差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
1,909 バイト追加 、 2025年1月25日 (土)
編集の要約なし
1行目: 1行目:  
== 概要 ==
 
== 概要 ==
外界からの情報を得る為の物である眼球を、外界に働きかける事が出来るように作り変えた物。ただし、感受型の未来視や過去視も広義にとれば魔眼の一種とされる。<br>魔術師に付属した器官でありながら、それ自体が半ば独立した魔術回路。血筋に関係なく適応できる特殊な魔術刻印に近いもの。
+
外界からの情報を得る為の物である眼球を、外界に働きかける事が出来るように作り変えた物。ただし、感受型の未来視や過去視も広義にとれば魔眼の一種とされる。<br>
 +
[[魔術師]]に付属した器官でありながら、それ自体が半ば独立した魔術回路。血筋に関係なく適応できる特殊な魔術刻印に近いもの。
    
魔眼は単体で魔力を生み出して術式を起動できる。故に、一般の魔術回路に対してノウブルカラーは天体運営に近いと表現される。なので、魔術師とは縁のない一般人でも、ごく稀に魔眼の使い手が現れることがある。<br>
 
魔眼は単体で魔力を生み出して術式を起動できる。故に、一般の魔術回路に対してノウブルカラーは天体運営に近いと表現される。なので、魔術師とは縁のない一般人でも、ごく稀に魔眼の使い手が現れることがある。<br>
6行目: 7行目:  
魔力の扱いに卓越していれば、逆に魔眼の魔術回路を自らの魔術回路に上乗せすることも出来る。
 
魔力の扱いに卓越していれば、逆に魔眼の魔術回路を自らの魔術回路に上乗せすることも出来る。
   −
主に[[魔術|魔術師]]が持つ一工程の[[魔術]]行使で、視界にいるものに問答無用で魔術をかけるというもの。視界に収めていれば効果はあるが、対象が魔眼を見る(目を合わせる)と効果は飛躍的に増す。<br />
+
主に魔術師が持つ一工程の[[魔術]]行使で、視界にいるものに問答無用で魔術をかけるというもの。視界に収めていれば効果はあるが、対象が魔眼を見る(目を合わせる)と効果は飛躍的に増す。<br>
 
その隠匿性と能力から魔術師の間では一流の証とされる。しかし人工的な魔眼では「魅惑」や「暗示」までが限度。
 
その隠匿性と能力から魔術師の間では一流の証とされる。しかし人工的な魔眼では「魅惑」や「暗示」までが限度。
   23行目: 24行目:  
:蒼崎橙子が生まれ持った左目の投射型魔眼は完全な制御下にあり、目蓋の開閉というスイッチによって任意に効果を発揮させることが可能。改造されており、魔眼の中に魔眼を作り、合わせ鏡のように魔眼の効果を無限に増殖させている。「積重魔眼」「合わせ鏡の底なしの穴(クラインキューブ)」などと表現される。魔眼の効果や強さ自体は変わらないが、普通の魔眼が単発銃であるなら、これは無限の弾数を有したマシンガン。単発をレジストできても、怒涛のように押しよせる全ての視線を防ぐことは不可能。ただし、術者も無限に等しい魔眼の力を制御しなければならないため、「行動」を禁じることに特化している。積重の効果を使わなければ、普通の暗示も可能。なお、昔の視力はよかったが、魔術の修行を頑張りすぎて視力を落としたため、視線によって効果を発揮する魔眼の力も比例して弱くなっている。
 
:蒼崎橙子が生まれ持った左目の投射型魔眼は完全な制御下にあり、目蓋の開閉というスイッチによって任意に効果を発揮させることが可能。改造されており、魔眼の中に魔眼を作り、合わせ鏡のように魔眼の効果を無限に増殖させている。「積重魔眼」「合わせ鏡の底なしの穴(クラインキューブ)」などと表現される。魔眼の効果や強さ自体は変わらないが、普通の魔眼が単発銃であるなら、これは無限の弾数を有したマシンガン。単発をレジストできても、怒涛のように押しよせる全ての視線を防ぐことは不可能。ただし、術者も無限に等しい魔眼の力を制御しなければならないため、「行動」を禁じることに特化している。積重の効果を使わなければ、普通の暗示も可能。なお、昔の視力はよかったが、魔術の修行を頑張りすぎて視力を落としたため、視線によって効果を発揮する魔眼の力も比例して弱くなっている。
 
:アルクェイドとネロの魔眼はノウブルカラーでのランクは最上位の吸血種が持つという「黄金」で、[[サーヴァント]]の[[スキル (サーヴァント)|スキル]]として表現するとランクA。
 
