差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
4 バイト除去 、 2013年8月17日 (土) 13:21
編集の要約なし
1行目: 1行目:  
== メルトリリス ==
 
== メルトリリス ==
*スペル:Meltlilith
+
*スペル:''Meltlilith''
*誕生日:4月9日/血液型:型
+
*誕生日:4月9日
 
*身長:190cm(脚部含む)/体重:33kg(両脚除く。含むと53kg)
 
*身長:190cm(脚部含む)/体重:33kg(両脚除く。含むと53kg)
 
*スリーサイズ:B75/W55/H80
 
*スリーサイズ:B75/W55/H80
*CV:早見沙織
+
*CV:早見沙織
    
鋭い針のような、鋼の具足を身に付けた黒衣の少女。<br /> [[BB]]の眷属の一人。
 
鋭い針のような、鋼の具足を身に付けた黒衣の少女。<br /> [[BB]]の眷属の一人。
12行目: 12行目:     
;人物
 
;人物
:BBの「奉仕要求」「快楽」から生まれたアルターエゴ。傲慢であるが故に慈悲深い少女の貌。<br />容姿はBB達と同じく[[間桐桜|桜]]に似ているが、他の二人とは異なるスレンダーな体格から二人と比べて幾分幼くも見える。<br />落ち着いた言動から冷静に見えるが、好戦的かつ嗜虐的な嗜好を持つ。更にその性質は極めて冷酷で、目障りというだけで味方を平気で殺し、[[ありす]]を人形に変え、[[キャスター (EXTRA・黒)]]の体をバラバラにして利用するなど残忍な振る舞いが目立つ。<br />また産みの親であるBBや姉妹に当たる[[パッションリップ]]を見下している。<br />冷酷ではあるが恋愛に関しては積極的で、主人公に対して「貴方に世界をあげる」と発言する他、アーチャーがサーヴァント(かつ、主人公が女性の場合のみ)は彼に惚れるのだが、その場で「貴方と恋愛がしたいわ!」と発言して、女主人公を無意識に令呪を使いそうになるほど混乱させた。<br />究極の人形愛好家であり、人形ならばジャンルを問わず収集している。このコレクションの中には、彼女の能力によって「人形のようになってしまった人間」も含まれている。<br />彼女が求めるのは「愛を注がれるだけの恋人(モノ)」であり、愛する相手の心さえ必要ないので、最初から相手の事を人間扱いしていない。また『小さなもの』に対する偏愛も持っており、気に入ったものを加虐し、縮め、コレクション化することが彼女の数少ない趣味。<br />生まれた時から「神経障害」を患っており、触感が低下している。特に指の感覚はほぼ失われており、その反動から外界との繋がりに積極的な性格となった。彼女の加虐趣味も「自分だけでは他人の存在が感じられない」ことから生じたものであると考えられている。<br />余談だが、この神経障害のために指先が不器用でガレージキットが上手く作れないらしく、腕のいい作り手を募集している。
+
:BBの「奉仕要求」「快楽」から生まれたアルターエゴ。傲慢であるが故に慈悲深い少女の貌。<br />容姿はBB達と同じく[[間桐桜|桜]]に似ているが、他の二人とは異なるスレンダーな体格から二人と比べて幾分幼くも見える。<br />落ち着いた言動から冷静に見えるが、好戦的かつ嗜虐的な嗜好を持つ。更にその性質は極めて冷酷で、目障りというだけで味方を平気で殺し、[[ありす]]を人形に変え、[[キャスター (EXTRA・黒)]]の体をバラバラにして利用するなど残忍な振る舞いが目立つ。<br />また産みの親であるBBや姉妹に当たる[[パッションリップ]]を見下している。<br />冷酷ではあるが恋愛に関しては積極的で、主人公に対して「貴方に世界をあげる」と発言する他、アーチャーがサーヴァント(かつ、主人公が女性の場合のみ)は彼に惚れるのだが、その場で「貴方と恋愛がしたいわ!」と発言して、女主人公を無意識に令呪を使いそうになるほど混乱させた。<br />究極の人形愛好家であり、人形ならばジャンルを問わず収集している。このコレクションの中には、彼女の能力によって「人形のようになってしまった人間」も含まれている。<br />彼女が求めるのは「愛を注がれるだけの恋人(モノ)」であり、愛する相手の心さえ必要ないので、最初から相手の事を人間扱いしていない。また『小さなもの』に対する偏愛も持っており、気に入ったものを加虐し、縮め、コレクション化することが彼女の数少ない趣味。<br />生まれた時から「神経障害」を患っており、触感が低下している。特に指の感覚はほぼ失われており、その反動から外界との繋がりに積極的な性格となった。彼女の加虐趣味も「自分だけでは他人の存在が感じられない」ことから生じたものであると考えられている。<br />余談だが、この神経障害のために指先が不器用でガレージキットが上手く作れないらしく、腕のいい作り手を募集している。
    
