差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
18行目: 18行目:  
| 性別 = 男性
 
| 性別 = 男性
 
| スリーサイズ =  
 
| スリーサイズ =  
| 一人称 =  僕/私<ref group = "注">基本的に「僕」であるが、稀に「私」も使っている。</ref>
+
| 一人称 =  僕/私<ref group = "注">基本的に「僕」だが、稀に「私」も使っている。</ref>
 
| 二人称 = 貴方
 
| 二人称 = 貴方
 
| 三人称 = 彼/彼女
 
| 三人称 = 彼/彼女
26行目: 26行目:  
| 好きな物 = 平和、幸福、慈愛
 
| 好きな物 = 平和、幸福、慈愛
 
| 苦手な物 = 冤罪
 
| 苦手な物 = 冤罪
| 天敵 = [[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト|モーツァルト]]
+
| 天敵 =  
 
| デザイン = しまどりる
 
| デザイン = しまどりる
 
| 設定作成 = 東出祐一郎
 
| 設定作成 = 東出祐一郎
33行目: 33行目:     
== 概要 ==
 
== 概要 ==
   
「[[アサシン|暗殺者]]」の[[サーヴァント]]。
 
「[[アサシン|暗殺者]]」の[[サーヴァント]]。
    
; 略歴
 
; 略歴
: 『[[Fate/Grand Order]]』第一特異点『[[邪竜百年戦争 オルレアン]]』では[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・オルタ]]によって「狂化」を付与された[[バーサーク・サーヴァント]]として、西暦1431年のフランスに召喚される。
+
: 第一特異点『[[邪竜百年戦争 オルレアン]]』では[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・オルタ]]によって「狂化」を付与された[[バーサーク・サーヴァント]]として、西暦1431年のフランスに召喚される。
 
: 主人公側の[[マリー・アントワネット|マリー]]を狙い何度も現れるが、最後に相対した際、彼女にタイマンで打ち負かされた挙句「あること」を指摘されて姿をくらます。その後は暴走した状態で[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト|アマデウス]]と交戦を繰り広げるも敗れ、完全に消滅した。
 
: 主人公側の[[マリー・アントワネット|マリー]]を狙い何度も現れるが、最後に相対した際、彼女にタイマンで打ち負かされた挙句「あること」を指摘されて姿をくらます。その後は暴走した状態で[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト|アマデウス]]と交戦を繰り広げるも敗れ、完全に消滅した。
 
:終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅠの座を統括する[[魔神柱|溶鉱炉ナベリウス]]と交戦する。
 
:終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅠの座を統括する[[魔神柱|溶鉱炉ナベリウス]]と交戦する。
64行目: 63行目:  
==[[宝具]]==
 
==[[宝具]]==
 
; 死は明日への希望なり(ラモール・エスポワール)
 
; 死は明日への希望なり(ラモール・エスポワール)
: ランク:A<br />種別:対人宝具<br />レンジ:1~10<br />最大捕捉:1人<br>由来:罪人を斬首する処刑器具ギロチン。
+
: ランク:A<br>種別:対人宝具<br>レンジ:1~10<br>最大捕捉:1人<br>由来:罪人を斬首する処刑器具ギロチン。
 
: 真の処刑道具、ギロチンの具現化。死ぬ確率は呪いへの抵抗力や幸運ではなく、「いずれ死ぬという宿命に耐えられるかどうか」という概念によって、回避できるかどうかで決定される。
 
: 真の処刑道具、ギロチンの具現化。死ぬ確率は呪いへの抵抗力や幸運ではなく、「いずれ死ぬという宿命に耐えられるかどうか」という概念によって、回避できるかどうかで決定される。
 
: いわゆる「精神干渉」系の宝具であり、戦死ではなく「処刑された」という逸話がある英雄には不利な判定がつく。
 
: いわゆる「精神干渉」系の宝具であり、戦死ではなく「処刑された」という逸話がある英雄には不利な判定がつく。
73行目: 72行目:     
== 真名:シャルル=アンリ・サンソン ==
 