:アルクェイドとネロの魔眼はノウブルカラーでのランクは最上位の吸血種が持つという「黄金」で、[[サーヴァント]]の[[スキル (サーヴァント)|スキル]]として表現するとランクA。
:鈴鹿御前の魔眼はノウブルカラーのランクは不明。サーヴァントのスキルランクはB+。[[岸波白野|マスター]]を魅了された[[玉藻の前|キャスター]]を挑発する発言ともとれるが、本人曰く「勝手に出ちゃうの コレ」。ただし、実際にはそれは平時の話であり、本気で魔眼を発動させたら一流の[[ウィザード]]でない限り抵抗は難しい。
+
:鈴鹿御前の魔眼はノウブルカラーのランクは不明。サーヴァントのスキルランクはB+。[[主人公 (EXTRA)|マスター]]を魅了された[[玉藻の前|キャスター]]を挑発する発言ともとれるが、本人曰く「勝手に出ちゃうの コレ」。ただし、実際にはそれは平時の話であり、本気で魔眼を発動させたら一流の[[ウィザード]]でない限り抵抗は難しい。
:ヴラド三世は宝具「鮮血の伝承」を稼働させているか、あるいはバーサーカーとして召喚された際、その宝具の効果により魅了の魔眼を獲得する。
+
:ヴラド三世は宝具「鮮血の伝承」を稼働させているか、あるいは[[ヴラド三世 (Grand Order)|バーサーカーとして召喚された]]際、その宝具の効果により魅了の魔眼を獲得する。
    
;[[直死の魔眼]]
 
;[[直死の魔眼]]
30行目: 31行目:  
:物の死を視る眼。未来視の魔眼の究極系とも、停止の魔眼の最上級とも呼ばれるが、厳密には魔眼と淨眼のハイブリッド。
 
:物の死を視る眼。未来視の魔眼の究極系とも、停止の魔眼の最上級とも呼ばれるが、厳密には魔眼と淨眼のハイブリッド。
 
:本来の意味では魔眼の範疇に含まれないが、名称に「魔眼」の名が含まれているのでここに併記する。
 
:本来の意味では魔眼の範疇に含まれないが、名称に「魔眼」の名が含まれているのでここに併記する。
:テペウに関しては他の所有者よりも力は微弱であり、デメリットが少ない分メリットも少ない(それでも魔眼殺しの眼鏡は掛けているが)。しかし、『Grand Order』では様々な要因により弱っていたとはいえ、[[ORT]]の命を1つ殺すことに成功した。
+
:テペウに関しては他の所有者よりも力は微弱であり、デメリットが少ない分メリットも少ない(それでも魔眼殺しの眼鏡は掛けているが)。しかし、『Grand Order』では様々な要因により弱っていたとはいえ、[[ORT〔亜種〕|ORT]]の命を1つ殺すことに成功した。
    
;偽直死の魔眼
 
;偽直死の魔眼
103行目: 104行目:     
;強制の魔眼
 
;強制の魔眼
:所有者:[[フェイカー (ロード・エルメロイⅡ世の事件簿)]]、イヴェット・L・レーマン
+
:所有者:[[フェイカー (ロード・エルメロイⅡ世の事件簿)]]、イヴェット・L・レーマン、[[ヘファイスティオン〔プリテンダー〕]]
 
:相手の肉体の自由を奪い操る魔眼。ランクはノウブルカラー。
 
:相手の肉体の自由を奪い操る魔眼。ランクはノウブルカラー。
 +
:ヘファイスティオンはBランクのスキルとして所持しており、「他人に命令を強制する」と効果が多少異なる。
    
;肉体操作の魔眼
 
;肉体操作の魔眼
125行目: 127行目:     
;天眼
 
;天眼
:所有者:[[宮本武蔵]]<br>未来測定に近い性質を持った、極めて特殊な魔眼。
+
:所有者:[[宮本武蔵]]
 +
:未来測定に近い性質を持った、極めて特殊な魔眼。
 
:自己の全存在を視線に乗せて、自らが定めた目的に対して投射することで無限にあるべき未来を「たった一つ」に限定し、最適解を達成させる。
 
:自己の全存在を視線に乗せて、自らが定めた目的に対して投射することで無限にあるべき未来を「たった一つ」に限定し、最適解を達成させる。
 
:宮本武蔵の場合、「特定の場所を斬る」ことに特化している。
 
:宮本武蔵の場合、「特定の場所を斬る」ことに特化している。
138行目: 141行目:  
:所有者:[[オフェリア・ファムルソローネ]]
 
:所有者:[[オフェリア・ファムルソローネ]]
 
:可能性を視る魔眼。未来視の魔眼の一種。視ないと決めたものが輝くさまを視ない。この魔眼の前で輝くことはできない。ランクは『宝石』。
 
:可能性を視る魔眼。未来視の魔眼の一種。視ないと決めたものが輝くさまを視ない。この魔眼の前で輝くことはできない。ランクは『宝石』。
:[[オフェリア・ファムルソローネ]]の右目に存在し、能力は可能性を視る、ある種の未来視。起こり得るありとあらゆる可能性を視ることができる。ただし、起こる可能性が低いものは視るまでに時間がかかる。
+
:オフェリアの右目に存在し、能力は可能性を視る、ある種の未来視。起こり得るありとあらゆる可能性を視ることができる。ただし、起こる可能性が低いものは視るまでに時間がかかる。
 
:また、可能性を視る力の派生として事象阻害の能力を使える。可能性の中で一度見たものをピンで留める、要するに都合の悪い可能性の発生を先延ばしにできる。そのため敵対者の攻撃や魔術を留められる。“使用者が望んだ可能性へ確定させることができる”。だが、あまりにも遠すぎる可能性には手が届かず、ピン留めすることはできない<ref group="注">[[レフ・ライノール]]の爆破工作によってコフィンの中に閉じ込められた自分に迫り来る死から逃れる可能性は、ゼロではなかったがあまりにも遠すぎたためピン留めできなかった。</ref>。また精神を固定させるなどして、歩む道を一つきりだと定めきることで、<ruby><rb>別の可能性</rb><rt>イフ</rt></ruby>の自分を発生させないなど<ref group="注">およそ人には心構え一つで可能性を阻む事は叶わず、ただの半神にも不可能だが、自らを燃やす狂える半神であれば或いは、というレベル。</ref>、確定した可能性の中で対処された場合、魔眼の効果は無効化される。
 
:また、可能性を視る力の派生として事象阻害の能力を使える。可能性の中で一度見たものをピンで留める、要するに都合の悪い可能性の発生を先延ばしにできる。そのため敵対者の攻撃や魔術を留められる。“使用者が望んだ可能性へ確定させることができる”。だが、あまりにも遠すぎる可能性には手が届かず、ピン留めすることはできない<ref group="注">[[レフ・ライノール]]の爆破工作によってコフィンの中に閉じ込められた自分に迫り来る死から逃れる可能性は、ゼロではなかったがあまりにも遠すぎたためピン留めできなかった。</ref>。また精神を固定させるなどして、歩む道を一つきりだと定めきることで、<ruby><rb>別の可能性</rb><rt>イフ</rt></ruby>の自分を発生させないなど<ref group="注">およそ人には心構え一つで可能性を阻む事は叶わず、ただの半神にも不可能だが、自らを燃やす狂える半神であれば或いは、というレベル。</ref>、確定した可能性の中で対処された場合、魔眼の効果は無効化される。
:傍から見ると限定的な事象の巻き戻りを引き起こしている様に見える<ref group="注">対象を限定した上での時間操作は魔法の領域であるため、魔術の延長である魔眼でできる技術ではない。</ref>。可能性を針で留めていると形容される。
+
:傍から見ると限定的な事象の巻き戻りを引き起こしている様に見える<ref group="注">対象を限定した上での時間操作は[[魔法]]の領域であるため、魔術の延長である魔眼でできる技術ではない。</ref>。可能性を針で留めていると形容される。
:この魔眼の真価は可能性を見通すことでも事象阻害能力でもなく、神霊にも等しい存在を現世に留められる程の霊的な要石としての役割を担えていることにある。
+
:この魔眼の真価は可能性を見通すことでも事象阻害能力でもなく、[[神霊]]にも等しい存在を現世に留められる程の霊的な要石としての役割を担えていることにある。
:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では剪定事象を視たことで縁が結ばれ魔眼内に潜んでいた[[スルト]]により、召喚のための触媒とされた。可能性の選択を用いて、マシュの霊基外骨骼の全箇所の出力を低下させたり、[[ブリュンヒルデ]]の原初のルーンを最大稼働する「大神刻印・原型励起」の発動を一度は阻止した。
+
:『[[無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング]]』では剪定事象を視たことで縁が結ばれ魔眼内に潜んでいた[[スルト]]により、召喚のための触媒とされた。可能性の選択を用いて、[[マシュ・キリエライト|マシュ]]の霊基外骨骼の全箇所の出力を低下させたり、[[ブリュンヒルデ]][[ルーン魔術|原初のルーン]]を最大稼働する「大神刻印・原型励起」の発動を一度は阻止した。
:だが、二度目の「原型励起」は上記の精神を固定させる方法により対処され、[[スルト]]が封印から解放されるのを阻止するのも同様に対処された。
+
:だが、二度目の「原型励起」は上記の精神を固定させる方法により対処され、スルトが封印から解放されるのを阻止するのも同様に対処された。
:最終的に[[スルト]]との契約を強制的に解除するためにこの魔眼と魔術回路の接続を解除した。
+
:最終的にスルトとの契約を強制的に解除するためにこの魔眼と魔術回路の接続を解除した。
    
;薔薇の魔眼
 
;薔薇の魔眼
152行目: 155行目:     
;光体の魔眼(仮称)
 
;光体の魔眼(仮称)
:所有者:光体[[アルクェイド・ブリュンスタッド|アルク]]
+
:所有者:[[アルクェイド・ブリュンスタッド #光体|光体]]
 
:光体アルクが見た知性体の精神を「畏怖」あるいは「信仰」によって麻痺させる超広範囲の魔眼。
 
:光体アルクが見た知性体の精神を「畏怖」あるいは「信仰」によって麻痺させる超広範囲の魔眼。
 
:よほどの強い精神力がないかぎり、逃げる事も困難である。
 
:よほどの強い精神力がないかぎり、逃げる事も困難である。
161行目: 164行目:  
:光彩は黄金色で、眼球は深紅。
 
:光彩は黄金色で、眼球は深紅。
 
:詳細な能力は不明だが、金縛りを起こす描写がある。
 
:詳細な能力は不明だが、金縛りを起こす描写がある。
 +
 +
;ラブコンフィズリー
 +
:所有者:[[鈴鹿御前〔サンタ〕]]
 +
:[[鈴鹿御前|セイバー時]]から持っていた魔眼が変化したAランクのスキル。
 +
:対象者に恋そのものへの強い憧れを芽生えさせる効果があり、この場合あくまで対象者各々の恋愛感を軸とした変化が発生する。
 +
:ランクはセイバー時よりも上昇しているため、回避が多少難しくなっている様子。
    
