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| 真名 = 妖精騎士ランスロット<br>メリュジーヌ
 
| 真名 = 妖精騎士ランスロット<br>メリュジーヌ
 
| 読み =  
 
| 読み =  
| 外国語表記 = Tam Lin Lancelot<br/>Mélusine
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| 外国語表記 = Tam Lin Lancelot<br>Mélusine
 
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]
 
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]
 
| 声優 = 高野麻里佳
 
| 声優 = 高野麻里佳
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== [[宝具]] ==  
 
== [[宝具]] ==  
 
; 今は知らず、無垢なる湖光(イノセンス・アロンダイト)
 
; 今は知らず、無垢なる湖光(イノセンス・アロンダイト)
: ランク:A<br />種別:対人宝具<br />レンジ:1~10<br>最大捕捉:1匹
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: ランク:A<br>種別:対人宝具<br>レンジ:1~10<br>最大捕捉:1匹
 
:イノセンス・アロンダイト。
 
:イノセンス・アロンダイト。
 
:自らの外皮である「竜の皮」「竜の骨」から『妖精剣アロンダイト』を一瞬で精製し、対象にたたきつけるシンプルな宝具。ランスロットのアロンダイトの槍版。
 
:自らの外皮である「竜の皮」「竜の骨」から『妖精剣アロンダイト』を一瞬で精製し、対象にたたきつけるシンプルな宝具。ランスロットのアロンダイトの槍版。
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:『Grand Order』では、霊基第1、第2段階でのみ使用可能であり「自身のNP獲得量をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+敵単体に超強力な攻撃[Lv]&被ダメージが増える状態を付与(5ターン)+スターを獲得」という効果のArts宝具。
 
:『Grand Order』では、霊基第1、第2段階でのみ使用可能であり「自身のNP獲得量をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+敵単体に超強力な攻撃[Lv]&被ダメージが増える状態を付与(5ターン)+スターを獲得」という効果のArts宝具。
 
;誰も知らぬ、無垢なる鼓動(ホロウハート・アルビオン)
 
;誰も知らぬ、無垢なる鼓動(ホロウハート・アルビオン)
: ランク:EX<br />種別:対界宝具<br />レンジ:20~500<br>最大捕捉:500匹
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: ランク:EX<br>種別:対界宝具<br>レンジ:20~500<br>最大捕捉:500匹
 
:『本来の姿』に溶解したメリュジーヌが放つドラゴンブレス。演出によっては武器であるテュケイダイトの投擲。
 
:『本来の姿』に溶解したメリュジーヌが放つドラゴンブレス。演出によっては武器であるテュケイダイトの投擲。
 
:『本来の姿』になったメリュジーヌはもはや妖精と呼べるものではなく、その威容の心臓からこぼれる光は広域破壊兵器となる。
 
:『本来の姿』になったメリュジーヌはもはや妖精と呼べるものではなく、その威容の心臓からこぼれる光は広域破壊兵器となる。
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;[[モルガン (Grand Order)|モルガン]]
 
;[[モルガン (Grand Order)|モルガン]]
 
:妖精騎士ランスロットという着名としての主君。
 
:妖精騎士ランスロットという着名としての主君。
:オーロラへの愛を優先し裏切った事に関しては合わせる顔が無いとしている。だが、それはそれとして彼女のバレンタインイベントではカルデアで愛する相手が被っている事を察知したうえで'''「夫/妻と恋人は別枠」'''とフリーダムすぎる発言を飛ばしている。
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:オーロラへの愛を優先し裏切った事に関しては合わせる顔が無いとしている。だが、それはそれとして彼女のバレンタインシナリオではカルデアで愛する相手が被っている事を察知したうえで'''「夫/妻と恋人は別枠」'''とフリーダムすぎる発言を飛ばしている。
 
:実は女王暦以前から[[救世主トネリコ|トネリコ]]として活動していた彼女を知っていたが、その時はまだオーロラに掬い上げられる前だったので、お互いに干渉する事はなかった。なので「妖精國の女王」として彼女を評価しており、(根がアンニュイなメリュジーヌにしては)真剣に騎士として仕えている。
 