== 真名:シャルル=アンリ・サンソン ==
:シャルル=アンリ・サンソン。パリにおいて死刑執行を務めたサンソン家四代目の当主。十八~十九世紀の人物。<br>フランス革命期という激動の時代、人道的配慮を突き詰めた処刑器具『ギロチン』を用いて、文字通りフランスの歴史に名を連ねた人物から無名の人まで、あらゆる階層の人間を斬首し、結果的に歴史上二番目に多くの死刑を執行した。
+
:シャルル=アンリ・サンソン。パリにおいて死刑執行を務めたサンソン家四代目の当主。十八~十九世紀の人物。
 +
:フランス革命期という激動の時代、人道的配慮を突き詰めた処刑器具『ギロチン』を用いて、文字通りフランスの歴史に名を連ねた人物から無名の人まで、あらゆる階層の人間を斬首し、結果的に歴史上二番目に多くの死刑を執行した。
   −
:処刑人は代々継承されるものであり、彼は四代目にあたる。<br>暮らしこそ貴族に並ぶほど豊かだったが、「死刑執行人」という低い身分であるのと、人間を処刑する職業故に周囲の人々の偏見と無理解から蔑まれることも多く、若き日の彼は苦悩していた。
+
:処刑人は代々継承されるものであり、彼は四代目にあたる。
 +
:暮らしこそ貴族に並ぶほど豊かだったが、「死刑執行人」という低い身分であるのと、人間を処刑する職業故に周囲の人々の偏見と無理解から蔑まれることも多く、若き日の彼は苦悩していた。
   −
:国王ルイ十六世と王妃[[マリー・アントワネット]]を敬愛し、彼らが治める国民をこよなく慈しみ、処刑によって培かわれた最先端の医療技術を貧しい人々に無償で提供していたが、激動の時代はシャルルの平穏を許さなかった。<br>フランス革命が起きてもなお、処刑者の職務を押しつけられた彼は、やがてフランス国王とその妃の処刑に立ち会い、執行する事となった。<br>しかし彼にとっても衝撃が激しかったらしく、処刑後、神父たちに懇願してミサを執り行った。それはフランス革命においては死罪に匹敵する「反革命的犯罪」であっても、彼はミサを繰り返し行った。<br>ルイ十六世とマリー・アントワネットの処刑を決めたマクシミリアン・ロベスピエールが、後のテルミドールのクーデターによって失脚し処刑される際にも、サンソンが処刑を執行した。
+
:国王ルイ十六世と王妃[[マリー・アントワネット]]を敬愛し、彼らが治める国民をこよなく慈しみ、処刑によって培かわれた最先端の医療技術を貧しい人々に無償で提供していたが、激動の時代はシャルルの平穏を許さなかった。
 +
:フランス革命が起きてもなお、処刑者の職務を押しつけられた彼は、やがてフランス国王とその妃の処刑に立ち会い、執行する事となった。
 +
:しかし彼にとっても衝撃が激しかったらしく、処刑後、神父たちに懇願してミサを執り行った。それはフランス革命においては死罪に匹敵する「反革命的犯罪」であっても、彼はミサを繰り返し行った。
 +
:ルイ十六世とマリー・アントワネットの処刑を決めたマクシミリアン・ロベスピエールが、後のテルミドールのクーデターによって失脚し処刑される際にも、サンソンが処刑を執行した。
   −
:なお、彼は当時としては異例の平等論者だったとも記されている。彼は医者に見放された患者を救い、刑を執行される人間に苦痛と後遺症がないように研究を積み重ねた。<br>例えそれが、誰にも省みられない、報われぬものだったとしても。彼は苦痛に耐えて、「処刑人」という役割を全うし続けた。
+
:なお、彼は当時としては異例の平等論者だったとも記されている。彼は医者に見放された患者を救い、刑を執行される人間に苦痛と後遺症がないように研究を積み重ねた。例えそれが、誰にも省みられない、報われぬものだったとしても。彼は苦痛に耐えて、「処刑人」という役割を全うし続けた。
    
=== 関連 ===
 
=== 関連 ===
89行目: 93行目:  
===Fateシリーズ===
 
===Fateシリーズ===
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
:メインストーリーでは1章に登場。ジャンヌ・オルタの尖兵として召喚された。
+
: 初期実装サーヴァントの一人。
: 2022年ホワイトデーイベント『[[15人の理知的なメガネたち]]』ではメガネ型簡易霊衣「リムレスラウンド」が実装している。
+
: メインストーリーでは第1部1章に登場。ジャンヌ・オルタの尖兵として召喚された。
 +
: 2022年ホワイトデーイベント『15人の理知的なメガネたち』ではメガネ型簡易霊衣「リムレスラウンド」が実装している。
    
===Fate関連作品===
 
===Fate関連作品===
140行目: 145行目:     
;[[杉谷善住坊]]
 
;[[杉谷善住坊]]
:死因が鋸引きということでいたく同情しており「次はギロチンをお勧めする」と若干ズレた配慮を見せていた。
+
:死因が鋸引きということでいたく同情しており、「次はギロチンをお勧めする」と若干ズレた配慮を見せていた。
 +
:それに「次はない、あってたまるか」と返されたようで、ごもっともと反応している。
    
;[[サロメ]]
 
;[[サロメ]]
:彼女の性癖について自身の経験から「首なんて欲しがってはいけない」と窘めていた。
+
:彼女の性癖について、自身の経験から「首なんて簡単に欲しがってはいけない」と窘めていた。
    
=== 生前 ===
 
=== 生前 ===
 
; ルイ16世、[[マリー・アントワネット]]
 
; ルイ16世、[[マリー・アントワネット]]
 
: 敬愛する者達。フランス革命の動乱において彼らの処刑に立ち会う事となる。
 
: 敬愛する者達。フランス革命の動乱において彼らの処刑に立ち会う事となる。
: とりわけマリーに対しては、普段の人物像とは想像もつかない程の執着を見せている。
+
: とりわけマリーに対しては、普段の人物像とは想像もつかない程の執着を見せている。さらに、なぜ死の直前に臆する事も無く、自身の足を踏んだ事を謝罪できたのだろうと疑問を感じてもいる。
 
