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: その真名はエミヤ。とある未来の世界で死すべき百人を救うために世界と契約した[[衛宮士郎]]その人である。
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: その真名はエミヤ。正義の味方になる為に修練を続け、とある未来の世界で死すべき百人を救うために世界と契約した[[衛宮士郎]]のなれの果て。
: 全てを救うという理想を追い求め続け、限界にぶつかった彼は、「英霊になれば、きっと全てを救えるはず」と世界と契約を交わし、その百人を救った。だが、理想を追い続けたその生涯は最後まで報われることなく、自分が助けた相手からの裏切りによって命を落とす。それでもなお、誰一人恨むことはなかったが、その後に待ち受けていたのは「[[抑止力|霊長の守護者]]」という残酷な現実であった。
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: 全てを救うという理想を追い求め続け限界にぶつかった彼は、「英霊になれば、きっと全てを救えるはず」と、死後に「守護者」となる契約を世界と交わし、その百人を救った。だが、理想を追い続けたその生涯は最後まで報われることなく、自分が助けた相手からの裏切りによって命を落とす。それでもなお誰一人恨むことはなかったが、その後に待ち受けていたのは「[[抑止力|霊長の守護者]]」という残酷な現実であった。
: 死後は守護者として更に多くの人を救うことを望んだが、守護者は彼の願った「人を救う」などという役割ではなく、人類の滅亡を回避する為にその原因となった加害者と被害者の全てを皆殺しにして起きた事をなかった事にする「掃除屋」に過ぎなかった。信じ続けた唯一の理想にすら裏切られ、拒絶する事も許されずに虐殺を続けた末に彼の信念も遂に磨耗し、かつての理想に絶望する。
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: 死後は守護者になる契約で更に多くの人を救うことを望んだが、守護者は彼の願った「人を救う」などという役割ではなく、人類の滅亡を回避する為にその原因となった加害者と被害者の全てを皆殺しにして起きた事をなかった事にする「掃除屋」に過ぎなかった。信じ続けた唯一の理想にすら裏切られ、拒絶する事も許されずに虐殺を続けた末に彼の信念も遂に磨耗し、かつての理想に絶望する。
 
: この過程で彼は「過去の英霊になる以前の自分(衛宮士郎)を自らの手で殺す」ことでタイムパラドックスを引き起こせば自分は消滅できるのではないかという考えに至り、その希望を胸に抱いたまま、守護者の役割に徹してきた。
 
: この過程で彼は「過去の英霊になる以前の自分(衛宮士郎)を自らの手で殺す」ことでタイムパラドックスを引き起こせば自分は消滅できるのではないかという考えに至り、その希望を胸に抱いたまま、守護者の役割に徹してきた。
 
: 『[[Fate/Grand Order]]』では序章のAD.2004の冬木に登場。狂ってしまった聖杯戦争の中で[[セイバーオルタ|セイバー]]に敗れ、汚染されたシャドウサーヴァントと化していた。セイバーの守護者として主人公らの前に立ち塞がるが、その言動からは普段とさほど変わらない明確な理性が感じ取れる。
 
: 『[[Fate/Grand Order]]』では序章のAD.2004の冬木に登場。狂ってしまった聖杯戦争の中で[[セイバーオルタ|セイバー]]に敗れ、汚染されたシャドウサーヴァントと化していた。セイバーの守護者として主人公らの前に立ち塞がるが、その言動からは普段とさほど変わらない明確な理性が感じ取れる。
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