:実は女王暦以前から[[救世主トネリコ|トネリコ]]として活動していた彼女を知っていたが、その時はまだオーロラに掬い上げられる前だったので、お互いに干渉する事はなかった。なので「妖精國の女王」として彼女を評価しており、(根がアンニュイなメリュジーヌにしては)真剣に騎士として仕えている。
:特に二千年も妖精を支配した忍耐強さを信頼している様で、いつか自分が問題を起こしてもうまくフォローしてくれるだろう…とマスターにだけ本音を零している。
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:特に二千年も妖精を支配した忍耐強さを信頼している様で、いつか自分が問題を起こしてもうまくフォローしてくれるだろうとマスターにだけ本音を零している。
    
;[[オーロラ]]
 
;[[オーロラ]]
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:異聞帯においては自分の義弟として育て上げたソールズベリーの少年で、唯一「本当の愛情」を与えてくれた存在。女王モルガンと相対する円卓軍となってもなおその身を案じている。だがその一方、ロンディニウムでは彼の大切な仲間や部下に住民達、そして一番弟子であった[[ガレス #ガレス〔ブリテン異聞帯〕|ガレス]]をオーロラの命とはいえ、汎人類史のランスロットがやったのと同じ様に叩き殺してしまう事になる。それでも心身ともに崩壊した自身が厄災と化した際には、感謝と救いとして最期の一撃を受けた。
 
:異聞帯においては自分の義弟として育て上げたソールズベリーの少年で、唯一「本当の愛情」を与えてくれた存在。女王モルガンと相対する円卓軍となってもなおその身を案じている。だがその一方、ロンディニウムでは彼の大切な仲間や部下に住民達、そして一番弟子であった[[ガレス #ガレス〔ブリテン異聞帯〕|ガレス]]をオーロラの命とはいえ、汎人類史のランスロットがやったのと同じ様に叩き殺してしまう事になる。それでも心身ともに崩壊した自身が厄災と化した際には、感謝と救いとして最期の一撃を受けた。
 
:姉弟として離れずにいれば妖精國の未来はより良いものになっただろうが、それでも『オーロラという星』に憧れたメリュジーヌは愛を裏切る事が出来なかった。
 
:姉弟として離れずにいれば妖精國の未来はより良いものになっただろうが、それでも『オーロラという星』に憧れたメリュジーヌは愛を裏切る事が出来なかった。
:カルデアで召喚されている汎人類史の彼はその義弟本人ではないと知っており、いろいろと複雑な模様だが、2021年クリスマスイベントでは何かを決心した顔と共に、カルデアの彼とコミュニケーションを取ろうとしている姿が描かれていた。
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:カルデアで召喚されている汎人類史の彼はその義弟本人ではないと知っており、いろいろと複雑な模様だが、『メイキング・クリスマス・パーティー!』では何かを決心した顔と共に、カルデアの彼とコミュニケーションを取ろうとしている姿が描かれていた。
    
;[[妖精騎士ガウェイン]]/バーゲスト
 
;[[妖精騎士ガウェイン]]/バーゲスト
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== 名台詞 ==  
 
== 名台詞 ==  
 
=== マイルーム ===
 
=== マイルーム ===
;「サーヴァント、ランサー。妖精騎士ランスロット、召喚に応じ参上した。<br/> ……まだ、僕との縁はそうないようだね。まあ、おいおい知っていけばいいさ」
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;「サーヴァント、ランサー。妖精騎士ランスロット、召喚に応じ参上した。<br> ……まだ、僕との縁はそうないようだね。まあ、おいおい知っていけばいいさ」
 
: 召喚時。
 
: 召喚時。
 
: 上記のようにカルデアでの彼女は主人公に対して異常なほど距離感が近いが、召喚時から何かを期待するような様子がありありと見える。
 
: 上記のようにカルデアでの彼女は主人公に対して異常なほど距離感が近いが、召喚時から何かを期待するような様子がありありと見える。
 
: そもそも主人公一行はブリテン異聞帯で彼女との接点は比較的少なめだった為、「ブリテン異聞帯後にイベントで彼女のその後が語られるのではないか?」と推測するプレイヤーもある程度いた模様。
 
