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| | 一人称 = 私 | | | 一人称 = 私 |
| | 二人称 = 貴様 | | | 二人称 = 貴様 |
− | | 三人称 = 貴様/諸君 | + | | 三人称 = 貴様ら/諸君 |
| | 異名 = | | | 異名 = |
| | 愛称 = | | | 愛称 = |
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| ; 略歴 | | ; 略歴 |
| : 『Fate/Grand Order』第1部において、人理焼却を実行した首謀者。第四特異点『[[死界魔霧都市 ロンドン]]』の最終幕で姿を現すが、当初はソロモン王を名乗っていた。 | | : 『Fate/Grand Order』第1部において、人理焼却を実行した首謀者。第四特異点『[[死界魔霧都市 ロンドン]]』の最終幕で姿を現すが、当初はソロモン王を名乗っていた。 |
− | : 初登場時は神にも等しいと評される程の絶大な力の片鱗を見せつけ、居合わせた坂田金時、玉藻御前、モードレッドなどの強力なサーヴァントらを圧倒。 | + | : 初登場時は神にも等しいと評される程の絶大な力の片鱗を見せつけ、居合わせた[[坂田金時]]、[[玉藻の前]]、[[モードレッド]]などの強力なサーヴァントらを圧倒。 |
− | : しかし主人公にはトドメを刺す事をせず、七つの特異点を全て消去すればカルデアを自らの解決すべき案件と認めると告げ、その場を去っていった。 | + | : しかし[[主人公 (Grand Order)|主人公]]にはトドメを刺す事をせず、七つの[[特異点]]を全て消去すればカルデアを自らの解決すべき案件と認めると告げ、その場を去っていった。 |
| : それは主人公を見逃したわけではなく、自身と目を合わせたことで邪視を受けた主人公をもう“終わるもの”として見捨てたため。 | | : それは主人公を見逃したわけではなく、自身と目を合わせたことで邪視を受けた主人公をもう“終わるもの”として見捨てたため。 |
| : だがそのたった一度の気まぐれによって行われた姑息な罠は、最初から自身を裏切る気満々であった[[巌窟王 エドモン・ダンテス]]を使用する尖兵として選択してしまったために失敗に終わり、結果的に主人公は生き残ることとなる。 | | : だがそのたった一度の気まぐれによって行われた姑息な罠は、最初から自身を裏切る気満々であった[[巌窟王 エドモン・ダンテス]]を使用する尖兵として選択してしまったために失敗に終わり、結果的に主人公は生き残ることとなる。 |
− | : 後に第六特異点『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』で登場したシャーロック・ホームズには「既に人理焼却を終え、次の仕事に取り掛かっている」と推理されるが、まさにこの「人理焼却の次」こそがゲーティアの目論む真の狙い。 | + | : 後に第六特異点『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』で登場した[[シャーロック・ホームズ]]には「既に人理焼却を終え、次の仕事に取り掛かっている」と推理されるが、まさにこの「人理焼却の次」こそがゲーティアの目論む真の狙い。 |
| : 逆行運河/創世光年。それは愛の果てに夢見た哀しき大偉業。 | | : 逆行運河/創世光年。それは愛の果てに夢見た哀しき大偉業。 |
− | : 漫画版『Fate/Grand Order -turas réalta-』では少し早く第三特異点『[[封鎖終局四海 オケアノス]]』での登場となり、行きがけの駄賃とばかりにドレイクを瞬殺<ref group="注">実際には間一髪で特異点から退去しており、首が飛んだのはマーリンの幻術であった。</ref>するが、主人公一行がマシュと清姫のみと戦力不足だったことと力の差が圧倒的だったこともあり戦闘にはならず、穏やかに恫喝してゲーム版同様の主張を述べただけで帰っていった。 | + | : 漫画版『Fate/Grand Order -turas réalta-』では少し早く第三特異点『[[封鎖終局四海 オケアノス]]』での登場となり、行きがけの駄賃とばかりに[[フランシス・ドレイク|ドレイク]]を瞬殺<ref group="注">実際には間一髪で特異点から退去しており、首が飛んだのは[[マーリン (Grand Order)|マーリン]]の幻術であった。</ref>するが、主人公一行が[[マシュ・キリエライト|マシュ]]と[[清姫]]のみと戦力不足だったことと力の差が圧倒的だったこともあり戦闘にはならず、穏やかに恫喝してゲーム版同様の主張を述べただけで帰っていった。 |
| ; 人物 | | ; 人物 |
− | : 第四特異点、並びに終局特異点中盤まではソロモン王の姿をしていたが、終章11節で真の姿を現した。 | + | : 第四特異点、並びに終局特異点中盤まではソロモン王の姿をしていたが、終局特異点第11節で真の姿を現した。 |
| : ヒト型のシルエットではあるが、筋骨隆々とした白と黄金の肉体を持ち、陥没するように裂けた胸部から赤く大きな眼球が覗き、頭部には枝のように伸びる無数の黄金の角を有した、恐ろしくも神々しい姿の怪物である。<del>せんとくんだのグレートトナカイマンだのとは言ってはいけない。</del> | | : ヒト型のシルエットではあるが、筋骨隆々とした白と黄金の肉体を持ち、陥没するように裂けた胸部から赤く大きな眼球が覗き、頭部には枝のように伸びる無数の黄金の角を有した、恐ろしくも神々しい姿の怪物である。<del>せんとくんだのグレートトナカイマンだのとは言ってはいけない。</del> |
| : (なお、この際現れた本物のソロモン王と比べると、ゲーティアが扮していたソロモンの姿には肩口から垂れ下がる三つ編みに赤い目玉の模様がある、髪型に若干の差異があるなどの微妙な違いがあるようだが、理由は不明) | | : (なお、この際現れた本物のソロモン王と比べると、ゲーティアが扮していたソロモンの姿には肩口から垂れ下がる三つ編みに赤い目玉の模様がある、髪型に若干の差異があるなどの微妙な違いがあるようだが、理由は不明) |
− | : 天地の理すべてを従わせる全能感、人類すべてを憎むといわんばかりの威圧感を持つが、ソロモン王がベースなので基盤は理知的な性格である。ただし、七十二柱の魔神柱の集合体なのでその性格・性質は七十二に及び、個人であり群体である為、余人と対話する時はその相手に似た『魔神柱』が表面に現れる。 | + | : 天地の理すべてを従わせる全能感、人類すべてを憎むといわんばかりの威圧感を持つが、ソロモン王がベースなので基盤は理知的な性格である。ただし、七十二柱の[[魔神柱]]の集合体なのでその性格・性質は七十二に及び、個人であり群体である為、余人と対話する時はその相手に似た『魔神柱』が表面に現れる。 |
− | :それゆえに乱雑な者が語りかければ粗野に、賢明な者が語りかければ真摯に、残忍な者には残忍に、穏やかな者には穏やかに応えるなど言動に一貫性がなく、『鏡』のような性質を持つとも言われる。つまり第四特異点で傲慢で残忍な振る舞いを見せ「人類は自身の愉しみのために消費されるのが救い」とまで言ってのけたのは、相対したモードレッドが乱暴でアンデルセンが意地悪だったから。実際、漫画版『Fate/Grand Order -turas réalta-』では第三特異点での登場となったが、こちらではメンバーがマシュと清姫であったため、比較的穏やかで理知的な態度であった。 | + | :それゆえに乱雑な者が語りかければ粗野に、賢明な者が語りかければ真摯に、残忍な者には残忍に、穏やかな者には穏やかに応えるなど言動に一貫性がなく、『鏡』のような性質を持つとも言われる。つまり第四特異点で傲慢で残忍な振る舞いを見せ「人類は自身の愉しみのために消費されるのが救い」とまで言ってのけたのは、相対したモードレッドが乱暴で[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]が意地悪だったから。実際、漫画版『Fate/Grand Order -turas réalta-』では第三特異点での登場となったが、こちらではメンバーがマシュと清姫であったため、比較的穏やかで理知的な態度であった。 |
| : 彼はソロモン王ですら到達できなかった全能者であり、本来であれば人を統べる王として充分な資格がある。だがその代わりに人間を理解できず、不死である以上は答えにも辿り着けなかったため、『人の王』にはなり得なかった。その在り方は「愛の無い獣、そのくせ夢だけは人一倍」「怨念を持たぬ者、恩讐の外に在る存在」などと評されている。 | | : 彼はソロモン王ですら到達できなかった全能者であり、本来であれば人を統べる王として充分な資格がある。だがその代わりに人間を理解できず、不死である以上は答えにも辿り着けなかったため、『人の王』にはなり得なかった。その在り方は「愛の無い獣、そのくせ夢だけは人一倍」「怨念を持たぬ者、恩讐の外に在る存在」などと評されている。 |
| ; 能力 | | ; 能力 |
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| : スキル「啓示」は天からの声を聴き最適な行動をとる能力であるが、魂が持つスキルであったためソロモンの遺体に巣くったゲーティアには使用できない。 | | : スキル「啓示」は天からの声を聴き最適な行動をとる能力であるが、魂が持つスキルであったためソロモンの遺体に巣くったゲーティアには使用できない。 |
| : 過去と未来を見通すスキル「千里眼」は肉体に備わったスキルであるため、ゲーティアにも使用可能。ただし時間の流れの外に出てしまったカルデアは彼の目を以てしても見通すのが難しく、カルデア側から彼の固有結界の座標を導き出すまで接触することはなかった。 | | : 過去と未来を見通すスキル「千里眼」は肉体に備わったスキルであるため、ゲーティアにも使用可能。ただし時間の流れの外に出てしまったカルデアは彼の目を以てしても見通すのが難しく、カルデア側から彼の固有結界の座標を導き出すまで接触することはなかった。 |
