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| ; 略歴 | | ; 略歴 |
− | : 真名はマタ・ハリ。第1次世界大戦時にスパイとして活躍し、女スパイの代名詞的存在となった女性。 | + | : 真名はマタ・ハリ。第1次世界大戦時にスパイとして活躍し、女スパイの代名詞的存在となった女性。本名はマルガレータ・ヘールトロイダ・ツェレで、「マタ・ハリ」は踊り子としての芸名である。 |
− | : 本名はマルガレータ・ヘールトロイダ・ツェレで、「マタ・ハリ」は踊り子としての芸名である。
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| : 本業は扇情的な姿で踊るダンサーであり、位の高い男性とベッドを共にする高級娼婦でもあった。その魅力を利用して軍関係者を篭絡し、情報を引き出していたという。 | | : 本業は扇情的な姿で踊るダンサーであり、位の高い男性とベッドを共にする高級娼婦でもあった。その魅力を利用して軍関係者を篭絡し、情報を引き出していたという。 |
| : 1917年、彼女はスパイ容疑でフランスにて逮捕され、有罪判決を受けて銃殺刑に処された。しかし、彼女が銃殺刑になるほどフランスに不利益をもたらす情報を流したという証拠はなく、また、どのように諜報活動を行っていたかも明らかになっていない。 | | : 1917年、彼女はスパイ容疑でフランスにて逮捕され、有罪判決を受けて銃殺刑に処された。しかし、彼女が銃殺刑になるほどフランスに不利益をもたらす情報を流したという証拠はなく、また、どのように諜報活動を行っていたかも明らかになっていない。 |
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| ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | | ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 |
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− | | [[クラス (アサシン)|アサシン]] || [[主人公 (Grand Order)]] || E || E || E || E || D || A+ ||-|| 諜報:A++<br />フェロモン:B || style="text-align:left"| | + | | [[クラス (アサシン)|アサシン]] || [[主人公 (Grand Order)]] || E || E || E || E || D || A+ || - || 諜報:A++<br />フェロモン:B || style="text-align:left"| |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| ; [[Fate/Grand Order]] | | ; [[Fate/Grand Order]] |
− | : アサシンのサーヴァントとして登場。 | + | : アサシンのサーヴァントとして登場。レア度はC(☆1)。イラストレーターはこやまひろかず。 |
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
− | ;[[主人公 (Grand Order)]] | + | ; [[主人公 (Grand Order)]] |
| : 契約したマスター。 | | : 契約したマスター。 |
− | : 伝説の女スパイと語られる自分を、含むところなく信じてくれる彼(彼女)を気に入っている。 | + | : 伝説の女スパイと語られる自分を、含むところなく信じてくれる彼(彼女)を気に入っている。 |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
− | ; 「ご主人様!……って、呼んで欲しい?」 | + | ; 「ご主人様! ……って、呼んで欲しい?」 |
| : マスターに対して、茶目っ気たっぷりに訊ねる。もちろんそう呼ぶサーヴァントもいるが、彼女の場合なんか別の意味に聞こえる。 | | : マスターに対して、茶目っ気たっぷりに訊ねる。もちろんそう呼ぶサーヴァントもいるが、彼女の場合なんか別の意味に聞こえる。 |
| ; 「甘やかしてあげるわ。うふっ」 | | ; 「甘やかしてあげるわ。うふっ」 |
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| ; 「ええ、マスター。このマタ・ハリを信じてくれるあなたのために、全力を尽くします!」 | | ; 「ええ、マスター。このマタ・ハリを信じてくれるあなたのために、全力を尽くします!」 |
| : たとえ伝説の女スパイであっても信頼を向けてくれるマスターのためならば、と慣れない戦闘でもやる気を見せる。 | | : たとえ伝説の女スパイであっても信頼を向けてくれるマスターのためならば、と慣れない戦闘でもやる気を見せる。 |
− | ; 「ほら、膝を貸してあげるわ。」<br>「さあ、あなたの話を――聞かせて、ね?」 | + | ; 「ほら、膝を貸してあげるわ。」<br />「さあ、あなたの話を――聞かせて、ね?」 |
| : 幕間の物語「メルトダウン・ラヴァー」で見られる、魔性の女性の十八番。たとえその前に戦い、負かした相手であってもすぐに虜にしてみせる。 | | : 幕間の物語「メルトダウン・ラヴァー」で見られる、魔性の女性の十八番。たとえその前に戦い、負かした相手であってもすぐに虜にしてみせる。 |
| : マシュはその手管に素直に舌を巻いたが、「坊や。いい子でちゅね~」と'''相手の趣味の幼児プレイに合わせ始めた'''時点で慌ててストップを掛けに行った。 | | : マシュはその手管に素直に舌を巻いたが、「坊や。いい子でちゅね~」と'''相手の趣味の幼児プレイに合わせ始めた'''時点で慌ててストップを掛けに行った。 |
