差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
506 バイト追加 、 2025年3月2日 (日)
編集の要約なし
42行目: 42行目:  
: 神々の最高戦力となるべく作られた人形であり、英雄王と多くの冒険をこなし、心を得た後、心ごと砕かれ土に還った悲しき兵器。
 
: 神々の最高戦力となるべく作られた人形であり、英雄王と多くの冒険をこなし、心を得た後、心ごと砕かれ土に還った悲しき兵器。
 
:『[[Fate/stay night]]』や『[[Fate/hollow ataraxia]]』では名前だけが出ており、以降は様々な作品で存在が言及されている。
 
:『[[Fate/stay night]]』や『[[Fate/hollow ataraxia]]』では名前だけが出ており、以降は様々な作品で存在が言及されている。
:アメリカのスノーフィールドにおいて行われる「偽りの聖杯戦争」において、瀕死の[[銀狼の合成獣|合成獣]]が放った『生きる』という強い意思の叫びに呼応し、6体目のサーヴァント、ランサーとして現界した。
+
:[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[スノーフィールド]]において行われる「偽りの聖杯戦争」において、瀕死の[[銀狼の合成獣|合成獣]]が放った『生きる』という強い意思の叫びに呼応し、6体目のサーヴァント、ランサーとして現界した。
:マスターと認めた狼型の合成獣を危地から救い、傷つき倒れた彼を介抱するなか、『気配感知』のスキルにより同じくスノーフィールドの地に召喚されたアーチャーのサーヴァント、かつての親友である[[ギルガメッシュ|黄金の王]]の存在を感じ取る。時を超えた友との再会、あるいは戦い。心躍らせる予感に、歓喜に満ちた歌声は大地に響き、闘争の始まりを告げる合図となる――。
+
:マスターと認めた狼型の合成獣を危地から救い、傷つき倒れた彼を介抱するなか、『気配感知』のスキルにより同じくスノーフィールドの地に召喚されたアーチャーのサーヴァント、かつての親友である[[ギルガメッシュ|黄金の王]]の存在を感じ取る。時を超えた友との再会、あるいは戦い。心躍らせる予感に、歓喜に満ちた歌声は大地に響き、闘争の始まりを告げる合図となる──。
 
:『[[Fate/Grand Order]]』の終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、Ⅶの座を統括する[[サブナック|生命院サブナック]]に猛攻を仕掛けた<ref group="注">ただ、眼の色などが[[キングゥ]]のものであり、[[ゴルゴーン]]もエルキドゥを見たときはキングゥの名前を言いかけた。</ref>。
 
:『[[Fate/Grand Order]]』の終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、Ⅶの座を統括する[[サブナック|生命院サブナック]]に猛攻を仕掛けた<ref group="注">ただ、眼の色などが[[キングゥ]]のものであり、[[ゴルゴーン]]もエルキドゥを見たときはキングゥの名前を言いかけた。</ref>。
 
:なお、奈須きのこ氏はギルガメッシュとの関係性について「この世界における神話において二人が辿る結末は『stay night』でも『Fake』でも同じですが、過程は微妙に違うのです。」と述べている。
 
:なお、奈須きのこ氏はギルガメッシュとの関係性について「この世界における神話において二人が辿る結末は『stay night』でも『Fake』でも同じですが、過程は微妙に違うのです。」と述べている。
50行目: 50行目:  
:穏やかな口調、たおやかな仕草で、花のようにたたずむ。温和な性格で慈悲深く、生命の全てを「友達」と考えている(ただし片想いになることもあるらしい)。
 
:穏やかな口調、たおやかな仕草で、花のようにたたずむ。温和な性格で慈悲深く、生命の全てを「友達」と考えている(ただし片想いになることもあるらしい)。
 
:その一方でマスターである合成獣に慈悲を向け、彼を虐待した魔術師を一睨みで圧倒する迫力も持つ。普段は美しい花のように佇むが、いざ動き出せば待ったなし・容赦なし・自重なし、の恐るべきアクティブモンスターとなる。親友のあまり言わない方がいい点を初対面の相手にためらい無く喋ったり、ややズレたことを言ったりするなど、若干空気が読めないところがある。後述の通り、自身を道具として再定義しているので、自身が道具としての有用性を示せているかどうかをやや気にする節がある。
 
:その一方でマスターである合成獣に慈悲を向け、彼を虐待した魔術師を一睨みで圧倒する迫力も持つ。普段は美しい花のように佇むが、いざ動き出せば待ったなし・容赦なし・自重なし、の恐るべきアクティブモンスターとなる。親友のあまり言わない方がいい点を初対面の相手にためらい無く喋ったり、ややズレたことを言ったりするなど、若干空気が読めないところがある。後述の通り、自身を道具として再定義しているので、自身が道具としての有用性を示せているかどうかをやや気にする節がある。
:死後は自分を「兵器」であり「道具」であると強固に再定義しており、自分を「無価値なもの」「ただのシステム」であるとして扱おうとしている(これは死に際に自分がただの道具であると再認識した強烈な罪悪感からだと考えられる)。故にカルデアのマスターに対しても一線を引いた対応と機械的な物言いをする。とはいえ基本的に謙虚で理性的な性格であり、バレンタインでは自分の好意がマスターの迷惑にならないか気遣い、過労の賢王ギルガメッシュに対して休め休めと度々注意するなど、対象に対する敬意は人間以上に大きい。
+
:死後は自分を「兵器」であり「道具」であると強固に再定義しており、自分を「無価値なもの」「ただのシステム」であるとして扱おうとしている(これは死に際に自分がただの道具であると再認識した強烈な罪悪感からだと考えられる)。故にカルデアのマスターに対しても一線を引いた対応と機械的な物言いをする。とはいえ基本的に謙虚で理性的な性格であり、バレンタインでは自分の好意がマスターの迷惑にならないか気遣い、過労の[[ギルガメッシュ〔キャスター〕|賢王ギルガメッシュ]]に対して休め休めと度々注意するなど、対象に対する敬意は人間以上に大きい。
 
:人間も地球上の生命なので“好ましい”対象だが、人間はその知性から自分たちを外界から分けて考えてしまっているので擁護対象としては低い。動物、植物に自分と近いものを感じており、彼らを守るために行動する事が主となる。
 
:人間も地球上の生命なので“好ましい”対象だが、人間はその知性から自分たちを外界から分けて考えてしまっているので擁護対象としては低い。動物、植物に自分と近いものを感じており、彼らを守るために行動する事が主となる。
 
:とはいえ元々好奇心(知的欲求)が大きいエルキドゥは人間との会話を楽しみにしている。その人物が好ましい性格(博愛精神に満ち、全体主義であり、それでいて自分を第一として考えるもの)であれば心からの敬愛と感心を示し、友人としてこれを迎える事を喜びとしている。
 
:とはいえ元々好奇心(知的欲求)が大きいエルキドゥは人間との会話を楽しみにしている。その人物が好ましい性格(博愛精神に満ち、全体主義であり、それでいて自分を第一として考えるもの)であれば心からの敬愛と感心を示し、友人としてこれを迎える事を喜びとしている。
58行目: 58行目:  
:一方で、内面的には自己肯定感が低く繊細な面があり、自らの感情を分析しいつまでも悩み続ける。理屈で自分を誤魔化そうとする癖があり、内面はかなり複雑で面倒くさい。どれほど理不尽な目にあっても世界を恨めない宿命を持つ。根底には強い自由意志を持つ生命への憧れを抱える。
 
:一方で、内面的には自己肯定感が低く繊細な面があり、自らの感情を分析しいつまでも悩み続ける。理屈で自分を誤魔化そうとする癖があり、内面はかなり複雑で面倒くさい。どれほど理不尽な目にあっても世界を恨めない宿命を持つ。根底には強い自由意志を持つ生命への憧れを抱える。
 
:ギルガメッシュの王律鍵を解析するなど、思考能力は高く学習は早い。時どき複数の人格を統制しきれていないことを自覚するような発言をしており、座を通じて複数の時空に散らばった思考をアップデートさせているらしい。エルキドゥが常に浮かべる微笑みは「無表情に近い」とも表現されるが、ギルガメッシュに対しては人間味のある表情を浮かべる。
 
:ギルガメッシュの王律鍵を解析するなど、思考能力は高く学習は早い。時どき複数の人格を統制しきれていないことを自覚するような発言をしており、座を通じて複数の時空に散らばった思考をアップデートさせているらしい。エルキドゥが常に浮かべる微笑みは「無表情に近い」とも表現されるが、ギルガメッシュに対しては人間味のある表情を浮かべる。
:エルキドゥの人格は身体に刻まれ、例え身体に別の魂が宿っていたとしても、それは神々が造りし肉体の「道」として世界に刻まれる。分かりやすく言えばもともとソフトウェアを入れる前のハードウェアだけの状態で生まれ、そのまっさらな素体にフワワやシャムハト、ギルガメッシュが人間らしさを刻んだ結果が今の彼であり、今の人格はその時生まれたソフトウェアに過ぎない。つまりエルキドゥとはハードウェアを指す名称である。そのため座に登録されているのは魂ではなく肉体である。
+
:エルキドゥの人格は身体に刻まれ、例え身体に別の魂が宿っていたとしても、それは神々が造りし肉体の「道」として世界に刻まれる。分かりやすく言えばもともとソフトウェアを入れる前のハードウェアだけの状態で生まれ、そのまっさらな素体に[[フワワ]]やシャムハト、ギルガメッシュが人間らしさを刻んだ結果が今の彼であり、今の人格はその時生まれたソフトウェアに過ぎない。つまりエルキドゥとはハードウェアを指す名称である。そのため座に登録されているのは魂ではなく肉体である。
:性別は「無性(可変)」。現在は「彼(彼女)」やモリアーティからは「エルキドゥ嬢(フリガナで君)」などのどちらとも取れる表現がされ、FGO海外版の三人称は「They」が使用される。エイプリールフール企画の戦車男では女性となっている時空もある。
+
:性別は「無性(可変)」。現在は「彼(彼女)」や[[ジェームズ・モリアーティ|モリアーティ]]からは「エルキドゥ嬢(フリガナで君)」などのどちらとも取れる表現がされ、FGO海外版の三人称は「They」が使用される。エイプリールフール企画の戦車男では女性となっている時空もある。
 