− | : 十指すべて揃っている場合人類が行うあらゆる魔術を無効化し配下に納めることができるという「ソロモンの指輪」を両手にはめているが、右手の中指の指輪のみレプリカとなっている<ref group = "注">カルデアエースで掲載された「第1部完結記念 振り返り座談会」によると、最初、“十指のうちひとつだけ付けていない”ということにするつもりだったが、奈須きのこから「それだとあからさま過ぎる」と指摘されて、ひとつだけ色を変えたという形となった。</ref>。 | + | : 十指すべて揃っている場合人類が行うあらゆる魔術を無効化し配下に納めることができるという「ソロモンの指輪」を両手にはめているが、右手の中指の指輪のみレプリカとなっている<ref group = "注">カルデアエースで掲載された「第1部完結記念 振り返り座談会」によると、最初、“十指のうちひとつだけ付けていない”ということにするつもりだったが、奈須きのこ氏から「それだとあからさま過ぎる」と指摘されて、ひとつだけ色を変えたという形となった。</ref>。 |
| : 他にも、視線を合わせるだけで邪視により魂が縛られる、ソロモンの名を口にする、姿を絵に描くだけで呪詛にかかってしまう等の力を持っている。 | | : 他にも、視線を合わせるだけで邪視により魂が縛られる、ソロモンの名を口にする、姿を絵に描くだけで呪詛にかかってしまう等の力を持っている。 |
| | | |
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| ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | | ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 |
| |- | | |- |
− | | [[グランドクラス|グランドキャスター]]|| - || E || E || B || A++ || A++ || A++ || ? ||啓示:B<br />召喚術:EX<br />ソロモンの指輪:EX<br />千里眼:EX ||style="text-align:left"| | + | | [[グランドクラス|グランドキャスター]]|| - || E || E || B || A++ || A++ || A++ || ? ||啓示:B<br>召喚術:EX<br>ソロモンの指輪:EX<br>千里眼:EX ||style="text-align:left"| |
| |- | | |- |
− | | [[ビースト|ビーストI]]|| - || A || A || D || A+ || B || A+++ || 陣地作成:A<br />高速詠唱:A<br />道具作成:C || 召喚術:EX<br />啓示:-<br />千里眼:EX<br />ソロモンの指輪:EX<br />単独顕現:A<br />ネガ・サモン:EX ||style="text-align:left"| | + | | [[ビースト|ビーストI]]|| - || A || A || D || A+ || B || A+++ || 陣地作成:A<br>高速詠唱:A<br>道具作成:C || 召喚術:EX<br>啓示:-<br>千里眼:EX<br>ソロモンの指輪:EX<br>単独顕現:A<br>ネガ・サモン:EX ||style="text-align:left"| |
| |} | | |} |
| | | |
| == [[宝具]] == | | == [[宝具]] == |
| ; 誕生の時きたれり、其は全てを修めるもの(アルス・アルマデル・サロモニス) | | ; 誕生の時きたれり、其は全てを修めるもの(アルス・アルマデル・サロモニス) |
− | : ランク:EX<br />種別:対人理宝具/対人宝具 | + | : ランク:EX<br>種別:対人理宝具/対人宝具 |
| : 第三宝具。原罪のⅠ。人類終了を告げる光帯。 | | : 第三宝具。原罪のⅠ。人類終了を告げる光帯。 |
| : 一見すると地球を囲む光の輪だが、その実態は幾億もの光の線の集合体であり、『Grand Order』で各特異点の上空に浮かぶ光帯そのもの。 | | : 一見すると地球を囲む光の輪だが、その実態は幾億もの光の線の集合体であり、『Grand Order』で各特異点の上空に浮かぶ光帯そのもの。 |
− | : 線の一本一本が高ランク宝具である『[[アルトリア・ペンドラゴン|エクスカリバー]]』に匹敵する極大の破壊力を持つ。<ref group = "出">『Fate/Grand Order』第四特異点. 第13節「そして、霧の彼方にて」より</ref> | + | : 線の一本一本が高ランク宝具である『[[アルトリア・ペンドラゴン|エクスカリバー]]』に匹敵する極大の破壊力を持つ<ref group = "出">『Fate/Grand Order』第四特異点 第13節「そして、霧の彼方にて」</ref>。 |
| : 人理定礎を破壊し、人類史の強度を無にし、ソロモンや魔神柱の凝視で火を放ち、炎は地表を覆ってあらゆる生命と文明を焼き尽くし、残留霊子として摘出される。この光帯を以てすれば地球の表層を焼き払うことができる。 | | : 人理定礎を破壊し、人類史の強度を無にし、ソロモンや魔神柱の凝視で火を放ち、炎は地表を覆ってあらゆる生命と文明を焼き尽くし、残留霊子として摘出される。この光帯を以てすれば地球の表層を焼き払うことができる。 |
| : この光帯の本質は人類史すべてを熱量に変換したものであるため、この宝具の熱量を上回るものは地球上には存在しない。 | | : この光帯の本質は人類史すべてを熱量に変換したものであるため、この宝具の熱量を上回るものは地球上には存在しない。 |
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| :『Grand Order』では「敵全体に攻撃&ランダムにBuster、Quick、Artsカードのどれか1種類の性能をダウン(1ターン)」という効果の宝具。 | | :『Grand Order』では「敵全体に攻撃&ランダムにBuster、Quick、Artsカードのどれか1種類の性能をダウン(1ターン)」という効果の宝具。 |
| ; 戴冠の時きたれり、其は全てを始めるもの(アルス・パウリナ) | | ; 戴冠の時きたれり、其は全てを始めるもの(アルス・パウリナ) |
− | : ランク:A<br />種別:対界宝具<br />レンジ:999<br />最大捕捉:?人 | + | : ランク:A<br >種別:対界宝具<br>レンジ:999<br>最大捕捉:?人 |
| : 第二宝具。魔術王の拠城である「神殿」にして、時間と隔絶した虚数空間の工房。その実態は領域そのものであり、固有結界「時間神殿ソロモン」。 | | : 第二宝具。魔術王の拠城である「神殿」にして、時間と隔絶した虚数空間の工房。その実態は領域そのものであり、固有結界「時間神殿ソロモン」。 |
| : 生前におけるソロモン王の魔術回路を基盤にして作られた小宇宙であり、その仕組みは[[ユスティーツァ・リズライヒ・フォン・アインツベルン|ユスティーツァ]]の大聖杯と同じ。カルデアスが地球の極小モデルケースなら、この宝具は宇宙の極小モデルケースである。 | | : 生前におけるソロモン王の魔術回路を基盤にして作られた小宇宙であり、その仕組みは[[ユスティーツァ・リズライヒ・フォン・アインツベルン|ユスティーツァ]]の大聖杯と同じ。カルデアスが地球の極小モデルケースなら、この宝具は宇宙の極小モデルケースである。 |
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| : 玉座に乗り込むには末端である敵領域を破壊する必要があるが、魔神柱一体を倒すには複数のサーヴァントを必要としており、魔神柱が倒されていても新たに誕生するため、七十二の魔神柱すべてを殺し続けない限り、突破は不可能である。 | | : 玉座に乗り込むには末端である敵領域を破壊する必要があるが、魔神柱一体を倒すには複数のサーヴァントを必要としており、魔神柱が倒されていても新たに誕生するため、七十二の魔神柱すべてを殺し続けない限り、突破は不可能である。 |
| ;訣別の時きたれり、其は世界を手放すもの(アルス・ノヴァ) | | ;訣別の時きたれり、其は世界を手放すもの(アルス・ノヴァ) |
− | : ランク:D<br />種別:対人宝具<br />レンジ:-<br />最大捕捉:1人 | + | : ランク:D<br>種別:対人宝具<br>レンジ:-<br>最大捕捉:1人 |
| :[[ソロモン]]の第一宝具。ゲーティアは“もう一つソロモンには宝具がある”とは知ってはいるものの、その詳細を知らない。 | | :[[ソロモン]]の第一宝具。ゲーティアは“もう一つソロモンには宝具がある”とは知ってはいるものの、その詳細を知らない。 |
| :否、知る事はできない。 | | :否、知る事はできない。 |
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| | | |
| : だが人類焼却そのものはゲーティアの真の目的ではない。 | | : だが人類焼却そのものはゲーティアの真の目的ではない。 |
− | : 46億年の過去に遡り、この領域に天体が生まれる瞬間に立会い、その全てのエネルギーを取り込み、自らが星そのものとなること――創世記をやり直し、死の概念のない惑星を作り上げる大偉業には膨大な魔力が必要だった。 | + | : 46億年の過去に遡り、この領域に天体が生まれる瞬間に立会い、その全てのエネルギーを取り込み、自らが星そのものとなること──創世記をやり直し、死の概念のない惑星を作り上げる大偉業には膨大な魔力が必要だった。 |
| : 人類のあらゆる営みの熱量を未来から過去に遡りながら光帯を3000年分回収し、紀元前1000年から西暦2016年までの人類史を魔力に変換する必要があった。 | | : 人類のあらゆる営みの熱量を未来から過去に遡りながら光帯を3000年分回収し、紀元前1000年から西暦2016年までの人類史を魔力に変換する必要があった。 |
| : 彼は人類が憎いからではなく、「必要」性ゆえに滅ぼしたのだ。 | | : 彼は人類が憎いからではなく、「必要」性ゆえに滅ぼしたのだ。 |
