44行目: |
44行目: |
| :魔力の多寡はあれども存在の本質はほぼ同等であるため、彼女達はいずれも真名「ワルキューレ」として現界する。だが「ワルキューレ」は個体名ではなく種族名であるため、外見・性格・言動が三者三様で異なっている。 | | :魔力の多寡はあれども存在の本質はほぼ同等であるため、彼女達はいずれも真名「ワルキューレ」として現界する。だが「ワルキューレ」は個体名ではなく種族名であるため、外見・性格・言動が三者三様で異なっている。 |
| : オルトリンデは内気で引っ込み思案であり、あまり余裕のある性格はしていないが、ワルキューレとしての任務には人一倍意欲を持っている。妹分であるためか人生経験も少ないようで、嗜好も子供っぽい。パニックになって突拍子のない言動をすることも。 | | : オルトリンデは内気で引っ込み思案であり、あまり余裕のある性格はしていないが、ワルキューレとしての任務には人一倍意欲を持っている。妹分であるためか人生経験も少ないようで、嗜好も子供っぽい。パニックになって突拍子のない言動をすることも。 |
− | : ヒルドは明るく陽気な性格で、言動も若干軽めで人当たりも良いムードメーカー。性格上のゆらぎも少なく安定している<ref group="注">逆に言うと「仕様通り稼働していてバグも起こしていない」ということであり、2021年のバレンタインイベントで心から抜かれたものが「冷淡な心」で抜けた後が「感情豊かな戦乙女」だったことを考えると、その人当たりの良さはアイドル的な「作り物」の可能性が非常に高い。</ref>。 | + | : ヒルドは明るく陽気な性格で、言動も若干軽めで人当たりも良いムードメーカー。性格上のゆらぎも少なく安定している<ref group="注">逆に言うと「仕様通り稼働していてバグも起こしていない」ということであり、『愛の伝道師アムールちゃんのサン・バレンティーノ!』で心から抜かれたものが「冷淡な心」で抜けた後が「感情豊かな戦乙女」だったことを考えると、その人当たりの良さはアイドル的な「作り物」の可能性が非常に高い。</ref>。 |
| : スルーズは知的なクール系で、きびきびとした事務的な喋り方が特徴的で、若干人間味は薄い。動作が不具合を起こしているきらいがあり、恋愛などにも興味があるようで、ブリュンヒルデと同じ問題が発生している模様。 | | : スルーズは知的なクール系で、きびきびとした事務的な喋り方が特徴的で、若干人間味は薄い。動作が不具合を起こしているきらいがあり、恋愛などにも興味があるようで、ブリュンヒルデと同じ問題が発生している模様。 |
| : このように個体差はあるものの、あくまでも個性の範疇にすぎず、知識や認識の同期も定期的に行われるために「異なる見解を持つ」ということが原則としてありえないし、そのように設計されている。このあたりは[[ラフム]]に近い。 | | : このように個体差はあるものの、あくまでも個性の範疇にすぎず、知識や認識の同期も定期的に行われるために「異なる見解を持つ」ということが原則としてありえないし、そのように設計されている。このあたりは[[ラフム]]に近い。 |
93行目: |
93行目: |
| | | |
| == 真名:ワルキューレ == | | == 真名:ワルキューレ == |
− | :ワルキューレ。鎧に身を包んだ戦乙女。大神の娘たち。ワルキューレ達の個体にして総体。 | + | :鎧に身を包んだ戦乙女。大神の娘たち。ワルキューレ達の個体にして総体。 |
| :北欧神話における最高存在である大神オーディンによって、数多くが製造された。 | | :北欧神話における最高存在である大神オーディンによって、数多くが製造された。 |
| :数多の戦場の空を覆い、戦死した勇者の中でも資格あるものを選定し、大神の宮殿たる輝ける黄金のヴァルハラへとその魂を連れていく。 | | :数多の戦場の空を覆い、戦死した勇者の中でも資格あるものを選定し、大神の宮殿たる輝ける黄金のヴァルハラへとその魂を連れていく。 |
110行目: |
110行目: |
| ===関連=== | | ===関連=== |
| ;エインヘリャル | | ;エインヘリャル |
