派だ。百歩譲っても犬耳派だ。狐耳の存在意義なんぞ誤字以下だ」 | | ; 「俺は猫耳派だ。百歩譲っても犬耳派だ。狐耳の存在意義なんぞ誤字以下だ」 |
| : キャスター選択時に自分のサーヴァントについて尋ねた時のやりとり。狐耳を「あざとい」と評され、「お子様にはわからない」と反論された時の切り返し。ちなみに狐はネコ目イヌ科だがそういう問題ではないらしく、彼の趣味がわかる一幕。誤字に定評のある奈須氏の自虐も込められているような… | | : キャスター選択時に自分のサーヴァントについて尋ねた時のやりとり。狐耳を「あざとい」と評され、「お子様にはわからない」と反論された時の切り返し。ちなみに狐はネコ目イヌ科だがそういう問題ではないらしく、彼の趣味がわかる一幕。誤字に定評のある奈須氏の自虐も込められているような… |
| + | |
| ; 「人間を愛し、人間に仕えたところで、待っているのは不理解による死だけだ。だが――― | | ; 「人間を愛し、人間に仕えたところで、待っているのは不理解による死だけだ。だが――― |
| ; それを承知で仕えるからこそ、彼らの愛は人間の心を打つ。狐耳。お前の献身は、まあ、いつかは主に届くだろうさ」 | | ; それを承知で仕えるからこそ、彼らの愛は人間の心を打つ。狐耳。お前の献身は、まあ、いつかは主に届くだろうさ」 |
| : キャスター選択時に自分のサーヴァントについて尋ねた時のやりとり。読者の呪いを受けた彼は「その人間がどう見えるかは主観による決め込み」と語り、人間に憧れ転生までしながら怪物視されたキャスターを「ごんぎつねと同じ」と評する。しかし、それは決して嘲っているわけではなく、その生き様を認め、励ましてさえいる。 | | : キャスター選択時に自分のサーヴァントについて尋ねた時のやりとり。読者の呪いを受けた彼は「その人間がどう見えるかは主観による決め込み」と語り、人間に憧れ転生までしながら怪物視されたキャスターを「ごんぎつねと同じ」と評する。しかし、それは決して嘲っているわけではなく、その生き様を認め、励ましてさえいる。 |
| + | |
| ; 「いいか。作者にとって本はたしかに魂の切り売りだが、それにも種類はある。書きたい話と書くべき話は別なんだ。 | | ; 「いいか。作者にとって本はたしかに魂の切り売りだが、それにも種類はある。書きたい話と書くべき話は別なんだ。 |
| ; 作者が妄想を自由に羽ばたかせ、なにより作者本人が楽しいものが"書きたいもの" | | ; 作者が妄想を自由に羽ばたかせ、なにより作者本人が楽しいものが"書きたいもの" |
152行目: |
172行目: |
| ; 「分かったか? 人魚姫を読んだ読者の呪いはすべて俺に集まっている。であれば、俺は作者以外の何物だというんだ」 | | ; 「分かったか? 人魚姫を読んだ読者の呪いはすべて俺に集まっている。であれば、俺は作者以外の何物だというんだ」 |
| : アンデルセンの童話「人魚姫」を読んだ主人公が、あの彼が本当にこの話を書いたのかと疑問を持たれた時の返答。彼の創作思想とともに、その身に降りかかった呪いも合わせて語る。 | | : アンデルセンの童話「人魚姫」を読んだ主人公が、あの彼が本当にこの話を書いたのかと疑問を持たれた時の返答。彼の創作思想とともに、その身に降りかかった呪いも合わせて語る。 |
| + | |
| ; 「バッカ、そんなものオマエ、“書きたいもの”に決まっているだろう!! | | ; 「バッカ、そんなものオマエ、“書きたいもの”に決まっているだろう!! |
| ; ゆだった妄想にとりつかれ、一方通行の暴走をしたあげく、唯一の利点である美しさを台無しにするお姫さま! | | ; ゆだった妄想にとりつかれ、一方通行の暴走をしたあげく、唯一の利点である美しさを台無しにするお姫さま! |
157行目: |