;能力
 
;能力
:彼女達BBの分身(アルターエゴ)は、BBが自らの一部にある系列の複数の英霊を融合させて作り出した「英雄複合体」と呼ばれる存在で、複数の英霊の性質と力を兼ね備えた人工サーヴァント。<br />更に基本ベースとして組み込まれているのは、ハイ・サーヴァントと呼ばれる神話上の女神であり、最強クラスの英霊と同等の戦闘能力を持つ。<br />彼女に組み込まれた女神は三柱。<br />一神目はギリシアにおける純潔の処女神と知られ、月の運行と連動し、狙った者を必ず射抜くと共に疫病と死をもたらす女神アルテミス。<br />二神目は旧約聖書に登場するレヴィアタン、あるいはウガリット神話のリタンに由来する蛇十字の杖。<br />三神目は七福神の一柱である弁財天の原流であり、インド神話において「流れるもの」を司る女神サラスヴァティー。<br />クラシックバレエに傾倒する彼女の嗜好から、完成された物語や舞台を元にした独自の戦闘スタイル「クライム・バレエ」を生み出し、多彩な能力を操る。<br />そのため小さな身体からは想像もつかない程に戦闘能力が高く、凄まじいスピードと様々な能力を付加して繰り出される華麗な蹴り技によって一級の英霊すら圧倒する。<br />だがそれらの技や能力は「クライムバレエ」の一端に過ぎず、本来は彼女の行った不正行為を表す。彼女は自身を無敵にするため、ムーンセルに介入し、月の裏側での基本ルール『時間感覚の喪失』を『自身への当たり判定の喪失』に書き換えていた。<br />つまり世界法則の改変による擬似的な「絶対回避」能力であり、規格外の能力であるのにも関わらず常時効果が継続していたため、当初、主人公達はこの能力は彼女を構成する女神が持つ権能であると誤認していた。<br />後に彼女の叛意を察知したBBの制裁によってこの常時「絶対回避」の能力は失われたが、戦闘中一時的に使用することができる。<br />だが彼女の真の恐ろしさはidーes(イデス)と呼ばれる、アルターエゴにのみ許された特殊能力にある。<br />彼女のイデスは[[スキル (サーヴァント)|スキル]]『吸収』が進化して生まれた『メルトウィルス』。エナジードレインの最上級であり、ドレイン・コピー・スケールダウンなどを可能としている。また吸収能力に関しては「オールドレイン」という別名で呼ばれることもある。<br />ドレイン効果成立にはニ工程あり、彼女の体内で生成されるウィルスを蜜(どく)として対象に注入し、「魔力」「スキル」「容量」などの略奪する要素を抽出し、溶解させる。その後それら液化した情報を吸収し、自らの一部とする。このウィルスは彼女の分身でもあり、宿主を強制的に生かそうとするため、自決することも許されない。<br />有機物・無機物はおろか霊子体であるサーヴァントも吸収することが可能だが、精神性やスキルといったカタチの無い物は「自分の物」として変換することが難しいらしく、単純な養分にすることしかできない。<br />そのため彼女が主に奪うのは、自身の能力を手っ取り早く強化・拡張することができる「経験値」と「容量」となっている。<br />元々、強大な力を持つにも関わらず、このドレイン能力で自身の力をムーンセルの許容限界数値である「レベル999」という桁違いの数値まで上げている。この状態の彼女は、最強レベルのサーヴァントであるカルナを下した各パートナーサーヴァントですらどうしようもないと逃げ回るしかないという正真正銘の怪物である。<br />またコピー能力によって「自分の転写」を増やすことが可能で、桜の体内にスケールダウンさせた自らの分身を送り込み、上書きする形でその体を奪おうとした。一連の能力は彼女からだけでなく外部からの間接的な接触にも適用され、心象世界に入り込まれたのを逆手に取り、逆に桜を侵食するなど自己防衛機能も備えている。<br />更にBBを超え、レベル上限を取り払ってムーンセルを吸収した後は全ての人間の電脳体を溶かし、自らに同化することを画策していた。<br />マトリクスによるとBランクの騎乗スキルを持つが「メルトリリスがどうしてこのスキルを所持しているかは、想像にお任せしたい」とのこと。公式が病気。
