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; 「呼び声を聞き届け……。参上しましたが……。」
 
; 「呼び声を聞き届け……。参上しましたが……。」
: 「いみじかりしバレンタイン」にて、マスターからの「任務」に応じるべくやってきた、神に近い方のアルジュナ・オルタ。
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: 自身のバレンタインシナリオにて、マスターからの「任務」に応じるべくやってきた、神に近い方のアルジュナ・オルタ。
 
: この段階では祭事であることを理解していなかったため、疑問符を浮かべながらもチョコレートを食べて立ち去り、暫く経ってから真意に気づいて主人公の元へ戻ってくることになる。
 
: この段階では祭事であることを理解していなかったため、疑問符を浮かべながらもチョコレートを食べて立ち去り、暫く経ってから真意に気づいて主人公の元へ戻ってくることになる。
 
: なお、アルジュナ・オルタの受け取りシナリオは'''霊基第一段階と第三段階の2パターン'''が用意されており、最初の選択肢によって対応した姿に分岐するよう設定されている。
 
: なお、アルジュナ・オルタの受け取りシナリオは'''霊基第一段階と第三段階の2パターン'''が用意されており、最初の選択肢によって対応した姿に分岐するよう設定されている。
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*メインシナリオの戦闘においては超統合神性という完全性の再現、および一切の邪悪を裁くものとして「弱体無効・攻撃耐性・攻撃バフ」が常時付与されており、いずれも解除不可能という状態で出現する。<br>初戦は無敵貫通まで引っ提げてきており、こちらからは([[アンリマユ|例外に等しいある手段]]を除いて)ダメージすら一切与えられないという無敵要塞ぶりを発揮するが、実際には一度しか攻撃してこないだけまだ大人しい方である。<br>問題はそれ以降であり、'''アルジュナの攻撃バフの数値が高すぎてダメージカットも防御力アップも大した効果がない'''、'''相性有利なはずの[[フォーリナー]]ですらクリティカルで即死する'''といった事が頻発するようなものになっており、そこに2戦目ではリンボからの連戦、3戦目は固定NPCかつHP3本分という長期戦を強いられる上に'''HPゲージを2本割るとフルチャージと同時に無敵貫通が付与され、避けようのない全体宝具が確定で飛んでくる'''<ref group = "注">当時、無敵貫通を無効化する「対粛正防御」状態を付与できる[[アルトリア・キャスター]]を始めとするサーヴァントは未実装だった。</ref>などといった設定もあり、ストーリークエスト最難関の座を[[屍山血河舞台 下総国|英霊剣豪]]や[[人智統合真国 シン|前章]]から奪い去るほどの極めて高い難易度になっている。<br>弱体効果による妨害も一切通用しないため、延命策は回避・無敵・ガッツとターゲット集中を駆使する以外になく、身を削るような試行錯誤をしたプレイヤーも多かったことだろう。
 
*メインシナリオの戦闘においては超統合神性という完全性の再現、および一切の邪悪を裁くものとして「弱体無効・攻撃耐性・攻撃バフ」が常時付与されており、いずれも解除不可能という状態で出現する。<br>初戦は無敵貫通まで引っ提げてきており、こちらからは([[アンリマユ|例外に等しいある手段]]を除いて)ダメージすら一切与えられないという無敵要塞ぶりを発揮するが、実際には一度しか攻撃してこないだけまだ大人しい方である。<br>問題はそれ以降であり、'''アルジュナの攻撃バフの数値が高すぎてダメージカットも防御力アップも大した効果がない'''、'''相性有利なはずの[[フォーリナー]]ですらクリティカルで即死する'''といった事が頻発するようなものになっており、そこに2戦目ではリンボからの連戦、3戦目は固定NPCかつHP3本分という長期戦を強いられる上に'''HPゲージを2本割るとフルチャージと同時に無敵貫通が付与され、避けようのない全体宝具が確定で飛んでくる'''<ref group = "注">当時、無敵貫通を無効化する「対粛正防御」状態を付与できる[[アルトリア・キャスター]]を始めとするサーヴァントは未実装だった。</ref>などといった設定もあり、ストーリークエスト最難関の座を[[屍山血河舞台 下総国|英霊剣豪]]や[[人智統合真国 シン|前章]]から奪い去るほどの極めて高い難易度になっている。<br>弱体効果による妨害も一切通用しないため、延命策は回避・無敵・ガッツとターゲット集中を駆使する以外になく、身を削るような試行錯誤をしたプレイヤーも多かったことだろう。
 
**第2部4章19節におけるアルジュナとの最後の戦闘ではボイスが全て差し替えられており、ここでしか聴くことの出来ない専用ボイスが多数収録されている。また、エネミー名もそれまでの「神たるアルジュナ」ではなく「アルジュナ」名義になっている。
 
**第2部4章19節におけるアルジュナとの最後の戦闘ではボイスが全て差し替えられており、ここでしか聴くことの出来ない専用ボイスが多数収録されている。また、エネミー名もそれまでの「神たるアルジュナ」ではなく「アルジュナ」名義になっている。
**[[カイニス]]の幕間の物語では彼のおぼろげな発言を元にパンを作ることになるのだが、そのあまりの難易度に[[ゴルドルフ・ムジーク]]は'''「スーパーカルナなしでアルジュナと戦うようなもの」'''ととんでもない比喩をしていたが、その直後に'''比喩ではなく本当にスーパーカルナ抜きで彼と戦わされる。'''さすがに上記の無茶苦茶なバフや無敵貫通はなくなっているため<del>非常に拍子抜けするほど</del>楽に戦えるのだが、トラウマを刺激されたプレイヤー達は悲鳴を上げることになった。
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**[[カイニス]]の[[幕間の物語]]「垣間見えた過去、その欠片を」では彼のおぼろげな発言を元にパンを作ることになるのだが、そのあまりの難易度に[[ゴルドルフ・ムジーク]]は'''「スーパーカルナなしでアルジュナと戦うようなもの」'''ととんでもない比喩をしていたが、その直後に'''比喩ではなく本当にスーパーカルナ抜きで彼と戦わされる。'''さすがに上記の無茶苦茶なバフや無敵貫通はなくなっているため<del>非常に拍子抜けするほど</del>楽に戦えるのだが、トラウマを刺激されたプレイヤー達は悲鳴を上げることになった。
 