;能力
 
;能力
 
:その肉体そのものが、神により作り出された“何にでも変形する粘土細工”。全身が神々の武器にも等しい生きた宝具、神々の最高戦力となるべく作られた、メソポタミア最強の“兵器”である。つまり、生きた「神造兵装」そのもの。聖杯のシステムの関係上、実現は不可能であると言われているが仮に[[バーサーカー]]のクラスに据えられることがあれば知恵と理性を持たない代わりに、失った本来の力の全てを開放し神にすら届く力を発揮する可能性がある。人間性と引き換えに力の多くを失っている状態でさえ、かつてギルガメッシュと対等に戦った強大な戦闘力を持つ。
 
:その肉体そのものが、神により作り出された“何にでも変形する粘土細工”。全身が神々の武器にも等しい生きた宝具、神々の最高戦力となるべく作られた、メソポタミア最強の“兵器”である。つまり、生きた「神造兵装」そのもの。聖杯のシステムの関係上、実現は不可能であると言われているが仮に[[バーサーカー]]のクラスに据えられることがあれば知恵と理性を持たない代わりに、失った本来の力の全てを開放し神にすら届く力を発揮する可能性がある。人間性と引き換えに力の多くを失っている状態でさえ、かつてギルガメッシュと対等に戦った強大な戦闘力を持つ。
68行目: 68行目:  
:[[ガイア|地球]]がマスターとなった場合、基本のパラメーターは全てAランクとなった上で、更に30の変動値を各能力値に振り分けることができるため、全てのパラメーターをA+とすることも可能<ref group="出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201612.html 竹箒日記 : 2016/12]</ref>。
 
:[[ガイア|地球]]がマスターとなった場合、基本のパラメーターは全てAランクとなった上で、更に30の変動値を各能力値に振り分けることができるため、全てのパラメーターをA+とすることも可能<ref group="出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201612.html 竹箒日記 : 2016/12]</ref>。
 
:また、スキル『完全なる形』によって大地の魔力を利用し、元のカタチに復元することができる。大地からの魔力供給ある限り、エルキドゥの体は崩れ去ることはない。他に類を見ない強力な再生・復元能力であるが、魂は別。戦闘不能に陥った仲間の蘇生と回復も可能。
 
:また、スキル『完全なる形』によって大地の魔力を利用し、元のカタチに復元することができる。大地からの魔力供給ある限り、エルキドゥの体は崩れ去ることはない。他に類を見ない強力な再生・復元能力であるが、魂は別。戦闘不能に陥った仲間の蘇生と回復も可能。
:動物の声を解し、マスターである狼とも苦なく意思疎通する事が出来る他、最高クラスの『気配感知』スキルを持ち、大地を通じて遠距離の気配を察知する事が可能。遠く離れた場所の水源やサーヴァントの気配を感じ取ることが可能で、同ランク以下の『気配遮断』スキルをも無効化出来る。精神を研ぎ澄ますのではなく、世界と一つとなって違和感を炙り出すシステム。『Grand Order』では幕間でキングゥの残した『遺産』と物語を受け継いだ事で、より深くカルデアに連なる世界と一体化し、存在そのものを世界の中に溶け込ませることで、一瞬だけだが敵の攻撃を回避できる様になった。
+
:動物の声を解し、マスターである狼とも苦なく意思疎通する事が出来る他、最高クラスの『気配感知』スキルを持ち、大地を通じて遠距離の気配を察知する事が可能。遠く離れた場所の水源やサーヴァントの気配を感じ取ることが可能で、同ランク以下の『気配遮断』スキルをも無効化出来る。精神を研ぎ澄ますのではなく、世界と一つとなって違和感を炙り出すシステム。『Grand Order』では自身の[[幕間の物語]]「神が造り、人が紡ぎ、土に還る Ⅰ」でキングゥの残した『遺産』と物語を受け継いだ事で、より深くカルデアに連なる世界と一体化し、存在そのものを世界の中に溶け込ませることで、一瞬だけだが敵の攻撃を回避できる様になった。
 
:また森や大地に語りかけることで一定のエリアを支配下に置く事ができ、森の枝葉を急速に生い茂らせ、マスターを隠し守る天然の結界を作り出したり、足を大地と同化させ周囲の砂を身体の一部であるかのように無数の触手として操り、それら触手の先端を剣、槍、弓などの千差万別の武具へと変えて撃ち放つ事が可能。
 
:また森や大地に語りかけることで一定のエリアを支配下に置く事ができ、森の枝葉を急速に生い茂らせ、マスターを隠し守る天然の結界を作り出したり、足を大地と同化させ周囲の砂を身体の一部であるかのように無数の触手として操り、それら触手の先端を剣、槍、弓などの千差万別の武具へと変えて撃ち放つ事が可能。
   78行目: 78行目:  
| rowspan="2" |[[ランサー]]||[[銀狼の合成獣]]||-||-||-||-||-||A++||対魔力:-||変容:A<br>気配感知:A+|| style="text-align:left" |
 
| rowspan="2" |[[ランサー]]||[[銀狼の合成獣]]||-||-||-||-||-||A++||対魔力:-||変容:A<br>気配感知:A+|| style="text-align:left" |
 
|-
 
|-
|[[主人公 (Grand Order)]]||?||?||?||?||?||A++||対魔力:A||変容:A<br>気配感知:A+→A++<br>完全なる形:A<br>民の叡智:A+ || style="text-align:left" |強化クエストクリアで「気配感知」のランクがA++に変化。<br>強化クエスト2クリアで「完全なる形」→「民の叡智」に変化。
+
|[[主人公 (Grand Order)]]||?||?||?||?||?||A++||対魔力:A||変容:A<br>気配感知:A+→A++<br>完全なる形:A<br>民の叡智:A+ || style="text-align:left" |強化クエストクリアで「気配感知」がA++ランクに上昇。<br>強化クエスト2クリアで「完全なる形」→「民の叡智」に変化。
 
|}
 
|}
   94行目: 94行目:  
:大地そのものを自在に変形させ操ることで、地面から槍や鎖といった武器を生み出す能力。
 
:大地そのものを自在に変形させ操ることで、地面から槍や鎖といった武器を生み出す能力。
 
:大地を槍や剣、弓など千差万別の武具に変形させて活用し、ギルガメッシュの『王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)』のように通常攻撃として使用している。
 
:大地を槍や剣、弓など千差万別の武具に変形させて活用し、ギルガメッシュの『王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)』のように通常攻撃として使用している。
:FGOの幕間の物語で先行登場した宝具であり、後に『Fate/strange Fake』でも登場。
+
:FGOにおける自身の幕間の物語「神が造り、人が紡ぎ、土に還るⅠ」で先行登場した宝具であり、後に『Fate/strange Fake』でも登場。
 
:なお、FGOでは後に「完全なる形」スキルが強化でこの宝具と同じ名称のスキルとなる。
 
:なお、FGOでは後に「完全なる形」スキルが強化でこの宝具と同じ名称のスキルとなる。
 
:そしてこの宝具の本質は'''「人理の歴史の模倣」'''。召喚されたエルキドゥが時代に合わせて「アップデート」することで、「その時代の人類が作り出せるもの」であるなら何でも大地を材料に生み出すことができる。生み出されたものは兵器であったとしてもエルキドゥの持つ神秘を宿すため性能が跳ね上がる。
 
:そしてこの宝具の本質は'''「人理の歴史の模倣」'''。召喚されたエルキドゥが時代に合わせて「アップデート」することで、「その時代の人類が作り出せるもの」であるなら何でも大地を材料に生み出すことができる。生み出されたものは兵器であったとしてもエルキドゥの持つ神秘を宿すため性能が跳ね上がる。
101行目: 101行目:     
==真名:エルキドゥ==
 
==真名:エルキドゥ==
:エルキドゥ。最古の英雄王[[ギルガメッシュ]]の唯一無二の友にして、神が作った宝具そのものと言える存在。
+
:最古の英雄王[[ギルガメッシュ]]の唯一無二の友にして、神が作った宝具そのものと言える存在。
    
:エルキドゥは元々、神々が『ギルガメッシュを神の元に戻す』ために遣わした兵器であった。神に反乱したギルガメッシュを縛り、天上に連れ戻す役割を持つ『'''天の鎖'''』。自分と同じ“神に作られた人形”に天罰を与える。それがエルキドゥが授かった使命、作られた理由である。<!--「つくる」に関して、「造」この字面は作中で使われていないので、原作に倣い「作」を採用-->
 
:エルキドゥは元々、神々が『ギルガメッシュを神の元に戻す』ために遣わした兵器であった。神に反乱したギルガメッシュを縛り、天上に連れ戻す役割を持つ『'''天の鎖'''』。自分と同じ“神に作られた人形”に天罰を与える。それがエルキドゥが授かった使命、作られた理由である。<!--「つくる」に関して、「造」この字面は作中で使われていないので、原作に倣い「作」を採用-->
125行目: 125行目:  
:それでも彼は未だ人間を遙かに凌駕する力を持ち、最初は「野の獣風情」と笑い飛ばした王とも直接に対峙し、天地を揺るがすほどの死闘を繰り広げた末に互いの力を認め合い、無二の友となる。
 
:それでも彼は未だ人間を遙かに凌駕する力を持ち、最初は「野の獣風情」と笑い飛ばした王とも直接に対峙し、天地を揺るがすほどの死闘を繰り広げた末に互いの力を認め合い、無二の友となる。
   −
:二人は共に冒険を繰り広げ、苦楽を分かち合い―――そして女神の怒りに触れて永遠に引き裂かれた。
+
:二人は共に冒険を繰り広げ、苦楽を分かち合い───そして女神の怒りに触れて永遠に引き裂かれた。
    
==登場作品と役柄==
 
==登場作品と役柄==
141行目: 141行目:  
:ストーリー本編では第七特異点に、当時没したばかりだったエルキドゥ本人の遺体に新たな人格を宿らせた存在「[[キングゥ]]」が登場。
 
:ストーリー本編では第七特異点に、当時没したばかりだったエルキドゥ本人の遺体に新たな人格を宿らせた存在「[[キングゥ]]」が登場。
 
:なおエルキドゥ本人は第七特異点では回想シーンですら登場しないが、英霊召喚(いわゆるガチャ)で入手できるのはキングゥではなくエルキドゥ本人である。
 
:なおエルキドゥ本人は第七特異点では回想シーンですら登場しないが、英霊召喚(いわゆるガチャ)で入手できるのはキングゥではなくエルキドゥ本人である。
:終章『冠位時間神殿 ソロモン』に登場した際には、幕間の物語で語られたような、キングゥの特徴が一部表層化していた。
+
:終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』に登場した際には、自身の幕間の物語「神が造り、人が紡ぎ、土に還る Ⅰ」で語られたような、キングゥの特徴が一部表層化していた。
 
:2022年ホワイトデーイベント『15人の理知的なメガネたち』ではメガネ型簡易霊衣「スタイリッシュトップリム」が実装されている。
 
:2022年ホワイトデーイベント『15人の理知的なメガネたち』ではメガネ型簡易霊衣「スタイリッシュトップリム」が実装されている。
   204行目: 204行目:     
;[[モードレッド]]
 
;[[モードレッド]]
:自身の二番目の幕間の物語にて、彼女の存在について思う所があったのか質問を投げかける。だが、それが彼女の[[モルガン|特大の地雷]]を踏んでしまう事に……。最終的には「友達」となり、エルキドゥのことを「生モヤシ」と呼ぶようになる。
+
:自身の幕間の物語「神が造り、人が紡ぎ、土に還る Ⅱ」にて、彼女の存在について思う所があったのか質問を投げかける。だが、それが彼女の[[モルガン|特大の地雷]]を踏んでしまう事に……。最終的には「友達」となり、エルキドゥのことを「生モヤシ」と呼ぶようになる。
    
;[[ネブカドネザルⅡ世|ギルガメッシュⅡ世]]
 
;[[ネブカドネザルⅡ世|ギルガメッシュⅡ世]]
232行目: 232行目:  
:エルキドゥをも上回る力を有しており、鋭利な爪を持っていたが、一方で無垢な少女の心を持ち、頭部に薄い色の花の冠を着けていた。
 
:エルキドゥをも上回る力を有しており、鋭利な爪を持っていたが、一方で無垢な少女の心を持ち、頭部に薄い色の花の冠を着けていた。
 
:イシュタルとエレシュキガル以外の神々は彼女のことを「完全な人間」だと思っており、エルキドゥ自身もシャムハトやギルガメッシュと出会うまではそう信じ込んでいたとのこと。それが後世の決別に繋がったのであろうか。
 
:イシュタルとエレシュキガル以外の神々は彼女のことを「完全な人間」だと思っており、エルキドゥ自身もシャムハトやギルガメッシュと出会うまではそう信じ込んでいたとのこと。それが後世の決別に繋がったのであろうか。
:自身の幕間の物語で明かされた内容によると、彼女を森から解き放てなかったことを現在でも後悔しており、カルデアでも解決方法を模索している模様。
+
:自身の幕間の物語「神が造り、人が紡ぎ、土に還る Ⅱ」で明かされた内容によると、彼女を森から解き放てなかったことを現在でも後悔しており、カルデアでも解決方法を模索している模様。
    
===その他===
 
===その他===
285行目: 285行目:  
:土塊に戻っていくエルキドゥを抱き抱え、号泣するギルガメッシュへの進言。
 
:土塊に戻っていくエルキドゥを抱き抱え、号泣するギルガメッシュへの進言。
   −
;――ああ。<br>  なんて、罪深い。
+
;──ああ。<br>  なんて、罪深い。
 
:末期の独白。死にゆく己を未来永劫ただ一人の友にさせてしまったことで、エルキドゥを失ったギルガメッシュは友を欠けさせたまま未来永劫孤独となる。孤高で在り続けることを最大の誠意としていたギルガメッシュの矜持に、永遠の瑕を付けてしまった悔恨。
 