;星の瞳
 
;星の瞳
167行目: 176行目:  
:地球という一つの天体が効果範囲となる規格外の射程を誇り、ランクが落ちていても視界内にある存在なら全てに干渉出来る。
 
:地球という一つの天体が効果範囲となる規格外の射程を誇り、ランクが落ちていても視界内にある存在なら全てに干渉出来る。
 
:青く輝けば視界内の対象全ての回復・魔術的強化を禁じ、敵意を込めて赤く輝かせると強烈な呪いをかける。
 
:青く輝けば視界内の対象全ての回復・魔術的強化を禁じ、敵意を込めて赤く輝かせると強烈な呪いをかける。
 +
 +
;ブルー・グラスムーン
 +
:所有者:[[ファンタズムーン (Grand Order)]]
 +
:[[アーキタイプ:アース|ムーンキャンサー時]]に持っていた「虹の魔眼」を聖夜に相応しく変化させたEXランクのスキル。
 +
:彼女の得意技らしく、プロフィールでは「可愛いの魔眼」とも呼称されている。
 +
:効果としては「仲間たちを激励し、たくさんの星を降らせる」とされる。
    
==ノウブルカラー==
 
==ノウブルカラー==
特例。[[魔術協会]]における、生まれ持った特殊な資質に対する呼称。<br />
+
特例。[[魔術協会]]における、生まれ持った特殊な資質に対する呼称。<br>
「束縛」「強制」「契約」「炎焼」「幻覚」「凶運」などに代表される、他者の運命そのものに介入する特権行為。
+
「束縛」「強制」「契約」「炎焼」「幻覚」「凶運」などに代表される、他者の運命そのものに介入する特権行為。<br>
本来は魔眼に限ったものではないが、先天的に他者への運命干渉が可能である強力な魔眼は確実にノウブルカラーである。<br />
+
本来は魔眼に限ったものではないが、先天的に他者への運命干渉が可能である強力な魔眼は確実にノウブルカラーである。<br>
『黄金』以上の魔眼には、失われた大魔術が蔵されてることも稀ではない。『宝石』や『虹』ともなれば、大魔術以上の古今あらゆる魔術ですら再現できない神秘が秘められていることも考えられる。
+
『黄金』以上の魔眼には、失われた大魔術が蔵されてることも稀ではない。『宝石』や『虹』ともなれば、大魔術以上の古今あらゆる魔術ですら再現できない神秘が秘められていることも考えられる。<br>
 
程度によってランクがあるが、作中の魔眼でランクが明言されているものは少ない。
 
程度によってランクがあるが、作中の魔眼でランクが明言されているものは少ない。
 
#虹:七色が万華鏡の如く混同した魔眼。月の王の証とされる。
 
#虹:七色が万華鏡の如く混同した魔眼。月の王の証とされる。
178行目: 193行目:  
#黄金:金色に光り輝く魔眼。最上位の吸血種が有するとされる。通常のノウブルカラーのさらに上位。一つ間違えれば、[[封印指定]]をうけるほど。
 
#黄金:金色に光り輝く魔眼。最上位の吸血種が有するとされる。通常のノウブルカラーのさらに上位。一つ間違えれば、[[封印指定]]をうけるほど。
 
#紅玉、蒼玉:詳細不明。
 
#紅玉、蒼玉:詳細不明。
[[Fate/Grand Order]][[浅上藤乃]]のプロフィールから「歪曲の魔眼」は「魔眼と呼称される異能の中でも最上級のもの」という情報が記されているが、この最上級という表現が『虹』のランクに該当するのかは名言されてはいない。この記述に関しては[[両儀式]]の「直死の魔眼」にも同様の記載がされている。
+
[[Fate/Grand Order]]』の[[浅上藤乃 (Grand Order)|浅上藤乃]]のプロフィールから「歪曲の魔眼」は「魔眼と呼称される異能の中でも最上級のもの」という情報が記されているが、この最上級という表現が『虹』のランクに該当するのかは名言されてはいない。この記述に関しては[[両儀式〔アサシン〕]]の「直死の魔眼」にも同様の記載がされている。
   −
[[直死の魔眼]]は厳密な意味での魔眼ではない。が、ノウブルカラーは「特殊な資質」が対象であって魔眼のみに与えられているわけではないので、直死の魔眼もノウブルカラーとされている。ランクは不明だが[[Fate/Grand Order]]の空の境界イベントでの[[ロマニ・アーキマン]]のセリフや、[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]での[[オルガマリー・アニムスフィア]]のセリフ、「魔眼として」からは『虹』のランクと読み取れる。ただし、前者は視ただけで殺すという神霊クラスを想定した発言であり、後者は例として出しただけで正しいかは不明となる。
+
[[直死の魔眼]]は厳密な意味での魔眼ではない。が、ノウブルカラーは「特殊な資質」が対象であって魔眼のみに与えられているわけではないので、直死の魔眼もノウブルカラーとされている。ランクは不明だが『Fate/Grand Order』の「空の境界/the Garden of Order」での[[ロマニ・アーキマン]]のセリフや、『[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]』での[[オルガマリー・アニムスフィア]]のセリフ、「魔眼として」からは『虹』のランクと読み取れる。ただし、前者は視ただけで殺すという神霊クラスを想定した発言であり、後者は例として出しただけで正しいかは不明となる。
    