: また、錠前作りが趣味だったルイ16世はギロチンの改良にも関わっており、'''刃の角度を斜めにするように'''助言したのは他ならぬ当人であった。
 
: また、錠前作りが趣味だったルイ16世はギロチンの改良にも関わっており、'''刃の角度を斜めにするように'''助言したのは他ならぬ当人であった。
 
; [[シュヴァリエ・デオン]]
 
; [[シュヴァリエ・デオン]]
 
: 同時代を生きた王党派の騎士。王家への敬愛の念は共通しているが、サンソンがマリーをギロチンに掛けた張本人という所には事情は理解しつつも分かち難い溝がある。
 
: 同時代を生きた王党派の騎士。王家への敬愛の念は共通しているが、サンソンがマリーをギロチンに掛けた張本人という所には事情は理解しつつも分かち難い溝がある。
 +
: 彼からは「一緒にしないでほしい」と言われたようで、ちょっと泣きたいとか。
 
; [[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト]]
 
; [[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト]]
 
: 犬猿の仲。人間への考え方もマリーとの関係も全部ひっくるめて互いに相容れない存在。
 
: 犬猿の仲。人間への考え方もマリーとの関係も全部ひっくるめて互いに相容れない存在。
 
: 死を与える処刑人としては葬送曲という芸術で死を貶める彼は気に食わないらしく、ともにマリーと関わりがあったこともあって敵視している。
 
: 死を与える処刑人としては葬送曲という芸術で死を貶める彼は気に食わないらしく、ともにマリーと関わりがあったこともあって敵視している。
 +
: 彼の天才性に振り回される人生でなくて良かったとも語っており、また彼の下ネタを禁止してもいる。もしそれを破ったら、独自の根拠の下に刑を執行するとのこと。
 +
: 『Grand Order material Ⅱ』においては言わずと知れた''変態仲''と言いかけ、慌ててライバルと言い直している。
 
; ジョゼフ=イニャス・ギヨタン、アントワーヌ・ルイ
 
; ジョゼフ=イニャス・ギヨタン、アントワーヌ・ルイ
 
: ギロチンを処刑に導入するためにサンソンに協力した提案者と発明者。
 
: ギロチンを処刑に導入するためにサンソンに協力した提案者と発明者。
198行目: 207行目:     
=== その他 ===
 
=== その他 ===
; サンソン「(アレはアマデウスの超推理モード……!<br />     アマデウスは推理をする時に霊基再臨その3になる事で、こわ、アマ3こわ!<br />     と言われるほどのトランス状態になるんだ!)」<br />アマデウス「じっ―――――」(じっとサンソンを見抜く)<br />サンソン「はじまるぞ、アマデウスの名推理が……! 一体どうなってしまうんだ――――!」<br />アマデウス「じ―――――っ」(さらにサンソンを見抜く)<br />カメラ、サンソンの足下にズーム。マリーのガラスのヒールを履いている。<br />画面暗転の後、処刑台に連れられていくサンソン。<br />サンソン「確かにボクはマリーに関してのみ変態さ…… でもこれだけは覚えていてほしい。<br />     ボクもマリーの魅力に踊らされた、被害者だという事を……」
+
; サンソン「(アレはアマデウスの超推理モード……!<br >     アマデウスは推理をする時に霊基再臨その3になる事で、こわ、アマ3こわ!<br>     と言われるほどのトランス状態になるんだ!)」<br>アマデウス「じっ―――――」(じっとサンソンを見抜く)<br>サンソン「はじまるぞ、アマデウスの名推理が……! 一体どうなってしまうんだ――――!」<br>アマデウス「じ―――――っ」(さらにサンソンを見抜く)<br>カメラ、サンソンの足下にズーム。マリーのガラスのヒールを履いている。<br>画面暗転の後、処刑台に連れられていくサンソン。<br>サンソン「確かにボクはマリーに関してのみ変態さ…… でもこれだけは覚えていてほしい。<br>     ボクもマリーの魅力に踊らされた、被害者だという事を……」
 
: 竹箒日記より<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201508.html 竹箒日記 2015/8/20]</ref>。ついに公式最大手からネタにされてしまった。さらに担当イラストレーターのしまどりる氏が自身のTwitterにてイラスト<ref group = "出">[https://twitter.com/simadoriru/status/636549388010033152 しまどりるTwitter2015年8月26日23:42]</ref>を掲載している。―――どうしてこうなった。
 
: 竹箒日記より<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201508.html 竹箒日記 2015/8/20]</ref>。ついに公式最大手からネタにされてしまった。さらに担当イラストレーターのしまどりる氏が自身のTwitterにてイラスト<ref group = "出">[https://twitter.com/simadoriru/status/636549388010033152 しまどりるTwitter2015年8月26日23:42]</ref>を掲載している。―――どうしてこうなった。
 
: 元ネタは漫画『ギャグマンガ日和』の「名探偵うさみちゃんシリーズ」より。
 
: 元ネタは漫画『ギャグマンガ日和』の「名探偵うさみちゃんシリーズ」より。
6,176

回編集

案内メニュー