: そもそも主人公一行はブリテン異聞帯で彼女との接点は比較的少なめだった為、「ブリテン異聞帯後にイベントで彼女のその後が語られるのではないか?」と推測するプレイヤーもある程度いた模様。
: 後にバレンタインイベントでフォローされた内容によると「竜種は未来視で将来のつがいとなる相手を決める」とのこと。おそらくはいくつもの苦難を「おいおい」体験し、絆を深め、ベストカップルとなるのであろう。
+
: 後に彼女のバレンタインシナリオでフォローされた内容によると「竜種は未来視で将来のつがいとなる相手を決める」とのこと。おそらくはいくつもの苦難を「おいおい」体験し、絆を深め、ベストカップルとなるのであろう。
   −
;「僕……いや、私はメリュジーヌ。異聞帯ブリテンにおいて最強の妖精騎士と言われたもの。……そうか。朽ちいくだけの私でも、サーヴァントとしてならきみの役に立てるんだな。<br/>……うん、とても嬉しい。たとえ一時の夢であっても、私の翼は君のために羽ばたかせるよ。」
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;「僕……いや、私はメリュジーヌ。異聞帯ブリテンにおいて最強の妖精騎士と言われたもの。……そうか。朽ちいくだけの私でも、サーヴァントとしてならきみの役に立てるんだな。<br> ……うん、とても嬉しい。たとえ一時の夢であっても、私の翼は君のために羽ばたかせるよ。」
:召喚時(2部6章第18節「アルビオン」クリア後)。
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:召喚時(第2部第6章第18節「アルビオン」クリア後)。
 
:1つの国の滅びを知る主人公の前に現れた場合、彼女は惚れた理由の一端を教えてくれる。もう一度誰かに仕え、誰かの為に尽くせる事を喜ぶ。
 
:1つの国の滅びを知る主人公の前に現れた場合、彼女は惚れた理由の一端を教えてくれる。もう一度誰かに仕え、誰かの為に尽くせる事を喜ぶ。
   −
;「あぁ……やっと、元の形に戻ってきた。見て、マスター。これが妖精國を焼いた機体、メリュジーヌの真実。アルビオンの最後の欠片。<br/>この姿になった以上、後戻りはできないわ。世界を焼く炎で、思うままに走りなさい。」
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;「あぁ……やっと、元の形に戻ってきた。見て、マスター。これが妖精國を焼いた機体、メリュジーヌの真実。アルビオンの最後の欠片。<br> この姿になった以上、後戻りはできないわ。世界を焼く炎で、思うままに走りなさい。」
 
:霊基再臨三回目。メリュジーヌとして得た少女の姿に、原初の竜の巨大な翼が蘇る。
 
:霊基再臨三回目。メリュジーヌとして得た少女の姿に、原初の竜の巨大な翼が蘇る。
 
:なお「後戻りはできない」とは言うものの、ゲーム的には戦闘中でなければ戻れる。このため、プレイヤーによっては頻繁に切り替えをさせられる。
 
:なお「後戻りはできない」とは言うものの、ゲーム的には戦闘中でなければ戻れる。このため、プレイヤーによっては頻繁に切り替えをさせられる。
   −
;「最後の竜は朽ちてしまった。肉は腐って、泥になって、その中で私は目覚めた。もう白い翼を持つ事はないと思っていたけれど……こんな奇跡が、起こるのですね。<br/>礼を言うわ、私のマスター。今日があなたの、そして、世界が新生する日。さあ、どんな終末をお望みかしら」
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;「最後の竜は朽ちてしまった。肉は腐って、泥になって、その中で私は目覚めた。もう白い翼を持つ事はないと思っていたけれど……こんな奇跡が、起こるのですね。<br> 礼を言うわ、私のマスター。今日があなたの、そして、世界が新生する日。さあ、どんな終末をお望みかしら」
 