178行目: |
| ; 「……まあ、なんだ、確かに、人魚姫はやりすぎた。あの時はついカッとなって書いた。反省している」 | | ; 「……まあ、なんだ、確かに、人魚姫はやりすぎた。あの時はついカッとなって書いた。反省している」 |
| : 人魚姫は「書きたいもの」だったのか「書くべきもの」だったのかと問われて。「乙女の恋心なんて書きたくもないけれど、教訓として記した“書くべきもの”なんだろう」という主人公の予想は性格破綻者の前に見事に外れた。 | | : 人魚姫は「書きたいもの」だったのか「書くべきもの」だったのかと問われて。「乙女の恋心なんて書きたくもないけれど、教訓として記した“書くべきもの”なんだろう」という主人公の予想は性格破綻者の前に見事に外れた。 |
| + | |
| ; 「そりゃあ愛だろうよ。より強く愛している方が、本当に“支配している”側と言える」 | | ; 「そりゃあ愛だろうよ。より強く愛している方が、本当に“支配している”側と言える」 |
| ; 「これは全てに共通する結論だぞ。だからこそ世の中は馬鹿らしい!結局はそんなものでひっくり返るのだからな!」 | | ; 「これは全てに共通する結論だぞ。だからこそ世の中は馬鹿らしい!結局はそんなものでひっくり返るのだからな!」 |
| : 遠坂凛について尋ねた際に語る、「どちらが奴隷かはものの見方次第で変わる」という言葉の具体的な答え。マスターであるキアラは「乱暴な意見」と言うが、彼女のやったことと動機を考えればあながち間違ってもいない。 | | : 遠坂凛について尋ねた際に語る、「どちらが奴隷かはものの見方次第で変わる」という言葉の具体的な答え。マスターであるキアラは「乱暴な意見」と言うが、彼女のやったことと動機を考えればあながち間違ってもいない。 |
| + | |
| ; 「風呂上がりに裸になって散歩してみろ。あまりの清涼感に叫びそうになるぞ。ちなみに、俺も執筆に詰まるとよくやる」 | | ; 「風呂上がりに裸になって散歩してみろ。あまりの清涼感に叫びそうになるぞ。ちなみに、俺も執筆に詰まるとよくやる」 |
| : ラニ=VIIIについて尋ねた際に語られる、彼の意外(?)な一面。そのあまりの奇行は「間違っても過度な仕事は押しつけない」とキアラに固く誓わせるほど。 | | : ラニ=VIIIについて尋ねた際に語られる、彼の意外(?)な一面。そのあまりの奇行は「間違っても過度な仕事は押しつけない」とキアラに固く誓わせるほど。 |
| + | |
| ; 「俺は人間嫌いだが、愛読者は大切にする。この状況で読書にいそしむバカモノには、相応しい見返りがなくてはな」 | | ; 「俺は人間嫌いだが、愛読者は大切にする。この状況で読書にいそしむバカモノには、相応しい見返りがなくてはな」 |
| : マッチ売りの少女についてアンデルセンに尋ねると、マッチ売りの少女について語る代わりに自らの宝具を明かそうとする。それを咎めるキアラに対しての言葉。人間嫌いでひねくれていようと、読者に対して真摯である彼の人柄が窺える。 | | : マッチ売りの少女についてアンデルセンに尋ねると、マッチ売りの少女について語る代わりに自らの宝具を明かそうとする。それを咎めるキアラに対しての言葉。人間嫌いでひねくれていようと、読者に対して真摯である彼の人柄が窺える。 |
| + | |
| ; 「世界を殺したいと思うほど、個人を強く愛している何者かがいる。おまえの敵はソレだ。くれぐれも、最後の道を見誤るなよ」 | | ; 「世界を殺したいと思うほど、個人を強く愛している何者かがいる。おまえの敵はソレだ。くれぐれも、最後の道を見誤るなよ」 |