− | :ワルキューレによって選ばれた戦死した勇者の魂。オーディンの館に招かれた彼等は、朝から夕方まで殺しあいながら戦士としての腕を磨いているとされている。夕方になると戦死した者は生き返り、傷付いた者も怪我が治り、夜には盛大な宴を一晩中行う。そして巨人族との最終戦争である「神々の黄昏」の時に甲冑に身を固めてオーディンやアース神族と共に巨人族を迎え撃つとされる。 | + | :ワルキューレによって選ばれた戦死した勇者の魂。オーディンの館に招かれた彼等は、朝から夕方まで殺しあいながら戦士としての腕を磨いているとされている。夕方になると戦死した者は生き返り、傷付いた者も怪我が治り、夜には盛大な宴を一晩中行う。そして巨人族との最終戦争である「神々の黄昏」の時に甲冑に身を固めてオーディンやアース神族と共に巨人族を迎え撃つとされる。 |
| ;ワルキューレの騎行 | | ;ワルキューレの騎行 |
− | :リヒャルト・ワーグナーの歌劇「ニーベルングの指輪」を代表する楽曲。この場面では馬に乗ったワルキューレ達が草原を楽しげに駆け抜ける姿が描写されており、本来は戦いとは無縁の楽曲だったのだが、フランシス・フォード・コッポラの戦争映画『地獄の黙示録』のヘリ部隊空襲シーンで使用されたり、プロレスラー・藤原喜明が入場テーマとして採用した事も手伝って、現在では印象が180度変わってしまっている。<del>ある意味、無辜の怪物の犠牲者と言えようか。</del> | + | :リヒャルト・ワーグナーの歌劇「ニーベルングの指輪」を代表する楽曲。この場面では馬に乗ったワルキューレ達が草原を楽しげに駆け抜ける姿が描写されており、本来は戦いとは無縁の楽曲だったのだが、フランシス・フォード・コッポラの戦争映画『地獄の黙示録』のヘリ部隊空襲シーンで使用されたり、プロレスラー・藤原喜明氏が入場テーマとして採用した事も手伝って、現在では印象が180度変わってしまっている。<del>ある意味、無辜の怪物の犠牲者と言えようか。</del> |
| | | |
| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
141行目: |
141行目: |
| : 彼女にゲームを教えられた事で、愛について調べていたこともあって連日のように恋愛シミュレーションゲームにのめり込む事に。 | | : 彼女にゲームを教えられた事で、愛について調べていたこともあって連日のように恋愛シミュレーションゲームにのめり込む事に。 |
| ; [[ハンス・クリスチャン・アンデルセン]]、[[清姫]]、[[サロメ]] | | ; [[ハンス・クリスチャン・アンデルセン]]、[[清姫]]、[[サロメ]] |
− | : 自身の幕間の物語「Die Walküre」で、上記のジークフリートに加えて愛について質問しに行った相手。後半2人が明らかに危険な人選なのだが、いいのだろうか。 | + | : 自身の幕間の物語「Die Walküre」で、上記のジークフリートに加えて愛について質問しに行った相手。後半2人が明らかに危険な人選なのだが、いいのだろうか。 |
| ; [[アストルフォ]] | | ; [[アストルフォ]] |
| : 理由は不明だが、勇士として勧誘する対象外らしい。 | | : 理由は不明だが、勇士として勧誘する対象外らしい。 |
153行目: |
153行目: |
| ;[[オーディン]] | | ;[[オーディン]] |
| :アース神族の最高神で父親。 | | :アース神族の最高神で父親。 |
− | ;トールとシフ | + | ;トール、シフ |
− | :北欧神話の原典「古エッダ」における、スルーズの両親。スルーズの金髪は母シフ譲りのものである。 | + | :北欧神話の原典「古エッダ」における、スルーズの両親。スルーズの金髪は母シフ譲りのものである。 |
| ;[[ベアトリス・フラワーチャイルド|マグニ]]、モージ | | ;[[ベアトリス・フラワーチャイルド|マグニ]]、モージ |
− | :北欧神話の原典「古エッダ」における、スルーズの異母兄妹。 | + | :北欧神話の原典「古エッダ」における、スルーズの異母兄妹。 |
| | | |
| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
186行目: |
186行目: |
| | | |
| ====イベント==== | | ====イベント==== |