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| :今更主人公を殺したとしても彼の敗北は覆らず、ソロモン王が宝具を発動してしまった時点で魔神王も彼の偉業も消滅する。 | | :今更主人公を殺したとしても彼の敗北は覆らず、ソロモン王が宝具を発動してしまった時点で魔神王も彼の偉業も消滅する。 |
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− | :それは魔神王ゲーティアであれば考えようもない――「何の意味もない戦い」という選択。 | + | :それは魔神王ゲーティアであれば考えようもない──「何の意味もない戦い」という選択。 |
| :無限に等しかった彼の命は初めて限りある命となり、ヒトと同じ視点を得る。三千年の時間をかけ、この時彼はようやく誕生した。 | | :無限に等しかった彼の命は初めて限りある命となり、ヒトと同じ視点を得る。三千年の時間をかけ、この時彼はようやく誕生した。 |
| :人理を以て人理を滅ぼし、その先にある「誰も望まない虚空の希望」を目指した者。 | | :人理を以て人理を滅ぼし、その先にある「誰も望まない虚空の希望」を目指した者。 |
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| :人王としての姿にはロマニの面影がある。 | | :人王としての姿にはロマニの面影がある。 |
| ;[[レフ・ライノール]] | | ;[[レフ・ライノール]] |
− | :配下の一人。カルデア襲撃の実行犯であり、魔術王に心酔する魔術師。魔神柱フラウロスを貸し与えた。 | + | :配下の一人。カルデア襲撃の実行犯であり、魔術王に心酔する魔術師。魔神柱[[フラウロス]]を貸し与えた。 |
| :マシュの事を彼から聞いており、上記の「マシュに感情移入」している点は彼から来ている。 | | :マシュの事を彼から聞いており、上記の「マシュに感情移入」している点は彼から来ている。 |
| ;[[魔神柱]] | | ;[[魔神柱]] |
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| ;[[メディア〔リリィ〕]] | | ;[[メディア〔リリィ〕]] |
| :彼女を純粋な魔術で打ち負かし、行動に制限をかけていた。神代の魔術師とはいえど、相手はその上を行く魔術王であった。 | | :彼女を純粋な魔術で打ち負かし、行動に制限をかけていた。神代の魔術師とはいえど、相手はその上を行く魔術王であった。 |
− | :魔神柱フォルネウスを貸し与えた。 | + | :魔神柱[[フォルネウス]]を貸し与えた。 |
| ;[[イアソン]] | | ;[[イアソン]] |
| :『英雄間者』 | | :『英雄間者』 |
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| :彼からは目の届かない場所でも「あのお方」と呼ばれており、ほとんどの相手を見下すイアソンでも彼の偉大さは無条件で敬うほどのものだったのだろう。 | | :彼からは目の届かない場所でも「あのお方」と呼ばれており、ほとんどの相手を見下すイアソンでも彼の偉大さは無条件で敬うほどのものだったのだろう。 |
| ;[[間桐臓硯|マキリ・ゾォルケン]] | | ;[[間桐臓硯|マキリ・ゾォルケン]] |
− | :若く理想を抱いていたはずの頃の彼を絶望させ、配下に加える。魔神柱バルバトスを貸し与えていた。 | + | :若く理想を抱いていたはずの頃の彼を絶望させ、配下に加える。魔神柱[[バルバトス]]を貸し与えていた。 |
| ;[[ニコラ・テスラ]] | | ;[[ニコラ・テスラ]] |
| :『神域碩学』 | | :『神域碩学』 |
| :彼の召喚による第四特異点の破壊を期待していた。 | | :彼の召喚による第四特異点の破壊を期待していた。 |
− | ;[[メイヴ]] | + | ;[[女王メイヴ]] |
| :彼女に聖杯を渡し、第五特異点を破壊させようとした。 | | :彼女に聖杯を渡し、第五特異点を破壊させようとした。 |
| ;[[オジマンディアス]] | | ;[[オジマンディアス]] |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| ===魔術王ソロモン=== | | ===魔術王ソロモン=== |
− | ;「<ruby><rb>魔元帥</rb><rt>まげんすい</rt></ruby>ジル・ド・レェ。帝国真祖ロムルス。英雄<ruby><rb>間者</rb><rt>かんじゃ</rt></ruby>イアソン。そして<ruby><rb>神域碩学</rb><rt>しんいきせきがく</rt></ruby>ニコラ・テスラ。」<br /> 「多少は使えるかと思ったが―――小間使いすらできぬとは興醒めだ。」<br /> 「下らない。実に下らない。やはり人間は<ruby><rb>時代</rb><rt>トキ</rt></ruby>を重ねるごとに劣化する。」 | + | ;「<ruby><rb>魔元帥</rb><rt>まげんすい</rt></ruby>ジル・ド・レェ。帝国真祖ロムルス。英雄<ruby><rb>間者</rb><rt>かんじゃ</rt></ruby>イアソン。そして<ruby><rb>神域碩学</rb><rt>しんいきせきがく</rt></ruby>ニコラ・テスラ。」<br>「多少は使えるかと思ったが───小間使いすらできぬとは興醒めだ。」<br>「下らない。実に下らない。やはり人間は<ruby><rb>時代</rb><rt>トキ</rt></ruby>を重ねるごとに劣化する。」 |
| :第四特異点で突如として正体不明の存在として割り込んだ時の台詞。 | | :第四特異点で突如として正体不明の存在として割り込んだ時の台詞。 |
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− | ;「ん? なんだ、既に知り得ている筈だが? そんな事も教わらなけねば分からぬ猿か?」<br />「だがよかろう、その無様さが気に入った。聞きたいなら教えてやろう。」<br />「我は貴様らが目指す到達点。七十二柱の魔神を従え、玉座より人類を滅ぼすもの」<br /> 「名をソロモン。数多無象の英霊ども、その頂点に立つ七つの冠位の一角と知れ」 | + | ;「ん? なんだ、既に知り得ている筈だが? そんな事も教わらなけねば分からぬ猿か?」<br>「だがよかろう、その無様さが気に入った。聞きたいなら教えてやろう。」<br>「我は貴様らが目指す到達点。七十二柱の魔神を従え、玉座より人類を滅ぼすもの」<br> 「名をソロモン。数多無象の英霊ども、その頂点に立つ七つの冠位の一角と知れ」 |
| : 第四特異点での初登場時。規格外の力を秘めて現れた、人類最高の魔術師にして英霊の頂点を騙る者の名乗り。 | | : 第四特異点での初登場時。規格外の力を秘めて現れた、人類最高の魔術師にして英霊の頂点を騙る者の名乗り。 |
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− | ;「ほう。私と同じく声だけは届くのか。」<br />「カルデアは時間軸から外れたが故、誰にも見つける事のできない拠点となった。」<br />「あらゆる未来―――すべてを見通す我が眼ですら、カルデアを観る事は難しい。」<br />「だからこそ生き延びている。<ruby><rb>無様</rb><rt>ぶざま</rt></ruby>にも。<ruby><rb>無惨</rb><rt>むざん</rt></ruby>にも。<ruby><rb>無益</rb><rt>むえき</rt></ruby>にも。」<br />「決定した人類の滅びの歴史を受け入れず、いまだ無の大海にただよう哀れな船だ。」<br />「それがおまえたちカルデアであり、◯◯という個体。」<br />「燃え尽きた人類史に残った染み。<ruby><rb>私</rb><rt>・</rt></ruby>の事業に唯一残った、私に逆らう愚者の名前か。」 | + | ;「ほう。私と同じく声だけは届くのか。」<br>「カルデアは時間軸から外れたが故、誰にも見つける事のできない拠点となった。」<br>「あらゆる未来───すべてを見通す我が眼ですら、カルデアを観る事は難しい。」<br>「だからこそ生き延びている。<ruby><rb>無様</rb><rt>ぶざま</rt></ruby>にも。<ruby><rb>無惨</rb><rt>むざん</rt></ruby>にも。<ruby><rb>無益</rb><rt>むえき</rt></ruby>にも。」<br>「決定した人類の滅びの歴史を受け入れず、いまだ無の大海にただよう哀れな船だ。」<br>「それがおまえたちカルデアであり、◯◯という個体。」<br>「燃え尽きた人類史に残った染み。<ruby><rb>私</rb><rt>・</rt></ruby>の事業に唯一残った、私に逆らう愚者の名前か。」 |
| :第四特異点でロマンの通信を聞いた時の台詞。正真正銘、カルデアが人類史最後の砦だと分かる。 | | :第四特異点でロマンの通信を聞いた時の台詞。正真正銘、カルデアが人類史最後の砦だと分かる。 |
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− | ;「哀れだな。時代の先端に居ながら、貴様らの解釈はあまりに古い。」<br />「七十二柱の魔神は受肉し、新生した。だからこそあらゆる時代に<ruby><rb>投錨</rb><rt>とうびょう</rt></ruby>する」<br />「魔神どもはこの星の自転を止める<ruby><rb>楔</rb><rt>くさび</rt></ruby>である。天に渦巻く<ruby><rb>光帯</rb><rt>こうたい</rt></ruby>こそ、我が宝具の姿である。」 | + | ;「哀れだな。時代の先端に居ながら、貴様らの解釈はあまりに古い。」<br>「七十二柱の魔神は受肉し、新生した。だからこそあらゆる時代に<ruby><rb>投錨</rb><rt>とうびょう</rt></ruby>する」<br>「魔神どもはこの星の自転を止める<ruby><rb>楔</rb><rt>くさび</rt></ruby>である。天に渦巻く<ruby><rb>光帯</rb><rt>こうたい</rt></ruby>こそ、我が宝具の姿である。」 |