:霊基再臨四回目。
 
:霊基再臨四回目。
 
:それはあり得ざる奇跡。黒く染まっていた肉体が人と同じ肌の色となり、漆黒の翼も泥が落ちるかの如く白くなった。
 
:それはあり得ざる奇跡。黒く染まっていた肉体が人と同じ肌の色となり、漆黒の翼も泥が落ちるかの如く白くなった。
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;「わからない……バーゲストはなんであそこまで僕を嫌うんだろう? 彼女とは、仲良くしたいのにな。……だってほら、大型犬みたいで可愛いじゃない?」
 
;「わからない……バーゲストはなんであそこまで僕を嫌うんだろう? 彼女とは、仲良くしたいのにな。……だってほら、大型犬みたいで可愛いじゃない?」
:マイルーム会話([[妖精騎士ガウェイン]]について)。
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:マイルーム会話「[[妖精騎士ガウェイン]]」。
 
:騎士道精神の具現たる武人にして、自身と同じ世界を滅ぼしかねない厄災。そんな存在にすら「大型犬の様で可愛い」と言える豪胆さ。
 
:騎士道精神の具現たる武人にして、自身と同じ世界を滅ぼしかねない厄災。そんな存在にすら「大型犬の様で可愛い」と言える豪胆さ。
 
:最強種の余裕故の無自覚な見下しを向こうも感じているのか、バーゲスト側からも強くライバル視されている。
 
:最強種の余裕故の無自覚な見下しを向こうも感じているのか、バーゲスト側からも強くライバル視されている。
    
;「好きなもの? 目の前にいるけど、いちいち言わなきゃいけない?」
 
;「好きなもの? 目の前にいるけど、いちいち言わなきゃいけない?」
:マイルーム会話(好きなもの 第3再臨時)。
+
:マイルーム会話「好きなもの」(第3再臨時)。
 
:竜としての本質に戻っても'''ド直球の愛情をぶつけてくる。'''というかデジタル思考がより加速しているのでもはや繕いすらしない。
 
:竜としての本質に戻っても'''ド直球の愛情をぶつけてくる。'''というかデジタル思考がより加速しているのでもはや繕いすらしない。
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;「翼を展開した私は最速よ。起動から0.3秒で空気の壁を突破する私に、追い付ける英霊がいると思う?」
 
;「翼を展開した私は最速よ。起動から0.3秒で空気の壁を突破する私に、追い付ける英霊がいると思う?」
: 絆Lv2(第3再臨時)。
+
: マイルーム会話「絆Lv2」(第3再臨時)。
: 空気の壁とは要するに音速を超えるという事で、秒速340m、時速1225km。これに僅か0.3秒で達するという事は加速度1133m/s^2で加速しているという事で、もしこれが人間の乗った戦闘機だったなら、中の人はおおよそ'''115G'''というとんでもないGがかかっている事になる。訓練されたパイロットがギリギリ意識を失わない最大が5G程度であり、50Gを超えると自重だけで骨が砕けていくレベルの打撃になる。<ref group="注">実際、[[ランスロット|名前元のバーサーカー]]が『Fate/Zero』で宝具化して乗っ取ったF-15で無茶苦茶な機動を行ったためにパイロットだった[[仰木一尉]]はGによる内臓破裂で死亡している。</ref>
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: 空気の壁とは要するに音速を超えるという事で、秒速340m、時速1225km。これに僅か0.3秒で達するという事は加速度1133m/s^2で加速しているという事で、もしこれが人間の乗った戦闘機だったなら、中の人はおおよそ'''115G'''というとんでもないGがかかっている事になる。訓練されたパイロットがギリギリ意識を失わない最大が5G程度であり、50Gを超えると自重だけで骨が砕けていくレベルの打撃になる<ref group="注">実際、[[ランスロット|名前元のバーサーカー]]が『[[Fate/Zero]]』で宝具化して乗っ取ったF-15で無茶苦茶な機動を行ったためにパイロットだった[[仰木一尉]]はGによる内臓破裂で死亡している。</ref>
 
