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216 バイト追加 、 2015年10月10日 (土) 17:38
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幼名は藻女(みずくめ)。18歳で宮中に仕え、後に鳥羽上皇に仕えてから玉藻前と名乗るようになる。その美貌と博識ぶりから寵愛を得るようになったとされる。しかしその後、鳥羽上皇が病に倒れた際、原因を調べた陰陽師、安倍某によって「人間ではない」ことが発覚。宮中から追い払われる結果となる。その後、朝廷の討伐軍と那須野の地で激突。一度目は8万からなる軍勢を退けたが二度目の戦いで敗北し、その骸は「殺生石」と呼ばれる毒を放つ石になったと言われる。
 
幼名は藻女(みずくめ)。18歳で宮中に仕え、後に鳥羽上皇に仕えてから玉藻前と名乗るようになる。その美貌と博識ぶりから寵愛を得るようになったとされる。しかしその後、鳥羽上皇が病に倒れた際、原因を調べた陰陽師、安倍某によって「人間ではない」ことが発覚。宮中から追い払われる結果となる。その後、朝廷の討伐軍と那須野の地で激突。一度目は8万からなる軍勢を退けたが二度目の戦いで敗北し、その骸は「殺生石」と呼ばれる毒を放つ石になったと言われる。
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『EXTRA』における玉藻の前の正体は、アマテラスから分かれた御魂・神の表情の一つである。玉藻の前は伝承にある白面金毛九尾の狐ではなく、厳密には野干(やかん・ジャッカル)であり、本質は大きく異なる。
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『EXTRA』における玉藻の前の正体は、アマテラス(天照大神)から分かれた御魂・神の表情の一つである。玉藻の前は伝承にある白面金毛九尾の狐ではなく、厳密には野干(やかん・ジャッカル)であり、本質は大きく異なる。
    
ある時、人間に興味を持ってしまったアマテラスが、自らの一面を記憶を封印し人間に転生。それが後に玉藻の前と呼ばれることになる少女。少女は宮中に仕え、ただその身が「人間ではない」ことからそこを追われた。
 
ある時、人間に興味を持ってしまったアマテラスが、自らの一面を記憶を封印し人間に転生。それが後に玉藻の前と呼ばれることになる少女。少女は宮中に仕え、ただその身が「人間ではない」ことからそこを追われた。
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最期は破魔の矢を胸に受け、その命を終える。神でありながら人に憧れ、妖物として殺されたことになる。ただしこれは飽く迄彼女から見た彼女が語るお話である。『CCC』では'''5つの王朝を滅ぼした'''や'''多くの国を滅ぼしてきた'''など明らかに辻褄が合わない事を本人及び白面九尾が口走っており「妲己とは別人」も怪しくなっている。
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最期は破魔の矢を胸に受け、その命を終える。神でありながら人に憧れ、妖物として殺されたことになる。ただしこれは飽く迄彼女から見た彼女が語るお話である。『CCC』では'''5つの王朝を滅ぼした'''や'''多くの国を滅ぼしてきた'''など明らかに辻褄が合わない事を本人及びアマテラスが口走っており「妲己とは別人」も怪しくなっている。
    
金毛白面九尾が同一視された影響かもしれないし、彼女の言う様に単なるハッタリかもしれない。
 
金毛白面九尾が同一視された影響かもしれないし、彼女の言う様に単なるハッタリかもしれない。
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『CCC』の個別EDにて長い時間修行して本来の九尾に戻った際には、[[権能]]を自在に操って時間を遡りムーンセルまでの404光年を走破、表記とルビを合わせる気の全くないスピンキックの一撃で八次元まで遮断するムーンセル最後の障壁も蹴破ってしまった。
 