| :第四特異点でロマンが「ソロモン王の使い魔があんな醜悪な肉の化け物のはずがない」と反論した時に返した台詞。 | | :第四特異点でロマンが「ソロモン王の使い魔があんな醜悪な肉の化け物のはずがない」と反論した時に返した台詞。 |
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215行目: |
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| :[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]が自らの正体に見抜いた時の台詞。自らの正体を見抜かれて尚も、その余裕は消えることはない。 | | :[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]が自らの正体に見抜いた時の台詞。自らの正体を見抜かれて尚も、その余裕は消えることはない。 |
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− | ;「―――そうだ。七騎の英霊は、ある害悪を滅ぼすために遣わされる天の御使い。<br /> 人理を護る、その時代最高の七騎。英霊の頂点に立つ始まりの七つ。<br /> もともと降霊儀式・英霊召喚とは、霊長の世を救う為の決戦魔術だった。<br /> それを人間の都合で使えるよう格落ちさせたものがおまえたちの使うシステム―――聖杯戦争である。」 | + | ;「───そうだ。七騎の英霊は、ある害悪を滅ぼすために遣わされる天の御使い。<br> 人理を護る、その時代最高の七騎。英霊の頂点に立つ始まりの七つ。<br> もともと降霊儀式・英霊召喚とは、霊長の世を救う為の決戦魔術だった。<br> それを人間の都合で使えるよう格落ちさせたものがおまえたちの使うシステム───聖杯戦争である。」 |
− | ; 「そうだ。よくぞその真実に辿り着いた!<br /> 我こそは王の中の王、キャスターの中のキャスター! 故にこう讃えるがよい!<br /> ―――グランドキャスター、魔術王ソロモンと!」 | + | ; 「そうだ。よくぞその真実に辿り着いた!<br> 我こそは王の中の王、キャスターの中のキャスター! 故にこう讃えるがよい!<br> ───グランドキャスター、魔術王ソロモンと!」 |
| : 第四特異点で自身の在り方と聖杯戦争の真実を的確に見抜いた[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]を称え、自身の格を高らかに謳う。 | | : 第四特異点で自身の在り方と聖杯戦争の真実を的確に見抜いた[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]を称え、自身の格を高らかに謳う。 |
| : この後、自らの正体を見抜いた褒美として、アンデルセンの五体を百に分け、念入りに燃やすという残酷な殺し方をした。 | | : この後、自らの正体を見抜いた褒美として、アンデルセンの五体を百に分け、念入りに燃やすという残酷な殺し方をした。 |
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− | ;「凡百のサーヴァントよ。所詮、貴様等は生者に喚ばれなければ何もできぬ道具。<br /> 私のように真の自由性は持ち得ていない。どうあがこうと及ばない壁を理解したか?」 | + | ;「凡百のサーヴァントよ。所詮、貴様等は生者に喚ばれなければ何もできぬ道具。<br> 私のように真の自由性は持ち得ていない。どうあがこうと及ばない壁を理解したか?」 |
| : 第四特異点でグランドキャスターの力を存分に見せつけた[[モードレッド]]に対する台詞。 | | : 第四特異点でグランドキャスターの力を存分に見せつけた[[モードレッド]]に対する台詞。 |
− | ;「―――人類最高峰の馬鹿か、貴様?<br /> 四つもだと? 違うな。すべてを踏破してようやく、なのだ。<br /> 一つも六つも私には取るに足りぬ些事である。[[主人公 (Grand Order)|〇〇]]なる者が脅威などと、程遠い話だよ。」 | + | ;「───人類最高峰の馬鹿か、貴様?<br> 四つもだと? 違うな。すべてを踏破してようやく、なのだ。<br> 一つも六つも私には取るに足りぬ些事である。[[主人公 (Grand Order)|〇〇]]なる者が脅威などと、程遠い話だよ。」 |
− | :第四章で上の台詞をモードレッドに負け惜しみと言われた時の台詞。[[主人公 (Grand Order)|人類最後のマスター]]は魔術王にとって脅威でもなんでもなかった。 | + | :上の台詞をモードレッドに負け惜しみと言われた時の台詞。[[主人公 (Grand Order)|人類最後のマスター]]は魔術王にとって脅威でもなんでもなかった。 |
| :だがそれを看過した結果は、終局特異点においてこれ以上無い形での猛反撃となって帰ってくる。 | | :だがそれを看過した結果は、終局特異点においてこれ以上無い形での猛反撃となって帰ってくる。 |
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− | ; 「では帰るか。思いの外時間をとったな」<br /> モードレッド「はあ!? 帰るって、テメエ一体なにしにきやがった!?」<br /> 「いや、単なる気まぐれだが?」<br /> 「 ひとつの読書を終え、次の本にとりかかる前に用を足しに立つことがあるだろう? これはそれだけの話だ」<br /> モードレッド「なっ……小便ぶっかけにきたっつうのか!?」<br /> 「――――、は」<br /> 「ハハ、ハ、ギャハハハハハハハハ……!」<br /> 「その通り! 実にその通り! 実際、貴様らは小便以下だがなァ!」 | + | ; 「では帰るか。思いの外時間をとったな」<br> モードレッド「はあ!? 帰るって、テメエ一体なにしにきやがった!?」<br> 「いや、単なる気まぐれだが?」<br> 「 ひとつの読書を終え、次の本にとりかかる前に用を足しに立つことがあるだろう? これはそれだけの話だ」<br> モードレッド「なっ……小便ぶっかけにきたっつうのか!?」<br> 「────、は」<br> 「ハハ、ハ、ギャハハハハハハハハ……!」<br> 「その通り! 実にその通り! 実際、貴様らは小便以下だがなァ!」 |
| : 圧倒的な力を見せつけ、その場にいたサーヴァントの半数以上を消滅させた上であっさりと帰還しようとし、見とがめたモードレットを嘲り笑うように。 | | : 圧倒的な力を見せつけ、その場にいたサーヴァントの半数以上を消滅させた上であっさりと帰還しようとし、見とがめたモードレットを嘲り笑うように。 |
| : ともあれ、この悪辣な嘲笑が回り回って自分に降りかかるとは思わなかったようだが。(話題参照) | | : ともあれ、この悪辣な嘲笑が回り回って自分に降りかかるとは思わなかったようだが。(話題参照) |
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− | ;「私はおまえたちなどどうでもいい。ここで殺すか生かすもどうでもいい。<br /> わかるか? 私はおまえたちを見逃すのではない。おまえたちなど、はじめから見るに値しないのだ。<br /> だが―――ふむ。だが、もしも七つの特異点を全て消去したのなら。<br /> その時こそ、おまえたちを、“私が解決すべき案件”として考えてやろう。」 | + | ;「私はおまえたちなどどうでもいい。ここで殺すか生かすもどうでもいい。<br> わかるか? 私はおまえたちを見逃すのではない。おまえたちなど、はじめから見るに値しないのだ。<br> だが───ふむ。だが、もしも七つの特異点を全て消去したのなら。<br> その時こそ、おまえたちを、“私が解決すべき案件”として考えてやろう。」 |
| :第四特異点で特異点から去る時の台詞。宣言を実際に行う程の圧倒的な実力を持つが故の傲慢。<del>……その割にはイベントで卑怯な手を使っていたが。</del> | | :第四特異点で特異点から去る時の台詞。宣言を実際に行う程の圧倒的な実力を持つが故の傲慢。<del>……その割にはイベントで卑怯な手を使っていたが。</del> |
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− | ;「―――――ほう。意外な反応をしたな、人間。」<br />「楽しいか、問うのか? この私に、人類を滅ぼす事が楽しいかと?」<br/>「ああ――――無論、無論、無論、無論、最ッッ高に楽しいとも!」<br/>「楽しくなければ貴様らをひとりひとり丁寧に殺すものか!」<br/>「私は楽しい。貴様たちの死に様が嬉しい。」<br/>「貴様たちの終止符が好ましい。その断末魔がなによりも爽快だ!」<br/>「そして、それがおまえたちにとって至上の救いである。」<br/>「なぜなら、私だけが、ただの一人も残さず、人類を有効利用してやれるのだから―――――!」 | + | ;「─────ほう。意外な反応をしたな、人間。」<br>「楽しいか、問うのか? この私に、人類を滅ぼす事が楽しいかと?」<br>「ああ────無論、無論、無論、無論、最ッッ高に楽しいとも!」<br>「楽しくなければ貴様らをひとりひとり丁寧に殺すものか!」<br>「私は楽しい。貴様たちの死に様が嬉しい。」<br>「貴様たちの終止符が好ましい。その断末魔がなによりも爽快だ!」<br>「そして、それがおまえたちにとって至上の救いである。」<br>「なぜなら、私だけが、ただの一人も残さず、人類を有効利用してやれるのだから─────!」 |
| :第四特異点で主人公に「世界を燃やして楽しいのか!?」と問われての答え。[[モードレッド]]から心底から腐っていると言われるほど。 | | :第四特異点で主人公に「世界を燃やして楽しいのか!?」と問われての答え。[[モードレッド]]から心底から腐っていると言われるほど。 |
