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| ==概要== | | ==概要== |
− | [[ルーン魔術]]の一種。<ref group="出">『Fate/stay night』Unlimited Blade Worksルート 五日目 『パニックソニックコースター』</ref><br> | + | [[ルーン魔術]]の一種<ref group="出">『Fate/stay night』Unlimited Blade Worksルート 五日目 『パニックソニックコースター』</ref>。<br> |
| 呪う相手を人差し指で指し、その体調を崩させる。対象を視界に入れて狙う様から、「ガンド撃ち」とも呼ばれている。人を指差す事を失礼とする謂れともされる。<br> | | 呪う相手を人差し指で指し、その体調を崩させる。対象を視界に入れて狙う様から、「ガンド撃ち」とも呼ばれている。人を指差す事を失礼とする謂れともされる。<br> |
− | 強力なものは「フィンの一撃」と呼ばれ、直接ダメージを与える。<ref group="出">「Fate用語辞典-ガンド」『Fate/side material』p.57</ref>作中では、壁に穴を穿っているもの、心臓麻痺からの即死も有り得るものが出ている。<br>
| + | 強力なものは「フィンの一撃」と呼ばれ、直接ダメージを与える<ref group="出">「Fate用語辞典-ガンド」『Fate/side material』p.57</ref>。作中では壁に穴を穿っているもの、心臓麻痺からの即死も有り得るものが出ている。<br> |
− | 指差しで起動するガンドは一工程(シングルアクション)に分類される。<ref group="出">「詠唱」『Fate/complete material III World material.』p.43</ref>作中ではガンドを撃つ際に発声する例も見られるが、これも一工程に含まれるかは不明。
| + | 指差しで起動するガンドは一工程(シングルアクション)に分類される<ref group="出">「詠唱」『Fate/complete material III World material.』p.43</ref>。作中ではガンドを撃つ際に発声する例も見られるが、これも一工程に含まれるかは不明。 |
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| ==使い手== | | ==使い手== |
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| ;[[主人公 (Grand Order)]] | | ;[[主人公 (Grand Order)]] |
− | :正確には彼/彼女自身が使用できる訳ではなく、魔術礼装「カルデア戦闘服」を着用する事で使用できるようになる。 | + | :正確には彼/彼女自身が使用できる訳ではなく、[[魔術礼装]]「カルデア戦闘服」を着用する事で使用できるようになる。 |
− | :『[[Fate/Grand Order]]』のゲーム上では相手にスタンのバッドステータスを与える効果を持つ。 | + | :『[[Fate/Grand Order]]』のゲーム上では相手に1ターン持続するスタン状態を付与する効果を持つ。 |
− | :決定的ではないが物理的効果も有するレベルであり、[[エレナ・ブラヴァツキー]]が試作したチョコレートUFOを撃墜したりキメラや魔獣を怯ませたり、サーヴァントの動きを一瞬止める等、その汎用性から主人公が着替える魔術礼装の中でも活躍の場が多い。しかしあくまで1人という対象範囲の狭さや連射性の低さを天草に見透かされていたこともあり、一撃に重みを置いているようである。 | + | :決定的ではないが物理的効果も有するレベルであり、[[エレナ・ブラヴァツキー]]が試作したチョコレートUFOを撃墜したりキメラや魔獣を怯ませたり、[[サーヴァント]]の動きを一瞬止める等、その汎用性から主人公が着替える魔術礼装の中でも活躍の場が多い。しかしあくまで1人という対象範囲の狭さや連射性の低さを[[天草四郎時貞|天草]]に見透かされていたこともあり、一撃に重みを置いているようである。 |
− | :また、ゲームシステム上仕方が無いのだが、スタン耐性が無い相手すべてに効果を発揮するため、魔獣どころか[[竜種]]や神獣レベルの[[幻想種]]、人間より格上の[[サーヴァント]]、果ては[[ゲーティア|魔術王]]にすら効く。さすがに漫画版ではそのような無茶苦茶な効果はなく、[[シュヴァリエ・デオン]](対魔力C)に使用した際にはまったく効果はなかった<ref group = "注">一応、注意を一瞬引く事ができたのでまったくの無意味ではなかった。</ref>。 | + | :また、ゲームシステム上仕方が無いのだが、スタン耐性が無い相手すべてに効果を発揮するため、魔獣どころか[[竜種]]や神獣レベルの[[幻想種]]、人間より格上のサーヴァント、果ては[[ゲーティア|魔術王]]にすら効く。さすがに漫画版ではそのような無茶苦茶な効果はなく、[[シュヴァリエ・デオン]](対魔力C)に使用した際にはまったく効果はなかった<ref group = "注">一応、注意を一瞬引く事ができたのでまったくの無意味ではなかった。</ref>。 |
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| ;[[宇津見エリセ]] | | ;[[宇津見エリセ]] |
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| ;[[妖精騎士トリスタン]] | | ;[[妖精騎士トリスタン]] |
| :ガンド撃ちの達人らしく、彼女が持つ宝具も原理こそ違うが、要は「すっっっごいガンド」とされるものである。 | | :ガンド撃ちの達人らしく、彼女が持つ宝具も原理こそ違うが、要は「すっっっごいガンド」とされるものである。 |
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| + | ;[[カズラドロップ (Grand Order)]] |
| + | :彼女の持つ「ピクシー・フィンガー」スキルは『妖精の悪戯』を凝縮した、自己流のガンドである。 |
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| ==メモ== | | ==メモ== |
| *「ガンド」とは本来、精霊の召喚・使役を内容としており、指さし魔術と結びつけるのはTYPE-MOON独自の設定である点に注意。 | | *「ガンド」とは本来、精霊の召喚・使役を内容としており、指さし魔術と結びつけるのはTYPE-MOON独自の設定である点に注意。 |
− | *ルヴィアの説明に「フィンランド人のたしなみ(勿論、間違えた嗜みである)としてガンド撃ちも達人レベル」とあるが<ref group="出">「Fate用語辞典-ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト」『Fate/side material』p.78</ref>、<br>現実のフィンランドとガンドは文化からして無関係である。スウェーデン系フィンランド人ならルーン文字と関係あるかも、程度。<br>文中にもある通り、間違った嗜みなので真に受けない様に。<del>というかフィンの一撃とかけたダジャレ</del> | + | *ルヴィアの説明に「フィンランド人のたしなみ(勿論、間違えた嗜みである)としてガンド撃ちも達人レベル」とあるが<ref group="出">「Fate用語辞典-ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト」『Fate/side material』p.78</ref>、現実のフィンランドとガンドは文化からして無関係である。スウェーデン系フィンランド人ならルーン文字と関係あるかも、程度。<br>文中にもある通り、間違った嗜みなので真に受けない様に。<del>というかフィンの一撃とかけたダジャレ</del> |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |