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| :毒物と奸計の使い手であり、文字通りの「毒婦」。 | | :毒物と奸計の使い手であり、文字通りの「毒婦」。 |
| :極めて希少な[[スキル (サーヴァント)|スキル]]『二重召喚(ダブルサモン)』によって、「暗殺者」としての能力と「[[クラス (キャスター)|魔術師]]」としての能力を併せ持ち、魔術師ではない赤のキャスターの欠点を補っている。 | | :極めて希少な[[スキル (サーヴァント)|スキル]]『二重召喚(ダブルサモン)』によって、「暗殺者」としての能力と「[[クラス (キャスター)|魔術師]]」としての能力を併せ持ち、魔術師ではない赤のキャスターの欠点を補っている。 |
− | :鳩を使い魔として使役し、ルーマニア全土を監視している[[キャスター (Apocrypha・黒)|黒のキャスター]]と同等の索敵網を構築している。また他のサーヴァントとの連絡にも鳩が使われている。 | + | :鳩を使い魔として使役し、ルーマニア全土を監視している[[アヴィケブロン|黒のキャスター]]と同等の索敵網を構築している。また他のサーヴァントとの連絡にも鳩が使われている。 |
| :戦闘方法もキャスターのスキルに拠る所が大きく、空中庭園からEXランクの魔力を引き出し、全方位に発生させた魔方陣からAランクの対魔力を無理矢理貫通するほどの砲撃を乱れ撃ちし、地上に爆撃を行う。また空中庭園の強化によって数千体の竜牙兵を生み出すことが可能で、空中庭園の警護として竜牙兵と妖鳥を融合させた「竜翼兵」を大量に有する。庭園内であれば、毒を帯びた無数の鎖の魔術、ヒュドラ以上の毒を持ち竜種と同格と言えるほどの階位にある巨大蛇バシュム等の幻想種の召喚、自由自在な空間転移、さらにはマスターのシロウから得た知識により相手の令呪の効果すら封じてみせるなど、サーヴァントとして規格外の能力を発揮できる。 | | :戦闘方法もキャスターのスキルに拠る所が大きく、空中庭園からEXランクの魔力を引き出し、全方位に発生させた魔方陣からAランクの対魔力を無理矢理貫通するほどの砲撃を乱れ撃ちし、地上に爆撃を行う。また空中庭園の強化によって数千体の竜牙兵を生み出すことが可能で、空中庭園の警護として竜牙兵と妖鳥を融合させた「竜翼兵」を大量に有する。庭園内であれば、毒を帯びた無数の鎖の魔術、ヒュドラ以上の毒を持ち竜種と同格と言えるほどの階位にある巨大蛇バシュム等の幻想種の召喚、自由自在な空間転移、さらにはマスターのシロウから得た知識により相手の令呪の効果すら封じてみせるなど、サーヴァントとして規格外の能力を発揮できる。 |
| :基本的に近接戦闘は行わないが、シリアの魚神デルケットの血を引いており、黒い神魚の鱗を装甲として展開する事で防御を行う。 | | :基本的に近接戦闘は行わないが、シリアの魚神デルケットの血を引いており、黒い神魚の鱗を装甲として展開する事で防御を行う。 |
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| :マスター。彼の理想を「面白い」と評し、己が望み同然と、全面的に協力している。 | | :マスター。彼の理想を「面白い」と評し、己が望み同然と、全面的に協力している。 |
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− | ;[[キャスター (Apocrypha・赤)|キャスター]] | + | ;[[ウィリアム・シェイクスピア|キャスター]] |
| :一応、同志。彼もシロウに協力しているが、「物語」を求めて、自陣の不利になるような行動を平気でするため、その存在に頭を痛めている。 | | :一応、同志。彼もシロウに協力しているが、「物語」を求めて、自陣の不利になるような行動を平気でするため、その存在に頭を痛めている。 |
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| **五巻発売以降は、モードレッドの悪態から「'''カメムシ'''」呼ばわりされるように。何かと虫扱いされることが多い人である。 | | **五巻発売以降は、モードレッドの悪態から「'''カメムシ'''」呼ばわりされるように。何かと虫扱いされることが多い人である。 |
| **後に『ちびちゅき!』でもモードレッドからセミ呼ばわりされた挙げ句、「カメムシだったっけ?」と煽られるハメに成った。 | | **後に『ちびちゅき!』でもモードレッドからセミ呼ばわりされた挙げ句、「カメムシだったっけ?」と煽られるハメに成った。 |
− | *奈須氏一押しのキャラクター。ただ「運命はもう決まったようなものだな(笑)」「………[[ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ|ソラウ]]臭がする」と、額面通り受け取るには余りに危険なコメントがされている。<br>が、作中における描写ではソラウに似た印象は受け難く、むしろマスターに対する忠節は[[キャスター|メディア]]に近い……どっちにしろ危険ではあるが。 | + | *奈須氏一押しのキャラクター。ただ「運命はもう決まったようなものだな(笑)」「………[[ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ|ソラウ]]臭がする」と、額面通り受け取るには余りに危険なコメントがされている。<br>が、作中における描写ではソラウに似た印象は受け難く、むしろマスターに対する忠節は[[メディア]]に近い……どっちにしろ危険ではあるが。 |