| : 「月の裏側では善悪に差異はない」と語り不干渉の姿勢を見せつつも、「世界の存亡を放っておけるほどろくでなしではない」と主人公に対し「本当の敵」についてのアドバイスを送る。自身のスタンスすら曲げて送ったこの言葉が指す「本当の敵」とは… | | : 「月の裏側では善悪に差異はない」と語り不干渉の姿勢を見せつつも、「世界の存亡を放っておけるほどろくでなしではない」と主人公に対し「本当の敵」についてのアドバイスを送る。自身のスタンスすら曲げて送ったこの言葉が指す「本当の敵」とは… |
| + | |
| ; 「お集まりの紳士諸賢、淑女の皆様。 | | ; 「お集まりの紳士諸賢、淑女の皆様。 |
| ; これよりアンデルセンが語りますは一人の女の物語。 | | ; これよりアンデルセンが語りますは一人の女の物語。 |
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197行目: |
| ; 女の名は殺生院キアラ。 | | ; 女の名は殺生院キアラ。 |
| ; キアラを討つべく集いしは、正しき目を持つ我らが希望。 | | ; キアラを討つべく集いしは、正しき目を持つ我らが希望。 |
− | ; 善悪は定まらぬ者なれど、此度は明白、悪とは是れ殺生院、善とは是れ恋する<ruby><rb>若者</rp><rt>かれら</rt>。 | + | ; 善悪は定まらぬ者なれど、此度は明白、悪とは是れ殺生院、善とは是れ恋する<RUBY><RB>若者</RB><RT>かれら</RT></RUBY>。 |
| ; この物語がいかなる終演を迎えるか、どうぞ皆様、最後まで目をお離しなきように――!」 | | ; この物語がいかなる終演を迎えるか、どうぞ皆様、最後まで目をお離しなきように――!」 |
| : 彼は語り手として物語を語る。一人の女の物語を。 | | : 彼は語り手として物語を語る。一人の女の物語を。 |
| + | |
| ; 「フン、誰の味方かだと?決まっている。サーヴァントはマスターに味方するものだ。 | | ; 「フン、誰の味方かだと?決まっている。サーヴァントはマスターに味方するものだ。 |
| ; 分かりきった事を訊くな。地獄の底まで共にする。 | | ; 分かりきった事を訊くな。地獄の底まで共にする。 |
| ; それがサーヴァントというものだろう」 | | ; それがサーヴァントというものだろう」 |
| : 誰の味方かと問われて。散々毒舌を吐いてはいたが、彼のキアラに対する忠誠心は本物だった…この文面だけ見るとそう思えるが、その直後のマスターとの会話の応酬や、後述のあるセリフ、そして決着時の主人公とのやり取り及び最期の言葉を見るに、普遍的な「忠誠心」とはまた異なる感情がこの言葉に込められていると言える。 | | : 誰の味方かと問われて。散々毒舌を吐いてはいたが、彼のキアラに対する忠誠心は本物だった…この文面だけ見るとそう思えるが、その直後のマスターとの会話の応酬や、後述のあるセリフ、そして決着時の主人公とのやり取り及び最期の言葉を見るに、普遍的な「忠誠心」とはまた異なる感情がこの言葉に込められていると言える。 |
| + | |
| ; 「気をつけろ!最低最悪の宝具が来るぞ!!」 | | ; 「気をつけろ!最低最悪の宝具が来るぞ!!」 |
| : キアラの宝具「この世、全ての欲(アンリマユ)」を評して。いかなる心境か、本来は敵対関係にある主人公達に対して助言している。そして、実際に宝具の内容が余りにアレだった為に多くのプレイヤーが彼の台詞に共感したとか。 | | : キアラの宝具「この世、全ての欲(アンリマユ)」を評して。いかなる心境か、本来は敵対関係にある主人公達に対して助言している。そして、実際に宝具の内容が余りにアレだった為に多くのプレイヤーが彼の台詞に共感したとか。 |
| + | |
| ; 「……フン。今のは悪かった。たしかに笑いごとじゃない。詫びの代金だ、答えてやろう。愛は求める心。そして恋は、夢見る心だ」 | | ; 「……フン。今のは悪かった。たしかに笑いごとじゃない。詫びの代金だ、答えてやろう。愛は求める心。そして恋は、夢見る心だ」 |