− | :実際は真逆であり、とにかくつまらない、人間の死など無価値過ぎて見たくもないのが、彼の本心である<ref group = "出">『FGO materialⅣ』より。</ref>。 | + | :実際は真逆であり、とにかくつまらない、人間の死など無価値過ぎて見たくもないのが、彼の本心である<ref group = "出">『Fate/Grand Order material Ⅳ』</ref>。 |
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− | ; 「――――――。」<br /> 「娘。人の分際で生を語るな。死を前提にする時点で、その視点に価値はない。」<br /> 「生命への感謝だと? それはこちらが貴様らに抱く疑問だ。」<br /> 「<ruby><rb>人間</rb><rt>おまえ</rt></ruby>たちはこの二千年なにをしていた? ひたすらに死に続け、ひたすらに無為だった。」<br /> 「おまえたちは死を克服できなかった知性体だ。にも関わらず、死への恐怖心を持ち続けた。」<br /> 「死を克服できないのであれば、死への恐怖は捨てるべきだったというのに。」<br /> 「死を恐ろしいと、無残なものだと認識するのなら、その知性は捨てるべきだったのに!」<br /> 「無様だ。あまりにも無様だ。それはおまえたちも同様だ、カルデアのマスターよ。」<br /> 「なぜ戦う。いずれ終わる命、もう終わった命と知って。」<br /> 「なぜまだ生き続けようと縋る。おまえたちの未来には、何一つ救いがないと気付きながら。」<br /> 「あまりにも幼い人間よ。人類最後のマスター、○○よ。」<br /> 「これは私からの唯一の忠告だ。」<br /> 「おまえはここで全てを放棄する事が、最も楽な生き方だと知るがいい。」<br /> 「――灰すら残らぬまで燃え尽きよ。それが貴様らの未来である。」<br /> | + | ; 「──────。」<br>「娘。人の分際で生を語るな。死を前提にする時点で、その視点に価値はない。」<br>「生命への感謝だと? それはこちらが貴様らに抱く疑問だ。」<br>「<ruby><rb>人間</rb><rt>おまえ</rt></ruby>たちはこの二千年なにをしていた? ひたすらに死に続け、ひたすらに無為だった。」<br>「おまえたちは死を克服できなかった知性体だ。にも関わらず、死への恐怖心を持ち続けた。」<br>「死を克服できないのであれば、死への恐怖は捨てるべきだったというのに。」<br>「死を恐ろしいと、無残なものだと認識するのなら、その知性は捨てるべきだったのに!」<br>「無様だ。あまりにも無様だ。それはおまえたちも同様だ、カルデアのマスターよ。」<br>「なぜ戦う。いずれ終わる命、もう終わった命と知って。」<br>「なぜまだ生き続けようと縋る。おまえたちの未来には、何一つ救いがないと気付きながら。」<br>「あまりにも幼い人間よ。人類最後のマスター、○○(主人公の名前)よ。」<br>「これは私からの唯一の忠告だ。」<br>「おまえはここで全てを放棄する事が、最も楽な生き方だと知るがいい。」<br>「──灰すら残らぬまで燃え尽きよ。それが貴様らの未来である。」 |
| : マシュに「命を弄んでる」とその考え方を批難され、立ち去る前に語った反論。 | | : マシュに「命を弄んでる」とその考え方を批難され、立ち去る前に語った反論。 |
| : <ruby><rb>魔術王</rb><rt>ソロモン</rt></ruby>は……否、<ruby><rb>魔神王</rb><rt>ゲーティア</rt></ruby>は人の死を目の当たりにし続けたことで人間に失望し、人理焼却という凶行に走らせてしまった。 | | : <ruby><rb>魔術王</rb><rt>ソロモン</rt></ruby>は……否、<ruby><rb>魔神王</rb><rt>ゲーティア</rt></ruby>は人の死を目の当たりにし続けたことで人間に失望し、人理焼却という凶行に走らせてしまった。 |
| : だが、これは英霊たちへの残忍な発言とは一線を画す態度であり、主人公とマシュへのそれは嘲笑と言うよりは強い哀れみを感じさせる。 | | : だが、これは英霊たちへの残忍な発言とは一線を画す態度であり、主人公とマシュへのそれは嘲笑と言うよりは強い哀れみを感じさせる。 |
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− | ;「篝火に火を灯せ。祭壇に供物を捧げよ。<br> 魔術王の名のもとに、この星の新生を言祝ごう」<br>「見るがいい、この末路。人類史そのものが行った足切り。<br> 敗れ去った歴史の悪意の果てがこれだ。<br> だが嘆くことはない。『なぜ』と被害者ぶることもない。<br> 弱いものを自然淘汰ではなく、自発的に排したのが人類の回答であったのなら、<br> その役割が君たちに回ってきただけの話。<br> 我が名はソロモン。過去と未来を見渡す眼を以てこの結末を予期した者。<br> そして、人類の最後の戦いを、彼岸より見届ける者だ」<br>「空想の根は落ちた。空からの信号は途絶え、地表は漂白され、この惑星は独りぼっちの星となった。<br> <ruby><rb>濾過異聞史現象</rb><rt>ろかいぶんしげんしょう</rt></ruby>――侵略され、白紙化した惑星。<br> もはや正しい秩序はない! 人理を護る英霊はいない!<br> 何一つ味方となるものはいない。この地ではお前たちこそが『悪』なのだから!」<br>「だが、こと生存において善悪による優劣はない。お前たちがまだ諦めないと言うのなら、<br> あの時と同じく、何もかも無に帰したこの状況で、まだ生存を望むと言うのなら!<br> 愚かしくも! 力の限り叫ぶがいい!<br> 惜しげなくも過ちを重ね、あるゆる負債を積み上げてなお、<br><br> 『希望に満ちた人間の戦いは ここからだ』と!」 | + | ;「篝火に火を灯せ。祭壇に供物を捧げよ。<br> 魔術王の名のもとに、この星の新生を言祝ごう」<br>「見るがいい、この末路。人類史そのものが行った足切り。<br> 敗れ去った歴史の悪意の果てがこれだ。<br> だが嘆くことはない。『なぜ』と被害者ぶることもない。<br> 弱いものを自然淘汰ではなく、自発的に排したのが人類の回答であったのなら、<br> その役割が君たちに回ってきただけの話。<br> 我が名はソロモン。過去と未来を見渡す眼を以てこの結末を予期した者。<br> そして、人類の最後の戦いを、彼岸より見届ける者だ」<br>「空想の根は落ちた。空からの信号は途絶え、地表は漂白され、この惑星は独りぼっちの星となった。<br> <ruby><rb>濾過異聞史現象</rb><rt>ろかいぶんしげんしょう</rt></ruby>──侵略され、白紙化した惑星。<br> もはや正しい秩序はない! 人理を護る英霊はいない!<br> 何一つ味方となるものはいない。この地ではお前たちこそが『悪』なのだから!」<br>「だが、こと生存において善悪による優劣はない。お前たちがまだ諦めないと言うのなら、<br> あの時と同じく、何もかも無に帰したこの状況で、まだ生存を望むと言うのなら!<br> 愚かしくも! 力の限り叫ぶがいい!<br> 惜しげなくも過ちを重ね、あるゆる負債を積み上げてなお、<br><br> 『希望に満ちた人間の戦いは ここからだ』と!」 |
| : Grand Order第二部のPVにおける魔術王の台詞。 | | : Grand Order第二部のPVにおける魔術王の台詞。 |
| : 千里眼にて見据えた人類最後の戦いへの警鐘。その言葉は人類が選んだ選択の末路に対する嘲笑であり、同時に愚かしくも生きるために絶望の縁から這い上がり、人理焼却を覆し、自らを打倒してみせた[[主人公 (Grand Order)|人間]]への激励でもある。 | | : 千里眼にて見据えた人類最後の戦いへの警鐘。その言葉は人類が選んだ選択の末路に対する嘲笑であり、同時に愚かしくも生きるために絶望の縁から這い上がり、人理焼却を覆し、自らを打倒してみせた[[主人公 (Grand Order)|人間]]への激励でもある。 |
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| ;「助けを請え! 怯声をあげろ! 苦悶の海で溺れる時だ! それが、貴様らにとって唯一の救いである」 | | ;「助けを請え! 怯声をあげろ! 苦悶の海で溺れる時だ! それが、貴様らにとって唯一の救いである」 |
| :2回目の戦闘開始時の台詞。これこそが『終わりのある命』への救いだと断ずる獣の決意。 | | :2回目の戦闘開始時の台詞。これこそが『終わりのある命』への救いだと断ずる獣の決意。 |
− | ;「ではお見せしよう。貴様等の旅の終わり。この星をやり直す、人類史の終焉。我が大業成就の瞬間を!<br /> 第三宝具、展開。 誕生の時きたれり、其は全てを修めるもの。<br /> ――さぁ、芥のように燃え尽きよ!<br /> 『<ruby><rb>誕生の時きたれり、其は全てを修めるもの</rb><rt>アルス・アルマデル・サロモニス</rt></ruby>』!」 | + | ;「ではお見せしよう。貴様等の旅の終わり。この星をやり直す、人類史の終焉。我が大業成就の瞬間を!<br> 第三宝具、展開。 誕生の時きたれり、其は全てを修めるもの。<br> ──さぁ、芥のように燃え尽きよ!<br> 『<ruby><rb>誕生の時きたれり、其は全てを修めるもの</rb><rt>アルス・アルマデル・サロモニス</rt></ruby>』!」 |
| :原罪のⅠ。人類終了を告げる光帯。圧倒的熱量を以て唯一の障害である世界最後のマスターと雪花の盾を焼却しにかかる。 | | :原罪のⅠ。人類終了を告げる光帯。圧倒的熱量を以て唯一の障害である世界最後のマスターと雪花の盾を焼却しにかかる。 |
− | ;「我が偉業! 我が理想! 我が誕生の真意を知れ!<br> この星は転生する! あらゆる生命は過去になる!<br> 讃えるがいい――我が名は、ゲーティア! 人理焼却式、魔神王ゲーティアである!」 | + | ;「我が偉業! 我が理想! 我が誕生の真意を知れ!<br> この星は転生する! あらゆる生命は過去になる!<br> 讃えるがいい──我が名は、ゲーティア! 人理焼却式、魔神王ゲーティアである!」 |
| :第三宝具、展開。玉座上空の光帯から収束発射された光が人類史を守護する英霊を宙の果てまで吹き飛ばす。 | | :第三宝具、展開。玉座上空の光帯から収束発射された光が人類史を守護する英霊を宙の果てまで吹き飛ばす。 |
− | ;「――崩れていく。我々わたしの結合が、解けていく――!光帯を回せだと……! 我々の敗北だと……!?<br /> そのような愚行を犯せるものか! 我々の計画は一点の綻びも許されない!その為の3000年だった。その為の時間神殿だった。<br /> わずかであれ“不具合の可能性がある”天体創造なぞ、我々が、死を憎んだ我々が、行っていいものでは断じてない……ッ!」 | + | ;「──崩れていく。我々わたしの結合が、解けていく──!光帯を回せだと……! 我々の敗北だと……!?<br> そのような愚行を犯せるものか! 我々の計画は一点の綻びも許されない!その為の3000年だった。その為の時間神殿だった。<br> わずかであれ“不具合の可能性がある”天体創造なぞ、我々が、死を憎んだ我々が、行っていいものでは断じてない……ッ!」 |
− | :真のソロモン王の第一宝具によって結合が解けた結果自我を得た魔神柱のなかの一柱「ガープ」から自分達の偉業を残すため失敗の可能性が残っていながらも、それを無視してでも直ちに時間跳躍を行う事を進言されて。<br />例え成功する可能性の方が高かったとしても、人の不完全さから生まれた獣故にその行為は決して容認できるものではなかった。 | + | :真のソロモン王の第一宝具によって結合が解けた結果自我を得た魔神柱のなかの一柱「ガープ」から自分達の偉業を残すため失敗の可能性が残っていながらも、それを無視してでも直ちに時間跳躍を行う事を進言されて。 |
− | ;「責務―――責務……!<br /> この私に、全能者である我々(わたし)たちに、貴様ら人間どもを見守る事が責務だというのか!そもそも『人間の一生』なんてものを見せつけられて面白いとでも!?<br /> うんざりだ!どうあっても消えるだけ、最後は恐怖しか残らない!<br /> 人間の一生なんぞ、絶望と憎悪の物語だ!そんなもの、見て楽しい筈がない……!」 | + | :例え成功する可能性の方が高かったとしても、人の不完全さから生まれた獣故にその行為は決して容認できるものではなかった。 |
| + | ;「責務───責務……!<br> この私に、全能者である我々(わたし)たちに、貴様ら人間どもを見守る事が責務だというのか!そもそも『人間の一生』なんてものを見せつけられて面白いとでも!?<br> うんざりだ!どうあっても消えるだけ、最後は恐怖しか残らない!<br> 人間の一生なんぞ、絶望と憎悪の物語だ!そんなもの、見て楽しい筈がない……!」 |
| :かつての主人であった真のソロモン王から「お前は責務から目を背けた」と指摘されたことへの返答。 | | :かつての主人であった真のソロモン王から「お前は責務から目を背けた」と指摘されたことへの返答。 |
| :過去、現在、未来のすべてを見続け、遂には人理焼却にまで至った魔術式達の、<ruby><rb>人間</rb><rt>せかい</rt></ruby>に対する絶望の絶叫。 | | :過去、現在、未来のすべてを見続け、遂には人理焼却にまで至った魔術式達の、<ruby><rb>人間</rb><rt>せかい</rt></ruby>に対する絶望の絶叫。 |
− | ;「なぜ貴様は戦う! なぜ<ruby><rb>我々</rb><rt>わたし</rt><ruby>に屈しない!なぜ、なぜ――――なぜ、ここまで戦えたのかを―――!」 | + | ;「なぜ貴様は戦う! なぜ<ruby><rb>我々</rb><rt>わたし</rt><ruby>に屈しない!なぜ、なぜ────なぜ、ここまで戦えたのかを───!」 |
| :英雄王からの言葉によって人類最後のマスターである彼/彼女の真価を見誤っていた事を認めての台詞。 | | :英雄王からの言葉によって人類最後のマスターである彼/彼女の真価を見誤っていた事を認めての台詞。 |
| :それに対する彼/彼女の答えはごく単純なものであった。 | | :それに対する彼/彼女の答えはごく単純なものであった。 |
− | ;「――生きる、為――ただ自分が、生きる為、だと……?――そう、か。人理を守ってさえ、いなかったとは。<br /> …確かに、我々の間違いだ。過大評価にも程があった。生存を願いながら死を恐れ、死を恐れながら、永遠を目指した我々を打倒した。<br /> なんという――救いようのない愚かさ。救う必要のない頑なさだろう。<br /> 手に負えぬ、とはまさにこの事だ。は――はは――ははははははははははははははははははははははははははは!」 | + | ;「──生きる、為──ただ自分が、生きる為、だと……?──そう、か。人理を守ってさえ、いなかったとは。<br> …確かに、我々の間違いだ。過大評価にも程があった。生存を願いながら死を恐れ、死を恐れながら、永遠を目指した我々を打倒した。<br> なんという──救いようのない愚かさ。救う必要のない頑なさだろう。<br> 手に負えぬ、とはまさにこの事だ。は──はは──ははははははははははははははははははははははははははは!」 |
| :ごく当たり前の答えを返され、『憐憫』の理を持つ獣はようやく人間というものを理解した。 | | :ごく当たり前の答えを返され、『憐憫』の理を持つ獣はようやく人間というものを理解した。 |
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| ===人王ゲーティア=== | | ===人王ゲーティア=== |
− | ;「――――――その通りだ。ようやく共通の見解を持てたな、[[主人公 (Grand Order)|○○]]。<br /> おまえを生かしては返さない。ここで、私と共に滅びるがいい。」 | + | ;「──────その通りだ。ようやく共通の見解を持てたな、○○(主人公の名前)。<br> おまえを生かしては返さない。ここで、私と共に滅びるがいい。」 |
| :神殿から急ぎ脱出する[[主人公 (Grand Order)|主人公]]の道中に待ち伏せて。崩壊していく体を引きずり立ち塞がる。 | | :神殿から急ぎ脱出する[[主人公 (Grand Order)|主人公]]の道中に待ち伏せて。崩壊していく体を引きずり立ち塞がる。 |
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− | ;「私は今、君たち人間の精神性を理解した。限りある命を得て、ようやく。<br /> ……長い、長い旅路だった。 3000年もの間、ここに引きこもっていただけだがね。<br /> 私は私の譲れないものの為に君を止める。君は君の生還のために、一秒でも早く私を止める。<br /> ―――言葉にするべき敬意は以上だ。」<br>「それでは、この探索の終わりを始めよう。人理焼却を巡るグランドオーダー。七つの特異点、七つの世界を越えてきたマスターよ。<br /> 我が名はゲーティア。人理を以て人理を滅ぼし、その先を目指したもの。<br /> 誰もいない極点。 ……誰も望まない虚空の<ruby><rb>希望</rb><rt>ほし</rt></ruby>を目指し続けたもの。」<br>「私はいま生まれ、いま滅びる。<br /> 何の成果も、何の報酬もないとしてもこの<ruby><rb>全霊</rb><rt>いのち</rt></ruby>をかけて、おまえを打ち砕く。<br> ―――我が怨敵。我が憎悪。我が運命よ。<br /> どうか見届けてほしい。この僅かな時間が、私に与えられた物語。<br /> この僅かな、されど、あまりにも愛おしい時間が、ゲーティアと名乗ったものに与えられた、本当の人生だ。」 | + | ;「私は今、君たち人間の精神性を理解した。限りある命を得て、ようやく。<br> ……長い、長い旅路だった。 3000年もの間、ここに引きこもっていただけだがね。<br> 私は私の譲れないものの為に君を止める。君は君の生還のために、一秒でも早く私を止める。<br> ───言葉にするべき敬意は以上だ。」<br>「それでは、この探索の終わりを始めよう。人理焼却を巡るグランドオーダー。七つの特異点、七つの世界を越えてきたマスターよ。<br > 我が名はゲーティア。人理を以て人理を滅ぼし、その先を目指したもの。<br> 誰もいない極点。 ……誰も望まない虚空の<ruby><rb>希望</rb><rt>ほし</rt></ruby>を目指し続けたもの。」<br>「私はいま生まれ、いま滅びる。<br> 何の成果も、何の報酬もないとしてもこの<ruby><rb>全霊</rb><rt>いのち</rt></ruby>をかけて、おまえを打ち砕く。<br> ───我が怨敵。我が憎悪。我が運命よ。<br> どうか見届けてほしい。この僅かな時間が、私に与えられた物語。<br> この僅かな、されど、あまりにも愛おしい時間が、ゲーティアと名乗ったものに与えられた、本当の人生だ。」 |
| :人間を想い、憐み、しかし愛を知らなかった獣は、人間の命と時間を知ったことでようやく歩き出した。その日、人王は運命に出会う。 | | :人間を想い、憐み、しかし愛を知らなかった獣は、人間の命と時間を知ったことでようやく歩き出した。その日、人王は運命に出会う。 |
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− | ;「多くの魔神は燃え尽き、神殿は崩壊した。我が消滅を以て、人理焼却も消滅する。 <br /> ────だが……最後の勝ちまでは譲れない。<br /> 始めよう、カルデアのマスター。お前の勝ち(価値)を、私の手で焼却する……!」 | + | ;「多くの魔神は燃え尽き、神殿は崩壊した。我が消滅を以て、人理焼却も消滅する。 <br> ────だが……最後の勝ちまでは譲れない。<br> 始めよう、カルデアのマスター。お前の勝ち(価値)を、私の手で焼却する……!」 |
| :戦闘開始時。光帯は消え、七十二の魔神は活動停止し、冠位時間神殿は崩れ始めた。自身ももはや魔神としての形は無く、消滅するのも時間の問題。 | | :戦闘開始時。光帯は消え、七十二の魔神は活動停止し、冠位時間神殿は崩れ始めた。自身ももはや魔神としての形は無く、消滅するのも時間の問題。 |
