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| 外国語表記 =  
 
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| 初登場作品 = [[空の境界]]
 
| 初登場作品 = [[空の境界]]
| 声優 = 本田貴子(劇場版・[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿|事件簿]])<br />井上喜久子(ドラマCD)<br />青木瑠璃子([[魔法使いの夜]])
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| 声優 = 本田貴子(劇場版・[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿|事件簿]])<br>井上喜久子(ドラマCD)<br>青木瑠璃子([[魔法使いの夜]])
 
| 演者 =  
 
| 演者 =  
 
| 身長 = 165㎝<ref group="出">『春と月と空と』</ref>
 
| 身長 = 165㎝<ref group="出">『春と月と空と』</ref>
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
   
建築デザイン事務所「伽藍の堂」社長。[[封印指定]]を受けた「冠位」の[[魔術師]]。<br>ここでは、主に『[[空の境界]]』や『[[月姫]]』の関連作品、『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』で得られる情報をまとめる。
 
建築デザイン事務所「伽藍の堂」社長。[[封印指定]]を受けた「冠位」の[[魔術師]]。<br>ここでは、主に『[[空の境界]]』や『[[月姫]]』の関連作品、『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』で得られる情報をまとめる。
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:[[魔法|魔法使い]]・[[蒼崎青子]]の姉。
 
:[[魔法|魔法使い]]・[[蒼崎青子]]の姉。
 
:もともと「魔法・青」を継承する予定であったのは青子ではなく橙子の方であり、橙子は子供の頃から[[魔術]]の英才教育を受けてきた。しかし祖父の予定変更により、魔法と「青」の称号を受け継いだのは橙子ではなく青子であった。妹との後継者争いに敗れた橙子は祖父をぶち殺して渡英。ロンドンの[[魔術協会]]で名を馳せることとなる。
 
:もともと「魔法・青」を継承する予定であったのは青子ではなく橙子の方であり、橙子は子供の頃から[[魔術]]の英才教育を受けてきた。しかし祖父の予定変更により、魔法と「青」の称号を受け継いだのは橙子ではなく青子であった。妹との後継者争いに敗れた橙子は祖父をぶち殺して渡英。ロンドンの[[魔術協会]]で名を馳せることとなる。
:辺境の異端の魔術師の家系であった蒼崎は協会では厄介者であり、自由に研究をする為には実績が必要だった。橙子は協会に入った当初はルーン魔術を研究。誰もまともに研究しておらず廃れ切っていたこの分野を、数年で実用レベルへと整え上げる。その実績をもって、本来の目的である人形作りの工房を確保し、没頭する。[[荒耶宗蓮]]や[[コルネリウス・アルバ]]と知己を得たのはこの頃。
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:辺境の異端の魔術師の家系であった蒼崎は協会では厄介者であり、自由に研究をする為には実績が必要だった。橙子は協会に入った当初は[[ルーン魔術]]を研究。誰もまともに研究しておらず廃れ切っていたこの分野を、数年で実用レベルへと整え上げる。その実績をもって、本来の目的である人形作りの工房を確保し、没頭する。[[荒耶宗蓮]]や[[コルネリウス・アルバ]]と知己を得たのはこの頃。
:時計塔においては「魔術基板の衰退したルーンを再構築」「衰退した人体模造の魔術概念の再構築」という非常に高い業績を上げ、時計塔の頂点である「冠位」となるが、最終的に高すぎる技術が元となり、協会から封印指定を受け出奔。『空の境界』時には日本の某都市に結界を張って隠遁していた。
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:[[時計塔]]においては「魔術基板の衰退したルーンを再構築」「衰退した人体模造の魔術概念の再構築」という非常に高い業績を上げ、時計塔の頂点である「冠位」となるが、最終的に高すぎる技術が元となり、協会から封印指定を受け出奔。『空の境界』時には日本の某都市に結界を張って隠遁していた。
:『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』によれば封印指定は20世紀末に時計塔に起きた大事変によって一時的に執行停止され、少なくともその数年後まではその状態が続いていたが、『2015年の時計塔』によれば2014年にはまた封印指定されている模様。
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:『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』によれば封印指定は20世紀末に時計塔に起きた大事変によって一時的に執行停止され、少なくともその数年後まではその状態が続いていたが、『[[2015年の時計塔]]』によれば2014年にはまた封印指定されている模様。
    
;人物
 
;人物
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:多くの名門魔術師が橙子のもとを訪れ、彼らにも将来を期待される。だが、近いうちに同胞となるはずの、他の魔法使い達は、一人も姿を現さなかった。
 
:多くの名門魔術師が橙子のもとを訪れ、彼らにも将来を期待される。だが、近いうちに同胞となるはずの、他の魔法使い達は、一人も姿を現さなかった。
:――その意味を薄々感じながらも、決定的な答えが突きつけられるまで、橙子は「周囲の望んだ天才」で在り続ける。
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:──その意味を薄々感じながらも、決定的な答えが突きつけられるまで、橙子は「周囲の望んだ天才」で在り続ける。
    