:末期の独白。死にゆく己を未来永劫ただ一人の友にさせてしまったことで、エルキドゥを失ったギルガメッシュは友を欠けさせたまま未来永劫孤独となる。孤高で在り続けることを最大の誠意としていたギルガメッシュの矜持に、永遠の瑕を付けてしまった悔恨。
   −
;……だからこそ、いま君に問うて欲しい。<br> まだ人間を愛しているか。<br> 今でも友の名前を、おぼえているか、と。<br> 遠い時代の過ちを、もう捨て去ってくれているのかを――
+
;……だからこそ、いま君に問うて欲しい。<br> まだ人間を愛しているか。<br> 今でも友の名前を、おぼえているか、と。<br> 遠い時代の過ちを、もう捨て去ってくれているのかを──
:自分は既に消え去った身であるが故に、主人公に問いを託す。彼の答えは――――
+
:自分は既に消え去った身であるが故に、主人公に問いを託す。彼の答えは────
    
===Fate/Zero===
 
===Fate/Zero===
308行目: 308行目:  
;「いいね。性能を競い合うんだね?」
 
;「いいね。性能を競い合うんだね?」
 
:戦闘開始時。戦闘を自身の有用性をマスターに示す機会として考えているらしい。
 
:戦闘開始時。戦闘を自身の有用性をマスターに示す機会として考えているらしい。
;「呼び起こすは星の息吹。人と共に歩もう、僕は。故に―――『<ruby>人よ、神を繋ぎとめよう<rb></rb><rt>エヌマ・エリシュ</rt></ruby>』!!」
+
;「呼び起こすは星の息吹。人と共に歩もう、僕は。故に───『<ruby>人よ、神を繋ぎとめよう<rb></rb><rt>エヌマ・エリシュ</rt></ruby>』!!」
 
:宝具解放。神によって創られ、人と共に歩む神造兵器が自身の体を以て放つ、神を律する『天の鎖』。
 
:宝具解放。神によって創られ、人と共に歩む神造兵器が自身の体を以て放つ、神を律する『天の鎖』。
   395行目: 395行目:  
*成田氏がFate作家座談会で、エルキドゥとギルガメッシュの関係について『strange Fake』で書きたかった事を『CCC』で先にやられてしまった、ともらしている。<br>当時、奈須氏に「どういうことですか……」と尋ねたところ、「いやー、だってさ、ギル出そうって話になって、確かにギル出せば面白そうだと思ったから」と返されてしまったという。そのため『strange Fake』の続きを書くことが有ったとしても、もう二人の過去話にはあまり踏み込まず、最初に予定していた話とは違った流れになるという。
 
*成田氏がFate作家座談会で、エルキドゥとギルガメッシュの関係について『strange Fake』で書きたかった事を『CCC』で先にやられてしまった、ともらしている。<br>当時、奈須氏に「どういうことですか……」と尋ねたところ、「いやー、だってさ、ギル出そうって話になって、確かにギル出せば面白そうだと思ったから」と返されてしまったという。そのため『strange Fake』の続きを書くことが有ったとしても、もう二人の過去話にはあまり踏み込まず、最初に予定していた話とは違った流れになるという。
 
*なんと気配感知A+という同ランクの気配遮断を打ち消すスキルを保有しており、つまり'''アサシンのクラススキルが機能しない'''ということが判明。やはりAUOの言うとおりハサンは一番不遇な英霊なのだろうか。<br> ……と思われていたのだが、なんとそれを上回る'''気配遮断EX'''持ちという[[ハサン・サッバーハ〔幽弋のハサン〕|ハサン]]が召喚される事態が発生。ここに来てハサンでもエルキドゥを倒せる可能性が浮上してしまい、不遇どころかとんでもないダークホースへと化けてしまった。
 
*なんと気配感知A+という同ランクの気配遮断を打ち消すスキルを保有しており、つまり'''アサシンのクラススキルが機能しない'''ということが判明。やはりAUOの言うとおりハサンは一番不遇な英霊なのだろうか。<br> ……と思われていたのだが、なんとそれを上回る'''気配遮断EX'''持ちという[[ハサン・サッバーハ〔幽弋のハサン〕|ハサン]]が召喚される事態が発生。ここに来てハサンでもエルキドゥを倒せる可能性が浮上してしまい、不遇どころかとんでもないダークホースへと化けてしまった。
**ランクの問題と言うよりは、気配の感知方法が世界と一つとなって違和感を炙り出すシステムのため、世界と同化する[[ハサン・サッバーハ〔幽弋のハサン〕|ハサン]]の気配遮断だと違和感を炙り出せず感知の網を潜り抜けてしまう為だと思われる、近い例として幕間の物語にて自身と同じ魔力(キングゥ)で覆い隠されてラフムの気配が感知できなかった事などが挙げられる。
+
**ランクの問題と言うよりは、気配の感知方法が世界と一つとなって違和感を炙り出すシステムのため、世界と同化する[[ハサン・サッバーハ〔幽弋のハサン〕|ハサン]]の気配遮断だと違和感を炙り出せず感知の網を潜り抜けてしまう為だと思われる、近い例として幕間の物語「神が造り、人が紡ぎ、土に還る Ⅰ」にて自身と同じ魔力(キングゥ)で覆い隠されてラフムの気配が感知できなかった事などが挙げられる。
 