: そして地上でこんなとんでもない加速をするとなれば、ソニックブームが起こって周囲は更地になり、近くにいるマスターも文字通りひとたまりもない<ref group="注">現代文明ではもちろんこんなトンデモ加速をする乗り物は存在しないが、ソニックブームそのものは昔から研究されている。それ自体は強力な現象で、高度5000メートルを飛ぶ航空機が触れずして地上の建物の窓ガラスを割ってしまった事例もあるほど。</ref>。しかしながら彼女の加速によってそのような直接的な被害が起こっている様子は特に存在しないので、アルビオンがいかに物理法則を無視しているかがはっきり分かる裏付けとなっている。
 
: そして地上でこんなとんでもない加速をするとなれば、ソニックブームが起こって周囲は更地になり、近くにいるマスターも文字通りひとたまりもない<ref group="注">現代文明ではもちろんこんなトンデモ加速をする乗り物は存在しないが、ソニックブームそのものは昔から研究されている。それ自体は強力な現象で、高度5000メートルを飛ぶ航空機が触れずして地上の建物の窓ガラスを割ってしまった事例もあるほど。</ref>。しかしながら彼女の加速によってそのような直接的な被害が起こっている様子は特に存在しないので、アルビオンがいかに物理法則を無視しているかがはっきり分かる裏付けとなっている。
: 他のキャラクターで飛行速度の描写があるものとしては、聖杯を内蔵している[[キングゥ]]が時速500kmでの飛行、[[アストルフォ]]の駆るヒポグリフがジャンボジェットと同等=時速800~900km、魔力消費を自重しない状態の[[カルナ]]がそのヒポグリフにぴったり食らいつける程度。<br>他にトップスピードを争える英霊といえば[[アキレウス]]が第一に挙がるが、彼の叩き出すスピードについては明確な記載がない(時速1225〜4083km以上と推定されている)。また、現実上で音速を超えて航行している[[ボイジャー]]もそこまでの加速にはかなりの時間をかけている。自負の通り、速度に関しては三指に入るレベルなのは間違いないだろう。
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: 他のキャラクターで飛行速度の描写があるものとしては、聖杯を内蔵している[[キングゥ]]が時速500kmでの飛行、[[アストルフォ]]の駆るヒポグリフがジャンボジェットと同等=時速800~900km、魔力消費を自重しない状態の[[カルナ]]がそのヒポグリフにぴったり食らいつける程度。
 +
:他にトップスピードを争える英霊といえば[[アキレウス]]が第一に挙がるが、彼の叩き出すスピードについては明確な記載がない(時速1225~4083km以上と推定されている)。また、現実上で音速を超えて航行している[[ボイジャー]]もそこまでの加速にはかなりの時間をかけている。自負の通り、速度に関しては三指に入るレベルなのは間違いないだろう。
   −
;「誕生日、おめでとうマスター! 今日は目いっぱい遊ぶとしよう!<br/> ……え? 仕事がある……? うれしいけど、丸一日は無理…?<br/> そんな……! 24時間完璧なスケジュール組んだのに……頑張ったのに……仕事……しごと、か。<br/> ……ここで待ってて。ちょっとカルデア、滅ぼしてくる」
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;「誕生日、おめでとうマスター! 今日は目いっぱい遊ぶとしよう!<br> ……え? 仕事がある……? うれしいけど、丸一日は無理…?<br> そんな……! 24時間完璧なスケジュール組んだのに……頑張ったのに……仕事……しごと、か。<br> ……ここで待ってて。ちょっとカルデア、滅ぼしてくる」
: 誕生日コメント。
+
: マイルーム会話「誕生日」。
 