| ; 「恋は現実の前に折れ、現実は愛の前に歪み、愛は、恋の前では無力になる。それがまっとうな男女の関係だ。死ぬ間際だが、それこそ心に刻んで反省しろ」 | | ; 「恋は現実の前に折れ、現実は愛の前に歪み、愛は、恋の前では無力になる。それがまっとうな男女の関係だ。死ぬ間際だが、それこそ心に刻んで反省しろ」 |
| : 恋とは何なのかを聞くキアラに対して「この世で最も猥らな女がこの世で最も初心だったとは」と笑い飛ばした後、真摯に答えを口にする。また、この恋、愛、現実の三竦みは7章開幕の語りにも引用されている。 | | : 恋とは何なのかを聞くキアラに対して「この世で最も猥らな女がこの世で最も初心だったとは」と笑い飛ばした後、真摯に答えを口にする。また、この恋、愛、現実の三竦みは7章開幕の語りにも引用されている。 |
| + | |
| ; 「だがおまえは、もはや人ではない。それ以外の化け物になりさがったのだろう? ならば、それも悪くはない。おまえが神であるのなら、愛してやるのも一興だ」 | | ; 「だがおまえは、もはや人ではない。それ以外の化け物になりさがったのだろう? ならば、それも悪くはない。おまえが神であるのなら、愛してやるのも一興だ」 |
| : 人を愛さないロマンチストな作家の、愛の告白。恋を知らなかった故に暴走して堕ちる所まで堕ちてしまった女の人生に、最後の一文(ひかり)を添える。そして、その告白を受けた女の返答は…!? | | : 人を愛さないロマンチストな作家の、愛の告白。恋を知らなかった故に暴走して堕ちる所まで堕ちてしまった女の人生に、最後の一文(ひかり)を添える。そして、その告白を受けた女の返答は…!? |
201行目: |
231行目: |
| :: 彼曰く「バッドエンドを好む悪魔に浸食されている」とのこと。[[Fate/Zero|どこかで聞いたよう]]な話である。 | | :: 彼曰く「バッドエンドを好む悪魔に浸食されている」とのこと。[[Fate/Zero|どこかで聞いたよう]]な話である。 |
| * 彼を演じた子安武人氏は、TYPE-MOON 作品への参加はこれで2度目。 | | * 彼を演じた子安武人氏は、TYPE-MOON 作品への参加はこれで2度目。 |
− | : 子安氏は[[Fate/Prototype]]でサンクレイド・ファーン役を演じており、。サンクレイドは設定も人物像も何もかもが彼と異なっていて、何より子安氏の怪演によって同一人物が演じたとは思えないほど印象が異なる。
| + | *子安氏は[[Fate/Prototype]]でサンクレイド・ファーン役を演じており、。サンクレイドは設定も人物像も何もかもが彼と異なっていて、何より子安氏の怪演によって同一人物が演じたとは思えないほど印象が異なる。 |
| ** キャスターのCVが子安氏だと判明したときは、まさかあの子安氏が少年役を担当するとはと驚きの声が挙がっていた。実際見た目と声のギャップは凄まじいものだったが、作中の名演ぶりを見たプレイヤーの多くからハマり役との声をよく聞く。 | | ** キャスターのCVが子安氏だと判明したときは、まさかあの子安氏が少年役を担当するとはと驚きの声が挙がっていた。実際見た目と声のギャップは凄まじいものだったが、作中の名演ぶりを見たプレイヤーの多くからハマり役との声をよく聞く。 |
| * 英雄王ですら見切れなかったキアラの真の本質を見抜いた唯一の人物。但し、それは主人公が最終決戦後にある行動を取った時のみ、彼の口から語られるのを見付ける事が出来る。 | | * 英雄王ですら見切れなかったキアラの真の本質を見抜いた唯一の人物。但し、それは主人公が最終決戦後にある行動を取った時のみ、彼の口から語られるのを見付ける事が出来る。 |