{| class="wikitable" style="text-align:center"
 
{| class="wikitable" style="text-align:center"
186行目: 201行目:  
!ランク!!種類 !!所有者
 
!ランク!!種類 !!所有者
 
|-
 
|-
|虹|| |||[[朱い月のブリュンスタッド]]
+
| rowspan="2"|虹|| ||[[朱い月のブリュンスタッド]]
 +
|-
 +
| ||[[アーキタイプ:アース]]
 
|-
 
|-
 
| rowspan="6" |宝石|| rowspan="4" |石化||[[メドゥーサ]]
 
| rowspan="6" |宝石|| rowspan="4" |石化||[[メドゥーサ]]
196行目: 213行目:  
|[[メドゥーサ〔セイバー〕]]
 
|[[メドゥーサ〔セイバー〕]]
 
|-
 
|-
||泡影||[[カラボー・フランプトン]]
+
|泡影||[[カラボー・フランプトン]]
 
|-
 
|-
||遷延||[[オフェリア・ファムルソローネ]]
+
|遷延||[[オフェリア・ファムルソローネ]]
 
|-
 
|-
 
| rowspan="3" |黄金|| rowspan="2" |魅了||[[アルクェイド・ブリュンスタッド]]
 
| rowspan="3" |黄金|| rowspan="2" |魅了||[[アルクェイド・ブリュンスタッド]]
204行目: 221行目:  
|[[ネロ・カオス]]
 
|[[ネロ・カオス]]
 
|-
 
|-
||掠取||
+
|掠取||
 
|-
 
|-
 
| rowspan="4" |ノウブルカラー||魅了||[[鈴鹿御前]]
 
| rowspan="4" |ノウブルカラー||魅了||[[鈴鹿御前]]
 
|-
 
|-
||炎焼(人工) ||[[イヴェット・L・レーマン]]
+
|炎焼(人工) ||[[イヴェット・L・レーマン]]
 
|-
 
|-
||炎焼||
+
|炎焼||
 
|-
 
|-
||強制||[[フェイカー (ロード・エルメロイⅡ世の事件簿)|フェイカー]]
+
|強制||[[フェイカー (ロード・エルメロイⅡ世の事件簿)|フェイカー]]
 
|-
 
|-
 
| rowspan="4" |低ランク|| rowspan="2" |蛇の魔眼||[[化野菱理]]
 
| rowspan="4" |低ランク|| rowspan="2" |蛇の魔眼||[[化野菱理]]
218行目: 235行目:  
|[[ドクター・ハートレス|クロウ]]
 
|[[ドクター・ハートレス|クロウ]]
 
|-
 
|-
||妖精眼||[[ウィルズ・ペラム・コドリントン]]
+
|妖精眼||[[ウィルズ・ペラム・コドリントン]]
 
|-
 
|-
||魔力視||[[ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ]]
+
|魔力視||[[ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ]]
 
|-
 
|-
 
| rowspan="6" |超能力|| rowspan="3" |[[直死の魔眼]]||[[両儀式]]
 
| rowspan="6" |超能力|| rowspan="3" |[[直死の魔眼]]||[[両儀式]]
240行目: 257行目:  
!ランク!!種類 !!所有者
 
!ランク!!種類 !!所有者
 
|-
 
|-
|EX||唯識・直死の魔眼||[[両儀式]]
+
| rowspan="3"|EX||唯識・直死の魔眼||[[両儀式〔アサシン〕]]
 +
|-
 +
|疾走・精霊眼球||[[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ]]
 +
|-
 +
|唯識・歪曲の魔眼||[[浅上藤乃 (Grand Order)]]
 
|-
 
|-
|EX||疾走・精霊眼球||[[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ]]
+
| rowspan="2"|B||雪夏、麗しきは霧氷の滴||[[アナスタシア&ヴィイ]]
 
|-
 
|-
|EX||唯識・歪曲の魔眼||[[浅上藤乃]]
+
|絡繰外法・獅子奮迅||[[果心居士]]
 
|-
 
|-
|B||絡繰外法・獅子奮迅||[[果心居士]]
+
|C||氷塊投擲・絶殺野球||[[アナスタシア&ヴィイ]]
 
|}
 
|}
 
==[[サーヴァント]]スキルとしての魔眼、視力に関するもの==
 
==[[サーヴァント]]スキルとしての魔眼、視力に関するもの==
253行目: 274行目:  
!ランク!!種類 !!所有者
 
!ランク!!種類 !!所有者
 
|-
 
|-
|rowspan="5"|EX||千里眼||[[ソロモン]]
+
|rowspan="6"|EX||千里眼||[[ソロモン]]
 +
|-
 +
|千里眼||[[ゲーティア]]
 
|-
 
|-
||千里眼||[[ゲーティア]]
+
|千里眼(超越)||[[アルジュナ〔オルタ〕]]
 