***後のスーパーリコレクションクエストではさらに強化された彼と戦う事になるものの、その時には無敵貫通を無効化できる対粛正防御持ちの[[アルトリア・キャスター]]が実装されていたので、彼女がいれば非常に楽に戦えた。<br>逆に言えばアルトリア・キャスターがいない場合、高火力の攻撃を凌ぎながら'''100万以上のHPゲージを2本'''削りつつ、2ブレイク目の宝具攻撃で少なくとも3騎を犠牲にした上で'''もう一回100万以上のHPを削らなくてはならない'''。
 
***後のスーパーリコレクションクエストではさらに強化された彼と戦う事になるものの、その時には無敵貫通を無効化できる対粛正防御持ちの[[アルトリア・キャスター]]が実装されていたので、彼女がいれば非常に楽に戦えた。<br>逆に言えばアルトリア・キャスターがいない場合、高火力の攻撃を凌ぎながら'''100万以上のHPゲージを2本'''削りつつ、2ブレイク目の宝具攻撃で少なくとも3騎を犠牲にした上で'''もう一回100万以上のHPを削らなくてはならない'''。
*[[カルナ]]は彼の正体を「何らかの原因でアルジュナの性質が『反転』した結果、表出した裏人格『“黒”』が主体となり、理想の世界を創るための力を得るために神性を貪欲なまでに獲得し続けた存在」と見ているが、これは「本来のアルジュナは『正義のための非道』は実行できない」と考えているためである。しかしながらアルジュナの幕間「問い掛け続けることにこそ」での出来事で、アルジュナが「あの矢を放ったのは俺だ」と悪性を認めている描写があるほか、バレンタインイベントでも「卑怯な矢」と言及するなど、他ならぬアルジュナ自身が成した事を「悪」だと認識している描写があるため、必ずしもカルナが考えている通りであるとは限らない。このため今のところ「本当に反転していた(=“黒”が主体)」のか、「そうでなかった(=“アルジュナ”が主体)」のかは読み手ごとに解釈が分かれる部分がある。
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*[[カルナ]]は彼の正体を「何らかの原因でアルジュナの性質が『反転』した結果、表出した裏人格『“黒”』が主体となり、理想の世界を創るための力を得るために神性を貪欲なまでに獲得し続けた存在」と見ているが、これは「本来のアルジュナは『正義のための非道』は実行できない」と考えているためである。しかしながらアルジュナの幕間「問い掛け続けることにこそ」での出来事で、アルジュナが「あの矢を放ったのは俺だ」と悪性を認めている描写があるほか、彼自身のバレンタインシナリオでも「卑怯な矢」と言及するなど、他ならぬアルジュナ自身が成した事を「悪」だと認識している描写があるため、必ずしもカルナが考えている通りであるとは限らない。このため今のところ「本当に反転していた(=“黒”が主体)」のか、「そうでなかった(=“アルジュナ”が主体)」のかは読み手ごとに解釈が分かれる部分がある。
 
**ただいずれにせよ、この「アルジュナ」という青年は[[北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム|第五特異点]]で[[ナイチンゲール]]が指摘していた通り「他者が思うほど誠実ではないが、自分が思うほど邪悪でもない」人物であることは言うまでもない。カルナのマイルーム会話では「元々潔癖性の男だったがそれをさらに磨き上げた結果か」と評されている。
 
**ただいずれにせよ、この「アルジュナ」という青年は[[北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム|第五特異点]]で[[ナイチンゲール]]が指摘していた通り「他者が思うほど誠実ではないが、自分が思うほど邪悪でもない」人物であることは言うまでもない。カルナのマイルーム会話では「元々潔癖性の男だったがそれをさらに磨き上げた結果か」と評されている。
 
**“黒”についても、オリジナル側のマテリアルでは「心に抱え込んでいるもう一つの人格(誰かを憎み、嘲り、奸計を謀る邪悪)」とされているが、オルタ側のマテリアルでは「アルジュナのエゴイズム(誰かに勝ちたい、優れた者でありたい、何かを憎み、怒りたいという程度のもの)を司る人格」すなわち「人間性を司る灯火」となっており、違う視点からの解釈に基づくものとなっている。アルジュナの思考回路がどのようなものかをよく表している部分とも言える。
 
**“黒”についても、オリジナル側のマテリアルでは「心に抱え込んでいるもう一つの人格(誰かを憎み、嘲り、奸計を謀る邪悪)」とされているが、オルタ側のマテリアルでは「アルジュナのエゴイズム(誰かに勝ちたい、優れた者でありたい、何かを憎み、怒りたいという程度のもの)を司る人格」すなわち「人間性を司る灯火」となっており、違う視点からの解釈に基づくものとなっている。アルジュナの思考回路がどのようなものかをよく表している部分とも言える。
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