− | ; 「王様なんて、私の経験から考えると一番楽よ。」<br>「だって王様って国の一番なんでしょう?だから、世界で一番癒しを欲しがるのよ。」<br>「もし欲しがらないとすれば、民のために……あるいは神のために全てを捧げるような人か、<br>さもなくば民が全てを捧げると理解している暴君かしら。」 | + | ; 「王様なんて、私の経験から考えると一番楽よ」<br />「だって王様って国の一番なんでしょう? だから、世界で一番癒しを欲しがるのよ。」<br />「もし欲しがらないとすれば、民のために……あるいは神のために全てを捧げるような人か、<br /> さもなくば民が全てを捧げると理解している暴君かしら。」 |
| : 「メルトダウン・ラヴァー」にて。王様相手の諜報は難しくないかと危惧するマシュに、マタ・ハリはむしろ一番簡単だと答える。 | | : 「メルトダウン・ラヴァー」にて。王様相手の諜報は難しくないかと危惧するマシュに、マタ・ハリはむしろ一番簡単だと答える。 |
| : 王は孤高であるが故に、誰よりも癒しを求めるというのはある意味筋が通っていると言えよう。また、王の寂しさに付け入るというのは、悪女の基本でもある。 | | : 王は孤高であるが故に、誰よりも癒しを求めるというのはある意味筋が通っていると言えよう。また、王の寂しさに付け入るというのは、悪女の基本でもある。 |
− | ; 「ほら、この目を見て下さらない?私の目は、太陽。」<br>「陽の目を持つ女――それが、私の名前よ。さあ、全てを告白しなさい。」 | + | ; 「ほら、この目を見て下さらない? 私の目は、太陽」<br />「陽の目を持つ女――それが、私の名前よ。さあ、全てを告白しなさい」 |
| : たとえ王であっても、全てを告白させる「陽の目」。数多の人間を虜にした彼女の目に抗しきれる人間は稀であろう。 | | : たとえ王であっても、全てを告白させる「陽の目」。数多の人間を虜にした彼女の目に抗しきれる人間は稀であろう。 |
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| == メモ == | | == メモ == |
− | *Fateシリーズ初となる近代戦争に関わった英霊にして初の'''職業娼婦'''の英霊でもある。 | + | * Fateシリーズ初となる近代戦争に関わった英霊にして初の'''職業娼婦'''の英霊でもある。 |
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| == 話題まとめ == | | == 話題まとめ == |
− | ;歴史関連 | + | ; 歴史関連 |
− | *女スパイの代名詞となっているマタ・ハリだが、実の所、彼女が本格的なスパイ活動を行った証拠は一切無い。高級娼婦なので多くのドイツ軍人及びフランス軍人とベッドを共にしたのは確かだが、そこで聞いた話だけでスパイ活動が出来るかと言えば疑問が残る。
| + | : 女スパイの代名詞となっているマタ・ハリだが、実の所、彼女が本格的なスパイ活動を行った証拠は一切無い。高級娼婦なので多くのドイツ軍人及びフランス軍人とベッドを共にしたのは確かだが、そこで聞いた話だけでスパイ活動が出来るかと言えば疑問が残る。 |
− | **1917年当時、フランス軍の士気はニヴェル攻勢<ref>第1次世界大戦に行われた攻勢の1つで、1917年4月16日に開始。指揮官のロベール・ニヴェル将軍から名前が取られている。将軍は48時間で勝利すると豪語したが、結果は大失敗。以後、フランス軍では大規模な抗命事件や軍機違反が多発する事となる。</ref>の失敗で極端に低下しており、フランス軍にとって士気の回復は急務であった。その為のスケープゴートとしてマタ・ハリが選ばれ、ありもしないスパイ容疑をでっち上げて銃殺刑にしたと言われている。
| + | : 1917年当時、フランス軍の士気はニヴェル攻勢<ref>第1次世界大戦に行われた攻勢の1つで、1917年4月16日に開始。指揮官のロベール・ニヴェル将軍から名前が取られている。将軍は48時間で勝利すると豪語したが、結果は大失敗。以後、フランス軍では大規模な抗命事件や軍機違反が多発する事となる。</ref>の失敗で極端に低下しており、フランス軍にとって士気の回復は急務であった。その為のスケープゴートとしてマタ・ハリが選ばれ、ありもしないスパイ容疑をでっち上げて銃殺刑にしたと言われている。 |
− | *処刑された時の状況には様々な逸話があり、銃殺隊は美貌に惑わされないよう目隠しをしたとか、銃殺前に兵士たちに投げキスをした、あるいは銃殺直前にコートの前をはだけて'''全裸'''で銃殺されたとも言われている。
| + | : 処刑された時の状況には様々な逸話があり、銃殺隊は美貌に惑わされないよう目隠しをしたとか、銃殺前に兵士たちに投げキスをした、あるいは銃殺直前にコートの前をはだけて'''全裸'''で銃殺されたとも言われている。 |
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| + | == 脚注 == |
| + | <references/> |
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| == リンク == | | == リンク == |
| * [[登場人物]] | | * [[登場人物]] |
| * [[サーヴァント]] | | * [[サーヴァント]] |
− | == 脚注 ==
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| [[Category:登場人物ま行]] | | [[Category:登場人物ま行]] |
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