|-
 
|-
||千里眼(超越)||[[アルジュナ〔オルタ〕]]
+
|天魔轟眼||[[宮本武蔵〔バーサーカー〕]]
 
|-
 
|-
||天魔轟眼||[[宮本武蔵〔バーサーカー〕]]
+
|歪曲の魔眼||[[浅上藤乃 (Grand Order)]]
 
|-
 
|-
||歪曲の魔眼||[[浅上藤乃 (Grand Order)]]
+
|ブルー・グラスムーン||[[ファンタズムーン (Grand Order)]]
 
|-
 
|-
 
|A++||魔眼||[[ゴルゴーン]]
 
|A++||魔眼||[[ゴルゴーン]]
267行目: 290行目:  
|rowspan="2"|A+||石化の魔眼||[[クラスカード#ライダー(バーサーカー継承)|クラスカード・ライダー(バーサーカー継承)]]  
 
|rowspan="2"|A+||石化の魔眼||[[クラスカード#ライダー(バーサーカー継承)|クラスカード・ライダー(バーサーカー継承)]]  
 
|-
 
|-
||魔眼||[[メドゥーサ]]
+
|魔眼||[[メドゥーサ]]
 
|-
 
|-
|rowspan="8"|A||心眼(偽)||[[両儀式〔アサシン〕]]
+
|rowspan="9"|A||心眼(偽)||[[両儀式〔アサシン〕]]
 
|-
 
|-
||精霊の眼||[[シバの女王]]
+
|精霊の眼||[[シバの女王]]
 
|-
 
|-
||千里眼||[[アーラシュ]]
+
|千里眼||[[アーラシュ]]
 
|-
 
|-
||直死の魔眼||[[両儀式〔アサシン〕]]
+
|直死の魔眼||[[両儀式〔アサシン〕]]
 
|-
 
|-
||天眼||[[宮本武蔵]]
+
|天眼||[[宮本武蔵]]
 
|-
 
|-
||虹の魔眼||[[アーキタイプ:アース]]
+
|ラブコンフィズリー||[[鈴鹿御前〔サンタ〕]]
 
|-
 
|-
 
| rowspan="2" |妖精眼||[[アルトリア・キャスター]]
 
| rowspan="2" |妖精眼||[[アルトリア・キャスター]]
 
|-
 
|-
|[[モルガン]]
+
|[[モルガン (Grand Order)]]
 +
|-
 +
|虹の魔眼||[[アーキタイプ:アース]]
 
|-
 
|-
|A~C||魔眼||[[アルクェイド・ブリュンスタッド]]
+
|A~C||魔眼||[[アルクェイド・ブリュンスタッド]]
 
|-
 
|-
 
|B++||千里眼(麗)||[[フィン・マックール]]
 
|B++||千里眼(麗)||[[フィン・マックール]]
291行目: 316行目:  
|rowspan="3"|B+||千里眼||[[ケイローン]]
 
|rowspan="3"|B+||千里眼||[[ケイローン]]
 
|-
 
|-
||千里眼(射手)||[[アルジュナ]]
+
|千里眼(射手)||[[アルジュナ]]
 
|-
 
|-
 
|魔眼||[[鈴鹿御前]]
 
|魔眼||[[鈴鹿御前]]
 
|-
 
|-
|rowspan="5"|B||加速・精霊眼球||[[アナスタシア&ヴィイ]]
+
|rowspan="6"|B||加速・精霊眼球||[[アナスタシア&ヴィイ]]
 +
|-
 +
|千里眼||[[フィン・マックール]]
 
|-
 
|-
||千里眼||[[フィン・マックール]]
+
|強制の魔眼||[[ヘファイスティオン〔プリテンダー〕]]
 
|-
 
|-
||魔眼||[[果心居士]]
+
|魔眼||[[果心居士]]
 
|-
 
|-
||青き星の瞳||[[ラーヴァ/ティアマト]]
+
|青き星の瞳||[[ラーヴァ/ティアマト]]
 
|-
 
|-
||赤き星の瞳||[[ラーヴァ/ティアマト]]
+
|赤き星の瞳||[[ラーヴァ/ティアマト]]
 
|-
 
|-
|rowspan="2"|C+||千里眼||[[無銘]]
+
|rowspan="2"|C+||rowspan="2"|千里眼||[[無銘]]
 
|-
 
|-
||千里眼||[[アルジュナ]]
+
|[[アルジュナ]]
 
|-
 
|-
 
|rowspan="5"|C||千里眼||[[エミヤ]]
 
|rowspan="5"|C||千里眼||[[エミヤ]]
319行目: 346行目:  
|[[救世主トネリコ]]
 
|[[救世主トネリコ]]
 
|-
 
|-
|D+++~D||千里眼(獣)||[[殺生院キアラ〔アルターエゴ〕]]
+
|D→D+++||千里眼(獣)||[[殺生院キアラ〔アルターエゴ〕]]
 
|-
 
|-
 
|D||透視の魔眼||[[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ]]
 
|D||透視の魔眼||[[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ]]
327行目: 354行目:  
|?||妖精眼||[[アルトリア・キャスター〔バーサーカー〕]]
 
|?||妖精眼||[[アルトリア・キャスター〔バーサーカー〕]]
 
|}
 
|}
:スキルとしての表記はないが、[[マーリン]]や[[ギルガメッシュ〔キャスター〕]]は千里眼、[[メドゥーサ〔セイバー〕]]は魔眼を所持している。
+
スキルとしての表記はないが、[[マーリン (Grand Order)|マーリン]]や[[ギルガメッシュ〔キャスター〕]]は千里眼、[[メドゥーサ〔セイバー〕]]は魔眼を所持している。
    