| :自身にも確かに譲れぬものがあったことを確信し、人生を獲得した王は崩れかけの拳を最後のマスターに向ける。 | | :自身にも確かに譲れぬものがあったことを確信し、人生を獲得した王は崩れかけの拳を最後のマスターに向ける。 |
302行目: |
303行目: |
| :消滅時の台詞。あまりにも短く、されどあまりにも愛おしいその【命】への万感の想いを込めて。 | | :消滅時の台詞。あまりにも短く、されどあまりにも愛おしいその【命】への万感の想いを込めて。 |
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− | ;「――――――いや、まったく。<br /> ……不自然なほど短く、不思議なほど、面白いな。<br /> 人の、人生というヤツは―――」 | + | ;「──────いや、まったく。<br> ……不自然なほど短く、不思議なほど、面白いな。<br> 人の、人生というヤツは───」 |
| :[[主人公 (Grand Order)|主人公]]との最期の戦いを通して、人として生きる事を噛み締めながら、“人王”ゲーティアは満足気に“人”の人生を駆け抜けた。 | | :[[主人公 (Grand Order)|主人公]]との最期の戦いを通して、人として生きる事を噛み締めながら、“人王”ゲーティアは満足気に“人”の人生を駆け抜けた。 |
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| == メモ == | | == メモ == |
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| **魔神王としての正体を現した後の最終決戦においては、[[ティアマト]]同様'''『人類悪 顕現』'''と表示されるが背景が異なっており、こちらは天体らしき球体が浮かぶ。2回目の決戦時には光帯が輝く演出が追加される。 | | **魔神王としての正体を現した後の最終決戦においては、[[ティアマト]]同様'''『人類悪 顕現』'''と表示されるが背景が異なっており、こちらは天体らしき球体が浮かぶ。2回目の決戦時には光帯が輝く演出が追加される。 |
| *ソロモンというビッグネームなため、『[[氷室の天地 Fate/school life]]』の偉人募集コーナーにもソロモン名義で投稿があり、能力名は『ソロモン王の指輪』と普通に伝承通りだが、画風は'''某妖怪漫画家'''的なアレであって指輪というより笛を吹いて十二使徒を使役する方になってしまっている。 | | *ソロモンというビッグネームなため、『[[氷室の天地 Fate/school life]]』の偉人募集コーナーにもソロモン名義で投稿があり、能力名は『ソロモン王の指輪』と普通に伝承通りだが、画風は'''某妖怪漫画家'''的なアレであって指輪というより笛を吹いて十二使徒を使役する方になってしまっている。 |
− | *監獄塔イベントで「名前を口にすると呪いがかかる」という'''魔術師をテーマにした世界的に有名なあの小説に登場した事があるような能力'''が明かされた際、一部ファンからは「'''どこの例のあの人だ'''」という突っ込みが多発した。 | + | *『監獄塔に復讐鬼は哭く』で「名前を口にすると呪いがかかる」という'''魔術師をテーマにした世界的に有名なあの小説に登場した事があるような能力'''が明かされた際、一部ファンからは「'''どこの例のあの人だ'''」という突っ込みが多発した。 |
| *人王ゲーティアとの戦闘開始前には「Grand Last Battle」と表記される。 | | *人王ゲーティアとの戦闘開始前には「Grand Last Battle」と表記される。 |
| *彼が人理焼却の起点を2015年に選んだのはカルデアの完成のタイミングもあったが、[[異星の神]]の介入に関連した人理漂白によって、2017年より先の人類史が存在しなくなる(つまり、焼却してもエネルギーにならない)ことも影響していたと語られている。 | | *彼が人理焼却の起点を2015年に選んだのはカルデアの完成のタイミングもあったが、[[異星の神]]の介入に関連した人理漂白によって、2017年より先の人類史が存在しなくなる(つまり、焼却してもエネルギーにならない)ことも影響していたと語られている。 |
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| ;魔術王の立場 | | ;魔術王の立場 |
| :上述の通りソロモンを騙っていたが、ソロモンはこれまでその偉大さが設定で語られ、満を持して登場した最強のキャスターとも言える存在だった。 | | :上述の通りソロモンを騙っていたが、ソロモンはこれまでその偉大さが設定で語られ、満を持して登場した最強のキャスターとも言える存在だった。 |
− | :……だったのだが、第三章でダビデが語った「基本的に残虐で悪趣味でろくでなし」「隠れて交際していた愛人10人みんなに裏切られるくらいの事があれば人理焼却だってやるかもしれない」という人物像のせいで「(愛人)10人全員にフラれたのか」「言われてたとおり、わりとクズだった」などの感想がチラホラ。さらには第四章公開直前のクリスマスイベントでのダビデのキャラ付けが、「偉大な業績を持つ大物だが、育児放棄気味の爽やか系クズ」というとんでもないものであったために、「父親がこんなだからグレた」と同情する者まで現れる始末。 | + | :……だったのだが、第一部第三章でダビデが語った「基本的に残虐で悪趣味でろくでなし」「隠れて交際していた愛人10人みんなに裏切られるくらいの事があれば人理焼却だってやるかもしれない」という人物像のせいで「(愛人)10人全員にフラれたのか」「言われてたとおり、わりとクズだった」などの感想がチラホラ。さらには第一部第四章開幕直前で開催された『ほぼ週間 サンタオルタさん』でのダビデのキャラ付けが、「偉大な業績を持つ大物だが、育児放棄気味の爽やか系クズ」というとんでもないものであったために、「父親がこんなだからグレた」と同情する者まで現れる始末。 |
| :極め付けに前述の台詞での喩えがあまりにあまりだったため、一部で付けられたあだ名が'''「小便王」'''。もっとも上述のセリフの通りあくまでもソロモン本人は用足しとぼかした言い方をしていて初めに例え話に小便と言ったのはモードレッドなのだが… | | :極め付けに前述の台詞での喩えがあまりにあまりだったため、一部で付けられたあだ名が'''「小便王」'''。もっとも上述のセリフの通りあくまでもソロモン本人は用足しとぼかした言い方をしていて初めに例え話に小便と言ったのはモードレッドなのだが… |
− | :そして「グランドキャスター」という大層な肩書きで初登場し、人理焼却の元凶であり、まさに全人類丸ごと見下した傲岸不遜な態度と誰がどう見ても黒幕、ラスボスであったわけだが、「グランドキャスター」と肩書きがある以上他のクラスでの「グランド」の英霊もいるのではないか、ソロモンさえ氷山の一角ではないかという憶測も一部であった。そもそも本人が語った聖杯戦争の成り立ちを考えれば「世界の危機に対抗する七騎」が用意されていて然るべきであり、またオンラインゲームであるGrand Orderの性質上、「ソロモンを倒した」後だろうがサービス終了まではストーリーが追加されていくことは想像に難くなかった。 | + | :そして「グランドキャスター」という大層な肩書きで初登場し、人理焼却の元凶であり、まさに全人類丸ごと見下した傲岸不遜な態度と誰がどう見ても黒幕、ラスボスであったわけだが、「グランドキャスター」と肩書きがある以上他のクラスでの「グランド」の英霊もいるのではないか、ソロモンさえ氷山の一角ではないかという憶測も一部であった。そもそも本人が語った聖杯戦争の成り立ちを考えれば「世界の危機に対抗する七騎」が用意されていて然るべきであり、またオンラインゲームである『Grand Order』の性質上、「ソロモンを倒した」後だろうがサービス終了まではストーリーが追加されていくことは想像に難くなかった。 |
− | :実際、竹箒日記によれば、「人理焼却を防ぐために七つの特異点を駆け巡る物語」は第一部であり、続編として1.5部にあたる「Epic of Remnant」と第二部の配信が決定された。「今のラスボスを倒したらどうなるの?」「知らんのか」「次のラスボスが出てくる」とも書かれており<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201603.html 竹箒日記2016/3/29]</ref>、ソロモンが「Fate/Grand Order」という物語のラスボスではないことが早い段階で半ば公認された。 | + | :実際、竹箒日記によれば、「人理焼却を防ぐために七つの特異点を駆け巡る物語」は第一部であり、続編として第1.5部にあたる「Epic of Remnant」と第二部の配信が決定された。「今のラスボスを倒したらどうなるの?」「知らんのか」「次のラスボスが出てくる」とも書かれており<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201603.html 竹箒日記2016/3/29]</ref>、ソロモンが「Fate/Grand Order」という物語のラスボスではないことが早い段階で半ば公認された。 |
| :また、2016年度のエイプリルフールでは、全てのサーヴァントの編成画面とマテリアル一覧でのセイントグラフが『マンガで分かる!FGO』のリヨ氏の画風となるというサプライズが行われたが、自分のサーヴァントとして使えなくともマテリアル一覧に記載されているソロモンも例外ではなく、'''リヨ氏画のソロモンがぐだ子に泣きそうな顔で締め上げられるというセイントグラフが描かれた'''。<del>もはやどっちがラスボスなんだか。</del> | | :また、2016年度のエイプリルフールでは、全てのサーヴァントの編成画面とマテリアル一覧でのセイントグラフが『マンガで分かる!FGO』のリヨ氏の画風となるというサプライズが行われたが、自分のサーヴァントとして使えなくともマテリアル一覧に記載されているソロモンも例外ではなく、'''リヨ氏画のソロモンがぐだ子に泣きそうな顔で締め上げられるというセイントグラフが描かれた'''。<del>もはやどっちがラスボスなんだか。</del> |
