差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
230行目: 230行目:  
彼女の王道はひとにぎりの強者たちではなく、より多くの、力持たぬものたちを治めるためのものだった。
 
彼女の王道はひとにぎりの強者たちではなく、より多くの、力持たぬものたちを治めるためのものだった。
   −
アーサー王は異民族たちを撃退したものの、ブリテンの土地は滅びを回避できなかった。<br>
+
国よりも人を愛した彼女は、その為に人間性と、己の人生を封印した。
 +
―――しかし王の心は民には伝わらず、ある騎士はこう言い残して城を去った。
 +
 
 +
"''王には、人の心が分からない''"。
 +
 
 +
孤独の中アーサー王はブリテンを侵略する異民族たちを撃退したものの、ブリテンの土地は滅びを回避できなかった。<br>
 +
そして、伝説にも終焉を迎える時が来た。<br>
 
円卓の騎士のひとり・モードレッドの叛逆によって国は二つに割れ、騎士たちの城キャメロットはその光を失った。
 
円卓の騎士のひとり・モードレッドの叛逆によって国は二つに割れ、騎士たちの城キャメロットはその光を失った。
  
10,592

回編集

案内メニュー