+
:彼女達BBの分身(アルターエゴ)は、BBが自らの一部にある系列の複数の英霊を融合させて作り出した「英雄複合体」と呼ばれる存在で、複数の英霊の性質と力を兼ね備えた人工サーヴァント。<br />更に基本ベースとして組み込まれているのは、ハイ・サーヴァントと呼ばれる神話上の女神であり、最強クラスの英霊と同等の戦闘能力を持つ。<br />彼女に組み込まれた女神は三柱。<br />一神目はギリシアにおける純潔の処女神と知られ、月の運行と連動し、狙った者を必ず射抜くと共に疫病と死をもたらす女神アルテミス。<br />二神目は旧約聖書に登場するレヴィアタン、あるいはウガリット神話のリタンに由来する蛇十字の杖。<br />三神目は七福神の一柱である弁財天の原流であり、インド神話において「流れるもの」を司る女神サラスヴァティー。<br />クラシックバレエに傾倒する彼女の嗜好から、完成された物語や舞台を元にした独自の戦闘スタイル「クライム・バレエ」を生み出し、多彩な能力を操る。<br />そのため小さな身体からは想像もつかない程に戦闘能力が高く、凄まじいスピードと様々な能力を付加して繰り出される華麗な蹴り技によって一級の英霊すら圧倒する。<br />だがそれらの技や能力は「クライムバレエ」の一端に過ぎず、本来は彼女の行った不正行為を表す。彼女は自身を無敵にするため、ムーンセルに介入し、月の裏側での基本ルール『時間感覚の喪失』を『自身への当たり判定の喪失』に書き換えていた。<br />つまり世界法則の改変による擬似的な「絶対回避」能力であり、規格外の能力であるのにも関わらず常時効果が継続していたため、当初、主人公達はこの能力は彼女を構成する女神が持つ権能であると誤認していた。<br />後に彼女の叛意を察知したBBの制裁によってこの常時「絶対回避」の能力は失われたが、戦闘中一時的に使用することができる。<br />だが彼女の真の恐ろしさはidーes(イデス)と呼ばれる、アルターエゴにのみ許された特殊能力にある。<br />彼女のイデスは[[スキル (サーヴァント)|スキル]]『吸収』が進化して生まれた『メルトウィルス』。エナジードレインの最上級であり、ドレイン・コピー・スケールダウンなどを可能としている。また吸収能力に関しては「オールドレイン」という別名で呼ばれることもある。<br />ドレイン効果成立にはニ工程あり、彼女の体内で生成されるウィルスを蜜(どく)として対象に注入し、「魔力」「スキル」「容量」などの略奪する要素を抽出し、溶解させる。その後それら液化した情報を吸収し、自らの一部とする。このウィルスは彼女の分身でもあり、宿主を強制的に生かそうとするため、自決することも許されない。<br />有機物・無機物はおろか霊子体であるサーヴァントも吸収することが可能だが、精神性やスキルといったカタチの無い物は「自分の物」として変換することが難しいらしく、単純な養分にすることしかできない。<br />そのため彼女が主に奪うのは、自身の能力を手っ取り早く強化・拡張することができる「経験値」と「容量」となっている。<br />元々、強大な力を持つにも関わらず、このドレイン能力で自身の力をムーンセルの許容限界数値である「レベル999」という桁違いの数値まで上げている。この状態の彼女は、最強レベルのサーヴァントであるカルナを下した各パートナーサーヴァントですらどうしようもないと逃げ回るしかないという正真正銘の怪物である。<br />またコピー能力によって「自分の転写」を増やすことが可能で、桜の体内にスケールダウンさせた自らの分身を送り込み、上書きする形でその体を奪おうとした。一連の能力は彼女からだけでなく外部からの間接的な接触にも適用され、心象世界に入り込まれたのを逆手に取り、逆に桜を侵食するなど自己防衛機能も備えている。<br />更にBBを超え、レベル上限を取り払ってムーンセルを吸収した後は全ての人間の電脳体を溶かし、自らに同化することを画策していた。<br />マトリクスによるとBランクの騎乗スキルを持つが「メルトリリスがどうしてこのスキルを所持しているかは、想像にお任せしたい」とのこと。公式が病気。
    
=== [[宝具]] ===
 
=== [[宝具]] ===
;弁財天五弦琵琶(サラスヴァティー・メルトアウト)
+
;弁財天五弦琵琶(サラスヴァティー・メルトアウト)
 
:水や風といった自然現象だけでなく、音楽や言葉など「流れるもの」を操るサラスヴァティーを源流とする弁財天の権能を元に、宝具としてカタチにしたもの。<br />全能力を解放して激流を生み出し、遥か上空に跳躍。そこから激流と共に急降下し、敵を身に宿していた力諸共残さず溶解・吸収する。<br />本来は対人戦闘に使うものではなく、一定の文明を築いた文明圏に用いる対衆、対界宝具。肉体だけでなく精神まで甘く溶かし、対象となったコミュニティーの良識や道徳をとろけさせ、群体のように一体化させてしまう。そのようにスライム化したものを踏みにじり、吸収するのが本来の用途であり、非戦闘員に絶大な効果があるところが彼女の質の悪さを表している。<br />ゲーム的には相手の最大HPの75%に相当する割合ダメージ+こちらの自己強化状態の奪取で、復活効果やガードスタンを自身に付加するセイバーは特に避けなければならない攻撃。
 
:水や風といった自然現象だけでなく、音楽や言葉など「流れるもの」を操るサラスヴァティーを源流とする弁財天の権能を元に、宝具としてカタチにしたもの。<br />全能力を解放して激流を生み出し、遥か上空に跳躍。そこから激流と共に急降下し、敵を身に宿していた力諸共残さず溶解・吸収する。<br />本来は対人戦闘に使うものではなく、一定の文明を築いた文明圏に用いる対衆、対界宝具。肉体だけでなく精神まで甘く溶かし、対象となったコミュニティーの良識や道徳をとろけさせ、群体のように一体化させてしまう。そのようにスライム化したものを踏みにじり、吸収するのが本来の用途であり、非戦闘員に絶大な効果があるところが彼女の質の悪さを表している。<br />ゲーム的には相手の最大HPの75%に相当する割合ダメージ+こちらの自己強化状態の奪取で、復活効果やガードスタンを自身に付加するセイバーは特に避けなければならない攻撃。
   51行目: 51行目:     
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 +
'''Fate/EXTRA CCC'''
 
;「いやがる相手を徹底的に蹴り倒せるなんて<br />正直、たまらないわ」
 
;「いやがる相手を徹底的に蹴り倒せるなんて<br />正直、たまらないわ」
 
:彼女の人となりが嫌でも分かるセリフその一。これでも煙に巻くような言動ばかりするBBや、情緒不安定な[[パッションリップ]]よりはまだまともにコミュニケーションが取れるのだが………。
 
:彼女の人となりが嫌でも分かるセリフその一。これでも煙に巻くような言動ばかりするBBや、情緒不安定な[[パッションリップ]]よりはまだまともにコミュニケーションが取れるのだが………。
110行目: 111行目:  
{| class="wikitable"
 
{| class="wikitable"
 
|-
 
|-
| マスター  || 筋力  || 耐久  || 敏捷  || 魔力  || 幸運  || 宝具  || 備考
+
| マスター || 筋力 || 耐久 || 敏捷 || 魔力 || 幸運 || 宝具 || 備考
 
|-
 
|-
| BB || E || C || A+ || A || B || || 初期状態のステータス。だが決戦時に彼女から受けるダメージを考えると、どう考えても筋力Eは説明がつかない。レリーフ内で初期値に戻ってマイナス補正を消した後、再びレベルドレインを行ったものと思われる。
+
| BB || E || C || A+ || A || B || EX || 初期状態のステータス。だが決戦時に彼女から受けるダメージを考えると、どう考えても筋力Eは説明がつかない。レリーフ内で初期値に戻ってマイナス補正を消した後、再びレベルドレインを行ったものと思われる。
 
|}
 
|}
  
407

回編集

案内メニュー