| :…その後、第一部終章にて相対する者の性状を反映する性質、ゲーティア(魔神達)なりに人類を憐れんだ結果がこれであり、マシュという存在を一柱が気にかけていたこと、そして人を理解した末の終焉、ソロモンという存在のネタ晴らしもされた結果各々の株はユーザー間で見事回復(或いは更に上昇)、前述の「小便王」や「愛人十人にフラれた」「やーいお前の父ちゃんダビデ」というキャラいじりネタは半ば過去のものとなったといえる。<del>型月のことだからのちにギャグ時空とかでいじり直しそうだが。</del> | | :…その後、第一部終章にて相対する者の性状を反映する性質、ゲーティア(魔神達)なりに人類を憐れんだ結果がこれであり、マシュという存在を一柱が気にかけていたこと、そして人を理解した末の終焉、ソロモンという存在のネタ晴らしもされた結果各々の株はユーザー間で見事回復(或いは更に上昇)、前述の「小便王」や「愛人十人にフラれた」「やーいお前の父ちゃんダビデ」というキャラいじりネタは半ば過去のものとなったといえる。<del>型月のことだからのちにギャグ時空とかでいじり直しそうだが。</del> |
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| :正体判明前にも幾人かのサーヴァントから知っている・もしくは推測した人格評を聞くことができる。[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|「愛の無い獣、そのくせ夢だけは人一倍」]]、[[巌窟王 エドモン・ダンテス|「怨念を持たぬ者、恩讐の外に在る存在」]]、[[天草四郎時貞|「致命的に何かが壊れている、あるいは“何もない”」]]、[[ギルガメッシュ|「“例えようもない”愚かな憎しみの化身、何も残さないことだけに執着した愚か者」]]などなど。 | | :正体判明前にも幾人かのサーヴァントから知っている・もしくは推測した人格評を聞くことができる。[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|「愛の無い獣、そのくせ夢だけは人一倍」]]、[[巌窟王 エドモン・ダンテス|「怨念を持たぬ者、恩讐の外に在る存在」]]、[[天草四郎時貞|「致命的に何かが壊れている、あるいは“何もない”」]]、[[ギルガメッシュ|「“例えようもない”愚かな憎しみの化身、何も残さないことだけに執着した愚か者」]]などなど。 |
| ;古い"一" | | ;古い"一" |
− | :[[MELTY BLOOD Actress Again]]ではオシリスの砂がやろうとしたことに対してあらゆる者がダメ出ししているが、やろうとした事(「一切をゼロにして死を癒すアプローチ」)がゲーティアのやろうとした事と似ていたことから、アルクェイドの「そなたの理念は千年遅い。その妄念は、古い“一”の考え」という発言における古い”一”とはゲーティア(ビーストⅠ)のことなのではないかという説がある。その場合千年(あるいは計画立案をした三千年前)ほどズレがあるため矛盾が発生するが、月姫世界とFate世界は人理の強さの違いから二十七祖の有無などこれ以外にも著しいズレが生じており、その影響のひとつと捉えることも出来る。とはいえこの古い”一”に関しては以前からある第一魔法使い説や先代のアルテミット・ワン(朱い月)説など複数の候補がおり、それが否定されたわけでもないので詳細は不明である。 | + | :『[[MELTY BLOOD Actress Again]]』ではオシリスの砂がやろうとしたことに対してあらゆる者がダメ出ししているが、やろうとした事(「一切をゼロにして死を癒すアプローチ」)がゲーティアのやろうとした事と似ていたことから、アルクェイドの「そなたの理念は千年遅い。その妄念は、古い“一”の考え」という発言における古い”一”とはゲーティア(ビーストⅠ)のことなのではないかという説がある。その場合千年(あるいは計画立案をした三千年前)ほどズレがあるため矛盾が発生するが、月姫世界とFate世界は人理の強さの違いから二十七祖の有無などこれ以外にも著しいズレが生じており、その影響のひとつと捉えることも出来る。とはいえこの古い”一”に関しては以前からある第一魔法使い説や先代のアルテミット・ワン(朱い月)説など複数の候補がおり、それが否定されたわけでもないので詳細は不明である。 |
| + | :なお、後にサーヴァント化したアルクェイドである[[アーキタイプ:アース]]が言及したところによれば、ゲーティアの計画は「卵でないものに天体受胎は成し遂げられない」として無謀だとされている。 |
| ;逆行運河/創世光年 | | ;逆行運河/創世光年 |
− | :失敗に終わったとされるゲーティアの試みを表したもの。[[Fate/Grand Order]]の1.5部のPVで登場した単語だが、[[MELTY BLOOD]]で[[蒼崎青子]]が使うラストアークの技名と同一であったため多くのユーザーを驚かせた。 | + | :失敗に終わったとされるゲーティアの試みを表したもの。『[[Fate/Grand Order]]』の第1.5部のPVで登場した単語だが、『[[MELTY BLOOD]]』で[[蒼崎青子]]が使うラストアークの技名と同一であったため多くのユーザーを驚かせた。 |
− | :「ゼロに戻ってから良い前提を作り直す」というゲーティアの選択は、ある意味で魔法に近しい行為で、PVはゲーティアを知ることで青子の痕跡や第五魔法の一端が知れるという逆の伏線、或いは奈須きのこのささやかなサービス精神<ref group = "出">[https://www.4gamer.net/games/266/G026651/20170302098/index_2.html 「Fate/Grand Order」がもたらす新しいスマホゲームの形――奈須きのこ×塩川洋介が語るFGOの軌跡と未来とは]</ref>。 | + | :「ゼロに戻ってから良い前提を作り直す」というゲーティアの選択は、ある意味で魔法に近しい行為で、PVはゲーティアを知ることで青子の痕跡や第五魔法の一端が知れるという逆の伏線、或いは奈須きのこ氏のささやかなサービス精神<ref group = "出">[https://www.4gamer.net/games/266/G026651/20170302098/index_2.html 「Fate/Grand Order」がもたらす新しいスマホゲームの形──奈須きのこ×塩川洋介が語るFGOの軌跡と未来とは]</ref>。 |
| :ちなみにこれが[[魔法]]かどうかは不明(よく魔法ではない根拠として挙げられる公式ガイドブックの「格闘戦で見せた技などは魔法ではない」という記述はこの技が出る前の記述である)。 | | :ちなみにこれが[[魔法]]かどうかは不明(よく魔法ではない根拠として挙げられる公式ガイドブックの「格闘戦で見せた技などは魔法ではない」という記述はこの技が出る前の記述である)。 |
− | :人理焼却の事件解決後、世界は元通りになったものの地球上全ての人間の2015年の記憶が1年分曖昧になるという事態になっていたが、後に『[[魔法使いの夜]]』とのコラボイベントで蒼崎青子が破局的事態を解決するためにいったん隈乃温泉一帯を特異点化して2年後に飛ばした際に、舞台となっていた1999年5月1日~7日までの隈乃温泉関係者の記憶が曖昧になり時計塔でも該当期間の記録が残っていないという酷似した状況になっていた。 | + | :人理焼却の事件解決後、世界は元通りになったものの地球上全ての人間の2015年の記憶が1年分曖昧になるという事態になっていたが、後に『魔法使いの夜アフターナイト』で蒼崎青子が破局的事態を解決するためにいったん隈乃温泉一帯を特異点化して2年後に飛ばした際に、舞台となっていた1999年5月1日~7日までの隈乃温泉関係者の記憶が曖昧になり[[時計塔]]でも該当期間の記録が残っていないという酷似した状況になっていた。 |
| ;十の王冠 | | ;十の王冠 |
| :人王ゲーティア戦において、戦闘開始時より「十の王冠」という特殊スキルが永続発動している。これはクラス相性を変更する効果を持っており、全てのクラスから受けるダメージを同倍率にする。人王ゲーティアは[[キャスター]]クラスだがこの特殊スキルの影響により、[[ライダー]]や[[バーサーカー]]から弱点を突かれなくなっている。ただしゲーティアからの与ダメージにはクラス相性が発生するため、ライダーのサーヴァントの方が戦いやすいのには変わりはない。 | | :人王ゲーティア戦において、戦闘開始時より「十の王冠」という特殊スキルが永続発動している。これはクラス相性を変更する効果を持っており、全てのクラスから受けるダメージを同倍率にする。人王ゲーティアは[[キャスター]]クラスだがこの特殊スキルの影響により、[[ライダー]]や[[バーサーカー]]から弱点を突かれなくなっている。ただしゲーティアからの与ダメージにはクラス相性が発生するため、ライダーのサーヴァントの方が戦いやすいのには変わりはない。 |
− | :そんな「十の王冠」だが、『CCC』に登場している[[BB]]が同じ名前のスキルを保有していたことがユーザーの間で話題となった。BBの「十の王冠」はその詳細こそ不明だが、元々は原初の女神の権能「百獣母胎」から派生して獲得した能力である。対してゲーティアはソロモン七十二柱の集合体であり、上記のような権能とは直結しない存在のはずである。そのため、両者のスキルが同質のものなのか、名前だけが同じで違う性質のものなのか議論されることも。スキルとして使用する「十の指輪」との関係は不明。 | + | :そんな「十の王冠」だが、『[[Fate/EXTRA CCC]]』に登場している[[BB]]が同じ名前のスキルを保有していたことがユーザーの間で話題となった。BBの「十の王冠」はその詳細こそ不明だが、元々は原初の女神の権能「百獣母胎」から派生して獲得した能力である。対してゲーティアはソロモン七十二柱の集合体であり、上記のような権能とは直結しない存在のはずである。そのため、両者のスキルが同質のものなのか、名前だけが同じで違う性質のものなのか議論されることも。スキルとして使用する「十の指輪」との関係は不明。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |