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姓・名・字について誤った記述があるのを修正、詳細化
== 話題まとめ ==
== 話題まとめ ==
;姓・名・字
;姓・名・字
:本サーヴァントの真名は「呂布奉先」と設定されているが、これは本来誤りである。「呂」が姓もしくは氏(せい/し、うじ)、「布」が諱もしくは名(いみな/めい)、「奉先」が字(あざな)。字は特に親しい間柄ではない人が諱の代わりの呼び名として使うもので、諱と字を合わせて呼ぶことはない。よって、正しい呼び方は「呂布」または「呂奉先」となる。
:本サーヴァントの真名は「呂布奉先」と設定されているが、これは本来誤りである。「呂」が姓もしくは氏(せい/し、うじ)、「布」が諱もしくは名(いみな/めい)、「奉先」が字(あざな)。字は親しい間柄や仲間、同僚、似たような身分同士が呼ぶ名前のことで、男子では20歳、女子では15歳で持つとされていたが、基本的に諱と字を合わせて呼ぶことはない。よって、正しい呼び方は「呂布」または「呂奉先」となる。また、姓+諱で呼ぶのは主君だったりよほど親しい間柄であったり、親や自身の師とも呼べる存在のみである。ただし、特段親しくもない相手が字で呼ぶこともまた失礼とされ、官職を持つ相手ならば姓+官職名で呼ぶのが当時の礼儀であった。
:(例:蜀の丞相を務めていた諸葛孔明に対しては諸葛丞相と呼ぶ)
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:一応、文章中では「籍貫(出身地)+姓+諱+字」と書く慣例も存在した。ただあくまで「書面上での慣例」である上に、あくまで初出の人物の情報を提示する場合などのみに使用される記法であり、常用される訳ではない。「呂布奉先」の場合、そうした場面でもなく、そもそも出身地を並列していないので、やはり誤りである。
:一応、文章中では「籍貫(出身地)+姓+諱+字」と書く慣例も存在した。ただあくまで「書面上での慣例」である上に、あくまで初出の人物の情報を提示する場合などのみに使用される記法であり、常用される訳ではない。「呂布奉先」の場合、そうした場面でもなく、そもそも出身地を並列していないので、やはり誤りである。