: 入念に準備して綿密なスケジュールを立てていたようだが、主人公に仕事があったために完遂は無理となった。そして最後に超絶に危険な発言をかましてくるのであった。
 
: 入念に準備して綿密なスケジュールを立てていたようだが、主人公に仕事があったために完遂は無理となった。そして最後に超絶に危険な発言をかましてくるのであった。
 
: 主人公に距離感が近いために予定が合わないことにショックを受けるサーヴァントはそれまでにも一定数いたが、ここまで極端なのはそうそういない。
 
: 主人公に距離感が近いために予定が合わないことにショックを受けるサーヴァントはそれまでにも一定数いたが、ここまで極端なのはそうそういない。
    
=== 本編 ===
 
=== 本編 ===
;「君たちがここに来たのは『巡礼の鐘』を鳴らすため?<br>それなら帰った方がいいよ。ここにはもう何もない。」
+
;「君たちがここに来たのは『巡礼の鐘』を鳴らすため?<br> それなら帰った方がいいよ。ここにはもう何もない。」
;「あるのは骨も残らず燃えつきた―――――<br>きゃあああああああああああああああ!?」
+
;「あるのは骨も残らず燃えつきた─────<br> きゃあああああああああああああああ!?」
 
:Lostbelt No,6『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』後編にて。主人公達と会話中、目の前に<ruby><rb>妖精亡主</rb><rt>ナイトコール</rt></ruby>のミラー<ref group = "注">なお、この妖精亡主ミラーはメリュジーヌの本体にも関わりのある[[ガレス|鏡の氏族]]であるのだが、そうと分かるようになるのはこれより後の話である。</ref>を見つけての台詞。
 
:Lostbelt No,6『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』後編にて。主人公達と会話中、目の前に<ruby><rb>妖精亡主</rb><rt>ナイトコール</rt></ruby>のミラー<ref group = "注">なお、この妖精亡主ミラーはメリュジーヌの本体にも関わりのある[[ガレス|鏡の氏族]]であるのだが、そうと分かるようになるのはこれより後の話である。</ref>を見つけての台詞。
 
:戦闘中も常に冷静さを失わず、[[アルトリア・キャスター|アルトリア]]から「美しい妖精」と言われてもさも当然のようにおくびにも出さず、主人公達にも淡々とした態度で忠言していたメリュジーヌだったのに、幽霊を見た途端'''突如として甲高い悲鳴を上げ、同時に『素』の自分があらわになる'''。
 
:戦闘中も常に冷静さを失わず、[[アルトリア・キャスター|アルトリア]]から「美しい妖精」と言われてもさも当然のようにおくびにも出さず、主人公達にも淡々とした態度で忠言していたメリュジーヌだったのに、幽霊を見た途端'''突如として甲高い悲鳴を上げ、同時に『素』の自分があらわになる'''。
 
:さらにはその後、自身の本体を盗みに来た[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ|コヤンスカヤ]]にも怒りこそすれど落ち着いたままだったこともあり、尚のことこの場面でのギャップが強く感じられる。
 
:さらにはその後、自身の本体を盗みに来た[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ|コヤンスカヤ]]にも怒りこそすれど落ち着いたままだったこともあり、尚のことこの場面でのギャップが強く感じられる。
   −
;「分かってる!分かってる!<br>愛されていないコトなんて、分かってる!!<br>それでも……それでも僕は、君を愛している……<br>愛しているんだ。オーロラ……」
+
;「分かってる!分かってる!<br> 愛されていないコトなんて、分かってる!!<br> それでも……それでも僕は、君を愛している……<br> 愛しているんだ。オーロラ……」
:同上崩壊編にて「鏡の氏族」を手にかけた日、雨に打たれ泣き崩れながらの台詞。
+
:同上。崩壊編にて「鏡の氏族」を手にかけた日、雨に打たれ泣き崩れながらの台詞。
 
:オーロラに掬われて心と形を得たあの時から、メリュジーヌはその『輝き』に魅せられ、文字通り全身全霊を捧げて彼女を愛し尽くした。
 
:オーロラに掬われて心と形を得たあの時から、メリュジーヌはその『輝き』に魅せられ、文字通り全身全霊を捧げて彼女を愛し尽くした。
 
:だが、愛される事自体が目的である当の本人からすれば、「『愛』は与えられるもの」という考えが当たり前であり、それを返すという感覚が全くといっていいほど無く、どれほどメリュジーヌが思いを手向けても到底報われる事などなかった。
 
:だが、愛される事自体が目的である当の本人からすれば、「『愛』は与えられるもの」という考えが当たり前であり、それを返すという感覚が全くといっていいほど無く、どれほどメリュジーヌが思いを手向けても到底報われる事などなかった。
 