==魔眼殺し==
 
==魔眼殺し==
魔眼の防御手段の1つ。着用することで魔眼の効果発生を抑制するメガネ。レンズに何らかの特殊加工を施しているものである様子。<br />
+
魔眼の防御手段の1つ。着用することで魔眼の効果発生を抑制するメガネ。レンズに何らかの特殊加工を施しているものである様子。<br>
作中では主に[[蒼崎橙子]]作のものが登場し、直死の魔眼やキュベレイなど、自力では抑えられないタイプの魔眼を持つ者がよく用いる。
+
作中では主に[[蒼崎橙子]]作のものが登場し、直死の魔眼やキュベレイなど、自力では抑えられないタイプの魔眼を持つ者がよく用いる。<br>
[[Fate/hollow ataraxia]]で登場する[[メドゥーサ]]が付けている魔眼殺しは珍しく[[蒼崎橙子]]製ではなくベルギー王立宝飾組合のケビンが製作したもの。<br />
+
[[Fate/hollow ataraxia]]』で登場する[[メドゥーサ]]が付けている魔眼殺しは珍しく蒼崎橙子製ではなくベルギー王立宝飾組合のケビンが製作したもの。<br>
『Grand Order』においては、南米異聞帯でテペウが魔眼殺しの眼鏡を掛けているが、この異聞帯では魔術に関する技術は確立されていないため、彼が独自に開発したものだと思われる。
+
『Grand Order』においては、[[黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン|南米異聞帯]]でテペウが魔眼殺しの眼鏡を掛けているが、この異聞帯では魔術に関する技術は確立されていないため、彼が独自に開発したものだと思われる。
    
==視られる力==
 
==視られる力==
魔眼の防御手段の1つ。万物に存在する視られる力を利用し、魔眼に本来意図しない情報を叩きつけるもの。<br />
+
魔眼の防御手段の1つ。万物に存在する視られる力を利用し、魔眼に本来意図しない情報を叩きつけるもの。<br>
単純な防御効果では魔眼殺しに劣るが、魔眼の天敵と呼べるもので、叩きつける情報の応用によって相手を催眠術に賭けることも可能。相手の魔眼の力が強いほど効果を発揮し、さらに相手が自身の視る力に無自覚ならば驚くほど簡単に術中に堕とすことができる。<br />
+
単純な防御効果では魔眼殺しに劣るが、魔眼の天敵と呼べるもので、叩きつける情報の応用によって相手を催眠術に賭けることも可能。相手の魔眼の力が強いほど効果を発揮し、さらに相手が自身の視る力に無自覚ならば驚くほど簡単に術中に堕とすことができる。<br>
この力を使用するものとして、「魔眼を見返す魔眼」である目玉のアクセサリー「ナザール・ボンジュウ」や、醜いものを見せつけることで防御する卑猥な物体などが存在する。<br />
+
この力を使用するものとして、「魔眼を見返す魔眼」である目玉のアクセサリー「ナザール・ボンジュウ」や、醜いものを見せつけることで防御する卑猥な物体などが存在する。<br>
『Grand Order』の奏章Ⅰでは[[メドゥーサ〔セイバー〕]]]が[[ドゥルガー]]に対し「視られている」因果を辿って石化させようと試みるが、<ruby><rb>抵抗</rb><rt>レジスト</rt></ruby>されてフィードバックが跳ね返り魔眼を損傷することとなった。ただし、ダメージを負う瞬間に「魔眼を発動したまま閉じた」ため概念的には相手の姿を視たままとなっており、メドゥーサの魔眼はドゥルガーの居場所を捉えたまま[[シオン・エルトナム・ソカリス_(Grand_Order)|シオン・エルトナム・ソカリス]]に託された。
+
『Grand Order』の[[虚数羅針内界 ペーパームーン|奏章Ⅰ]]では[[メドゥーサ〔セイバー〕]]が[[ドゥルガー]]に対し「視られている」因果を辿って石化させようと試みるが、<ruby><rb>抵抗</rb><rt>レジスト</rt></ruby>されてフィードバックが跳ね返り魔眼を損傷することとなった。ただし、ダメージを負う瞬間に「魔眼を発動したまま閉じた」ため概念的には相手の姿を視たままとなっており、メドゥーサの魔眼はドゥルガーの居場所を捉えたまま[[シオン・エルトナム・ソカリス_(Grand_Order)|シオン・エルトナム・ソカリス]]に託された。
    
==メモ==
 
==メモ==
 
*[[バルトメロイ・ローレライ]]も魔眼持ちではあるが、どのような能力の魔眼かは不明。
 
*[[バルトメロイ・ローレライ]]も魔眼持ちではあるが、どのような能力の魔眼かは不明。
 
*本来見えないものを視る「淨眼」とは遺伝で備わるものだという点で共通しているが、魔眼が人体改造的な遺伝(親の特徴を継承させるもの)であるのに対し、淨眼は宿命的な遺伝(親の精神性、修練の答えとして子供に受け継がれるもの)だという点で異なる。
 