| **結局危惧していたようなことにはならず、そう悪くはない最期だった。一安心(?)である。 | | **結局危惧していたようなことにはならず、そう悪くはない最期だった。一安心(?)である。 |
| *東出氏によれば、シロウとの関係は「おしどり夫婦」。 | | *東出氏によれば、シロウとの関係は「おしどり夫婦」。 |
| **シロウに対しては「狂っているゆえに共にいるのが楽しく、成功しても破滅しても面白い」と感じている。が、それと同時に、シロウの不興を買ってでも彼を守ると言う意志も見せており、その態度を見たライダーから「忠実なサーヴァント」と思われるほど。明らかにデレている。他のサーヴァントとの会話を見ても、まさに「悪女になりきれない悪女」である。 | | **シロウに対しては「狂っているゆえに共にいるのが楽しく、成功しても破滅しても面白い」と感じている。が、それと同時に、シロウの不興を買ってでも彼を守ると言う意志も見せており、その態度を見たライダーから「忠実なサーヴァント」と思われるほど。明らかにデレている。他のサーヴァントとの会話を見ても、まさに「悪女になりきれない悪女」である。 |
− | *[[キャスター|若奥様]]と同じくエルフ耳。彼女より長い。 | + | *[[メディア|若奥様]]と同じくエルフ耳。彼女より長い。 |
| *彼女は魚の女神デルケトーとシリア人の間にできた娘であるとされ、幼くして捨てられ、鳩によって育てられたという。死後は鳩となって飛び去ったという逸話もあり、彼女自身が鳩の化身だといわれる。これが彼女が鳩を使役できる所以と思われる。 | | *彼女は魚の女神デルケトーとシリア人の間にできた娘であるとされ、幼くして捨てられ、鳩によって育てられたという。死後は鳩となって飛び去ったという逸話もあり、彼女自身が鳩の化身だといわれる。これが彼女が鳩を使役できる所以と思われる。 |
| *その魔術に特化した能力や、暗殺者には相応しくない目立ち過ぎな宝具から、「魔術も使えるアサシン」と言うよりは「気配遮断も使えるキャスター」という表現がしっくりくる。 | | *その魔術に特化した能力や、暗殺者には相応しくない目立ち過ぎな宝具から、「魔術も使えるアサシン」と言うよりは「気配遮断も使えるキャスター」という表現がしっくりくる。 |
− | **メタ的な理由としてはやはり、[[キャスター (Apocrypha・赤)|キャスター]]との兼ね合いによるものだろう。「キャスターらしからぬキャスター」の穴を埋める為、「キャスター以外のクラスでキャスターの役割を果たすサーヴァント」の存在が求められ、結果としてこのような設定になったのだと思われる。 | + | **メタ的な理由としてはやはり、[[ウィリアム・シェイクスピア|キャスター]]との兼ね合いによるものだろう。「キャスターらしからぬキャスター」の穴を埋める為、「キャスター以外のクラスでキャスターの役割を果たすサーヴァント」の存在が求められ、結果としてこのような設定になったのだと思われる。 |
| **特に、巨大な上に材料が現世由来の宝具は先述したように隠密性ゼロ。しかもミレニア城塞はトゥリファス中心地にあり、目撃者は少なく見積もっても数万人。後に[[ユグドミレニア]]の認識操作を始めとした隠蔽工作でミレニア城塞での大規模な戦闘は「隕石の落下」ということで落ち着き、一応移動中は姿を隠している事が分かった。<br>だが[[ジル・ド・レェ|大海魔]]の件で分かるように、例え隠蔽工作が上手くいくとしても本来は衆目に神秘を晒すような事は絶対に行ってはならない振る舞いである。また彼女のマスターは本来「神秘の秘匿」を担うはずの監督役なのだが、その職務を放棄して大聖杯を得る為に手段を選んでいない事がよく分かる。 | | **特に、巨大な上に材料が現世由来の宝具は先述したように隠密性ゼロ。しかもミレニア城塞はトゥリファス中心地にあり、目撃者は少なく見積もっても数万人。後に[[ユグドミレニア]]の認識操作を始めとした隠蔽工作でミレニア城塞での大規模な戦闘は「隕石の落下」ということで落ち着き、一応移動中は姿を隠している事が分かった。<br>だが[[ジル・ド・レェ|大海魔]]の件で分かるように、例え隠蔽工作が上手くいくとしても本来は衆目に神秘を晒すような事は絶対に行ってはならない振る舞いである。また彼女のマスターは本来「神秘の秘匿」を担うはずの監督役なのだが、その職務を放棄して大聖杯を得る為に手段を選んでいない事がよく分かる。 |
| ***彼女の宝具に限らず、英霊はその時代のイメージに大きく左右され、生前は持っていなかった能力を後付で所有する事は少なくない。聖杯大戦においても[[ランサー (Apocrypha・黒)|黒のランサー]]の鮮血の伝承は「後の口伝」を具現化するものだし、[[アサシン (Apocrypha・黒)|黒のアサシン]]に至ってはその能力のほとんどが死後の伝承によって形成されている。他作品でも、複数の英霊のイメージが統合されている[[アーチャー (EXTRA・緑)]]などがこれにあたる。 | | ***彼女の宝具に限らず、英霊はその時代のイメージに大きく左右され、生前は持っていなかった能力を後付で所有する事は少なくない。聖杯大戦においても[[ランサー (Apocrypha・黒)|黒のランサー]]の鮮血の伝承は「後の口伝」を具現化するものだし、[[アサシン (Apocrypha・黒)|黒のアサシン]]に至ってはその能力のほとんどが死後の伝承によって形成されている。他作品でも、複数の英霊のイメージが統合されている[[アーチャー (EXTRA・緑)]]などがこれにあたる。 |