:幾度となくその事実を突きつけられ、自分がやっている事は無意味なんだと傷つき絶望してもなお、無垢な騎士は逃れられず振りほどくことも出来ず、そして届くこともない愛を叫ぶ。
 
:幾度となくその事実を突きつけられ、自分がやっている事は無意味なんだと傷つき絶望してもなお、無垢な騎士は逃れられず振りほどくことも出来ず、そして届くこともない愛を叫ぶ。
   −
;「―――――――なんて?」
+
;「───────なんて?」
 
:オーロラに「外の世界へ一緒に逃げましょう」と言われての台詞。
 
:オーロラに「外の世界へ一緒に逃げましょう」と言われての台詞。
 
:[[ノクナレア]]の死を境に激化した北と南の妖精の争い、モース病の急激な蔓延、暴徒化した領民、『厄災』になってしまったバーゲストも加わり、ソールズベリーどころか妖精國ブリテンそのものの崩壊が始まった。
 
:[[ノクナレア]]の死を境に激化した北と南の妖精の争い、モース病の急激な蔓延、暴徒化した領民、『厄災』になってしまったバーゲストも加わり、ソールズベリーどころか妖精國ブリテンそのものの崩壊が始まった。
 
:全てを悟ったメリュジーヌは、鐘撞き堂にいるオーロラの身を案じて駆けつけ、何処にも逃げ場がないのなら、せめて自分達の愛する国で一緒に最期を終えようと提案するが、それを遮るかの如く彼女の口から出た'''「もう祖国も民も全部要らないから捨てて行こう」'''と云う、自分を愛してくれないなら故郷さえどうでもいいととれる発言に、流石のメリュジーヌも妖精騎士としての矜恃を踏みにじられたショックで呆然としてしまう。
 
:全てを悟ったメリュジーヌは、鐘撞き堂にいるオーロラの身を案じて駆けつけ、何処にも逃げ場がないのなら、せめて自分達の愛する国で一緒に最期を終えようと提案するが、それを遮るかの如く彼女の口から出た'''「もう祖国も民も全部要らないから捨てて行こう」'''と云う、自分を愛してくれないなら故郷さえどうでもいいととれる発言に、流石のメリュジーヌも妖精騎士としての矜恃を踏みにじられたショックで呆然としてしまう。
   −
;「僕は、君のためにしか、生きられない。<br>君のために、きみを、<ruby><rb>地獄</rb><rt>みらい</rt></ruby>には連れて行けない……」
+
;「僕は、君のためにしか、生きられない。<br> 君のために、きみを、<ruby><rb>地獄</rb><rt>みらい</rt></ruby>には連れて行けない……」
 
:汎人類史に根付く由来を持つメリュジーヌには、オーロラの『本質』は汎人類史の世界にとって害悪そのものであると分かっていた。<ruby><rb>綺麗な水</rb><rt>愛するもの</rt></ruby>がないと生きていけない彼女がそこへ行けば瞬く間に見た目は枯れ果て、自害も出来ないままひたすら[[間桐臓硯|惨めに苦しむ]][[ゼパル|地獄の]][[天逆神|日々]]が待ち構えていることも……
 
:汎人類史に根付く由来を持つメリュジーヌには、オーロラの『本質』は汎人類史の世界にとって害悪そのものであると分かっていた。<ruby><rb>綺麗な水</rb><rt>愛するもの</rt></ruby>がないと生きていけない彼女がそこへ行けば瞬く間に見た目は枯れ果て、自害も出来ないままひたすら[[間桐臓硯|惨めに苦しむ]][[ゼパル|地獄の]][[天逆神|日々]]が待ち構えていることも……
 
:そんな世界に放り出す位ならいっそ……本気でオーロラを愛していたメリュジーヌは涙ながらに彼女を殺めた。何よりも本人のために。
 
:そんな世界に放り出す位ならいっそ……本気でオーロラを愛していたメリュジーヌは涙ながらに彼女を殺めた。何よりも本人のために。
:そしてまもなく、愛を失った美しき騎士は絶望の啼き声と共に本当の姿を現す。境界の竜、原初の存在、そして――'''妖精國を焼き尽くす"炎の厄災"に'''…
+
:そしてまもなく、愛を失った美しき騎士は絶望の啼き声と共に本当の姿を現す。境界の竜、原初の存在、そして──'''妖精國を焼き尽くす"炎の厄災"に'''…
    