− | ;オルトリンデ「緊急事態、緊急事態。<br>お姉様が男性の英霊に接近しています!」 | + | ;オルトリンデ「緊急事態、緊急事態。<br> お姉様が男性の英霊に接近しています!」 |
| ;ヒルド「むむっ、もしやシグルド!?」 | | ;ヒルド「むむっ、もしやシグルド!?」 |
− | ;スルーズ「いえ、あれは別の勇士―――ジークフリート様ですね。」 | + | ;スルーズ「いえ、あれは別の勇士───ジークフリート様ですね。」 |
− | ;ヒルド「えっそうなんだ。<br>でもさ、なんだか似てない?」 | + | ;ヒルド「えっそうなんだ。<br> でもさ、なんだか似てない?」 |
− | ;オルトリンデ「似てる似てないよりも、です。<br>お姉様に近付く英霊にはどのような対処を……」 | + | ;オルトリンデ「似てる似てないよりも、です。<br> お姉様に近付く英霊にはどのような対処を……」 |
| ;スルーズ「殺します。」 | | ;スルーズ「殺します。」 |
− | ;ヒルド「いやいやまずいよマスターのサーヴァントだよ!<br>ここは穏便にね、ほら穏便に。」 | + | ;ヒルド「いやいやまずいよマスターのサーヴァントだよ!<br> ここは穏便にね、ほら穏便に。」 |
| ;スルーズ「殺します。」 | | ;スルーズ「殺します。」 |
| ;ヒルド「スルーズぅ!」 | | ;ヒルド「スルーズぅ!」 |
198行目: |
198行目: |
| | | |
| == メモ == | | == メモ == |
− | *再臨の度に姿や個体の名称、更には担当声優まで変化する初のサーヴァントで「一粒で三度美味しい」と言われている。 | + | *再臨の度に姿や個体の名称、更には担当声優まで変化する初のサーヴァントで「一粒で三度美味しい」と言われている。 |
− | **但し、システム上の制限により同一パーティ内には自前・フレンド合わせても二騎までしか置けない為、今後[[ワルキューレ〔アサシン〕|別クラスでの実装]]がされない限り三形態の完全な揃い踏みは不可能という悩ましさも同時に持ち合わせている。 | + | **但し、システム上の制限により同一パーティ内には自前・サポート合わせても二騎までしか編成できない為、今後別クラスでの実装がされない限り三人の完全な揃い踏みは不可能という悩ましさも同時に持ち合わせている。 |
| + | ***後に[[ワルキューレ〔アサシン〕]]が実装された事で、自前とサポート、そしてアサシン霊基と3人を揃えた編成ができるようになった。……まあ、同時に霊衣でさらに3人増えてもいるが。 |
| *宝具演出に登場する6体のワルキューレたちの外見は、2013年に武内氏が参加した別企画『[http://p-valkyrie.jp/ Planet:Valkyrie]』で登場したワルキューレ達が元になっている。 | | *宝具演出に登場する6体のワルキューレたちの外見は、2013年に武内氏が参加した別企画『[http://p-valkyrie.jp/ Planet:Valkyrie]』で登場したワルキューレ達が元になっている。 |
| *騎乗スキルは無いが「天馬を駆っていた」という伝承があるのでライダークラスの適性もあると思われる。事実、北欧異聞帯にいる無名のワルキューレはライダークラスとして扱われている。 | | *騎乗スキルは無いが「天馬を駆っていた」という伝承があるのでライダークラスの適性もあると思われる。事実、北欧異聞帯にいる無名のワルキューレはライダークラスとして扱われている。 |
− | *概念礼装「リング・ザ・ベル」の設定画がしらび氏のTwitterで公開されている<ref group = "出">[https://twitter.com/shirabii/status/1072801033905033216 しらびTwitter2018年12月12日19:31]</ref>。 | + | *[[概念礼装]]「リング・ザ・ベル」の設定画がしらび氏のTwitterで公開されている<ref group = "出">[https://twitter.com/shirabii/status/1072801033905033216 しらびTwitter2018年12月12日19:31]</ref>。 |
| | | |
| == 脚注 == | | == 脚注 == |