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==概要==
 
==概要==
『[[Fate/Grand Order]]』に登場する[[妖精]]。
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『Fate/Grand Order』に登場する[[妖精]]。
    
;略歴
 
;略歴
 
:Lostbelt No.6『[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ]]』で登場。
 
:Lostbelt No.6『[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ]]』で登場。
 
:ウェールズにある秋の森に住まう古妖精にして王女であり、森に生まれ落ちた[[オベロン]]と共に彼の目と足となってずっと行動していた。
 
:ウェールズにある秋の森に住まう古妖精にして王女であり、森に生まれ落ちた[[オベロン]]と共に彼の目と足となってずっと行動していた。
:物語の終盤ではブリテン中からオベロンに向けられていたモースの呪いを一身に肩代わりし続けていたことが明かされ、ついに命が尽きてしまったが、正体を現したオベロンは彼女の死体をあっさりと捨ててしまった<ref group="注">後々考えると、自分諸共奈落に落としたくなかった、という解釈もできる。</ref>。
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:物語の終盤ではブリテン中からオベロンに向けられていたモースの呪いを一身に肩代わりし続けていたことが明かされ、ついに命が尽きてしまったが、[[ヴォーティガーン|正体]]を現したオベロンは彼女の死体をあっさりと捨ててしまった<ref group="注">後々考えると、自分諸共奈落に落としたくなかった、という解釈もできる。</ref>。
 
;人物
 
;人物
 
:人間の二の腕くらいあるカイコガそっくりの外見をした妖精。
 
:人間の二の腕くらいあるカイコガそっくりの外見をした妖精。
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
=== Fate/Grand Order ===
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;それが唯一、冷え切った手足を温める火だと信じて…
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:オベロンの絆礼装「亡き王女の為のパヴァーヌ」のマテリアル情報の最後の一文。
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:妖精國ブリテンの片隅、<ruby><rb>秋の森</rb><rt>ウェールズ</rt></ruby>に住む王女が見つけたのは、まるで死体のように眠っている美しい王子さま。
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:周りの仲間たちが彼の出現を喜ぶ中、彼女はただ一人、遠くからじっと彼を見つめていた———
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:やがて王子さまが起き上がり、口を開いた瞬間彼女は悟った。彼は『王子さま』じゃない。<ruby><rb>ブリテン</rb><rt>罪状の国</rt></ruby>を終わらせるため、あらゆるものを忌み嫌い、<ruby><rb>自分自身</rb><rt>奈落の虫</rt></ruby>さえも「気持ち悪い」と吐き捨てる大嘘つきだと。
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:それでも王子さまは森を、みんなを見捨てなかった。その為にたくさん良い事も悪い事もした。王女はそんな彼に恋をし、最後まで彼のために<ruby><rb>寄り添う</rb><rt>羽ばたく</rt></ruby>事を心に決めた。
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:彼が探している<ruby><rb>輝く星</rb><rt>ティターニア</rt></ruby>にはきっとなれない。その代わり、彼の隣でその冷たい手を握ってあげる、優しい温もりになりたい……
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:嘘つきの王子さまにただ一人寄り添った、愚かで無垢で、優しくて、誇り高い王女の誰も知らない、知ることのない断章。
      
== メモ ==
 
== メモ ==
 
*名前の由来はスペイン語で「白」を意味する言葉から。翅の色が由来であろうか。
 
*名前の由来はスペイン語で「白」を意味する言葉から。翅の色が由来であろうか。
 
**[[ヘシアン・ロボ|狼王ロボ]]の妻だった雌狼も同じ名前であるが、こちらも体毛の色が白だったころからの命名である。
 
**[[ヘシアン・ロボ|狼王ロボ]]の妻だった雌狼も同じ名前であるが、こちらも体毛の色が白だったころからの命名である。
*マテリアルにもある通り、オベロンの絆礼装は彼女の独話。タイトルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」とは、フランスのモーリス・ラヴェルが作曲したピアノ曲。題名そのものは「昔、スペインの宮廷で小さな王女が踊ったようなパヴァーヌ」という意味合いでつけられたが、発表当初は'''「幼くして亡くなった王女の葬送の哀歌」'''と解釈する者が多くいたらしい。
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*オベロンの[[概念礼装|絆礼装]]は彼女の独話。名称の「亡き王女のためのパヴァーヌ」とは、フランスのモーリス・ラヴェルが作曲したピアノ曲。題名そのものは「昔、スペインの宮廷で小さな王女が踊ったようなパヴァーヌ」という意味合いでつけられたが、発表当初は'''「幼くして亡くなった王女の葬送の哀歌」'''と解釈する者が多くいたらしい。
 
*『Grand Order material ⅩⅢ』によると彼女は「呪いによって姿を変えられた氏族の姫」であるとも、「汎人類史から流れてきた妖精」とも噂されているようだが真実は定かではない。
 
*『Grand Order material ⅩⅢ』によると彼女は「呪いによって姿を変えられた氏族の姫」であるとも、「汎人類史から流れてきた妖精」とも噂されているようだが真実は定かではない。
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*オベロンのスキルモーションでは「ブランカ」と呼びかけられているカイコガが登場しているものの、明確に彼女本人なのかは不明。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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