*死因が「神の災厄」なため、天罰としての側面を持つ[[ペイルライダー]]が天敵。ただし上記の気配感知スキルで接近に気づきやすいため、対峙する状況を避けることは比較的やりやすいと思われる。
 
*死因が「神の災厄」なため、天罰としての側面を持つ[[ペイルライダー]]が天敵。ただし上記の気配感知スキルで接近に気づきやすいため、対峙する状況を避けることは比較的やりやすいと思われる。
*2018/03/20にてFGOの幕間の物語が追加されたが、執筆担当は設定担当の一人でもある成田良悟氏。奈須きのこ氏に「ゲストで書かない?」と提案され、初めてFGOのシナリオを担当。<br>成田氏曰く『何故強化クエストであのスキルがあの形で強化されたんだろう』と考え、そこから七章の結末を搦めて組み上げたシナリオであるとのこと<ref group ="出">[https://twitter.com/ryohgo_narita/status/975777309704691718 成田良悟氏 Twitter 2018年3月20日 01:53]</ref>。
+
*2018/03/20にてFGOの幕間の物語が追加されたが、執筆担当は設定担当の一人でもある成田良悟氏。奈須きのこ氏に「ゲストで書かない?」と提案され、初めてFGOのシナリオを担当。<br>成田氏曰く『何故強化クエストであのスキルがあの形で強化されたんだろう』と考え、そこから第一部第七章の結末を搦めて組み上げたシナリオであるとのこと<ref group ="出">[https://twitter.com/ryohgo_narita/status/975777309704691718 成田良悟氏 Twitter 2018年3月20日 01:53]</ref>。
 
*奈須氏によるサーヴァントの強さの位置付はオールAランク<ref group="出" name="小説版『Fate/strange Fake』第2巻 あとがき">小説版『Fate/strange Fake』第2巻 あとがき</ref>。
 
*奈須氏によるサーヴァントの強さの位置付はオールAランク<ref group="出" name="小説版『Fate/strange Fake』第2巻 あとがき">小説版『Fate/strange Fake』第2巻 あとがき</ref>。
 
*ギルガメッシュの鎧の元ネタは『ドルアーガの塔』の主人公ギルガメスだが、エルキドゥの白い貫頭衣はそのヒロインであるカイの服装がモデルと思われる。
 
*ギルガメッシュの鎧の元ネタは『ドルアーガの塔』の主人公ギルガメスだが、エルキドゥの白い貫頭衣はそのヒロインであるカイの服装がモデルと思われる。
422行目: 422行目:     
;星5最不遇サーヴァント
 
;星5最不遇サーヴァント
:エルキドゥは『Grand Order』サービス開始前から実装予定が告知され、七章サブタイトルが彼の異名である「天の鎖」だったことなどから非常に活躍を期待されたサーヴァントであった。しかし'''蓋を開ければシナリオ的にも性能的にもあまり扱いがよろしくなかった'''ため、プレイヤーから激しい非難に晒され「'''FGO星5最不遇'''」とも囁かれた。主に「キャラクターの掘り下げが皆無」「設定とゲーム性能が噛み合わない」「そもそも運用に難のあるゲーム性能」という三点が槍玉に挙げられ、実装時からの道のりは非常に難しいものだった。
+
:エルキドゥは『Grand Order』サービス開始前から実装予定が告知され、第一部第七章サブタイトルが彼の異名である「天の鎖」だったことなどから非常に活躍を期待されたサーヴァントであった。しかし'''蓋を開ければシナリオ的にも性能的にもあまり扱いがよろしくなかった'''ため、プレイヤーから激しい非難に晒され「'''FGO星5最不遇'''」とも囁かれた。主に「キャラクターの掘り下げが皆無」「設定とゲーム性能が噛み合わない」「そもそも運用に難のあるゲーム性能」という三点が槍玉に挙げられ、実装時からの道のりは非常に難しいものだった。
:*まずメインキャラクターを務めるとばかり思われていた七章に出演したのは'''[[キングゥ|姿形が同じだけの別キャラ]]'''。当人は既に死んでおり、挙句'''回想での出番すら皆無'''。このためプレイヤーがエルキドゥ本人と接触するには、基本的に希少な確率を潜り抜けてガチャで引き当てるしかなかった。このため本作ではエルキドゥというキャラクターのバックグラウンドに触れる機会が殆どなく、更にFGO以外で彼が本格的に登場しているのがキャラ崩壊上等のお祭り作品と未完結作品しかないため非常にキャラクター像を掴み辛かった。
+
:*まずメインキャラクターを務めるとばかり思われていた第一部第七章に出演したのは'''[[キングゥ|姿形が同じだけの別キャラ]]'''。当人は既に死んでおり、挙句'''回想での出番すら皆無'''。このためプレイヤーがエルキドゥ本人と接触するには、基本的に希少な確率を潜り抜けてガチャで引き当てるしかなかった。このため本作ではエルキドゥというキャラクターのバックグラウンドに触れる機会が殆どなく、更にFGO以外で彼が本格的に登場しているのがキャラ崩壊上等のお祭り作品と未完結作品しかないため非常にキャラクター像を掴み辛かった。
 