=== 魔法使いの夜 ===
 
=== 魔法使いの夜 ===
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*【年齢】<br>青子との年齢差は「Character material」では2年となっている。ゲーム『魔法使いの夜』では4年の年齢差に変更されている。
 
*【年齢】<br>青子との年齢差は「Character material」では2年となっている。ゲーム『魔法使いの夜』では4年の年齢差に変更されている。
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*【後継者争い】<br>『月姫』用語辞典では、「蒼崎の遺産を妹に横取りされたショックで師である祖父をぶっ殺し、魔術協会に鞍替えした人」と紹介されている。このため、「祖父の心変わりで青子が後継者になったのが先、橙子が蒼崎を去ったのが後」と見られていたが、ゲーム『魔法使いの夜』では「橙子が蒼崎を去ったのが先、青子が後継者になったのが後」と説明されている。<br />遺産を巡って姉妹が相容れないという点は変わらないが、その経緯は異なっている。
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*【後継者争い】<br>『月姫』用語辞典では、「蒼崎の遺産を妹に横取りされたショックで師である祖父をぶっ殺し、魔術協会に鞍替えした人」と紹介されている。このため、「祖父の心変わりで青子が後継者になったのが先、橙子が蒼崎を去ったのが後」と見られていたが、ゲーム『魔法使いの夜』では「橙子が蒼崎を去ったのが先、青子が後継者になったのが後」と説明されている。<br>遺産を巡って姉妹が相容れないという点は変わらないが、その経緯は異なっている。
   −
*【妹との不仲】<br>出くわせば殺し合いの最悪な関係性、という基本は変わらないが、姉妹喧嘩は魔法使いの後継者争いが起こったがゆえであり、最初から仲が悪かったわけではないとされる。「Character material」によると、昔の橙子は不器用ながらに一応青子を気にかけていたらしい。<br>ゲーム『魔法使いの夜』では、橙子には昔から、人の持ち物を横取りし、ぶっ壊したがる癖があり、幼い頃から青子は酷い目にあってきたとされ、「Character material」ほど微笑ましい関係ではなくなっている。<br />『Fate/EXTRA』では姉妹で同席しているのだが、何故か殺し合いには発展していない。
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*【妹との不仲】<br>出くわせば殺し合いの最悪な関係性、という基本は変わらないが、姉妹喧嘩は魔法使いの後継者争いが起こったがゆえであり、最初から仲が悪かったわけではないとされる。「Character material」によると、昔の橙子は不器用ながらに一応青子を気にかけていたらしい。<br>ゲーム『魔法使いの夜』では、橙子には昔から、人の持ち物を横取りし、ぶっ壊したがる癖があり、幼い頃から青子は酷い目にあってきたとされ、「Character material」ほど微笑ましい関係ではなくなっている。<br>『Fate/EXTRA』では姉妹で同席しているのだが、何故か殺し合いには発展していない。
    
*【祖父】<br>橙子にぶっ殺された、とされていた蒼崎姉妹の祖父だが、ゲーム『魔法使いの夜』では生きている。この祖父の肉体は、橙子が幼い頃に文柄詠梨によって破壊されており、今は半ば霊体のような状態になっているらしい。橙子も祖父を倒すことは考えておらず、郵便ポストサイズの狭苦しい「城」の結界に閉じ込めての無力化にとどめた。<br>「魔法」への路を拓いたのは、『空の境界』で黒桐鮮花によって「蒼崎の三代目が魔法を作り、橙子は六代目にあたる」と説明されており、この祖父も「代々の蒼崎の中で魔法を継承した内の一人」と目されていた。しかし、「Character material」とゲーム『魔法使いの夜』では、この祖父が魔法への路を最初に拓いたことになっている。<br>ちなみに、橙子と青子の父親は魔術の才能がなかった。
 
*【祖父】<br>橙子にぶっ殺された、とされていた蒼崎姉妹の祖父だが、ゲーム『魔法使いの夜』では生きている。この祖父の肉体は、橙子が幼い頃に文柄詠梨によって破壊されており、今は半ば霊体のような状態になっているらしい。橙子も祖父を倒すことは考えておらず、郵便ポストサイズの狭苦しい「城」の結界に閉じ込めての無力化にとどめた。<br>「魔法」への路を拓いたのは、『空の境界』で黒桐鮮花によって「蒼崎の三代目が魔法を作り、橙子は六代目にあたる」と説明されており、この祖父も「代々の蒼崎の中で魔法を継承した内の一人」と目されていた。しかし、「Character material」とゲーム『魔法使いの夜』では、この祖父が魔法への路を最初に拓いたことになっている。<br>ちなみに、橙子と青子の父親は魔術の才能がなかった。
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