;「私の名は、メリュジーヌ───妖精騎士、メリュジーヌ!」<br>「飛びなさい……!おまえは、たとえ残骸であろうとも……!」
 
;「私の名は、メリュジーヌ───妖精騎士、メリュジーヌ!」<br>「飛びなさい……!おまえは、たとえ残骸であろうとも……!」
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===イベント ===
 
===イベント ===
      
===その他===
 
===その他===
314行目: 314行目:     
==メモ==  
 
==メモ==  
*竹箒日記にて奈須きのこ氏がCHOCO氏に依頼した時'''「Fateにはアルビオンという[[竜種|竜]]がいて、コイツだけひとりで世界が違うんです。 ファンタジーの中に、ひとりだけSFというか。異物感すごい」「んーと。他のサーヴァントがモビ○スーツなら、コイツだけゲッ○ー」'''と説明してCHOCO氏に「―――なるほど。 確認しますが、デザインするのはFateのサーヴァントで、 アナタは本物の奈須きのこさんですよね?」と反応されたことを明かしている。<ref group="出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/202107.html 竹箒日記 2021/7/28]</ref>
+
*竹箒日記にて奈須きのこ氏がCHOCO氏に依頼した時'''「Fateにはアルビオンという[[竜種|竜]]がいて、コイツだけひとりで世界が違うんです。 ファンタジーの中に、ひとりだけSFというか。異物感すごい」「んーと。他のサーヴァントがモビ○スーツなら、コイツだけゲッ○ー」'''と説明してCHOCO氏に「───なるほど。 確認しますが、デザインするのはFateのサーヴァントで、 アナタは本物の奈須きのこさんですよね?」と反応されたことを明かしている<ref group="出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/202107.html 竹箒日記 2021/7/28]</ref>
 
**実際その正体は「生体と機械が融合したドラゴン」というべき代物であり、マスターたちからは他にもモンスターハンターシリーズの「バルファルク」に喩える声も聞かれた。
 
**実際その正体は「生体と機械が融合したドラゴン」というべき代物であり、マスターたちからは他にもモンスターハンターシリーズの「バルファルク」に喩える声も聞かれた。
 
**分からない人のために簡単に説明すると、モビ○スーツは曲がりなりにも物理法則に従ってちゃんとSFしている兵器だが、ゲッ○ーは物理法則を無視して亜光速で飛んだり飛行中に直角に曲がったり平気でする超兵器であり、バルファルクは翼で羽ばたくワイバーンなどが生息する狩猟時代風の世界観の中で、1匹だけジェット噴射で音速飛行するなど桁違いの脅威度を誇るトンデモ生物<ref group="注">なお、モンハン世界には'''古龍'''と呼ばれる自然法則を無視したかのような超能力を持つトンデモ生物が多数生息しており、バルファルクも古龍の一種。……もっとも、そのトンデモ生物を10分足らずで狩るに至るハンターも大概やべーやつらなのだが。</ref>。
 
**分からない人のために簡単に説明すると、モビ○スーツは曲がりなりにも物理法則に従ってちゃんとSFしている兵器だが、ゲッ○ーは物理法則を無視して亜光速で飛んだり飛行中に直角に曲がったり平気でする超兵器であり、バルファルクは翼で羽ばたくワイバーンなどが生息する狩猟時代風の世界観の中で、1匹だけジェット噴射で音速飛行するなど桁違いの脅威度を誇るトンデモ生物<ref group="注">なお、モンハン世界には'''古龍'''と呼ばれる自然法則を無視したかのような超能力を持つトンデモ生物が多数生息しており、バルファルクも古龍の一種。……もっとも、そのトンデモ生物を10分足らずで狩るに至るハンターも大概やべーやつらなのだが。</ref>。
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