『CCC』の個別EDにて長い時間修行して本来の九尾に戻った際には、[[権能]]を自在に操って時間を遡りムーンセルまでの404光年を走破、表記とルビを合わせる気の全くないスピンキックの一撃で八次元まで遮断するムーンセル最後の障壁も蹴破ってしまった。
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『CCC』において登場した際は、遠く離れた距離から尚とてつもない巨躯に映るほどのスケール、一言呟くだけで主人公の行動を束縛するなど前述のスペックに恥じぬ滅茶苦茶な事をしていた。
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『CCC』においてキャスターの大元であるアマテラスが登場した際は、遠く離れた距離から尚とてつもない巨躯に映るほどのスケール、一言呟くだけで主人公の行動を束縛するなど前述のスペックに恥じぬ滅茶苦茶な事をしていた。
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そもそも、たまたまキャスターとイチャつく主人公の姿が視えたというだけで、時間を操って主人公を自分の手元に呼び寄せるという行動自体滅茶苦茶である。この辺りが如何にもキャスターのオリジナルと言える。なお、キャスターが九尾状態になるとこの姿になるという訳では無い。
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そもそも、たまたまキャスターとイチャつく主人公の姿が視えたというだけで、時間を操って主人公を自分の手元に呼び寄せるという行動自体滅茶苦茶である。この辺りが如何にもキャスターのオリジナルと言える。なお、キャスターが九尾状態になるとこの姿になるという訳では無い(九尾状態になれば全盛期の力を取り戻せるが、大元のキャスターであるアマテラスの力までは発揮できない)。
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TYPE-MOONにおいて彼女は、仏と神が一体化した化身である。より正確には、無限仏「大日如来」と同一視される太陽神「天照大神」の、一側面が疑神化したものである。外見こそは人型で現在のキャスターと大差は無いが、その分御霊にあたる彼女とは謂わば幹と枝葉の関係。本作風に言えば、天照のアルターエゴ(金色白面)のアルターエゴ(玉藻の前・九尾)というところに近い。
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TYPE-MOONにおいて彼女は、仏と神が一体化した化身である。より正確には、無限仏「大日如来」と同一視される太陽神「天照大神」の、一側面が疑神化したものである。外見こそは人型で現在のキャスターと大差は無いが、その分御霊にあたる彼女とは謂わば幹と枝葉の関係。本作風に言えば、アマテラスのアルターエゴ(金色白面)のアルターエゴ(玉藻の前・九尾)というところに近い。
    
尊大な口調や巨人のような体躯など、プレイヤーの良く知るキャスターとはまるで異なる存在で性格も冷淡。本来なら全裸だったり、霊廟に入った時点で人間は燃え尽きたり、夢のない人間には巨大な太陽にしか見えなかったりする彼女の姿はキャスター的にはあまり好ましいとは言えないらしく、万が一自分の尻尾が増えた際には主人公の手でちぎってしまって欲しいと告げられる。
 
尊大な口調や巨人のような体躯など、プレイヤーの良く知るキャスターとはまるで異なる存在で性格も冷淡。本来なら全裸だったり、霊廟に入った時点で人間は燃え尽きたり、夢のない人間には巨大な太陽にしか見えなかったりする彼女の姿はキャスター的にはあまり好ましいとは言えないらしく、万が一自分の尻尾が増えた際には主人公の手でちぎってしまって欲しいと告げられる。
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;「うむ。貴様の知るところのキャスターじゃ。物わかりがよくて嬉しいぞ、ご主人様?」
 
;「うむ。貴様の知るところのキャスターじゃ。物わかりがよくて嬉しいぞ、ご主人様?」
:過去より主人公を手繰り寄せたキャスターの大元、やさぐれた太陽神「金毛白面」。愛とか忠義心とかみじんもこもっていない「ご主人様」呼びである。
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:過去より主人公を手繰り寄せたキャスターの大元、太陽神「天照大神」。愛とか忠義心とかみじんもこもっていない「ご主人様」呼びである。
    
;「貴様の前ではたまたま善性を保っておるが、本性は手に負えぬ大化生。貴様が想うに値せぬ悪霊よ。」
 
;「貴様の前ではたまたま善性を保っておるが、本性は手に負えぬ大化生。貴様が想うに値せぬ悪霊よ。」
:キャスターの大元である金毛白面は一つの人格を持った歴史上の人物ではなく、神のような存在で本来ならば人知の及ぶ所ではない生き物。<br>故にそのアルターエゴにあたるキャスターもまた、時代や環境によってその時を生きる人間の「解釈」によって善とも悪とも取れるよう揺らぐらしい。<br>しかし、「金毛白面」の根源は人類悪であり、基本的には人の脅威であり続ける存在でキャスターは善性が今はたまたま表に出ているに過ぎない存在であるとの事。
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:キャスターの大元であるアマテラスは一つの人格を持った歴史上の人物ではなく、神のような存在で本来ならば人知の及ぶ所ではない生き物。<br>故にそのアルターエゴにあたるキャスターもまた、時代や環境によってその時を生きる人間の「解釈」によって善とも悪とも取れるよう揺らぐらしい。<br>しかし、アマテラスの根源は人類悪であり、基本的には人の脅威であり続ける存在でキャスターは善性が今はたまたま表に出ているに過ぎない存在であるとの事。
    
;「善き魂にその苦行が耐えられるものか……退屈がてら、夢の端で見てやるとするかのぅ。」
 
;「善き魂にその苦行が耐えられるものか……退屈がてら、夢の端で見てやるとするかのぅ。」
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