:**数少ない出番も人気キャラクターであるイシュタルへの対応など過激な側面の強調やキングゥのフォローなどで終わってしまい、エルキドゥ本人の掘り下げはほぼまともに行われていない。これはエルキドゥの出身作品である「strage Fake」が完結していない(=向こうで書くかもしれないネタをFGOで出せない)のも一因と思われる。
 
:**数少ない出番も人気キャラクターであるイシュタルへの対応など過激な側面の強調やキングゥのフォローなどで終わってしまい、エルキドゥ本人の掘り下げはほぼまともに行われていない。これはエルキドゥの出身作品である「strage Fake」が完結していない(=向こうで書くかもしれないネタをFGOで出せない)のも一因と思われる。
:**アニメ版の第七特異点五話でもギルガメッシュと相対した際にエルキドゥの肉体の記憶がフラッシュバックして狙いを外してしまうようにみえたことについて「本物(エルキドゥ)だったら当ててた」というコメントが多数寄せられた。しかし、「人と歩む」と自身を定義しているエルキドゥをして「本当に当てさせる」のであれば、エルキドゥを理性を持たない泥人形状態にまで戻す必要がある。七章のギルガメッシュはFakeとは違いサーヴァントではなく生前の生身(これについては6巻で詳しく語られている)であり、またエルキドゥにはFakeでのギルガメッシュの撃ち合いによる周囲への被害を懸念し、他人に迷惑がかからないよう戦場を砂漠に移す理性がある(そのことをギルガメッシュに揶揄されている)。
+
:**アニメ版の第七特異点五話でもギルガメッシュと相対した際にエルキドゥの肉体の記憶がフラッシュバックして狙いを外してしまうようにみえたことについて「本物(エルキドゥ)だったら当ててた」というコメントが多数寄せられた。しかし、「人と歩む」と自身を定義しているエルキドゥをして「本当に当てさせる」のであれば、エルキドゥを理性を持たない泥人形状態にまで戻す必要がある。第一部第七章のギルガメッシュはFakeとは違いサーヴァントではなく生前の生身(これについては6巻で詳しく語られている)であり、またエルキドゥにはFakeでのギルガメッシュの撃ち合いによる周囲への被害を懸念し、他人に迷惑がかからないよう戦場を砂漠に移す理性がある(そのことをギルガメッシュに揶揄されている)。
 
:*2019年に'''エルキドゥとして'''メガハウスから発売が予告されていたスケールフィギュアが、アニメ放送後にキングゥに改名されたこともユーザーから物議を醸した。また、2臨しかないキングゥと称し、エルキドゥ3臨モチーフのグッズを出したのも波紋を広げた。
 
:*2019年に'''エルキドゥとして'''メガハウスから発売が予告されていたスケールフィギュアが、アニメ放送後にキングゥに改名されたこともユーザーから物議を醸した。また、2臨しかないキングゥと称し、エルキドゥ3臨モチーフのグッズを出したのも波紋を広げた。
 
:*エルキドゥはギルガメッシュと同格の英霊であり、サーヴァント屈指の単純火力を誇る彼と互角の真っ向の火力勝負ができると明示されているサーヴァントでもある。このため、FGOでも'''攻撃性能とNP効率に優れたサーヴァントとして実装されることが当初は期待されていた'''のだが、蓋を開けてみればエルキドゥのステータスでの攻撃力は低く何故か物凄く耐久寄り。原作ではギルガメッシュが真似るほど連射性に優れている言及がある上に、当然持っていると思われた動物会話=NPチャージスキルを持っておらず、NP効率も良いとは言えなかった。更に「エルキドゥ自身の判断で場に合わせてステータスを自在に振り直す」設定のはずの『変容』スキルが、何故かランダム要素を含んだ効果として実装されてしまうなど、事前の期待値が高かった分「'''設定無視'''」との不満の声が多く上がった。
 
:*エルキドゥはギルガメッシュと同格の英霊であり、サーヴァント屈指の単純火力を誇る彼と互角の真っ向の火力勝負ができると明示されているサーヴァントでもある。このため、FGOでも'''攻撃性能とNP効率に優れたサーヴァントとして実装されることが当初は期待されていた'''のだが、蓋を開けてみればエルキドゥのステータスでの攻撃力は低く何故か物凄く耐久寄り。原作ではギルガメッシュが真似るほど連射性に優れている言及がある上に、当然持っていると思われた動物会話=NPチャージスキルを持っておらず、NP効率も良いとは言えなかった。更に「エルキドゥ自身の判断で場に合わせてステータスを自在に振り直す」設定のはずの『変容』スキルが、何故かランダム要素を含んだ効果として実装されてしまうなど、事前の期待値が高かった分「'''設定無視'''」との不満の声が多く上がった。
7,523

回編集

案内メニュー