*本来見えないものを視る「淨眼」とは遺伝で備わるものだという点で共通しているが、魔眼が人体改造的な遺伝(親の特徴を継承させるもの)であるのに対し、淨眼は宿命的な遺伝(親の精神性、修練の答えとして子供に受け継がれるもの)だという点で異なる。
*魔眼殺しの技術を応用し、[[遠坂凛]]が魔眼殺しのコンタクトを製作している。素材は「ちょっと癖のあるエメラルド」とのこと。プールに入る前にライダーに渡してあった。ハードレンズらしい。が、現状効果は24時間が限度の様子。<br />なお、この後アーチャーに指摘されるまで「使い捨て」であることに気づかなかったあたりが凛らしい。
+
*魔眼殺しの技術を応用し、[[遠坂凛]]が魔眼殺しのコンタクトを製作している。素材は「ちょっと癖のあるエメラルド」とのこと。プールに入る前に[[メドゥーサ|ライダー]]に渡してあった。ハードレンズらしい。が、現状効果は24時間が限度の様子。<br>なお、この後[[エミヤ|アーチャー]]に指摘されるまで「使い捨て」であることに気づかなかったあたりが凛らしい。
*「空の境界」「魔法使いの夜」劇中で、魔眼の解説時に登場する単語「バロール」とは、ケルト神話に登場する魔神のこと。伝承によれば、その眼は見るだけで誰でも殺すことができるとされる。
+
*『[[空の境界]]』『[[魔法使いの夜]]』劇中で、魔眼の解説時に登場する単語「バロール」とは、ケルト神話に登場する魔神のこと。伝承によれば、その眼は見るだけで誰でも殺すことができるとされる。
 
<!-- 「空の境界」では説明相手が式だったこともあり、「バロールの魔眼=直死の魔眼」という意味に近しい説明がなされているが、TYPE-MOONの世界観で「バロールの魔眼=直死の魔眼」であるかどうかは明言されていない。また、「魔法使いの夜」でバロールの名前が出たのは、魔眼全般に関する説明の中である。 -->
 
<!-- 「空の境界」では説明相手が式だったこともあり、「バロールの魔眼=直死の魔眼」という意味に近しい説明がなされているが、TYPE-MOONの世界観で「バロールの魔眼=直死の魔眼」であるかどうかは明言されていない。また、「魔法使いの夜」でバロールの名前が出たのは、魔眼全般に関する説明の中である。 -->
*『魔法使いの夜』では蒼崎橙子とルゥ=ベオウルフが北欧で遭遇した「魔眼収集列車(レール・ツェッペリン)」なるものの存在が示唆されている。
+
*『魔法使いの夜』では蒼崎橙子と[[ルゥ=ベオウルフ]]が北欧で遭遇した「魔眼収集列車(レール・ツェッペリン)」なるものの存在が示唆されている。
 
**『[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]』で「[[魔眼蒐集列車]]」と表記を変え、物語の舞台として採用された。
 
**『[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]』で「[[魔眼蒐集列車]]」と表記を変え、物語の舞台として採用された。
 
*上作中のオークションでは、炎焼の魔眼が1千万ドル、掠取の魔眼が4千万ドルで落札され、泡影の魔眼が5億ドルまで競られた。直死の魔眼ともなればさらに数十倍の値がついてもおかしくないとされ、魔術の名門の財力の一端を窺わせる。
 
*上作中のオークションでは、炎焼の魔眼が1千万ドル、掠取の魔眼が4千万ドルで落札され、泡影の魔眼が5億ドルまで競られた。直死の魔眼ともなればさらに数十倍の値がついてもおかしくないとされ、魔術の名門の財力の一端を窺わせる。
**適性価格については三田氏が魔術師周辺で動いている金などを見ながら計算しているが、直死の魔眼は試算をしたことはあっても確認はとっていない。<ref group="出">[https://twitter.com/makoto_sanda/status/1172892869977198594 三田誠 2019年9月15日0:20 Twitter]</ref><ref group="出">[https://twitter.com/makoto_sanda/status/1172894483047837697 三田誠 2019年9月15日0:26 Twitter]</ref>
+
**適性価格については三田氏が魔術師周辺で動いている金などを見ながら計算しているが、直死の魔眼は試算をしたことはあっても確認はとっていない<ref group="出">[https://twitter.com/makoto_sanda/status/1172892869977198594 三田誠 2019年9月15日0:20 Twitter]</ref><ref group="出">[https://twitter.com/makoto_sanda/status/1172894483047837697 三田誠 2019年9月15日0:26 Twitter]</ref>
 
**ただし、直死の魔眼は項目の解説にある通り、「魔眼」とは似て非なる力なので、そもそも取り引き対象にならない可能性がある。
 
**ただし、直死の魔眼は項目の解説にある通り、「魔眼」とは似て非なる力なので、そもそも取り引き対象にならない可能性がある。
  
6,968

回編集

案内メニュー