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逆に、令呪を使用するマスターが高い能力を持っている場合、本来令呪では通用しない命令を強制する事も可能となる。<br />『stay night』プロローグでは、凛の令呪使用について「『絶対服従』と言う曖昧かつ長期にわたる命令は本来は無効であるはずだが『逆らうと能力が1ランク下がる』程度の強制力を感じている」と言うことを、令呪の対象者である[[アーチャー]]自身が丁寧に説明してくれる。<br />
逆に、令呪を使用するマスターが高い能力を持っている場合、本来令呪では通用しない命令を強制する事も可能となる。<br />『stay night』プロローグでは、凛の令呪使用について「『絶対服従』と言う曖昧かつ長期にわたる命令は本来は無効であるはずだが『逆らうと能力が1ランク下がる』程度の強制力を感じている」と言うことを、令呪の対象者である[[アーチャー]]自身が丁寧に説明してくれる。<br />
また、キャスターがセイバーに下した命令も描写から長期服従の類であると推測されるが、キャスターが神代の魔術師であるためか(抵抗こそされているものの)セイバーに通用している。<br />その逆もまたしかりで、能力の低いマスターならば強制力が落ちるようだ。<br />『EXTRA CCC』では、マスターとして三流の[[ジナコ=カリギリ|ジナコ]]では大英霊たる[[ランサー (Apocrypha・赤)|カルナ]]に対しての令呪も石につまずく程度にしかならないと、カルナ本人の口から発せられている。ただし前述の通り、月の聖杯戦争の令呪は厳密には魔力を用いた物ではないため、地上の聖杯戦争でも同様の事が起こりうるかは不明。
また、キャスターがセイバーに下した命令も描写から長期服従の類であると推測されるが、キャスターが神代の魔術師であるためか(抵抗こそされているものの)セイバーに通用している。<br />その逆もまたしかりで、能力の低いマスターならば強制力が落ちるようだ。<br />『EXTRA CCC』では、マスターとして三流の[[ジナコ=カリギリ|ジナコ]]では大英霊たる[[ランサー (Apocrypha・赤)|カルナ]]に対しての令呪も石につまずく程度にしかならないと、カルナ本人の口から発せられている。ただし前述の通り、月の聖杯戦争の令呪は厳密には魔力を用いた物ではなく、そもそも月においては何をもって「三流のマスター」と判断されるのか不明な点も有り(例えば霊子ハッキングの技量ならジナコも相応のレベルにある)、地上の聖杯戦争でも同様の事が起こりうるかは不明。また、実際に行使された訳ではないのでこれが真実かも不明である。
また、「狂化ランクEX」にもなると、命令の内容を問わず令呪二画が必須であることが言及されている。<br />ただし、「狂化C」の[[バーサーカー (第四次)|バーサーカー]]に対しては、このサーヴァントが最も守りたくない「[[セイバー]]を絶対に無視する」という命令を一画で遵守させられたこと。対して、「狂化B」の[[バーサーカー]]は令呪を拒絶して弾く可能性が高く、アインツベルンは特別製の強化令呪を拵えていたこと。<br />これらの事情から、「狂化」以外にも、対象になる英霊の霊格が極端に高い(神性A程度)と受諾出来ない命令の場合は令呪を弾く可能性が高まる模様。
また、「狂化ランクEX」にもなると、命令の内容を問わず令呪二画が必須であることが言及されている。<br />ただし、「狂化C」の[[バーサーカー (第四次)|バーサーカー]]に対しては、このサーヴァントが最も守りたくない「[[セイバー]]を絶対に無視する」という命令を一画で遵守させられたこと。対して、「狂化B」の[[バーサーカー]]は令呪を拒絶して弾く可能性が高く、アインツベルンは特別製の強化令呪を拵えていたこと。<br />これらの事情から、「狂化」以外にも、対象になる英霊の霊格が極端に高い(神性A程度)と受諾出来ない命令の場合は令呪を弾く可能性が高まる模様。